JP5040604B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置には、画質を安定的に維持させるための調整を行うものがある。かかる調整は、画像の濃淡を意図したとおりに再現するためのものが代表的であり、「セットアップ」や「キャリブレーション」などと呼ばれる。また、複数色を用いるカラー画像形成装置の場合は、色ずれ(レジずれ)を調整することも一般的である。これらのような調整のことを、以下では「画質調整」と総称する。
電子写真方式のカラー画像形成装置においては、トナーや電力の消費を抑制し、装置の寿命を延ばすために、必要な色の画質調整のみを行う技術が知られている。これは、例えば、黒色のトナーばかり使う画像形成装置においては、黒色の画質調整のみを行い、その他の色の画質調整は行わない、といった類のものである(特許文献1及び2参照)。電子写真方式の画像形成装置は、このような場合、その構成によってはその他の色に関する部材の一部を全く動作させないようにすることも可能である。
特開2004−109321号公報 特開2005−249873号公報
しかし、画像形成も画質調整も長期間実行されない色があると、多くの不都合が生じる。例えば、長期間にわたり特定の色しか使用されなかった場合には、その他の色を使用しようとした場合に、その色の画質が著しく低下したり、その色の画質調整に要する時間が通常よりも長くなったりする場合がある。また、画質調整による調整量自体も大きくなるため、目標とする調整が十分に行えないおそれも生じる。加えて、長期間にわたり動作しない部材があると、特定の部材に過剰な負荷が与えられたり、部材の特定の箇所にほこりが堆積したりすることもある。
本発明は、かかる事情にかんがみてなされたものであり、特定の色の使用を優先した場合において、その他の色の画質低下を従来よりも抑制することを目的とするものである。
本発明に係る画像形成装置は、第1の色及び当該第1の色と異なる第2の色の少なくともいずれかを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記第1の色の使用を優先する第1の優先モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の使用を優先する第2の優先モードのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された優先モードにより前記画像形成手段を動作させて画像形成を実行させる画像形成制御手段と、画像形成の前後又は途中に、前記第1の色の画質調整を行う第1の調整モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の画質調整を行う第2の調整モードのいずれかにより前記画像形成手段を動作させて画質調整を実行させる画質調整制御手段とを備え、前記画質調整制御手段は、前記画像形成手段が最近に前記第2の色を使用して画像を形成し、又は、前記第2の調整モードによる画質調整を実行してからの経過時間が決められた閾値以上となったことを契機に前記第2の調整モードによる画質調整を実行させ、前記第1の優先モードが選択されている場合の前記閾値が前記第2の優先モードが選択されている場合の前記閾値より大であり、前記選択手段により前記第1の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度が0でなく、かつ、前記第2の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度より少なくなるように画質調整を実行させる構成を特徴とする。
あるいは、本発明に係る画像形成装置第1の色及び当該第1の色と異なる第2の色の少なくともいずれかを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、前記第1の色の使用を優先する第1の優先モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の使用を優先する第2の優先モードのいずれかを選択する選択手段と、前記選択手段により選択された優先モードにより前記画像形成手段を動作させて画像形成を実行させる画像形成制御手段と、画像形成の前後又は途中に、前記第1の色の画質調整を行う第1の調整モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の画質調整を行う第2の調整モードのいずれかにより前記画像形成手段を動作させて画質調整を実行させる画質調整制御手段とを備え、前記画質調整制御手段は、前記画像形成手段が最近に前記第2の色を使用して画像を形成し、又は、前記第2の調整モードによる画質調整を実行してから前記記録媒体に画像を形成した回数が決められた閾値以上となったことを契機に前記第2の調整モードによる画質調整を実行させ、前記第1の優先モードが選択されている場合の前記閾値が前記第2の優先モードが選択されている場合の前記閾値より大であり、前記選択手段により前記第1の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度が0でなく、かつ、前記第2の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度より少なくなるように画質調整を実行させる構成を採用してもよい。
本発明に係る画像形成装置において、前記画像形成手段は、前記第1の色の画像形成に用いられる第1の部材と、前記第2の色の画像形成に用いられ、前記第1の部材と異なる第2の部材とを有し、前記選択手段により前記第2の優先モードが選択されている場合に、前記第2の部材を前記第1の部材と同じ状態とし、前記選択手段により前記第1の優先モードが選択されている場合に、前記第2の部材を前記第1の部材と異なる状態とする構成を採用してもよい。
なお、本発明に係る画像形成装置は、一般的な構成においては、前記第1の色が黒である構成や、前記第2の色がいわゆる特色である構成が望ましい。
本発明によれば、特定の色の使用を優先した場合において、その他の色の画質低下を従来よりも抑制することが可能である。
[第1実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である電子写真方式の画像形成装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の画像形成装置10は、制御部100と、画像形成部200と、センサ部600と、操作部300と、通信部400と、記憶部500とを備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)などの演算装置やメモリを備え、画像形成装置10の動作を制御する。制御部100は、通信部400又は記憶部500から画像データを取得し、画像データに適当な画像処理を実行して画像形成部200に供給する。また、制御部100は、現在時刻を取得したり過去の時刻を記憶したりし、これらに基づいた所定のタイミングで、意図する画質で画像形成部200が画像を形成するように画像形成部200の各部を制御する機能を有する。なお、本実施形態において、画像データは、8ビット(256階調)の階調値を有し、「0」の場合に白(トナーが全くない状態)を表し、「255」の場合にいわゆるベタ画像を表すとする。
画像形成部200は、供給される画像データに応じた画像を用紙に形成する。画像形成部200は、電子写真プロセスにより画像を形成するものであり、この電子写真プロセスには帯電、露光、現像、転写、定着などの工程を含む。本実施形態の画像形成部200は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(K)のトナーを使用可能であり、これらの少なくともいずれかを使用して画像を形成する。また、本実施形態の画像形成部200は、二成分現像剤、すなわちトナーとキャリアを混合した現像剤により画像を形成する。センサ部600は、画像形成部200が行う画像形成の状態を検知するセンサを備え、検知結果を示す情報を制御部100に供給する。
操作部300は、ボタン等の操作子を備え、ユーザの操作に応じてその操作内容を表す操作情報を制御部100に供給する。この操作情報は、後述する優先モードに関する情報を含む。なお、操作部300は、特定のボタン等に代えて、タッチパネル式の表示装置によりユーザから操作を受け付ける構成を含んでもよい。通信部400は、外部装置である通信機器とデータを送受信するためのインタフェースを備え、外部装置から画像データを取得する。また、通信部400は、上述した操作情報に相当するデータを外部装置から取得してもよい。記憶部500は、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置を備え、画像データを記憶する。
図2は、画像形成部200及びセンサ部600の構成を示す図である。同図に示すように、画像形成部200は、感光体ドラム210Y、210M、210C及び210Kと、帯電装置220Y、220M、220C及び220Kと、露光装置230と、現像装置240Y、240M、240C及び240Kと、中間転写ベルト250と、複数の回転ロール251と、一次転写ロール260Y、260M、260C及び260Kと、二次転写ロール270と、バックアップロール271と、複数の搬送ロール280と、定着装置290とを備える。
なお、画像形成部200の各符号のうち、その末尾にアルファベット(Y、M、C又はK)が付されたものは、アルファベットに対応する色の画像形成に関わる部分であることを示す。例えば、感光体ドラム210Y、帯電装置220Y及び現像装置240Yは、これらが露光装置230や中間転写ベルト250などと協働してイエローのトナーの画像を形成する。また、末尾のアルファベットのみが異なる各符号は、その位置や用いるトナーが異なるが、基本的な構成は同一のものを表している。そこで、かかる構成の各々を特に区別する必要がない場合には、「感光体ドラム210」や「帯電装置220」といったように、符号の末尾のアルファベットの記載を省略する。
感光体ドラム210は、表面に光導電膜を積層した円筒状の部材である。感光体ドラム210は、中間転写ベルト250と接触した状態にあるときに、中間転写ベルト250の移動に伴って円筒の中心を軸として図中の矢印Aの方向に回転される。帯電装置220は、感光体ドラム210の光導電膜を所定の電位に帯電させる。露光装置230は、制御部100によって露光量を制御され、所定の電位に帯電された感光体ドラム210に光を照射(すなわち露光)して露光光に応じた静電潜像を形成する。なお、ここにおいて露光量とは、露光装置230が露光する時の単位時間又は単位面積当たりの光量をいうものである。現像装置240は、トナーを供給する手段を備え、感光体ドラム210に形成された静電潜像をトナーによって顕像化(すなわち現像)する。現像装置240は、感光体ドラム210との間に所定の電位差を生じさせ、帯電したトナーをこの電位差によって感光体ドラム210の表面に移動させる。
中間転写ベルト250は、無端のベルト状の部材であり、回転ロール251、一次転写ロール260及びバックアップロール271と接触しながら図中の矢印Bの方向に回転するように移動する。回転ロール251は、中間転写ベルト250の移動を支持する円筒状の部材であり、円筒の中心を軸として回転する。回転ロール251には、それ自体が駆動手段により回転されるものと、中間転写ベルト250の移動に伴って回転するものとがある。また、回転ロール251は、中間転写ベルト250に働く張力を調整する機能を有するものであってもよい。一次転写ロール260は、中間転写ベルト250を挟んで感光体ドラム210と対向する円筒状の部材であり、感光体ドラム210との間に電位差を生じさせて感光体ドラム210表面のトナーを中間転写ベルト250表面に転写する。二次転写ロール270は、中間転写ベルト250を挟んでバックアップロール271と対向する円筒状の部材であり、バックアップロール271との間に電位差を生じさせて中間転写ベルト250表面のトナーを用紙表面に転写する。搬送ロール280は、二次転写ロール270が転写を行う位置に用紙を搬送し、トナーが転写された用紙を定着装置290が設けられた位置に搬送する円筒状の部材である。定着装置290は、トナーが転写された用紙を加熱及び加圧し、トナーを用紙に定着させる。つまり、用紙の搬送経路は、図中の破線の矢印Cのようになる。
本実施形態の一次転写ロール260Y、260M及び260Cは、中間転写ベルト250と接離可能に構成されている。また、本実施形態の感光体ドラム210Y、210M及び210Cは、それぞれ、一次転写ロール260Y、260M及び260Cが中間転写ベルト250から離間した場合に、中間転写ベルト250から離間するように構成されている。
図3は、感光体ドラム210(210Y、210M又は210C)及び一次転写ロール260(260Y、260M又は260C)の接離状態を示す図である。感光体ドラム210及び一次転写ロール260は、画像形成を行う場合に、図3(a)に示すように中間転写ベルト250と接触した状態となる。また、感光体ドラム210及び一次転写ロール260は、画像形成を行わない場合に、必要に応じて、図3(b)に示すように中間転写ベルト250と離間した状態となる。以下においては、前者の状態を「接触状態」といい、後者の状態を「リトラクト状態」という。接触状態とリトラクト状態の切り替えは、感光体ドラム210及び一次転写ロール260の少なくとも一方の位置が変化することにより行われる。このとき、回転ロール251の一部が中間転写ベルト250に働く張力を変更するようにあわせて移動し、接離状態の切り替えをより容易ならしめるようにしてもよい。
図4は、センサ部600の構成を図2中の矢印Dの方向から示す図である。センサ部600は、図2に示すように、中間転写ベルト250の軌道のうちの感光体ドラム210の接触部分とバックアップロール271の接触部分との間に設けられている。センサ部600は、図4に示すように、濃度センサ610と、色ずれセンサ620及び630とを備える。
濃度センサ610は、中間転写ベルト250に対向する光学式のセンサであり、中間転写ベルト250に光を照射し、その反射光を受光することにより中間転写ベルト250に形成された画像を検出する。色ずれセンサ620及び630は、それぞれ、中間転写ベルト250の両端近傍に設けられたセンサである。色ずれセンサ620及び630は、濃度センサ610と同様の光学式のセンサであるが、検出結果の用途が異なる。濃度センサ610は、中間転写ベルト250に形成された各画像の濃度(光学濃度)を検出するためのセンサであり、色ずれセンサ620及び630は、中間転写ベルト250に形成された各画像のずれを検出するためのセンサである。なお、センサ部600が読み取る画像については、後述する。
画像形成装置10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、画像形成装置10は、画像データに応じた画像を用紙に形成する。本実施形態の画像形成装置10は、ブラック単色での画像形成と全色を用いたフルカラーでの画像形成とを実行可能に構成されている。画像形成装置10がいずれの画像形成を行うかは、画像データに基づいて決定される。すなわち、本実施形態の画像データは、単色又はフルカラーのいずれで形成されるかを識別可能なデータであるとする。しかし、ユーザが単色又はフルカラーのいずれで画像を形成するか選択できる構成であってもよい。
また、画像形成装置10は、決められた優先モードに従って動作する。ここにおいて、優先モードとは、画像形成において単色又はフルカラーのいずれを優先するかを定めるものをいう。優先モードを示す情報は、制御部100のメモリに記憶されている。制御部100は、電源を投入されるなどして動作を開始するときにメモリの内容を読み出して優先モードを判断し、いずれの優先モードにより画像形成部200を動作させるか選択する。また、制御部100は、ユーザの操作などに応じて、任意のタイミングで優先モードを変更することが可能である。制御部100は、優先モードが変更された場合には、メモリに記憶された優先モードを示す情報を書き換える。
本実施形態における優先モードは、「白黒優先モード」と「カラー優先モード」の2種類である。白黒優先モードは、ブラック単色での画像形成を優先する優先モードであり、カラー優先モードは、フルカラーでの画像形成を優先する優先モードである。
白黒優先モードにおいて、画像形成装置10の制御部100は、感光体ドラム210Y、210M及び210C並びに一次転写ロール260Y、260M及び260Cをリトラクト状態にさせる。このようにすることで、画像形成装置10は、イエロー、マゼンタ及びシアンの画像形成を行い得ない状態となる。また、感光体ドラム210は、中間転写ベルト250から離間することによりその回転を停止させ、常時回転している場合に比べて表面の摩耗が抑制される。なお、白黒優先モードにおいても、後述するフルカラーの画質調整を実行する際には、感光体ドラム210及び一次転写ロール260の全てが接触状態となる。
一方、カラー優先モードにおいては、制御部100は、感光体ドラム210及び一次転写ロール260の全てを接触状態にさせる。このようにすることで、画像形成装置10は、感光体ドラム210及び一次転写ロール260がリトラクト状態にある場合に比べ、より迅速にカラー画像形成が可能な状態になることができる。
また、本実施形態の画像形成装置10は、いずれの優先モードが選択されている場合においても、適当なタイミングで画質調整を実行する。本実施形態において実行される画質調整は、濃度調整と色ずれ調整の2種類である。濃度調整は、画像形成部200が形成した決められた濃度の画像を濃度センサ610で検出し、検出した濃度と意図した濃度(決められた濃度)とが一致しない場合に、これらが一致するように感光体ドラム210の帯電電位や露光装置230の露光量などを補正するものである。また、色ずれ調整は、画像形成部200が形成した決められた形状の画像を色ずれセンサ620及び630で検出し、検出した形状と意図した形状(決められた濃度)とが一致しない場合に、これらが一致するように各色の画像形成のタイミングなどを補正するものである。なお、濃度調整には、ブラックの調整のみを行うものとトナー全色の調整を行うものとがある。一方、色ずれの調整は、トナー全色で行うもののみである。
図5は、画質調整を実行する際に中間転写ベルト250に形成される画像を例示する図である。図5(a)は、フルカラーの画質調整に用いられる画像であり、図5(b)は、ブラック単色の画質調整に用いられる画像である。図5(a)において、中間転写ベルト250の両端近傍に形成された画像は、色ずれ調整のための画像であり、色ずれセンサ620及び630に読み取られるような位置に形成される。画像I1、I2、I3及びI4は、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色を単色で用いた直線を複数含み、その複数の色が異なる直線が等間隔かつ平行になるように形成される画像である。すなわち、画像I1、I2、I3及びI4の検出結果である直線が等間隔でなかったり、あるいは平行でなかった場合は、色ずれが生じていることを示している。
これに対し、中間転写ベルト250の中央近傍に形成された画像は、濃度調整のための画像であり、濃度センサ610に読み取られるような位置に形成される。画像IY、IM、IC及びIKは、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン又はブラックの各色を単色で用いた矩形を複数含み、それぞれの矩形が決められた濃度になるように形成される画像である。すなわち、画像IY、IM、IC及びIKの検出結果である矩形が決められた濃度と異なる場合は、意図したとおりの濃淡で画像が形成されていないことを示している。
一方、単色の画質調整に用いられる画像は、図5(b)に示すように、画像IKのみである。単色の画質調整においては、上述した画像IY、IM及びICに相当する画像が不要である。また、単色の画像形成においてはそもそも色ずれが発生しないため、上述した画像I1、I2、I3及びI4に相当する画像も不要である。ゆえに、単色の画質調整に用いられる画像を形成する処理は、フルカラーの画質調整に用いられる画像を形成する処理よりも短時間で終了する。
本実施形態の画像形成装置10は、ある時点を基準とした所定のタイミングで、上述した画質調整のいずれかを実行する。画像形成装置10の制御部100は、単色の画質調整を行う第1の調整モードと、フルカラーの画質調整を行う第2の調整モードのいずれかの調整モードにより画像形成部200を動作させる。画質調整において基準となる時点とは、例えば、電源の投入時である。このとき、制御部100は、選択されている優先モードに応じて、画質調整の実行の態様を異ならせる。具体的には、制御部100は、白黒優先モードの場合に実行するフルカラーの画質調整の頻度を、カラー優先モードの場合に実行するフルカラーの画質調整の頻度よりも少なくする。ただし、制御部100は、長期間にわたり白黒優先モードが選択されている場合においてフルカラーの画質調整を全く実行しないということはない。
図6は、画像形成装置10の制御部100が画質調整を実行するときの処理を示すフローチャートである。同図に示すように、はじめに制御部100は、最近にフルカラーでの画像形成が実行されてから経過した時間(ΔT_FC)を算出する(ステップS1)。制御部100は、最後(すなわち直前)にフルカラーで画像形成を実行した時間(PrevTime_FC)を現在時刻(NowTime)から減算することにより、上述したΔT_FCを算出する。これを実現するために、制御部100は、フルカラーで画像形成を実行した時間をその都度記憶し、直近のものをPrevTime_FCとする。次に、制御部100は、選択された優先モードを判断し(ステップS2)、白黒優先モードが選択されている場合とカラー優先モードが選択されている場合とで異なる処理を実行する。
カラー優先モードが選択されている場合(ステップS2:NO)、制御部100は、ΔT_FCを所定の閾値(T_FC)と比較し、ΔT_FCがT_FC以上であるか否かを判断する(ステップS3)。ここにおいて、T_FCは、カラー優先モードにおいてフルカラーの画質調整を実行するか否かを判断するための閾値である。制御部100は、ΔT_FCがT_FC以上である場合(ステップS3:YES)、画像形成部200にフルカラーの画質調整を実行させる(ステップS4)。一方、ΔT_FCがT_FC未満である場合(ステップS3:NO)、制御部100は、いずれの画質調整も実行せずに処理を終了する。
白黒優先モードが選択されている場合(ステップS2:YES)、制御部100は、ΔT_FCを所定の閾値(T_BWFC)と比較し、ΔT_FCがT_BWFC以上であるか否かを判断する(ステップS5)。ここにおいて、T_BWFCは、白黒優先モードにおいてフルカラーの画質調整を実行するか否かを判断するための閾値である。ただし、T_BWFCは、上述したT_FCより大である。制御部100は、ΔT_FCがT_BWFC以上である場合(ステップS5:YES)、画像形成部200にフルカラーの画質調整を実行させる(ステップS4)。一方、ΔT_FCがT_BWFC未満である場合(ステップS5:NO)、制御部100は、単色の画質調整を実行するか否かを判断するための処理を実行する。
ΔT_FCがT_BWFC未満である場合、制御部100は、最近にブラック単色での画像形成が実行されてから経過した時間(ΔT_BW)を算出する(ステップS6)。制御部100は、最後(すなわち直前)に単色で画像形成を実行した時間(PrevTime_BW)を現在時刻(NowTime)から減算することにより、上述したΔT_BWを算出する。これを実現するために、制御部100は、単色で画像形成を実行した時間をその都度記憶し、直近のものをPrevTime_BWとする。
次に、制御部100は、ΔT_BWを所定の閾値(T_BW)と比較し、ΔT_BWがT_BW以上であるか否かを判断する(ステップS7)。ここにおいて、T_BWは、白黒優先モードにおいて単色の画質調整を実行するか否かを判断するための閾値である。T_BWは、制御部100は、ΔT_BWがT_BW以上である場合(ステップS7:YES)、画像形成部200に単色の画質調整を実行させる(ステップS8)。一方、ΔT_BWがT_BW未満である場合(ステップS7:NO)、制御部100は、いずれの画質調整も実行せずに処理を終了する。
画質調整を実行するときに制御部100が実行する処理は、以上のとおりである。この処理により、画像形成装置10は、白黒優先モードにおいては単色の画質調整とフルカラーの画質調整の双方を実行し、カラー優先モードにおいてはフルカラーの画質調整のみを実行することとなる。また、画像形成装置10は、カラー優先モードにおいては白黒優先モードにおいてよりも多くの頻度でフルカラーの画質調整を実行する。
図7は、各々の優先モードに応じた場合の画質調整の実行タイミングを例示する図である。この例においては、T_BW=T_FCとし、この時間をtとする。また、T_BWFCがT_FCの3倍、すなわち3tであるとする。なお、説明の便宜上、ここではPrevTime_BW=PrevTime_FCとみなす。
この例によれば、画像形成装置10は、白黒優先モードにおいては、時間t毎に画質調整を1回実行し、このうち3回に1回の割合でフルカラーの画質調整(図中のFC)を実行し、他の2回は単色の画質調整(図中のBW)を実行する。また、画像形成装置10は、カラー優先モードにおいては、時間t毎にフルカラーの画質調整を1回実行する。つまり、この例によれば、各々の優先モードにおいて画質調整が同じ時間間隔で実行され、白黒優先モードにおけるフルカラーの画質調整の実行頻度は、カラー優先モードにおいて3回実行される毎に1回ずつ行われる。
以上のように、本実施形態の画像形成装置10は、白黒優先モードにおいてはカラー優先モードにおいてよりも少ない頻度でフルカラーの画質調整を実行するため、白黒優先モードが比較的多用される場合においてブラック以外の色のトナーの使用を抑制することが可能となる。画像形成装置は、ユーザの用途によってはフルカラーの画像形成がほとんど実行されないことも少なくなく、このようなユーザにおいては、実際の画像形成(画質調整用の画像以外の画像を形成すること)でブラック以外の色のトナーをほとんど使っていないことがある。このような場合において、本実施形態の優先モードのような区別なく画質調整を実行していると、ブラック以外の色のトナーを実際の画像形成にほとんど使用していないにもかかわらず、ブラック以外の色のトナーがいつの間にかなくなってしまう、という不都合が生じることもあった。これに対し、本実施形態の画像形成装置10によれば、白黒優先モードにおいてはカラー優先モードにおいてよりも長い時間間隔でフルカラーの画質調整を実行するため、ブラック以外の色のトナーの減りを少なくすることが可能である。
また、本実施形態の画像形成装置10は、白黒優先モード、すなわちブラックの使用を優先する優先モードが選択された場合においても、フルカラーの画質調整が全く実行されなくなるのではなく、カラー優先モードが選択された場合よりも少ない頻度で適宜実行される。そのため、ブラック単色の画像形成ばかりを実行した場合においても、その他の色(イエロー、マゼンタ及びシアン)の画質が著しく低下することがなく、一定の品質が維持されるようになる。加えて、この画像形成装置10によれば、白黒優先モードが選択され、使用しない感光体ドラム210及び一次転写ロール260がリトラクト状態となって動作を停止した場合においても、適当なタイミングで接触状態に切り替わって画質調整用の画像が形成されるため、感光体ドラム210に過剰な負荷が与えられたり、特定の箇所にほこりが堆積したりするのを抑制することも可能となる。つまり、本実施形態の画像形成装置10によれば、ブラック単色での使用が優先され、多用された場合においても、その他の色の画質低下を抑制することが可能となる。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限らず、その他の形態でも実施し得る。本発明に対しては、例えば、以下のような変形を適用することが可能である。なお、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
上述した実施形態は、本発明における「第1の色」をブラックとし、「第2の色」をそれ以外の色(イエロー、マゼンタ及びシアンの少なくともいずれか)とした場合の例示であるが、本発明は他の色の組み合わせにも適用可能である。本発明は、例えば、いわゆる特色を使用する画像形成装置においても適用可能である。ここにおいて、特色とは、通常の色(一般的には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラック)と異なる色をいい、通常の色を用いて再現することができない色や、再現することが困難な色を再現したい場合に用いられるものである。電子写真方式の画像形成装置の特色としては、例えば、レッド、グリーン、オレンジ、蛍光色、メタリック色、ホワイト、クリア(いわゆる透明トナーを用いて再現する色)などがある。
図8は、本発明に適用可能な変形であり、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色に加え、特色1色を使用する画像形成部の構成を示す図である。なお、以下において、上述した実施形態と同様の構成については、上述した実施形態で示した符号と同一の符号を用いる。
図8の画像形成部200aは、図2の画像形成部200と比較した場合、感光体ドラム210S、帯電装置220S、現像装置240S及び一次転写ロール260Sが設けられている点が主たる相違点である。また、画像形成部200aは、この主たる相違点の差異に応じて、露光装置230や中間転写ベルト250などの構成も相違する。感光体ドラム210S、帯電装置220S、現像装置240S及び一次転写ロール260Sは、いずれも、特色(spot color)の画像形成に用いられる部材である。なお、本変形例の画像形成装置、すなわち、画像形成装置10の画像形成部200に代えてこの画像形成部200aを備える画像形成装置のことを、以下では「画像形成装置20」と表記して画像形成装置10と区別する。
本変形例の画像形成装置20は、優先モードとして「通常優先モード」と「特色優先モード」のいずれかを選択して動作する。通常優先モードは、通常の色、すなわちイエロー、マゼンタ、シアン及びブラックを特色よりも優先する優先モードであり、特色優先モードは、通常の色と特色とを併用することを優先する優先モードである。通常優先モードにおいては、画像形成部200aが感光体ドラム210S及び一次転写ロール260Sをリトラクト状態にし、特色で画像を形成する必要が生じるまで特色による画像形成を行い得ない状態とする。
また、本変形例の画像形成装置20は、調整モードとして「通常調整モード」と「特色調整モード」のいずれかにより動作する。通常調整モードは、特色を含まない通常の色のみの画質調整を実行する調整モードであり、上述した実施形態における「カラー調整モード」と同様のものである。特色調整モードは、通常の色と特色の双方の画質調整を行うものである。
図9は、特色を含む画質調整を実行する際に中間転写ベルト250に形成される画像を例示する図である。同図に示す画像と図5(a)に示した画像との相違点は、色ずれ調整のための画像I1、I2、I3及びI4に特色の直線も含まれている点と、濃度調整のための画像に特色の画像ISも含まれている点の2点である。
画像形成装置20は、以上の構成のもと、適当なタイミングで画質調整を行う。画像形成装置20は、通常優先モードが選択されている場合には、特色優先モードが選択されている場合よりも特色を含む画質調整を実行する頻度を少なくする。ただし、上述した実施形態と同様に、画像形成装置20は、通常優先モードが選択されている場合であっても特色を含む画質調整を全く実行しないわけではない。すなわち、通常優先モードが選択されている場合における特色を含む画質調整の実行頻度は、0ではない。
(2)変形例2
本発明における第1の色と第2の色は、上述した例に限らず、適宜に選択することが可能である。また、第1の色及び第2の色は、いずれも1色であってもよいし、複数の色のグループと捉えてもよい。例えば、マゼンタのトナーの使用量がシアンとイエローのトナーの使用量よりも多い場合には、第1の色をブラックとマゼンタとし、第2の色をシアンとイエローとしてもよい。
(3)変形例3
画質調整を実行する判断基準は、画像形成が実行されてからの経過時間に限らない。例えば、上述したステップS1において、最近にフルカラーでの画像形成が実行されてから経過した時間(ΔT_FC)に代えて、最近にフルカラーでの画像調整が実行されてから経過した時間や、最近にフルカラーでの画像形成が実行された後に画像形成が行われた回数や、最近にフルカラーでの画像形成が実行された後に画像が形成された用紙の枚数を算出し、これを所定の閾値と比較することによりフルカラーの画質調整を実行するか否かを判断してもよい。
また、その他にも、例えば、各色の感光体ドラム210の回転数や、各色のトナーの使用量などを判断基準に用いてフルカラーの画質調整を行うか否かを判断してもよい。
(4)変形例4
本発明における画質調整は、上述した濃度調整と色ずれ調整に限らない。例えば、濃度調整においては、中間転写ベルト250に形成された画像を読み取るのではなく、用紙に形成された画像を読み取ってもよいし、感光体ドラム210の露光された部分の電位を計測するなどしてもよい。また、色ずれ調整用の画像も、複数の平行な直線である必要はなく、決められた形状の画像を複数色で形成してもよいし、いわゆるトンボ(トリムマーク)のような画像であってもよい。
また、本発明における画質調整は、濃度調整又は色ずれ調整の一方のみを行うものであってもよいし、濃度調整及び色ずれ調整のいずれとも異なる別の調整を行うものであってもよい。要するに、画質を一定のレベルに維持したり、画質を向上させたりするために繰り返し実行される調整であれば、種々多様のものが本発明における画質調整に含まれる。
(5)変形例5
上述した実施形態においては、白黒優先モード(第1の優先モード)において、ブラック以外の感光体ドラム210及び一次転写ロール260をリトラクト状態にしたが、第1の優先モードにおいて行う動作を他の動作としてもよい。例えば、感光体ドラム210と接触するある部材を離間させる動作であってもよい。離間させる部材は、現像装置240の一部(現像ロール)であってもよいし、帯電装置220が接触式のローラ帯電方式である場合には、帯電ロールであってもよい。また、感光体ドラム210に残留した余分なトナーを除去するための清掃部材(ブレード等)が接触している場合には、これを離間させてもよい。
(6)変形例6
本発明において、画質調整の実行タイミングは、電源の投入時に限らない。例えば、画像形成装置が通常の状態と通常の状態よりも電力消費を抑制した状態(いわゆるスリープ状態など)とをとり得る場合には、状態が切り替わったタイミングで図6に示した処理を実行してもよい。また、画像形成を妨げないのであれば、画像形成の前又は後の任意のタイミングで図6に示した処理を実行してもよい。さらに、画像形成装置の構成次第では、画像形成の途中に画像形成と同時に画質調整を実行することも可能である。
図10は、画像形成と画質調整を同時に実行するための構成を示す図である。同図において、Iaは画像データに応じて形成される用紙1枚分の画像を示しており、Ib及びIcは画質調整用の画像を示している。このように、中間転写ベルト250の幅が用紙1枚分の幅よりも十分に大きく、用紙1枚分の画像の両端に画質調整用の画像を形成できる場合であれば、画像データに応じた画像形成を実行しながら画質調整用の画像を形成し、その後に形成される画像の画質調整を行うことが可能となる。
(7)変形例7
本発明に係る画像形成装置は、電子写真方式のものであれば、上述した実施形態に示したものに限らない。本発明は、例えば、中間転写ベルトを用いない方式の画像形成装置に適用してもよいし、使用するトナーの色数が異なるカラー画像形成装置に適用してもよい。また、トナーによる画像を形成する記録媒体についても、用紙に限らず、トナーを定着可能な種々の材質・形状のものを用いることができる。
本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 画像形成部及びセンサ部の構成を示す図である。 感光体ドラム及び一次転写ロールの接離状態を示す図である。 センサ部の構成を示す図である。 画質調整を実行する際に中間転写ベルトに形成される画像を例示する図である。 画像形成装置が画質調整を実行するときの処理を示すフローチャートである。 各々の優先モードに応じた場合の画質調整の実行タイミングを例示する図である。 画像形成部の変形例を示す図である。 特色を含む画質調整を実行する際に中間転写ベルトに形成される画像を例示する図である。 画像形成と画質調整を同時に実行するための構成を示す図である。
符号の説明
10、20…画像形成装置、100…制御部、200、200a…画像形成部、210…感光体ドラム、220…帯電装置、230…露光装置、240…現像装置、250…中間転写ベルト、251…回転ロール、260…一次転写ロール、270…二次転写ロール、271…バックアップロール、280…搬送ロール、290…定着装置、300…操作部、400…通信部、500…記憶部、600…センサ部

Claims (2)

  1. 第1の色及び当該第1の色と異なる第2の色の少なくともいずれかを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1の色の使用を優先する第1の優先モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の使用を優先する第2の優先モードのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された優先モードにより前記画像形成手段を動作させて画像形成を実行させる画像形成制御手段と、
    画像形成の前後又は途中に、前記第1の色の画質調整を行う第1の調整モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の画質調整を行う第2の調整モードのいずれかにより前記画像形成手段を動作させて画質調整を実行させる画質調整制御手段とを備え、
    前記画質調整制御手段は、
    前記画像形成手段が最近に前記第2の色を使用して画像を形成し、又は、前記第2の調整モードによる画質調整を実行してからの経過時間が決められた閾値以上となったことを契機に前記第2の調整モードによる画質調整を実行させ、
    前記第1の優先モードが選択されている場合の前記閾値が前記第2の優先モードが選択されている場合の前記閾値より大であり、
    前記選択手段により前記第1の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度が0でなく、かつ、前記第2の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度より少なくなるように画質調整を実行させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 第1の色及び当該第1の色と異なる第2の色の少なくともいずれかを用いて記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1の色の使用を優先する第1の優先モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の使用を優先する第2の優先モードのいずれかを選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された優先モードにより前記画像形成手段を動作させて画像形成を実行させる画像形成制御手段と、
    画像形成の前後又は途中に、前記第1の色の画質調整を行う第1の調整モードと、前記第2の色又は前記第1及び第2の色の画質調整を行う第2の調整モードのいずれかにより前記画像形成手段を動作させて画質調整を実行させる画質調整制御手段とを備え、
    前記画質調整制御手段は、
    前記画像形成手段が最近に前記第2の色を使用して画像を形成し、又は、前記第2の調整モードによる画質調整を実行してから前記記録媒体に画像を形成した回数が決められた閾値以上となったことを契機に前記第2の調整モードによる画質調整を実行させ、
    前記第1の優先モードが選択されている場合の前記閾値が前記第2の優先モードが選択されている場合の前記閾値より大であり、
    前記選択手段により前記第1の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度が0でなく、かつ、前記第2の優先モードが選択されている場合における前記第2の調整モードによる画質調整の実行頻度より少なくなるように画質調整を実行させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
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