JP5043826B2 - 基板処理装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウエハやガラス基板等を処理するための基板処理装置及び半導体装置の製造方法に関するものである。
この種の基板処理装置として、複数枚の基板を支持する支持具(ボート)に該基板を1枚ずつ支持するリング状の支持部を備えたものが知られている。例えば、基板のエッジからデバイス製作領域に至るまでの領域に対応する裏面部分においてのみ基板と接触する支持部を有するものが公知である(例えば特許文献1)。
特開2005−86132号公報
しかしながら、この支持部は、基板の全重量を分散させて引張応力や自重応力を緩和することでスリップの発生を抑制する効果があるものの、熱処理時に変形することがあった。この原因は、支持部をボートの本体部(支持片)上に設置して熱処理する際に、支持部上の基板の重さ及び支持部の自重により、該支持部の一部分に応力が集中するためと考えられる。このように支持部が変形し、該支持部の平面度が低下することで、支持部上に載置された基板の一部分がクリープ変形を起こし、該基板にスリップが発生することがあった。
本発明の目的は、支持部の変形を防止し、基板に発生するスリップを抑制する基板処理装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴とするところは、基板を処理する処理室と、前記処理室内を加熱するヒータと、前記処理室内で基板を支持する支持具と、前記支持具に対して基板を搬送する基板搬送プレートとを有し、前記支持具は基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部のうち、少なくとも前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分から、その部分隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした基板処理装置にある。
好適には、前記支持部のうち、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を、前記支持部の全体にわたり、他の部分よりも厚くした。
好適には、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、他の部分よりも外側に突出している。
好適には、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、前記基板搬送プレートにより基板を前記支持部に載置する際に、前記基板搬送プレートの先端部を逃がすことのできる形状である。
好適には、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、基板を前記支持部に載置した際にその部分全体が基板よりも外側の部分に位置するように配置される。
好適には、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、前記支持部の異なる部分同士を接続する接続部であり、その接続部は基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側の部分に位置するように配置される。
好適には、前記支持部の基板挿入側の一部分には切り欠きが設けられる。
好適には、前記支持部はC字形状である基板処理装置。
好適には、前記支持具は複数枚の基板を水平姿勢で間隔をあけて多段に支持するように構成される。
好適には、前記支持部のうち、前記厚くした部分は前記他の部分よりも表面側に突出している。
本発明の第2の特徴とするところは、基板を処理する処理室と、前記処理室内を加熱するヒータと、前記処理室内で基板を支持する支持具とを有し、前記支持具は基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした基板処理装置にある。
本発明の第3の特徴とするところは、基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具にある。
本発明の第4の特徴とするところは、基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具にある。
本発明の第5の特徴とするところは、基板の外周部を支持し、本体部により支持される支持部であって、少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持部にある。
本発明の第6の特徴とするところは、基板の外周部を支持する支持部であって、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持部にある。
本発明の第7の特徴とするところは、基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部のうち、少なくとも前記支持具に対して基板を搬送する基板搬送プレートの挿入方向奥側の部分から、その部分に隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具により基板を支持する工程と、前記支持具にて支持した基板を処理室内に搬入する工程と、前記支持具にて支持した基板を前記処理室内で熱処理する工程と、熱処理後の基板を前記処理室より搬出する工程とを有する半導体装置の製造方法にある。
本発明の第8の特徴とするところは、基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具により基板を支持する工程と、前記支持具にて支持した基板を処理室内に搬入する工程と、前記支持具にて支持した基板を前記処理室内で熱処理する工程と、熱処理後の基板を前記処理室より搬出する工程とを有する半導体装置の製造方法にある。
本発明によれば、支持部のうち、少なくとも基板搬送プレート挿入方向奥側の部分から、その部分に隣接し本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くしたので、支持部における応力集中が抑制され、支持部の変形を防止することができる。したがって、支持部の平面度が保持され、もって基板に発生するスリップを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る基板処理装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る基板理装置の反応炉を示す縦断面図である。 本発明の実施形態に係る基板理装置の支持具を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるリング部材を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は(a)のB−B線断面図、(d)は側面図、(e)は(a)のC−C線断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるリング部材に基板搬送プレートが挿入された状態を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 本発明の第1の実施形態におけるリング部材の変形例を示し、(a)、(b)及び(c)はそれぞれ肉厚部を設ける部分を説明する図である。 本発明の第2の実施形態におけるリング部材を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は(a)のE−E線断面図、(d)は側面図、(e)は(a)のF−F線断面図である。 本発明の第2の実施形態におけるリング部材と第3の比較例におけるリング部材とを対比して示し、(a)は第3の比較例におけるリング部材の縦断面図、(b)は第2の実施形態におけるリング部材の縦断面図である。 本発明の第3の実施形態におけるリング部材に基板搬送プレートが挿入された状態を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のK−K線断面図である。 本発明の第4の実施形態におけるリング部材に基板搬送プレートが挿入された状態を示し、(a)は上面図、(b)は(a)のL−L線断面図である。 第1の比較例におけるリング部材を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は(a)のG−G線断面図、(d)は側面図、(e)は(a)のH−H線断面図である。 第1の比較例におけるリング部材と肉厚部を設けたリング部材とを対比して示し、(a)は第1の比較例におけるリング部材の上面図及び正面図、(b)は肉厚部が裏面側に設けられたリング部材を示す正面図、(c)は肉厚部が表面側に設けられたリング部材を示す正面図である。 第2の比較例におけるリング部材を示し、(a)は上面図、(b)は正面図、(c)は(a)のI−I線断面図、(d)は側面図、(e)は(a)のJ−J線断面図である。
符号の説明
10 基板処理装置
12 筐体
14 ポッドステージ
16 ポッド
18 ポッド搬送装置
20 ポッド棚
22 ポッドオープナ
24 基板枚数検知器
26 基板移載機
28 ノッチアライナ
30 支持具
32 基板搬送プレート
32a 凸部
34 支持具本体
40 反応炉
42 反応管
43 反応容器
44 アダプタ
45 処理室
46 ヒータ
48 炉口シールキャップ
50 第2の断熱板
52 第1の断熱板
54 基板
56 ガス供給口
59 ガス排気口
60 ガス導入管
62 排気管
64 ガス導入経路
66 ノズル
70 コントローラ
72 上部板
74 下部板
76 支柱
78 支持片
80 リング部材
80a 基板支持部
80b 基板支持部
80c 接続部
80d 肉厚部
82 切り欠き部
84 凹部
86 曲線部
88 直線部
次に本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に、本発明の実施の形態に係る基板処理装置10の一例を示す。この基板処理装置10は、バッチ式縦型熱処理装置であり、主要部が配置される筺体12を有する。この筺体12の正面側には、ポッドステージ14が接続されており、このポッドステージ14にポッド16が搬送される。ポッド16には、例えば25枚の被処理基板としてのウエハが収納され、図示しない蓋が閉じられた状態でポッドステージ14にセットされる。
筺体12内の正面側であって、ポッドステージ14に対向する位置には、ポッド搬送装置18が配置されている。また、このポッド搬送装置18の近傍には、ポッド棚20、ポッドオープナ22及び基板枚数検知器24が配置されている。ポッド棚20はポッドオープナ22の上方に配置され、基板枚数検知器24はポッドオープナ22に隣接して配置される。ポッド搬送装置18は、ポッドステージ14とポッド棚20とポッドオープナ22との間でポッド16を搬送する。ポッドオープナ22は、ポッド16の蓋を開けるものであり、この蓋が開けられたポッド16内の基板の枚数が基板枚数検知器24により検知される。
さらに、筺体12内には、基板移載機26、ノッチアライナ28及び支持具(ボート)30が配置されている。基板移載機26は、例えば5枚の基板を取り出すことができる基板搬送プレート(アーム)32を有し、この基板搬送プレート32を動かすことにより、ポッドオープナ22の位置に置かれたポッド16、ノッチアライナ28及び支持具30間で基板を搬送する。ノッチアライナ28は、基板に形成されたノッチまたはオリフラを検出して基板のノッチまたはオリフラを一定の位置に揃えるものである。また、支持具30は、基板を1枚ずつ支持するリング部材80(例えば図3を用いて後述)を複数備えており、複数枚の基板を水平姿勢で間隔をあけて多段に支持するようになっている。
さらに、筺体12内の背面側上部には反応炉40が配置されている。この反応炉40内に、複数枚の基板を装填した支持具30が搬入され熱処理が行われる。
図2に反応炉40の一例を示す。この反応炉40は、炭化珪素(SiC)製の反応管42を有する。この反応管42は、上端部が閉塞され下端部が開放された円筒形状をしており、開放された下端部はフランジ状に形成されている。この反応管42の下方には反応管42を支持するよう石英製のアダプタ44が配置される。このアダプタ44は上端部と下端部が開放された円筒形状をしており、開放された上端部と下端部はフランジ状に形成されている。アダプタ44の上端部フランジの上面に反応管42の下端部フランジの下面が当接している。この反応管42とアダプタ44により反応容器43が形成されており、この反応容器43(反応管42)内に複数枚の基板を処理する処理室45が設けられている。また、反応容器43のうち、アダプタ44を除いた反応管42の周囲には、処理室45内を加熱するヒータ46が配置されている。
反応管42とアダプタ44により形成される反応容器43の下部は、支持具30を挿入するために開放され、この開放部分(炉口部)は炉口シールキャップ48がOリングを挟んでアダプタ44の下端部フランジの下面に当接することにより密閉されるようにしてある。炉口シールキャップ48は支持具30を支持し、支持具30と共に昇降可能に設けられている。炉口シールキャップ48と支持具30との間には、石英製の第1の断熱部材52と、この第1の断熱部材52の上部に配置された炭化珪素(SiC)製の第2の断熱部材50とが設けられている。支持具30は、多数枚、例えば25〜100枚の基板54を略水平状態で隙間をもって多段に支持し、反応管42(処理室45)内に装填される。
1200℃以上の高温での処理を可能とするため、反応管42は炭化珪素(SiC)製としてある。このSiC製の反応管42を炉口部まで延ばし、この炉口部をOリングを介して炉口シールキャップ48でシールする構造とすると、SiC製の反応管42を介して伝達された熱によりシール部まで高温となり、シール材料であるOリングを溶かしてしまうおそれがある。Oリングを溶かさないようSiC製の反応管42のシール部を冷却すると、SiC製の反応管42が温度差による熱膨張差により破損してしまう。そこで、反応容器43のうちヒータ46による加熱領域をSiC製の反応管42で構成し、ヒータ46による加熱領域から外れた部分を石英製のアダプタ44で構成することで、SiC製の反応管42からの熱の伝達を和らげ、Oリングを溶かすことなく、また反応管42を破損することなく炉口部をシールすることが可能となる。また、SiC製の反応管42と石英製のアダプタ44とのシールは、双方の面精度を良くすれば、SiC製の反応管42はヒータ46の加熱領域に配置されているため温度差が発生せず、等方的に熱膨張する。よって、SiC製の反応管42下端部のフランジ部分は平面を保つことができ、アダプタ44との間に隙間ができないので、SiC製の反応管42を石英製のアダプタ44に載せるだけでシール性を確保することができる。
アダプタ44には、アダプタ44と一体にガス供給口56とガス排気口59とが設けられている。ガス供給口56にはガス導入管60が、ガス排気口59には排気管62がそれぞれ接続されている。
アダプタ44の内壁は反応管42の内壁よりも内側にあり(突出しており)、アダプタ44の側壁部(肉厚部)には、ガス供給口56と連通し、垂直方向に向かうガス導入経路64が設けられ、その上部にはノズル取付孔が上方に開口するように設けられている。このノズル取付孔は、反応管42の内部におけるアダプタ44の上端部フランジ側の上面に開口しており、ガス供給口56およびガス導入経路64と連通している。このノズル取付孔にはノズル66が挿入され固定されている。すなわち、反応管42内部におけるアダプタ44の反応管42の内壁よりも内側に突出した部分の上面にノズル66が接続され、このアダプタ44の上面によりノズル66が支持されることとなる。この構成により、ノズル接続部は熱で変形しにくく、また破損しにくい。また、ノズル66とアダプタ44の組立て、解体が容易になるというメリットもある。ガス導入管60からガス供給口56に導入された処理ガスは、アダプタ44の側壁部に設けられたガス導入経路64、ノズル66を介して反応管42内に供給される。なお、ノズル66は、反応管42の内壁に沿って基板配列領域の上端よりも上方、すなわち支持具30の上端よりも上方まで延びるように構成される。
次に、上述したように構成された基板処理装置10の作用、すなわち基板処理装置10を用いて半導体装置(デバイス)の製造工程や基板の製造工程の一工程として行う基板処理工程について説明する。
なお、以下の説明において、基板処理装置10を構成する各部の動作はコントローラ70により制御される。
まず、ポッドステージ14に複数枚の基板54を収容したポッド16がセットされると、ポッド搬送装置18によりポッド16をポッドステージ14からポッド棚20へ搬送し、このポッド棚20にストックする。次に、ポッド搬送装置18により、このポッド棚20にストックされたポッド16をポッドオープナ22に搬送してセットし、このポッドオープナ22によりポッド16の蓋を開き、基板枚数検知器24によりポッド16に収容されている基板54の枚数を検知する。
次に、基板移載機26により、ポッドオープナ22の位置にあるポッド16から基板54を取り出し、ノッチアライナ28に移載する。このノッチアライナ28においては、基板54を回転させながら、ノッチを検出し、検出した情報に基づいて複数枚の基板54のノッチを同じ位置に整列させる。次に、基板移載機26により、ノッチアライナ28から基板54を取り出し、支持具30に移載する。すなわち、支持具30に備えられた複数のリング部材80(後述)にて、複数の基板を1枚ずつ水平姿勢で間隔をあけて多段に支持する(基板支持工程)。
このようにして、1バッチ分の基板54を支持具30に移載すると、例えば600℃程度の温度に設定された反応炉40(処理室45)内にリング部材80(後述)にて複数枚の基板54を支持した支持具30を装入(搬入)し、炉口シールキャップ48により反応炉40内を密閉する(基板搬入工程)。次に、炉内温度を熱処理温度まで昇温させて、ガス導入管60からガス導入口56、アダプタ44側壁部に設けられたガス導入経路64、及びノズル66を介して反応管42内に処理ガスを導入する。処理ガスには、窒素(N)、アルゴン(Ar)、水素(H)、酸素(O)等が含まれる。基板54を処理室45内で熱処理する際、リング部材80(後述)にて支持した基板54は例えば1200℃程度以上の温度に加熱される(熱処理工程)。
基板54の熱処理が終了すると、例えば炉内温度を600℃程度の温度に降温した後、熱処理後の基板54をリング部材80(後述)にて支持した支持具30を反応炉40(処理室45)からアンロード(搬出)し(基板搬出工程)、支持具30に支持された全ての基板54が冷えるまで、支持具30を所定位置で待機させる。次に、待機させた支持具30の基板54が所定温度まで冷却されると、基板移載機26により、支持具30から基板54を取り出し、ポッドオープナ22にセットされている空のポッド16に搬送して収容する。次に、ポッド搬送装置18により、基板54が収容されたポッド16をポッド棚20、またはポッドステージ14に搬送して一連の処理が完了する。
次に、支持具30について説明する。
図3に支持具30の一例が示されている。支持具30は、後述する支持部としてのリング部材80と、このリング部材80を支持する本体部としての支持具本体34を備えている。この支持具本体34は、例えば炭化珪素または珪素(単結晶または多結晶)からなり、上部板72、下部板74、及び該上部板72と下部板74とを接続する例えば4本の支柱76、76、76、76を有する。これら支柱76、76、76、76にはリング部材80を支持する支持片(爪部)78、78、78、78が形成されている。この支持片78、78、78、78は、支柱76、76、76、76から支持具本体34の内側(中心軸側)に向かって水平方向に延びており、垂直方向に一定間隔隔てて支柱76、76、76、76に多数形成されている。
支柱76、76、76、76は、支持具本体34を上面方向から見て基板挿入側(図3(b)の矢印方向、すなわち基板挿入方向の手前側)に2本、基板挿入側とは反対側(基板挿入方向の奥側)に2本設けられている。具体的には、基板挿入側の2本の支柱76、76は、この基板挿入側に略180°隔てて設けられ、基板挿入側とは反対側の2本の支柱76、76は、基板挿入側の2本の支柱76、76の間に設けられている。後述するリング部材80は、図3(a)に示すように、支柱76、76、76、76のそれぞれの支持片78、78、78、78上に載置(設置)されるようになっている。
次に、本発明の第1の実施形態におけるリング部材80について説明する。
図4及び図5に第1の実施形態におけるリング部材80が示されている。
図4に示すように、リング部材80は、一部が切り欠かれた円環状(C字形状)をしており、基板54の外周部を支持するようになっている。リング部材80は、例えば、石英、珪素、もしくは炭化珪素からなる。このリング部材80の基板挿入側(図4の矢印方向、すなわち基板挿入方向の手前側)の一部分には切り欠き部82が設けられ、この切り欠き部82により開放されている部分に、基板搬送プレート32が挿入されるようになっている。また、このリング部材80は、基板54裏面と接触して該基板54を支持する(基板54が支持される基板支持面を有する)例えば2つの基板支持部80a、80bと、リング部材80の異なる部分同士を接続する、すなわち該基板支持部80aと基板支持部80bとを接続する接続部80cとで構成されている。
図5にも示すように、接続部80cは、リング部材80の基板搬送プレート挿入方向奥側の部分に形成され、基板搬送プレート32により基板54をリング部材80に載置した際に、基板54よりも外側の部分に位置するように配置されている。
なお、基板搬送プレート32は、基板54のエッジ(周縁)部を該基板搬送プレート32のテーパ面(図示せず)で支持して搬送することにより、基板54の裏面に傷が付くのを防止している。このため、基板搬送プレート32の先端部は基板54よりも外側に突出している。したがって、接続部80cは、リング部材80における他の部分(基板支持部80a、80b)よりも外側に突出して(出っ張って)おり、基板搬送プレート32により基板54をリング部材80に載置する際に、基板搬送プレート32の先端部を逃がすことのできる形状となっている。
また、リング部材80のうち、少なくとも基板搬送プレート挿入方向奥側の部分から、その部分に隣接し支持具本体34に支持される部分にわたる部分であって、基板54をリング部材80に載置した際に基板54よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くしてある。
より詳しく説明すると、接続部80c及び接続部80cに隣接した基板支持部80a、80bの一部に肉厚部80dが形成されており、この肉厚部80dの厚さ(図4(b)のd2)は、リング部材80における肉厚部80d以外の部分、具体的には基板支持部80a,80bの肉厚部80dが形成されていない部分の厚さ(図4(b)のd1)よりも厚くなっている。また、図3(b)及び図4(a)にも示すように、肉厚部80dは、リング部材80のうち、接続部80cからリング部材80を支持具30に設置した際に、支持具本体34の支持片78に支持される部分にわたる部分(図3(b))で、且つリング部材80に載置された基板54の外縁よりも外側に形成されている(図4(a))。
なお、リング部材80のうち基板挿入方向奥側の外側に突き出た部分から、その部分に隣接し支持片78により支持される部分にわたる部分に肉厚部80dを設ける場合、図6(a)に示すように、肉厚部80dが少しでも支持片78にかかるように設ければよい。さらに、図6(b)に示すように、肉厚部80dを支持片78の全体にかかるように設けると、リング部材80に応力集中が生じないため、より好ましい。
また、図6(c)に示すように、リング部材80のうち、基板挿入方向奥側の外側に突き出た部分から、その突き出た部分と他の部分との角部(接続部分)を超えた部分にわたる部分であって、基板54よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くするようにしてもよい。これにより、基板挿入方向奥側の外側に突き出た部分から、その突き出た部分と他の部分との角部(接続部分)での応力集中をなくすことができる。
次に、第1の比較例及び第2の比較例について図11乃至13に基づいて説明する。
図11に第1の比較例のリング部材100が示されている。
図11に示すように、第1の比較例のリング部材100は、本実施形態のリング部材80と比較すると、該リング部材100に肉厚部が形成されておらず、リング部材100全体が均一の厚さ(例えば図4(b)のd1と同一の厚さ)に形成されている。
この第1の比較例のリング部材100においては、リング部材100を支持具本体34に設置して熱処理をおこなうと、リング部材100の自重及びリング部材100上に載置された基板54の重量によりリング部材100の一部分に応力が集中する。具体的には、リング部材100の中心線C1(図11の二点差線)近傍に応力が集中し、該中心線C1を中心にリング部材100が変形することが考えられる。
これに対し、本実施形態におけるリング部材80には、第1の比較例のリング部材100における変形が生ずる部分(接続部100cの部分)において、他の部分よりも厚く形成された肉厚部80dが設けられているので、該リング部材80における変形を防止することができる。これにより、リング部材80の平面度が保持され、もって基板54に発生するスリップを抑制することができる。
また、図12に示すように、第1の比較例のリング部材100が4点で支持される場合、リング部材100は中心線C1を中心に変形する(図12(a))。この変形の仕方を考慮すると、肉厚部80dは、リング部材80の裏面側に盛り上がるように(下に凸となるように)設ける(図12(b))より、表面側に盛り上がるように(上に凸となるように)設ける(図12(c))と、より変形しにくくなり好ましい。
図13に第2の比較例のリング部材200が示されている。
図13に示すように第2の比較例のリング部材200は、本実施形態のリング部材80と比較すると、該リング部材200の接続部200cにのみ肉厚部200dが形成されており、接続部200cに隣接した基板支持部200a、200bには肉厚部200dが形成されていない。
この第2の比較例のリング部材200においては、接続部200cが他の部分より厚く形成されているので、第1の比較例のような変形は生じないが、接続部200cと基板支持部200a、200bとの接合部の角部(例えば図13(a)及び(b)の二点差線で囲んだ部分)に応力が集中し、この部分から該リング部材200が変形することが考えられる。
これに対し、本実施形態におけるリング部材80は、基板搬送プレート32挿入方向奥側の部分(接続部80c)だけでなく、基板搬送プレート32挿入方向奥側から支持具本体34の奥側(基板挿入側と反対側)の支持片78に対応する部分、すなわち少なくとも支持具本体34によりリング部材80が支持される部分にいたるまでの部分が、他の部分より厚く形成されている(肉厚部80dが形成されている)。したがって、この構成によれば接続部80cと基板支持部80a、80bとの接続部への応力集中も防止でき、これに起因する変形も防止できる。
次に、第2の実施形態におけるリング部材80について説明する。
図7に第2の実施形態におけるリング部材80が示されている。
第2の実施形態におけるリング部材80は、第1の実施形態におけるリング部材80とは、肉厚部80dを設ける部分が異なる。その他の構成は第1の実施形態におけるリング部材80と同じである。
図7に示すように、第2の実施形態におけるリング部材80は、該リング部材80のうち、基板54をリング部材80に載置した際に基板54よりも外側に位置する部分を、リング部材80の全体にわたり、他の部分よりも厚く形成されている。
より詳しく説明すると、接続部80c及び接続部80cに隣接した基板支持部80a、80bの全体に肉厚部80dが形成されており、この肉厚部80dの厚さ(図6(c)のd4)は、リング部材80における肉厚部80d以外の部分、具体的には基板支持部80a、80bの肉厚部80dが形成されていない部分の厚さ(図6(c)のd3)よりも厚くなっている。また、この肉厚部80dは、リング部材80裏面の外周全体に形成されており、リング部材80に載置された基板54の外縁よりも外側に形成されている。
ところで、上述した第1の比較例のリング部材100においては、リング部材100を支持具本体34に設置して熱処理をおこなうと、リング部材100の中心線C1(図11の二点差線)近傍だけではなく、更にリング部材100の中心線C2(図11の一点鎖線)近傍にも応力が集中することがある。これにより、リング部材100は、中心線C1を中心に変形するだけでなく、中心線C2を中心にリング部材100が変形する(リング部材100の先端部(切り欠き部102周辺部)が垂れる)ことが考えられる。
これに対し、本実施形態におけるリング部材80は、該リング部材80のうち基板54をリング部材80に載置した際に基板54よりも外側に位置する部分を、リング部材80の全体にわたり、他の部分よりも厚くした(肉厚部80dを形成した)ことにより、該リング部材80の全体にわたり、変形を防止することができる。これにより、リング部材80の平面度が保持され、もって基板54に発生するスリップを抑制することができる。
一方、上述した第1の比較例におけるリング部材100の変形を防止するためには、リング部材100全体の厚さを厚くする方法も考えられる。そこで、本実施形態のリング部材80とリング部材全体の厚さを厚くした第3の比較例のリング部材300(図8を用いて後述)とを比較して説明する。
図8に本実施形態のリング部材80と第3の比較例のリング部材300とが対比して示されている。図8(a)は、第3の比較例のリング部材300、図8(b)は本実施形態のリング部材80を示している。図8(a)に示すように、第3の比較例のリング部材300は、該リング部材300全体の厚さ(図8(a)のd5)が本実施形態のリング部材80の肉厚部80d以外の部分の厚さ(図8(b)のd3)よりも厚くなるように形成されている。ここで、第3の比較例のリング部材300全体の厚さ(図8(a)のd5)は、本実施形態のリング部材80における肉厚部80dの厚さ(図8(b)のd4)と同一、すなわちd5=d4とする。
また、図8(a)に示すように、第3の比較例のリング部材300は、隣り合うそれぞれのリング部材300上面同士の距離(ボートピッチ)が例えばL1となるように支持具本体34(図示せず)に設置されている。同様に、本実施形態のリング部材80は、図8(b)に示すように、隣り合うそれぞれのリング部材80上面同士の距離(ボートピッチ)が例えばL2となるように支持具本体34(図示せず)に設置されている。ここで、第3の比較例のリング部材300が設置されている支持具30のボートピッチと本実施形態のリング部材80が設置されている支持具30のボートピッチとは同一、すなわちL1=L2とする。
例えば、高温での入出炉等において、図8(a)及び図8(b)に示すように、基板54がある程度反った場合、第3の比較例のリング部材300に載置された基板54はリング部材300と接触する。すなわち、該基板54の表面が上方に位置するリング部材300の裏面(下面)にぶつかる(図7(a))。これにより、基板54の表面に傷が付き、さらにパーティクルが発生することがある。
また、第3の比較例のリング部材300は、該リング部材300全体が厚く形成されているので、該リング部材300の熱による変形は防止することができるが、該リング部材300自体の重量が増えるので支持具本体34に対する負荷が大きくなる。
一方、本実施形態におけるリング部材80上に載置された基板54は、比較例のリング部材300に載置された基板がその上方に位置するリング部材300と接触する場合と同じ量だけ反った場合においても、該基板54とリング部材80とは接触しない。すなわち、該基板54の上方に位置するリング部材80の裏面(下面)にぶつからない(図8(b))。
このように、本実施形態におけるリング部材80は、該リング部材80のうち基板54をリング部材80に載置した際に基板54よりも外側に位置する部分を、リング部材80の全体にわたり、他の部分よりも厚くした(肉厚部80dを形成した)ことにより、該リング部材80の肉厚部80d以外の部分の厚さを薄くすることが可能となり、第3の比較例のリング部材300と比較すると基板54上のスペースをより確保することが可能となる。したがって、高温での入出炉を行っても基板54の反り(変形)による該基板54とリング部材80裏面との接触(ぶつかり)が無くなるので、基板54の表面傷を減少させ、さらにパーティクルの発生を防止させ、基板54の汚染を低減させることができる。また、それにより(高温での入出炉が可能となることにより)スループットを向上させることもできる。更にはボートピッチ(ウエハピッチ)を狭くすることも可能となるので、基板の処理枚数を増大させることも可能となる。
さらに、本実施形態におけるリング部材80は、第3の比較例のリング部材300と比較して該リング部材80の重量を軽くすることができるので、支持具本体34に対する負荷を小さくすることもできる。
次に、第3の実施形態におけるリング部材80について説明する。
図9に第3の実施形態におけるリング部材80が示されている。
第3の実施形態におけるリング部材80は、第1の実施形態におけるリング部材80とは、肉厚部80dを設ける部分及び接続部80cの形状が異なる。その他の構成は第1の実施形態におけるリング部材80と同じである。なお、第3の実施形態における支持具本体34は、第1の実施形態における支持具本体34とは、支柱76の数、すなわち、支持片78によるリング部材80の支持箇所が異なる。第1の実施形態における支持具本体34では、支柱76が4本、すなわち支持片78によるリング部材80の支持箇所が4箇所であるのに対し、第3の実施形態における支持具本体34では、支柱76が3本、すなわち支持片78によるリング部材80の支持箇所が3箇所である。なお、第3の実施形態における支持具本体34では、支柱76、76、76は、支持具本体34を上面方向から見て基板挿入側に2本、その反対側に1本設けられている。
図9に示すように、第3の実施形態におけるリング部材80は、基板挿入方向奥側に突き出された部分から、その部分に隣接し、支持片78、78、78により支持される部分にわたる部分に肉厚部80dを設けている。すなわち、肉厚部80dは、支持片78、78、78全体にかかるように形成されている。
接続部80cは、リング部材80の基板搬送プレート挿入方向奥側の部分に形成され、基板搬送プレート32により基板54をリング部材80に載置した際に、基板54よりも外側の部分に位置するように配置されており、複数(本実施形態においては2つ)の凹部84を有している。
なお、基板搬送プレート32の先端部は、基板54よりも外側に突出するように、複数(本実施形態においては2つ)の凸部32aを有している。したがって、接続部80cの凹部84は、リング部材80における他の部分(基板支持部80a、80b)よりも外側に突出して(出っ張って)おり、基板搬送プレート32により基板54をリング部材80に載置する際に、基板搬送プレート32の先端部の凸部32aを逃がすことのできる形状となっている。
次に、第4の実施形態におけるリング部材80について説明する。
図10に第4の実施形態におけるリング部材80が示されている。
第4の実施形態におけるリング部材80は、第1の実施形態におけるリング部材80とは、肉厚部80dを設ける部分の形状が異なる。その他の構成は第1の実施形態におけるリング部材80と同じである。
図10に示すように、第4の実施形態におけるリング部材80は、基板挿入方向奥側に突き出された部分から、その部分に隣接し、支持片78、78、78、78により支持される部分にわたる部分に肉厚部80dを設けている。すなわち、肉厚部80dは、支持片78、78、78、78全体にかかるように形成されている。
また、肉厚部80dは、接続部80cから基板挿入側に略180°隔てて設けられている2本の支柱76、76まで形成される曲線部86、86と、この曲線部86、86に接続され、基板挿入方向と平行に形成される直線部88、88とを有する。
このように、肉厚部80dに直線部88、88を設け、該直線部88より内側及び基板挿入側に肉厚部80dを設けないことにより、搬送ピッチに影響を与えないようにすることができる。換言すると、肉厚部80dを直線部88より内側及び直線部88より基板挿入側に設けると、搬送ピッチに影響を及ぼすこととなる。すなわち、基板搬送プレート32により基板54をリング部材80間に挿入してリング部材80に載置する際、又は基板54をリング部材80から取り出す際に、基板54と肉厚部80dとの干渉を避けるため直線部88より内側及び基板挿入側に肉厚部80dを設けない場合よりも搬送ピッチを大きくしなければなくなる。
なお、上記実施の形態の説明においては、一度に複数枚の基板を熱処理するバッチ式の基板処理装置を用いたが、本発明はこれに限定するものではなく、枚葉式のものであってもよい。
本発明の基板処理装置は、基板の製造工程にも適用することができる。
SOI(Silicon On Insulator)ウエハの一種であるSIMOX(Separation by Implanted Oxygen)ウエハの製造工程の一工程に本発明の基板処理装置を適用する例について説明する。
まずイオン注入装置等により単結晶シリコンウエハ内へ酸素イオンをイオン注入する。その後、酸素イオンが注入されたウエハを上記実施の形態の基板処理装置を用いて、例えばAr、O雰囲気のもと、1300℃〜1400℃、例えば1350℃以上の高温でアニールする。これらの処理により、ウエハ内部にSiO層が形成された(SiO層が埋め込まれた)SIMOXウエハが作製される。
また、SIMOXウエハの他、水素アニールウエハやArアニールウエハの製造工程の一工程に本発明の基板処理装置を適用することも可能である。この場合、ウエハを本発明の基板処理装置を用いて、水素雰囲気中もしくはAr雰囲気中で1200℃程度以上の高温でアニールすることとなる。これによりIC(集積回路)が作られるウエハ表面層の結晶欠陥を低減することができ、結晶の完全性を高めることができる。また、この他、エピタキシャルウエハの製造工程の一工程に本発明の基板処理装置を適用することも可能である。
以上のような基板の製造工程の一工程として行う高温アニール処理を行う場合であっても、本発明の基板処理装置を適用することができる。
本発明の基板処理装置は、半導体装置(デバイス)の製造工程に適用することも可能である。
特に、比較的高い温度で行う熱処理工程、例えば、ウェット酸化、ドライ酸化、水素燃焼酸化(パイロジェニック酸化)、HCl酸化等の熱酸化工程や、硼素(B)、リン(P)、砒素(As)、アンチモン(Sb)等の不純物(ドーパント)を半導体薄膜に拡散する熱拡散工程等に適用するのが好ましい。
このような半導体装置(デバイス)の製造工程の一工程としての熱処理工程を行う場合においても、本発明の基板処理装置を用いることができる。
本発明は、半導体ウエハやガラス基板等を処理するための基板処理装置において、基板に発生するスリップを抑制する必要があるものに利用することができる。

Claims (14)

  1. 基板を処理する処理室と、
    前記処理室内を加熱するヒータと、
    前記処理室内で基板を支持する支持具と、
    前記支持具に対して基板を搬送する基板搬送プレートとを有し、
    前記支持具は基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、
    前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、他の部分よりも外側に突出しており、
    前記他の部分より外側に突出した部分から、前記外側に突出した部分と前記他の部分との接続部を超えた部分にわたる部分であって、前記基板より外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした基板処理装置。
  2. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、前記基板搬送プレートにより基板を前記支持部に載置する際に、前記基板搬送プレートの先端部を逃がすことのできる形状である基板処理装置。
  3. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、基板を前記支持部に載置した際にその部分全体が基板よりも外側の部分に位置するように配置される基板処理装置。
  4. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部の前記基板搬送プレート挿入方向奥側の部分は、前記支持部の異なる部分同士を接続する接続部であり、その接続部は基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側の部分に位置するように配置される基板処理装置。
  5. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部の基板挿入側の一部分には切り欠きが設けられる基板処理装置。
  6. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部はC字形状である基板処理装置。
  7. 請求項1の基板処理装置において、前記支持具は複数枚の基板を水平姿勢で間隔をあけて多段に支持するように構成される基板処理装置。
  8. 請求項1の基板処理装置において、前記支持部のうち、前記厚くした部分は前記他の部分よりも表面側に突出している基板処理装置。
  9. 基板を処理する処理室と、
    前記処理室内を加熱するヒータと、
    前記処理室内で基板を支持する支持具と、を有し、
    前記支持具は基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした基板処理装置。
  10. 基板の外周部を支持する支持部と、
    この支持部を支持する本体部とを備えており、
    前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具。
  11. 基板の外周部を支持する支持部と、
    この支持部を支持する本体部とを備えており、
    前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具。
  12. 基板の外周部を支持し、本体部により支持される支持部であって、
    少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記本体部により支持される部分にわたる部分であって、基板を載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持部。
  13. 基板の外周部を支持する支持部であって、
    前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持部。
  14. 基板の外周部を支持する支持部と、この支持部を支持する本体部とを備えており、前記支持部は少なくとも一部に他の部分よりも外側に突出した突出部を有し、前記支持部のうち、少なくとも前記突出部から、その部分に隣接し前記突出部と前記他の部分との接続部分を超えた部分にわたる部分であって、基板を前記支持部に載置した際に基板よりも外側に位置する部分を他の部分よりも厚くした支持具により基板を支持する工程と、
    前記支持具にて支持した基板を処理室内に搬入する工程と、
    前記支持具にて支持した基板を前記処理室内で熱処理する工程と、
    熱処理後の基板を前記処理室より搬出する工程と、
    を有する半導体装置の製造方法。
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