JP5034065B2 - 施錠装置、及び収納家具 - Google Patents

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Description

本発明は、施錠装置、及び施錠装置を備えた収納家具に関するものである。
従来より、ロッカーやワゴン等の収納家具において扉や引出し等の開閉体を収納家具本体に施錠するための施錠装置として、例えば4桁の数字を所定の組み合わせ(以下、「解錠番号」と称す)に合わせることによって解錠可能なダイヤル錠タイプのものが知られている(例えば非特許文献1参照)。
「コクヨ総合カタログ2007年版ファニチャー編」、コクヨ株式会社他、2006年12月発行、P.569の上段に示されているダイヤル錠付きロッカー)
しかしながら、従来のものは、ダイヤル錠が常時露出した状態となっており、解錠番号に合わせた状態で放置しておくと他人が当該解錠番号を容易に把握でき、防犯性に問題があった。一方で、万全な防犯性を確保するためには、ダイヤルを合わせて解錠作業を行い、再度閉める際にその都度ダイヤル錠を解錠番号(暗証番号)ではない組み合わせにする作業が必要であり、使用頻度が多ければ多いほど施解錠作業を繰り返さなければならならず、操作が面倒であるという問題もあった。特に、収納家具が使用者の作業スペース近辺に配置されている場合には、例えば始業前後に一度解錠したダイヤル錠を終業時までの間は解錠状態のままにしておくという使用態様の方が、作業効率が向上するケースもあり、従来のものはこのような使用態様においては作業効率を低下させ得るという側面もあった。
このような不具合に鑑み、例えば特開平7―217276号公報や実開昭60―148465号公報に開示されているように、ダイヤル錠やテンキー等の操作入力部を被覆し得るカバー体を備えた施錠装置も考えられている。このような施錠装置であれば、操作入力部を被覆することができるため、上述した不具合は解消できる。しかしながら、カバー体を壊してしまったときに、当該壊れたカバー体のみを簡単に取り替えることができない上、カバー体が壊れた状態では操作入力部が露出した状態となり、開けた際に解錠番号が丸見えとなるため、やはり防犯性に劣るという問題が生じる。また、使用者の好みや使用態様、或いは設置場所の変更等に応じて、操作入力部を被覆する状態から、カバー体を設けずに、常に操作入力部を露出させた状態に切り替えたいという要望もあり、このような要望に応えるべく、前記各公報記載のものにおいてカバー体を取り外して使用した場合には、新たな問題点として、カバー体を取り付けるためのガイド溝や孔等の取付部が外部に露出した状態となり、外観を損ねるという事態が生じる。
このように、従来のものは、同一の施錠装置を用いて、操作入力部を被覆するカバー体を取り付けた状態と、カバー体を取り外して操作入力部を露出させつつも外観低下を招来しない状態とを実現することができなかった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、主たる目的は、使用者の好みや使用態様或いは設置場所等に応じて、共通の本体部を利用して、操作入力部を被覆するカバー体を取り付けた状態と、カバー体を取り外して操作入力部を露出させつつも外観低下を招来しない状態との間で切替可能な施錠装置を提供することにある。
すなわち、本発明の施錠装置は、少なくとも解錠するための入力操作を受け付ける操作入力部と、当該操作入力部を露出させるための窓部を有する本体部とを備え、当該本体部に設けた取付部を利用して、前記操作入力部を被覆し得る入力部カバー体を取り付けた入力部カバー体取付状態と、共通の前記取付部を利用して、当該取付部のみを被覆し得る取付部カバー体を取り付けた取付部カバー体取付状態とを選択可能にしていることを特徴とする。
ここで、「操作入力部」としては、ダイヤル錠やテンキー、シリンダー錠などが挙げられる。また「少なくとも解錠するための入力操作を受け付ける操作入力部」とは、操作入力部が解錠のみならず施錠するための入力操作をも受け付けるものであってもよいことを意味する。
このようなものであれば、入力部カバー体取付状態を選択した場合には、操作入力部が入力部カバー体によって被覆されるため、操作入力部を解錠状態に設定した状態で放置しておいても、解錠するための情報を他人が簡単に把握することはできず、防犯性に優れ、解錠作業を行う毎に操作入力部を解錠状態に設定し直す作業が必ずしも要求されないものとなり、使用者の手間を減らすことができ、実用性に優れたものとなる。その結果、入力部カバー体取付状態を選択することにより、特に、収納家具が使用者の作業スペース近辺に配置されている場合等、始業前後に一度解錠した操作入力部を終業時までの間は解錠状態のままにしておく使用態様の方が作業効率の向上に資するというケースに対しても、防犯性を損なうことなく、解錠可能な状態で置いておくことができ、好適に対応することができる。
また、使用態様や設置場所等の変更によって、入力部カバー体を設けずに、常に操作入力部を露出させた態様を採用したい場合には、入力部カバー体に替えて、取付部に取付部カバー体を取り付けてなる取付部カバー体取付状態を選択することによって、当該取付部を被覆することができ、外観を損ねるという事態も回避できる。
このように、本発明に係る施錠装置は、共通の本体部を利用して、入力部カバー体取付状態と取付部カバー体取付状態との間で切替可能であるため、使用態様や設置場所等に応じて適切に対応することができる。さらに、入力部カバー体又は取付部カバー体を壊してしまった場合であっても、当該壊れたカバー体のみを取り替えることが可能であり、使用者の意に反して操作入力部が常に露出してしまうという事態を回避し、防犯性が格段に向上する。
加えて、前記本体部が、前記操作入力部を前方に露出させ、且つ前記取付部に取り付けた前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体の前方への抜け外れを防止する抜外防止手段を備えたものであれば、入力部カバー体及び前記取付部カバー体が前方へ不意に抜け外れることを防止し、良好な取付状態を維持することができる。
特に、前記取付部が、前記本体部の前向面から奥方側に所定距離離間した箇所、換言すれば、前記本体部の前向面よりも奥方側に変位した箇所に設けられたものであり、前記抜外防止手段が、前記本体部の前向面に設けられ、且つ当該取付部に取り付けた前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体に当接又は近接し、これらカバー体の前方への移動を規制する突出壁であれば、簡単な構成で抜外防止手段を実現することができる。
さらに、取付部カバー体取付状態において前方から取付部カバー体を視認し難くして、使用者や看者に煩雑な印象を与えることを回避するためには、前記取付部カバー体取付状態において、前記取付部カバー体が、前記本体部の前向面に設けた突出壁によって前方を被覆されるようにすればよい。
当該突出壁を、前記取付部の前方に配することにより、この突出壁によって、操作入力部を操作する方向(例えば前方(換言すれば正面))から取付部が視認できない又は視認が困難な状態となり、当該取付部と、入力部カバー体又は取付部カバー体との取付部位(組付部位)を、操作入力部を操作する方向から好適に隠すことができ、シンプルな外観を呈するものとなる。
また、前記入力部カバー体が、前記操作入力部を被覆した被覆位置と、前記操作入力部を露出させる露出位置との間で移動可能なカバー体本体を備え、前記露出位置に位置付けた状態で当該露出位置に保持する操作力を停止することによって前記カバー体本体を前記被覆位置へ自動的に移動させるものであれば、解錠操作を行う時だけ入力部カバー体を露出位置へ移動させる操作力を付与すればよく、操作性の向上に寄与する。
好適な実施態様としては、前記入力部カバー体が、前記操作入力部を被覆した被覆位置と、前記操作入力部を露出させる露出位置との間で回動可能なカバー体本体と、当該カバー体本体の回動端部に接続され当該カバー体本体を回動可能に支持する支持部材とを備えたものであり、当該支持部材が、前記入力部カバー体取付状態において前記本体部の上方に露出する見付部を有し、前記カバー体本体の回転中心を、当該見付部の上端部寄りに設定している態様が挙げられる。設計上、カバー体本体が回転する際に、カバー体本体の回転端部の逃げしろ(回転しろ)を見付部の下端部側に確保しなければならないが、カバー体本体の回転中心を見付部の下端部側に設定した場合には、当該回転中心よりもさらに下方側に逃げしろを確保するために、見付部の高さ寸法が必然的に大きくなり、外観を損ない得るという不具合が生じる。しかしながら、カバー体本体の回転中心を見付部の上端部寄りに設定する前記態様であれば、当該回転中心の下方側、すなわち見付部の下端部側に、カバー体本体の回転端部の逃げしろを確保することができ、見付部の高さ寸法を可及的に小さくしてすっきりしたデザインとすることができる。
特に、前記取付部が、一又は複数の嵌合孔であり、前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体が、前記嵌合孔に嵌合可能な嵌合爪を備えたものであれば、嵌合構造によって取付強度を有効に高めることができる。
また、本発明の収納家具は、内部に収納空間を有する収納家具本体と、前記収納空間を開閉し得る開閉体と、当該開閉体に取り付けられる上述した施錠装置とを備えていることを特徴とする。
このような収納家具であれば、施錠装置が上述した効果を奏するため、収納家具の設置場所等に応じて、入力部カバー体取付状態又は取付部カバー体取付状態の何れかを適宜選択することにより、適切に対応することができる。
以上説明したように本発明によれば、使用者の好みや使用態様或いは設置場所等に応じて、共通の本体部を利用して、操作入力部を被覆するカバー体を取り付けた状態と、カバー体を取り外して操作入力部を露出させつつも外観低下を招来しない状態との間で切り替えることができ、実用性及び汎用性に優れたものとなる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
本実施形態に係る施錠装置1は、例えば図1に示す収納家具Lに適用されるものである。
収納家具Lは、内部に収納空間LSを有する収納家具本体L1と、収納家具本体L1の開口縁部に設けられ、収納空間LSを開閉し得る開閉体L2と、この開閉体L2に取り付けた施錠装置1とを備えたものである。
収納家具本体L1及び開閉体L2は、この分野でよく知られているものを適用しており、詳細な説明は省略する。
施錠装置1は、図2〜図6に示すように、開閉体L2の背面側又は開閉体L2の内部空間内に配され、且つ本発明の操作入力部たるダイヤル錠DKを有する機構部2と、開閉体L2の前面側に配され且つ前記機構部2に、例えば弾性爪等の弾性係合を利用して一体的に取り付けられる本体部3と、機構部2に設けたデッドボルトDBを作動させるための摘み部4とを備えたものである。
機構部2は、この分野でよく知られているものを適用しており、詳細な説明は省略する。
本体部3は、図7(同図(a)、(b)、(c)は、それぞれ本体部3の正面図、平面図、側面図である)に示すように、機構部2に組み付けた状態でダイヤル錠DKを露出させるためのダイヤル錠用窓部31と、前記摘み部4のロック位置と非ロック位置との間の回動を許容する摘み部用窓部32とを備えたものである。本実施形態では4桁のダイヤル錠DKを適用しており、ダイヤル錠用窓部31は、計4つの単位窓31aから形成されている。本体部3は、平面視略矩形状をなす概略板状のものであり、前記ダイヤル錠用窓部31を形成したダイヤル錠用窓部形成領域3Aのみを、ダイヤル錠用窓部31にダイヤル錠DKを臨ませた状態で略円筒状のダイヤル錠DKと略連続する滑らかな面となるように、側面視部分円形状にしている(図7(c)参照)。また、各単位窓31aの中心を通過し得る仮想直線上に、ダイヤル錠DKを合わせる際の基準線として機能する凹溝33を形成している。本実施形態では、ダイヤル錠用窓部31を本体部3の上半部側領域に形成し、摘み部用窓部32を本体部3の下半部側領域に形成している。本体部3は、樹脂製の一体品である。
しかして、本実施形態に係る施錠装置1は、本体部3に設けた取付部34を利用して、ダイヤル錠DKを被覆し得るダイヤル錠カバー体5(本発明の「入力部カバー体」に相当)を取り付けたダイヤル錠カバー体取付状態(1X)(本発明の「入力部カバー体取付状態」に相当、図2〜図4参照)と、共通の取付部34を利用して、ダイヤル錠DKを露出させた状態で取付部34のみを被覆し得る取付部カバー体6を取り付けた取付部カバー体取付状態(1Y)(図5及び図6参照)とを選択可能にしている。
本実施形態では、本体部3の取付部34として、図7に示すように、本体部3の上端部に形成した嵌合孔34aを適用している。嵌合孔34aは、本体部3の厚み方向略中央部に形成されている。本実施形態では、本体部3の両側縁部近傍部位及び巾方向略中央部位にそれぞれ嵌合孔34aを形成している。また、本体部3は、前向面に、他の領域よりも上方に突出させた突出壁35を一体に備えている。したがって、本体部3の上端部に、段部36が形成される。
ダイヤル錠カバー体5は、ダイヤル錠DKを被覆した被覆位置(51X)(図2及び図3参照)と、ダイヤル錠DKを露出させる露出位置(51Y)(図4参照)との間で回動可能なカバー体本体51と、本体部3の嵌合孔34aに嵌合可能な嵌合爪521を有し且つカバー体本体51の回動端部に接続され当該カバー体本体51を回動可能に支持する支持部材52とを備えたものである。
カバー体本体51は、図8(同図(a)、(b)、(c)は、それぞれカバー体本体51の正面図、平面図、側面図である)に示すように、被覆位置(51X)においてダイヤル錠DKとの干渉を回避した状態で当該ダイヤル錠DKの露出領域を被覆し得るものであり、背面側にダイヤル錠DKの形状に対応させた窪み部511を形成している。カバー体本体51の下端部における両側縁部近傍部位に、被覆位置(51X)に位置付けた際に他の部位よりも優先して本体部3に当接する当たり部512を設けている。カバー体本体51の上端部に、支持部材52の後述する前方突出部523を受け入れるための切欠部513を形成し、当該切欠部513の両サイドに位置する部位に、切欠部513に連通し且つ軸部53を回転可能に保持する第1軸受け部514を形成している。また、カバー体本体51に、カバー体本体51を被覆位置(51X)から露出位置(51Y)へ移動させる際に指先が引っ掛かり得る引っ掛け部515を設けている。本実施形態では、引っ掛け部515として、カバー体本体51の下端部における背面側を窪ませた凹部を適用している。カバー体本体51は、樹脂製の一体品である。
支持部材52は、図9(同図(a)、(b)、(c)は、それぞれ支持部材52の正面図、平面図、側面図である)に示すように、前記嵌合爪521と、本体部3に取り付けた状態で本体部3の段部36に載置される載置部522と、載置部522の巾方向中央部位から前方に突出し且つカバー体本体51の切欠部513に挿入可能な前方突出部523とを備えたものである。前方突出部523に、カバー体本体51の第1軸受け部514に連通し得る第2軸受け部524を形成している。また、載置部522の前向面を、本体部3に取り付けた状態で前記突出壁35の背面に当接し得る当接面として機能させている。本実施形態では、支持部材52を、樹脂製の一体品としている。
そして、第1軸受け部514及び第2軸受け部524を相互に連通させ、これら軸受け部514、524に共通の軸部53を挿入することによってカバー体本体51と支持部材52とを一体的に組み付けている。このようにしてカバー体本体51と支持部材52とを一体的に組み付けてなるダイヤル錠カバー体5は、支持部材52の嵌合爪521を本体部3の嵌合孔34aに嵌合させることによって本体部3に取り付けることができる。具体的には、本体部3の上方から支持部材52の嵌合爪521を嵌合孔34aに差し込むというワンアクションで、ダイヤル錠カバー体5を本体部3に取り付けることが可能である。
この取付状態、すなわちダイヤル錠カバー体取付状態(1X)において、カバー体本体51が軸部53を中心に、被覆位置(51X)と露出位置(51Y)との間で回動する。また、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)において、支持部材52のうち前方突出部523が本体部3の上方に露出する見付部となる。そして、カバー体本体51の回転中心51A(軸部53)を見付部たる前方突出部523の上端部寄りに設定している(図2〜図4参照)。
ダイヤル錠DKを解錠する作業は、カバー体本体51を露出位置(51Y)に位置付け(図4参照)、ダイヤル錠DKの4桁の数字を所定の解錠番号に合わせることによって行う。カバー体本体51を被覆位置(51X)から露出位置(51Y)へ移動させる作業は、カバー体本体51に設けた引っ掛け部515に指を引っ掛けた状態、又は引っ掛け部515以外の部位を摘んだ状態で、上方に向かって回動させる操作力を付与することによって行う。カバー体本体51を露出位置(51Y)に保持させた状態でダイヤル錠DKを解錠した後に、カバー体本体51を被覆位置(51X)に位置付けることによってダイヤル錠DKが被覆される。なお、ダイヤル錠DKを解錠することにより、摘み部4の回転動作が許容される状態となり、ニュートラル位置に位置付けられている摘み部4を所定方向に回転させて非ロック位置に位置付ける操作に伴って、機構部2のデッドボルトDBが非係留位置に位置付けられ、その結果、開閉体L2は収納空間LSを開放し得る位置まで移動可能な状態となり、収納空間LSを開放することができる。また、ダイヤル錠DKを解錠番号に合わせた状態で、摘み部4を回転させてロック位置に位置付ける操作に伴って、デッドボルトDBが係留位置に位置付けられ、開閉体L2は移動不能な状態となる。
本実施形態のダイヤル錠カバー体5は、カバー体本体51を露出位置(51Y)に位置付けた状態で当該露出位置(51Y)に保持する操作力を停止する(具体的にはカバー体本体51から指を離す)ことによって、被覆位置(51X)へ自動的に移動するようになっている。具体的には、カバー体本体51を被覆位置(51X)に向かって付勢する図示しない付勢部材を軸部53に関連付けて設けている。付勢部材としてはコイルバネが挙げられる。また、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)において、支持部材52のうち、当接面として機能する載置部522の前向面が突出壁35の背面に当接又は近接し、カバー体本体51を回動させる操作を行う際に支持部材52に作用し得る力、すなわち前方へ向かう力を突出壁35が受けることになり、ダイヤル錠カバー体5の前方への移動が規制される。このように、突出壁35が、取付部34に取り付けたダイヤル錠カバー体5の前方への抜け外れを防止する抜外防止手段として機能する。
一方、取付部カバー体6は、図10(同図(a)、(b)、(c)は、それぞれ取付部カバー体6の正面図、平面図、側面図である)に示すように、本体部3の嵌合孔34aに嵌合可能な嵌合爪61と、本体部3に取り付けた状態で本体部3の段部36に載置される載置部62とを備えたものである。載置部62の前向面を、本体部3に取り付けた状態で前記突出壁35の背面に当接し得る当接面として機能させている。本実施形態では、取付部カバー体6を、樹脂製の一体品としている。載置部62の高さ寸法及び巾寸法を、本体部3の突出壁35の高さ寸法及び巾寸法と略同一又は若干小さく設定している。
このような取付部カバー体6は、嵌合爪61を本体部3の嵌合孔34aに嵌合させることによって本体部3に取り付けることができる。具体的には、本体部3の上方から取付部カバー体6の嵌合爪61を嵌合孔34aに差し込むというワンアクションで、取付部カバー体6を本体部3に取り付けることが可能である。
この取付状態、すなわち取付部カバー体取付状態(1Y)において、取付部カバー体6が前記突出壁35によって前方を被覆され、正面から視認し難い外観を呈する。さらに、当接面として機能する載置部62の前向面が突出壁35の背面に当接又は近接し、取付部カバー体6の前方への移動が規制される。すなわち、突出壁35が、嵌合孔34aに取り付けた取付部カバー体6の前方への抜け外れを防止する抜外防止手段として機能している。
なお、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)から取付部カバー体取付状態(1Y)への切替作業は、ダイヤル錠カバー体5を上方へ引き抜いて、支持部材52の嵌合爪521と本体部3の嵌合孔34aとの嵌合状態を解除し、次いで、取付部カバー体6の嵌合爪61を本体部3の嵌合孔34aに嵌合させることによって行う。また、取付部カバー体取付状態(1Y)からダイヤル錠カバー体取付状態(1X)への切替作業は、取付部カバー体6を上方へ引き抜いて、嵌合爪61と本体部3の嵌合孔34aとの嵌合状態を解除し、次いで、ダイヤル錠カバー体5の嵌合爪521を本体部3の嵌合孔34aに嵌合させることによって行う。このように、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)と取付部カバー体取付状態(1Y)との間の切替作業は専用の工具を用いることなく簡単に行うことができる。
このように、本実施形態に係る施錠装置1は、本体部3に設けた取付部34に、ダイヤル錠カバー体5及び取付部カバー体6を着脱可能に取り付けるようにし、この取付部34を利用して、ダイヤル錠DKを被覆し得るダイヤル錠カバー体5を装着したダイヤル錠カバー体取付状態(1X)と、当該取付部34のみを被覆し得る取付部カバー体6を装着した取付部カバー体取付状態(1Y)とを選択可能にしているため、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)を選択した場合には、ダイヤル錠DKがダイヤル錠カバー体5によって被覆されるため、ダイヤル錠DKを解錠番号に合わせた状態で放置しておいても他人が当該解錠番号を簡単に把握することはできず、防犯性に優れたものとなり、解錠作業を行う毎にダイヤル錠DKを解錠番号ではない組み合わせにする作業が必ずしも要求されず、使用者の手間を減らすことができ、実用性に優れたものとなる。このようなものであるため、収納家具Lが使用者の作業スペース近辺に配置されている場合に、始業前後に一度解錠したダイヤル錠DKを終業時までの間は解錠状態のままにしておく使用態様の方が作業効率の向上に資するというケースに対しても、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)を選択することにより、ダイヤル錠DKがダイヤル錠カバー体5によって被覆され、防犯性を損なうことなく、好適に対応することができる。
また、使用者の好みや使用態様、或いは設置場所によっては、ダイヤル錠DKを被覆する態様よりも、ダイヤル錠カバー体5を設けずに、常にダイヤル錠DKを露出させた態様の方が適しているという場合もあり、このような場合には、取付部カバー体取付状態(1Y)を選択することによって、ダイヤル錠DKを露出させつつ、取付部34を好適に被覆することができ、外観が低下するという事態を有効に回避できる。
特に、本体部3が、前向面から奥方側に所定距離離間した箇所に形成した取付部34と、前向面に設けられ且つ他の領域よりも上方に突出させた突出壁35とを備え、取付部34に取り付けたダイヤル錠カバー体5及び取付部カバー体6が突出壁35に当接又は近接することによって、これらカバー体5、6の前方への移動を規制するようにしているため、ダイヤル錠カバー体5及び取付部カバー体6が前方へ不意に抜け外れることを防止し、良好な取付状態を維持することができる。なお、「前向面から奥方側に所定距離離間した箇所に形成した取付部34」とは、前向面に露出しない取付部34ということでもある。
さらに、取付部カバー体取付状態(1Y)において、取付部カバー体6が、突出壁35によって前方を被覆されているため、前方から取付部カバー体6が視認し難い状態を醸し出すことができ、使用者や看者に極めてシンプルな印象を与えることができる。
加えて、ダイヤル錠カバー体5が、ダイヤル錠DKを被覆した被覆位置(51X)と、ダイヤル錠DKを露出させる露出位置(51Y)との間で移動可能なカバー体本体51を備え、露出位置(51Y)に位置付けた状態で露出位置(51Y)に保持する操作力を停止することによって、カバー体本体51を被覆位置(51X)へ自動的に移動させるものであるため、解錠操作を行う時だけダイヤル錠カバー体5を露出位置(51Y)へ移動させる操作力を付与すればよく、解錠操作を行う度に露出位置(51Y)から被覆位置(51X)へ逐一意識して戻す必要がなく、操作性に優れたものとなる。
また、ダイヤル錠カバー体5が、カバー体本体51の回動端部に接続されカバー体本体51を被覆位置(51X)と露出位置(51Y)との間で回動可能に支持する支持部材52を備え、支持部材52が、ダイヤル錠カバー体取付状態(1X)において本体部3の上方に露出する見付部たる前方突出部523を有し、カバー体本体51の回転中心51Aを、前方突出部523の上端部寄りに設定しているため、設計上、カバー体本体51が回転する際に、カバー体本体51の回転端部の逃げしろ(回転しろ)を見付部の下端部側に確保しなければならないが、カバー体本体51の回転中心51Aを見付部の上端部寄りに設定することにより、当該回転中心51Aの下方側、すなわち前方突出部523の下端部側に確保することができ、見付部(前方突出部523)の高さ寸法を可及的に小さくしてすっきりしたデザインとすることができる。
特に、取付部34が、嵌合孔34aであり、ダイヤル錠カバー体5及び取付部カバー体6が、嵌合孔34aに嵌合可能な嵌合爪521、61を備えたものであるため、嵌合孔34aと嵌合爪521との嵌合構造、又は嵌合孔34aと嵌合爪61との嵌合構造によって、本体部3に対するダイヤル錠カバー体5及び取付部カバー体6の取付強度を高めることができる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
例えば、前記実施形態では、操作入力部としてダイヤル錠を例示したが、操作入力部として、テンキータイプのものを採用してもよい。なお、テンキーは、押しボタン式、又はタッチパネル式の何れであってもよい。さらに、操作入力部としてダイヤル錠を適用する場合、4桁以上、4桁以下のものであってもよいことは勿論のこと、円柱状又は切頭円錐状をなし且つフラットな平滑面を正面側に向けた状態で摘み操作可能なタイプのダイヤル錠であっても構わない。このように、操作入力部に対する操作方法としては、ダイヤルを指先で回転させる操作、ダイヤルを摘んで回転させる操作、ボタン又はパネルを押す操作が挙げられる。なお、単一の施錠装置が、複数の操作入力部(例えばダイヤル錠及びテンキー)を備えたものであってもよい。
また、操作入力部を被覆し得る入力部カバー体が、本体部に対してスライド移動することによって、操作入力部を被覆した被覆位置と、操作入力部を露出させる露出位置との間で移動可能なものであってもよい。この場合、本体部の取付部の一例としては、スライド移動を案内し得るガイド溝又はガイド突起が挙げられ、入力部カバー体が、ガイド溝又はガイド突起にガイドされる非ガイド部を備えたものであればよい。また、入力部カバー体は、少なくとも操作入力部を被覆し得るものであればよく、本体部の前向面部略全域を被覆し得るものであっても構わない。
取付部に取り付けた入力部カバー体及び取付部カバー体の前方への抜け外れを防止する抜外防止手段として、本体部と入力部カバー体とを相互に係合させる係合機構、及び本体部と取付部カバー体とを相互に係合させる係合機構によって構成されるもの、或いはビスを用いたものを採用してもよい。
また、取付部が、一又は複数の嵌合爪であり、入力部カバー体及び前記取付部カバー体が、嵌合爪に嵌合可能な嵌合孔を備えたものであっても構わない。また、取付部が単一の嵌合孔からなるものであってもよい。さらには、取付部を利用して本体部に入力部カバー体又は取付部カバー体を取り付けた状態で、さらにビス止めによって取付状態が不意に解除されないようにしても構わない。
また、取付部を、本体部の上端部以外の部位、例えば側縁部や下端部に設けた態様であってもよい。
また、施錠装置は、回転扉タイプの開閉体に限らず、引き戸タイプの開閉体や、引き出しタイプの開閉体にも取付可能である。また、収納家具も図1に示す開口形状が略正方形状のロッカータイプに限らず、開口形状が高さ方向又は巾方向に延びた略矩形状のものであってもよい。さらに、施錠装置が適用可能な収納家具としては、デスクの袖や天板下空間に配置されるワゴンや、或いはデスクとは独立した位置に配置されるワゴンが挙げられる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る施錠装置を備えた収納家具の正面図を一部省略して模式的に示す図。 図1のA領域拡大図。 同実施形態に係る施錠装置であってカバー体本体を被覆位置に位置付けた状態の側面図。 同実施形態に係る施錠装置であってカバー体本体を露出位置に位置付けた状態の側面図。 同実施形態において取付部カバー体取付状態にある施錠装置を図2に対応させて示す図。 同実施形態において取付部カバー体取付状態にある施錠装置の側面図。 同実施形態における本体部を示す図。 同実施形態におけるカバー体本体を示す図。 同実施形態における支持部材を示す図。 同実施形態における取付部カバー体を示す図。
符号の説明
1…施錠装置
(1X)…ダイヤル錠カバー体取付状態
(1Y)…取付部カバー体取付状態
3…本体部
31…ダイヤル錠用窓部(窓部)
34…取付部
34a…嵌合孔
35…突出壁
5…ダイヤル錠カバー体
51…カバー体本体
51A…回転中心
(51X)…被覆位置
(51Y)…露出位置
52…支持部材
521…嵌合爪
523…見付部(前方突出部)
6…取付部カバー体
61…嵌合爪
DK…操作入力部(ダイヤル錠)
L…収納家具
L1…収納家具本体
L2…開閉体
LS…収納空間

Claims (8)

  1. 少なくとも解錠するための入力操作を受け付ける操作入力部と、
    当該操作入力部を露出させるための窓部を有する本体部とを備え、
    当該本体部に設けた取付部を利用して、前記操作入力部を被覆し得る入力部カバー体を取り付けた入力部カバー体取付状態と、
    共通の前記取付部を利用して、当該取付部のみを被覆し得る取付部カバー体を取り付けた取付部カバー体取付状態とを選択可能にしていることを特徴とする施錠装置。
  2. 前記本体部が、前記操作入力部を前方に露出させ、且つ前記取付部に取り付けた前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体の前方への抜け外れを防止する抜外防止手段を備えたものである請求項1記載の施錠装置。
  3. 前記取付部が、前記本体部の前向面から奥方側に離間した箇所に設けられたものであり、
    前記抜外防止手段が、前記本体部の前向面に設けられ、且つ当該取付部に取り付けた前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体に当接又は近接し、これらカバー体の前方への移動を規制する突出壁である請求項2記載の施錠装置。
  4. 前記取付部カバー体取付状態において、前記取付部カバー体が、前記本体部の前向面に設けた突出壁によって前方を被覆されている請求項1、2又は3記載の施錠装置。
  5. 前記入力部カバー体が、前記操作入力部を被覆した被覆位置と、前記操作入力部を露出させる露出位置との間で移動可能なカバー体本体を備え、前記露出位置に位置付けた状態で当該露出位置に保持する操作力を停止することによって前記カバー体本体を前記被覆位置へ自動的に移動させるものである請求項1、2、3又は4記載の施錠装置。
  6. 前記入力部カバー体が、前記操作入力部を被覆した被覆位置と、前記操作入力部を露出させる露出位置との間で回動可能なカバー体本体と、当該カバー体本体の回動端部に接続され当該カバー体本体を回動可能に支持する支持部材とを備えたものであり、
    当該支持部材が、前記入力部カバー体取付状態において前記本体部の上方に露出する見付部を有し、前記カバー体本体の回転中心を、当該見付部の上端部寄りに設定している請求項1、2、3、4又は5記載の施錠装置。
  7. 前記取付部が、一又は複数の嵌合孔であり、前記入力部カバー体及び前記取付部カバー体が、前記嵌合孔に嵌合可能な嵌合爪を備えたものである請求項1、2、3、4、5又は6記載の施錠装置。
  8. 内部に収納空間を有する収納家具本体と、
    前記収納空間を開閉し得る開閉体と、
    当該開閉体に取り付けられる請求項1〜7何れか記載の施錠装置とを備えていることを特徴とする収納家具。
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