JP5048834B2 - 通信システムにおいてセルオフセットを送信する方法および装置 - Google Patents

通信システムにおいてセルオフセットを送信する方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、一般に無線通信システム、装置、ソフトウェアおよび方法に関し、より詳しくは、通信ネットワークのセル個別オフセット関連情報を送信するメカニズムおよび技術に関する。
この数年間、音声、映像およびデータのサービスを提供する無線アクセス技術に対する関心が高まっている。セルラ通信で使用される種々の通信技術がある。移動通信用の最も広く行き渡った無線アクセス技術は、デジタルセルラである。3G(第3世代)システムへの関心の高まりが見られる。3Gシステムおよびその後のユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)規格によって導入されたさらに高帯域の無線通信によって、数百万のユーザからウェブサーフィンのようなアプリケーションへのアクセスが容易になった。
ネットワーク作成者によって新しいネットワークデザインが展開されているときでさえ、さらに大きなデータスループットをエンドユーザ装置に提供する将来のシステムが検討され開発されている。例えば、いわゆる3GPPのロング・ターム・エボリューション(LTE)標準化プロジェクトでは、これから数十年にわたる無線通信の技術的基礎を提供する意向である。
将来のユニバーサル移動通信サービス(UMTS)ネットワークの競争力を確保するために、新しい概念のUMTSロング・ターム・エボリューション(LTE)が研究されている。目標は、高データレート、低レイテンシでかつパケットに最適化した無線アクセス技術である。それ故、これらの目標に取り組むために、E−UTRA(エボルブドUMTS地上無線アクセス)およびE−UTRAN(エボルブドUMTS地上無線アクセスネットワーク)が開始された。
E−UTRANでは、ダウンリンクで直交周波数分割多元接続(OFDMA)が使用されている。OFDMは、送信するデータを幾つかのサブストリームに分割し、各サブストリームを個別のサブキャリアで変調する変調スキームである。従って、OFDMAベースのシステムでは、利用可能な帯域幅が、送信前に幾つかのリソースブロックまたはリソースユニットに再分割される。リソースブロックは、時間および周波数の両方で定められてもよい。UTRANにおける現在の想定によれば、リソースブロックのサイズは、周波数領域および時間領域でそれぞれ180KHzおよび0.5msである。アップリンクおよびダウンリンクの全送信帯域幅は、20MHzの大きさになり得る。
図1にE−UTRANシステムの全体のアーキテクチャが示されている。E−UTRANは、1つ以上のE−UTRANノードB(eNB)10を有し、ユーザ端末12向けにE−UTRANユーザプレーンおよび制御プレーンのプロトコル終端を提供する。eNB10同士は、X2インタフェース14によって相互接続されている。eNB10は、S1インタフェース16によっても接続されており、S1−MMEによってMME(モビリティ管理エンティティ)18に、およびS1−Uによってサービングゲートウェイ(S−GW)18に接続されている。
以下では、E−UTRANシステムおよびUTRANシステムに関連する種々の技術面および特徴について説明する。ダウンリンク隣接セル測定に関して、UTRANではユーザ端末が相当数の隣接セル測定を実行する。これらの測定は、ハンドオーバ、アイドルモードでのセル再選択等に使用されてもよい。このような測定の例には、基準シンボル受信電力(RSRP)およびE−UTRANキャリア受信信号強度(RSSI)がある。これらの測定(例えばRSRP)は、一般に既知の基準信号で実行される。しかし、キャリアRSSIは、キャリア周波数全体にわたって送信された全シンボルについて測定される。UTRANでは、類似の測定が、アイドルモードおよび接続モードのモビリティに関して使用される。UTRAN測定値の例には、CPICH(共通パイロットチャネル) RSCP、CPICH Ec/N0およびUTRAキャリアRSSIがあり、これついては、例えば非特許文献1に開示されており、その全内容を参照によって本願明細書に引用したものとする。
しかし、従来の通信ネットワークは、1つを超えるキャリア周波数をサポートすることができる。その場合、ユーザ端末は、両方の周波数について上述の測定、すなわちイントラ周波数測定およびインター周波数測定を実行する必要がある。イントラ周波数隣接セル測定およびインター周波数隣接セル測定は、次のように定義されてもよい。ユーザ端末が実行する隣接セル測定は、現在セルおよび目標セルが同じキャリア周波数で動作するとき、イントラ周波数測定である。ユーザ端末が実行する隣接セル測定は、隣接セルが現在セルと異なるキャリア周波数で動作するとき、インター周波数測定である。
ユーザ端末が実行する測定報告の構成について次に検討する。サービングセル(ユーザ端末に現在サービスを提供しているセル)は、ユーザ端末がモビリティのために隣接セル測定を実行し、サービングセルの基地局に測定レポートを報告するように、一般にユーザ端末を設定する。以下では、用語”基地局”を総称として使用する。周知のように、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)アーキテクチャでは、ノードBが基地局に相当してもよい。言い換えると、基地局は、ノードBの可能な実装である。しかし、ノードBは従来の基地局より役割が広い。ノードBは、一般に論理ノードを指す。WCDMAのノードBは、1つまたは複数のセルの送受信を扱う。LTEアーキテクチャに関しては、eノードBという単一ノードがある。従来、用語”基地局”は、WCDMAアーキテクチャのノードBまたはLTEアーキテクチャのeノードBより役割が狭いが、以下の実施形態では、ノードB、eノードBまたは他のアーキテクチャに固有の他のノードを定義するものとして用語”基地局”を使用する。従って、本開示で定義し使用する用語「基地局」は、ネットワークの従来の基地局ユニットに限定されない。
測定の実行には、非特許文献2に開示されている2つの方法があり、この文献の全内容を参照によって本願明細書に引用したものとする。第1の方法はユーザ端末がセルに対して実行するブラインド識別および測定に基づいており、第2の方法は隣接セルの受信リストに基づいている。第1の方法では、サービングセルがユーザ端末に指示し、身元確認と測定を行なわせ、必要な場合、P個のベスト隣接セルすなわちユーザ端末が検出するある種のパラメータを有する信号を出すセルの報告もさせる。この方法では、サービングセルからユーザ端末へ隣接セルのリストは提供されない。ユーザ端末はベスト隣接セルの身元確認と測定を行い、イベントおよび/または測定値をサービングセルに報告する。
第2の方法では、サービングセルがユーザ端末に隣接セル(R個)の明示的リストを提供し、ユーザ端末にそれらのRセルだけを測定するように指示する。このリストには、リストにあるR個のセルの中からP個のベスト隣接セルだけの報告指示を含んでもよい。サービングセルが提供するセルリストには、隣接セルのアイデンティティだけを含んでもよい。
WCDMAシステムでは、これらの方法の両方とも使用される。しかし、第2の方法の方が、達成要件が良いので、WCDMAシステムにより適している。E−UTRANシステムでは、第1の方法(すなわち、隣接セルリストなし)の方が、このシステムの要件によく適合していると見られている。しかし、ユーザ端末は、測定を行なうかまたはイベントを決定する各セルにセル個別オフセットを適用すべきであり、これについては後で検討する。セル個別オフセットは各セルに固有であり、サービングセルにイベントを報告するとき、またはセル再選択、ハンドオーバ等のようなモビリティ関連の決定を行うとき、ユーザ端末が適用する必要があるのはこのオフセット値である。次に、ユーザ端末によるイベントおよび測定値の報告について検討する。
RRC_CONNECTED(無線リソース制御)モードでは、ユーザ端末が、隣接セルから採取した測定値をサービングセルに、(i)周期的に、(ii)イベントのトリガにより、および/または(iii)周期的なイベントのトリガにより、報告する。最後のメカニズムによれば、イベントの出来事が起こった後に(例えば、隣接セルの品質がサービングセルの品質よりxdB良くなる)、ユーザ端末は測定値の周期的報告を開始する。また、RRC_CONNECTEDモードでは、ユーザ端末は、測定の実行に基づき相当数のイベントも報告する。例えば、隣接セルの特定の測定品質が閾値を上回るかまたは下回るときに、ユーザ端末はイベントを生成する。イベントの別の例は、隣接セルのある種の測定品質が別の隣接セルまたはサービングセルの同じ品質を上回るかまたは下回るときである。当業者は、UTRANまたはE−UTRANの他のイベントを理解するであろう。
必要な測定の実行または固有のイベントの決定のためには、第1の方法によれば、ユーザ端末は、隣接セル個別オフセットを取得するために、ブロードキャストチャネル(BCH)から測定する各隣接セルのシステム情報を読み取る必要がある。このように、ユーザ端末は、サービングセルに測定レポートまたは関係するイベントを送信する隣接セルのすべてのシステム情報を読み取る必要がある。この方法の欠点は、システム情報の読み取りの遅延であり、ブロードキャストチャネルの構造のせいでシステム情報がある周期性(例えば、40msまたは80msまたはさらに長い)をもって送信されるからである。別の欠点は、ユーザ端末の処理時間が増加することである。さらに、隣接セルのオフセットが0dB(すなわち、オフセットがない)の場合でさえ、ユーザ端末はシステム情報を読み取る必要がある。
第2の方法によれば、サービングセルは、ユーザ端末が測定値および/またはイベントを報告するとき、隣接セルオフセットを適用すべきか否かを、ユーザ端末に指示する。この指示は、すべての隣接セルに対して同じである。しかし、この方法の欠点は、サービングセルがユーザ端末にオフセットを適用しないように指示する場合にある。このとき、オフセットを必要とするセルがある場合でさえ、ユーザ端末はオフセットを適用しないことになる。この方法は、オフセットを有するセルの不適切なイベントのトリガを招く恐れがあり、容量損失も招く恐れがあり、その全内容を参照によって本願明細書に引用したものとする非特許文献3に示唆されている。
第3の方法は、セルオフセットを受信するために、ユーザ端末にシステム情報の読み取りを要求しない。従ってこの場合、ユーザ端末は、オフセットなしで測定値およびイベントをサービングセルに報告する。0dBオフセット(すなわち、オフセットなし)を達成するためには、すべてのセルが同じカバレッジを有するべきであり(例えば、共通チャネル電力設定)、アップリンクとダウンリンクの不均衡に起因する損失があるべきでない。しかし、カバレッジのシナリオのすべてにおいて、全セルが同じカバレッジおよび/またはアップリンクとダウンリンクの不均衡とはならないであろうから、この目標の達成は難しい。従って実際の場合は、カバレッジエリア内の少なくとも一部のセルで非ゼロオフセットがあることになり、ユーザ端末は望ましくないイベントをトリガする(オフセットが負か正かに応じて早いかまたは遅い)ことがあり、それは容量の損失を招く。
1つの実施形態によれば、あるセルのオフセットに関係するセル個別オフセット情報を、サービングセルに加えてそのセルとも通信するように構成されているユーザ端末に送信する方法がある。方法は、セル個別オフセット情報の生成工程と、セル個別オフセット情報の、ブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルへのマッピング工程と、マッピングしたセル個別オフセット情報の送信工程とを含む。
別の実施形態によれば、ユーザ端末でセル個別オフセット情報を適用するかどうかを決定する方法があり、このユーザ端末は、セルに関係する測定レポートおよび/またはイベントのために、サービングセルに加えて通信ネットワークでそのセルにも接続するように構成されている。方法は、ブロードキャストチャネルとは異なり、かつセル個別オフセット情報がマッピング済みの少なくとも1つのチャネルの受信工程と、その少なくとも1つのチャネルからのセル個別オフセット情報の抽出工程と、セル個別オフセット情報からセルにオフセットが存在するかどうかの判定工程とを含む。
別の実施形態によれば、セル個別オフセット情報をユーザ端末に送信するように構成されたセルの基地局があり、基地局およびユーザ端末は、通信ネットワークに接続され、ユーザ端末は、セル個別オフセット情報をセルに関係する測定レポートおよび/またはイベントに適用する。基地局は、セル個別オフセット情報を生成するように構成されたプロセッサで、かつセル個別オフセット情報をブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルにマッピングするように構成されたプロセッサと、プロセッサに接続されかつプロセッサから受け取ったマッピング済みセル個別オフセット情報を送信するように構成されたアンテナとを含む。
別の実施形態によれば、セルの基地局に通信ネットワークで接続されたユーザ端末があり、ユーザ端末は、セルに関係する測定レポートおよび/またはイベントにセル個別オフセット情報を適用するかどうかを決定するように構成されている。ユーザ端末は、ブロードキャストチャネルとは異なり、かつセル個別オフセット情報がマッピング済みの少なくとも1つのチャネルを受信するように構成されたアンテナと、アンテナに接続され、少なくとも1つのチャネルの受信からセル個別オフセット情報を抽出するように構成されたプロセッサで、かつセル個別オフセット情報からオフセットがセルに存在するかどうかを判定するようにさらに構成されたプロセッサとを含む。
また別の実施形態によれば、通信ネットワークのセルの基地局のプロセッサで実行されると、セルに関係する測定レポートおよび/またはイベントにセル個別オフセット情報を適用するユーザ端末に、セル個別オフセット情報を送信する命令を格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体がある。命令は、セル個別オフセット情報の生成工程と、セル個別オフセット情報の、ブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルへのマッピング工程と、マッピングしたセル個別オフセット情報の送信工程とを含む。
別の実施形態によれば、通信ネットワークでセルに接続されているユーザ端末のプロセッサで実行されると、セルに関係する測定レポートおよび/またはイベントにセル個別オフセット情報を適用するかどうかを決定する命令を格納するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体がある。命令は、ブロードキャストチャネルとは異なり、かつセル個別オフセット情報がマッピング済みの少なくとも1つのチャネルの受信工程と、その少なくとも1つのチャネルからのセル個別オフセット情報の抽出工程と、セル個別オフセット情報からセルにオフセットが存在するかどうかの判定工程とを含む。
本明細書に組み込まれその一部を構成する添付の図面は、1つ以上の実施形態を示し、記述とともにこれらの実施形態を説明する。
基地局およびユーザ端末を有するE−UTRAN通信システムの概念図である。 少なくとも2つのセルを有する通信システムの概念図である。 基地局またはユーザ端末の概念図である。 送信されたセル個別オフセット情報からのセルオフセットの決定を示すフローチャートである。 基地局におけるセル個別オフセット情報のマッピングを示すフローチャートである。 ユーザ端末におけるセル個別オフセット情報の抽出を示すフローチャートである。
以下の実施形態の説明においては、添付の図面を参照する。異なる図面の中にある同じ参照番号は、同一または類似の要素を特定する。以下の詳細説明は、本発明を限定しない。その代わりに、本発明の範囲は、添付の特許請求項によって規定される。下記の実施形態については、簡潔にするために、上記のUTRANシステムおよびE−UTRANシステムの用語および構成に関して検討する。しかし、次に検討する実施形態はこれらのシステムに限定されず、他の既存の通信システムにも適用し得る。
本明細書を通じて”1つの実施形態(one embodiment)”または”一実施形態(an embodiment)”の表現は、ある実施形態に関連して記述された特定の機能、構成または特徴が、本発明の少なくとも1つの実施形態に含まれていることを意味する。従って、本明細書を通じて種々の個所で”1つの実施形態において”または”一実施形態において”という言い回しが出てきても、すべてが必ずしも同じ実施形態に言及している訳ではない。また、特定の機能、構成または特徴は、1つ以上の実施形態において任意の適切なやり方で組み合わされてもよい。
一実施形態によれば、図2に示されるように、一般通信ネットワークNは、少なくとも2つのセル20および21と、少なくとも1つのユーザ端末12とを有する。ユーザ端末12は、セル20の中に物理的に存在するとき、セル20の基地局10から信号22を受信する。しかし、ユーザ端末12は、セル21の基地局10からの信号24も受信してもよい。言い換えると、この場合セル20がサービングセルであり、セル21はこの先サービングセルになる可能性がある。1つの実施形態では、各セルは固有のセル個別オフセットを有する。しかし、2つ以上のセルが共通のセルオフセットを有することは可能である。セル個別オフセット値は、一実施形態によれば、特定のセルの幾らかの配備および欠陥の様相を組み入れてもよい。より具体的には、セル個別オフセットは、塔設増幅器(TMA)に関係するケーブル損失に起因して引き起こされるアップリンクとダウンリンクの不均衡を表す。固有のセル個別オフセットに寄与することがある別の要因は、異なるセルの共通チャネル電力の設定が異なることである。
例えば、1つのシナリオでは、隣接セルのE−UTRAN基準シンボル(またはUTRANのCPICH電力)の送信電力レベルが同じでないことがある。その差は、より多くの電力をデータシンボルに与えるなどの種々の配備上の理由によることがある。基準シンボル電力は、直接セルカバレッジに影響を及ぼす。この理由は、隣接セル測定(例えばRSRP)が基準シンボルを基にしているからである。従って、異なる隣接セルの送信基準シンボル電力の不一致が、イベントの不適切な生成を招くことがある。ネットワークがこの不一致に気付いている場合、次に検討するように、ネットワークはセル個別オフセットを使用するように構成され、ひいては従来のネットワークに存在する上記の問題を解決し得る。従って、少なくともこれらの理由から、セルのオペレータは、ユーザ端末が基地局にイベントおよび測定値を報告するとき、ユーザ端末がこのオフセットを使用することを希望する。
セル個別オフセットは、ユーザ端末とセルとの間の同期プロセスを改善するためにネットワークを支援するようには計算/決定されない。同期プロセスに関しては、周波数オフセットが使用されるが、周波数オフセットは本願で検討するセル個別オフセットとは異なる。セル個別オフセットは、測定値およびイベントに適用され、セルが適切に同期され識別された後に実行される。
基地局10の構成が図3に示されている。これに関して、図3に示される構成はユーザ端末の構成でもよいことが知られている。基地局は、着信信号および発信信号の処理を実行するプロセッサ26を有してもよい。信号は、プロセッサ26に接続されているアンテナ28によって送信される。当業者は理解するであろうように、プロセッサ26は、種々のシンボルのマッピング、符号化、復号化、抽出等に特化した処理部(図示せず)を含んでもよい。基地局は、データを格納するメモリ30を必要に応じて有してもよい。プロセッサ26は、メモリデータからのデータの読み取りとメモリデータへのデータの格納とを行うように構成されてもよい。また、基地局は、送信信号を増幅するために、増幅器32(例えばTMA)および対応するケーブルを有してもよい。基地局の上記のコンポーネントは、電気回路、コンピュータ命令またはこれらの組み合わせで実装されてもよい。
セル個別オフセットは、負にも正にもなり得る。WCDMAシステムでは、セル個別オフセットは−10〜+10dBの間のどの値を取ってもよい。セルの実際の値は、その特定のセルの共通電力設定、アップリンク/ダウンリンク不均衡、アンテナ構成等に依存する。セル個別オフセットは同じでもよいし、またイントラ周波数とインター周波数の測定値に対して異なってもよい。一実施形態によれば、オフセットへの最大の寄与要因は、TMA32のケーブルによる損失のことがある。それ故、特定の基地局サイトでは、同じTMAおよびケーブルを使用するすべてのセルが、同じアップリンクとダウンリンクの不均衡を有することがある。従って、この特定の例では、同じオフセット値が、基地局のイントラ周波数測定値およびインター周波数測定値に使用されてもよい。しかし、実際の実施は、特定のネットワーク配備およびオペレータの選択に依存する。
ユーザ端末が行う測定は、次に検討するように、従来種々のやり方で実行されている。WCDMAシステムでは、測定方法は、隣接セルリストに基づいている、すなわち、サービングセルが関係するセル個別オフセット値の完全なリストをユーザ端末に送信する。セルオフセット値は、アイドルモードおよびRRC接続モードのユーザ端末に送信される。従って、ユーザ端末は、1つ以上の隣接セルに関係するイベントの報告時に、適切なオフセットを適用することができる。この方法は、隣接セルのオフセット値を決定するために、ユーザ端末にどの隣接セルのシステム情報の読み取りも要求しない。E−UTRANシステムでは、1つの方法は、ユーザ端末に測定とPベストセルの結果報告とを要求する。隣接セルの送信はかなりのリソースを消費するので、この方法は、ダウンリンクシグナリングのオーバヘッドを減少する。しかし、隣接セルリストベースの測定方法は、E−UTRANでは任意である。従って、従来のE−UTRANでの方法では、隣接セルリストがないので、サービングセルは隣接セルのセル個別オフセットを示すことができない。この問題に対処するために、従来のE−UTRANシステムでは、セルオフセット値を決定するために、ユーザ端末に隣接セルのシステム情報の読み取りを命じている。これらの状況の下で、ユーザ端末は、決定したオフセットを測定値またはイベントに適用してから、それらをサービングセルに送信する。しかし、従来のシステムの問題は、ユーザ端末がオフセットを決定するためにブロードキャストチャネルでシステム情報を読み取る必要があり、これが遅延を引き起こし、ユーザ端末の電力消費を増加し、ユーザ端末がより多くの情報の処理を必要とすることである。この結果として生じる遅延は、システム情報がブロードキャストチャネルによって送信されるが、前述のようにある周期性を持って送信されるということから生じている。
以下の実施形態によれば、従来の通信システムの上記の問題は、ブロードキャストチャネル以外のチャネル、例えば基準シンボルまたはパイロットシンボルを有するチャネルで、セル個別オフセット情報を送信することによって回避することができ、これについては次に検討する。
従来のシステムの上記の問題点に対する解決方法を提示する前に、システム情報を送信するために、実施形態の通信システムが使用する基準シンボルチャネルおよび他のチャネルの大要について、ここで簡潔に示す。UTRANまたはE−UTRANの基準シンボルチャネルは、よく規定されたシーケンスのパイロットシンボルまたは基準シンボルを有するチャネルまたはパターンと見なされる。例えばWCDMAでは、そのようなチャネルは、プライマリ同期チャネル(P−SCH)、セカンダリ同期チャネル(S−SCH)および共通パイロットチャネル(CPICH)のチャネルであり、参照によってその全内容を本願明細書に引用したものとする非特許文献4で検討されている。E−UTRANシステムでは、そのようなチャネルは、P−SCH、S−SCHおよび基準信号(RS)であり、参照によってその全内容を本願明細書に引用したものとする非特許文献5で検討されている。本開示で言及しかつLTEシステムに関係する全文献は、3GPP(650 Route des Lucioles, Sophia Antipolis Valbonne, France)のウェブサイトで入手可能である。
P−SCHチャネルおよびS−SCHチャネルは、シンボルタイミング、周波数、フレーム境界等の同期を達成するために、ユーザ端末が使用してもよい。CPICH(WCDMA)および基準信号(RS)などの他のチャネルは、セル識別のためおよび隣接セル測定実行のために使用されてもよい。
E−UTRANシステムでは、ブロードキャストチャネルは、セル送信帯域幅の中心で送信されてもよい。1つの実施形態によればブロードキャストチャネルの帯域幅は、1.125MHzである。ブロードキャストチャネルは、連続的に送信されなくてもよい。この実施形態では、プライマリ・ブロードキャスト・チャネル(P−BCH)があり、専用ブロードキャストチャネル(D−BCH)もある。プライマリ・ブロードキャスト・チャネルはデータの送信に必要な情報を有してもよく、それ故このチャネルは周期的に送信され、例えば一実施形態によれば40msまたは80msごとに送信される。他の時間の周期も可能である。専用ブロードキャストチャネルは周期的には送信されず、これのリソース割り当て情報はプライマリ・ブロードキャスト・チャネルで送信されてもよい。
WCDMAシステムでは、一実施形態によればブロードキャストチャネルはフレームごとに送信される。それ故、アイドルモードのユーザ端末が使用するセル個別オフセットは、ブロードキャストチャネルで送信される。RRC_CONECTEDモードのユーザ端末は、そのサービングセルから専用制御チャネル(DCCH)によってオフセット値を受信する。
ブロードキャストチャネルでのセル個別オフセット情報の送信に関係する遅延および(上記の)他の欠点を回避するために、一実施形態によれば、セル個別オフセット関連情報は、各隣接セルからユーザ端末へ基準シンボルまたはパイロットシンボルによって伝えられる、すなわち、この情報を隣接セル測定の復調に使用される同期シンボルおよび/または基準シンボルに符号化することによって伝えられる。別の実施形態では、セル個別オフセット情報は、ブロードキャストチャネルまたは基準シンボルチャネルとは異なるチャネルで送信される。セル個別オフセット情報は、基準シンボルで送信され、セルオフセットの存在もしくは不在を示す単一ビットの形態でもよいし、またセルの実際のオフセット値を有するより詳細な情報でもよい。別の実施形態によれば、セルの実際のオフセット値がユーザ端末に送信されるとき、ユーザ端末は、セル個別オフセットを取得するために隣接セルのシステム情報を読み取る必要がない。
1つの実施形態では、ユーザ端末は、セルのオフセットの存在または不在を示す1ビットだけを受信する。図4は、ステップ40でセル個別オフセット情報が受信されることを示す。ステップ42では、ユーザ端末がセル個別オフセット情報からビットオフセットを抽出する。ビットオフセットはセルのオフセットの存在または不在を示してもよいし、またオフセットの実際の値を有してもよい。ステップ44では、この判定が行われる。ビットオフセットがオフセットの実際の値を有する場合、ステップ46でオフセット値が測定値に加えられ、セルオフセット決定プロセスが終了する。しかし、ステップ44でビットオフセットがオフセットの実際の値を有さないと判定された場合、プロセスはステップ48に進み、何のビットを受信したか判定される。例えば、隣接セルにオフセットがないとき、ユーザ端末はビット”0”を受信してもよく、セルにオフセットがあるとき、ビット”1”を受信してもよい。取り出されたビットがステップ48で”0”と判定された場合、ユーザ端末は、隣接セルにオフセットは必要ないと結論を下し、測定データをサービングセルに報告するとき、ステップ50でオフセットを加えないと決定する。しかし、ステップ48でビットが”1”と判定された場合、ステップ52でユーザ端末は隣接セルのオフセットを決定する。ユーザ端末は、隣接セルからブロードキャストチャネルで送信されたシステム情報を分析することでオフセット値を決定してもよい。いったんオフセット値が決定されると、ステップ54でユーザ端末は、そのオフセット値を測定レポートに加え、そのレポートをサービングセルに報告する。従ってこの実施形態では、ユーザ端末は、オフセットがゼロの隣接セルのブロードキャストチャネルを探す必要がない。セル個別オフセット情報の符号化について次に検討する。
E−UTRANシステムでは、各セルのセル個別オフセットは、同じセルの基準シンボル信号またはパイロットシンボル信号を有する1つ以上のチャネルに符号化されてもよい。例えば、プライマリ同期チャネル(P−SCH)、セカンダリ同期チャネル(S−SCH)または基準シンボルが、セル個別オフセットを符号化するために使用されてもよい。P−SSCH/S−SCHチャネルは、1つの実施形態では、例えば周波数、シンボルタイミング、サブフレームタイミング、フレームタイミング等のような同期データを取得するために、および例えば隣接セルの身元(すなわち、隣接セル物理層アイデンティティ)を識別するためにも、ユーザ端末によって使用されてもよい。同様に、基準信号は、同期手順中に識別されたセルの隣接セル測定(例えば、RSRP)を実行するために、ユーザ端末が使用してもよい。
これらのチャネルまたは基準信号を、セル識別および隣接セル測定のために、ユーザ端末が読み取る。それ故、隣接セルのセル個別オフセット情報が1つ以上のこれら基準シンボルチャネルに符号化されているかまたは埋め込まれている場合、従来の通信システムとは対照的に隣接セルのシステム情報の読み取りなしに、ユーザ端末は対応するオフセットを取得し得る。上述のように、セル個別オフセットは、異なる目的に役立つ周波数オフセットまたは時間オフセットなどの通信システムで使用される他のオフセットと混同されるべきでない。従来の通信システムのシステム情報は、ブロードキャストチャネルにマッピングされることが知られている。従って、1つの実施形態のセル個別オフセット情報の基準信号を有するチャネルへの符号化は、セルオフセット取得の遅延を短縮する。別の実施形態では、ユーザ端末はシステム情報を読み取らないように構成されてもよく、これは、ユーザ端末の処理時間の短縮と、計算作業の減少とをさらにもたらす。従って、この実施形態のユーザ端末は、バッテリ電力の消費を節約し得る。
基準信号を有するチャネルでセル個別オフセット情報を伝達または符号化することが可能な異なるメカニズムがある。シグナリングは、1つの実施形態ではセルオフセットの暗示的表示に基づいてもよいし、またセルオフセットの明示的表示に基づいてもよい。これら2つの実施形態について次に検討する。
暗示的セルオフセット表示の実施形態では、ユーザ端末は、セル個別オフセットがゼロかそれとも非ゼロかを基準シンボル(P−SCHまたはS−SCHまたは基準信号またはこれらの組み合わせ)によって通知される。この情報は、1つ以上のビット情報の形態で符号化されてもよい、例えば、”0”はセルオフセットがゼロ(すなわち0dB)であることを示し、”1”はセルオフセットが非ゼロであることを示す、あるいはその逆でもよい。値”0”および”1”は例示であり、実施形態を限定する意図はない。1つの実施形態では、符号化ビットがゼロオフセット(オフセットなし)を示すとき、ユーザ端末は、ゼロオフセットを有するセルのシステム情報を読み取る必要がない。符号化ビットが非ゼロオフセット(すなわち、オフセットあり)を示す場合、その場合だけユーザ端末は、実際のオフセット値を取得するために非ゼロオフセットを有するセルのシステム情報を読み取る。この方法の1つの利点は、符号化ビットがゼロオフセットを示すとき、ユーザ端末は、すべてのセルのブロードキャストチャネルは読み取らなくてもよいことである。従来技術では、ユーザ端末は、特定のセルにセル個別オフセットが存在するか否かにかかわらず、すべてのセルのブロードキャストチャネルを読み取る。通常、セルのサブセットだけが非ゼロのセル個別オフセット有する。従って、従来の方法はユーザ端末に必要以上に探索を行うように要求し、これがイベントおよび測定レポートの報告の遅延をもたらしている。これは、順にネットワークのモビリティ(セル再選択およびハンドオーバ)性能を低下させる。
より具体的には、現実のシステムは、一般にゼロオフセットの一部のセルと、非ゼロオフセットの残りのセルを有する。従って、この実施形態によれば現実のシステムに関して、オフセットを取得するためにユーザ端末がすべてのセル(ゼロオフセットのセルを含む)のシステム情報を読み取らねばならない場合に比べて、ユーザ端末はセルのシステム情報を低い頻度で読み取る。その理由は、この実施形態のユーザ端末は、オフセット値がゼロのセルのシステム情報を読み取る必要がないからである。それとは反対に、従来の通信システムは、オフセット値がゼロか非ゼロかにかかわらずすべてのセルのシステム情報を読み取る。同じ情報はまた、セルにオフセット(非ゼロ値)があるときでさえ、ユーザ端末に特定のセルにセルオフセットを適用すべきか否かを示すために、サービングセルで使用されてもよい。この方法は、オーバヘッドが少なく、特定のセルがオフセットを有するか否かを知る迅速なやり方である。
明示的セルオフセット表示の実施形態では、ユーザ端末は、基準信号によってセルで使用される実際のセルオフセットを取得する。この方法は、セル個別オフセットを取得する目的では、ユーザ端末に隣接セルシステム情報を読み取るように要求しない。
次に、セルのオフセット情報に関係する情報のシグナリングについて検討する。セル個別オフセットが−10dB〜+10dBの間の値に関しては、最大5または6ビットが基準シンボル(P−SCH、S−SCHまたは基準信号チャネル)でユーザ端末に伝えられる必要があり得る。シグナリングは、幾つかのやり方で実行され得る。2つの方法について次に検討する。
一実施形態による基準シンボルチャネルの出現ごとのオフセット表示方法について検討する。完全なオフセット値またはオフセット値に関係する1つ以上のビットが、基準シンボルを有する1つ以上のチャネルに符号化される。言い換えると、オフセット値を表す全ビット(N個)またはセルオフセットの存在もしくは不在を示す単一ビットが、P−SCHまたはS−SCHまたは基準信号チャネルの同じチャネルで送信される。別の実施形態では、一部のビットはあるチャネルで送信されるのに対して、残りのビットは別のチャネルで送信される。この方法の1つの利点は、情報全体が1つ以上のチャネルにマッピングされるので、ユーザ端末がセル個別情報を素早く取得することである。取得時間は、無線状態に依存することがある。例として、良好な状態、例えばP−SCH/S−SCHの受信SINRが−3dBを超えるときに関しては、遅延はこれらのチャネルのたった1回の出現までかもしれない(例えば、P−SCH/S−SCHの場合5msまたは10ms)。しかし、この実施形態によれば、チャネル出現当たりより多くのオーバヘッド送信が含まれる。
別の実施形態による基準シンボルチャネルの連続出現によるオフセット表示方法について検討する。この方法では、オフセット値を有する全ビット(N個)またはセルオフセットの存在または不在を示すビットが、K(K=N/M)個の連続した基準信号チャネルまたはL番目ごとの基準信号チャネルによって周期的に送信される。L=1に関しては、すべての連続の基準信号チャネルで情報が送信される。値M(M<N)は、基準チャネル当たり送信されるビット数である。実施形態を限定する意図のない一例として、N=4(すなわち、16個のオフセット値)およびM=1に関して、セルオフセット値は、時間内で4個の連続する基準チャネルで送信される。言い換えると、各基準シンボルチャネルの送信中に1ビットが送信される。しかしまた、基準チャネル送信当たり1ビットを超えて(例えば2ビット)送信されてもよい。その場合、オフセットセル値は、対応する基準チャネルのK=2連続送信で送信されることになる。
上述の実施形態によれば、P−SCHまたは/およびS−SCHで送信されるセルオフセット値(例えば、N=4およびM=1)に関しては、ユーザ端末がセルオフセット情報を取得するために必要な最低限の時間はK=4連続のSCHチャネル送信の時間である。LTEシステムでは、この時間は、P−SCH/S−SCHが5msごとに1度現れるので20msに相当する。従って、基準チャネル当たり1ビットが送信されるので、この実施形態に基づいてオーバヘッドの削減が達成される。この方法の欠点は、前の方法に比べて、遅延がわずかに長いことである(すなわち、N/M倍)。しかし、この実施形態の遅延はわずかである。その理由は、ユーザ端末は、オフセット個別セルを取得するためにシステム情報を読み取る必要がないことと、同期もしくは隣接セル測定のためにユーザ端末が基準チャネルを数回復調することからである。
この実施形態では、Nビットの情報(またはオフセット値)が、基準信号チャネルのK×L出現ごとの後で、繰り返される。従って、ユーザ端末は、Nビットのパターンがいつ始まるか気付いている必要がある。1つの実施形態によれば、ユーザ端末は、スロットもしくはサブフレームもしくはフレームの境界、または他のよく規定された時間オフセット、またはユーザ端末が知っている信号の境界でパターンを始めるように構成されてもよい。ユーザ端末は、同期手順中にフレーム、サブフレームおよびスロットの境界を取得するので、Nビットとこれらの境界のいずれかと同期させた後に、セルオフセット情報を表すNビットの意味を正しく解釈することができる。
本願で検討する実施形態は、UTRANシステムまたはE−UTRANシステムだけでなく、ユーザ端末がセル個別オフセット情報の使用を必要とし、かつセル(例えばサービングセル)がユーザ端末に隣接セルリストを伝えないどの通信システムにも適用できる。
図5は、あるセルのオフセットに関係するセル個別オフセット情報を、サービングセルに加えてそのセルと通信するように構成されているユーザ端末に送信する方法を実施するときたどるステップを示す。方法は、ステップ50の、セル個別オフセット情報の生成工程と、ステップ52の、セル個別オフセット情報のブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルへのマッピング工程と、ステップ54の、マッピングしたセル個別オフセット情報の送信工程とを有する。
図6は、サービングセルに加えて通信ネットワークでセルに接続するように構成されているユーザ端末で、セル個別オフセット情報をセルに関係する測定レポートおよび/またはイベントに適用すべきかどうかを決定する方法を示す。方法は、ステップ60の、ブロードキャストチャネルとは異なり、かつセル個別オフセット情報がマッピング済みの少なくとも1つのチャネルの受信工程と、ステップ62の、その少なくとも1つのチャネルからのセル個別オフセット情報の抽出工程と、ステップ64の、セル個別オフセット情報からセルにオフセットが存在するかどうかの判定工程とを有する。
1つの実施形態では、基準信号にマッピング済みのセル個別オフセット情報は、イントラ周波数測定、インター周波数測定およびイベントに関して同じでもよい。異なる実施形態では、イントラ周波数測定とインター周波数測定に対してオフセットが異なる。
開示の実施形態は、通信ネットワークのセルの基地局から、セル個別オフセット情報をセルに関係する測定レポートおよび/またはイベントに適用するユーザ端末へ、そのセル個別オフセット情報を送信するためのユーザ端末、システム、方法およびコンピュータプログラム製品を提供する。この説明が本発明を限定する意図がないことは理解されるべきである。それどころか、実施形態は、添付の特許請求項で規定される本発明の精神および範囲に包含される代替形態、修正形態および等価物を網羅する意図である。また、実施形態の詳細説明では、本発明に係る完全な理解を提供するために多くの具体的な詳細を記載している。しかし、種々の実施形態がそのような具体的な詳細なしに実践し得ることを当業者は理解するであろう。
同様に当業者が認識するであろうことは、実施形態は、無線通信装置で、通信ネットワークで、方法として、またはコンピュータプログラム製品で具体化されてもよいことである。それに応じて、実施形態は、完全にハードウェアの実施形態またはハードウェア面とソフトウェア面との組み合わせの実施形態の形式を取ってもよい。さらに、実施形態は、媒体の中に具体化されたコンピュータで読み取り可能な命令を有するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納されたコンピュータプログラム製品の形式を取ってもよい。ハードディスク、CD−ROM、DVD(デジタル多用途ディスク)、光記憶装置、またはフロッピーディスクもしくは磁気テープのような磁気記憶装置を含む任意の適切なコンピュータで読み取り可能な記憶媒体が利用されてもよい。コンピュータで読み取り可能な記憶媒体の限定しない他の例には、フラッシュタイプのメモリまたは他の周知のメモリを含む。
本実施形態は、ユーザ端末、基地局で実施されてもよく、ユーザ端末と基地局の両方を備える無線通信ネットワークまたは無線通信システムで一般に実施されてもよい。実施形態はまた、特定用途向け集積回路(ASIC)またはデジタル信号プロセッサで実施されてもよい。適切なプロセッサには、例として、汎用プロセッサ、特殊用途プロセッサ、従来のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協力する1つ以上のマイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)回路、他のタイプの集積回路(IC)および/または状態マシンを含む。ユーザ端末、基地局または任意のホストコンピュータで使用する無線周波数トランシーバを実施するために、ソフトウェアと協力するプロセッサが使用されてもよい。ユーザ端末は、ハードウェアおよび/またはソフトウェアで実装されたカメラ、ビデオカメラモジュール、ビデオフォン、スピーカホン、振動装置、スピーカ、マイクロホン、テレビトランシーバ、ハンドフリーヘッドセット、キーボード、Bluetooth(登録商標)モジュール、周波数変調(FM)無線ユニット、液晶ディスプレイ(LCD)表示ユニット、有機発光ダイオード(OLED)表示ユニット、デジタル音楽プレーヤ、メディアプレーヤ、テレビゲームプレーヤモジュール、インターネットブラウザおよび/またはあらゆる無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)モジュールなどのモジュールとともに使用されてもよい。
本実施形態の機能および要素について特定の組み合わせで説明しているが、各機能または各要素は、実施形態の他の機能および要素なしに単独で使用されてもよいし、また本明細書に開示の他の機能および要素との種々の組み合わせでまたは組み合わせなしに使用されてもよい。本願で提供された方法またはフロー図は、汎用コンピュータまたはプロセッサでの実行のために、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体の中に有形に具体化されたコンピュータプログラム、ソフトウェアまたはファームウェアで実施されてもよい。

Claims (13)

  1. セル(21)のオフセットに関連付けられたセル個別オフセット情報を、サービングセル(20)に加えて前記セル(21)とも通信するように構成されているユーザ端末(12)に送信する方法であって、
    前記セル個別オフセット情報を生成するステップと、
    前記セル個別オフセット情報をブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルにマッピングするステップと、
    前記マッピングされたセル個別オフセット情報を送信するステップと、
    を含み、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とする方法。
  2. 生成する前記ステップは、前記ユーザ端末と前記セルとのセル同期と独立な、または、前記セルと前記ユーザ端末との間の同期プロセスで使用されるセル周波数オフセットと独立な、前記セル個別オフセット情報を生成するステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. サービングセル(20)に加えて通信ネットワーク(N)内のセル(21)とも接続するように構成されているユーザ端末(12)において、前記セル(21)に関連付けられた測定レポートおよび/またはイベントに対してセル個別オフセット情報を適用するか否かを決定する方法であって、
    前記セル個別オフセット情報がマッピングされ、ブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルを受信するステップと、
    前記少なくとも1つのチャネルから前記セル個別オフセット情報を抽出するステップと、
    前記セル(21)にオフセットが存在するか否かを前記セル個別オフセット情報から決定するステップと、
    を含み、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とする方法。
  4. 前記少なくとも1つのチャネルは、基準シンボルチャネル、プライマリ同期チャネル、セカンダリ同期チャネル、およびこれらのチャネルの組み合わせ、の1つであることを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 前記セルオフセット表示ビットが前記第1情報ビットであることが検出された場合、前記セルのイベントまたは測定を前記サービングセルに報告するとき前記セルのセル個別オフセット値を探索せずかつ適用しないよう決定するステップを更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記セルオフセット表示ビットが前記第2情報ビットであることが検出された場合、前記セルのイベントまたは測定を前記サービングセルに報告するときセル個別オフセット値を適用するよう決定するステップを更に含み、前記セル個別オフセット値は、前記セルのブロードキャストチャネルのシステム情報から取得されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  7. 前記セル個別オフセット情報は、前記セルのセル個別オフセット値を含むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  8. 前記セルの前記セル個別オフセット値は、前記セルの実際のオフセットの表示であることを特徴とする請求項に記載の方法。
  9. 前記セルのイベントまたは測定を前記サービングセルに報告するとき前記セル個別オフセット値を適用するステップを更に含むことを特徴とする請求項に記載の方法。
  10. セル個別オフセット情報をユーザ端末(12)に送信するように構成されたセル(21)内の基地局(10)であって、前記基地局(10)と前記ユーザ端末(12)とは通信ネットワーク(N)に接続され、前記ユーザ端末(12)は前記セル(21)に関連付けられた測定レポートおよび/またはイベントに対して前記セル個別オフセット情報を適用し、前記基地局は、
    前記セル個別オフセット情報を生成するように構成されたプロセッサ(26)であって、前記セル個別オフセット情報をブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルにマッピングするように構成されている、プロセッサ(26)と、
    前記プロセッサ(26)に接続され、該プロセッサ(26)から受信した前記マッピングされたセル個別オフセット情報を送信するように構成されたアンテナと、
    を含み、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とする基地局。
  11. 通信ネットワーク(N)においてセル(21)内の基地局(10)に接続されたユーザ端末(12)であって、該ユーザ端末(12)は前記セル(21)に関連付けられた測定レポートおよび/またはイベントに対してセル個別オフセット情報を適用するか否かを決定するように構成されており、前記ユーザ端末(12)は、
    前記セル個別オフセット情報がマッピングされ、ブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルを受信するように構成されたアンテナ(28)と、
    前記アンテナ(28)に接続され、受信した前記少なくとも1つのチャネルから前記セル個別オフセット情報を抽出するように構成されたプロセッサ(26)と、
    を含み、
    前記プロセッサ(26)は、前記セル(21)にオフセットが存在するか否かを前記セル個別オフセット情報から決定するよう更に構成されており、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とするユーザ端末。
  12. セル個別オフセット情報をユーザ端末(12)に送信するように構成されたセル(21)内の基地局(10)であって、前記基地局(10)と前記ユーザ端末(12)とは通信ネットワーク(N)に接続され、前記ユーザ端末(12)は前記セル(21)に関連付けられた測定レポートおよび/またはイベントに対して前記セル個別オフセット情報を適用し、前記基地局は、
    前記セル個別オフセット情報を生成する手段(26)と、
    前記セル個別オフセット情報をブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルにマッピングする手段(26)と、
    前記マッピングされたセル個別オフセット情報を送信する手段(28)と、
    を含み、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とする基地局。
  13. 通信ネットワーク(N)においてセル(21)内の基地局(10)に接続されたユーザ端末(12)であって、該ユーザ端末(12)は前記セル(21)に関連付けられた測定レポートおよび/またはイベントに対してセル個別オフセット情報を適用するか否かを決定するように構成されており、前記ユーザ端末(12)は、
    前記セル個別オフセット情報がマッピングされ、ブロードキャストチャネルとは異なる少なくとも1つのチャネルを受信する手段(28)と、
    受信した前記少なくとも1つのチャネルから前記セル個別オフセット情報を抽出する手段(26)と、
    前記セル(21)にオフセットが存在するか否かを前記セル個別オフセット情報から決定する手段(26)と、
    を含み、
    前記セル個別オフセット情報は、前記セルにオフセットが存在するか否かの表示であるセルオフセット表示ビットを含み、該セルオフセット表示ビットは、第1情報ビットおよび第2情報ビットの何れかである単一ビットである
    ことを特徴とするユーザ端末。
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