JP5046745B2 - 自動車用計器 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載される自動車用計器に関する。
この種の従来の自動車用計器100は、図3及び図4に示すように、ケース101と、ケース101に表面側より装着された文字板102と、ケース101に表面側より装着され、文字板102の表面側に配置された見返し103及び装飾リング104と、表面側よりケース101に装着され、文字板102、見返し103、装飾リング104等を被う表ガラス105と、ケース101に裏面側より装着され、文字板102に平行に配置された配線板106と、この配線板106の裏面側に組付けされたスピードメータ、タコメータ等の各種の指針駆動部110と、ケース101に裏面側より装着され、配線板106の裏面側を被う裏カバー107とを備えている。
各指針駆動部110は、文字板102を貫通する指針軸111を有し、この指針軸111の先端に指針112がそれぞれ固定されている。各指針112は文字板102の表面を各指針駆動部110の駆動によって回転する。
指針駆動部110は、図5に示すように、複数の弾性係止アーム120を適所に有する。この弾性係止アーム120が配線板106の係止孔121の周縁に係止されることによって配線板106に組み付けされている。
従って、指針駆動部110は、複数の弾性係止アーム120を配線板106の係止孔121に弾性変形させつつ挿入すれば、挿入された弾性係止アーム120が弾性復帰変形することによって配線板106に係止するため、配線板106に簡単に組み付けできるものである。
このような弾性係止アーム120による部品の組付け構造は、特許文献1に開示されている。
特開2003−312232号公報
しかしながら、前記従来の自動車用計器100では、指針駆動部110が弾性係止アーム120の弾性係止力によってのみ配線板106に組み付けされている。従って、何らかの理由によって指針駆動部110に外力が作用すると、弾性係止アーム120が撓み変形して指針駆動部110が容易にガタ付くため、組付け信頼性が低いという問題がある。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、指針駆動部の組付け信頼性が高い自動車用計器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、配線板に被係止部を設け、指針駆動部に弾性係止アームを設け、前記弾性係止アームを撓み変形させて前記被係止部に係止することによって前記指針駆動部を前記配線板に組み付けた自動車用計器であって、前記配線板を支持するケース側に、前記弾性係止アームの係合解除方向への撓み変形を阻止する突起部を設け、前記被係止部は、前記配線板に設けられた係止孔であり、前記弾性係止アームが撓み変形し、前記係止孔に挿入されることによって前記係止孔の周縁に係止され、前記弾性係止アームは、互いに近接する方向に撓み変形して前記係止孔に挿入される一対のものとして構成されており、一対の前記弾性係止アームの間に前記突起部が挿入されたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の自動車用計器であって、前記突起部は、文字板と前記配線板との間に配置される中継基板の中継基材であるリテーナに設けられたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項2記載の自動車用計器であって、前記突起部は、前記リテーナの位置決め及び回り止めを兼用することを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、何らかの理由によって指針駆動部に外力が作用しても、突起部によって弾性係止アームの係合解除方向への撓み変形が阻止されるため、指針駆動部が容易にガタ付くことがなく、組付け信頼性が高い。
また、一対の弾性係止アームが係合解除方向に撓み変形しようとする場合には、一対の弾性係止アームが互いに逆方向の外力を突起部が作用させるため、突起部が確実に弾性係止アームの係合解除方向への撓み変形を阻止できる。又、一対の弾性係止アームの撓み変形を単一の突起部によって阻止できるため、突起部の設置数を削減できる。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加え、文字板と配線板との間に中継基板を配置する際に、複数種類の中継基板を同じケースに選択的に装着するためにリテーナを中継基材として使用するが、そのリテーナは中継基板と同様に文字板と配線板との間に配置され、弾性係止アームの先端が突出する側に位置する。従って、リテーナは、突起部の設置部材としては最適な部材となり、ケース等に設けるより製造上有利である。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の効果に加え、リテーナに突起部の他に位置決め手段や回り止め手段を設けることなく位置決めや回り止めが可能である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の一実施形態を示し、図1は自動車用計器の断面図、図2は図1のA部拡大図である。
図1に示すように、自動車用計器1は、ケース2と、ケース2に表面側より装着された中継基板アッシー3と、ケース2に表面側より装着された文字板4と、ケース2に表面側より装着され、文字板4の表面側に配置された見返し5と、ケース2に表面側より装着され、文字板4、見返し5等を被う表ガラス(図示せず)と、ケース2に裏面側より装着された制御基板アッシー6と、ケース2に裏面側より装着され、制御基板アッシー6の裏面側を被う裏カバー(図示せず)とを備えている。
制御基板アッシー6は、文字板4と平行に配置された配線板10と、この配線板10の裏面側に装着された指針駆動部11とを有する。制御基板アッシー6は、配線板10の端部がケース2の係止爪2aに係止等されることによって装着されている。
配線板10には、所望の回路パターンがプリント配線されていると共に図示しない電子部品が搭載され、電子部品と回路パターンによって指針駆動部11の駆動制御回路が構成されている。又、配線板10には、被係止部である係止孔12が形成されており、この係止孔12を利用して指針駆動部11が組み付けされている。
指針駆動部11は、一対の弾性係止アーム13を複数箇所に有する。この一対の弾性係止アーム13の先端側を互いに近接する方向に撓み変形させて係止孔12に挿入し、係止孔12より突出した弾性係止アーム13の先端側が互いに離間方向に撓み復帰変形して係止孔12の周縁に係止することによって指針駆動部11が配線板10に組み付けされている。
指針駆動部11は、内蔵モータによって回転する指針軸14を有し、この指針軸14は文字板4を貫通している。文字板4を貫通した指針軸14の先端には指針15が固定されている。指針15は、制御基板アッシー6のケース2への組付け後に固定される。
中継基板アッシー3は、中継基板20とこれに固定された樹脂製のリテーナ21とを備えている。リテーナ21は、文字板4と配線板10との間に中継基板20を配置する際に、複数種類の中継基板20を同じケース2に選択的に装着するための中継基材であり、中継基板20と同様に文字板4と配線板10との間に配置される。このリテーナ21には係止ピン21aや高さ決めピン21bが設けられ、係止ピン21aがケース2のピン圧入部2bに圧入され、且つ、高さ決めピン21bがケース2に当接することによってケース2に装着されている。又、リテーナ21には円錐状の突起部22が設けられ、この突起部22が一対の弾性係止アーム13の間に挿入されている。つまり、一対の弾性係止アーム13の係合解除方向へのそれぞれの撓み変形を阻止する位置に配置されている。突起部22は、リテーナ21の位置決め機能や回り止め機能をも有している。
次に、自動車用計器1の組付け手順を簡単に説明する。ケース2の表面側より中継基板アッシー3をケース2内に挿入し、リテーナ21の係止ピン21aをケース2のピン圧入部2bに圧入する等して組み付ける。次に、ケース2の表面側より文字板4、見返し5等をケース2内に組み付けする。
次に、ケース2の裏面側より制御基板アッシー6をケース2内に挿入し、配線板10の端部をケース2の係止爪2aに係止等することによって組み付ける。制御基板アッシー6をケース2に組み付けすると、一対の弾性係止アーム13の先端間にリテーナ21の突起部22が挿入される。
次に、文字板4の表面に突出した指針軸14の先端に指針15を装着する。
最後に、ケース2の表面側と裏面側に表カバー(図示せず)と裏カバー(図示せず)をそれぞれ組付ければ完了する。
尚、中継基板アッシー3と制御基板アッシー6の組付け順序は逆であっても良い。
上記構成の自動車用計器1では、何らかの理由によって指針駆動部11に外力が作用しても、突起部22によって弾性係止アーム13の係合解除方向への撓み変形が阻止されるため、指針駆動部11が容易にガタ付くことがなく、組付け信頼性が高い。
この実施形態では、突起部22は、文字板4と配線板10との間に配置される中継基板20の中継基材であるリテーナ21に設けられている。つまり、文字板4と配線板10との間に中継基板20を配置する際に、複数種類の中継基板20を同じケース2に選択的に装着するためにリテーナ21を中継基材として使用するが、そのリテーナ21は中継基板20と同様に文字板4と配線板10との間に配置され、弾性係止アーム13の先端が突出する側に位置する。従って、リテーナ21は、突起部22の設置部材としては最適な部材となり、ケース2等に設けるより製造上有利である。尚、突起部22は、リテーナ21以外のケース2側の部材に設けても良く、又、ケース2自体に設けても良い。
この実施形態では、突起部22は、リテーナ21の位置決め及び回り止めを兼用するよう構成されている。従って、リテーナ21に突起部22の他に位置決め手段や回り止め手段を設けることなく位置決めや回り止めが可能である。
この実施形態では、弾性係止アーム13は、互いに近接する方向に撓み変形して係止孔12に挿入される一対のものとして構成され、一対の弾性係止アーム13の間に突起部22が挿入されるよう構成されている。従って、一対の弾性係止アーム13が係合解除方向に撓み変形しようとする場合には、一対の弾性係止アーム13が互いに逆方向の外力を突起部22が作用させるため、突起部22が確実に弾性係止アーム13の撓み変形を阻止できる。又、一対の弾性係止アーム13の係合解除方向への撓み変形を単一の突起部22によって阻止できるため、突起部22の設置数を削減できる。
本発明の一実施形態を示し、自動車用計器の断面図である。 本発明の一実施形態を示し、図1のA部拡大図である。 従来例の自動車用計器の正面図である。 図3のX−X線断面図である。 指針駆動部の配線板への固定構造を示す断面図である。
符号の説明
1 自動車用計器
2 ケース
4 文字板
10 配線板
11 指針駆動部
12 係止孔(被係止部)
13 弾性係止アーム
20 中継基板
21 リテーナ
22 突起部

Claims (3)

  1. 配線板(10)に被係止部(12)を設け、指針駆動部(11)に弾性係止アーム(13)を設け、前記弾性係止アーム(13)を撓み変形させて前記被係止部(12)に係止することによって前記指針駆動部(11)を前記配線板(10)に組み付けた自動車用計器(1)であって、
    前記配線板(10)を支持するケース(2)側に、前記弾性係止アーム(13)の係合解除方向への撓み変形を阻止する突起部(22)を設け
    前記被係止部(12)は、前記配線板(10)に設けられた係止孔(12)であり、前記弾性係止アーム(13)が撓み変形し、前記係止孔(12)に挿入されることによって前記係止孔(12)の周縁に係止され、
    前記弾性係止アーム(13)は、互いに近接する方向に撓み変形して前記係止孔(12)に挿入される一対のものとして構成されており、一対の前記弾性係止アーム(13)の間に前記突起部(22)が挿入されたことを特徴とする自動車用計器(1)。
  2. 請求項1記載の自動車用計器(1)であって、
    前記突起部(22)は、文字板(4)と前記配線板(10)との間に配置される中継基板(20)の中継基材であるリテーナ(21)に設けられたことを特徴とする自動車用計器(1)。
  3. 請求項2記載の自動車用計器(1)であって、
    前記突起部(22)は、前記リテーナ(21)の位置決め及び回り止めを兼用することを特徴とする自動車用計器(1)。
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