JP5043823B2 - マグネトロンスパッタチャンバにおけるスプリットマグネットリング - Google Patents

マグネトロンスパッタチャンバにおけるスプリットマグネットリング Download PDF

Info

Publication number
JP5043823B2
JP5043823B2 JP2008501923A JP2008501923A JP5043823B2 JP 5043823 B2 JP5043823 B2 JP 5043823B2 JP 2008501923 A JP2008501923 A JP 2008501923A JP 2008501923 A JP2008501923 A JP 2008501923A JP 5043823 B2 JP5043823 B2 JP 5043823B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sputter
target
magnetic
central axis
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008501923A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008533305A (ja
JP2008533305A5 (ja
Inventor
シンユー フ,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Applied Materials Inc
Original Assignee
Applied Materials Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Applied Materials Inc filed Critical Applied Materials Inc
Publication of JP2008533305A publication Critical patent/JP2008533305A/ja
Publication of JP2008533305A5 publication Critical patent/JP2008533305A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5043823B2 publication Critical patent/JP5043823B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • H01J37/3405Magnetron sputtering
    • H01J37/3408Planar magnetron sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/06Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the coating material
    • C23C14/14Metallic material, boron or silicon
    • C23C14/16Metallic material, boron or silicon on metallic substrates or on substrates of boron or silicon
    • C23C14/165Metallic material, boron or silicon on metallic substrates or on substrates of boron or silicon by cathodic sputtering
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C14/00Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
    • C23C14/22Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
    • C23C14/34Sputtering
    • C23C14/35Sputtering by application of a magnetic field, e.g. magnetron sputtering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3402Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering using supplementary magnetic fields
    • H01J37/3405Magnetron sputtering
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/32Gas-filled discharge tubes
    • H01J37/34Gas-filled discharge tubes operating with cathodic sputtering
    • H01J37/3411Constructional aspects of the reactor
    • H01J37/3461Means for shaping the magnetic field, e.g. magnetic shunts

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Physical Vapour Deposition (AREA)
  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)

Description

関連出願
本出願は、2005年3月18日に出願された仮出願第60/663,568号の利益を請求している。
発明の分野
本発明は、一般に、物質のスパッタリングに係る。特に、本発明は、マグネトロンスパッタリアクタにおける均一性を改善するのに使用される補助マグネットに係る。
物理気相堆積(PVD)とも称されるスパッタリングは、半導体集積回路の形成において金属及び関連物質の層を堆積するのに普通に使用されている。シリコン集積回路において銅の金属化のために元々開発された最近の技法は、現在では、絶縁体にエッチングされた相互接続ホール構造におけるバリヤ層として使用されるタンタルの如き耐熱性金属のスパッタリング及び上記ホールを埋め込むため銅の最終的電気めっきのためのシード層として使用する銅のスパッタリングに適用されてきている。このようなスパッタリングに課せられる要件は、その相互接続ホールの直径が100nmより小さくなるにつれ、また、ホールのアスペクト比が5及びそれ以上に増大していくにつれて厳しくなっていく。
複雑な形状をしたターゲット及び誘導性電力源を有する新型のスパッタリアクタが開発されてきており、これらのほとんどのものは、スパッタ原子のイオン化断片を増大させようとしているものである。従って、ウエハをバイアスすることにより、イオン化されスパッタされた原子が、ホール内の深部まで吸引され、また、ホールの底部のスパッタエッチオーバハング及び不所望の層へと吸引される。しかしながら、このような新型以前の従来のスパッタリアクタは、それらが簡単且つ低価格であるが故に、新しい用途でも使用され続けている。このような従来のスパッタリアクタは、より複雑なスパッタリアクタの性能特性の多くを達成するため複雑な磁気系をもって変更されている。
以下にGung氏としてここに援用する米国特許第6,610,184号において、Gung氏等は、図1の概略断面図に例示されるようなプラズマスパッタリングリアクタ10を開示している。真空チャンバ12は、電気的に接地されている概ね円筒状の側壁部14を含む。典型的に、この側壁部14の内側には、それらがスパッタコーティングされてしまわないようにするための図示していない接地される交換可能なシールド及びある場合には付加的なフローティングシールドが配設されているが、これらは、真空を保持することを除いて、チャンバ側壁部として作用する。スパッタされるべき金属からなる少なくとも表面層を有するスパッタリングターゲット16は、電気絶縁体18によってチャンバ12に対して封止されている。ペデスタル電極22は、スパッタコーティングすべきウエハ24をターゲット16と平行な状態に支持する。処理スペースは、それらシールドの内側でターゲット16とウエハ24との間に画成される。
スパッタリング作用ガス、好ましくは、アルゴンが、ガス供給源26からマスフローコントローラ28を通してチャンバ内へ計量導入される。図示していない真空ポンプシステムにより、チャンバ12の内部は、典型的に、10−8トール以下の非常に低いベース圧力に維持される。プラズマ点火中に、概略5ミリトールのチャンバ圧力を生成する量のアルゴン圧力が与えられるが、後述するように、この圧力は、その後に減少させられる。直流電力供給源34は、ターゲット16を概略−600VDCまで負にバイアスして、アルゴン作用ガスが電子及び正のアルゴンイオンを含むプラズマへと励起させられるようにする。それらの正のアルゴンイオンは、負にバイアスされたターゲット16へと吸引され、そのターゲット16から金属原子をスパッタさせる。
本発明は、特に、小型ネスト状マグネトロン36がターゲット16の背後の図示していないバックプレートに支持されているような自己イオン化プラズマ(SIP)スパッタリングに有用である。チャンバ12及びターゲット16は、中心軸38のまわりに概ね円形で対称的である。SIPマグネトロン36は、第1の垂直磁気極性の内側マグネットポール40及びそれと反対の第2の垂直磁気極性の周辺外側マグネットポール42を含む。これら両方のポールは、磁気ヨーク44によって支持されており且つ磁気的に結合されている。このヨーク44は、中心軸38に沿って延長している回転シャフト48に支持された回転アーム46に固定されている。シャフト48に接続されたモータ50により、マグネトロン36は、中心軸38の周りに回転させられる。
非平衡マグネトロンにおいては、外側ポール42は、その面積に亘って積分された全磁束が内側ポール40によって発生されるよりも大きく、好ましくは、少なくとも150%の磁気強度の比率を有するものとなっている。それらの対向する磁気ポール40、42は、チャンバ12内に高密度プラズマを生成してスパッタリング割合を増大し且つスパッタ金属原子のイオン化断片を増大させるようにターゲット16の面に対して平行で近接した強い成分を有する概ねセミトロイド状の磁界Bを作り出す。外側ポール42は、内側ポール40よりも磁気的に強いので、外側ポール42からの磁界の一部分は、その外側ポール42の背後に戻って磁気回路を閉成する前に、ペデスタル22に向かって遠くへと張り出す。
例えば、13.56MHzの周波数を有する高周波電力供給源54が、ウエハ24に負の自己バイアスを掛けるためペデスタル電極22に接続される。このバイアスにより、隣接プラズマのシースに亘って正に荷電された金属原子が吸引され、インターレベルビアの如きウエハにおける高アスペクト比のホールの側部及び底部をコーティングする。
SIPスパッタリングにおいて、マグネトロンは、小型であり、高い磁気強度を有しており、プラズマ密度がターゲットの近くで1010cm−3より高くなるように、高い直流電力量がそのターゲットに印加される。このようなプラズマ密度の存在において、非常に多くのスパッタ原子が、正に荷電された金属イオンへとイオン化される。その金属イオン密度は、非常に多くの金属イオンが、ターゲットへと吸引し戻されて更なる金属イオンをスパッタするに十分に高いものである。その結果として、それら金属イオンは、そのスパッタリングプロセスにおける実効作用種としてアルゴンイオンと少なくとも部分的に置き換わっていくことができる。即ち、アルゴン圧力を減少させることができる。そのように圧力を減少させると、金属イオンの散乱及び脱イオン化を減少させることができるという効果が得られる。銅スパッタリングの場合には、ある条件下で、持続自己スパッタリング(SSS)と称されるプロセスにおいてプラズマが点火されたときにアルゴン作用ガスを完全に除去することが可能である。アルミニウム又はタングステンスパッタリングの場合には、SSSは可能ではないが、アルゴン圧力を、従来のスパッタリングに使用される圧力より、例えば、1ミリトールより低い値まで実質的に減少させることができる。
永久マグネット62の補助アレイ60が、チャンバ側壁部14の周りに配置され、ウエハ24に向かう処理スペースの半分に概ね配置される。これら補助マグネット62は、外側ポール42からの磁界の非平衡部分を引き下ろすように、ネステッドマグネトロン36の外側ポール42と同じ第1の垂直磁気極性を有している。後で詳述する実施形態においては、8個の永久マグネットがあるが、4個又はそれより多い任意の数のマグネットを中心軸38の周りに分散配置することにより、同様の良い結果を得ることができよう。チャンバ側壁部14の内側に補助マグネット62を配置することが可能であるが、薄い側壁部の外側に配置するのが処理領域におけるそれらの実効強度を増大する上で好ましい。しかしながら、総合的に良い処理結果を得るためには、側壁部14の外側に配置するのが好ましい。
補助マグネットアレイ62は、円形状の対称的な磁界を生成するため、中心軸38の周りに概ね対称に配置される。一方、ネステッドマグネトロン36は、中心軸の周りに非対称な磁界分布を有しているが、このネステッドマグネトロンの回転時間に亘って平均されるとき、それは対称となる。ネステッドマグネトロン36には、多くの形式がある。あまり好ましくはないが最も簡単な形式のものは、円形環状外側磁気ポール42によって取り囲まれた底部中央磁気ポール40を有しており、その磁界がチャンバ軸38からずれた軸の周りに対称となり、そのネステッドマグネトロン軸がチャンバ軸38の周りに回転させられるようなものである。このような1つのネステッドマグネトロンとしては、中心軸38の近くに頂点を有しターゲット16の周辺近くに底辺を有するような三角形状のものがある。このような形状は、特に効果的である。何故ならば、磁界の時間平均が、円形のネステッドマグネトロンの場合よりもより均一となるからである。
Gung氏は、それらの磁気素子の効果について記述している。非平衡マグネトロン36は、ターゲット16のスパッタリング面に対して概ね平行で電子をトラップしプラズマ密度を増大させ、従って、スパッタリング割合を増大させるようなセミトロイド状磁界Bを生成する。不平衡のため、実質的に不整合な磁界が外側ポール42から出て、チャンバ中心38の近くにチャンバ12内へ張り出すがマグネトロン36の背部へ戻る戻り磁界BA1及びチャンバ側壁部14の近くの側壁部磁界BA2の両者を生成する。側壁部磁界BA2は、それがマグネトロン42の背部へ戻る前に、同様の極性の補助アレイ62の方へ引き下げられる。Gung氏は、プラズマをウエハ24の方へ延ばしイオン化されたスパッタ粒子をウエハ24の方へ導くような配列の効果について記述している。Gung氏は、更に、銅膜の堆積の半径方向の均一性が改善されることについて記述している。
Gung氏の構成は、銅堆積、特に、商業的に重要なデュアルダマシン構造において垂直相互接続並びに水平相互接続を形成するためインターレベル絶縁体を通して形成される狭いビアホール内に薄い銅シード層を堆積するのに効果的に適用されている。その銅シード層は、その後の電気化学めっき(ECP)によるそのビアホールの埋め込みのためのシード及び電気めっき層として使用される。この応用例では、オーバハングが相当の問題となる。一方、Gung氏の構成がそのビアホールの壁と銅シード層との間にタンタルバリヤ層をスパッタリングするのに適用されるときには、その結果得られる均一性が完全に満足できるものとはならない。このようなバリヤ適用例の場合には、ビアホール深部の側壁部カバー及び均一性がより重要である。
発明の概要
補助マグネットアセンブリが、プラズマスパッタリアクタの処理領域の周りに、好ましくは、チャンバ壁部の外側に配置される。この補助マグネットアセンブリは、非磁性又は磁性の減じた材料又は空間のスペーシングによって分離された同じ磁気極性の少なくとも2つのマグネットリングを含み、好ましくは、このスペーシングの軸方向長さは、それらリングのうちのいずれかの長さと少なくとも同程度であり、より好ましくは、それらの長さの少なくとも2倍である。
これら2つのマグネットリングは、チャンバ外部に一緒に固定できるツーピースの非磁性カラーにて構成されると都合がよい。このカラーは、マグネットのための凹部を有した2つの内方に向いたリブを有する。2組のリング形状の磁性体により、凹部内にマグネットが保持され、これらリング形状の磁性体は、磁気ヨークとして作用する。
タンタル、チタン又はタングステンの如き耐熱性金属のような金属のためのスパッタリング方法は、スプリットマグネットリングを使用することができ、リング間のスペーシングを、そのプロセスのために最適化することができる。
好ましい実施形態の詳細な説明
Gung氏によって達成される改善された均一性は、回転マグネトロン36から離れたチャンバ側壁部14又はチャンバの側部のシールドに隣接してダイポール場に似ているが回転マグネトロン36と一時的に整列するチャンバ12の側部に存在する概ねセミトロイド状の磁界64を発生するマグネットリング62によって部分的に達成されると信じられる。図2の概略立面図により詳細に示されるように、マグネットリング62によって発生される磁界64は、マグネットリング62の環状形状による重要でない二次的効果を除いてマグネットダイポール場である。チャンバ側壁部14の内側では、そのダイポール場64は、プラズマ、特に、その電子の接地チャンバ側壁部14への拡散に対する磁気バリヤを生成する。その結果、マグネトロン46の近くのターゲット16から拡散するスパッタ金属イオンを含むプラズマが、接地壁部へ拡散するのが阻止される。このような拡散プラズマは、チャンバの縁部により近いところよりチャンバ中心38でより強いプラズマとなる。スパッタ堆積され、また、別の仕方でプラズマ処理されるべきウエハ24に近づくにつれて、このように不均一であるプラズマによると、ウエハ24上の半径方向における不均一性が強くなってしまう。側壁部の拡散を減じた状態で、そのプラズマは、半径方向においてより均一となり、より均一なウエハ処理を行うことができる。
しかしながら、ダイポール場64は、ある不利益をこうむる。例示されるように、そのダイポール場は、マグネットリング60の中央線の近くでチャンバの内方へふくらんでいる。即ち、このダイポール場64は、チャンバ中心軸38に向かってふくらみ、相当に凹んだバリヤを生成していることになる。その結果、そのプラズマは、その内方に凹んだバリヤ内に閉じ込められ、イオン化スパッタ粒子は、ウエハ24の中心に向かって幾分収束されてしまい、ウエハ24の不均一な、スパッタ堆積、より特定すると、スパッタエッチングを生じてしまう。
ウエハ24のスパッタエッチングは、高いアスペクト比の狭くて深いビアの側壁部をコーティングするのに特に重要である。チタン、モリブデン、タンタル、タングステン、コバルト、クロム及びルテニウムを含む耐熱性金属の如きバリヤ金属は、減じているが相当の導電性を有しており、反応性スパッタによりマグネトロンスパッタリアクタにてスパッタ堆積することのできるそれらの窒化物は、不良導体である。もし、スパッタフラックスが高イオン化断片を有し且つウエハが強くバイアスされている場合には、それらのイオンは、そのビア内に深く引き込まれてその底部ビア側壁部をコーティングする。ビアの底部に当たり堆積されるフラックスの部分は、同時に又は後で再スパッタされ、底部ビア側壁部に堆積されがちである。従って、このようなプロセスは、下方金属レベルに対して必要とされない底部でのバリヤ層を減少又は除去し、側壁部カバーを増大させる。
ふくらみ磁気バリヤのこのような作用は、現世代の銅スパッタリングにとっては重要なことではないようである(将来の世代においては重要となってくるかもしれないが)。しかしながら、図1の構成でタンタルをスパッタリングすると、側壁部非対称及び底部堆積及び再スパッタリングの半径方向の均一性が不良となってしまう。銅とタンタルとは、明確に異なる物質である。ターゲット再スパッタリングの生産性は、これら二つの物質の間では相当に異なり、持続自己スパッタリングが銅で可能な範囲で、銅の場合には、相当により高いイオン化断片が生ずるが、タンタルの場合にはそうではない。即ち、銅スパッタリングの場合、プラズマ点火後、アルゴンスパッタリングガスを遮断することができ、スパッタ銅イオンは、スパッタリングガスとして作用しそのプラズマを維持する。また、銅及びタンタルの質量は相当に異なり、ビア内のスパッタエッチングの割合が相当に異なってくる。
チャンバ側壁部14又はそれに関連付けられたシールドに隣接した磁界を平坦化することにより、プラズマをより良好に閉じ込めることができ、より均一なスパッタ堆積及びエッチングを得ることができる。このような平坦化は、マグネットリングを、空間又は他の絶縁体によって分離した2つ又はそれより多いマグネットリングへと分割することによって達成することができる。図3の立面図に概略的に例示されるように、スプリットマグネットリング70は、同じ極性の2つのマグネットサブリング72、74を含み、非磁性であるか又はそれら2つのマグネットサブリング72、74の透磁率よりは少なくとも相当に減じた透磁率を有する分離又は軸方向スペーシング76を含む。各サブリング72、74は、それぞれ実質的に二極性の磁界を発生する。しかしながら、合成されたスプリットリング磁界78は、非磁性スペーシング76のために、特に側壁部14の内側で、実質的に平坦化されたものとなる。その結果、その合成磁界78は、チャンバ側壁部14に隣接した実効バリヤとして作用し、プラズマが接地側壁部14又はシールドへ拡散するのを阻止し、チャンバ12の中心38の方へプラズマが収束してしまうのを相当に減ずる。
このような構成は、マグネットリング72、74の磁気飽和を減ずるという更なる効果をも有している。その結果、このスプリットマグネットリング70によって生成される平均磁界密度は、同じマグネットを使用したマグネットリング72、74を、それらの間にスペーシング76を設けずに連続又は互いに隣接させた場合に生成されるものよりも、増大したものとなる。
スプリットマグネットリング76を含む本発明のスパッタリアクタ80を、図4の概略横断面図に例示している。非平衡ルーフマグネトロン36の下の推定磁界分布82は、マグネトロン36及びスプリットマグネットリング72からの非平衡場を組み合わせたものである。
マグネトロン36は、優先的には、ここに援用される、2004年9月23日に出願され米国特許出願公開第2005/0211548号として公開された米国特許出願第10/949,735号明細書においてGung氏等によって開示されているような閉プラズマループのアーク形状を有する非平衡LDRマグネトロンである。そのスパッタリング位置において、アーク形状の凸部側は、その磁界がターゲット周辺の近くに集中されるように、ターゲット16の周辺に近接している。マグネトロン36は、アーク形状がターゲット半径とより密接に整列して堆積の間でターゲット16の中央部分を清掃するように、遠心機構によって切り換えることができる。
図5の斜視図に例示されるスプリットマグネットアセンブリ90は、アルミニウムの如き非磁性材料からなる2つのハーフカラー92、94を含む。これら2つのハーフカラー92、94は、チャンバ側壁部14の外部の周りで整列ピン96及びねじ98でもって互いに接合され、垂直貫通孔100を介して側壁部14に支持されるようにねじ止めすることができる。各ハーフカラー92、94は、2つの環状の内方に向いたリブ102を含み、これらリブ102は、複数の、例えば、8つの垂直方向に極性付けられたロッドマグネット104を収容する凹部を有している。各マグネット104は、約15cmの典型的な長さ及び6mmの典型的な直径を有しており、NdBFeからなるものでよい。即ち、300mmウエハのために構成されたチャンバの場合、16個のマグネット104の2つのセット(2つのハーフカラー92、94の間で分割されている)がその中心軸の周りに配列される。マグネット104の間の垂直スペーシングは、堆積均一性を最適なものとするため変更することができる。典型的な範囲は、25mmから44mmまでであり、即ち、個々のマグネットの長さより大きく、好ましくは、マグネットの長さの少なくとも2倍であるが、マグネット長さの4倍に、関連ポール面の厚さを加えたものより小さい。磁気材料、例えば、SS410ステンレス鋼からなる2対のワッシャ形状ホルダー106を通してねじにより、リブ102にマグネット104が保持される。これらホルダー106は、リブ102の対向する垂直方向に離間した側部に配設されており、ホルダーとして作用するだけでなく、磁気ポール面としても作用するものである。
一般的に、これら側壁部マグネットは、ビア底部に堆積されたタンタルを下方ビア側壁部へと再スパッタするためには、相当なウエハバイアスの存在下、例えば、300mmウエハの場合には800W高周波電力の存在下でのみ有効である。補助側壁部マグネットによっても影響を受けるイオン化スパッタイオンは、バイアスにより引かれるが、中性スパッタ原子は、本来、ウエハバイアスによっても側壁部マグネットによっても影響を受けない。タンタルをスパッタリングするため種々なリングマグネットを使用して、スパッタリング均一性テストを行った。ウエハの半径方向に亘る堆積均一性を決定するため、堆積タンタル膜についてシート抵抗Rを測定した。図6のグラフに示されるように、Gung氏により教示されるような単一側壁部マグネットリングでも、2つのリングの間にスペーシングを有さないスプリットマグネットでも、一般的に不満足なものと考えられるようなほぼ同じ高い非均一性となった。25mm及び44mmのスペーシングを有するスプリットマグネットリングによると、非均一性が相当に減ぜられている。更に別の実験により、スプリットマグネットリングは、ウエハ中心部での一般的により高い再スパッタリングに対してウエハ縁部近くでの再スパッタリングを増大する点で効果的であることが実証された。
このスプリットマグネットリングは、チタンのスパッタリングにも適用された。この場合には、2つのマグネットリングの間のスペーシングは、その性能を最適化するため2mmだけ減少された。異なる応用においてスペーシングを自由に設計できることは、このスプリットマグネットリングの1つの利点である。
3つ以上のマグネットサブリングとし、それらの間に非磁性スペーシングを設けるようにすることも可能である。
タンタル及びチタンをスパッタリングすることについて本発明を説明してきたのであるが、本発明は、その他の物質、特にバリヤ金属をスパッタリングするのにも適用できるものである。実験によれば、本発明は、タングステンをスパッタリングするのに有用であることが示されている。
単一補助マグネットリングを含む従来技術のマグネトロンスパッタリアクタの横断面図である。 図1の単一マグネットリングによって発生される磁界を概略的に示す図である。 本発明のスプリットマグネットリングによって発生される磁界を概略的に示す図である。 図3のスプリットマグネットリングを含む本発明のマグネトロンスパッタリアクタの横断面図である。 本発明のスプリットマグネットリングを組み込むツーピースカラーの斜視図である。 本発明でもって達成しうる改善された均一性を例示するグラフである。
符号の説明
10…プラズマスパッタリングリアクタ、12…真空チャンバ、14…チャンバ側壁部、16…スパッタリングゲート、18…電気絶縁体、22…ペデスタル電極、24…ウエハ、26…ガス供給源、28…マスフローコントローラ、34…直流電力供給源、36…小型ネステッドマグネトロン、38…中心軸、40…内側マグネットポール、42…外側ポール、44…磁気ヨーク、46…回転アーム、48…シャフト、50…モータ、54…高周波電力供給源、60…補助アレイ、62…永久マグネット(マグネットリング)、64…セミトロイド状の磁界(ダイポール場)、70…スプリットマグネットリング、72…マグネットサブリング、74…マグネットサブリング、76…分離又は軸方向スペーシング、78…合成されたスプリットリング磁界、80…スパッタリアクタ、82…推定磁界分布、90…スプリットマグネットアセンブリ、92…ハーフカラー、94…ハーフカラー、96…整列ピン、98…ねじ、100…垂直貫通孔、102…リブ、104…ロッドマグネット、106…ワッシャ形状ホルダー

Claims (13)

  1. 中心軸の周りに配列された側壁部を有する真空チャンバと、
    上記真空チャンバの一方の端部に封止されたスパッタターゲットと、
    上記スパッタターゲットと対向して上記中心軸に沿って配列されて、処理すべき基板を支持するためのペデスタルと、
    上記中心軸の周りに配列された複数の永久マグネットを有し、上記スパッタターゲットと上記ペデスタルとの間で少なくとも部分的に上記中心軸に沿って配設されたスプリットマグネットリングであって、上記中心軸に沿う第1の磁気極性の少なくとも2つのサブリングを含み、これらのサブリングは、それぞれ上記永久マグネットから構成されており、これらのサブリング間に、上記中心軸に沿った、実質的に磁性の減じた軸方向スペーシングが維持されている、スプリットマグネットリングと、
    を備え、上記軸方向スペーシングは、上記スパッタターゲットと上記ペデスタルとの間に軸方向に配置され、上記側壁部に隣接する磁界を垂直方向に平坦化し、上記スパッタターゲットと上記ペデスタルとの間の領域の上記側壁部に隣接してプラズマの拡散に対するバリアとして作用するスパッタリアクタ。
  2. 上記軸方向スペーシングは、上記中心軸に沿う上記サブリングのうちの1つの長さに少なくとも等しい長さを有する、請求項1に記載のスパッタリアクタ。
  3. 上記軸方向スペーシングの長さは、上記サブリングのうちの前記1つの長さの5倍以下である、請求項2に記載のスパッタリアクタ。
  4. 上記中心軸の周りで回転でき且つ上記スパッタターゲットの上記ペデスタルとは反対の側に配設されたマグネトロンを更に備える、請求項1から3のいずれかに記載のスパッタリアクタ。
  5. 上記マグネトロンは、上記第1の磁気極性とは反対の第2の磁気極性の内側ポールを取り囲む上記第1の磁気極性の外側ポールを備え、上記外側ポールの全磁気強度は、上記内側ポールの全磁気強度よりも実質的に大きい、請求項4に記載のスパッタリアクタ。
  6. 上記サブリングの各々は、更に、上記永久マグネットを保持する1対の環状磁気部材を、上記永久マグネット用のポール面として備える、請求項1に記載のスパッタリアクタ。
  7. 上記真空チャンバの側壁部の外部の周りに配列されて上記サブリングのマグネットを保持するカラーを更に備える、請求項1に記載のスパッタリアクタ。
  8. 上記サブリングの各々1つのマグネットの対向端部を保持する複数対の磁気リングを更に備え、上記軸方向スペーシングは、2つのサブリングの対向するマグネットリングの間に配置される、請求項7に記載のスパッタリアクタ。
  9. 上記スパッタリングターゲットのスパッタリング面は、主として、タンタル、チタン及びタングステンのうちの1つを含む、請求項1から3のいずれかに記載のスパッタリアクタ。
  10. 金属を基板上へスパッタリングする方法において、
    中心軸の周りに配列される真空チャンバを設けるステップと、
    金属を含む表面を備えるターゲットを上記真空チャンバに取り付けるステップと、
    上記ターゲットに対向させてペデスタル電極上に、処理すべき基板を支持させるステップと、
    上記ターゲットから上記金属をスパッタするため上記チャンバ内にプラズマを励起するように上記ターゲットに直流電力を印加するステップと、
    上記ターゲットの背後で上記中心軸の周りに非平衡マグネトロンを回転させるステップと、
    上記ペデスタル電極を高周波バイアスするステップと、
    上記ターゲットと上記ペデスタル電極との間の領域において上記中心軸を取り囲むスプリットマグネットリングを設けるステップと、
    を備え、上記スプリットマグネットリングは、上記中心軸に沿う第1の磁気極性の2つのマグネットリングを含み、上記2つのマグネットリングは、上記マグネットリングのいずれかの軸方向の長さと少なくとも同じ軸方向の長さを有する実質的に非磁性のスペーシングによって分離され、上記スペーシングは、上記スパッタターゲットと上記基板との間に軸方向に配置され、上記側壁部に隣接する磁界を垂直方向に平坦化し、上記スパッタターゲットと上記ペデスタル電極との間の領域の上記側壁部に隣接してプラズマの拡散に対するバリアとして作用するようにした方法。
  11. 上記金属は、耐熱性金属である、請求項1に記載の方法。
  12. 上記非平衡マグネトロンは、上記第1の磁気極性の外側ポールを備え、上記外側ポールは、反対の第2の磁気極性のより弱い内側ポールを取り囲んでいる、請求項10又はに記載の方法。
  13. 上記永久マグネットの各々が、上記サブリング内で、自身の周りに二極性の磁界を発生する、請求項1に記載のスパッタリアクタ
JP2008501923A 2005-03-18 2006-03-10 マグネトロンスパッタチャンバにおけるスプリットマグネットリング Active JP5043823B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US66356805P 2005-03-18 2005-03-18
US60/663,568 2005-03-18
US11/218,756 2005-09-02
US11/218,756 US7618521B2 (en) 2005-03-18 2005-09-02 Split magnet ring on a magnetron sputter chamber
PCT/US2006/008593 WO2006101772A2 (en) 2005-03-18 2006-03-10 Split magnet ring on a magnetron sputter chamber

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2008533305A JP2008533305A (ja) 2008-08-21
JP2008533305A5 JP2008533305A5 (ja) 2009-04-23
JP5043823B2 true JP5043823B2 (ja) 2012-10-10

Family

ID=37009168

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008501923A Active JP5043823B2 (ja) 2005-03-18 2006-03-10 マグネトロンスパッタチャンバにおけるスプリットマグネットリング

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7618521B2 (ja)
JP (1) JP5043823B2 (ja)
KR (1) KR101321083B1 (ja)
WO (1) WO2006101772A2 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101303447B1 (ko) * 2009-01-21 2013-09-05 엘지디스플레이 주식회사 유기전계발광표시장치의 증착장치
US7781327B1 (en) 2001-03-13 2010-08-24 Novellus Systems, Inc. Resputtering process for eliminating dielectric damage
US6764940B1 (en) 2001-03-13 2004-07-20 Novellus Systems, Inc. Method for depositing a diffusion barrier for copper interconnect applications
US8043484B1 (en) 2001-03-13 2011-10-25 Novellus Systems, Inc. Methods and apparatus for resputtering process that improves barrier coverage
US7186648B1 (en) 2001-03-13 2007-03-06 Novellus Systems, Inc. Barrier first method for single damascene trench applications
US8298933B2 (en) 2003-04-11 2012-10-30 Novellus Systems, Inc. Conformal films on semiconductor substrates
US7842605B1 (en) 2003-04-11 2010-11-30 Novellus Systems, Inc. Atomic layer profiling of diffusion barrier and metal seed layers
US7645696B1 (en) 2006-06-22 2010-01-12 Novellus Systems, Inc. Deposition of thin continuous PVD seed layers having improved adhesion to the barrier layer
US7855147B1 (en) 2006-06-22 2010-12-21 Novellus Systems, Inc. Methods and apparatus for engineering an interface between a diffusion barrier layer and a seed layer
US7510634B1 (en) 2006-11-10 2009-03-31 Novellus Systems, Inc. Apparatus and methods for deposition and/or etch selectivity
US7682966B1 (en) 2007-02-01 2010-03-23 Novellus Systems, Inc. Multistep method of depositing metal seed layers
US7922880B1 (en) 2007-05-24 2011-04-12 Novellus Systems, Inc. Method and apparatus for increasing local plasma density in magnetically confined plasma
US7897516B1 (en) 2007-05-24 2011-03-01 Novellus Systems, Inc. Use of ultra-high magnetic fields in resputter and plasma etching
US8968536B2 (en) 2007-06-18 2015-03-03 Applied Materials, Inc. Sputtering target having increased life and sputtering uniformity
US7659197B1 (en) 2007-09-21 2010-02-09 Novellus Systems, Inc. Selective resputtering of metal seed layers
US8017523B1 (en) 2008-05-16 2011-09-13 Novellus Systems, Inc. Deposition of doped copper seed layers having improved reliability
JP5717444B2 (ja) * 2008-06-26 2015-05-13 株式会社アルバック カソードユニット及びこのカソードユニットを備えたスパッタリング装置
US20100080928A1 (en) * 2008-09-26 2010-04-01 Tango Systems, Inc. Confining Magnets In Sputtering Chamber
KR20120023799A (ko) * 2009-07-17 2012-03-13 가부시키가이샤 아루박 성막 장치 및 성막 방법
CN102277559B (zh) * 2010-06-10 2014-04-30 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 溅镀装置
US11615947B2 (en) 2020-09-01 2023-03-28 Oem Group, Llc Systems and methods for an improved magnetron electromagnetic assembly
US11948784B2 (en) 2021-10-21 2024-04-02 Applied Materials, Inc. Tilted PVD source with rotating pedestal
KR102541735B1 (ko) 2023-01-26 2023-06-13 (주)함감속기제작소 파쇄기용 감속기

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4925542A (en) * 1988-12-08 1990-05-15 Trw Inc. Plasma plating apparatus and method
JP3311064B2 (ja) * 1992-03-26 2002-08-05 株式会社東芝 プラズマ生成装置、表面処理装置および表面処理方法
US5415754A (en) * 1993-10-22 1995-05-16 Sierra Applied Sciences, Inc. Method and apparatus for sputtering magnetic target materials
EP0661728B1 (en) * 1993-12-28 1997-06-11 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Dipole ring magnet for use in magnetron sputtering or magnetron etching
US6014943A (en) 1996-09-12 2000-01-18 Tokyo Electron Limited Plasma process device
JP3725968B2 (ja) * 1996-09-12 2005-12-14 信越化学工業株式会社 プラズマ処理装置
US6398929B1 (en) * 1999-10-08 2002-06-04 Applied Materials, Inc. Plasma reactor and shields generating self-ionized plasma for sputtering
US6610184B2 (en) 2001-11-14 2003-08-26 Applied Materials, Inc. Magnet array in conjunction with rotating magnetron for plasma sputtering
KR100863098B1 (ko) * 2000-09-01 2008-10-13 신에쓰 가가꾸 고교 가부시끼가이샤 마그네트론 플라즈마용 자장 발생 장치, 이 자장 발생장치를 이용한 플라즈마 에칭 장치 및 방법
US6406599B1 (en) * 2000-11-01 2002-06-18 Applied Materials, Inc. Magnetron with a rotating center magnet for a vault shaped sputtering target
JP2003309107A (ja) * 2002-04-12 2003-10-31 Tokyo Electron Ltd 積層膜のエッチング方法
JP4031691B2 (ja) * 2002-09-20 2008-01-09 東京エレクトロン株式会社 プラズマ処理装置およびプラズマ処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20060207873A1 (en) 2006-09-21
JP2008533305A (ja) 2008-08-21
KR20070112187A (ko) 2007-11-22
WO2006101772A3 (en) 2007-09-07
KR101321083B1 (ko) 2013-10-22
WO2006101772A2 (en) 2006-09-28
US7618521B2 (en) 2009-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5043823B2 (ja) マグネトロンスパッタチャンバにおけるスプリットマグネットリング
US6277249B1 (en) Integrated process for copper via filling using a magnetron and target producing highly energetic ions
JP4564750B2 (ja) プラズマスパッタリング用回転マグネトロンを組み合わせたマグネットアレイ
US6451177B1 (en) Vault shaped target and magnetron operable in two sputtering modes
JP4970937B2 (ja) 誘導性結合プラズマの均一性を改善する側壁磁石及びそれと共に使用するシールド
JP5068404B2 (ja) マグネトロンスパッタリングリアクターにおける同軸状電磁石
US8557094B2 (en) Sputtering chamber having auxiliary backside magnet to improve etch uniformity and magnetron producing sustained self sputtering of ruthenium and tantalum
JP4936584B2 (ja) イオン化金属堆積用の高密度プラズマ源
US20080190760A1 (en) Resputtered copper seed layer
JP2002088472A (ja) プラズマ波を励起可能なイオン化金属堆積のための高密度プラズマ源
CN101142094A (zh) 磁控管溅射室上的分离磁体环
KR20230062399A (ko) Pvd 방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090227

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090227

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20101209

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20120315

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20120323

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120614

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120705

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120712

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5043823

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150720

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250