JP5043798B2 - すべり軸受および軸受装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受、及び、すべり軸受が一対の分割型軸受ハウジングに前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面と前記分割型軸受ハウジングの組合せ当接面とが一致するように組み込まれたすべり軸受装置に関するものである。
従来、内燃機関のクランク軸用すべり軸受は、一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形にしたものを使用している。一対の半割形状軸受のうちの少なくとも一方の軸受の内周面中央には、円周方向油溝が形成されることにより、この円周方向油溝を経てすべり軸受の摺動面に対する給油が行なわれていた。また、一対の半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面は、分割型軸受ハウジングの組合せ当接面の位置と一致するように組み込まれている(例えば、特許文献1)。
また、すべり軸受に供給される潤滑油中に混入する異物がすべり軸受の摺動面へ混入することを防止するため、軸受内周面の周方向油溝と連通するように軸受内周面の周方向端部にリリーフ部を形成し、そのリリーフ部とクランク軸との隙間を異物排出路とするすべり軸受が提案されている(例えば、特許文献2)。
特許文献2に開示される技術においては、図4(A),(B)に示すように、内燃機関のクランク軸用すべり軸受21への潤滑油の供給が、まず、クランク軸用すべり軸受21の外部から上半割形状軸受22に形成される供給穴22aを介して内周面に形成された周方向油溝24内に供給され、その潤滑油がクランク軸用すべり軸受21の摺動面及びクランクピン用すべり軸受(図示しない)の摺動面に供給される。この場合、内燃機関の最初の運転時には、上半割形状軸受22の周方向油溝24に供給される潤滑油に対して潤滑油路内に残留した異物が混入する場合が多いことが知られている。この異物は、潤滑油路の切削加工時の金属加工屑や鋳造時の鋳砂などであり、クランク軸20の回転による潤滑油の流れに付随し、周方向油溝24内をクランク軸20の相対回転方向の前方側へ流れるが、半割形状軸受22,23の組合せ面25付近に到達すると、周方向油溝24を形成しない下半割形状軸受23の周方向端面が障壁となる影響により潤滑油とともに内周面側に浮上する(図5(A)参照)。そこで、従来のクランク軸用すべり軸受21では、半割形状軸受22,23の内周面の周方向端部にクラッシュリリーフや面取等の隙間26を形成することにより、この隙間26から半割形状軸受22,23の幅方向端部へ潤滑油と一緒に異物を排出させていた。
特開平8−277831号公報 特開2005−69283号公報
ところで、近年の内燃機関はクランク軸の高回転化により、潤滑油より比重の大きい異物の周方向へ直進しようとする慣性力が大きくなっている。図5(B)には、このような比重の大きい異物のすべり軸受21における排出メカニズムを説明するための拡大図を示す。クランク軸20を高回転化させた場合、図5(B)の矢印Aに示すように、上半割形状軸受22における周方向油溝24の溝底面を転動してきた異物が周方向油溝24の端部に到達しても、この周方向端部に形成された隙間26から排出されず、周方向油溝24を形成していない側の下半割形状軸受23の摺動面に混入しやすくなっていた。また、図5(B)の矢印Bに示すように、クランク軸20の回転による潤滑油の周方向への流れにより、周方向油溝24の端部に到達した異物がクラッシュリリーフや面取等により形成される隙間26に入ったとしても、再び隙間26から押し出されて下半割形状軸受23の摺動面に混入するものも多かった。すなわち、図5(B)の矢印Cに示すように、周方向油溝24の溝底面を転動してきた異物が周方向油溝24の端部に到達しても、その全ての異物が半割形状軸受22,23の幅方向端部に排出されることはなく、周方向油溝24が形成されない下半割形状軸受23の摺動面(内周面)に混入する場合も多かった。
本発明は、上記した事情に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、すべり軸受の摺動面に異物が混入することを防止するため、この異物の排出を効果的に行うことができるすべり軸受または軸受装置を提供することにある。
上記した目的を達成するために、請求項1に係る発明においては、内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受において、一対の前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が、前記半割形状軸受の内周面側に開口することなく、前記半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成されることを特徴とする。
請求項2に係る発明においては、内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受において、一対の前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記半割形状軸受の半径方向に沿った半径方向溝が前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成されると共に、前記円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が形成され、該軸線方向溝は、前記半割形状軸受の内周面側に開口することなく、前記半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記半径方向溝と連通するように形成されることを特徴とする。
請求項3に係る発明においては、内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受が、一対の分割型軸受ハウジングに前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面と前記分割型軸受ハウジングの組合せ当接面とが一致するように組み込まれたすべり軸受装置において、一対の前記半割形状軸受の組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記半割形状軸受の半径方向に沿った半径方向溝が、前記半割形状軸受の外周面に開口すると共に、前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成され、前記一対の分割型軸受ハウジングの組合せ当接面のうち、前記半径方向溝が形成された側にあたる組合せ当接面の内周面側には、円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が、前記分割型軸受ハウジングの幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記半径方向溝と連通するように形成されることを特徴とする。
請求項1に係る発明においては、一対の半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面に、周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通する軸線方向溝が形成されている。このため、周方向油溝の溝底面を転動しながらクランク軸の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物は、その周方向端部の溝底面と連通する軸線方向溝に入りやすく、この軸線方向溝に入った異物をすべり軸受の幅方向端面側に排出することができる。また、軸線方向溝は、半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口することにより、すべり軸受の内周面側に開口させないので、クランク軸の回転によるすべり軸受の摺動面とクランク軸の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝に入った全ての異物をすべり軸受の幅方向端面側までスムーズに排出することができる。
また、請求項2に係る発明においては、一対の半割形状軸受の組合せ面のうち、少なくとも周方向油溝が形成された半割形状軸受におけるクランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面に、周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通する半径方向溝が形成されている。このため、周方向油溝の溝底面を転動しながらクランク軸の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物は、クランク軸の回転による遠心力の作用方向にあたる半径方向溝に入りやすく、この半径方向溝に入った異物を、半径方向溝と連通する軸線方向溝を介してすべり軸受の幅方向端面側に排出することができる。また、軸線方向溝は、半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口することにより、すべり軸受の内周面側には開口させないので、クランク軸の回転によるすべり軸受の摺動面とクランク軸の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝に入った全ての異物をすべり軸受の幅方向端面側までスムーズに排出することができる。
また、請求項3に係る発明においては、一対の半割形状軸受の組合せ面のうち、少なくとも周方向油溝が形成された半割形状軸受におけるクランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面に、周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通する半径方向溝が形成されている。このため、周方向油溝の溝底面を転動しながらクランク軸の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物は、クランク軸の回転による遠心力の作用方向にあたる半径方向溝に入りやすく、この半径方向溝に入った異物を、半径方向溝と連通する分割型軸受ハウジングの軸線方向溝を介して分割型軸受ハウジングの幅方向端面側に排出することができる。また、軸線方向溝は、一対の分割型軸受ハウジングの組合せ当接面の内周面側に形成することにより、すべり軸受の内周面側には開口させないので、クランク軸の回転によるすべり軸受の摺動面とクランク軸の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝に入った全ての異物を分割型軸受ハウジングの幅方向端面側までスムーズに排出することができる。
以下、本発明の実施形態について図1乃至図3を参照して説明する。図1及び図2は、クランク軸10を支持する2つの上半割形状軸受2と下半割形状軸受3からなるすべり軸受1の側面図(A)と、上半割形状軸受2と下半割形状軸受3の平面図(B)であり、図3は、クランク軸10を支持する2つの上半割形状軸受2と下半割形状軸受3からなるすべり軸受1が分割型軸受ハウジング8に組み込まれたすべり軸受装置の側面図(A)と、上下の半割形状軸受3,4が組み込まれた分割型軸受ハウジング11の上軸受ハウジング12と下軸受ハウジング13の平面図(B)である。なお、上記した図は、実施形態に係るすべり軸受1及び分割型軸受ハウジング8の概略図であり、構成,構造等を理解し易くするために各箇所が誇張あるいは省略して描かれている。
まず、請求項1に係る発明に対応する第1実施形態について、図1を参照して説明する。図1(A)に示すように、内燃機関のクランク軸10を回転可能に支持するすべり軸受1は、半割形状に形成された一対の半割形状軸受2,3が周方向両端部で当接する組合せ面5で上下2個組み合わせて円筒状となるように形成されている。この半割形状軸受2,3の内周面2a,3aは、非焼付性など半割形状軸受2,3の軸受特性を満足するために、例えば、鋼裏金に銅系合金、アルミニウム合金、纏系合金等の摺動材がライニングされており、必要に応じて纏系合金や合成樹脂系等のオーバーレイが施されている。
また、図1(B)に示すように、半割形状軸受2,3のうち上半割形状軸受2の内周面2aの幅方向ほぼ中央には、半割形状軸受2,3と該半割形状軸受2,3に支持されるクランク軸10との間に潤滑油を供給するための周方向油溝4が、円周方向の全体に沿って形成されている。この周方向油溝4は、半割形状軸受2,3の厚さが1.5〜1.8mmの範囲の仕様のものでは0.8mm程度の深さで形成されると共に、その両端部が上半割形状軸受2の周方向端面2bで開口するように形成されている。また、周方向油溝4には、外部から油の供給を受けるための供給穴4aが、上半割形状軸受2の半径方向に貫通して形成されている。
ところで、本実施形態におけるすべり軸受1を構成する上半割形状軸受2の周方向端面2bと下半割形状軸受3の周方向端面3bの当接面である組合せ面5内には、図1(A),(B)に示すように、潤滑油と一緒に異物を外部に排出するための軸線方向溝6が、すべり軸受1の円周方向や半径方向に直交する軸線方向に沿って形成されている。この軸線方向溝6は、上半割形状軸受2の周方向端面2bに形成された上軸線方向溝6aと下半割形状軸受3の周方向端面3bに形成された下軸線方向溝6bを上下2個組み合わせて一つの軸線方向溝6となるように一定の深さで切欠形成されると共に、その両端部が半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3cで開口するように形成されている。また、軸線方向溝6は、周方向油溝4の溝底面の端部4bと連通するように形成されている。
上記のように構成されるすべり軸受1は、上半割形状軸受2及び下半割形状軸受3の組合せ面5内に軸線方向溝6が形成されているため、上半割形状軸受2における周方向油溝4の溝底面を転動しながらクランク軸10の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物が、その周方向端部の溝底面と連通する軸線方向溝6に入りやすく、この軸線方向溝6に入った異物を半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3c側にスムーズに排出することができる。
また、軸線方向溝6は、半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3cに開口することにより、半割形状軸受2,3の内周面2a,3a側には開口させないので、クランク軸10の回転によるすべり軸受1の摺動面とクランク軸10の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝6に入った全ての異物を半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3c側までスムーズに排出することができる。このように、本実施形態に係るすべり軸受1においては、すべり軸受1の内部に存在する異物を下半割形状軸受3の内周面2a側に巻き込むことがなく、すべり軸受1の摺動面に異物が混入することを防止することができる。
以上、第1実施形態に係るすべり軸受1に形成される軸線方向溝6等について説明したが、次に、請求項2に係る発明に対応する実施形態であって、すべり軸受1に軸線方向溝6とともに半径方向溝7が形成されている第2実施形態について図2を参照して説明する。なお、第1実施形態と同じ機能を奏する部材については、第1実施形態と同じ符号が付してある。
まず、第2実施形態に係るすべり軸受1を構成する上半割形状軸受2の周方向端面2b内には、図2(A)に示すように、潤滑油と一緒に異物を軸線方向溝6に誘導するための半径方向溝7が、すべり軸受1の半径方向に沿って形成されている。この半径方向溝7は、一定の深さで切欠形成されると共に、その一方側端部が周方向油溝4の溝底面の端部4bと連通し、他方側端部が後述する軸線方向溝6と連通するように形成されている。
また、第2実施形態に係るすべり軸受1を構成する上半割形状軸受2の周方向端面2bと下半割形状軸受3の周方向端面3bの当接面である組合せ面5の外周面2d,3d側には、図2(A),(B)に示すように、上半割形状軸受2の周方向端面2bに形成された半径方向溝7を介して潤滑油と一緒に異物を外部に排出するための軸線方向溝6が、すべり軸受1の円周方向や半径方向に直交する軸線方向に沿って形成されている。この軸線方向溝6は、上半割形状軸受2の周方向端面2bにおける外周面2d側に形成された上軸線方向溝6aと下半割形状軸受3の周方向端面3bにおける外周面3d側に形成された下軸線方向溝6bを上下2個組み合わせて一つの軸線方向溝6となるように一定の深さで切欠形成されると共に、その両端部が半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3cで開口するように形成されている。また、軸線方向溝6は、上半割形状軸受2の周方向端面2bに形成された半径方向溝7と連通するように形成されている。
上記のように構成される第2実施形態に係るすべり軸受1は、上半割形状軸受2の周方向端面2bに半径方向溝7が形成されているため、上半割形状軸受2における周方向油溝4の溝底面を転動しながらクランク軸10の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物が、クランク軸10の回転による遠心力の作用方向にあたる半径方向溝7に入りやすく、この半径方向溝7に入った異物を、半径方向溝7と連通する軸線方向溝6を介して半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3c側にスムーズに排出することができる。
また、軸線方向溝6は、半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3cに開口することにより、半割形状軸受2,3の内周面2a,3a側には開口させないので、クランク軸10の回転によるすべり軸受1の摺動面とクランク軸10の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝6に入った全ての異物を半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3c側までスムーズに排出することができる。このように、第2本実施形態に係るすべり軸受1においては、すべり軸受1の内部に存在する異物を下半割形状軸受3の内周面2a側に巻き込むことがなく、すべり軸受1の摺動面に異物が混入することを防止することができる。
上記した第1実施形態及び第2実施形態においては、すべり軸受1側に軸線方向溝6が形成されているものについて説明したが、次に、請求項3に係る発明に対応する実施形態であって、分割型軸受ハウジング11側に軸線方向溝6が形成されている第3実施形態について図3を参照して説明する。なお、第1実施形態及び第2実施形態と同じ機能を奏する部材については、これらの実施形態と同じ符号が付してある。
まず、第3実施形態に係るすべり軸受1を構成する上半割形状軸受2の周方向端面2b内には、図3(A)に示すように、潤滑油と一緒に異物を軸線方向溝6に誘導するための半径方向溝7が、すべり軸受1の半径方向に沿って形成されている。この半径方向溝7は、一定の深さで切欠形成されると共に、その一方側端部が周方向油溝4の溝底面の端部4bと連通し、他方側端部が半割形状軸受2の外周面2dで開口するように形成されている。
また、図3(A)に示すように、すべり軸受1が組み込まれる分割型軸受ハウジング11は、軸受ハウジング12,13を上下2個組み合わせて半割形状軸受2,3の組合せ面5と軸受ハウジング12,13の組合せ当接面14が一致するように形成されている。また、上軸受ハウジング12及び下軸受ハウジング13の組合せ当接面14の内周面12a,13a側には、図3(A),(B)に示すように、上半割形状軸受2の周方向端面2bに形成された半径方向溝7を介して潤滑油と一緒に異物を外部に排出するための軸線方向溝6が、分割型軸受ハウジング11の幅方向に沿って形成されている。この軸線方向溝6は、上軸受ハウジング12aの周方向端面12bにおける内周面12a側に形成された上軸線方向溝6aと下軸受ハウジング13の周方向端面13bにおける内周面13a側に形成された下軸線方向溝6bを上下2個組み合わせて一つの軸線方向溝6となるように一定の深さで切欠形成されると共に、その両端部が軸受ハウジング12,13の幅方向端面12c,13cで開口するように形成されている。また、軸線方向溝6は、すべり軸受1が装着された際に、上半割形状軸受2の周方向端面2bに形成された半径方向溝7と連通するように形成されている。
上記のように構成される第3実施形態に係るすべり軸受1及び分割型軸受ハウジング11は、上半割形状軸受2の周方向端面2bに半径方向溝7が形成されているため、上半割形状軸受2における周方向油溝4の溝底面を転動しながらクランク軸10の相対回転方向の前方側にあたる周方向端部に到達した異物が、クランク軸10の回転による遠心力の作用方向にあたる半径方向溝7に入りやすく、この半径方向溝7に入った異物を、半径方向溝7と連通する軸受ハウジング12,13の軸線方向溝6を介して幅方向端面12c,13c側にスムーズに排出することができる。
また、軸線方向溝6は、軸受ハウジング12,13の組合せ当接面14の内周面12a,13a側に形成することにより、半割形状軸受2,3の内周面2a,3a側には開口させないので、クランク軸10の回転によるすべり軸受1の摺動面とクランク軸10の表面間での潤滑油の周方向への流れの影響を全く受けることがなく、軸線方向溝6に入った全ての異物を軸受ハウジング12,13の幅方向端面12c,13c側までスムーズに排出することができる。このように、第3本実施形態に係るすべり軸受1及び分割型軸受ハウジング11においては、すべり軸受1の内部に存在する異物を下半割形状軸受3の内周面2a側に巻き込むことがなく、すべり軸受1の摺動面に異物が混入することを防止することができる。
なお、以上説明した全ての実施形態においては、軸線方向溝6や半径方向溝7が、すべり軸受1を構成する上半割形状軸受2及び下半割形状軸受3の周方向両側の組合せ面5に形成されているが、周方向油溝24内を転動する異物がクランク軸20の相対回転方向の前方側へ流れるため、周方向油溝4を形成する上半割形状軸受2に対してクランク軸10の相対回転方向の前方側となる組合せ面5のみに形成されてもよい。また、第3実施形態においては、軸線方向溝6が、分割型軸受ハウジング11を構成する上軸受ハウジング12及び下軸受ハウジング13の両側の組合せ面14に形成されているが、周方向油溝4を形成する上半割形状軸受2に対してクランク軸10の相対回転方向の前方側となる分割型軸受ハウジング11の組合せ面14のみに形成されてもよい。
また、全ての実施形態においては、軸線方向溝6が、半割形状軸受2,3の幅方向端面2c,3cや軸受ハウジング12,13の幅方向端面12c,13cの両端面で開口するように形成されているが、片側の端面のみで開口するように形成されてもよい。また、軸線方向溝6や半径方向溝7は、組合せ面5を形成する一対の半割形状軸受2,3の両方の周方向端面2c,3cに形成されてもよく、いずれか一方の半割形状軸受の周方向端面(例えば、上半割形状軸受2の周方向端面2c)のみに形成されてもよい。また、第3実施形態においては、軸線方向溝6が、分割型軸受ハウジング11を構成する上軸受ハウジング12及び下軸受ハウジング13の両側の周方向端面12c,13cに形成されているが、いずれか一方の軸受ハウジングの周方向端面(例えば、上軸受ハウジング12の周方向端面12c)のみに形成されてもよい。また、軸線方向溝6及び半径方向溝7の断面形状は、潤滑油中の異物が排出可能な限りにおいて制約はない。
また、軸線方向溝6及び半径方向溝7は、その断面積が大きいほど潤滑油中の異物の排出効果が高まるが、断面積を過度に大きくすると潤滑油の漏れ量が多くなり過ぎる。実施例に示した断面V形状の溝を例とすると、深さが0.2〜1mm、幅が0.4〜2mmの寸法とし、0.04〜1mm2の断面積とすることが好ましい。また、他の断面形状で溝を形成した場合も、この範囲内の断面積とすることが好ましい。
また、周方向油溝4の深さや幅寸法や断面形状は、内燃機関の仕様により決まるものであり、本願では特に限定されない。また、周方向油溝4の周方向断面形状は、実施例に示す一円弧形状に限定されず、多円弧により形成される形状でもよい。また、周方向油溝4の深さや幅寸法を周方向で変化するように形成すること等も可能である。
さらに、本願のすべり軸受1においては、従来のすべり軸受と同じく、半割形状軸受2,3の厚さを軸受周方向の中央部から端部に向かって変化させてもよい。また、半割形状軸受2,3の内周面2a.3a側の周方向端部にクラッシュリリーフや面取り等を形成してもよい。
第1実施形態に係るクランク軸を支持する2つの上半割形状軸受と下半割形状軸受からなるすべり軸受の側面図(A)と、上半割形状軸受と下半割形状軸受の平面図(B)である。 第2実施形態に係る図1相当図である。 第3実施形態に係るクランク軸を支持する2つの上半割形状軸受と下半割形状軸受からなるすべり軸受が分割型軸受ハウジングに組み込まれたすべり軸受装置の側面図(A)と、上下の半割形状軸受が組み込まれた分割型軸受ハウジングの上軸受ハウジングと下軸受ハウジングの平面図(B)である。 従来例を示す図1相当図である。 従来のすべり軸受における異物の排出メカニズムを説明するための拡大図である。
符号の説明
1 すべり軸受
2 上半割形状軸受
3 下半割形状軸受
4 周方向油溝
4a 供給穴
5 組合せ面
6 軸線方向溝
7 半径方向溝
10 クランク軸
11 分割型軸受ハウジング
12 上軸受ハウジング
13 下軸受ハウジング
14 組合せ当接面

Claims (3)

  1. 内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受において、
    一対の前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が、前記半割形状軸受の内周面側に開口することなく、前記半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成されることを特徴とするすべり軸受。
  2. 内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受において、
    一対の前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記半割形状軸受の半径方向に沿った半径方向溝が前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成されると共に、前記円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が形成され、
    該軸線方向溝は、前記半割形状軸受の内周面側に開口することなく、前記半割形状軸受の幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記半径方向溝と連通するように形成されることを特徴とするすべり軸受。
  3. 内燃機関のクランク軸を支持するように一対の半割形状軸受を組み合わせて円筒形となり、一方の前記半割形状軸受の内周面には円周方向に沿った周方向油溝が周方向両端面に開口するように形成されたすべり軸受が、一対の分割型軸受ハウジングに前記半割形状軸受の周方向両端部で当接する組合せ面と前記分割型軸受ハウジングの組合せ当接面とが一致するように組み込まれたすべり軸受装置において、
    一対の前記半割形状軸受の組合せ面のうち、少なくとも前記周方向油溝が形成された半割形状軸受における前記クランク軸の相対回転方向の前方側にあたる組合せ面には、前記半割形状軸受の半径方向に沿った半径方向溝が、前記半割形状軸受の外周面に開口すると共に、前記周方向油溝の周方向端部の溝底面と連通するように形成され、
    前記一対の分割型軸受ハウジングの組合せ当接面のうち、前記半径方向溝が形成された側にあたる組合せ当接面の内周面側には、円周方向に直交する軸線方向に沿った軸線方向溝が、前記分割型軸受ハウジングの幅方向端面の少なくとも一方側に開口すると共に、前記半径方向溝と連通するように形成されることを特徴とするすべり軸受装置。
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