JP5046329B2 - ナビゲーションシステム、車載機器、携帯端末、車載機器における処理方法、及び、携帯端末における処理方法 - Google Patents

ナビゲーションシステム、車載機器、携帯端末、車載機器における処理方法、及び、携帯端末における処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載される車載機器と、該車載機器に着脱可能な携帯端末とを有するナビゲーションシステム、前記車載機器、前記携帯端末、前記車載機器における処理方法、及び、前記携帯端末における処理方法に関する。
ナビゲーション装置は、GPS等により車両の位置及び方位を検出する。そして、車両の位置に応じた地図データが大量の地図データを記録したハードディスク、CD−ROM、DVD−ROM等の地図データ記録媒体から読み出され、この地図データに基づいて車両位置の周囲の地図画像がディスプレイ装置に表示されるとともに、車両位置マークが重ね合わせて表示され、更には、車両の移動に応じて地図画像がスクロール表示されて、ユーザが車両の位置を把握することができるようになっている。
また、従来より、ナビゲーション装置には、ユーザが目的地に向けて道路を間違うことなく容易に走行できるようにした経路誘導機能を備えている。この経路誘導機能では、地図データを用いて出発地から目的地までを結ぶ最もリンクコストが小さい誘導経路が横型探索法又はダイクストラ法等のシミュレーション計算によって自動探索され、その探索された経路が誘導経路として記憶される。そして、車両の走行中には、誘導経路が、地図画像上に他の道路とは色を変えて太く描画されたり、車両が誘導経路上の進路を変更すべき交差点から所定距離内に近づいたときに、地図画像上の経路を変更すべき交差点に進路を示す矢印が表示されたりすることにより、車両が目的地まで案内される。
上述したナビゲーション装置には、車両に搭載して当該車両の経路誘導等を行うとともに、ユーザが持ち運ぶ際に、当該ユーザの経路誘導等を行うことを可能としたものも存在する。このような車両から取り外して利用可能なナビゲーション装置において、例えば、特許文献1に記載された技術では、車両に搭載された状態で経路誘導中に取り外され、ユーザに携帯されて使用された後に再度車両に取り付けられた場合に、取り外される前の経路誘導に復帰することを可能としている。
特開2005−207934号公報
ところで、近年では、携帯型のオーディオプレイヤが広く普及しており、上述したような車両から取り外して利用可能なナビゲーション装置も、オーディオ再生の機能を兼ね備えることが考えられる。このような場合、車両に搭載された状態とユーザに携帯された状態とにおいて、経路誘導の動作とオーディオ再生の動作を適切に切り替えたり、引き継ぐことが必要となる。
本発明の目的は、上述した問題を解決するものであり、経路誘導の動作とコンテンツ再生の動作を適切に引き継ぐことが可能なナビゲーションシステム、車載機器、携帯端末、車載機器における処理方法、及び、携帯端末における処理方法を提供するものである。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器と、該車載機器に着脱可能な携帯端末とを有し、前記車載機器及び前記携帯端末は、前記携帯端末が前記車載機器に取り付けられた状態で、協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記携帯端末は、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行うナビゲーションシステムは、前記車載機器が、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記携帯端末と協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段を有し、前記携帯端末が、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段を有し、前記車載機器が、前記携帯端末の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における第1の動作モードと、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における第2の動作モードとが同一である場合には、車載機器は、第2の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、携帯端末によって単独で行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぎ、一方、第1の動作モードと第2の動作モードとが異なる場合には、車載機器は、第1の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、車載機器と携帯端末によって協働して行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぐことができる。
同様の観点から、本発明に係る、車両に搭載される車載機器と、該車載機器に着脱可能な携帯端末とを有し、前記車載機器及び前記携帯端末は、前記携帯端末が前記車載機器に取り付けられた状態で、協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記携帯端末は、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行うナビゲーションシステムは、前記携帯端末が、前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段とを有し、前記車載機器が、前記携帯端末の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る、車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器は、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する記憶手段と、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードを読み出し、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードを読み出す第1の読み出し手段と、前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における第1の動作モードと、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における第2の動作モードとが同一である場合には、車載機器は、第2の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、携帯端末によって単独で行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぎ、一方、第1の動作モードと第2の動作モードとが異なる場合には、車載機器は、第1の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、車載機器と携帯端末によって協働して行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぐことができる。
同様の観点から、本発明に係る、車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器は、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
同様の観点から本発明に係る車載機器は、前記処理手段が、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定する動作モード判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行う経路誘導手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行うコンテンツ再生手段とを有するようにしてもよい。
また、本発明に係る車載機器は、前記経路誘導の動作モードでの処理データが、目的地の位置及び誘導経路の情報を含み、前記経路誘導手段が、前記車両の位置を取得する車両位置取得手段と、前記車両位置取得手段により取得された車両位置が前記誘導経路の情報により特定される誘導経路から所定距離以上離れている場合に、前記車両位置から前記目的地の位置までの誘導経路を探索し、前記目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なる場合に、前記車両位置から変更後の前記目的地の位置までの誘導経路を探索する経路探索手段とを有するようにしてもよい。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における経路誘導の動作、あるいは、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における経路誘導の動作を引き継ぐ場合には、車両位置が誘導経路から所定距離以上離れていれば、その車両位置から目的地の位置までの誘導経路を探索し、目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なっていれば、車両位置から変更後の目的地の位置までの誘導経路を探索することにより、経路誘導の動作を適切に引き継ぐことが可能となる。
また、本発明に係る車載機器は、前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データが、前記コンテンツの再生位置の情報を含み、前記コンテンツ再生手段が、前記コンテンツの再生位置の情報により特定される再生位置から前記コンテンツの再生を再開するようにしてもよい。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理におけるコンテンツ再生の動作、あるいは、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理におけるコンテンツ再生の動作を引き継ぐ場合には、再生位置の情報により特定される再生位置からコンテンツの再生を再開することにより、コンテンツ再生の動作を適切に引き継ぐことが可能となる。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末は、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを記憶する記憶手段と、前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記動作モードと該動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末が、車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを車載機器へ送信することにより、当該車載機器において、車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における動作を引き継ぐことが可能となる。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末は、前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段と、前記車載機器による読み出しに応じて、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末が、車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末による協働した処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを車載機器へ送信するとともに、車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを車載機器へ送信することにより、当該車載機器において、車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末による協働した処理における動作や、車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における動作を引き継ぐことが可能となる。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末は、前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段と、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、前記車載機器と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における第1の動作モードと、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における第2の動作モードとが同一である場合には、携帯端末は、第2の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、携帯端末によって単独で行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぎ、一方、第1の動作モードと第2の動作モードとが異なる場合には、携帯端末は、第1の動作モードでの処理データを用いた処理を行って、車載機器と携帯端末によって協働して行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぐことができる。
同様の観点から本発明に係る携帯端末は、前記処理手段が、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定する動作モード判定手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行う経路誘導手段と、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行うコンテンツ再生手段とを有するようにしてもよい。
また、本発明に係る携帯端末は、前記経路誘導の動作モードでの処理データが、目的地の位置及び誘導経路の情報を含み、前記経路誘導手段が、前記車両の位置を取得する車両位置取得手段と、前記車両位置取得手段により取得された車両位置が前記誘導経路の情報により特定される誘導経路から所定距離以上離れている場合に、前記車両位置から前記目的地の位置までの誘導経路を探索し、前記目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なる場合に、前記車両位置から変更後の前記目的地の位置までの誘導経路を探索する経路探索手段とを有するようにしてもよい。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における経路誘導の動作、あるいは、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における経路誘導動作を引き継ぐ場合には、車両位置が誘導経路から所定距離以上離れていれば、その車両位置から目的地の位置までの誘導経路を探索し、目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なっていれば、車両位置から変更後の目的地の位置までの誘導経路を探索することにより、経路誘導の動作を適切に引き継ぐことが可能となる。
また、本発明に係る携帯端末は、前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データが、前記コンテンツの再生位置の情報を含み、前記コンテンツ再生手段が、前記コンテンツの再生位置の情報により特定される再生位置から前記コンテンツの再生を再開するようにしてもよい。
この構成によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理におけるコンテンツ再生の動作、あるいは、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理におけるコンテンツ再生の動作を引き継ぐ場合には、再生位置の情報により特定される再生位置からコンテンツの再生を再開することにより、コンテンツ再生の動作を適切に引き継ぐことが可能となる。
本発明に係る、車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器における処理方法は、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードを読み出し、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードを読み出す第1の読み出しステップと、前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る、車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器における処理方法は、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードとを読み出す第1の読み出しステップと、前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、前記携帯端末と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法は、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記動作モードと該動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法は、前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データと、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る、車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法は、前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出しステップと、前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、前記車載機器と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の車載機器と携帯端末とによる協働した処理における第1の動作モードと、携帯端末が車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、電源断の後の再度の電源投入時の前の携帯端末の単独の処理における第2の動作モードとが同一である場合には、第2の動作モードでの処理データを用いた処理が行われることで、携帯端末によって単独で行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作が適切に引き継がれ、第1の動作モードと第2の動作モードとが異なる場合には、第1の動作モードでの処理データを用いた処理が行われることで、車載機器と携帯端末によって協働して行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作が適切に引き継がれる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明のナビゲーションシステムの外観斜視図である。図1に示すナビゲーションシステム10は、車両に搭載され、本体102及び前部104とを有する車載オーディオ機器100と、当該車載オーディオ機器100に着脱可能な携帯型のナビゲーション装置(PND:Portable Navigation Device)200とにより構成される。
図1(a)は、PND200が車載オーディオ機器100に取り付けられた状態を示す。一方、図1(b)に示すように、前部104が下端を中心に回転することで本体102の前面が露出し、当該前面に設けられた取り付け口103からPND200が取り外され、更には、取り付け口103からPND200が挿入されることにより、再度、当該PND200が車載オーディオ機器100に取り付けられる。
このナビゲーションシステム100は、PND200が車載オーディオ機器100に取り付けられた状態で、当該車載オーディオ機器100及びPND200が協働して経路誘導の動作モード及びオーディオ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されてユーザに携帯された状態で、当該PND200が単独で経路誘導の動作モード及びオーディオ再生の動作モードでの処理を選択的に行う。
図2は、車載オーディオ機器100の構成を示す図である。図2に示す車載用オーディオ機器100は、本体102内のマイクロコンピュータ(MPU)110、メモリ111、コネクタ112、音量・音質制御部114、音声増幅部116、表示用メモリ120、OSD(On Screen Display)処理部122及び表示コントローラ124と、前部104内の操作部113、スピーカ118及びディスプレイ126とにより構成される。
MPU110は、請求項1乃至4における第1の読み出し手段、異同判定手段、第2の読み出し手段及び処理手段と、請求項5における動作モード判定手段、経路誘導手段及びコンテンツ再生手段とに対応し、経路誘導動作やオーディオ再生動作に際して、車載用オーディオ機器100の全体を制御する。メモリ111は、請求項1における記憶手段と、請求項3における記憶手段とに対応し、経路誘導動作やオーディオ再生動作に必要な各種情報を記憶する。
コネクタ112は、PND200が接続されるものであり、当該コネクタ112を介して、車載オーディオ機器100とPND200との間で、シリアル通信信号、PND接続検出信号、車載機器検出信号、画像信号及びオーディオ信号の通信が行われる。
操作部113は、例えばタッチパネルであり、ユーザによって操作される。MPU110は、ユーザの操作に応じて上述した各種制御を行う。音量・音質制御部114は、MPU110によって制御され、当該MPU110からのオーディオ信号や、コネクタ112を介したPND200からのオーディオ信号の音量及び音質を設定し、出力する。音声増幅部116は、音量・音質制御部114からのオーディオ信号を増幅し、スピーカ118に音声を出力させる。
表示用メモリ120は、メニュー画面等の各種画像データを記憶する。OSD処理部122は、MPU110によって制御され、表示用メモリ120に記憶された画像データに対応する画像を生成し、画像信号を表示コントローラ124へ出力する。表示コントローラ124は、MPU110によって制御され、当該MPU110、OSD処理部122からの画像信号や、コネクタ112を介したPND200からの画像信号を入力し、適宜画像合成等を行って、画像をディスプレイ126に表示させる。
図3は、PND200の構成を示す図である。図3に示すPND200は、MPU210、メモリ211、コネクタ212、操作部213、音量・音質制御部214、音声増幅部216、スピーカ218、表示用メモリ220、OSD処理部222、表示コントローラ224、ディスプレイ226及びGPS受信機228により構成される。
MPU210は、請求項8及び9の送信手段と、請求項10における第1の読み出し手段、異同判定手段、第2の読み出し手段及び処理手段と、請求項11における動作モード判定手段、経路誘導手段及びコンテンツ再生手段に対応し、経路誘導動作やオーディオ再生動作に際して、PND200の全体を制御する。メモリ211は、請求項2、9及び10における第1の記憶手段と、請求項1、2、9及び10における第2の記憶手段と、請求項8における記憶手段とに対応し、経路誘導動作やオーディオ再生動作に必要な地図データ等の各種情報を記憶する。
コネクタ212、操作部213、音量・音質制御部214、音声増幅部216、スピーカ218、表示用メモリ220、OSD処理部222、表示コントローラ224及びディスプレイ226は、車載用オーディオ機器100内のものと同様の機能を有する。すなわち、コネクタ212は、車載用オーディオ機器100が接続されるものであり、当該コネクタ212を介して、車載オーディオ機器100とPND200との間で、シリアル通信信号、PND接続検出信号、車載機器検出信号、画像信号及びオーディオ信号の通信が行われる。
操作部213は、例えばタッチパネルであり、ユーザによって操作される。MPU210は、ユーザの操作に応じて上述した各種制御を行う。音量・音質制御部214は、MPU210によって制御され、MPU210からのオーディオ信号の音量及び音質を設定し、音声増幅部216に出力したり、コネクタ212を介して車載オーディオ機器100へ送信する。音声増幅部216は、音量・音質制御部214からの音声信号を増幅し、スピーカ218に音声を出力させる。表示用メモリ220は、メニュー画面等の各種画像データを記憶する。OSD処理部222は、MPU210によって制御され、表示用メモリ220に記憶された画像データに対応する画像を生成し、画像信号を表示コントローラ224へ出力する。表示コントローラ224は、MPU210によって制御され、当該MPU210、OSD処理部222からの画像信号を入力し、適宜画像合成等を行って、画像をディスプレイ226に表示させたり、コネクタ212を介して車載オーディオ機器100へ送信する。
GPS受信機228は、PND200の位置の検出に必要なGPS衛星からのGPS信号を受信する。MPU210は、このGPS信号に基づいて、PND200の位置を検出することができる。
次に、PND200が車載用オーディオ機器100に取り付けられてこれら車載オーディオ機器100とPND200が協働した処理を行う際、PND200が車載用オーディオ機器100から取り外されて当該PND200が単独で処理を行う際、PND200が車載用オーディオ機器100に再度取り付けられてこれら車載オーディオ機器100とPND200が協働した処理を行う際のそれぞれにおける動作を説明する。
図4は、PND200が車載用オーディオ機器100に取り付けられてこれら車載オーディオ機器100とPND200が協働した処理を行う際における、車載オーディオ機器100の動作を示すフローチャートである。
車載オーディオ機器100内のMPU110は、現在の動作モードが経路誘導の動作モード(経路誘導モード)であるか否かを判定する(S101)。現在の動作モードが経路誘導モードである場合、MPU110は、コネクタ112を介してPND200に対して、車両位置の座標(経度・緯度)、目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を要求するシリアル通信信号を送信する。
PND200内のMPU210は、コネクタ212を介して車両位置要求のシリアル通信信号を受信すると、GPS受信機228からのGPS信号に基づいて、PND200の位置の座標を、車両位置の座標として検出する。次に、MPU210は、検出した車両位置の座標を、コネクタ212及び車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介してMPU110へ送信する。MPU110は、車両位置の座標を受信するとともに、メモリ111に記憶されている目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を読み出し、これら車両位置の座標、目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を含むモード情報を生成して、メモリ111に記憶させる(S102)。
図5(a)は、動作モードが経路誘導モードである場合のモード情報の一例を示す図である。図5(a)に示す経路誘導モードに対応するモード情報(経路誘導モード情報)は、6つの領域からなり、2番目の領域に車両位置の座標、3番目の領域に目的地及び経由地の座標、4番目の領域に誘導経路情報をそれぞれ含む。ここで、誘導経路情報は、出発地から目的地に至る通過道路に対応するリンクの集合である。1番目の領域の情報については後述する。
再び、図4に戻って説明する。S101において、現在の動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合、MPU110は、更に、現在の動作モードがオーディオ再生の動作モード(オーディオ再生モード)であるか否かを判定する(S103)。現在の動作モードがオーディオ再生モードでない場合には、再び、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S101)以降の動作が繰り返される。
一方、現在の動作モードがオーディオ再生モードである場合、MPU110は、再生中のオーディオデータに対応するトラック番号(再生中トラック番号)と、当該オーディオデータの再生時間位置を含むモード情報を生成して、メモリ111に記憶させる(S104)。
図5(b)は、動作モードがオーディオ再生モードである場合のモード情報の一例を示す図である。図5(b)に示すオーディオ再生モードに対応するモード情報(オーディオ再生モード情報)は、6つの領域からなり、5番目の領域に再生中トラック番号、6番目の領域に再生時間位置をそれぞれ含む。1番目の領域については後述する。
再び、図4に戻って説明する。S102において経路誘導モード情報が記憶された後、あるいは、S104においてオーディオ再生モード情報を記憶された後、MPU110は、現在の動作モードを、上述した経路誘導モード情報あるいはオーディオ再生モード情報に追加することにより、メモリ111に記憶させる(S105)。具体的には、S102において経路誘導モード情報が記憶された場合には、MPU110は、図5(a)に示す1番目の領域に、経路誘導モードの識別情報を追加する。一方、S104においてオーディオ再生モード情報が記憶された場合には、MPU110は、図5(b)に示す1番目の領域に、オーディオ再生モードの識別情報を追加する。
次に、MPU110は、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されたか否かを判定する(S106)。PND200内のMPU210は、周期的に、PND接続検出信号を出力している。この際、PND200が車載オーディオ機器100に取り付けられている間は、PND接続検出信号は、コネクタ212、車載オーディオ機器110内のコネクタ112を介して、MPU110へ送信されることになる。従って、MPU110は、PND接続検出信号を周期的に受信することができなくなった場合に、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されたと判定することができる。
PND200が取り外された場合には、一連の動作が終了する。一方、PND200が取り外されていないと判定した場合には、MPU110は、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S101)を行ってから所定時間経過したか否かを判定する(S107)。S101の動作から所定時間経過していない場合には、再び、PND200が取り外されたか否かの判定(S106)以降の動作が繰り返される。一方、S101の動作から所定時間経過した場合には、再び、当該S101以降の動作が繰り返される。なお、2回目以降のS102あるいはS104において生成、記憶される経路誘導モード情報あるいはオーディオ再生モード情報は、その時点で既にメモリ111に記憶されているモード情報に上書きされる。
このようにして、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されるまで、その時点での動作モードに対応するモード情報がメモリ111に記憶、更新されることにより、PND200が車載オーディオ機器100から取り外された場合、メモリ111には、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードに対応するモード情報(以下、「協働ラストモード情報」と称する)が記憶されることになる。
図6は、PND200が車載用オーディオ機器100から取り外されて単独で動作を行う際における、当該PND200の動作を示すフローチャートである。
PND200内のMPU210は、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かを判定する(S201)。現在の動作モードが経路誘導モードである場合、MPU210は、GPS受信機228からのGPS信号に基づいて、PND200の位置の座標を、車両位置の座標として検出する。次に、MPU210は、メモリ211に記憶されている目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を読み出し、これら車両位置の座標、目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を含む経路誘導モード情報を生成して、メモリ211に記憶させる(S202)。
一方、S201において、現在の動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合、MPU110は、更に、現在の動作モードがオーディオ再生モードであるか否かを判定する(S203)。現在の動作モードがオーディオ再生モードでない場合には、再び、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S201)以降の動作が繰り返される。
一方、現在の動作モードがオーディオ再生モードである場合、MPU210は、再生中のオーディオデータに対応する再生中トラック番号と、再生時間位置とを含むオーディオ再生モード情報を生成して、メモリ211に記憶させる(S204)。
S202において経路誘導モード情報が記憶された後、あるいは、S204においてオーディオ再生モード情報を記憶された後、MPU210は、現在の動作モードを、上述した経路誘導モード情報あるいはオーディオ再生モード情報に追加することにより、メモリ211に記憶させる(S205)。
次に、MPU210は、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられたか否かを判定する(S206)。車載オーディオ機器100内のMPU110は、周期的に、車載機器接続検出信号を出力している。PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられると、車載機器接続検出信号は、コネクタ112、PND200内のコネクタ212を介して、MPU210へ送信されることになる。従って、MPU210は、車載機器接続検出信号を受信した場合には、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられたと判定することができる。
PND200が再度取り付けられた場合には、一連の動作が終了する。一方、PND200が再度取り付けられていないと判定した場合には、MPU210は、次に、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S201)を行ってから所定時間経過したか否かを判定する(S207)。S201の動作から所定時間経過していない場合には、再び、PND200が再度取り付けられたか否かの判定(S206)以降の動作が繰り返される。一方、S201の動作から所定時間経過した場合には、再び、当該S201以降の動作が繰り返される。なお、2回目以降のS202あるいはS204において生成、記憶される経路誘導モード情報あるいはオーディオ再生モード情報は、その時点で既にメモリ211に記憶されているモード情報に上書きされる。
このようにして、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられるまで、その時点での動作モードに対応するモード情報がメモリ111に記憶、更新されることにより、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられた場合、メモリ211には、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられる直前のPND200による単独の処理における動作モードに対応するモード情報(以下、「単独ラストモード情報」と称する)が記憶されることになる。
図7及び図8は、PND200が車載用オーディオ機器100に再度取り付けられてこれら車載オーディオ機器100とPND200が協働した処理を行う際における、車載用オーディオ機器100の動作を示すフローチャートである。
車載オーディオ機器100内のMPU110は、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられたか否かを判定する(S301)。ここでは、MPU110は、PND200内のMPU210からのPND接続検出信号を周期的に受信した場合に、PND200が車載オーディオ機器100に再度接続されたと判定することができる。
PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられた場合、MPU110は、協働ラストモード情報内の動作モード(協働ラストモード)を読み出す(S302)。上述したように、協働ラストモード情報は、メモリ111に記憶されているため、MPU110は、当該メモリ111に記憶された協働ラストモード情報内の動作モードを協働ラストモードとして読み出す。
次に、MPU110は、単独ラストモード情報内の動作モード(単独ラストモード)を読み出す(S303)。上述したように、単独ラストモード情報は、PND200内のメモリ211に記憶されている。MPU110は、コネクタ112を介してPND200に対して、単独ラストモードを要求するシリアル通信信号を送信する。PND200内のMPU210は、コネクタ212を介して単独ラストモード要求のシリアル通信信号を受信すると、メモリ211に記憶された単独ラストモード情報内の動作モードを読み出し、単独ラストモードとして、コネクタ212及び車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介してMPU110へ送信する。MPU110は、この単独ラストモードを受信することにより、読み出しを行う。
次に、MPU110は、読み出した協働ラストモードと単独ラストモードとが一致するか否か、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードと、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられる直前のPND200による単独の処理における動作モードとが一致するか否かを判定する(S304)。
協働ラストモードと単独ラストモードとが一致する場合、MPU110は、単独ラストモード情報内の各情報(単独ラストモード処理データ)を読み出す(S305)。具体的には、MPU110は、コネクタ112を介してPND200に対して、単独ラストモード処理データを要求するシリアル通信信号を送信する。PND200内のMPU210は、コネクタ212を介して単独ラストモード処理データ要求のシリアル通信信号を受信すると、メモリ211に記憶された単独ラストモード情報内の動作モード以外の情報(例えば、図5(a)における車両位置座標、目的地・経由地座標及び誘導経路情報、図5(b)における再生中トラック番号及び再生時間位置)を読み出し、単独ラストモード処理データとして、コネクタ212及び車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介してMPU110へ送信する。MPU110は、この単独ラストモード処理データを受信することにより、読み出しを行う。
更に、MPU110は、動作モードを、S303において読み出した単独ラストモード、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられる直前のPND200による単独の処理における動作モードに設定する(S306)。ここでは、例えば、単独ラストモードの識別情報がメモリ111に記憶される。
一方、S304において、単独ラストモードと協働ラストモードとが一致しないと判定した場合、MPU110は、メモリ111に記憶された、協働ラストモード情報内の各情報(協働ラストモード処理データ)を読み出す(S307)。更に、MPU110は、動作モードを、S304において読み出した協働ラストモード、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードに設定する(S306)。ここでは、例えば、協働ラストモードの識別情報がメモリ111に記憶される。
S306において動作モードを単独ラストモードに設定した後、あるいは、S308において動作モードを協働ラストモードに設定した後、図8に示す動作に移行し、MPU110は、S306又はS308において設定した動作モードが経路誘導モードであるか否かを判定する(S401)。
S306又はS308において設定した動作モードが経路誘導モードである場合、MPU110は、車両位置を取得する(S402)。具体的には、図4のS102と同様、MPU110は、コネクタ112を介してPND200に対して、車両位置の座標を要求するシリアル通信信号を送信する。PND200内のMPU210は、コネクタ212を介して車両位置要求のシリアル通信信号を受信すると、GPS受信機228からのGPS信号に基づいて、車両位置の座標を検出する。次に、MPU210は、検出した車両位置の座標を、コネクタ212及び車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介してMPU110へ送信する。MPU110は、車両位置の座標を受信することにより取得する。
次に、MPU110は、単独ラストモード処理データにおける目的地の座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地の座標とが一致するか否かを判定する(S403)。具体的には、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、メモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出し、これら単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致するか否かを判定する。また、MPU110は、S307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、PND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出し、これら単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致するか否かを判定する。
単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致する場合には、次に、MPU110は、S402において取得した車両位置が誘導経路から所定距離内(車両位置が誘導系路上である場合を含む)であるか否かを判定する(S404)。具体的には、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける誘導経路情報で特定される誘導経路の位置と、S402において取得した車両位置とを比較して、車両位置が誘導経路から所定距離内であるか否かを判定する。また、MPU110は、S307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける誘導経路情報で特定される誘導経路の位置と、S402において取得した車両位置とを比較して、車両位置が誘導経路から所定距離内であるか否かを判定する。
車両位置が誘導経路から所定距離内である場合には、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける誘導経路情報に基づいて経路誘導を開始し、S307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける誘導経路情報に基づいて経路誘導を開始する(S405)。経路誘導においては、MPU110は、PND200から車両位置を周期的に取得する。また、MPU110は、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶された地図データを読み出して、車両位置周辺の画像を生成し、画像信号を表示コントローラ124へ出力する。表示コントローラ124は、この画像信号を入力し、画像をディスプレイ126に表示させる。また、MPU110は、右左折等の各種案内音声に対応するオーディオ信号を音量・音質制御部114へ出力する。音量・音質制御部114は、このオーディオ信号の音量及び音質を設定し、音声増幅部116へ出力する。音声増幅部116は、音量・音質制御部114からのオーディオ信号を増幅し、スピーカ118に音声を出力させる。
一方、S404において、車両位置が誘導経路から所定距離内でないと判定した場合には、MPU110は、S402において取得した車両位置からの誘導経路を探索する(S406)。具体的には、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する。また、MPU110は、S307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する。その後は、探索された誘導経路に基づく経路誘導が行われる(S405)。
また、S403において、目的地座標が同一でないと判定した場合、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する。また、MPU110は、S307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する(S407)。その後は、探索された誘導経路に基づく経路誘導が行われる(S405)。
また、S401において、設定した動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合、換言すれば、設定した動作モードがオーディオ再生モードである場合、MPU110は、S305においてPND200のメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける再生中トラック番号に対応する、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶されたオーディオデータを読み出し、更に、単独ラストモード処理データにおける再生時間位置を再開位置として特定し(S408)、その再開位置からオーディオ再生を再開する(S409)。オーディオ再生においては、MPU110は、読み出したオーディオデータに対応するオーディオ信号を音量・音質制御部114へ出力する。音量・音質制御部114は、このオーディオ信号の音量及び音質を設定し、音声増幅部116へ出力する。音声増幅部116は、音量・音質制御部114からのオーディオ信号を増幅し、スピーカ118に音声を出力させる。
また、S401において、設定した動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合であって、MPU110がS307においてメモリ111に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該MPU110は、協働ラストモード処理データにおける再生中トラック番号に対応する、メモリ111あるいはPND200のメモリ211に記憶されたオーディオデータを読み出し、更に、協働ラストモード処理データにおける再生時間位置を再開位置として特定し(S408)、その再開位置からオーディオ再生を再開する(S409)。
このように、本実施形態のナビゲーションシステム10では、PND200の取り外し時の直前の車載オーディオ機器100とPND200とによる協働した処理における動作モード(協働ラストモード)と、PND200が車載オーディオ機器100から取り外された後の再度の取り付け時の直前のPND200の単独の処理における動作モード(単独ラストモード)とが同一である場合には、車載オーディオ機器100は、単独ラストモードでの処理データを用いた処理を行って、PND200によって単独で行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぎ、一方、協働ラストモードと単独ラストモードとが異なる場合には、車載オーディオ機器100は、協働ラストモードでの処理データを用いた処理を行って、車載オーディオ機器100とPND200とによって協働して行われていた経路誘導の動作あるいはコンテンツ再生の動作を引き継ぐことができる。
なお、上述した実施形態では、車載オーディオ機器100内のMPU110は、図4のS102及びS104において、経路誘導モード情報やオーディオ再生モード情報を生成してメモリ111に記憶させたが、当該経路誘導モード情報やオーディオ再生モード情報をPND200のMPU210へ送信し、当該MPU210によってメモリ211に記憶されるようにしてもよい。この場合、MPU110は、図4のS105において、現在の動作モードを、PND200のMPU210へ送信し、当該MPU210がメモリ211に記憶させる。更には、MPU110は、図7のS302において、PND200のメモリ211に記憶された協働ラストモード情報内の協働ラストモードを読み出し、S307において、PND200のメモリ211に記憶された協働ラストモード情報内の協働ラストモード処理データを読み出す。
また、図4、図7及び図8の動作は、PND200内のMPU210が行うようにしてもよい。すなわち、図4に示すフローチャートに従って、PND200内のMPU210は、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かを判定する(S101)。現在の動作モードが経路誘導モードである場合、MPU210は、GPS受信機228からのGPS信号に基づいて、車両位置の座標を検出する。更に、MPU210は、メモリ211に記憶されている目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を読み出し、これら車両位置の座標、目的地の座標、経由地の座標及び誘導経路情報を含む経路誘導モード情報を生成して、メモリ211に記憶させる(S102)。
一方、現在の動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合、MPU210は、更に、現在の動作モードがオーディオ再生モードであるか否かを判定する(S103)。現在の動作モードがオーディオ再生モードでない場合には、再び、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S101)以降の動作が繰り返される。一方、現在の動作モードがオーディオ再生モードである場合、MPU110は、再生中のオーディオデータに対応する再生中トラック番号と、再生時間位置を含むオーディオ再生モード情報を生成して、メモリ211に記憶させる(S104)。
S102において経路誘導モード情報が記憶された後、あるいは、S104においてオーディオ再生モード情報を記憶された後、MPU210は、現在の動作モードを、上述した経路誘導モード情報あるいはオーディオ再生モード情報に追加することにより、メモリ211に記憶させる(S105)。
次に、MPU110は、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されたか否かを判定する(S106)。車載オーディオ機器100内のMPU110は、周期的に、車載機器接続検出信号を出力している。この際、PND200が車載オーディオ機器100に取り付けられている間は、車載機器接続検出信号は、コネクタ212、車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介して、MPU110へ送信されることになる。従って、MPU210は、車載機器接続検出信号を周期的に受信することができなくなった場合に、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されたと判定することができる。
PND200が取り外された場合には、一連の動作が終了する。一方、PND200が取り外されていないと判定した場合には、MPU210は、次に、現在の動作モードが経路誘導モードであるか否かの判定(S101)を行ってから所定時間経過したか否かを判定する(S107)。S101の動作から所定時間経過していない場合には、再び、PND200が取り外されたか否かの判定(S106)以降の動作が繰り返される。一方、S101の動作から所定時間経過した場合には、再び、当該S101以降の動作が繰り返される。
このようにして、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されるまで、その時点での動作モードに対応するモード情報がメモリ211に記憶、更新されることにより、PND200が車載オーディオ機器100から取り外された場合、メモリ211には、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードに対応する、協働ラストモード情報が記憶されることになる。
更に、図7及び図8に示すフローチャートに従って、PND200内のMPU210は、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられたか否かを判定する(S301)。具体的には、MPU210は、車載オーディオ機器100内のMPU110からの車載機器接続検出信号を周期的に受信した場合に、PND200が車載オーディオ機器100に再度接続されたと判定することができる。
PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられた場合、MPU210は、メモリ211に記憶された協働ラストモード情報内の協働ラストモードを読み出す(S302)。次に、MPU110は、メモリ211に記憶された単独ラストモード情報内の単独ラストモードを読み出す(S303)。更に、MPU210は、読み出した協働ラストモードと単独ラストモードとが一致するか否か、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードと、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられる直前のPND200による単独の処理における動作モードとが一致するか否かを判定する(S304)。
協働ラストモードと単独ラストモードとが一致する場合、MPU210は、メモリ211に記憶された単独ラストモード情報内の単独ラストモード処理データを読み出す(S305)。更に、MPU210は、動作モードを、S303において読み出した単独ラストモード、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100に再度取り付けられる直前のPND200による単独の処理における動作モードに設定する(S306)。ここでは、例えば、単独ラストモードの識別情報がメモリ211に記憶される。
一方、S304において、単独ラストモードと協働ラストモードとが一致しないと判定した場合、MPU210は、メモリ211に記憶された、協働ラストモード情報内の協働ラストモード処理データを読み出す(S307)。更に、MPU210は、動作モードを、S304において読み出した協働ラストモード、換言すれば、PND200が車載オーディオ機器100から取り外される直前の車載オーディオ機器100とPND200による協働した処理における動作モードに設定する(S306)。ここでは、例えば、協働ラストモードの識別情報がメモリ211に記憶される。
S306において動作モードを単独ラストモードに設定した後、あるいは、S308において動作モードを協働ラストモードに設定した後、図8に示す動作に移行し、MPU210は、S306又はS308において設定した動作モードが経路誘導モードであるか否かを判定する(S401)。S306又はS308において設定した動作モードが経路誘導モードである場合、MPU210は、車両位置を取得する(S402)。具体的には、MPU210は、GPS受信機228からのGPS信号に基づいて、車両位置の座標を検出する。
次に、MPU210は、単独ラストモード処理データにおける目的地の座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地の座標とが一致するか否かを判定する(S403)。具体的には、MPU210は、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、メモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出し、これら単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致するか否かを判定する。また、MPU110は、S307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、メモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出し、これら単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致するか否かを判定する。
単独ラストモード処理データにおける目的地座標と、協働ラストモード処理データにおける目的地座標とが一致する場合には、次に、MPU210は、S402において取得した車両位置が誘導経路から所定距離内(車両位置が誘導系路上である場合を含む)であるか否かを判定する(S404)。具体的には、MPU210は、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける誘導経路情報で特定される誘導経路の位置とS402において取得した車両位置とを比較して、車両位置が誘導経路から所定距離内であるか否かを判定する。また、MPU210は、S307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける誘導経路情報で特定される誘導経路の位置とS402において取得した車両位置とを比較して、車両位置が誘導経路から所定距離内であるか否かを判定する。
車両位置が誘導経路から所定距離内である場合、MPU210は、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける誘導経路情報に基づいて経路誘導を開始し、S307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける誘導経路情報に基づいて経路誘導を開始する(S405)。経路誘導においては、MPU210は、車両位置を周期的に取得する。また、MPU210は、メモリ211に記憶された地図データを読み出して、車両位置周辺の画像を生成し、画像信号を表示コントローラ224へ出力する。表示コントローラ224は、この画像信号を、コネクタ212及び車載オーディオ機器100内のコネクタ112を介して、表示コントローラ124へ出力する。当該表示コントローラ124は、画像をディスプレイ126に表示させる。また、MPU210は、右左折等の各種案内音声に対応するオーディオ信号を音量・音質制御部114へ出力する。音量・音質制御部114は、このオーディオ信号の音量及び音質を設定し、コネクタ212、車載オーディオ機器100内のコネクタ112及び音量・音質制御部114を介して、音声制御部116へ出力する。音声増幅部116は、このオーディオ信号を増幅し、スピーカ118に音声を出力させる。
一方、S404において、車両位置が誘導経路から所定距離内でないと判定した場合には、MPU210は、S402において取得した車両位置からの誘導経路を探索する(S406)。具体的には、MPU210は、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する。また、MPU210は、S307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から目的地までの誘導経路を探索する(S407)。その後は、探索された誘導経路に基づく経路誘導が行われる(S405)。
また、S403において、目的地座標が同一でないと判定した場合、MPU210は、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、及び、メモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から変更後の目的地までの誘導経路を探索する。また、MPU210は、S307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該協働ラストモード処理データにおける目的地座標及び経由地座標と、S402において取得した車両位置と、メモリ211に記憶された地図データとに基づいて、車両位置から変更後の目的地までの誘導経路を探索する(S407)。その後は、探索された誘導経路に基づく経路誘導が行われる(S405)。
また、S401において、設定した動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合であって、MPU210、S305においてメモリ211に記憶された単独ラストモード処理データを読み出した場合には、当該単独ラストモード処理データにおける再生中トラック番号に対応する、メモリ211に記憶されたオーディオデータを読み出し、更に、単独ラストモード処理データにおける再生時間位置を再開位置として特定し(S408)、その再開位置からオーディオ再生を再開する(S409)。オーディオ再生においては、MPU210は、読み出したオーディオデータに対応するオーディオ信号を音量・音質制御部214へ出力する。音量・音質制御部214は、このオーディオ信号の音量及び音質を設定し、コネクタ212、車載オーディオ機器100内のコネクタ112及び音量・音質制御部114を介して、音声制御部116へ出力する。音声増幅部116は、このオーディオ信号を増幅し、スピーカ118に音声を出力させる。

また、S401において、設定した動作モードが経路誘導モードでないと判定した場合であって、MPU210がS307においてメモリ211に記憶された協働ラストモード処理データを読み出した場合には、当該MPU210は、協働ラストモード処理データにおける再生中トラック番号に対応する、メモリ211に記憶されたオーディオデータを読み出し、更に、協働ラストモード処理データにおける再生時間位置を再開位置として特定し(S408)、その再開位置からオーディオ再生を再開する(S409)。
また、上述した実施形態では、図4のS106において、PND200が車載オーディオ機器100から取り外されたか否かを判定したが、電源が断たれたか否かを判定し、断たれた場合には、一連の動作を終了し、断たれていない場合には、S101の動作から所定時間経過したか否かの判定(S107)が行われるようにしてもよい。これに伴い、図6のS206に代えて、電源が再度投入されたか否かを判定し、再度投入された場合には、一連の動作を終了し、投入されていない場合には、S201の動作から所定時間経過したか否かの判定(S207)が行われる。更には、図7のS301に代えて、電源が再度投入されたか否かを判定し、再度投入された場合には、協働ラストモードの読み出し(S302)が行われる。
また、上述した実施形態では、オーディオ再生を行う場合について説明したが、オーディオ以外の例えばビジュアルコンテンツを再生する場合についても同様に本発明を適用することができる。
以上、説明したように、本発明に係るナビゲーションシステム、車載機器、携帯端末、車載機器における処理方法、及び、携帯端末における処理方法は、経路誘導の動作とコンテンツ再生の動作を適切に引き継ぐことが可能であり、ナビゲーションシステム等として有用である。
ナビゲーションシステムの外観斜視図(図1(a)はPNDが取り付けられた状態、図1(b)はPNDが取り外された状態)を示す図である。 車載オーディオ機器の構成を示す図である。 PNDの構成を示す図である。 PNDが車載用オーディオ機器に取り付けられてこれら車載オーディオ機器とPNDが協働した処理を行う際における、車載オーディオ機器又はPNDの動作を示すフローチャートである。 経路誘導モード情報(図5(a))、オーディオ再生モード情報(図5(b))の一例を示す図である。 PNDが車載用オーディオ機器100取り外されて単独で動作を行う際における動作を示すフローチャートである。 PNDが車載用オーディオ機器に再度取り付けられてこれら車載オーディオ機器とPNDが協働した処理を行う際における、車載用オーディオ機器又はPNDの第1の動作を示すフローチャートである。 PNDが車載用オーディオ機器に再度取り付けられてこれら車載オーディオ機器とPNDが協働した処理を行う際における、車載用オーディオ機器又はPNDの第2の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10 ナビゲーションシステム
100 車載オーディオ機器
102 本体
103 取り付け口
104 前部
110、210 MPU
111、211 メモリ
112、212 コネクタ
113、213 操作部
114、214 音量・音質制御部
116、216 音声増幅部
118 スピーカ
120、220 表示用メモリ
122、222 OSD処理部
124、224 表示コントローラ
126、226 ディスプレイ
200 PND
228 GPS受信機

Claims (18)

  1. 車両に搭載される車載機器と、該車載機器に着脱可能な携帯端末とを有し、前記車載機器及び前記携帯端末は、前記携帯端末が前記車載機器に取り付けられた状態で、協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記携帯端末は、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行うナビゲーションシステムであって、
    前記車載機器は、
    前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記携帯端末と協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段を有し、
    前記携帯端末は、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段を有し、
    前記車載機器は、
    前記携帯端末の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  2. 車両に搭載される車載機器と、該車載機器に着脱可能な携帯端末とを有し、前記車載機器及び前記携帯端末は、前記携帯端末が前記車載機器に取り付けられた状態で、協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記携帯端末は、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行うナビゲーションシステムであって、
    前記携帯端末は、
    前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段とを有し、
    前記車載機器は、
    前記携帯端末の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とするナビゲーションシステム。
  3. 車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器であって、
    前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する記憶手段と、
    前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードを読み出し、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする車載機器。
  4. 車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器であって、
    前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする車載機器。
  5. 前記処理手段は、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定する動作モード判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行う経路誘導手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行うコンテンツ再生手段とを有することを特徴とする請求項3又は4に記載の車載機器。
  6. 前記経路誘導の動作モードでの処理データは、目的地の位置及び誘導経路の情報を含み、
    前記経路誘導手段は、
    前記車両の位置を取得する車両位置取得手段と、
    前記車両位置取得手段により取得された車両位置が前記誘導経路の情報により特定される誘導経路から所定距離以上離れている場合に、前記車両位置から前記目的地の位置までの誘導経路を探索し、前記目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なる場合に、前記車両位置から変更後の前記目的地の位置までの誘導経路を探索する経路探索手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の車載機器。
  7. 前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データは、前記コンテンツの再生位置の情報を含み、
    前記コンテンツ再生手段は、前記コンテンツの再生位置の情報により特定される再生位置から前記コンテンツの再生を再開することを特徴とする請求項5又は6に記載の車載機器。
  8. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末であって、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを記憶する記憶手段と、
    前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記動作モードと該動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  9. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末であって、
    前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段と、
    前記車載機器による読み出しに応じて、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  10. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末であって、
    前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶する第1の記憶手段と、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを記憶する第2の記憶手段と、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出し手段と、
    前記第1の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出し手段と、
    前記車載機器と協働して前記第2の読み出し手段により読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理手段とを有することを特徴とする携帯端末。
  11. 前記処理手段は、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであるか否かを判定する動作モード判定手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記経路誘導の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記経路誘導の動作モードでの処理データに基づいて経路誘導を行う経路誘導手段と、
    前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第2の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第2の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行い、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定され、且つ、前記第2の動作モード判定手段により前記第1の動作モードが前記コンテンツ再生の動作モードであると判定された場合に、前記第2の読み出し手段により読み出された前記第1の動作モードでの処理データである前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データに基づいてコンテンツ再生を行うコンテンツ再生手段とを有することを特徴とする請求項10に記載の携帯端末。
  12. 前記経路誘導の動作モードでの処理データは、目的地の位置及び誘導経路の情報を含み、
    前記経路誘導手段は、
    前記車両の位置を取得する車両位置取得手段と、
    前記車両位置取得手段により取得された車両位置が前記誘導経路の情報により特定される誘導経路から所定距離以上離れている場合に、前記車両位置から前記目的地の位置までの誘導経路を探索し、前記目的地の位置が直前の経路誘導における目的地の位置と異なる場合に、前記車両位置から変更後の前記目的地の位置までの誘導経路を探索する経路探索手段とを有することを特徴とする請求項11に記載の携帯端末。
  13. 前記コンテンツ再生の動作モードでの処理データは、前記コンテンツの再生位置の情報を含み、
    前記コンテンツ再生手段は、前記コンテンツの再生位置の情報により特定される再生位置から前記コンテンツの再生を再開することを特徴とする請求項11又は12に記載の携帯端末。
  14. 車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器における処理方法であって、
    前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードを読み出し、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードを読み出す第1の読み出しステップと、
    前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、
    前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、該携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定手段により前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする処理方法。
  15. 車両に搭載されて携帯端末を着脱可能であり、前記携帯端末が取り付けられた状態で、該携帯端末と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う車載機器における処理方法であって、
    前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと、前記携帯端末が取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末による単独の処理における第2の動作モードとを読み出す第1の読み出しステップと、
    前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、
    前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記携帯端末に記憶された、前記携帯端末の取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、
    前記携帯端末と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする処理方法。
  16. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法であって、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における動作モードと該動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
    前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記動作モードと該動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする処理方法。
  17. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法であって、
    前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の前記携帯端末の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    前記車載機器による読み出しに応じて、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データと、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記車載機器へ送信する送信ステップとを有することを特徴とする処理方法。
  18. 車両に搭載される車載機器に着脱可能であり、前記車載機器に取り付けられた状態で、前記車載機器と協働して経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行い、前記車載機器から取り外された状態で、単独で経路誘導の動作モード及びコンテンツ再生の動作モードでの処理を選択的に行う携帯端末における処理方法であって、
    前記車載機器からの取り外し時又は電源断時の前の前記車載機器と前記携帯端末による協働した処理における第1の動作モードと該第1の動作モードでの処理データとを記憶手段に記憶させる第1の記憶ステップと、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時の前の単独の処理における第2の動作モードと該第2の動作モードでの処理データとを前記記憶手段に記憶させる第2の記憶ステップと、
    前記車載機器から取り外された後の再度の取り付け時、又は、前記電源断の後の再度の電源投入時に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードと、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードとを読み出す第1の読み出しステップと、
    前記第1の読み出しステップにより読み出された前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であるか否かを判定する異同判定ステップと、
    前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが同一であると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第2の動作モードでの処理データを読み出し、前記異同判定ステップにより前記第1の動作モードと前記第2の動作モードとが異なると判定された場合に、前記記憶手段に記憶された前記第1の動作モードでの処理データを読み出す第2の読み出しステップと、
    前記車載機器と協働して前記第2の読み出しステップにより読み出された前記処理データを用いた処理を行う処理ステップとを有することを特徴とする処理方法。
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