JP5040454B2 - 電気掃除機 - Google Patents

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Description

本発明は、電気掃除機に関するもので、特に集塵室内の粗塵フィルターおよび細塵フィルターの除塵動作の制御に関するものである。
従来この種の電気掃除機として、集塵した塵埃の処理を容易にするために、電動送風機からの吸い込み経路を切り替え、集塵された塵埃を圧縮して小型化し、集塵量を向上させるものがある。(例えば、特許文献1参照)。
また、細塵フィルターの除塵はコイルとコアで形成された電磁石の磁界により振動する振動子の振動面を、細塵フィルターに振動伝達可能な場所に接する構成にして、所定時間、コイルを断続的に通電することで、その期間、電磁石が振動子の吸引、乖離を繰り返して振動子に振動を与え、振動面が細塵フィルターの外面を叩くことで、付着した塵埃を除塵している(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−339598号公報 特開平5−91962号公報
しかしながら、前記従来の構成においては、吸気通路を切り替えて電動送風機からの負圧で圧縮する構成であるために、圧縮する際には電動送風機の吸込み力を上げ、負圧を大きくしないと圧縮効果が小さく、また粗塵フィルターに付着したごみも取り除けないため、圧縮および除塵を行うには大きな消費電力を必要としており、電動送風機の寿命が低下するという不都合を有していた。
また綿ゴミのような風量変化の小さい塵埃ではおおきな負圧がかからないため、圧縮効果が小さいという課題も有していた。さらに集塵量に関係なく、一律的な圧縮動作を行うために、塵埃の圧縮を完了していない状態や、粗塵フィルターに付着したごみを除塵していない状態でも終了したり、また逆に圧縮動作や除塵動作が完了した後でも、圧縮動作を継続したりするといった無駄な動作を行って電力を余分に消費するという課題を有していた。
また、細塵フィルターの除塵においても掃除終了後の集塵量に関係なく、一律に除塵動作を行うため、塵埃が確実に全て除去できない状態で除塵動作を終了したり、また逆に集塵手段の除塵が完了した後でも除塵動作を継続したりする、といった無駄な動作を行うという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、集塵容器内に捕集した集塵量に適合した圧縮動作および除塵動作を行って、電動送風機の停止後に行う圧縮動作および除塵動作の動作時間を短縮し、次の掃除動作を可能にする再開時間を短縮できる電気掃除機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電気掃除機は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された粗塵を捕集する粗塵フィルターおよび細塵を捕集する細塵フィルターを有した集塵容器と、圧縮板と前記圧縮板を駆動する圧縮モータを有し前記粗塵フィルター内に堆積された塵埃を押圧して圧縮動作する圧縮手段と、前記圧縮手段で前記塵埃を圧縮しているときに前記圧縮モータに加わる負荷量を検知する負荷量検知手段と、前記細塵フィルターに付着した細塵を除去する除塵動作を行う除塵手段と、前記粗塵フィルター内の集塵量を検出する集塵量検知手段と、前記負荷量検知手段と前記集塵量検知手段からの信号を受け、前記圧縮手段および前記除塵手段を動作させる制御手段と、を備え、前記圧縮板は、前記負荷量検知手段が所定の負荷量を検知すると後退し、圧縮開始の上死点から元の上死点に戻るまでの間を移動し、前記集塵量検知手段は、前記圧縮板が前記集塵容器
内で移動する移動距離を検出することで構成され、前記制御手段により、前記集塵量検知手段からの集塵量を表す検出信号に応じて前記電動送風機の停止後に動作する前記圧縮手段および前記除塵手段の動作時間を可変させるようにしたものである。
この構成によって、粗塵フィルター内に堆積された塵埃を押圧して圧縮し、細塵フィルターに付着した塵埃を掻き落として吸引風の流路を確保することで、電動送風機の消費電力を抑えることができる。また、集塵捕集手段の集塵量に応じて除塵手段や圧縮手段の動作時間を可変し、集塵容器の集塵量が多く、圧縮動作および除塵動作の必要度が高いときには長い時間をかけて確実に圧縮動作および除塵動作を行う。逆に、集塵量が少なく、圧縮動作および除塵動作の必要度が比較的低いときには、圧縮動作および除塵動作の動作時間を短縮することで、圧縮動作および除塵動作から掃除動作への移行を短縮することができる。
本発明の電気掃除機は、圧縮手段の圧縮動作と、除塵手段の除塵動作とによって強い吸引力を維持することができるだけでなく、集塵容器の集塵量が多く、圧縮および除塵の必要度が高いときには、長い時間をかけて確実に圧縮動作および除塵動作を行う。そして、塵埃量が少なく比較的必要度が低いときには、圧縮動作及び除塵手段の動作時間を短縮することで、次の掃除動作へと即座に移行することができる。
第1の発明は、吸引力を発生させる電動送風機と、吸引された粗塵を捕集する粗塵フィルターおよび細塵を捕集する細塵フィルターを有した集塵容器と、圧縮板と前記圧縮板を駆動する圧縮モータを有し前記粗塵フィルター内に堆積された塵埃を押圧して圧縮動作する圧縮手段と、前記圧縮手段で前記塵埃を圧縮しているときに前記圧縮モータに加わる負荷量を検知する負荷量検知手段と、前記細塵フィルターに付着した細塵を除去する除塵動作を行う除塵手段と、前記粗塵フィルター内の集塵量を検出する集塵量検知手段と、前記負荷量検知手段と前記集塵量検知手段からの信号を受け、前記圧縮手段および前記除塵手段を動作させる制御手段と、を備え、前記圧縮板は、前記負荷量検知手段が所定の負荷量を検知すると後退し、圧縮開始の上死点から元の上死点に戻るまでの間を移動し、前記集塵量検知手段は、前記圧縮板が前記集塵容器内で移動する移動距離を検出することで構成され、前記制御手段により、前記集塵量検知手段からの集塵量を表す検出信号に応じて前記電動送風機の停止後に動作する前記圧縮手段および前記除塵手段の動作時間を可変させるようにした電気掃除機であり、粗塵フィルター内に堆積された塵埃を押圧して圧縮し、細塵フィルターに付着した塵埃を掻き落として吸引風の流路を確保することで、電動送風機の消費電力を抑えることができる。また、集塵捕集手段の集塵量に応じて除塵手段や圧縮手段の動作時間を可変し、集塵容器の集塵量が多く、圧縮動作および除塵動作の必要度が高いときには時間をかけて確実に圧縮動作および除塵動作を行う。
逆に、集塵量が少なく、圧縮動作および除塵動作の必要度が比較的低いときには、圧縮動作及び除塵動作の動作時間を短縮することで、次の掃除動作を即座に再開することができると共に、除塵機構の信頼性および寿命を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なおこの実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態における電気掃除機について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本実施の形態における電気掃除機の全体斜視図、図2は、同電気掃除機の側断面図である。
図1、2において、掃除機本体1は、後部に電動送風機2を内蔵した電動送風機室3が配され、前部に集塵容器収納部5が配され、集塵容器収納部5内には塵埃を分離捕集する集塵容器4を着脱自在に収納している。掃除機本体1の前部には、ホース6の一端が着脱自在に接続される吸気口7が設けられている。
ホース6の他端には、掃除の際に握ると共に掃除機本体1の運転を操作するための手元操作手段8を備えた先端パイプ9が設けられている。延長管10は伸縮自在或いは継ぎ自在なものであり、下流側端部は先端パイプ9に着脱自在に接続され、上流側端部は床用吸込具11に着脱自在に接続される。容器ハンドル12は、人が集塵容器4を掴む時に用いられるものであり、集塵容器4を持ち運ぶ時や、掃除機本体1の集塵容器収納部5から取り外す時に利用される。
次に、集塵容器4の構成について図3〜6を用いて説明する。図3は同電気掃除機の集塵容器の一部欠載斜視図、図4は同集塵容器の断面図、図5は同集塵容器を収納する集塵容器収納部の斜視図、図6は同集塵容器の裏面斜視図である。
図3〜6において、集塵容器4は、集塵容器本体15と、集塵容器本体15の後方開口部に着脱自在に装着されるフィルターユニット16から構成されている。
集塵容器本体15の前部には、集塵容器4を掃除機本体1の集塵容器収納部5に装着した時に、掃除機本体1の吸気口7の後方に気密に圧接し連通する吸入口17が設けられている。集塵容器本体15は、さらに、吸入口17に直接連通すると共に粗塵を収納する粗塵室18と粗塵室18を通過した吸引風に含まれた細塵を捕集するフィルターユニット16から離脱した細塵を収納する細塵室19と、粗塵室18と細塵室19の下部を覆うと共に後方端部が集塵容器本体15に回動自在に軸支された蓋体20を備えている。
蓋体20は、コイルバネ21により開成方向に付勢されており、通常は集塵容器本体15に設けた尾錠22で、その前部が閉じた状態に保持されている。容器ハンドル12の前部に設けた容器操作部23を下方に押すと、それに連結された連結棒46を介して尾錠22を外方に移動し、蓋体20がコイルバネ21の付勢力で開くようになっている。なお、バネ材25は、容器操作部23を常に上方に付勢するためのものである。
粗塵室18は、吸入口17と連通する部分を除く全内周壁(4側壁)は、下部開口26に向かって次第に広がる傾斜面27を有する粗塵フィルター28で形成されている。又、粗塵室18の上部には、粗塵フィルター29を有した圧縮板30が配され、圧縮板30は上下動自在の連結棒24の下端に固着されている。この圧縮板30は、粗塵室31内に捕集された塵埃を掻き落としかつ押さえつけて圧縮する圧縮手段となるものである。連結棒24の上端には、略L字状のスライダー31の一端が固着されている。スライダー31の上下方向の側部にはラックギヤ31aが形成されている。弾性部材32は、連結棒24および圧縮板30を常時上方に付勢するバネ材である。
駆動軸33は、集塵容器4の側部に回転自在に支持され、後端にギヤ35を有し、前端にギヤ37を有しており、ギヤ37はギヤ群39を介してラックギヤ31aに動力を伝達する。駆動軸47は、集塵容器4の側部に回転自在に支持され、後端にギヤ48を有し、前端にギヤ36を有し、ギャ36はギヤ34に噛み合っている。
図5に示すように、掃除機本体1内の電動送風機室3と集塵容器収納部5とを仕切る隔壁40には、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着した時にギヤ48(図3を参照)が噛み合うギヤ49と、そのギヤ49を収納するギヤ収納部41aと、ギヤ49を回転駆動する除塵モータ58とが設けられている。さらに、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着し
た時にギヤ35(図3を参照)が噛み合うギヤ38と、そのギヤを収納するギヤ収納部41bと、ギヤ38を回転駆動する圧縮モータ56とが設けられている。
図6に示すように、フィルターユニット16は、枠体42と、プリーツ折りされ、そのプリーツ目を縦方向にして枠体42に設けられた細塵フィルター43と、横方向に摺動自在に設けられ細塵を除塵する弾き体44と、フィルターユニット16の側部に回転自在に設けられたギヤ34と、ギヤ34の外周部と弾き体44の一部とを連結する連結棒45とから構成されている。さらに、弾き体44の細塵フィルター43と対向する面には、プリーツ折りされた細塵フィルター43の各山折り部に当接する突起が設けられている。そして、集塵容器4を集塵容器収納部5に装着した時に、仕切壁40に設けられたギヤ49(図5を参照)とギヤ48(図3を参照)とが噛合うようになっており、ギヤ48からギヤ34(図3,図4を参照)へと回転動を伝達する駆動軸47,ギヤ36(図3を参照)などの動力伝達機構を集塵容器本体15に備えている。
上記構成により、ギヤ34を回転させると、連結棒45を介して連結された弾き体44が左右に往復移動すると共に、その間に、弾き体44に設けた突起が細塵フィルター43の山折り部を弾き、その時に振動やショックで、細塵フィルター43の裏面に付着した細塵がふるい落とされ、細塵室19に溜まると共に、細塵フィルター43の濾過性能が復活するようになっている。
次に、図7を用いて、本実施の形態における電気掃除機の制御システムについて、説明する。
図7において、通電検知手段51は、掃除機本体1が商用電源(図示せず)に接続され、商用電源からの電源供給を受けたかどうかを検知するものである。
制御手段52は、マイクロコンピュータなどにより構成されるものであり、使用者によって手元操作手段8を操作して入力された操作情報に基づき、電動送風機2を駆動する駆動手段54へ信号を出力したり、操作情報や通電検知手段51の検知情報に基づき、圧縮板30を往復動させて堆積した塵埃の圧縮を行う圧縮動作する圧縮手段55や、弾き体44を駆動する除塵手段57へ信号を出力したりする。
負荷量検出手段53は、圧縮モータ56に加わる負荷量を検出するものであり、本実施の形態では、圧縮モータ56に流れる電流の増減を検出して圧縮モータ56に加わる負荷量を検出するようにしている。
圧縮手段55は、ギヤ38及び、そのギヤ38を回駆動する圧縮モータ56などから構成され、制御手段52からの信号を受けて圧縮モータ56を回転駆動し、圧縮板30を往復動している。
除塵手段57は、ギヤ49を回転駆動する除塵モータ58などから構成され、制御手段52からの信号を受けて、除塵手段を駆動している。
集塵量検知手段59は圧縮板30が集塵容器4内で移動する移動距離を検出する圧縮移動量検知手段で構成され、圧縮板30の移動距離によって集塵量を検知するものであり、本実施の形態では、ギヤ38の軸に取り付けられたマグネット(図示せず)の磁力をホールIC(図示せず)などで構成された検出回路(図示せず)で検知することで、その軸の回転数に同期した信号から移動距離を検出している。
風量検出手段60は、電動送風機2で発生する吸引風の風量を検出するものである。電
動送風機2で発生する吸引風の風量と電動送風機2を流れる電流値との間に一定の相関関係があり、電動送風機2を流れる電流を検出して、その電流の大きさに応じて風量のレベルを間接的に検出するものである。
集塵量報知手段61は、制御手段52の判断した集塵量に基づき、使用者に集塵量を報知する手段であり、本実施の形態ではLEDなどの表示回路で構成している。
集塵容器検出手段62は、図5及び図7に示すように、集塵容器4が集塵容器収納部5にセットされているかを検出するものであり、隔壁40に設けられたマイクロスイッチによって構成され、集塵容器収納部5内に集塵容器4を入れたり出したりすることによって、マイクロスイッチがON−OFFするようになっている。
満杯報知手段63は、特に集塵量が所定量以上に溜まっている場合に使用者に捨ててもらうことを促すためのものであり、例えばブザーなどで構成される。
タイマー手段64は、掃除作業の累積時間を検出する手段であり、手元操作手段8の操作によって電動送風機2の動作開始時から動作停止時までの時間を、所定のクロック信号を計数して検出するものである。
上記のように構成された本実施の形態における電気掃除機の動作、作用について、主に、図7を用いて説明する。
電気掃除機の使用開始にあたり、使用者が、掃除機本体1の電源プラグ(図示せず)を室内の壁に設けたコンセント(図示せず)に差し込むと、通電検知手段51が掃除機本体1に通電されたことを検知し、検知した信号を制御手段52に送る。制御手段52は、集塵容器検出手段62で集塵容器収納部5内に集塵容器4が在ることを確認すると、圧縮手段55に信号を送って、ギヤ38を回転駆動する圧縮モータ56を駆動する。そして、ギヤ38が回転することによって、圧縮モータ56の回転動力が、駆動軸33に取り付けられたギヤ37を介してラックギヤ31aに伝達され、ラックギヤ31aの動きに連動して圧縮板30が下降し、塵埃を圧縮する。
そして、圧縮板30が、粗塵室18内に堆積された塵埃を圧縮しながら下降していくと、次第に、圧縮モータ56に加わる負担が増加し、それに伴って圧縮モータ56に流れる電流が次第に増加し、負荷量検出手段53が検出する負荷量(電流値)が所定の負荷量(電流値)を超えると、制御手段52は、粗塵室18内の塵埃が十分圧縮されたと判断する。すると、制御手段52は圧縮モータ56を逆回転させる制御を行って、圧縮板30を最初の上死点まで後退させて、圧縮モータ56の回転駆動を停止する。この一連の動作は、あらかじめ設定した回数内で行われる。
このとき、圧縮動作を終了して逆転を開始してから上死点で停止するまでの圧縮板30の移動距離は、集塵容器内に溜まった集塵量が増加するほど減少する関係を持っており、集塵量との間に一定の相関関係にあると考えることができる。ホールIC(図示せず)は、ギヤ38の回転に連動したマグネットの動きを検知して、ギヤ38の回転に応じた数のパルス信号を発生する。そして、集塵量検知手段59は、そのホールICから得られるパルス数から圧縮板30の移動距離を検知し、制御手段52は、集塵量検知手段59で検知した移動距離の情報から集塵容器4内のゴミ量を判断することできる。
その集塵量が所定量を越えていた場合には、制御手段52は満杯報知手段63を起動させ、例えば、ブザーなどによる満杯報知手段63によって、使用者に注意喚起すると共に、電動送風機2の運転を停止することによって、床用吸込具11の吸引力が低い状態で掃
除を継続することを避け、塵埃が集塵容器4から溢れることを防止し、電動送風機2の負担を減らすこともできる。なお、電動送風機2の運転を完全に停止せずに、電動送風機2へ供給する供給電力を制限しても構わない。また、この満杯報知については、圧縮動作直後に報知するだけでなく、次の運転指示を行ったときにも再度報知するようにすれば、より確実に使用者に満杯状態であることを報知することができ、電動送風機2への負担を減らすことができる。また、床用吸込具11の電動機も運転しないようにすれば、塵埃が集塵容器4から溢れたり、吸引できずに床用吸込具11、延長管10、ホース6内に溜まったりことを防ぐことができる。
さらに制御手段52は、図5及び図7に示すように、除塵手段57に信号を送って、ギヤ49を回転駆動する除塵モータ58を駆動する。そして、図6に示すように、ギヤ49と噛合ったギヤ34が回転することによって、連結棒45を介して連結された弾き体44が左右に往復移動し、細塵フィルター43の裏面に付着した細塵がふるい落とされる。この上記動作は電源投入から5秒以内の動作時間で終了するようになっている。
次に、手元操作手段8を操作して、電気掃除機2の運転を開始すると、制御手段52は駆動手段54に信号を送り、電動送風機2を運転させる。この電動送風機2による吸引力が、細塵フィルター43、粗塵フィルター28及び29、粗塵室18、ホース6、延長管10を経て床用吸込具11に至る。そして、床用吸込具11は床面の塵埃を捕集し、吸引された塵埃を含んだ空気は、掃除機本体1の吸気口7を通って集塵容器本体15の吸入口17から真っ直ぐ粗塵室18に入り、粗塵フィルター28及び29に当たり、塵埃は粗塵フィルター28及び29で捕集され、堆積していく。粗塵フィルター28および29を通過した空気に含まれる細塵は、細塵フィルター43で捕捉される。
そして、掃除が終了し、使用者が手元操作手段8によって電動送風機2の停止操作を行うと、制御手段52は、除塵手段57に信号を送って、ギヤを回転駆動する除塵モータ58を駆動する。さらに、停止操作後の所定時間経過後には、制御手段52は圧縮手段55に信号を送って、堆積した塵埃を圧縮する。ここで電源投入時にごみ量を検出しており、そのごみ量が多い場合は、停止操作時に除塵手段57を動作させる動作時間(除塵時間)および圧縮手段を動作させる動作時間(圧縮時間)を長くするように動作する。ここでの圧縮時間とは圧縮板30が下降して塵埃を押し付けている時間のことである。
次に、集塵容器4内で圧縮された塵埃の廃棄について説明する。
集塵容器4を集塵容器収納部5から取り外す時は、容器ハンドル12を握って集塵容器4を上方に持上げるだけで良い。そして、集塵容器4をごみ箱などの上に持っていって、容器操作部23を下方に押すと、連結棒46は下がって、尾錠22は外方に移動し、蓋体20と尾錠22との係止が解除され、蓋体20はコイルバネ21の付勢力で開成し、集塵容器4内の圧縮された塵埃は外部へ押し出されごみ箱内に落下する。
以上のように、本実施の形態によれば、集塵容器に堆積された塵埃を圧縮手段で押圧して、粗塵フィルター内に堆積した塵埃を圧縮すると共に細塵フィルターに付着した細塵を除塵手段で除塵することで、吸引風の流路を確保して吸引力の低下を抑え、電動送風機の消費電力を抑えることができる。また、集塵捕集手段の集塵量に応じて圧縮手段や除塵手段の動作時間を可変し、集塵容器の集塵量が多く、圧縮および除塵の必要度が高いときには長い時間をかけて確実に圧縮および除塵を行うが、塵埃量が少なく、圧縮および除塵の必要度が低いときには、圧縮手段や除塵手段の動作時間を短縮することで、次の掃除動作に即座に移行できるとともに、除塵機構の信頼性および寿命を向上させることができる。また、圧縮モータのような動力源を用いて塵埃を圧縮するため、従来問題となった綿ゴミのような風量変化の小さい塵埃でも、確実に集塵ごみを圧縮することができる。
(変形例1)
次に、風量検出手段60に関した動作について説明する。
電動送風機2に接続された風量検出手段60は、電動送風機2を流れる電流を検出することによって、電動送風機2で発生する吸引風の風量を検出する。これは、粗塵フィルター28,29内の集塵量が多くなったり、細塵フィルター43に細塵が溜まり過ぎたりすると吸引風の流れが悪くなり、電動送風機2の負荷が重くなって電動送風機2の電動機部を流れる電流が大きくなる。逆に、粗塵フィルター28,29および細塵フィルター43の通気状態が良好な場合は電動送風機2の負荷が軽くなって電動送風機2の電動機部を流れる電流が少なくなる。風量検出手段60は、このような現象を利用して吸引風の風量を間接的に検出し、吸引風の風量を表す信号を出力する。
この風量検出手段60が出力する風量を表す信号を受けて動作する制御手段52は、吸引風の風量が少なくなって、電動送風機2を流れる電流が増大した状態で電動送風機2が停止した場合、電動送風機2の停止後に行う圧縮手段55および除塵手段57の動作時間を長くして、圧縮および除塵を確実に行う。逆に、電動送風機2を流れる電流が少ない状態で電動送風機2が停止した場合、圧縮手段55および除塵手段57の動作時間を短くし、圧縮動作及び除塵動作の期間中に禁止される電動送風機2の動作を解除して、掃除動作を再開するまでの時間を短縮することができる。検出した電動送風機2の風量に対して設定する圧縮手段55及び除塵手段57の動作時間の最適値は、電気掃除機の用途によって、電動送風機の大きさや吸引力、集塵フィルター構造等の仕様が異なるため、予め電気掃除機の試作品を製作して実験的に求めればよい。
なお、上述した変形例1は、集塵量検知手段59の検出信号を用いずに風量検出手段60の検出信号のみに応じて圧縮手段55及び除塵手段57の動作時間を制御する例で説明したが、集塵量検知手段59の検出信号と風量検出手段60の検出信号との両方の信号を用いて圧縮手段55及び除塵手段57の動作時間を設定しても構わない。後者の場合、風量検出手段60と検出信号と圧縮及び除塵動作に必要な動作時間との相関関係、および集塵量検知手段59の検出信号と圧縮及び除塵動作に必要な動作時間との相関関係を予め実験的に求める。それらの相関関係を基にして、風量検出手段60で検出した検出信号レベルに対応した動作時間と、集塵量検知手段59で検出した検出信号レベルに対応した動作時間とを求め、そのうち長い方の動作時間を選択して圧縮手段55及び除塵手段57を動作させる。これにより、圧縮動作と除塵動作とがより確実に行われ、圧縮動作及び除塵動作の信頼性を高めることが出来る。
(変形例2)
次に、タイマー手段64に関した動作について説明する。
タイマー手段64は、制御手段52内で用いられる所定周期のクロック信号を計数して、電動送風機2が動作を開始してから停止するまでの吸引累積時間を求める。このタイマー手段64の信号を受けて動作する制御手段52は、この吸引累積時間の長さに応じて電動送風機2が停止した後に動作させる圧縮手段55および除塵手段57の動作時間を可変する。
具体的に言えば、単位面積当たりの被掃除面に塵埃が均一に堆積した状況下での標準的な掃除作業時間を予め求め、電動送風機2が動作している間の吸引累積時間を測定し、その累積時間内に捕集する集塵量を推定する訳である。そして、この吸引累積時間が長くなった場合は、粗塵フィルター28,29内に堆積した塵埃量が多くなっている、或いは細塵フィルター43への細塵の付着が進行していると想定されるため、圧縮手段55及び除
塵手段57の動作時間を長くして圧縮動作および除塵動作を確実に行う。逆に、吸引累積時間が短い場合は、塵埃の堆積量が少なく、細塵フィルター43への細塵の付着が少ないものと想定され、電動送風機2が停止した後に行う圧縮手段55の圧縮動作及び除塵手段57の除塵動作の動作時間を短くし、圧縮動作及び除塵動作の期間中に禁止される電動送風機2の動作を解除して、掃除動作を再開するまでの時間を短縮することができる。
なお、上述した変形例2は、集塵量検知手段59の検出信号を用いずに電動送風機2が動作している吸引累積時間を検出するタイマー手段64の検出信号のみに応じて圧縮動作及び除塵動作の動作時間を可変する例で説明したが、集塵量検知手段59の検出信号とタイマー手段64の検出信号との両方を用いて圧縮手段55及び除塵手段57の動作時間を設定しても構わない。後者の場合、電動送風機2が動作している間の吸引累積時間をタイマー手段64で検出し、その吸引累積時間に対応する圧縮及び除塵動作の動作時間と、集塵量検知手段59で検出した集塵量に対応する圧縮及び除塵動作の動作時間とを求め、そのうち長い方の動作時間を選択して圧縮動作および除塵動作の動作時間を設定すれば、より確実に塵埃の圧縮と除塵を行うことが出来る。
なお、上述した実施の形態では、風量検出手段60は、電動送風機2を流れる電流の検出値から電動送風機2の風量を間接的に検出するもので説明したが、電動送風機2が発生する吸引風の風量を直接検出する手段を用いても構わない。また、タイマー手段64と制御手段52を独立して回路構成するものとしたが、制御手段52の中にタイマー手段64を内蔵させて実施しても構わない。
(実施の形態2)
本発明の第2の実施の形態における集塵容器及びそれを搭載した電気掃除機について、図8を用いて説明する。第1の実施の形態と同一構成部分については、同一番号を付与して説明を省略する。
この実施の形態で用いる集塵量検知手段59aは、塵埃検出手段70、分別信号出力手段71、第1の塵埃計数手段76及び第2の塵埃計数手段77によって構成される。
塵埃検出手段70は、吸気経路内の接続部(例えば、先端パイプ)9に配置され、その吸気経路内を通過する塵埃を検出するものであり、赤外発光ダイオード(図示せず)とフォトトランジスタ(図示せず)などで構成される。
分別信号出力手段71は、塵埃検出手段70の出力信号を複数の増幅率で増幅して塵埃の大きさ判別することが可能なものであり、増幅機能とローパスフィルター機能を持たせたオペレーショナルアンプで構成される第1の増幅手段72と、第1の増幅手段72で増幅した信号をパルス信号に変換するコンパレータで構成された第1のパルス変換手段73と、第1の増幅手段72よりも大きな増幅率を有したオペレーショナルアンプで構成される第2の増幅手段74と、第2の増幅手段74で増幅された信号をパルス信号に変換するコンパレータで構成された第2のパルス変換手段75と、によって構成される。そして、第1の増幅手段72では高域周波数の信号成分が減衰するため、第1のパルス変換手段73は大きな塵埃に相当する信号のみをパルス変換することになり、第1のパルス変換手段73の出力から第1の塵埃検出信号(大きな塵埃の検出信号)を出力する。また、第2の増幅手段74は高い増幅率で信号を増幅するため、大きな塵埃の検出信号も小さな塵埃の検出信号も増幅することができ、第2のパルス変換手段75は大きなものも小さなものも含む塵埃の検出信号をパルス変換して第2のパルス変換手段75の出力から第2の塵埃検出信号を出力する。
第1の塵埃計数手段76は第1の塵埃検出信号を受けて大きな塵埃の検出信号の数をカ
ウントする。第2の塵埃計数手段77は第2の塵埃検出信号を受けて、大きなものも小さなものも含んだ塵埃の検出信号をカウントする。
以上のように構成された電気掃除機について、以下その動作、作用を説明する。
掃除機本体1を商用電源(図示せず)に接続し、電源投入時の圧縮動作および除塵動作を行う。その後、使用者は手元操作手段8によって運転を指示すると、手元操作手段8から制御手段52に操作信号が送られ、操作された内容にしたがって、制御手段52は運転が行われるように駆動手段54へ駆動信号を送る。駆動手段54は送られてきた信号によって電動送風機2への通電を行い、電動送風機2は回転動作を開始して、吸引力(吸引風)を発生する。
吸引された塵埃は、ホース3を経て掃除機本体1内の集塵容器4へ集塵される。塵埃が吸引される期間、吸気経路内の接続部9を塵埃が通過し、発光部(発光ダイオード)と受光部(フォトトランジスタ)の間を塵埃が通過する度に受光量が変化し、塵埃検出手段11の受光部電圧が変化するので、塵埃検出手段70は分別信号出力手段71に検出信号を伝達する。分別信号出力手段71は、受けた信号を第1の増幅手段72および第2の増幅手段74で増幅する。第1のパルス変換手段73は、増幅した信号が所定の閾値を越えていれば、第1の塵埃検出信号としてパルス出力する。第2のパルス変換手段75は、第2の増幅手段74で増幅した信号が所定の閾値を越えていれば、第2の塵埃検出信号としてパルス出力する。
比較的大きな塵埃の場合には、第1,第2のパルス変換手段73,75の出力端子から第1の塵埃検出信号、第2の塵埃検出信号がともに出力され、大きな塵埃を対象とする第1増幅率(小さい増幅率)でも反応したと判定できる。そして、小さな塵埃の場合には、大きな塵埃を対象とする第1増幅率(小さい増幅率)では判定レベルに達せず、第2のパルス変換手段75のみがパルス変換動作を行って、第2のパルス変換手段75の出力端子から第2の塵埃検出信号のみが検出され、小さな塵埃を対象とする第2増幅率(大きい増幅率)でのみ反応したと判定できる。即ち、増幅率の異なる2つの増幅手段(72,74)の信号を分別することで、塵埃検出手段70の受発光部を通過する通過速度が等しく、パルス幅の差異では識別できない塵埃(例えば径が0.1mmの塵埃と0.03mmの塵埃)の信号であっても、信号として識別することができるという効果が得られる。その効果は、第1の増幅手段72にローパスフィルター機能を持たせることにより、より強調することができる。
次に、第1の塵埃計数手段76は第1の塵埃検出信号をあらかじめ定めた所定単位時間中にカウントし、そのカウント結果を制御手段52へ送り、第2の塵埃計数手段77は第2の塵埃検出信号を同様に所定単位時間中にカウントし、そのカウント結果を制御手段52へ送る。制御手段52は、第1の塵埃計数手段76の計数結果と第2の塵埃計数手段77の計数結果との値を、例えば3倍比で総塵埃量として積算していく。この積算値が予め設定している所定の基準値以上になると、制御手段52は、集塵容器4内の集塵量が所定値以上になったものとして総塵埃量の積算値の情報を記憶手段78に記憶させる。制御手段52は、この集塵量を判定する基準値を複数のレベルに設定しておき、電動送風機2を停止した時の集塵量のレベルを判断し、その集塵量のレベルに応じて電動送風機2の停止後に行う圧縮動作および除塵動作の動作時間を可変する。
この情報が記憶手段78に記憶された状態で、掃除動作を終了するために使用者が停止操作を行ったときに、制御手段52は、除塵手段57に信号を送って、ギヤを回転駆動する除塵モータ58を駆動する。さらに所定時間経過後には圧縮手段55に信号を送って、塵埃を圧縮する。ここで制御手段52は総塵埃量を検出しており、そのごみ量が多くなる
と、停止操作後の除塵手段57の動作時間および圧縮手段の動作時間(圧縮時間)を長くするように動作する。ここでの圧縮時間とは、圧縮板30が下降してロック状態で塵埃を押し付けている時間のことである。
そして、制御手段52は、集塵量検知手段59aで検知した集塵量が満杯状態であると判断すると、満杯報知手段63で使用者に報知して、集塵容器4内で満杯状態になった塵埃を捨てるように催促する。それでも、使用者が集塵容器4内に溜まったごみを捨てないで掃除作業を完了した場合は、再び電源投入して電気掃除機を動作させた時、記憶手段78に記憶した情報を基に、集塵容器4内の満杯状態を使用者に対して満杯報知手段63で報知する。
以上のように動作することで本実施の形態においては、掃除動作終了までの塵埃量の計数によって停止後の圧縮時間および、または除塵時間を可変させることにより、集塵容器の集塵量が多く、圧縮および除塵の必要度が高いときには時間をかけて確実に圧縮および除塵を行うが、塵埃量が少なく比較的必要度が低いときには時間を短縮することで次の掃除動作に容易に移行できるとともに除塵機構の信頼性および寿命を向上させることができる。
なお、本実施の形態では、ごみ量を赤外発光ダイオードとフォトトランジスタなどで構成された塵埃検出手段70で検出したが、電動送風機2に流れる電流を検出して、ごみが溜まってきた時の電流変化を検出することで、ごみの量を判定しても良い。また、塵埃の大きさによって、圧縮時間および除塵時間を可変させるとさらによいことは言うまでもない。
以上のように、本発明の係る電気掃除機は、細塵フィルターと粗塵フィルターを備えた電気掃除機に適用することができる。
本発明の実施の形態1における電気掃除機の全体の外観斜視図 同電気掃除機の掃除機本体の側断面図 同電気掃除機の集塵容器の正面から観た一部欠載斜視図 同集塵容器の断面図 同集塵容器を収納する集塵容器収納部の斜視図 同集塵容器の裏面から観た外観斜視図 同電気掃除機の制御システムブロック図 本発明の実施の形態2における電気掃除機の制御システムブロック図
1 掃除機本体
2 電動送風機
4 集塵容器
5 集塵容器収納部
8 手元操作手段
15 集塵容器本体
28,29 粗塵フィルター
30 圧縮板(圧縮手段)
43 細塵フィルター
44 弾き体(除塵手段)
52 制御手段
53 負荷量検出手段
56 圧縮モータ(圧縮手段)
58 除塵モータ(除塵手段)
59,59a 集塵量検知手段
60 風量検出手段
61 集塵量報知手段
62 集塵容器検出手段
63 満杯報知手段
64 タイマー手段

Claims (1)

  1. 吸引力を発生させる電動送風機と、
    吸引された粗塵を捕集する粗塵フィルターおよび細塵を捕集する細塵フィルターを有した集塵容器と、
    圧縮板と前記圧縮板を駆動する圧縮モータを有し前記粗塵フィルター内に堆積された塵埃を押圧して圧縮動作する圧縮手段と、
    前記圧縮手段で前記塵埃を圧縮しているときに前記圧縮モータに加わる負荷量を検知する負荷量検知手段と、
    前記細塵フィルターに付着した細塵を除去する除塵動作を行う除塵手段と、
    前記粗塵フィルター内の集塵量を検出する集塵量検知手段と、
    前記負荷量検知手段と前記集塵量検知手段からの信号を受け、前記圧縮手段および前記除塵手段を動作させる制御手段と、を備え、
    前記圧縮板は、前記負荷量検知手段が所定の負荷量を検知すると後退し、圧縮開始の上死点から元の上死点に戻るまでの間を移動し、
    前記集塵量検知手段は、前記圧縮板が前記集塵容器内で移動する移動距離を検出することで構成され、
    前記制御手段により、前記集塵量検知手段からの集塵量を表す検出信号に応じて前記電動送風機の停止後に動作する前記圧縮手段および前記除塵手段の動作時間を可変させるようにした電気掃除機。
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