JP5038035B2 - サーバ装置およびマスタデータの更新方法 - Google Patents

サーバ装置およびマスタデータの更新方法 Download PDF

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Description

本発明は、POSシステムにおけるマスタデータの更新方法に係り、特にPOSシステムを構成する店舗サーバに構築されたマスタデータテーブルに格納された各商品についての商品データを受信した各商品についての複数の項目データからなる更新データに基づいて商品毎に更新するPOSシステムにおけるサーバ装置およびマスタデータの更新方法に関する。
コンビニエンスストアでは商品は頻繁に入れ替わっていく。新商品が次々投入される一方、販売中止になる商品も多い。また、売れ筋商品は日々変化していくため、毎日納品される商品も多種多様にわたる。
コンビニエンスストアのPOSシステムでは店舗サーバのマスタデータテーブルを備え、店舗で取り扱っている商品の商品データをマスタデータとして格納している。
納入された商品は、それぞれバーコードリーダで商品に貼付されたバーコードを読み取り、マスタデータテーブルと照合され、検品される。
このため、商品の納入の前に、前記店舗サーバのマスタデータを納入された商品に対応させて更新していく必要がある。
このマスタデータの更新は、ホストベンダから当該店舗へ配信される更新データによって行われる。この更新データは、店舗に納入されたすべての商品について、各商品についてのPLU(プライスルックアップ)データ、便コード、自社コード、共通自社コードを含むものである。
POSシステムにおいてPLUファイルを更新する技術として特許文献1に記載がある。特許文献1には、センタ装置において、各店舗に対応する複数の個店PLUマスタファイルを構築し、センタ装置は、更に、共通の商品マスタファイルを備え、各店舗からのPLU訂正リクエストに応じて該商品マスタファイルを参照しつつ該個店PLUマスタファイルを訂正して訂正分を対応する店舗のPOS装置に送信し、店舗内POS装置においては、受信した訂正分を取り込んで自身内のPLUファイルを訂正あるいは更新するものが記載されている。
特開2000−76550号公報
ところで、上述したホストベンダからの更新データに誤りがある所謂不正データである場合には、この不正データが店舗サーバのマスタデータとして更新されると、業務においてPOSシステムの誤動作や業務停止などの問題が発生する。すなわち、一部の商品についての不正データのためにPOSシステム全体の業務に影響を及ぼすことがあるのである。
そこで本発明は、不正なデータで店舗サーバのマスタデータテーブルを更新するのを防止することができるPOSシステムにおけるサーバ装置およびマスタデータの更新方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明のサーバ装置は、構築されたマスタデータテーブルに格納された各商品についての商品データを、受信した各商品についての複数の項目データからなる更新データに基づいて商品毎に更新するPOSシステムを構成するサーバ装置であって、各商品についての複数の項目データを含む更新データを受信する受信手段と、前記受信手段で受信した商品毎の更新データについて複数の項目データがそれぞれ予め定めた更新条件の範囲にあるか否かを判定し、すべての項目データが前記更新条件内であるとき、受信した更新データが当該商品についての正データであると判定すると共に、少なくとも一つの項目データが前記更新条件の範囲外であるとき、受信した更新データが不正データであると判定するものであり、前記受信手段で受信した更新データについて前記項目データに基づいてエラー判定を行って正・不正を判定する判定手段と、前記判定手段の判定により前記正データであると判定された更新データにより前記マスタデータテーブルに格納される商品データを更新する更新手段と、前記判定手段の判定により不正データであると判定された更新データについてのログファイルを生成する生成手段と、複数の項目データを用いて行う一のエラー判定の要否を示す設定情報を格納する格納手段と、を有し、前記判定手段は、前記格納手段に格納されている前記設定情報に基づき、エラー判定を要すると設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行い、エラー判定を要しないと設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行わないサーバ装置である
また、本発明のマスタデータの更新方法は、構築されたマスタデータテーブルに格納された各商品についての商品データを、受信した各商品についての複数の項目データからなる更新データに基づいて商品毎に更新するPOSシステムを構成するサーバ装置で実行されるマスタデータの更新方法であって、受信手段が、各商品についての複数の項目データを含む更新データを受信する受信ステップと、判定手段が、前記受信ステップで受信した商品毎の更新データについて複数の項目データがそれぞれ予め定めた更新条件の範囲にあるか否かを判定し、すべての項目データが前記更新条件内であるとき、受信した更新データが当該商品についての正データであると判定すると共に、少なくとも一つの項目データが前記更新条件の範囲外であるとき、受信した更新データが不正データであると判定するものであり、前記受信ステップで受信した更新データについて前記項目データに基づいてエラー判定を行って正・不正を判定する判定ステップと、更新手段が、前記判定ステップの判定により前記正データであると判定された更新データにより前記マスタデータテーブルに格納される商品データを更新する更新ステップと、生成手段が、前記判定手段の判定により不正データであると判定された更新データについてのログファイルを生成する生成ステップと、を有し、前記判定ステップは、所定の格納手段に格納されている複数の項目データを用いて行う一のエラー判定の要否を示す設定情報に基づき、エラー判定を要すると設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行い、エラー判定を要しないと設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行わないマスタデータの更新方法である。
本発明に係るPOSシステムにおけるマスタデータの更新方法によれば、更新データを構成する項目データの全てが所定の更新条件を満たしていないと不正データと判定し、更新行程では当該不正データに基づく更新を実行しないので、真性データで更新される他の商品データに影響を及ぼすことが無くなる他、この更新の状態はログ生成行程で作成されるログファイルに記録されるので、不正データの確認及び訂正を迅速に行えるという効果を有する。
以下発明に係るPOSシステムにおけるマスタデータの更新方法の実施の形態例について説明する。
図1は実施の形態例に係るマスタデータの更新方法が実行されるPOSシステムを示すブロック図である。本例において、POSシステム100は、店舗10と、ホストベンダ20とを回線30で接続して形成されている。店舗10には店舗サーバ200が配置され、店舗サーバ200には回線310を介して複数のPOS端末300が接続されている。また、ホストベンダ20には店舗サーバ200に回線30を介して更新データを送出するホストサーバ400が配置されている。
このようなPOSシステム100において、店舗10における店舗サーバ200は以下の構成を備える。図2は店舗サーバの構成を示すブロック図である。店舗サーバ200は、店舗サーバ200の更新処理を行う処理制御部210と、店舗における商品データを格納するマスタデータテーブル220と、ホストサーバ400からの更新データの正・不正を判定するための条件を格納する更新条件格納部230と、更新の履歴を格納するログファイル格納部240と、更新データのうち分類項目の正・不正を判定するための第1のワークテーブル251及び第2のワークテーブル252が生成されるワークテーブル領域250と、更新データのうちどの項目データを更新対象とするかについてのデータを格納したレジストリ領域260とを備える。
処理制御部210は、更新データの正・不正を判定する判定部211と、前記ワークテーブル領域250に第1のワークテーブル251及び第2のワークテーブル252を作成するワークテーブル作成部212と、メンテナンスデータ更新部213と、ログ生成部214とを備える。これらの各部は、CPU、ROM、RAM等を備えたコンピュータでプログラムを実行することにより実現される。
マスタデータテーブル220は、店舗10におかれる商品についての商品データを格納しており、この商品データには、項目データとして、商品についてのPLU(プライスルックアップ)データ、便コード、自社コード、共通自社コード、大分類、中分類、小分類からなる商品の分類データ、メンテナンス日時、本部売価、課税区分等のデータが格納されている。
ホストサーバ400からの更新データは各商品について以下の項目データを含んでいる。
(1)適用日範囲 適用日を示す8桁のデータ
(2)発注開始日付 発注開始日付を示す8桁のデータ
(3)発注停止開始日付 発注停止開始日付を示す8桁のデータ
(4)発注停止終了日付 発注停止終了日付を示す8桁のデータ
(5)催事発注用発注締め日 催事発注用発注締め日を示す8桁のデータ
(6)値引き開始日 値引き開始日を示す8桁のデータ
(7)値引き終了日 値引き終了日を示す8桁のデータ
(8)ロット・入り数 商品の発注単位を示すロット数及びケース商品の場合の入り数を示すデータ
(9)店着便No. 店着便のNo. 何便であるかを示すデータ(例えば、1〜3)
(10)便No. 便のNo. 何便であるかを示すデータ(例えば、1〜3)
(11)PLUデータ 商品のPLUデータを示す14桁のデータ
(12)自社コード 店舗で商品を管理するためのユニークなコード14桁のデータ
(13)共通自社コード 便商品など複数の自社コードを括るための14桁のコード
(14)分類コード 3桁の大分類コード、3桁の中分類、3桁の小分類からなる商品の分類コード
更新条件格納部230には、更新時における更新条件が格納されている。日付を含む更新データの判定を行う日付データとしては、××××年××月××日(例えば更新日となり得ない将来の日時)を示す「××××××××」が格納されている。また、ロット・入り数データの更新条件としては、数量0を示す「0」、便No.としては、1日の店舗への商品搬入便数「1〜3」を格納している。処理制御部210の判定部211は、更新データの項目データがこの更新条件に適合するかを判定する。
本例に係るPOSシステム100では次の手順でマスタデータテーブル220の更新を行う。図3はマスタデータテーブルの更新の手順を示すフローチャートである。
所定のタイミングで店舗サーバ200は、まずホストサーバ400から更新データを受信する(ステップST1)。すべての商品についてのデータを受信して格納すると(ステップST2)、判定部211は商品データの正・誤を判定する(ステップST3)。
このとき、通常の商品データについては、判定部211は、更新条件格納部230を参照してあるいは商品データ中の項目データを比較して正・不正の判定を行う他、分類データについては、判定部211はワークテーブル作成部212でワークテーブル領域250に第1のワークテーブル251及び第2のワークテーブル252を作成し、この第1のワークテーブル251及び第2のワークテーブル252を使用して判定を行う。
そして、判定部211が不正データを検出した場合には、ログ生成部214はこの不正データをログファイル格納部240に格納する(ステップST4)。そして、メンテナンスデータ更新部213は、更新データ中から不正データを排除し(ステップST5)、残りの正データでマスタデータテーブル220を更新する(ステップST6)。その後ログファイル格納部240に格納された不正データを参照して訂正等の必要な処理を行う(ステップST7)
以下判定部211の判定処理について詳細に説明する。本例では、マスタメンテナンス単品追加/変更データのレコード区分=1or2の区分に従って処理を行う。処理制御部210は、まずシステムオプションを取得して判定を行うかどうかを決定する。判定を行うと売上登録が一切できなくなる使用者があり得るため、判定処理を行わないという選択を可能としている。
この選択は、TC_SYS_CTL_TBL(システム管理テーブル)のフィールド名VASC単品メンテ整合性チェックになされている設定に従う。
次いでレジストリ領域260の各レジストリを取得して各項目データの判定の要否を取得する。レジストリ領域のレジストリキーには例えば以下の設定がなされる。
¥VHONLCTR¥MATCHK1 同一商品コードで同一の便が存在する場合
¥VHONLCTR¥MATCHK2 ロット・入り数が“0”の場合
¥VHONLCTR¥MATCHK3 店着便No.が、1〜3以外の数の場合
¥VHONLCTR¥MATCHK4 便No.が、1〜3以外の数の場合
¥VHONLCTR¥MATCHK5 店着便No.と、便No.が一致しない場合
¥VHONLCTR¥MATCHK6 同一自社コードで異なる共通商品コードを持つレコードが複数有る場合
¥VHONLCTR¥MATCHK7 共通商品コードで紐付けされた商品に対して、それぞれ別々の分類コードが紐付けされている場合
¥VHONLCTR¥MATCHK8 最小発注数量>最大発注数量の場合
そして、判定部211は、レジストリ領域260の設定に基づいて以下の判定を行う。エラー理由は例えば以下の通りである。
(1)適用日範囲エラー
(2)発注開始日付範囲エラー
(3)発注停止開始日付範囲エラー
(4)発注停止終了日付範囲エラー
(5)催事発注用発注締め日範囲エラー
(6)値引き開始日範囲エラー
(7)値引き終了日範囲エラー
(8)ロット・入り数0エラー
(9)店着便No.範囲エラー
(10)便No.範囲エラー
(11)店着No.便No.不一致エラー
(12)最小発注数量>最大発注数量エラー
(13)同一共通商品同一便エラー
(14)同一自社コード複数エラー
(15)分類コード不一致エラー
(16)日付範囲エラー(実際には(1)〜(7)の判定で引っかかるためこのエラーは出力されない)
システムオプション[単品メンテ整合性判定]が判定対象の場合、上記エラーの判定は以下のように行われる。
(1)適用日範囲エラー
適用日8桁>××××××××のとき、「適用日範囲エラー」をエラーログに出力
(2)発注開始日付範囲エラー
発注開始日付8桁>××××××××のとき、「発注開始日範囲エラー」をエラーログに出力
(3)発注停止開始日付範囲エラー
発注停止開始日付8桁>××××××××のとき、「発注停止開始日付範囲エラー」をエラーログに出力(××××××××は予め設定された年月日を表す)
(4)発注停止終了日付範囲エラー
発注停止終了日付8桁>××××××××のとき、「発注停止終了日付範囲エラー」をエラーログに出力
(5)催事発注用発注締め日範囲エラー
催事発注用発注締め日8桁>××××××××のとき、「催事発注用発注締め日範囲エラー」をエラーログに出力
(6)値引き開始日範囲エラー
値引き開始日8桁>××××××××のとき、「値引き開始日範囲エラー」をエラーログに出力
(7)値引き終了日範囲エラー
値引き終了日8桁>××××××××のとき、「値引き終了日範囲エラー」をエラーログに出力
(8)ロット・入り数0エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK2=1又は存在しない場合を判定する)
ロット数=0 or 入り数=0のとき、「ロット・入り数0エラー」をエラーログに出力
(9)店着便No.範囲エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK3=1又は存在しない場合を判定する)
店着便No.<1 or 店着便No.>3の時「店着便No.範囲エラー」をエラーログに出力
(10)便No.範囲エラー(¥VHONLCTR¥MATCHK4=1又は存在しない場合を判定する)
便No.<1 or 便No.>3の時「便No.範囲エラー」をエラーログに出力
(11)店着便No.便No.不一致エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK5=1又は存在しない場合を判定する)
店着便No. !=便No.のとき、「店着便No.便No.不一致エラー」をエラーログに出力
(12)最小発注数量>最大発注数量エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK8=1又は存在しない場合を判定する)
最小発注数量>最大発注数量のとき、「最小発注数量>最大発注数量エラー」をエラーログに出力
(13)同一共通商品同一便エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK1=1又は存在しない場合を判定する)
共通自社コードをキーにCB_JAN_KEY_TBLを読み込む(読める間を繰り返す)
抽出条件:共通自社コード=単品追加変更データの共通自社コード
抽出項目:自社コード、便コード
(自社コード !=単品追加変更データの自社コード)and(便コード=単品追加変更データの便コード)のとき、「同一商品同一便エラー」をエラーログに出力
(14)同一自社コード複数エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK6=1又は存在しない場合を判定する)
自社コードをキーにCB_JAN_KEY_TBLを読み込む(読める間を繰り返す)
抽出条件:自社コード=単品追加変更データの自社コード
抽出項目:共通自社コード
(共通自社コード !=単品追加変更データの自社コードのとき、「同一自社コード複数エラー」をエラーログに出力
(15)分類コード不一致エラー(レジストリ¥VHONLCTR¥MATCHK7=1又は存在しない場合を判定する)
以上のように、前記「(1)適用日範囲エラー」〜「(14)同一自社コード複数エラー」については、判定部211が更新条件格納部230に格納された値に基づいて判定を行い、エラー判定がなされる。一方、上記「(15)分類コード不一致エラー」については、ワークテーブル作成部212がワークテーブル領域250に第1のワークテーブル251及び第2のワークテーブル252を作成して、このワークテーブルに分類データを格納して比較が行われる。
次に分類データの判定について説明する。図4は分類データの判定手順を示すフローチャート、図5乃至図9は分類データの判定中における第1及び第2のワークテーブルの状態を示す模式図である。
分類データの判定に際して、まず判定部211の指示により、ワークテーブル作成部212はワークテーブル領域250に第1のワークテーブル251と第2のワークテーブル252とを作成する(ステップST11)。
図5に示すように、第1のワークテーブル251は、連番、共通自社コード、自社コード、大分類、中分類、小分類、チェック結果の項目を備える。また、第2のワークテーブル252は、共通自社コード、自社コード、大分類、中分類、小分類の項目を備える。
次いで、ワークテーブル作成部212は、図6に示すように、第1のワークテーブル251に共通自社コード、自社コード、分類(大、中、小)の変更データを書き込む(ステップST12)。
次に、ワークテーブル作成部212は、図7に示すように、第1のワークテーブルの共通自社コードを基にして、マスタデータテーブル220のCB_JAN_OWN_BASのデータに基づいて第2のワークテーブル252の分類を更新する(ステップST13)。
そして、ワークテーブル作成部212は、第1のワークテーブル251の連番順に第2のワークテーブル252を更新していき、第2のワークテーブル252に共通自社コード及び自社コードが存在しないときは新たなテーブルを挿入し(図8(1))、第2のワークテーブル252に共通自社コード及び自社コードが存在するときは項目の内容を更新する(図8(2))(ステップST14)。
そして、判定部211は、第2のワークテーブル252に基づいて分類(大、中、小)が取得した更新データと一致するかをチェックし、同一でない場合、分類データが不正であるものとして、図9に示すように、第1のワークテーブル251の判定結果に「1」(NG)を格納する(ステップST15)。これにより、分類データの判定がなされ、判定結果「1」のとき、「分類コード不一致エラー」となる。
上述した判定処理においてなされたエラー判定は、ログ生成部214によってログファイル格納部240にエラーログとして出力される。エラーログは以下のようにして作成される。
エラーログに格納されるデータは以下の通りである。
(1)メンテナンス日時(YYYYMMDDHHMMSS)単品追加変更マスタメンテ起動時の日時をセットする。
(2)PLU(14桁固定、右詰、頭“0”埋め)
(3)自社コード(14桁固定、右詰、頭“0”埋め)
(4)共通自社コード(14桁固定、右詰、頭“0”埋め)
(5)分類
大分類(3桁固定、右詰、頭“0”埋め)
中分類(3桁固定、右詰、頭“0”埋め)
小分類(3桁固定、右詰、頭“0”埋め)
(6)部門(3桁固定、右詰、頭“0”埋め)
(7)本部売価(6桁固定、右詰、頭スペース)
(8)課税区分(1桁固定)
(9)エラー理由(40桁(全角20文字)固定、左詰、余りスペース)
エラーログの出力先は、例えば、c:¥cvs¥data¥mnterr¥とし、ファイル名は例えば「mnterlog.MDn」とされる。ここで、「.」以下の「MDn」は以下の形式で付される拡張子である。
M:(月)1〜9、A(10月)、B(11月)、C(12月)
D:(日)1〜9、A(10日)からV(31日)
n:カウント1〜9(同一月日内で1〜9)
この拡張子により作成日及び作成番号が表示される。
例えば、11月30日に2回エラーログが作成された場合、
1回目のエラーログは、「mnterlog.BU1」とされ、2回目のエラーログは、「mnterlog.BU2」とされる。
本例では、以上のような内容でエラーログが生成されるので、エラーログの拡張子を確認するだけでエラーログの作成月日及び作成順が容易に認識でき、エラーログの確認を容易なものとすることができる。尚、このエラーログは一定期間、例えば3ヶ月経過した段階で消去するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明に係るPOSシステムにおけるマスタデータの更新方法によれば、真性データで更新される他の商品データに影響を及ぼすことが無くなる他、この更新の状態はログ生成行程で作成されるログファイルに記録されるので、不正データの確認及び訂正を迅速に行えるという効果を有する。
実施の形態例に係るマスタデータの更新方法が実行されるPOSシステムを示すブロック図である。 店舗サーバの構成を示すブロック図である。 マスタデータテーブルの更新の手順を示すフローチャートである。 分類データの判定手順を示すフローチャートである。 分類データの判定中における第1及び第2のワークテーブルの状態を示す模式図である。 分類データの判定中における第1のワークテーブルの状態を示す模式図である。 分類データの判定中における第2のワークテーブルの状態を示す模式図である。 分類データの判定中における第2のワークテーブルの状態を示す模式図である。 分類データの判定中における第1のワークテーブルの状態を示す模式図である。
符号の説明
10 店舗、20 ホストベンダ、30 回線、100 POSシステム、200 店舗サーバ、400 ホストサーバ

Claims (4)

  1. 構築されたマスタデータテーブルに格納された各商品についての商品データを、受信した各商品についての複数の項目データからなる更新データに基づいて商品毎に更新するPOSシステムを構成するサーバ装置であって、
    各商品についての複数の項目データを含む更新データを受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した商品毎の更新データについて複数の項目データがそれぞれ予め定めた更新条件の範囲にあるか否かを判定し、すべての項目データが前記更新条件内であるとき、受信した更新データが当該商品についての正データであると判定すると共に、少なくとも一つの項目データが前記更新条件の範囲外であるとき、受信した更新データが不正データであると判定するものであり、前記受信手段で受信した更新データについて前記項目データに基づいてエラー判定を行って正・不正を判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定により前記正データであると判定された更新データにより前記マスタデータテーブルに格納される商品データを更新する更新手段と、
    前記判定手段の判定により不正データであると判定された更新データについてのログファイルを生成する生成手段と、
    複数の項目データを用いて行う一のエラー判定の要否を示す設定情報を格納する格納手段と、
    を有し、
    前記判定手段は、
    前記格納手段に格納されている前記設定情報に基づき、エラー判定を要すると設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行い、エラー判定を要しないと設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行わないサーバ装置。
  2. 判定処理を実行する否かを選定する手段を備える請求項1記載のサーバ装置。
  3. 更新データは、各商品についてのPLU(プライスルックアップ)データ、便コード、自社コード、共通自社コードを含むものであり、
    前記判定手段は、各項目データについて判定を行い、1つの項目データでも更新条件範囲外であるとき当該商品についての更新データは不正データであると判定する請求項1又は2記載のサーバ装置。
  4. 構築されたマスタデータテーブルに格納された各商品についての商品データを、受信した各商品についての複数の項目データからなる更新データに基づいて商品毎に更新するPOSシステムを構成するサーバ装置で実行されるマスタデータの更新方法であって、
    受信手段が、各商品についての複数の項目データを含む更新データを受信する受信ステップと、
    判定手段が、前記受信ステップで受信した商品毎の更新データについて複数の項目データがそれぞれ予め定めた更新条件の範囲にあるか否かを判定し、すべての項目データが前記更新条件内であるとき、受信した更新データが当該商品についての正データであると判定すると共に、少なくとも一つの項目データが前記更新条件の範囲外であるとき、受信した更新データが不正データであると判定するものであり、前記受信ステップで受信した更新データについて前記項目データに基づいてエラー判定を行って正・不正を判定する判定ステップと、
    更新手段が、前記判定ステップの判定により前記正データであると判定された更新データにより前記マスタデータテーブルに格納される商品データを更新する更新ステップと、
    生成手段が、前記判定手段の判定により不正データであると判定された更新データについてのログファイルを生成する生成ステップと、
    を有し、
    前記判定ステップは、
    所定の格納手段に格納されている複数の項目データを用いて行う一のエラー判定の要否を示す設定情報に基づき、エラー判定を要すると設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行い、エラー判定を要しないと設定されている前記複数の項目データを用いて行う一のエラー判定を行わないマスタデータの更新方法。
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