JP5048296B2 - 火災受信機 - Google Patents

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本発明は、火災受信機に関する。
火災感知器を接続するCラインまたはLラインの地絡を検出する地絡検出回路を設けた火災受信機が知られている。
地絡検出回路は、一般的に、アースに接続された金属製の筐体に、リード線を介して接続されており、アース側に電流が流れたか否かを検知し、電流が流れた場合に、地絡が生じたものとして、これを報知する。
火災受信機は、法的に規定された電源ライン(例えば、CラインまたはLライン)と筐体との間の絶縁抵抗試験を年1回行う必要がある。しかし、所定の電圧での絶縁抵抗試験を行う際に、地絡検出回路がアースに接続されたままの状態となっていると、火災受信機の回路に高電圧がかかる可能性があり、回路の破壊を招く恐れがある。
そのため、特許文献1記載の火災受信機は、地絡検出装置とアースとの間にリレー接点を設け、火災受信機に電源が供給された際には、地絡検出回路とアースが接続されて地絡の検出が可能となり、また、絶縁抵抗試験を行うために電源を切ったときには、地絡検出回路とアースとを切り離して、火災受信機の回路の破壊を招くことなく、良好に絶縁抵抗試験を行えるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開平9−259374号公報。
しかし、上記火災受信機は、年1回の絶縁抵抗試験時以外は常に地絡検出回路がアースに接続されている。この状態で、雷などの外来ノイズが発生すると、アースから回り込んで火災受信機の回路に高電流が流れて故障する恐れがあった。
つまり、従来は、常に地絡検出回路がアースに接続されているので、雷などの外来ノイズ発生時における火災受信機の回路の故障の発生という問題があった。
本発明は、地絡検出時という必要最低限の時間のみ、地絡検出回路をアースに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにして、雷などの外来ノイズ発生時における火災受信機の回路の故障の可能性を低減することができる火災受信機を提供することを目的とするものである。
本発明は、火災感知器を接続するCラインまたはLnラインの地絡を検出する地絡検出回路と、地絡検出回路とアースとの間に設けられ、地絡検出回路とアースとの接続を常時は切り離し、所定周期毎に接続するように制御されるアース切換手段とを備え、所定周期毎に地絡検出回路に地絡検出を行わせる火災受信機であって、アース切換手段は、火災感知器の発報による火災の復旧処理時に、地絡検出回路とアースとを接続するように制御されて、火災によりCライン又はLnラインの被服が焼損して地絡が発生する可能性が高い復旧処理時にも、地絡検出回路に地絡検出を行わせることを特徴とする。
また、アース切換手段は、試験スイッチ操作時にも、地絡検出回路とアースとを接続するように制御されて、試験スイッチ操作時に地絡検出回路に地絡検出を行わせることを特徴とする。
本発明は、火災感知器を接続するCラインまたはLnラインの地絡を検出する地絡検出回路を備えた火災受信機において、前記地絡検出回路とアースとの間に設けられ、前記地絡検出回路と前記アースとの接続を常時は切り離し、所定周期毎に接続するように制御されるアース切換手段を備えて、前記所定周期毎に前記地絡検出回路に地絡検出を行わせる。これによって、所定周期毎に地絡検出回路をアースに接続するので、定期的に地絡検出を行える。さらに、この地絡検出時という必要最低限の時間のみ、地絡検出回路をアースに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにしたので、地絡検出時以外のほとんどの時間は、地絡検出回路とアースとが切り離されており、雷などの外来ノイズが生じても、火災受信機の回路の故障が生じず、結果として、地絡を検出できつつも、回路の故障の発生の可能性を低減することができる。
また、前記アース切換手段は、復旧処理時に前記地絡検出回路と前記アースとを接続するように制御されて、前記復旧処理時に前記地絡検出回路に地絡検出を行わせる。つまり、復旧処理時は、火災によりCライン又はLラインの被覆が焼損して地絡が発生する可能性が高いので、地絡検出回路をアースに接続して地絡検出を行う。このように、地絡が発生する可能性の高い復旧処理時を含めた必要最低限の時間のみ、地絡検出を行うために地絡検出回路をアースに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにしたので、地絡検出時以外のほとんどの時間は、地絡検出回路とアースとが切り離されており、雷などの外来ノイズが生じても、火災受信機の回路の故障が生じず、結果として、効率的に地絡検出を行いつつも、回路の故障の発生の可能性を低減することができる。
また、前記アース切換手段は、電源投入時又は試験スイッチ操作時に、前記地絡検出回路と前記アースとを接続するように制御されて、前記電源投入時又は試験スイッチ操作時に前記地絡検出回路に地絡検出を行わせる。そのため、電源投入又は試験スイッチの操作によって、任意のタイミングでも、地絡検出を行うことができる。
図1は、本発明の一実施例である火災報知設備FA1を示す回路図である。
火災報知設備FA1は、P型火災受信機REと、Cラインと、Lnラインと、CラインとLnラインとの間に接続されている火災感知器SE1、SE2、……とを有する。
火災受信機REは、制御部CONTと、火災感知器SEの発報を検出する火災検出回路100と、7セグメント表示部を具備する表示部DPと、ブザーBzと、手動試験スイッチ602と復旧スイッチ603とを具備する操作部600とを有する。
制御部CONTは、地絡検出回路200と、タイマ301を具備するCPU300(制御手段の一例)と、RAM400と、音響回路500とを有する。フレームグランドFG(火災受信機REのキャビネット)は、建物の鉄骨等(アースE)に接続される。なお、地絡検出回路200と火災検出回路100とその他の回路には、図示しない共通の電源回路から電源を供給されている。したがって、双方の回路200、100のグランドGNDの電位は同レベルである。また、各回路から見るとアースEの電位は浮いた形となっている。
図2は、上記実施例に設けられている火災感知器ラインの地絡検出回路200、及び地絡検出回路200とフレームグランドFGとの接続切換機構を示す回路図である。
まず、地絡検出回路200とフレームグランドFGとの接続切換機構を説明する。上記接続切換機構は、CPU300と、CPU300に接続されたリレーRE1と、地絡検出回路200の地絡検出端子T1とフレームグランドFG(アースE)との間に設けられたノーマルオープンのリレーRE1の接点re1(アース切換手段の一例)とを有する。
CPU300は、リレーRE1を常時はオフして、接点re1をオープン状態に維持して、地絡検出回路200とフレームグランドFGを常時は切り離し、また、後述する地絡検出時のみリレーRE1をオンして、接点re1をクローズして、地絡検出回路200とフレームグランドFGを接続して、地絡検出回路200に地絡検出を行わせる。
つぎに、地絡検出回路200について説明する。火災感知器ラインの地絡検出回路200は、接点re1を介してフレームグランドFGに接続される地絡検出端子T1と、過大電圧吸収用ツェナーダイオードZ1、Z2と、ノイズ吸収用コンデンサC1、C2と、基準電圧発生回路10と、Cライン用コンパレータ20と、Lライン用コンパレータ30と、幅の狭いノイズ吸収用コンデンサとC3、C4と、プルアップ抵抗R9、R10とを有する。
基準電圧発生回路10は、電圧分割抵抗R6、R7、R8によって構成され、電源電圧を分割し、Cライン判別用の基準電圧Vrefcと、Lライン判別用の基準電圧Vreflとを発生する。Cライン判別用の基準電圧Vrefcは、抵抗R6と抵抗R7との接続点に発生し、Lライン判別用の基準電圧Vreflは、抵抗R7と抵抗R8との接続点に発生する。
なお、「地絡」は、CラインまたはLラインとフレームグランドFG(キャビネット)との間の抵抗値が、所定の抵抗値(例えば、数十k)以下になることである。つまり、Cライン、Lライン、火災感知器SE等の被覆が破れると、火災受信機REのキャビネットに直接接触したり、布設現場の鉄骨の結露水等に接触し、地絡が生じる。
地絡検出回路200の地絡検出のタイミングとしては以下の通りであり、CPU300によって制御される。
(1)所定周期毎
例えば、1週間毎。この実施例では、火災受信機REの電源投入を始点として、1週間経過したことをタイマ301で検出したときに地絡検出を行う。また、始点となる電源投入時にも地絡検出を行う。なお、地絡は、火災感知器SE等の被覆の破れなどが、徐々に劣化して生じるので、所定周期として1週間程度毎に定期的に地絡検出を行うことで実用上問題ない。
ここで、地絡検出回路200をアースEに接続した場合では、雷などの外来ノイズが発生すると、アースEから地絡検出回路200を経由して回り込んで火災受信機REの回路に高電流が流れて故障する恐れがあった。しかし、上記のように、所定周期毎に地絡検出を行い、この地絡検出時という必要最低限の時間のみ、地絡検出回路200をアースEに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにしているので、地絡検出時以外のほとんどの時間は、地絡検出回路200とアースEとが切り離されており、雷などの外来ノイズが生じても、火災受信機REの回路の故障が生じず、結果として、地絡検出を行いながらも、故障の発生の可能性を低減することができる。また、火災受信機REの電源再投入操作によって、任意のタイミングで地絡検出を行うことができる。
(2)復旧スイッチ603の操作時
火災感知器SEの発報による火災の復旧処理時に、作業員によって、復旧スイッチ603がオンされたときに地絡検出を行う。この復旧処理時は、火災によりCライン又はLラインの被覆が焼損して地絡が発生している可能性が高いので、地絡検出を行う。このように、地絡が発生する可能性の高い復旧処理時を含めた必要最低限の時間のみ、地絡検出を行うために地絡検出回路200をアースEに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにしたので、地絡検出時以外のほとんどの時間は、地絡検出回路200とアースEとが切り離されており、雷などの外来ノイズが生じても、火災受信機REの回路の故障が生じず、結果として、効率的に地絡検出を行いつつも、回路の故障の発生の可能性を低減することができる。
なお、復旧処理とは、火災感知器SEへの電源再投入をすることによって、火災感知器SEの初期化(例えば、火災保持状態のクリアなど)を行い、また、その間で受信機内部の火災状態ステータスをクリアするものである。
(3)手動スイッチ602の操作時
作業員によって、手動試験スイッチ602がオンされたときに地絡検出を行う。これにより、任意のタイミングで地絡検出を行うことができる。
なお、年1回、絶縁抵抗試験を行う際には、火災受信機REの電源をオフする。これによって、上記(1)〜(3)の地絡検出を行うタイミングであっても、接点re1がノーマルのオープン状態となり、地絡検出回路200とフレームグランドFGが切り離されるので、良好に絶縁抵抗試験を行える。
次に、上記実施例の動作について説明する。
Cラインが地絡すると、Cラインに印加されている電圧が、Cライン→フレームグランドFG→クローズ状態の接点re1→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ20の(−)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドGNDに対してCライン判別用基準電圧Vrefcよりも高くなるので、Cライン用コンパレータ20の出力信号EE+が低下し(ONし)、CPU300が、Cライン用コンパレータ20の出力信号ONを読み取り、Cライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE11を表示し、故障音響を鳴動する。
一方、Lラインが地絡すると、Lラインの電圧は、Lライン→フレームグランドFG→クローズ状態の接点re1→地絡検出端子T1→抵抗R1→抵抗R4→抵抗R5→コンパレータ30の(+)端子を介して分割され、この分割された電圧が印加され、この印加された電圧が、グランドGNDに対してLライン判別用基準電圧Vreflよりも低くなるので、Lライン用コンパレータ30の出力信号EE−が低下し(ONし)、CPU300が、Lライン用コンパレータ30の出力信号ONを読み取り、Lライン地絡を検出する。これによって、表示部DPに設けられている7セグメント表示装置に、エラーコードE12を表示し、故障音響を鳴動する。
つまり、電源(+1)が通常24Vに設定され、グランドGNDが0Vに設定され、互いに同じインピーダンスである抵抗R2、R3の接続点が12Vであり、この12Vが、地絡検出電圧として、コンパレータ20の(−)端子に供給され、コンパレータ30の(+)端子に供給されている。
一方、基準電圧発生回路10が、Cライン判別用基準電圧Vrefc(16V)と、Lライン判別用基準電圧Vrefl(8V)とを発生し、これらの基準電圧が、それぞれ、コンパレータ20の(+)端子、コンパレータ30の(−)端子に供給されている。つまり、抵抗R2、R3の接続点の電圧(地絡が生じていない通常は12V)が、16Vよりも高くなったこと(Cライン側に地絡したことによって、Cラインの電圧、たとえば約24Vが印加され、抵抗R1、R2、R3による電圧分割比が変わり、抵抗R2、R3の接続点の電圧が上昇する)を、コンパレータ20が判別し、8Vよりも低くなったこと(Lライン側に地絡したことによって、Lラインの電圧、たとえば2Vが印加され、抵抗R2、R3の接続点の電圧が下がったこと)を、コンパレータ30が判別する。
図3は、上記実施例のCPU300の動作を示すフローチャートである。
CPU300は、火災受信機RE1に電源投入されると(S100)、まず、RAM400などの初期化を行い(S110)、つぎに、地絡検出を行い(S120)、そして、タイマ301をクリアしてからスタートさせる(S130)。
つぎに、タイマ301が所定時間(例えば、1週間)を経過したか否かを判断し(S140)、所定時間を経過していれば(S140のY)、地絡検出を行い(S150)、タイマ301をクリアしてから再スタートさせ(S160)、手動試験スイッチ602がオンされたか否かを判断する(S170)。また、タイマ301が所定時間を経過してなければ(S140のN)、手動試験スイッチ602がオンされたか否かを判断する(S170)。
手動試験スイッチ602がオンされていれば(S170のY)、地絡検出を行い(S180)、つぎに、復旧スイッチ603がオンされたか否かを判断する(S190)。また、手動試験スイッチ602がオンされていなければ(S170のN)、復旧スイッチ603がオンされたか否かを判断する(S190)。
復旧スイッチ603がオンされていれば(S190のY)、火災受信機RE1の復旧処理を行う(S200)。つまり、火災感知器SEへの電源再投入を行い、また、受信機内部の火災状態ステータスをクリアする。その後、地絡検出を行い(S210)、つぎに、その他処理、例えば、火災監視などの通常監視処理を行い(S220)、引き続き、ステップS140以降のフローを繰り返す。また、復旧スイッチ603がオンされていなければ(S190のN)、その他処理を行う(S220)。
図4は、図3のフローの地絡検出(S120、S150、S180、S210)の動作を示すフローチャートである。
まず、CPU300は、リレーRE1をオンする。これにより、ノーマルオープンの接点re1がクローズされ、地絡検出回路200の地絡検出端子T1とフレームグランドFGとが接続される(S1)。
この状態で、まず、Cラインの地絡検出を行う(S10)。地絡検出回路200が、Cラインの地絡を検出すると(S10のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているCライン地絡フラグをONし(S11)、上記7セグメント表示装置に、エラーコードE11を表示し(S12)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S13)。
Cライン地絡を検出しない場合(S10のN)、Cライン地絡フラグがONであれば(S20)、Cライン地絡フラグをOFFし(S21)、エラーコードE11を消去し(S22)、故障音響を停止し(S23)、つぎに、Lラインの地絡検出を行う(S30)。また、Cライン地絡フラグがOFFであれば(S20)、Lラインの地絡検出を行う(S30)。
地絡検出回路200が、Lラインの地絡を検出すると(S30のY)、火災受信機RE内のRAM400に格納されているLライン地絡フラグをONし(S31)、7セグメント表示装置に、エラーコードE12を表示し(S32)、ブザーBzが故障音響を鳴動する(S33)。
Lライン地絡を検出しない場合(S30のN)、Lライン地絡フラグがONであれば(S40)、Lライン地絡フラグをOFFし(S41)、エラーコードE12を消去し(S42)、故障音響を停止し(S43)、最後に、リレーRE1をオフして、地絡検出動作を終了する。これにより、接点re1がオープンされ、地絡検出回路200の地絡検出端子T1とフレームグランドFGとが切り離される(S50)。同様に、Lライン地絡フラグがOFFである場合(S40)、また、Cライン、Lラインの地絡を検出して、ブザーBzが故障音響を鳴動した(S13、S33)後も、リレーRE1をオフして、地絡検出動作を終了する(S50)。
上記実施例によれば、所定周期毎に地絡検出回路200をアースE(フレームグランドFG)に接続するので、定期的に地絡検出を行える。さらに、所定周期毎の地絡検出時という必要最低限の時間のみ、地絡検出回路200をアースEに接続し、また、それ以外の時間は切り離すようにしたので、地絡検出時以外のほとんどの時間は、地絡検出回路200とアースEとが切り離されており、雷などの外来ノイズが生じても、火災受信機REの回路の故障が生じず、結果として、地絡を検出できつつも、回路の故障の発生の可能性を低減することができる。
上記実施例において、図2の電源(+1、DC5V)の地絡検出回路200への入力側にノーマルオープンのリレー接点を設けて、地絡検出回路200が地絡検出を行う際のみに、CPU300がリレー接点をクローズして、地絡検出回路200に電源を投入するようにして、消費電流を低減するようにしてもよい。
上記実施例において、地絡検出回路200とフレームグランドFGとの間にリレーRE1の接点re1を設けるようにしたが、接点re1に代えて手動切替スイッチ、ジャンパスイッチを設け、地絡検出回路200とフレームグランドFGとの間を常時は切り離し、また、所定周期毎、手動試験スイッチ602の操作時、復旧処理時、火災受信機REの電源投入時に、地絡検出回路200とフレームグランドFGとの間を接続するように、作業員の手動操作によって、地絡検出を行う必要最小限の時間のみ、地絡検出回路をアースE(フレームグランドFG)に接続するようにしてもよい。
なお、R型火災受信機では、伝送用電源、内部回路用電源等、電源を複数、必要とするので、地絡検出回路を設けるとすれば、その地絡検出回路を、上記電源数だけ必要である。ところが、P型火災受信機は、電源が1つであるので、地絡検出回路を設置する場合、地絡検出回路を1つ設置すれば足りる。
本発明の一実施例である火災報知設備FA1を示す回路図である。 上記実施例に設けられている地絡検出回路200、及び地絡検出回路200とフレームグランドFGとの接続切換機構を示す回路図である。 上記実施例のCPUの動作を示すフローチャートである。 図3の地絡検出の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
RE…P型火災受信機、SE…火災感知器、100…火災検出回路、200…地絡検出回路、10…基準電圧発生回路、20…Cライン用コンパレータ、Vrefc…Cライン判別用基準電圧、30…Lライン用コンパレータ、Vrefl…Lライン判別用基準電圧、RE1…リレー、re1…接点、FG…フレームグランド、300…CPU、301…タイマ、400…RAM、500…音響回路、600…操作部、602…手動試験スイッチ、603…復旧スイッチ、DP…表示部、Bz…ブザー、T1…地絡検出端子。

Claims (2)

  1. 火災感知器を接続するCラインまたはLnラインの地絡を検出する地絡検出回路と、前記地絡検出回路とアースとの間に設けられ、前記地絡検出回路と前記アースとの接続を常時は切り離し、所定周期毎に接続するように制御されるアース切換手段とを備え、前記所定周期毎に前記地絡検出回路に地絡検出を行わせる火災受信機であって、
    前記アース切換手段は、火災感知器の発報による火災の復旧処理時に、前記地絡検出回路と前記アースとを接続するように制御されて、火災により前記Cライン又はLnラインの被服が焼損して地絡が発生する可能性が高い前記復旧処理時にも、前記地絡検出回路に地絡検出を行わせることを特徴とする火災受信機。
  2. 前記アース切換手段は、試験スイッチ操作時にも、前記地絡検出回路と前記アースとを接続するように制御されて、前記試験スイッチ操作時に前記地絡検出回路に地絡検出を行わせることを特徴とする請求項1記載の火災受信機。
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