JP5034232B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
従来における画像形成装置として、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、および転写装置等を備えたものが知られている。このような画像形成装置では、回転する感光体ドラムを、帯電装置によって一様に帯電する。次いで、帯電後の感光体ドラム表面を露光装置によって選択的に露光し、感光体ドラム上に静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム上に形成された静電潜像を現像装置により現像して可視像化した後、得られたトナー像を転写装置によって記録材に転写する。
ここで、帯電装置としては、感光体ドラムに非接触配置されるコロトロンを用いたものや、感光体ドラムに接触配置される帯電部材(例えば帯電ロールや帯電フィルム等)を用いたものが知られている。コロトロン等を用いた非接触帯電方式では、ワイヤとグリッドとの間で放電を生じさせ、この放電によって感光体ドラムを帯電する。一方、帯電ロール等を用いた接触帯電方式では、接触帯電部材に帯電バイアスを印加し、感光体ドラムと接触帯電部材とのニップ近傍の微小ギャップで放電を生じさせ、この放電によって感光体ドラムを帯電する。
また、このような画像形成装置では、例えば用紙一枚分のハーフトーン画像を形成した際、形成された画像内に濃度むら(面内むらと呼ぶ)が生じることがある。この面内むらは、例えば感光体ドラムに設けられる感光層の感度むら、帯電装置による帯電むら、露光装置による露光むら、現像装置を構成する現像ロールと感光体との距離変動に伴う現像むら、および転写装置による転写むら等に起因して生じる。そこで、標準的な画像形成条件にてトナー像の形成を行うことで面内むらのプロファイルを事前に取得し、このプロファイルに応じて例えば露光装置から照射する光の強度を適宜調整することにより、面内むらを補正する技術が存在する(例えば特許文献1参照。)。
また、上記濃度むら要因のうち、帯電むらは、例えば感光体ドラムに対して帯電装置が傾いて配置されることに起因して生じる。また、帯電むらは、例えばコロトロンを構成するワイヤや帯電ロール等に、放電生成物やトナー等による汚れが不均一に付着することに起因して生じる。ここで、後者については、経時的にワイヤや帯電ロール等に対する汚れの付着量が増加していくことから、形成される画像における濃度むらや筋が徐々に顕著になっていく要因となっていた。
そこで、例えば非接触帯電方式を用いた帯電装置では、ワイヤをクリーニングするクリーナを設け、所定のタイミングでクリーニングを行っている。また、接触帯電方式を用いた帯電装置でも、帯電ロールをクリーニングするクリーナを設け、同様にしてクリーニングを行っている。
さらに、このような画像形成装置では、画像の濃度変動を抑制するために、予め決められたタイミングで、所定のパターンのパッチ画像(トナー像)の形成を行っている。そして、形成されたパッチ画像の濃度(トナーの付着量)の検知結果に基づいて、画像形成装置を構成する各装置の動作パラメータを調整している。
しかしながら、基準パッチ画像の濃度すなわちトナーの付着量が変化した場合、この変化が、帯電装置への汚れ付着に起因する感光体ドラムの帯電電位の変化によるものなのか、あるいは、現像装置における現像能力の変化(例えばトナー濃度の低下)によるものなのかを区別することができない。すると、どの装置の動作パラメータを調整すべきなのかを判別することが非常に困難になる。このため、本来動作パラメータを調整すべき装置とは別の装置の動作パラメータを調整してしまうことがあり、結果として誤った制御を実行してしまうおそれがあった。
そこで、パッチ画像の作成およびこれに伴う装置の動作パラメータの設定を行う前に、帯電装置(帯電ロール)のクリーニングを行うことで、帯電装置におけるむらの要因を取り除くようにした技術が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。このようにして帯電装置のクリーニングを行うことにより、帯電装置の汚れ付着のレベルを低下させ、基準パッチ画像の形成に与える影響を小さくすることが可能になる。
特開平5−268440号公報(第6−7頁、図11) 特開2004−102182号公報(第3−4頁、図2)
しかしながら、上記特許文献2のように帯電装置のクリーニングを行ったとしても、ワイヤや帯電ロール等に付着した汚れを完全に取り除き、初期状態と同一の状態とすることは非常に困難である。つまり、クリーニングを行った後でも、ワイヤや帯電ロール等にはわずかな汚れが残る。また、クリーニングを行う前後でワイヤや帯電ロール等に付着する汚れの分布も変わってしまう。すると、帯電装置のクリーニング前後で帯電むらおよび帯電むらに伴って生じる面内むらの状態に変化が生じる。このため、クリーニング前に行っていた面内むら補正をクリーニング後もそのまま実行すると、逆に面内むらを悪化させてしまうおそれがあった。
本発明は、かかる技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、帯電部のクリーニング後に形成される画像の画質低下を抑制することにある。
かかる目的のもと、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体と、像担持体を帯電する帯電部と、帯電部にて帯電された像担持体を露光する露光部と、露光部にて像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像部と、現像部にて像担持体上に現像された画像を記録材に転写する転写部と、帯電部を所定のタイミングでクリーニングするクリーナと、クリーナにより帯電部をクリーニングさせ、且つ、帯電部のクリーニング動作に連動して画像の濃度むら補正を実行させる制御部とを含んでいる。
このような画像形成装置において、帯電部、露光部、および現像部を用いて形成された画像を読み取る読み取り部をさらに含み、制御部は、濃度むら補正を実行させる際に、帯電部、露光部、および現像部を用いてむら補正用画像を形成させ、読み取り部によるむら補正用画像の読み取り結果から濃度むら補正用データを作成することを特徴とすることができる。この場合に、読み取り部は、記録材に転写されたむら補正用画像を読み取ることを特徴とすることができる。また、記録材上に転写された画像を定着する定着部をさらに含む場合に、読み取り部は、定着部にて記録材上に定着されたむら補正用画像を読み取ることを特徴とすることができる。
さらに、制御部は、濃度むら補正を実行させる前に、帯電部により帯電される像担持体上の帯電電位および露光部により露光される像担持体上の露光電位の調整を実行させることができる。
さらにまた、制御部は、帯電電位および露光電位の調整を実行させた後であって濃度むら補正を実行させる前に、像担持体上に形成される画像の濃度補正を実行させることができる。
また、他の観点から捉えると、本発明が適用される画像形成装置は、像担持体と、像担持体を帯電する帯電部と、帯電部にて帯電された像担持体を露光する露光部と、露光部にて像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像部と、現像部にて像担持体上に現像された画像を記録材に転写する転写部と、所定の補正データを用いて像担持体に対する画像形成条件を調整することにより、形成される画像の画質を補正する画質補正部と、帯電部を所定のタイミングでクリーニングするクリーナと、クリーナによる帯電部のクリーニング動作に連動して、画質補正部で用いる所定の補正データを再設定する設定部とを含んでいる。
ここで、画質補正部は、帯電部、露光部、および現像部により像担持体上に形成される画像内の濃度むらを補正することができる。そして、帯電部、露光部、および現像部を用いて形成された画像を読み取る読み取り部をさらに含む場合に、設定部は、濃度むらを補正する際に、帯電部、露光部、および現像部を用いてむら補正用画像を形成させ、読み取り部によるむら補正用画像の読み取り結果から補正データを作成することができる。
また、画質補正部は、帯電部により帯電される像担持体上の帯電電位および露光部により露光された像担持体上の露光電位を補正することができる。そして、像担持体上の電位を検出する電位検出部をさらに含む場合に、設定部は、帯電電位を補正する際に、帯電部によって像担持体を帯電させ、電位検出部による帯電部位電位検出結果から帯電部に印加する補正データとしての帯電バイアスを決定し、露光電位を補正する際に、帯電バイアスが印加された帯電部にて帯電された像担持体を露光部によって露光させ、電位検出部による露光部位の電位検出結果から補正データとしての露光部の露光量を決定することができる。
さらに、画質補正部は、帯電部、露光部、および現像部により像担持体上に形成される画像の濃度を補正することができる。ここで、帯電部、露光部、および現像部を用いて形成された画像を読み取る読み取り部をさらに含む場合に、設定部は、濃度を補正する際に、帯電部、露光部、および現像部を用いて濃度補正用画像を形成させ、読み取り部による濃度補正用画像の読み取り結果から補正データを作成することができる。
本発明によれば、帯電部のクリーニング動作に連動して、像担持体上に形成される画像の濃度むら補正を実行させ、あるいは、形成される画像の画質を補正するための補正データを再設定するようにしたので、帯電部のクリーニング後に形成される画像の画質低下を抑制することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態という)について詳細に説明する。
図1は、実施の形態1に係る画像形成装置の概要を示す図である。この画像形成装置は、例えば電子写真方式にて各色成分トナー像が形成される複数(本実施の形態では四つ)の画像形成ユニット10(具体的には10Y(イエロー)、10M(マゼンタ)、10C(シアン)、10K(黒))を備える。また、この画像形成装置は、各画像形成ユニット10で形成された各色成分トナー像を順次転写(一次転写)保持させる中間転写ベルト20を具備する。ここで、マーキングエンジンの一種としての各画像形成ユニット10は、中間転写ベルト20の回動方向上流側から、イエロー画像形成ユニット(イエローユニット)10Y、マゼンタ画像形成ユニット(マゼンタユニット)10M、シアン画像形成ユニット(シアンユニット)10C、および黒画像形成ユニット(黒ユニット)10Kの順に配置されている。さらに、この画像形成装置は、中間転写ベルト20に転写された重ね画像を用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写装置30を備える。さらにまた、この画像形成装置は、二次転写された画像を用紙P上に定着させる定着装置50を有している。また、この画像形成装置の動作を制御する制御部100、および、ユーザからの指示を受け付け且つユーザに対するメッセージ等の表示を行うユーザインタフェース(UI)110が設けられている。
各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)は、使用されるトナーの色を除き、同じ構成を有している。そこで、イエローユニット10Yを例に説明を行う。イエローユニット10Yは、図示しない感光層を有し、矢印A方向に回転可能に配設される像担持体としての感光体ドラム11を具備している。この感光体ドラム11の周囲には、帯電器12、露光器13、現像器14、一次転写ロール15、ドラムクリーナ16、および電位センサ17が配設される。これらのうち、帯電部としての帯電器12は、感光体ドラム11を所定の電位に帯電する。露光部としての露光器13は、帯電器12によって所定の電位に帯電された感光体ドラム11に、選択的にレーザ光Bmを照射し、静電潜像を形成する。現像部としての現像器14は、対応する色成分トナー(イエローユニット10Yではイエローのトナー)を収容し、このトナーによって感光体ドラム11上の静電潜像を現像する。転写部としての一次転写ロール15は、印加される一次転写バイアスにより感光体ドラム11上に形成されたトナー像を中間転写ベルト20に一次転写する。ドラムクリーナ16は、一次転写後の感光体ドラム11上の残留物(トナー等)を除去する。そして、電位センサ17は、露光器13よりも感光体ドラム11の回転方向Aの下流側であって現像器14よりも上流側に、感光体ドラム11と対向して配置される。電位検出部としての電位センサ17は、対向部を通過する感光体ドラム11の電位を検出する。なお、感光体ドラム11には、後述する感光体回転数カウンタ18(図5参照)が設けられている。この感光体回転数カウンタ18は、感光体ドラム11の累積回転数をカウントする。
記録材としての中間転写ベルト20は、複数(本実施の形態では五つ)の支持ロールに回動可能に張架支持され、矢印B方向に回動する。これらの支持ロールのうち、駆動ロール21は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20を駆動して回動させる。また、従動ロール22および25は、中間転写ベルト20を張架するとともに駆動ロール21によって駆動される中間転写ベルト20に従動して回転する。補正ロール23は、中間転写ベルト20を張架するとともに中間転写ベルト20の搬送方向に略直交する方向の蛇行を規制するステアリングロール(軸方向一端部を支点として傾動自在に配設される)として機能する。さらに、バックアップロール24は、中間転写ベルト20を張架するとともに後述する二次転写装置30の構成部材として機能する。
また、中間転写ベルト20を挟んで駆動ロール21と対向する部位には、二次転写後の中間転写ベルト20上の残留物(トナー等)を除去するベルトクリーナ26が配設されている。そして、中間転写ベルト20には、第1濃度センサ27が対向配置されている。読み取り部としての第1濃度センサ27は、黒ユニット10Kに隣接して配置されている。そして、第1濃度センサ27は、中間転写ベルト20上に一次転写された各色のトナー像を読み取ってその濃度を検知する。この第1濃度センサ27は、中間転写ベルト20上に一次転写されたトナー像を主走査方向全域にわたって読み取ることのできるラインセンサにて構成されている。
二次転写装置30は、中間転写ベルト20のトナー像担持面側に圧接配置される二次転写ロール31と、中間転写ベルト20の裏面側に配置されて二次転写ロール31の対向電極をなすバックアップロール24とを備えている。このバックアップロール24には、トナーの帯電極性と同極性の二次転写バイアスを印加する給電ロール32が当接配置されている。一方、二次転写ロール31は接地されている。
また、用紙搬送系は、用紙トレイ40、搬送ロール41、レジストレーションロール42、搬送ベルト43、および排出ロール44を備える。用紙搬送系では、用紙トレイ40に積載された用紙Pを搬送ロール41にて搬送した後、レジストレーションロール42で一旦停止させ、その後所定のタイミングで二次転写装置30の二次転写位置へと送り込む。また、二次転写後の用紙Pを、搬送ベルト43を介して定着装置50へと搬送し、定着装置50から排出された用紙Pを排出ロール44によって機外へと送り出す。
そして、定着部としての定着装置50よりも用紙搬送方向下流側には、用紙P上のトナー担持面と対向する位置に第2濃度センサ45が配置されている。読み取り部としての第2濃度センサ45は、用紙P上に定着されたトナー像の濃度を読み取ってその濃度を検知する。この第2濃度センサ45は、用紙P上に定着されたトナー像を主走査方向全域にわたって読み取ることのできるラインセンサにて構成されている。
次に、この画像形成装置の基本的な作像プロセスについて説明する。今、図示外のスタートスイッチがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。具体的に述べると、例えばこの画像形成装置をプリンタとして構成する場合には、PC(パーソナルコンピュータ)等、外部から入力されるデジタル画像信号をメモリに一時的に蓄積する。そして、メモリに蓄積されている四色(Y、M、C、K)のデジタル画像信号に基づいて各色のトナー像形成を行う。すなわち、各色のデジタル画像信号に応じて各画像形成ユニット10(具体的には10Y、10M、10C、10K)をそれぞれ駆動する。次に、各画像形成ユニット10では、帯電器12により一様に帯電された感光体ドラム11に、露光器13によりデジタル画像信号に応じたレーザ光Bmを照射することで、静電潜像を形成する。そして、感光体ドラム11に形成された静電潜像を現像器14により現像し、各色のトナー像を形成させる。なお、この画像形成装置を複写機として構成する場合には、図示しない原稿台にセットされる原稿をスキャナで読み取り、得られた読み取り信号を処理回路によりデジタル画像信号に変換した後、上記と同様にして各色のトナー像の形成を行うようにすればよい。
その後、各感光体ドラム11上に形成されたトナー像は、感光体ドラム11と中間転写ベルト20とが接する一次転写位置で、一次転写ロール15によって中間転写ベルト20の表面に順次一次転写される。一方、一次転写後に感光体ドラム11上に残存するトナーは、ドラムクリーナ16によってクリーニングされる。
このようにして中間転写ベルト20に一次転写されたトナー像は中間転写ベルト20上で重ね合わされ、中間転写ベルト20の回動に伴って二次転写位置へと搬送される。一方、用紙Pは所定のタイミングで二次転写位置へと搬送され、バックアップロール24に対して二次転写ロール31が用紙Pをニップする。
そして、二次転写位置において、二次転写ロール31とバックアップロール24との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト20上に担持されたトナー像が用紙Pに二次転写される。トナー像が転写された用紙Pは、搬送ベルト43により定着装置50へと搬送される。定着装置50では、用紙P上のトナー像が加熱・加圧定着され、その後、機外に設けられた排紙トレイ(図示せず)に送り出される。一方、二次転写後に中間転写ベルト20に残存するトナーは、ベルトクリーナ26によってクリーニングされる。
ところで、本実施の形態に係る画像形成装置では、感光体ドラム11を帯電する帯電器12に放電生成物やトナー等の異物が付着する。また、異物は、帯電器12に一様に付着するのではなく、何らかの分布状態で付着する。このため、帯電器12を長期にわたって使用し続けると、帯電能力の低下および帯電むらが発生し、形成されるトナー像に面内むらや副走査方向に伸びる筋を生じさせる。
そこで、本実施の形態では、帯電器12に対し所定のタイミングでクリーニングを行うようになっている。また、帯電器12のクリーニング前後で、異物の付着分布が変わってしまうことを考慮し、帯電器12のクリーニング動作に連動して、面内むら補正等の画質調整動作を実行するようになっている。以下、帯電器12のクリーニングおよびクリーニング後の画質調整について詳細に説明する。
図2は、帯電器12の詳細な構成を説明するための図である。本実施の形態では、感光体ドラム11を接触帯電する接触帯電方式を採用しており、帯電器12は、帯電ロール61と、ロールクリーナ62とを備えている。ここで、帯電ロール61は、金属製の回転軸61aと、この回転軸61aの周面に形成される導電性ゴム層61bとを有しており、回転可能に配設されている。一方、クリーナとしてのロールクリーナ62は、帯電ロール61の上方に設けられるハウジング62aと、このハウジング62aの下面側に取り付けられたスポンジ部材62bとを備える。
帯電ロール61の回転軸61aには帯電電源63が接続されており、帯電ロール61には所定の帯電バイアスが供給されている。なお、感光体ドラム11は接地されている。また、帯電ロール61には、リトラクト機構64が接続されている。このリトラクト機構64は、帯電ロール61が感光体ドラム11に接触する帯電位置(図中に実線で示す)とスポンジ部材62bに接触するクリーニング位置(図中に一点鎖線で示す)との間で、帯電ロール61を移動させるようになっている。ここで、帯電ロール61は、感光体ドラム11と接触する帯電位置にあるときには感光体ドラム11の駆動力により従動回転する。一方、帯電ロール61がクリーニング位置にあるときには、感光体ドラム11から離間しているためそのままでは回転することができない。そこで、本実施の形態ではクリーニング位置におかれた帯電ロール61を回転駆動するための駆動機構65が設けられている。
図3は、露光器13の構成と、露光器13が感光体ドラム11を走査露光する状態とを説明する図である。露光器13は、半導体レーザからなる光源71、コリメータレンズ72、シリンダーレンズ73、例えば正六角面体で形成された回転多面鏡(ポリゴンミラー)74を有している。また、露光器13は、fθレンズ75、折り返しミラー76、反射ミラー77およびSOS(Start Of Scan)センサ78をさらに有している。
露光器13において、光源71から出射された発散性のレーザ光Bmは、コリメータレンズ72によって平行光に変換され、副走査方向にのみ屈折力を持つシリンダーレンズ73により、ポリゴンミラー74の偏向反射面74a近傍にて主走査方向に長い線像として結像される。そして、レーザ光Bmは、高速で定速回転するポリゴンミラー74の偏向反射面74aにより反射され、等角速度的に反時計回り(矢印C方向)に走査される。次に、レーザ光Bmは、fθレンズ75を通過した後、折り返しミラー76により感光体ドラム11の表面に向けて方向を変えられ、感光体ドラム11の表面を矢印D方向に走査露光する。ここで、fθレンズ75は、レーザ光Bmの光スポットの走査速度を等速化する機能を有している。また、上記した線像は、ポリゴンミラー74の偏向反射面74aの近傍に結像し、fθレンズ75は副走査方向に関して偏向反射面74aを物点として光スポットを感光体ドラム11の表面上に結像させる。したがって、この走査光学系は、偏向反射面74aの面倒れを補正する機能を有している。
また、レーザ光Bmは、感光体ドラム11の表面上を走査露光するのに先立ち、反射ミラー77を介してSOSセンサ78に入射する。すなわち、SOSセンサ78には、レーザ光Bmが感光体ドラム11の表面を走査する毎に、各走査ラインの最初のレーザ光Bmが入射される。そして、SOSセンサ78は、感光体ドラム11の表面への走査ライン毎の照射タイミングを検知し、照射開始タイミングを示すSOS信号を生成する。
光源71には、画像信号生成部(Image Processing System:IPS)55から出力された書込用画像データに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで出力するレーザドライバ79が接続されている。本実施の形態において画質補正部として機能するレーザドライバ79は、IPS55からの書込用画像データに基づいて光源71の半導体レーザのON/OFFを制御する。それにより、光源71から書込用画像データに対応したレーザ光Bmが出力される。なお、IPS55は、画像形成装置の外部に設けられたPCやスキャナ等から入力される画像信号を、この画像形成装置に応じた画像信号に変換して出力している。
また、レーザドライバ79はSOSセンサ78に接続されており、SOSセンサ78において生成されたSOS信号が入力される。そして、レーザドライバ79は、SOSセンサ78からのSOS信号に基づいて、光源71の半導体レーザに対してレーザ駆動信号の出力を開始するタイミングを設定する。さらに、レーザドライバ79には、制御部100が接続されている。
図4は、現像器14の構成を説明する図である。現像器14は、感光体ドラム11と対向する部位に開口(現像用開口)が形成された現像ハウジング81を有している。また、現像器14は、現像ハウジング81の開口に面して配設される現像ロール82、現像ハウジング81内であって現像ロール82に近い側に配設される第一オーガ83、現像ロール82から遠い側に配設される第二オーガ84、現像ロール82に付着した現像剤層の厚さを規制するトリマ87を有している。ここで、現像ロール82は、非磁性金属にて構成され回転可能な現像スリーブ85と、複数の磁極が配列され、現像スリーブ85に内包される磁石ロール86とを備えている。この現像スリーブ85は、例えば非磁性のアルミニウム製パイプで構成されており、感光体ドラム11の周面との間に所定の間隔を保ちながら回転駆動される。なお、現像器14の現像ハウジング81内には、負の帯電極性を有するトナーおよび磁性を有し且つ正の帯電極性を有するキャリアを含む現像剤を収容している。
また、第一オーガ83および第二オーガ84は、ともに回転軸の周囲にスパイラル状の羽根を取り付けたもので構成されている。ただし、第一オーガ83と第二オーガ84とでは、羽根が逆向きに形成されている。その結果、第一オーガ83は、現像ハウジング81内の現像剤を例えば図中手前側に向けて攪拌搬送し、一方、第二オーガ84は、現像ハウジング81内の現像剤を例えば図中奥側に向けて攪拌搬送する。現像ハウジング81には、第一オーガ83と第二オーガ84とを仕切る仕切り壁81aが設けられているが、この仕切り壁81aは現像ハウジング81の長手方向両端部では存在していない。その結果、現像ハウジング81内の現像剤はこれら第一オーガ83および第二オーガ84によって現像ハウジング81内を攪拌されながら循環搬送されることになる。このため、負の帯電極性を有するトナーは、正の帯電極性および磁性を有するキャリアとともに攪拌搬送されることで摩擦され、負極性に帯電する。トリマ87は、例えば金属板にて構成され、現像ハウジング81に固定されている。そして、現像スリーブ85とトリマ87の自由端との間には、好ましい現像剤層厚さを得るために所定のギャップが形成されている。
本実施の形態では、感光体ドラム11との対向位置において、現像スリーブ85の回転方向が感光体ドラム11の回転方向と同方向に設定される。そして、現像スリーブ85には、現像バイアスを印加するための現像電源88が接続される。この現像電源88は、現像スリーブ85に対し、直流(例えばDC−350V)に交流(例えばAC1kV(ピークトゥピーク値))を重畳した現像バイアスを印加している。一方、感光体ドラム11は上述したように接地されている。また、この現像器14には、感光体ドラム11に転移することで減少したトナーを適宜タイミングで補給するトナー補給器89が設けられている。なお、トナー補給器89は、トナーに少量のキャリアを加えた現像剤を供給する構成とすることもできる。
図5は、図1に示す制御部100の機能ブロック図である。本実施の形態では設定部としても機能する制御部100は、画像形成装置全体の動作を制御しているが、ここでは、帯電器12のクリーニングおよびクリーニング後の画質調整に関連するブロックのみを示している。
制御部100には、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の電位センサ17にて測定された感光体ドラム11の電位信号が入力される。また、制御部100には、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の感光体回転数カウンタ18にてカウントされた感光体ドラム11の累積回転数も入力される。さらに、制御部100には、第1濃度センサ27にて測定された濃度検知信号および第2濃度センサ45にて測定された濃度検知信号も入力される。
一方、制御部100は、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の帯電器12の帯電電源63、リトラクト機構64、および駆動機構65に制御信号を出力する。また、制御部100は、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の露光器13のレーザドライバ79に制御信号を出力する。さらに、制御部100は、各画像形成ユニット10(10Y、10M、10C、10K)の現像器14の現像電源88およびトナー補給器89に制御信号を出力する。そして、制御部100は、UI110にも制御信号を出力する。
制御部100は、クリーニング設定部101、潜像電位設定部102、現像バイアス設定部103、およびトナー補給設定部104を備える。また、制御部100は、濃度/階調補正部105、面内むら補正部106、およびパッチデータ格納部107をさらに備える。
クリーニング設定部101は、感光体回転数カウンタ18から入力される感光体ドラム11の累積回転数に基づいて、帯電器12におけるクリーニングを実行するか否かを判断する。また、クリーニング設定部101は、帯電器12におけるクリーニングを実行する際に、帯電電源63、リトラクト機構64および駆動機構65を制御する。
潜像電位設定部102は、帯電器12におけるクリーニングの終了を受けて、帯電器12による感光体ドラム11の帯電電位および露光器13による感光体ドラム11の露光電位の設定を行う。なお、帯電電位および露光電位をまとめて潜像電位と呼ぶ。また、潜像電位設定部102は、潜像電位の設定を行う際に、帯電電源63およびレーザドライバ79を制御する。
現像バイアス設定部103は、第1濃度センサ27による濃度検知結果を受けて、現像器14による現像バイアスの大きさを設定する。そして、現像バイアス設定部103は、現像バイアスの設定を行う際に、現像電源88を制御する。
トナー補給設定部104は、第1濃度センサ27による濃度検知結果を受けて、対応する現像器14にトナーの補給を行うか否かを判断する。また、トナー補給設定部104は、現像器14に対するトナー補給を実行する際に、トナー補給器89を制御する。
濃度/階調補正部105は、第1濃度センサ27による濃度検知結果を受けて、濃度(0〜100%)あるいは階調(8ビットの場合0〜255)の補正データ(濃度/階調補正データ)を設定する。また、濃度/階調補正部15は、決定した濃度/階調補正データを、露光器13のレーザドライバ79に出力する。
面内むら補正部106は、第1濃度センサ27または第2濃度センサ45による濃度検知結果を受けて、用紙P一枚分の画像内における面内むらの補正データ(むら補正データ)を設定する。また、面内むら補正部106は、決定したむら補正データを、露光器13のレーザドライバ79に出力する。
パッチデータ格納部107は、濃度/階調補正部105が濃度/階調補正を実行する際に使用する濃度/階調補正用パッチデータを格納する。また、パッチデータ格納部107は、面内むら補正部106が面内むら補正を実行する際に使用するむら補正用パッチデータを格納する。
ここで、図6は、帯電器12のクリーニング動作およびクリーニング動作に連動して実行される画質調整動作における処理の流れを示すフローチャートである。なお、この処理は、画像形成ユニット10毎に、独立して行われる。
制御部100において、クリーニング設定部101は、まず、帯電器12の帯電ロール61の清掃時期が到達したか否かを判断する(ステップ101)。これを具体的に説明すると、クリーニング設定部101は、感光体回転数カウンタ18から入力される感光体ドラム11の累積回転数を取得し、この累積回転数が所定の回転数(例えば1万回)に到達したか否かを判断する。ここで、清掃時期に到達してないと判断した場合は、ステップ101に戻る。一方、ステップ101において清掃時期に到達したと判断した場合、クリーニング設定部101は、帯電器12のクリーニング動作を実行する(ステップ102)。
そして、クリーニング動作が終了すると、次に、潜像電位設定部102が電位セットアップ動作を実行する(ステップ103)。なお、電位セットアップとは、感光体ドラム11の潜像電位すなわち帯電電位および露光電位の調整を意味する。その後、電位セットアップ動作が終了すると、次に、濃度/階調補正部105が画像濃度セットアップ動作を実行する(ステップ104)。なお、画像濃度セットアップとは、感光体ドラム11上に形成されるトナー像の全体的な濃度や階調の補正を意味する。そして、画像濃度セットアップ動作が終了すると、面内むら補正部106が、面内むらセットアップ動作を実行する(ステップ105)。なお、面内むらセットアップとは、感光体ドラム11上に形成されるトナー像の面内むらの補正を意味する。そして、面内むらセットアップ動作が終了すると、クリーニング設定部101は、クリーニング動作および一連のセットアップ動作が完了した感光体ドラム11に対応する感光体回転数カウンタ18をリセットし(ステップ106)、一連の処理を終了する。
では、上記ステップ102の帯電器12のクリーニング動作について詳細に説明する。図7は、クリーニング動作を制御するクリーニング設定部101における処理の流れを説明するためのフローチャートである。なお、初期状態において、帯電ロール61は感光体ドラム11に圧接配置されているものとする。
上記ステップ101において清掃時期が到達したことを判断したクリーニング設定部101は、まず、帯電電源63に制御信号を出力し、帯電ロール61に対する帯電バイアスの印加を停止させる(ステップ201)。次に、クリーニング設定部101は、リトラクト機構64に制御信号を出力し、感光体ドラム11から帯電ロール61を離間させ、ロールクリーナ62のスポンジ部材62bに圧接させる(ステップ202)。すなわち、リトラクト機構64が、帯電位置にある帯電ロール61をクリーニング位置に移動させる。そして、クリーニング設定部101は、駆動機構65に制御信号を出力し、帯電ロール61の駆動を開始する(ステップ203)。これにより、帯電ロール61は回転し、スポンジ部材62bとの圧接位置において、帯電ロール61の外周面に付着した異物が取り除かれる。次いで、クリーニング設定部101は、帯電ロール61の駆動を開始してからの時間が所定時間(例えば40秒程度)を経過したか否かを判断する(ステップ204)。ここで、所定時間を経過していない場合は、ステップ204に戻って所定時間の経過を待つ。一方、所定時間を経過した場合、クリーニング設定部101は、駆動機構65に制御信号を出力し、帯電ロール61の駆動を停止する(ステップ205)。次いで、クリーニング設定部101は、リトラクト機構64に制御信号を出力し、ロールクリーナ62のスポンジ部材62bから帯電ロール61を離間させ、感光体ドラム11に圧接させる(ステップ206)。すなわち、クリーニング位置にある帯電ロール61を再び帯電位置へと移動させ、一連の処理を終了する。
このようなクリーニング動作を実行させることにより、帯電ロール61の外周面は清掃され、放電生成物やトナー等の異物が取り除かれる。ただし、帯電ロール61から異物を完全に除去するのは実質的に不可能といってよく、わずかに異物が残る。そして、クリーニング後の帯電ロール61の外周面に残存する異物の分布は、クリーニング前とは異なっている可能性が高い。そこで、図6を用いて説明したように、引き続き各種セットアップ動作が行われる。
次に、上記ステップ103の電位セットアップ動作について詳細に説明する。図8は、電位セットアップ動作を制御する潜像電位設定部102における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
上記ステップ102における帯電器12のクリーニング動作の終了を検知した潜像電位設定部102は、帯電電源63に制御信号を出力し、帯電ロール61に対し基準帯電バイアスを印加させる(ステップ301)。ここで、基準帯電バイアスは、例えば−800Vに設定される。これにより、感光体ドラム11の外周面は、帯電ロール61により負極性に帯電される。このとき、感光体ドラム11および中間転写ベルト20は回転駆動されており、電位センサ17は、帯電後の感光体ドラム11の電位である帯電電位VHを検出する(ステップ302)。次に、潜像電位設定部102は、電位センサ17から入力されてくる帯電電位VHの検出結果から、目標帯電電位(例えば−700V)となる帯電バイアスの大きさを決定し、帯電電源63に制御信号を出力し、決定された帯電バイアスの設定を行う(ステップ303)。その後、帯電電源63は、帯電ロール61にこの帯電バイアス(設定帯電バイアスと呼ぶ)を印加する。その結果、感光体ドラム11はほぼ目標帯電電位に帯電されることとなる。
次いで、潜像電位設定部102は、レーザドライバ79に制御信号を出力し、露光器13により基準入力濃度に対応する光書き込みを行わせることで、感光体ドラム11上に静電潜像を形成させる(ステップ304)。なお、その際の基準入力濃度としては例えばCin60%を使用することができる。次に、電位センサ17は、帯電後且つ光書き込み後の感光体ドラム11の電位である露光電位VMを検出する(ステップ305)。その後、潜像電位設定部102は、電位センサ17から入力されてくる露光電位VMの検出結果から、目標露光電位(例えば入力濃度Cin60%の場合には−200V)となる露光量を決定し、レーザドライバ79に制御信号を出力し、決定された露光量の設定を行う(ステップ306)。以上により、一連の処理を終了する。
次に、上記ステップ104における画像濃度セットアップ動作について詳細に説明する。図9は、画像濃度セットアップ動作を制御する濃度/階調補正部105における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
上記ステップ103における電位セットアップ動作の終了を検知した濃度/階調補正部105は、まず、パッチデータ格納部107から濃度/階調補正用パッチデータを読み込む(ステップ401)。次に、濃度/階調補正部105は、読み込んだ濃度/階調補正用パッチデータに基づいて生成した制御信号(光量データ)をレーザドライバ79に出力し、露光器13により光書き込みを行わせる。すなわち、濃度/階調補正用パッチデータに基づく露光を実行させる(ステップ402)。このとき、感光体ドラム11および中間転写ベルト20は回転を続けており、また、帯電電源63は、帯電ロール61に設定帯電バイアスを印加し続けている。このため、感光体ドラム11上には、目標帯電電位と濃度/階調補正用パッチデータに基づく露光電位とを含む静電潜像が形成されることになる。
また、濃度/階調補正部105は、現像器14に制御信号を出力し、現像電源88により現像スリーブ85に現像バイアスを印加させる。なお、現像スリーブ85は回転駆動されている。これにより、感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、トナーによって現像される(ステップ403)。その後、感光体ドラム11上に形成されたトナー像(濃度/階調補正用パッチと呼ぶ)は、一次転写ロール15によって中間転写ベルト20上に一次転写される(ステップ404)。
すると、中間転写ベルト20上に一次転写された濃度/階調補正用パッチは、中間転写ベルト20の回動に伴って第1濃度センサ27との対向部を通過する。このとき、第1濃度センサ27は、中間転写ベルト20上の濃度/階調補正用パッチを検出する(ステップ405)。次に、濃度/階調補正部105は、第1濃度センサ27から入力されてくる濃度/階調補正用パッチの検出結果に基づき、目標としていた濃度/階調と実際に形成された濃度/階調補正用パッチの濃度/階調との関係から、濃度/階調補正データを取得する(ステップ406)。そして、濃度/階調補正部105は、得られた補正データ(濃度/階調補正データ)をレーザドライバ79に出力する(ステップ407)。なお、レーザドライバ79では、入力されてくる濃度/階調の補正データを、図示しないメモリに格納する。また、濃度/階調補正部105は、必要に応じてトナー補給器89に制御信号を出力し、現像器14に対するトナー補給を行わせる(ステップ408)。さらに、濃度/階調補正部105は、必要に応じて現像電源88に制御信号を出力し、現像器14に供給する現像バイアスの大きさを調整し(ステップ409)、一連の処理を終了する。
次に、上記ステップ105の面内むらセットアップ動作について詳細に説明する。図10は、面内むらセットアップ動作を制御する面内むら補正部106における処理の流れを説明するためのフローチャートである。
上記ステップ104における画像濃度セットアップの終了を検知した面内むら補正部106は、まず、パッチデータ格納部107からむら補正用パッチデータを読み込む(ステップ501)。次に、面内むら補正部106は、読み込んだむら補正用パッチデータに基づいて生成した制御信号(光量データ)をレーザドライバ79に出力し、露光器13により光書き込みを行わせる。すなわち、むら補正用パッチデータに基づく露光を実行させる(ステップ502)。このとき、感光体ドラム11および中間転写ベルト20は回転を続けており、また、帯電電源63は、帯電ロール61に設定帯電バイアスを印加し続けている。このため、感光体ドラム11上には、目標帯電電位とむら補正用パッチデータに基づく露光電位とを含む静電潜像が形成されることになる。
また、面内むら補正部106は、現像器14に制御信号を出力し、現像電源88により現像スリーブ85に現像バイアスを印加させる。なお、現像スリーブ85は回転駆動されている。これにより、感光体ドラム11上に形成された静電潜像は、トナーによって現像される(ステップ503)。その後、感光体ドラム11上に形成されたトナー像(むら補正用パッチと呼ぶ)は、一次転写ロール15によって中間転写ベルト20上に一次転写され、二次転写装置30によって用紙P上に二次転写され、定着装置50によって定着される(ステップ504)。
すると、用紙P上に定着されたむら補正用パッチは、さらに搬送されることによって第2濃度センサ45との対向部を通過する。このとき、第2濃度センサ45は、用紙P上のむら補正用パッチを検出する(ステップ505)。次に、面内むら補正部106は、第2濃度センサ45から入力されてくるむら補正用パッチの検出結果に基づき、むら補正を行う(ステップ506)。そして、面内むら補正部106は、得られた補正データ(むら補正データ)をレーザドライバ79に出力し(ステップ507)、一連の処理を終了する。なお、レーザドライバ79では、入力されてくる面内むらの補正データを、図示しないメモリに格納する。
ではここで、上述した面内セットアップ動作を、具体例を挙げながら説明する。本実施の形態では、面内セットアップ動作において、主走査方向の濃度むらを補正するために使用されるむら補正用パッチ(主走査むら補正用パッチ)が形成される。また、この他に、副走査方向の濃度むらを補正するために使用されるむら補正用パッチ(副走査むら補正用パッチ)も形成される。そして、主走査むら補正用パッチの検出結果に基づいて各画像形成ユニット10における主走査方向のむら補正データが決定される。また、副走査むら補正用パッチの検出結果に基づいて各画像形成ユニット0における副走査方向のむら補正データも決定される。
図11は、本実施の形態で用いられる主走査むら補正用パッチを示している。ここで、図11(a)は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のみで構成される一次色(単色)の主走査むら補正用パッチであり、図11(b)は、イエロー、マゼンタ、シアンのうちの二色を重ね合わせて構成される二次色およびイエロー、マゼンタ、シアンの三色を重ね合わせて構成される三次色の主走査むら補正用パッチである。
図11(a)に示す一次色の主走査むら補正用パッチは、最上流側に目印として形成される黒 (K100%(入力濃度Cin100%を意味する、以下同じ)) のトナー像を有している。そして、これに続いて、複数の色および濃度のトナー像が副走査方向に順次配列される。具体的には、イエロー(Y20%)、マゼンタ(M20%)、シアン(20%)、黒(K20%)のトナー像、およびイエロー(Y60%)、マゼンタ(M60%)、シアン(60%)、黒(K60%)のトナー像である。なお、各トナー像は、主走査方向に伸びている。
一方、図11(b)に示す多次色(二次色、三次色)の主走査むら補正パッチは、最上流側に目印として形成される黒(K100%)のトナー像を有している。そして、これに続いて、複数の色および濃度のトナー像が副走査方向に順次配列される。具体的には、グレー(3C(=Y+M+C):Y20%+M20%+C20%)、赤(R:Y20+M20%)、緑(G:Y20%+C20%)、青(B:M20%+C20%)のトナー像、およびグレー(3C(=Y+M+C):Y60%+M60%+C60%)、赤(R:Y60+M60%)、緑(G:Y60%+C60%)、青(B:M60%+C60%)のトナー像である。なお、各トナー像は、主走査方向に伸びている。
ここで、図11(a)、(b)に示す主走査むら補正用パッチの主走査方向長さは、この画像形成装置で形成することのできる最大長さに設定されている。また、黒(K100%)を除いた主走査むら補正パッチ全体の副走査方向長さは、感光体ドラム11の周長分(一周分)に設定されている。そして、本実施の形態では、感光体ドラム11の周長を15等分し、各副走査方向エリアS0、S1、・・・、S14に、それぞれ同一内容のトナー像が形成されるようになっている。
なお、図11(b)に示す多次色のトナー像の場合、中間転写ベルト20上に一次転写した状態では、先に一次転写されたトナーが最上面に位置するため、最終的な色の状態がわからない。そこで、本実施の形態では、面内むら補正を行う際に、第2濃度センサ45によって、定着装置50を通過した用紙P上の画像を検出している。なお、図11(a)に示す一次色のトナー像の場合は、中間転写ベルト20上に一次転写した状態が定着後の状態とほぼ同一になるので、第1濃度センサ27によって、中間転写ベルト20上の画像を検出することも可能である。
面内むら補正部106は、第2濃度センサ45による一次色の主走査むら補正用パッチおよび多次色の主走査むら補正用パッチの検出結果から、各画像形成ユニット10の主走査方向のむら補正データを求める。このとき、面内むら補正部106は、主走査方向長さの全長を6等分し、図11(a)、(b)に示す各主走査方向エリアM0、M1、・・・、M5におけるむら補正データを順次演算する。そして、得られた主走査方向のむら補正データは、レーザドライバ79(図3参照)に設けられたメモリ(図示せず)に格納される。
一方、図12は、本実施の形態で用いられる副走査むら補正用パッチを示している。ここで、図12(a)は、イエロー(Y)およびシアン(C)で構成される副走査むら補正パッチであり、図12(b)は、マゼンタ(M)および黒(K)で構成される副走査むら補正パッチである。なお、副走査むらは、主として各画像形成ユニット10の感光体ドラム11の偏心等に起因して生じるものであることから、副走査むら補正用パッチを一次色のみで構成しても、特に問題は生じない。
図12(a)に示すイエロー、シアンの副走査方向むら補正用パッチは、最上流側に目印として形成される黒(K100%)のトナー像を有している。そして、これに続いて、イエローおよびシアンの複数の濃度のトナー像が主走査方向に順次配列される。具体的には、イエロー(Y60%)、イエロー(Y20%)、シアン(C60%)、シアン(C20%)のトナー像である。なお、各トナー像は、副走査方向に伸びている。
一方、図12(b)に示すマゼンタ、黒の副走査方向むら補正用パッチは、最上流側に目印として形成される黒(K100%)のトナー像を有している。そして、これに続いて、マゼンタおよび黒の複数の濃度のトナー像が主走査方向に順次配列される。具体的には、マゼンタ(M60%)、マゼンタ(M20%)、黒(K60%)、黒(K20%)のトナー像である。なお、各トナー像は、副走査方向に伸びている。
ここで、図12(a)、(b)に示す副走査むら補正用パッチの主走査方向長さは、この画像形成装置で形成することのできる最大長さに設定されている。また、黒(K100%)を除いた副走査むら補正パッチ全体の副走査方向長さは、感光体ドラム11の周長分(一周分)に設定されている。そして、本実施の形態では、感光体ドラム11上の画像形成可能領域を6等分し、各主走査方向エリアM0、M1、・・・M5に、それぞれ同一内容のトナー像が形成されるようになっている。
面内むら補正部106は、第2濃度センサ45による副走査むら補正用パッチの検出結果から、各画像形成ユニット10の副走査方向のむら補正データを求める。このとき、面内むら補正部106は、副走査方向長さの全長を15等分し、図12(a)、(b)に示す各副走査方向エリアS0,S1、・・・、S14におけるむら補正データを順次演算する。そして、得られた副走査方向のむら補正データは、レーザドライバ79(図3参照)に設けられたメモリ(図示せず)に格納される。
ここで、図13は、感光体ドラム11上の主走査方向エリアおよび副走査方向エリアの関係と、レーザドライバ79のメモリ(図示せず)に格納される主走査方向のむら補正データおよび副走査方向のむら補正データとの関係を説明するための図である。
レーザドライバ79のメモリには、主走査方向のむら補正データとして、各主走査方向エリアM0、M1、・・・M5と、対応する光量補正値とを対応付けたものが格納されている。また、レーザドライバ79のメモリには、副走査方向のむら補正データとして、各副走査方向エリアS0、S1、・・・、S14と、対応する光量補正値とを対応付けたものが格納されている。
そして、例えば露光器13によって、感光体ドラム11上の主走査方向エリアM2、副走査方向エリアS13を露光しようとする場合、レーザドライバ79は、次のようにしてレーザ駆動信号を生成する。レーザドライバ79は、まず、メモリ(図示せず)から、主走査方向エリアM2に対応する光量補正値と、副走査方向エリアS13に対応する光量補正値とを読み出す。次いで、レーザドライバ79は、これら二つの光量補正値を用いてIPS55から入力されてくる書き込み用画像データに対して光量補正を行いつつ、レーザ駆動信号を生成する。そして、レーザドライバ79から出力されるレーザ駆動信号に基づき、光源71からレーザ光Bmが照射され、このレーザ光Bmは、感光体ドラム11上の主走査方向エリアM2、副走査方向エリアS13を露光することになる。
以上説明したように、本実施の形態では、帯電器12のクリーニングを行った後、面内むら補正を実行するようにした。その結果、クリーニングの前後で帯電器12の帯電ロール61に対する異物の付着分布が変動し、その結果帯電むらの状態が変化したとしても、濃度むらの発生を抑えることができる。
また、本実施の形態では、面内むら補正を行うのに先立ち、帯電器12および露光部13による感光体ドラム11の帯電電位および露光電位をセットアップするようにした。これにより、帯電器12をクリーニングした後に形成される画像の画質を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、感光体ドラム11上の電位セットアップを行った後であって面内むら補正を実行する前に、感光体ドラム11上に形成される画像の濃度補正を実行するようにした。これにより、帯電器12をクリーニングした後に形成される画像の画質をさらに向上させることができる。
また、別の観点から見れば、本実施の形態では、むら補正データを用いて面内むら補正を行う画像形成装置において、帯電器12をクリーニングすることにより、面内むらの発生状態が変わってしまうような場合に、クリーニング動作に連動してむら補正データを再設定するようにした。このため、帯電器12のクリーニングの前後において、形成される画像における面内むらを抑制することができる。
なお、本実施の形態では、感光体ドラム11の累積回転数に応じて帯電器12のクリーニングを自動的に実行するようにしていたが、これに限られるものではなく、例えばユーザからの指示に基づいて実行するようにしてもよい。ここで、図14は、その際にUI110に表示される画面の内容を示す図である。ここで図14(a)は帯電器12のクリーニングの指示を受け付ける際に表示される画面を示しており、図14(b)は、帯電器12のクリーニングが終了した後、画質セットアップの指示を受け付ける際に表示される画面を示している。この場合には、UI110にて受け付けた指示に従って、制御部100が、上述したクリーニング動作および画質セットアップ動作を実行させればよい。
本実施の形態が適用される画像形成装置の全体構成を示す図である。 帯電器の詳細な構成を示す図である。 露光器の詳細な構成を示す図である。 現像器の詳細な構成を示す図である。 制御部の機能ブロック図である。 帯電器のクリーニング動作およびクリーニング動作に連動して実行される画質調整動作における処理の流れを示すフローチャートである。 クリーニング動作を制御するクリーニング設定部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 電位セットアップ動作を制御する潜像電位設定部における処理の流れを説明するための図である。 画像濃度セットアップ動作を制御する濃度/階調補正部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 面内むらセットアップ動作を実行する面内むら補正部における処理の流れを説明するためのフローチャートである。 (a)は一次色の主走査むら補正パッチ、(b)は多次色(二次色、三次色)の主走査むら補正パッチを示す図である。 (a)はイエローおよびシアンの副走査むら補正パッチ、(b)はマゼンタおよび黒の副走査むら補正パッチを示す図である。 感光体ドラム上の主走査方向エリアおよび副走査方向エリアの関係と、主走査方向のむら補正データおよび副走査方向のむら補正データとの関係を説明するための図である。 (a)、(b)は、帯電器のクリーニング時にUIに表示される画像の内容を説明するための図である。
符号の説明
10…画像形成ユニット、11…感光体ドラム、12…帯電器、13…露光器、14…現像器、15…一次転写ロール、16…ドラムクリーナ、17…電位センサ、18…感光体回転数カウンタ、20…中間転写ベルト、27…第1濃度センサ、45…第2濃度センサ、50…定着装置、61…帯電ロール、62…ロールクリーナ、79…レーザドライバ、100…制御部、101…クリーニング設定部、102…潜像電位設定部、103…現像バイアス設定部、104…トナー補給設定部、105…濃度/階調補正部、106…面内むら補正部、107…パッチデータ格納部、110…ユーザインタフェース(UI)

Claims (5)

  1. 像担持体と、
    前記像担持体を帯電する帯電部と、
    前記帯電部にて帯電された前記像担持体を露光する露光部と、
    前記露光部にて前記像担持体上に形成された静電潜像を現像する現像部と、
    前記現像部にて前記像担持体上に現像された画像を記録材に転写する転写部と、
    前記帯電部を所定のタイミングでクリーニングするクリーナと、
    前記クリーナにより前記帯電部をクリーニングさせ、前記帯電部により帯電される前記像担持体上の帯電電位および前記露光部により露光される当該像担持体上の露光電位の調整を実行させ、さらに当該像担持体上に形成される画像の濃度むら補正を実行させる制御部と
    を含む画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記帯電電位および前記露光電位の調整を実行させた後であって前記濃度むら補正を実行させる前に、前記像担持体上に形成される画像の濃度補正を実行させることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記帯電部、前記露光部、および前記現像部を用いて形成された画像を読み取る読み取り部をさらに含み、
    前記制御部は、前記濃度むら補正を実行させる際に、前記帯電部、前記露光部、および前記現像部を用いてむら補正用画像を形成させ、前記読み取り部による当該むら補正用画像の読み取り結果から濃度むら補正用データを作成することを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 前記読み取り部は、前記記録材に転写された前記むら補正用画像を読み取ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記記録材上に転写された画像を定着する定着部をさらに含み、
    前記読み取り部は、前記定着部にて前記記録材上に定着された前記むら補正用画像を読み取ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
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