JP4724720B2 - 位置推定装置、位置推定方法、位置推定プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

位置推定装置、位置推定方法、位置推定プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Description

この発明は、移動体の位置を推定する位置推定装置、位置推定方法、位置推定プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体に関する。ただし、この発明は、上述した位置推定装置、位置推定方法、位置推定プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体には限られない。
従来、車両などの移動体に搭載された車載用ナビゲーション装置は、衛星航法、自立航法などに基づいて、地図上における車両の現在位置を算出している。衛星航法は、複数のGPS衛星からの電波をGPS受信機で受信して、GPS衛星とGPS受信機間の距離を求めて、GPS受信機の位置座標データを算出する。また、自立航法は、車速センサーや加速度センサーなどの自立センサーにより、車両の移動に応じて変動する移動情報を検出して、車両の移動量を算出する。
また、近年では、GPS受信機と、モニタ装置と、モニタ装置への表示を制御する制御手段と、を有する主要部をナビゲーション部としてコンパクトにまとめ、必要に応じてナビゲーション部を取り外し、車外で取り外したナビゲーション部を用いる提案がされている(たとえば、下記特許文献1参照。)。
特開2003−315060号公報
しかしながら、上記従来技術によれば、GPS受信機を有する主要部をナビゲーション部として、取り外して用いる。したがって、ナビゲーション部が取り外された車両が移動した場合は、自立センサーによって移動量を算出しても、車両の位置が推定できないという問題が一例として挙げられる。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1の発明にかかる位置推定装置は、移動体に固定された固定部と、当該固定部に対して着脱自在な着脱部を有し、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定装置において、前記固定部は、自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量を積算する積算手段を有し、前記着脱部は、GPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出手段と、前記積算手段によって積算された前記移動体の移動量と、前記算出手段によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する推定手段と、を有し、さらに、前記固定部に対する前記着脱部の着脱を検知する検知手段と、前記積算手段によって積算された前記移動量を前記固定部から前記着脱部へ送信する通信手段と、を備え、前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算手段によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする。
また、請求項5の発明にかかる位置推定方法は、移動体に固定された固定部と、当該固定部に対して着脱自在な着脱部を有し、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定方法において、前記固定部が備える自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量を積算する積算工程と、前記着脱部が備えるGPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出工程と、前記積算工程によって積算された前記移動体の移動量と、前記算出工程によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する第1の推定工程と、前記固定部に対する前記着脱部の着脱を検知する検知工程と、前記積算工程によって積算された前記移動量を前記固定部から前記着脱部へ送信する通信工程と、前記検知工程によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において前記第1の推定工程によって推定された前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算工程によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定する第2の推定工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項6の発明にかかる位置推定プログラムは、請求項5に記載の位置推定方法をコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、請求項7の発明にかかるコンピュータに読み取り可能な記録媒体は、請求項6に記載の位置推定プログラムを記録したことを特徴とする。
また、請求項8の発明にかかる位置推定装置は、移動体に固定された固定部に対して着脱自在であり、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定装置において、GPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出手段と、前記固定部の自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量と、前記算出手段によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する推定手段と、前記固定部からの着脱を検知する検知手段と、前記固定部から送信される前記移動量を受信する受信手段と、を備え、前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部からの着脱を検知した際に、前記GPS装置による衛星航法を用いた前記移動体の現在位置が算出できない場合、前記固定部から取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して取り外されていた期間に積算された前記移動量と、に基づいて前記固定部へ装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする。
図1は、本実施の形態にかかる位置推定装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施の形態にかかる位置推定装置の処理の内容を示すフローチャートである。 図3は、本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、本実施例1にかかるナビゲーション部の取り外しの一例を示す説明図である。 図5は、本実施例1にかかるナビゲーション部の装着の一例を示す説明図である。 図6は、本実施例1にかかる装着地点が測位不可エリアに含まれる場合の一例を示す説明図である。 図7は、本実施例1にかかる装着地点がマルチパス環境エリアに含まれる場合の一例を示す説明図である。 図8は、本実施例1にかかるナビゲーション装置における車載部の処理の内容を示すフローチャートである。 図9は、本実施例1にかかるナビゲーション装置におけるナビゲーション部の処理の内容を示すフローチャートである。 図10は、本実施例2にかかるナビゲーション装置における車載部の処理の内容を示すフローチャートである。 図11は、本実施例2にかかるナビゲーション装置におけるナビゲーション部の処理の内容を示すフローチャートである。
符号の説明
100 位置推定装置
101 固定部
102 着脱部
103 通信部
104 検知部
105 積算部
106 算出部
107 推定部
108 記憶部a
109 記憶部b
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる位置推定装置、位置推定方法、位置推定プログラムおよびコンピュータに読み取り可能な記録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態)
(位置推定装置の機能的構成)
図1を用いて、本実施の形態にかかる位置推定装置の機能的構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる位置推定装置の機能的構成の一例を示すブロック図である。
図1において、位置推定装置100は、固定部101と、着脱部102と、通信部103と、検知部104と、を含み構成されている。固定部101は、移動体に固定されており、積算部105と、記憶部b109と、を有している。また、着脱部102は、固定部101に対して着脱自在な構成であり、算出部106と、推定部107と、記憶部a108と、を有している。
通信部103は、固定部101と着脱部102の相互間において、通信を制御して、各種情報を送受信している。各種情報は、たとえば、後述するように、固定部101から着脱部102が取り外された場合に、推定部107で推定された固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置を、記憶部b109へ送信する。また、固定部101へ着脱部102が装着された場合に、積算部105で積算された固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間における移動体の移動量を、推定部107へ送信してもよい。また、通信部103は、有線や無線の通信を制御する構成であり、たとえば、無線で通信をおこなって、固定部101と着脱部102が取り外された状態であっても各種情報を送受信する構成としてもよい。
検知部104は、固定部101と着脱部102の着脱を検知する。着脱の検知は、たとえば、図示しない固定部101と着脱部102を接続するコネクターの着脱を検知しておこなってもよい。
積算部105は、自立航法を用いて算出された移動体の移動量を積算する。自立航法は、たとえば、図示しない自立センサーから移動体の移動に応じて変動する移動情報を検出して、移動体の移動量を算出する。
算出部106は、衛星航法を用いて、移動体の現在位置を算出する。衛星航法は、たとえば、複数のGPS衛星からの電波をGPS装置で受信して、GPS衛星とGPS装置間との距離を求めて得られるGPS受信機の位置座標データから移動体の現在位置を算出する。
記憶部a108および記憶部b109は、後述する推定部107で推定された、固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置を記憶する。記憶部a108および記憶部b109は、たとえば、固定部101または着脱部102の少なくともどちらか一方にあればよい。固定部101から着脱部102が取り外された時点は、たとえば、検知部104で、固定部101から着脱部102の取り外しを検知した時点であり、記憶部b109に記憶する場合は、通信部103によって、推定部107から送信する構成である。
推定部107は、積算部105で積算された移動体の移動量および算出部106で算出された移動体の現在位置に基づいて、移動体の現在位置を推定する。移動体の現在位置の推定は、たとえば、移動体における固定部101から着脱部102の着脱があった場合は、推定部107で推定された固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置を、記憶部a108または記憶部b109に記憶する。そして、固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間における移動量を積算部105で積算する。その後、推定部107は、固定部101へ着脱部102が装着された時点において、記憶部a108または記憶部b109に記憶された固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置と、積算部105で積算された固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間における移動量と、に基づいて、固定部101へ着脱部102が装着された時点における移動体の現在位置を推定する。また、前述した移動体の現在位置の推定は、算出部106で算出される、固定部101へ着脱部102が装着された時点における移動体の現在位置をあわせて参照する構成としてもよい。
(位置推定装置の処理の内容)
つぎに、図2を用いて、本実施の形態にかかる位置推定装置の処理の内容について説明する。図2は、本実施の形態にかかる位置推定装置の処理の内容を示すフローチャートである。図2のフローチャートにおいて、まず、検知部104は、固定部101から着脱部102の取り外しを検知したか否かを判断する(ステップS201)。ここで、取り外しを検知するのを待って、検知した場合(ステップS201:Yes)は、つづいて、推定部107は、移動体における、着脱部102の取り外し時点の現在位置を推定する(ステップS202)。なお、ステップS202において推定された着脱部102の取り外し時点の現在位置は、記憶部a108あるいは記憶部b109に記憶される。
そして、積算部105は、移動体における、固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間の移動量を積算する(ステップS203)。移動量の積算は、たとえば、図示しない自立センサーから移動体の移動に応じて変動する移動情報を検出して算出された移動体の移動量を積算処理する。
つぎに、検知部104は、着脱部102の装着を検知したか否かを判断する(ステップS204)。着脱部102の装着を検知しない場合(ステップS204:No)は、ステップS203へ戻り、移動体の移動量の積算処理を繰り返す。また、着脱部102の装着を検知した場合(ステップS204:Yes)は、推定部107は、固定部101への着脱部102の装着時点の現在位置を推定し(ステップS205)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置を推定し、固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間における移動量を積算する。そして、着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置と、着脱部102が取り外されていた期間における移動量と、に基づいて着脱部102が装着された時点における移動体の現在位置を推定できる。したがって、着脱部102が取り外されていた期間に固定部101が移動しても、着脱部102が装着された時点の移動体の現在位置を的確に推定することができる。
以下に、本発明の実施例1について説明する。本実施例1では、たとえば、車両(四輪車、二輪車を含む)などの移動体に搭載されるナビゲーション装置によって、本発明の位置推定装置を実施した場合の一例について説明する。
(ナビゲーション装置のハードウェア構成)
図3を用いて、本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成について説明する。図3は、本実施例1にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3において、ナビゲーション装置300は、車両などの移動体に搭載されており、車両に固定された車載部322と、車載部322に対して着脱自在なナビゲーション部320と、が着脱コネクター321によって接続されて構成されている。ナビゲーション部320は、ナビゲーション制御部301と、ユーザ操作部302と、表示部303と、GPS部304と、記録媒体305と、記録媒体デコード部306と、音声出力部307と、通信部308と、経路探索部309と、経路誘導部310と、音声生成部311と、スピーカ312と、を含み構成されている。また、車載部322は、自立センサー330と、移動量積算処理部340と、記憶部341と、を含み構成されており、自立センサー330は、速度センサー331と、加速度センサー332と、角速度センサー333と、によって構成されている。
ナビゲーション制御部301は、ナビゲーション装置300全体を制御する。ナビゲーション制御部301は、たとえば所定の演算処理を実行するCPU(Central Processing Unit)や、各種制御プログラムを格納するROM(Read Only Memory)、および、CPUのワークエリアとして機能するRAM(Random Access Memory)などによって構成されるマイクロコンピュータなどによって実現することができる。
ナビゲーション制御部301は、経路誘導に際し、GPS部304によって取得された現在位置に関する情報と、記録媒体305から記録媒体デコード部306を経由して得られた地図情報と、移動量積算処理部340によって積算された移動量に関する情報と、に基づいて、地図上のどの位置を走行しているかを算出し、算出結果を表示部303へ出力する。また、ナビゲーション制御部301は、経路誘導に際し、経路探索部309、経路誘導部310、音声生成部311との間で経路誘導に関する情報の入出力をおこない、その結果得られる情報を表示部303および音声出力部307へ出力する。
ユーザ操作部302は、ユーザがリモコンやスイッチ、タッチパネルなどの操作手段を操作して入力した情報を取得してナビゲーション制御部301に対して出力する。
表示部303は、たとえば、CRT(Cathode Ray Tube)、TFT液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイなどを含む。表示部303は、具体的には、たとえば、映像I/F(インターフェース)や映像I/Fに接続された映像表示用のディスプレイ装置によって構成することができる。映像I/Fは、具体的には、たとえば、ディスプレイ装置全体の制御をおこなうグラフィックコントローラと、即時表示可能な画像情報を一時的に記憶するVRAM(Video RAM)などのバッファメモリと、グラフィックコントローラから出力される画像情報に基づいて、ディスプレイ装置を表示制御する制御ICなどによって構成される。そして、表示部303は、ナビゲーション制御部301の出力に関する制御にしたがい、交通情報や地図情報や経路誘導に関する情報やナビゲーション制御部301から出力される映像に関するコンテンツ、その他各種情報を表示する。
GPS部304は、GPS受信機から構成され、移動体の現在位置(ナビゲーション装置300の現在位置)の情報を取得する。GPS受信機は、GPS衛星からの電波を受信し、GPS衛星との幾何学的位置を求める。なお、GPSとは、Global Positioning Systemの略称であり、4つ以上の衛星からの電波を受信することによって地上での位置を正確に求めるシステムである。GPS受信機は、GPS衛星からの電波を受信するためのアンテナ、受信した電波を復調するチューナーおよび復調した情報に基づいて現在位置を算出する演算回路などによって構成される。
記録媒体305には、各種制御プログラムや各種情報がコンピュータに読み取り可能な状態で記録されている。この記録媒体305は、たとえば、HD(Hard Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)、CD(Compact Disk)、メモリカードによって実現することができる。なお、記録媒体305は、記録媒体デコード部306による情報の書き込みを受け付けるとともに、書き込まれた情報を不揮発に記録するようにしてもよい。
また、記録媒体305には、経路探索および経路誘導に用いられる地図情報が記録されている。記録媒体305に記録されている地図情報は、建物、河川、地表面などの地物(フィーチャ)をあらわす背景データと、道路の形状をあらわす道路形状データとを有しており、表示部303の表示画面において2次元または3次元に描画される。
なお、本実施例1では地図情報を記録媒体305に記録するようにしたが、これに限るものではない。地図情報は、ナビゲーション装置300外部のサーバなどに記録されていてもよい。その場合、ナビゲーション装置300は、たとえば、通信部308を通じて、ネットワークを介してサーバから地図情報を取得する。取得された情報はRAMなどに記憶される。
記録媒体デコード部306は、記録媒体305に対する情報の読み取り/書き込みの制御をおこなう。
音声出力部307は、接続されたスピーカ312への出力を制御することによって、案内音や映像や音楽などの音声を出力する。スピーカ312は、1つであってもよいし、複数であってもよい。この音声出力部307は、たとえば、音声デジタル情報のD/A変換をおこなうD/Aコンバータと、D/Aコンバータから出力される音声アナログ信号を増幅する増幅器と、音声アナログ信号のA/D変換をおこなうA/Dコンバータと、から構成することができる。
通信部308は、各種情報を外部から取得する。たとえば、通信部308は、FM多重チューナー、VICS(登録商標)/ビーコンレシーバ、無線通信機器およびその他の通信機器や、携帯電話、PHS、通信カードおよび無線LANなどの通信媒体を介して他の通信機器との通信をおこなう。
通信部308によって取得される情報は、道路交通情報通信システムセンターから配信される渋滞や交通規制などの交通情報や、事業者が独自の方式で取得した交通情報などである。通信部308は、たとえば、全国の交通情報を蓄積しているサーバに対しネットワークを介して、交通情報を要求し、要求した情報を取得するようにしてもよい。
経路探索部309は、記録媒体305から記録媒体デコード部306を介して取得される地図情報や、通信部308を介して取得される交通情報などを利用して、出発地点から目的地点までの最適経路を探索する。ここで、最適経路とは、ユーザの要望に最も合致する経路である。
経路誘導部310は、経路探索部309によって探索された最適経路情報、GPS部304によって取得された移動体の位置情報、移動量積算処理部340によって積算された移動量に関する情報、記録媒体305から記録媒体デコード部306を経由して得られた地図情報などに基づいて、ユーザを目的地点まで誘導するための経路誘導情報の生成をおこなう。このとき生成される経路誘導情報は、通信部308によって受信した渋滞情報を考慮したものであってもよい。経路誘導部310で生成された経路誘導情報は、ナビゲーション制御部301を介して表示部303へ出力される。
音声生成部311は、案内音などの各種音声の情報を生成する。すなわち、経路誘導部310で生成された経路誘導情報に基づいて、案内ポイントに対応した仮想音源の設定と音声ガイダンス情報の生成をおこない、これをナビゲーション制御部301を介して音声出力部307へ出力する。
自立センサー330における各センサー331〜333は、車両の挙動に関する情報(挙動情報)を取得する。挙動情報は、たとえば、車両の速度情報、加速度情報、角速度情報などが挙げられる。
速度センサー331は、車両のトランスミッションの出力側のシャフトから車速を検出し、速度情報を出力する。加速度センサー332は、車両の加速度を検出し、加速度情報を出力する。角速度センサー333は、車両のコーナリングの際の角速度を検出し、角速度情報を出力する。
その他、車両の挙動情報としては、横G情報も含まれる。横G情報は、たとえば、図示しない横Gセンサーなどで、車両のコーナリングの際に遠心力によって発生する外向きの力(重力)に基づいて出力する情報である。
移動量積算処理部340は、自立センサー330の出力から、車両の移動量を積算する。自立センサー330の出力は、前述の各センサー331〜333などがあるが、移動量積算処理部340において、少なくとも車両の移動距離と方位変化量が算出できる出力があればよい。より具体的には、速度センサー331の出力と角速度センサー333の出力から、移動距離と方位変化量を算出する。他にも、加速度センサー332の出力と角速度センサー333の出力から、移動距離と方位変化量を算出する構成としてもよい。
また、移動量積算処理部340における移動量の積算は、たとえば、車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における移動量を初期値に設定し、速度センサー331と角速度センサー333の出力の積算値から得られる移動量を所定時間単位で積算する。より具体的には、速度センサー331の出力と角速度センサー333の出力の積算値から得られる移動距離と方位変化量を所定時間単位で積算して更新する構成であり、それぞれの時間において、速度センサー331の出力と角速度センサー333の出力の積算値が対応付けられた形で移動量積算処理部340内のメモリなどに記憶される。そして、後述する記憶部341から車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における車両の現在位置を読み込んで、車両の位置を算出する。以下、移動量とは、移動距離と方位変化量からなるものとして説明する。
記憶部341は、車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における車両の現在位置を記憶する。車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における車両の現在位置は、たとえば、着脱コネクター321の接続が解除された時点で、GPS部304および自立センサー330によって取得された位置情報に基づいて得られた現在位置に関する情報を記憶する。
なお、実施の形態にかかる位置推定装置100の機能的構成である固定部101は車載部322によって、着脱部102はナビゲーション部320によって、それぞれの機能を実現し、通信部103および検知部104は、ナビゲーション制御部301や通信部308や着脱コネクター321によって、積算部105は自立センサー330や移動量積算処理部340によって、算出部106はGPS部304によって、推定部107はナビゲーション制御部301によって、記憶部a108は記録媒体305によって、記憶部b109は記憶部341によって、それぞれその機能を実現する。
(車載部322からナビゲーション部320の取り外しおよび装着の概要説明)
つづいて、図4〜図7を用いて、本実施例1にかかるナビゲーション装置300におけるナビゲーション部320の取り外しおよび装着の概要について説明する。図4は、本実施例1にかかるナビゲーション部の取り外しの一例を示す説明図である。
図4において、車両410には、図示しないナビゲーション装置300が搭載されており、図示しない車載部322が固定されている。そして、取り外し地点400において、車載部322からナビゲーション部320が取り外され、それぞれ移動する。ナビゲーション部320の取り外し後の移動は、たとえば、駐車場などにおいて、ユーザが車両410を降りて、ナビゲーション部320を持ち歩いて移動するとともに、車両410が駐車場の管理者などによって移動させられる場合などである。
取り外し地点400で、車載部322からナビゲーション部320が取り外されると、記憶部341に、取り外し時点の現在位置が記憶される。そして、車両410は地点401までの移動において、移動量L402を、自立センサー330の出力の積算値により求めることができ、地点401における現在位置を、記憶部341に記憶された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値により求めることができる。また、取り外されたナビゲーション部320においても、GPS部304の測位結果により、ユーザは、現在位置を知ることができる。
つぎに、図5を用いて、車載部322へのナビゲーション部320の装着の概要について説明する。図5は、本実施例1にかかるナビゲーション部の装着の一例を示す説明図である。
図5において、取り外し地点400でナビゲーション部320が取り外された車両410は、装着地点500まで移動量R502を移動し、ナビゲーション部320が装着される。
装着地点500においてナビゲーション装置300は、GPS部304の測位結果により現在位置を算出し、記憶部341に記憶された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値をフィードバックして、より高い精度の測位をおこなう。
つぎに、図6を用いて、車載部322へのナビゲーション部320の装着地点500の周囲が測位不可エリアの場合について説明する。図6は、本実施例1にかかる装着地点が測位不可エリアに含まれる場合の一例を示す説明図である。
図6において、装着地点500は、測位不可エリア600に含まれている。測位不可エリア600は、たとえば、GPS部304によって現在位置が測位できない場所であり、より具体的には、屋根付きの駐車場内などである。
測位不可エリア600において、ナビゲーション装置300は、GPS部304の測位結果による現在位置の算出は困難であるが、記憶部341に記憶された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値をフィードバックして、装着地点500の現在位置が出力できる。また、移動中のナビゲーション部320の電源がOFFであっても同様に、記憶部341に記憶された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値をフィードバックして、装着地点500の現在位置が出力できる。
つぎに、図7を用いて、車載部322へのナビゲーション部320の装着地点500の周囲がマルチパス環境エリアの場合について説明する。図7は、本実施例1にかかる装着地点がマルチパス環境エリアに含まれる場合の一例を示す説明図である。
図7において、装着地点500は、マルチパス環境エリア700に含まれている。マルチパス環境エリア700は、たとえば、GPS部304によって測位される現在位置に誤差を含みやすいエリアで、より具体的には、ビル街など電波が遮られたり、反射されたりしやすいエリアである。
マルチパス環境エリア700において、ナビゲーション装置300は、GPS部304の測位結果による現在位置の算出には誤差が含まれるが、記憶部341に記憶された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値をフィードバックして、装着地点500の現在位置を正確に出力できる。具体的には、たとえば、表示部303に車両410の現在位置を表示する際、位置とびを起こすことがなくなる。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、図8と図9を用いて、本実施例1にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図8は、本実施例1にかかるナビゲーション装置における車載部の処理の内容を示すフローチャートである。図8のフローチャートにおいて、まず、車載部322は、ナビゲーション部320が取り外されたか否かを判断する(ステップS801)。ここで、ナビゲーション部320が取り外されるのを待って、取り外された場合(ステップS801:Yes)は、つぎに、記憶部341は、ナビゲーション部320の取り外し時点の現在位置を保存する(ステップS802)。
ナビゲーション部320の取り外し時点の現在位置は、たとえば、着脱コネクター321の接続が解除された時点において、GPS部304が算出した現在位置で、通信部308を介して記憶部341に出力される。
つぎに、車載部322は、ナビゲーション部320への移動量の送信を停止する(ステップS803)。移動量は、たとえば、自立センサー330の各センサー331〜333の出力の積算値より算出される。つづいて、移動量積算処理部340は、自立センサー330の出力から移動量を積算し(ステップS804)、図示しないメモリなどに記録する。移動量の積算は、たとえば、車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における移動量を初期値に設定し、速度センサー331と角速度センサー333の出力の積算値から得られた移動量を、所定時間単位で積算し更新する。また、所定時間単位で求めた移動量は、たとえば、図示しないメモリなどに記憶する構成でもよい。
そして、車載部322は、ナビゲーション部320が取り付けられたか否かを判断し(ステップS805)、ナビゲーション部320が取り付けられない場合(ステップS805:No)は、ステップS804に戻って、移動量の積算を繰り返す。
ステップS805において、ナビゲーション部320が取り付けられた場合(ステップS805:Yes)は、移動量積算処理部340は、ステップS802において保存された取り外し時点の現在位置と積算した移動量から車両位置を算出する(ステップS806)。
つづいて、ステップS806において算出した車両位置をナビゲーション部320へ送信して(ステップS807)、一連の処理を終了する。なお、本実施例1では、ステップS806で車両位置の算出を移動量積算処理部340でおこなうこととしたが、車両位置を算出する代わりに、ナビゲーション部320へ、取り外し時点の現在位置と積算した移動量を送信して、ナビゲーション部320で、車両位置を算出する構成としてもよい。
図9は、本実施例1にかかるナビゲーション装置におけるナビゲーション部の処理の内容を示すフローチャートである。図9のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション部320は、車載部322から取り外されたか否かを判断する(ステップS901)。ここで、車載部322から取り外されるのを待って、取り外された場合(ステップS901:Yes)は、つづいて、GPS部304単独で測位をおこなう(ステップS902)。
そして、ナビゲーション部320は、GPS部304位置を出力する(ステップS903)。GPS部304位置の出力は、たとえば、表示部303への表示や音声出力部307を介してスピーカ312による再生などである。
つづいて、ナビゲーション部320は、車載部322へ取り付けられたか否かを判断する(ステップS904)。ステップS904において、車載部322へ取り付けられない場合(ステップS904:No)は、ステップS902へ戻り、処理を繰り返す。
また、ステップS904において、車載部322へ取り付けられた場合(ステップS904:Yes)は、ナビゲーション制御部301は、通信部308を介して、車載部322から車両位置を受信する(ステップS905)とともに、GPS部304が測位しているか否かを判断する(ステップS906)。GPS部304の測位は、たとえば、GPS衛星からの受信電波の状態によって判断する。
ステップS906において、GPS部304が測位している場合(ステップS906:Yes)は、つづいて、ナビゲーション制御部301は、マルチパスの影響がないか否か判断する(ステップS907)。マルチパスの影響は、たとえば、GPS部304の誤差を含みやすい場所で影響を受け、あらかじめ登録された地点や、車載部322から受信する車両位置との乖離などによって判断してもよい。
また、ステップS906において、GPS部304が測位していない場合(ステップS906:No)は、自立センサー330で測位をおこない(ステップS909)、一連の処理を終了する。
ステップS907において、マルチパスの影響がない場合(ステップS907:Yes)は、ナビゲーション装置300は、GPS部304と自立センサー330で測位して(ステップS908)、一連の処理を終了する。
また、ステップS907において、マルチパスの影響がある場合(ステップS907:No)は、自立センサー330で測位をおこない(ステップS909)、一連の処理を終了する。
つぎに、本発明の実施例2について説明する。本実施例2では、前述の実施例1において記憶部341の機能を、記録媒体305が有するナビゲーション装置300によって、本発明の位置推定装置を実施した場合の一例について説明する。
なお、本実施例2にかかるナビゲーション装置のハードウェア構成は、図3とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。本実施例2にかかるナビゲーション装置300において、車載部322の記憶部341は、ナビゲーション部320の記録媒体305の機能によって実施される。
また、車載部322からナビゲーション部320の取り外しおよび装着の概要について、実施例1における図5〜図7とほぼ同様であるため、詳細な説明を省略する。なお、本実施例2では、記憶部341が車載部322にないため、取り外し時点からの移動において地点401の現在位置は求めず、測位は、車載部322へのナビゲーション部320の装着後におこなう構成である。
具体的には、たとえば図5において、車載部322からナビゲーション部320が取り外される取り外し地点400で、記録媒体305に取り外し時点の現在位置が記憶される。そして、装着地点500においてナビゲーション装置300は、GPS部304の測位結果により現在位置を算出し、記録媒体305に記録された取り外し時点の現在位置と、自立センサー330の出力の積算値をフィードバックして、測位をおこなう。
(ナビゲーション装置300の処理の内容)
つぎに、図10と図11を用いて、本実施例2にかかるナビゲーション装置300の処理の内容について説明する。図10は、本実施例2にかかるナビゲーション装置における車載部の処理の内容を示すフローチャートである。図10のフローチャートにおいて、まず、車載部322は、ナビゲーション部320が取り外されたか否かを判断する(ステップS1001)。ここで、ナビゲーション部320が取り外されるのを待って、取り外された場合(ステップS1001:Yes)は、つぎに、車載部322は、ナビゲーション部320への移動量の送信を停止する(ステップS1002)。移動量は、たとえば、自立センサー330の各センサー331〜333の出力の積算値より算出される。
つづいて、移動量積算処理部340は、自立センサー330の出力から移動量を積算し(ステップS1003)、図示しないメモリなどに記録する。移動量の積算は、たとえば、車載部322からナビゲーション部320が取り外された時点における移動量を初期値に設定し、速度センサー331と角速度センサー333の出力の積算値から得られた移動量を、所定時間単位で積算し更新する。また、所定時間単位で求めた移動量は、たとえば、図示しないメモリなどに記憶する構成でもよい。
そして、車載部322は、ナビゲーション部320が取り付けられたか否かを判断し(ステップS1004)、ナビゲーション部320が取り付けられない場合(ステップS1004:No)は、ステップS1003に戻って、移動量の積算を繰り返す。
ステップS1004において、ナビゲーション部320が取り付けられた場合(ステップS1004:Yes)は、移動量積算処理部340は、積算した積算移動量をナビゲーション部320へ送信して(ステップS1005)、一連の処理を終了する。
図11は、本実施例2にかかるナビゲーション装置におけるナビゲーション部の処理の内容を示すフローチャートである。図11のフローチャートにおいて、まず、ナビゲーション部320は、車載部322から取り外されたか否かを判断する(ステップS1101)。ここで、車載部322から取り外されるのを待って、取り外された場合(ステップS1101:Yes)は、つづいて、記録媒体305は、取り外し時点の現在位置を保存する(ステップS1102)。
そして、ナビゲーション部320は、GPS部304単独で測位をおこなう(ステップS1103)とともに、GPS部304位置を出力する(ステップS1104)。GPS部304位置の出力は、たとえば、表示部303への表示や音声出力部307を介してスピーカ312による再生などである。
つづいて、ナビゲーション部320は、車載部322へ取り付けられたか否かを判断する(ステップS1105)。ステップS1105において、車載部322へ取り付けられない場合(ステップS1105:No)は、ステップS1103へ戻り、処理を繰り返す。
また、ステップS1105において、車載部322へ取り付けられた場合(ステップS1105:Yes)は、ナビゲーション制御部301は、通信部308を介して、車載部322から積算移動量を受信する(ステップS1106)とともに、ステップS1102において保存された取り外し時点の現在位置と積算移動量から車両位置を算出する(ステップS1107)。
つぎに、ナビゲーション制御部301は、GPS部304が測位しているか否かを判断する(ステップS1108)。GPS部304の測位は、たとえば、GPS衛星からの受信電波の状態によって判断する。
ステップS1108において、GPS部304が測位している場合(ステップS1108:Yes)は、つづいて、ナビゲーション制御部301は、マルチパスの影響はないか判断する(ステップS1109)。マルチパスの影響は、たとえば、GPS部304の誤差を含みやすい場所で影響を受け、あらかじめ登録された地点や、車載部322から受信する車両位置との乖離などによって判断してもよい。
また、ステップS1108において、GPS部304が測位していない場合(ステップS1108:No)は、自立センサー330で測位をおこない(ステップS1111)、一連の処理を終了する。
ステップS1109において、マルチパスの影響がない場合(ステップS1109:Yes)は、ナビゲーション装置300は、GPS部304と自立センサー330で測位して(ステップS1110)、一連の処理を終了する。
また、ステップS1109において、マルチパスの影響がある場合(ステップS1109:No)は、自立センサー330で測位をおこない(ステップS1111)、一連の処理を終了する。
以上説明したように、本発明によれば、固定部101から着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置を推定し、固定部101に対して着脱部102が取り外されていた期間における移動量を積算する。そして、着脱部102が取り外された時点における移動体の現在位置と、着脱部102が取り外されていた期間における移動量と、に基づいて着脱部102が装着された時点における移動体の現在位置を推定できる。したがって、着脱部102が取り外されていた期間に固定部101が移動しても、着脱部102が装着された時点の移動体の現在位置を的確に推定することができる。
また、車載部322は、記憶部341にナビゲーション部320の取り外し時点における現在位置を保存して、移動量積算処理部340により自立センサー330の出力から移動量を積算するため、ナビゲーション部320と接続されていなくても、車載部322の現在位置を求めることができる。
ナビゲーション部320は、GPS部304で測位して、表示部303などに位置情報を出力できるため、自立センサー330の出力がなくても、ナビゲーション部320の現在位置を求めることができる。
また、車載部322に対して、ナビゲーション部320の装着時には、装着時点におけるGPS部304の測位と、取り外し期間の積算移動量とに基づいて車両410の現在位置を推定できるため、高い精度で車両410の現在位置を算出できる。また、装着地点が、GPS部304の測位不可エリアやマルチパス環境エリアであっても、車両410の現在位置を算出できる。
また、記憶部341が、車載部322に含まれる構成においては、記憶部341に保存された取り外し時点の現在位置と、積算移動量に基づいて、移動量積算処理部340で現在位置を算出できるため、車載部322に対して装着するナビゲーション部320が常に同じものでなくても適用することができナビゲーション部320の車両410への載せ替えができる。
あるいは、車載部322に記憶部341がなく、記録媒体305で取り外し位置を保存する構成においては、車載部322の処理部の簡略化を図ることができる。
また、前述では、車載部322に対してナビゲーション部320の着脱を検知して、車両410の現在位置を算出する構成としているが、車載部322と、ナビゲーション部320が無線の通信によって各種情報を送受信できる構成としてもよい。無線の通信をおこなうことで、ナビゲーション部320が取り外された期間であっても、ナビゲーション部320で車両410の位置の確認などをおこない、車両管理をおこなうことができる。
なお、本実施の形態で説明した位置推定方法は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することにより実現することができる。このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク、CD−ROM、MO、DVDなどのコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み出されることによって実行される。またこのプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することが可能な伝送媒体であってもよい。

Claims (8)

  1. 移動体に固定された固定部と、当該固定部に対して着脱自在な着脱部を有し、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定装置において、
    前記固定部は、自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量を積算する積算手段を有し、
    前記着脱部は、GPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出手段と、
    前記積算手段によって積算された前記移動体の移動量と、前記算出手段によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する推定手段と、を有し、
    さらに、前記固定部に対する前記着脱部の着脱を検知する検知手段と、
    前記積算手段によって積算された前記移動量を前記固定部から前記着脱部へ送信する通信手段と、を備え、
    前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算手段によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする位置推定装置。
  2. 前記着脱部は、前記検知手段によって当該固定部から当該着脱部が取り外しを検知した場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において前記推定手段によって推定された前記移動体の現在位置を記憶する記憶手段を有し、
    前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、前記記憶手段によって記憶された当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算手段によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の位置推定装置。
  3. 前記固定部は、前記検知手段によって当該固定部から当該着脱部が取り外しを検知した場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において前記推定手段によって推定された前記移動体の現在位置を記憶する記憶手段を有し、
    前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、前記記憶手段によって記憶された当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算手段によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする請求項1に記載の位置推定装置。
  4. 前記通信手段は、無線で前記固定部と前記着脱部との通信をおこなうことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の位置推定装置。
  5. 移動体に固定された固定部と、当該固定部に対して着脱自在な着脱部を有し、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定方法において、
    前記固定部が備える自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量を積算する積算工程と、
    前記着脱部が備えるGPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出工程と、
    前記積算工程によって積算された前記移動体の移動量と、前記算出工程によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する第1の推定工程と、
    前記固定部に対する前記着脱部の着脱を検知する検知工程と、
    前記積算工程によって積算された前記移動量を前記固定部から前記着脱部へ送信する通信工程と、
    前記検知工程によって前記固定部へ前記着脱部の装着を検知した際に、前記GPS装置によって、衛星航法を用いて前記移動体の現在位置が算出できない場合、当該固定部から当該着脱部が取り外された時点において前記第1の推定工程によって推定された前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して当該着脱部が取り外されていた期間に前記積算工程によって積算された前記移動量と、に基づいて当該固定部へ当該着脱部が装着された時点における当該移動体の現在位置を推定する第2の推定工程と、
    を含むことを特徴とする位置推定方法。
  6. 請求項5に記載の位置推定方法をコンピュータに実行させることを特徴とする位置推定プログラム。
  7. 請求項6に記載の位置推定プログラムを記録したことを特徴とするコンピュータに読み取り可能な記録媒体。
  8. 移動体に固定された固定部に対して着脱自在であり、衛星航法を用いて算出された当該移動体の現在位置と、自立航法を用いて算出された当該移動体の移動量と、に基づいて当該移動体の現在位置を推定する位置推定装置において、
    GPS装置によって前記移動体の現在位置を算出する算出手段と、
    前記固定部の自立センサーによって算出された前記移動体の前記移動量と、前記算出手段によって算出された前記移動体の現在位置と、に基づいて前記移動体の現在位置を推定する推定手段と、
    前記固定部からの着脱を検知する検知手段と、
    前記固定部から送信される前記移動量を受信する受信手段と、を備え、
    前記推定手段は、前記検知手段によって前記固定部からの着脱を検知した際に、前記GPS装置による衛星航法を用いた前記移動体の現在位置が算出できない場合、前記固定部から取り外された時点において推定した前記移動体の現在位置と、当該固定部に対して取り外されていた期間に積算された前記移動量と、に基づいて前記固定部へ装着された時点における当該移動体の現在位置を推定することを特徴とする位置推定装置。
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