JP5032222B2 - 空冷エンジン - Google Patents

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Description

この発明は、電子制御式燃料噴射装置の採用に好適な空冷エンジンに関する。
従来、上記空冷エンジンにおいて、クランクケースからシリンダ部を略水平に突出させた構成を有し、該シリンダ部のシリンダヘッド内の油温を検出するべくシリンダヘッドの下部に油温センサを取り付けたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−257929号公報
ところで、エンジン運転中にはシリンダヘッド内を含めたエンジン内部をエンジンオイルが常に循環することから、上記従来の構成では、シリンダヘッド内のエンジンオイルがクランクケース内に戻る際の流路上の油温を検出することとなるため、該エンジンオイルの流れが油温センサの検出精度に影響を与えることがある。
そこでこの発明は、エンジンオイルの循環の影響を抑えてシリンダヘッド内の油温の検出精度を向上させることができる空冷エンジンを提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、クランクシャフト(例えば実施例のクランクシャフト22)を回転自在に支承するクランクケース(例えば実施例のクランクケース21)と、前記クランクシャフトに連結されたピストン(例えば実施例のピストン26b)を摺動自在に嵌合させるシリンダボア(例えば実施例のシリンダボア26a)を有すると共に前記ピストンの頂部を臨ませる燃焼室を形成するシリンダ部(例えば実施例のシリンダ部23,123)とを備え、前記シリンダ部が、前記シリンダボアを形成するシリンダ本体(例えば実施例のシリンダ本体26)と、該シリンダ本体に結合されると共に動弁機構(例えば実施例の動弁機構30,130)を支持するシリンダヘッド(例えば実施例のシリンダヘッド27,127)とを有してなる空冷エンジン(例えば実施例のエンジン20,120)において、前記シリンダヘッド内に前記動弁機構に対するエンジンオイルの流路となるオイルジャケット(例えば実施例のオイルジャケット47,147)を備え、該オイルジャケットの一部に前記エンジンオイルを滞留させる油溜まり(例えば実施例の油溜まり51,151)が設けられると共に、該油溜まり内の油温を検出するべく前記シリンダヘッドに油温センサ(例えば実施例の油温センサ55)が取り付けられ、前記油温センサが、前記シリンダヘッドの吸気ポート(例えば実施例の吸気ポート35,135)に連結される吸気系部品(例えば実施例のスロットルボディ24)に隣接して配置されることを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、前記油温センサの検出値に基づいて燃料噴射量が制御される燃料噴射弁(例えば実施例のインジェクタ24c)を備えることを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、前記シリンダヘッドが、前記油温センサの***作部(例えば実施例の本体部56)を前記吸気系部品と反対側から覆う壁部(例えば実施例のリブ53)を有し、該壁部が前記油温センサの取り付け部(例えば実施例の取り付けボス52)に隣接して配置されることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、前記シリンダ部が、垂直方向に対して傾斜して設けられると共に、前記クランクシャフトの動力を前記動弁機構に伝達する伝動機構(例えば実施例の伝動機構40)を収容するべく前記クランクケース内とシリンダヘッド内とを連通する伝動機構収容室(例えば実施例の伝動機構収容室41)を有し、前記油溜まりが、前記オイルジャケットにおけるシリンダ軸線(例えば実施例のシリンダ軸線C2)よりも上側かつ前記伝動機構収容室とは反対側に配置されることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、シリンダヘッド内のオイルジャケットにおける油溜まり内の油温を検出することで、油温検出に対するエンジンオイルの循環の影響を抑え、シリンダヘッド内の油温ひいては当該空冷エンジンのエンジン温度の検出精度を向上させることができる。また、油温センサの一側を吸気系部品でカバーすると共に、エンジン排気熱による油温センサの検出値への影響を抑えることができる。
請求項2に記載した発明によれば、燃料噴射弁からの燃料噴射量をより正確に制御でき、当該空冷エンジンの燃費及び排ガス性能を向上させることができる。
請求項3に記載した発明によれば、油温センサ及び吸気系部品をシリンダヘッドに組み付けた後には、油温センサへのアクセスがし難くなり、油温センサを外す等の誤操作や悪戯を防止できる。
請求項4に記載した発明によれば、シリンダヘッド内のエンジンオイルが集まり難く、かつ該エンジンオイルのシリンダヘッド内からクランクケース内への戻り通路となる伝動機構収容室からも離間した部位に油溜まりが配置されることとなり、該油溜まり内のエンジンオイルの出入りを抑えて油温検出精度をより一層向上させることができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1に示す自動二輪車(鞍乗り型車両)1において、その前輪2は左右フロントフォーク3の下端部に軸支され、左右フロントフォーク3の上部はステアリングステム4を介して車体フレーム5のヘッドパイプ6に操舵可能に枢支される。
車体フレーム5は、ヘッドパイプ6上部から後方に延びた後に下方へ屈曲するメインフレーム部7と、ヘッドパイプ6下部から下方に延びた後に後方に屈曲するダウンフレーム部8とを、車体前後中間部のピボット部9で連結したクレードル型とされる。
ピボット部9にはスイングアーム11の前端部が上下揺動可能に枢支され、該スイングアーム11の後端部には自動二輪車1の後輪12が軸支される。スイングアーム11の前部と車体フレーム5の後部との間にはリアクッションユニット13が配設される。
車体フレーム5の内側には、自動二輪車1の原動機であるエンジン(内燃機関)20が搭載される。
なお、図中符号14はステアリングステム4上に取り付けられる操向ハンドルを、符号15はメインフレーム部7上に配設される燃料タンクを、符号16は燃料タンク15後方に配設される鞍乗りシートを、符号17は鞍乗りシート16を支持するべく車体フレーム5の後方に連設されるシートフレームを、符号18はピボット部9の後方に取り付けられるステップホルダを、符号19は排気管25の後端部が接続されるサイレンサをそれぞれ示す。
エンジン20は空冷単気筒エンジンであり、そのクランクケース21内には回転中心軸線(クランク軸線)C1を左右方向(車幅方向)に沿わせたクランクシャフト22が配置され、クランクケース21上にはシリンダ部23が略垂直に(詳細にはやや前傾姿勢で)立設される。シリンダ部23の起立方向に沿う軸線(シリンダ軸線すなわちシリンダボア26aの中心軸線)C2は、その上部が前側に位置するように垂直方向に対して傾斜する。シリンダ部23後側にはエンジン吸気系部品であるスロットルボディ24が接続され、シリンダ部23前側にはエンジン排気系部品である前記排気管25が接続される。
自動二輪車1は、エンジン20の燃料供給系統に電子制御式燃料噴射装置を採用する。すなわち、エンジン20の運転を制御する不図示の電子制御ユニットには、スロットルバルブの開度やエンジン20の運転状況に係る各種情報が入力され、該電子制御ユニットにより、エンジン20の点火制御や燃料噴射制御等がなされる。この電子制御ユニットには、エンジン温度情報として後述の油温センサ55からの検出情報が入力される。
シリンダ部23は、クランクケース21と一体的に設けられるシリンダ本体26と、該シリンダ本体26上に取り付けられるシリンダヘッド27と、該シリンダヘッド27上に取り付けられるヘッドカバー28とを主になる。シリンダ本体26のシリンダボア26a内にはピストン26bが摺動可能に嵌装され、該ピストン26bの頂部とシリンダヘッド27との間には燃焼室が形成される。この燃焼室内での燃料及び外気の混合気の燃焼により、ピストン26bがシリンダボア26a内を往復動し、該往復動がコンロッドを介してクランクシャフト22の回転動に変換される。
図2に示すように、シリンダヘッド27内には、前記クランク軸線C1と平行な吸排気用カムシャフト31,32及び吸排気バルブ33,34を主とする動弁機構30が配設される。各カムシャフト31,32は、チェーン式又はギヤトレイン式の伝動機構40(図3参照)を介してクランクシャフト22と連係駆動する。なお、図中符号C3,C4は各カムシャフト31,32の回転中心軸線をそれぞれ示す。
シリンダヘッド27の後部内及び前部内にはそれぞれ吸排気ポート35,36が形成され、これら各ポート35,36の燃焼室側開口がそれぞれ前記吸排気バルブ33,34により開閉される。
図1を併せて参照し、前記スロットルボディ24内には吸気ポート35に連なる吸気通路24aが形成され、該吸気通路24aがバタフライ式のスロットルバルブにより開閉される。また、スロットルボディ24には、前記電子制御ユニットの制御により吸気通路24aに燃料を噴射するインジェクタ24cが取り付けられる。
クランクケース21の下部内(オイルパン内)にはエンジンオイルが貯留され、該エンジンオイルがクランクケース21と連係駆動する不図示のオイルポンプの作動によりエンジン内各部に圧送される。これにより、エンジンオイルがエンジン内各部の潤滑に供されると共に、その気密、冷却及び緩衝等にも作用する。
動弁機構30へのエンジンオイルの供給は、前記オイルポンプから圧送されたエンジンオイルがシリンダヘッド27に至り、該エンジンオイルが各カムシャフト31,32内の中空部を経て各摺動部に供給されることでなされる。
図3を併せて参照し、動弁機構30に供給されたエンジンオイルは、シリンダ部23右側における前記伝動機構40を収容する伝動機構収容室41を経てクランクケース21内に戻される。クランクケース21内に戻されたエンジンオイルは、前記オイルポンプの作動によりエンジン内を適宜循環する。
シリンダヘッド27の上部内に前記ヘッドカバー28と共に形成される動弁室42は、伝動機構収容室41を介してクランクケース21内と連通する油室とされる。シリンダヘッド27における吸気側カムシャフト31の下方には、シリンダヘッド27及びシリンダ本体26をクランクケース21に固定する固定ボルト用の左右一対の吸気側ボルト挿通孔43及びボルト座面43aが形成され、シリンダヘッド27における排気側カムシャフト32の下方には、前記固定ボルト用の左右一対の排気側ボルト挿通孔44及びボルト座面44aが形成される。なお、図2,3中符号28aはヘッドカバー28をシリンダヘッド27に取り付けるための取り付けボスを、符号28bは取り付けボス28aにシリンダ軸線C2に沿って形成されたボルト孔をそれぞれ示す。
左右の吸気側ボルト座面43aの間には、吸気バルブ33のステムを挿通する左右一対の吸気側バルブガイド45の上端部が位置し、左右の排気側ボルト座面44aの間には、排気バルブ34のステムを挿通する左右一対の排気側バルブガイド46の上端部が位置する。すなわち、エンジン20は四バルブ式とされる。
ここで、動弁室42における各カムシャフト31,32の下方に位置する部位には、各カムシャフト31,32の軸受け部周辺に対して下方(クランクケース21側)に凹む(深さを増す)吸気側及び排気側オイルジャケット47,48が設けられる。
各オイルジャケット47,48の底壁部には前記各ボルト座面43a,44aが形成され、該各ボルト座面43a,44aの近傍には前記各バルブガイド45,46の上端部が配置される。各オイルジャケット47,48の右端部は伝動機構収容室41内に開放し、動弁機構30に供給されたエンジンオイルは、各オイルジャケット47,48内に滴下した後、その右端部から伝動機構収容室41内に至ってクランクケース21内に戻される。
吸気側オイルジャケット47の前壁部と排気側オイルジャケット48の後壁部とはシリンダ軸線C2を挟んで互いに前後に離間する。各オイルジャケット47,48間の空間は点火プラグ着脱用のプラグホール49bであり(図2参照)、該プラグホール49bはシリンダ部23左方(伝動機構収容室41と反対側)に開放するエアジャケットでもある。なお、図3中符号49,49aはシリンダ軸線C2と概ね同軸のプラグ取り付け孔及びプラグ座面をそれぞれ示す。
そして、吸気側オイルジャケット47の底壁部における左側(伝動機構収容室41と反対側)のボルト座面43aの直ぐ後方となる部位には、シリンダ軸線C2に沿うように下方に凹む油溜まり51が形成される。油溜まり51は前後幅が狭い直方体形状をなすもので、この油溜まり51内に検出部57を臨ませるように、シリンダヘッド27内のエンジンオイルの温度を検出する前記油温センサ55が設けられる。
油溜まり51の上方には、前記ヘッドカバー28をシリンダヘッド27に取り付けるための取り付けボス28aが位置し(図3参照)、該取り付けボス28aが、シリンダ軸線23に沿う矢視で、油溜まり51の一部と重なるように(油溜まり51の一部を上方から覆うように)設けられる。
油温センサ55は、ボルト形状の本体部56の首下先端から棒状の検出部57を同軸に突出させると共に、本体部56の頭部からは配線接続用のカプラ58を突出させた構成を有し、その中心軸線(センサ軸線)C5をシリンダ軸線C2及び左右方向と直交させるように配置される。油温センサ55は、本体部56の頭部に工具を装着し軸線C5回りに回転させることで、シリンダヘッド27に対して着脱される。
図4を併せて参照し、シリンダヘッド27の後壁部(吸気側壁部)における吸気ポート35のシリンダ外側開口の左方となる部位には、油温センサ55用の取り付けボス52が後方に突出するように形成される。取り付けボス52は油溜まり51の直ぐ後方に位置し、この取り付けボス52内に油温センサ55の検出部57及び本体部56首下を後方から差し込み、該油温センサ55の検出部57を油溜まり51内に挿入すると共に本体部56首下を取り付けボス52内周に螺着することで、シリンダヘッド27に油温センサ55が固定される。
シリンダヘッド27における取り付けボス52の左方となる部位(吸気ポート35及びスロットルボディ24と反対側の部位)には、油温センサ55の***作部である本体部56の頭部を左方から覆うリブ53が設けられる。リブ53は、前記センサ軸線C5に沿う矢視で該軸線C5を中心とした円弧状をなし、取り付けボス52の左方に隣接するように設けられる。
ここで、前傾姿勢のシリンダ部23(シリンダヘッド27)におけるシリンダ軸線C2よりも上側(吸気側)となる部位は、シリンダ軸線C2よりも下側(排気側)となる部位に比べて、エンジン内を循環するエンジンオイルが集まり難くその流量も少ない。すなわち、前傾姿勢のシリンダ部23の上側となる吸気側に前記油溜まり51を設けることで、該油溜まり51内のエンジンオイルの出入りを比較的少なくできる。このような油溜まり51内の油温を油温センサ55で検出することで、エンジンオイルの循環による油温の変動を抑えた上で精度の良い油温検出が可能となる。
また、油温センサ55が吸気ポート35のシリンダ外側開口の左側に隣接配置されることで、該油温センサ55に対するエンジン排気熱の影響が抑えられ、油温検出精度がより一層高まると共に、油温センサ55がスロットルボディ24と隣接する(エンジン側面視で重なる)こととなり、該油温センサ55に対するカバー等の部品の簡素化が図られるのである。
以上説明したように、上記実施例における空冷エンジン20は、クランクシャフト22を回転自在に支承するクランクケース21と、前記クランクシャフト22に連結されたピストン26bを摺動自在に嵌合させるシリンダボア26aを有すると共に前記ピストン26bの頂部を臨ませる燃焼室を形成するシリンダ部23とを備え、前記シリンダ部23が、前記シリンダボア26aを形成するシリンダ本体26と、該シリンダ本体26に結合されると共に動弁機構30を支持するシリンダヘッド27とを有してなるものにおいて、前記シリンダヘッド27内に前記動弁機構30に対するエンジンオイルの流路となるオイルジャケット47を備え、該オイルジャケット47の壁部に前記エンジンオイルを滞留させる油溜まり51が凹設されると共に、該油溜まり51内の油温を検出するべく前記シリンダヘッド27に油温センサ55が取り付けられるものである。
この構成によれば、シリンダヘッド27内のオイルジャケット47における油溜まり51内の油温を検出することで、油温検出に対するエンジンオイルの循環の影響を抑え、シリンダヘッド27内の油温ひいては当該空冷エンジン20のエンジン温度の検出精度を向上させることができる。
また、上記空冷エンジン20は、前記油温センサ55の検出値に基づいて燃料噴射量が制御されるインジェクタ24cを備えることで、インジェクタ24cからの燃料噴射量をより正確に制御でき、当該空冷エンジン20の燃費及び排ガス性能を向上させることができる。
さらに、上記空冷エンジン20は、前記油温センサ55が、前記シリンダヘッド27の吸気ポート35に連結されるスロットルボディ24に隣接して配置されることで、油温センサ55の一側をスロットルボディ24でカバーすると共に、エンジン排気熱による油温センサ55の検出値への影響を抑えることができる。
また、上記空冷エンジン20は、前記シリンダヘッド27が、前記油温センサ55の本体部56を前記スロットルボディ24と反対側から覆うリブ53を有し、該リブ53が前記油温センサ55の取り付けボス52に隣接して配置されることで、油温センサ55及びスロットルボディ24をシリンダヘッド27に組み付けた後には、油温センサ55へのアクセスがし難くなり、油温センサ55を外す等の誤操作や悪戯を防止できる。
さらにまた、上記空冷エンジン20は、前記シリンダ部23が、垂直方向に対して傾斜して設けられると共に、前記クランクシャフト22の動力を前記動弁機構30に伝達する伝動機構40を収容するべく前記クランクケース21内とシリンダヘッド27内とを連通する伝動機構収容室41を有し、前記油溜まり51が、前記オイルジャケット47におけるシリンダ軸線C2よりも上側かつ前記伝動機構収容室41とは反対側に配置されることで、シリンダヘッド27内のエンジンオイルが集まり難く、かつ該エンジンオイルのシリンダヘッド27内からクランクケース21内への戻り通路となる伝動機構収容室41からも離間した部位に油溜まり51が配置されることとなり、該油溜まり51内のエンジンオイルの出入りを抑えて油温検出精度をより一層向上させることができる。
次に、この発明の第二実施例について図5〜7を参照して説明する。
この実施例の空冷エンジン120は、前記第一実施例のものに対して、OHC二バルブ式の動弁機構130を有し、シリンダ部123左側にカムチェーン室(伝動機構収容室)141を有し、前傾姿勢のシリンダ部123のシリンダ軸線C2よりも上側(吸気側)かつ左側(カムチェーン室141側)に油溜まり151が設けられる点を主に異なるもので、前記実施例と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
図5に示すエンジン120は空冷単気筒エンジンであり、クランク軸線C1を車両左右方向(車幅方向)に沿わせて配置され、クランクケース21上にはシリンダ部123が略垂直に(やや前傾姿勢で)立設され、シリンダ軸線C2はその上部が前側に位置するように垂直方向に対して傾斜する。
このエンジン120の燃料供給系統にも電子制御式燃料噴射装置が採用され、その運転を制御する不図示の電子制御ユニットには、エンジン温度情報として前記油温センサ55からの検出情報が入力される。
シリンダ部123は、前記シリンダ部23に対してシリンダヘッド127のみ異なる。
すなわち、シリンダヘッド127内には、クランク軸線C1と平行な単一のカムシャフト131及び吸排気バルブ133,134を主とする動弁機構130が配設される。カムシャフト131はチェーン式伝動機構140を介してクランクシャフト22と連係駆動する。なお、図中符号C3’はカムシャフト131の回転中心軸線を示す。
シリンダヘッド127の後部内及び前部内にはそれぞれ吸排気ポート135,136が形成され、これら各ポート135,136の燃焼室側開口がそれぞれ前記吸排気バルブ133,134により開閉される。スロットルボディ24内には吸気ポート135に連なる吸気通路24aが形成され、該吸気通路24aがバタフライ式のスロットルバルブ24bにより開閉される。スロットルボディ24には、前記電子制御ユニットの制御により吸気通路24aに燃料を噴射するインジェクタ24cが取り付けられる。
動弁機構130に供給されたエンジンオイルは、シリンダ部123左側におけるチェーン式伝動機構140を収容するカムチェーン室141を経てクランクケース21内に戻される。すなわち、シリンダヘッド127上部内の動弁室142は、カムチェーン室141を介してクランクケース21内と連通する油室とされる。
チェーン式伝動機構140は、クランクシャフト22の左側に設けられるカムドライブスプロケット140aと、カムシャフト131の左端部に固定されるカムドリブンスプロケット140bと、これら各スプロケット140a,140bに渡って掛け回される無端状のカムチェーン140cとを有してなる。
図6を併せて参照し、シリンダヘッド127におけるカムシャフト131の軸受け部133aの前後には、シリンダヘッド127及びシリンダ本体26をクランクケース21に固定する固定ボルト用の左右一対の吸気側ボルト挿通孔143及びボルト座面143a並びに排気側ボルト挿通孔144及びボルト座面144aが形成される。
ここで、動弁室142の前部及び後部には、前記軸受け部133a及びボルト座面143a,144a周辺に対して下方(クランクケース21側)に凹む(深さを増す)吸気側及び排気側オイルジャケット147,148が設けられる。各オイルジャケット147,148の底壁部における左右の吸気側ボルト座面143aの間となる部位には単一の吸気側バルブガイド45aの上端部が設けられ、左右の排気側ボルト座面144aの間となる部位には単一の排気側バルブガイド46aの上端部が設けられる。
各オイルジャケット147,148の左端部はカムチェーン室141内に開放し、動弁機構130に供給されたエンジンオイルは、各オイルジャケット147,148内に滴下した後、その左端部からカムチェーン室141内に至ってクランクケース21内に戻される。
そして、吸気側オイルジャケット147の底壁部における左側(カムチェーン室141側)のボルト座面143aの後方となる部位には、シリンダ軸線C2に沿うように下方に凹む油溜まり151が形成される。油溜まり151は略立方体形状をなすもので、この油溜まり151内に検出部57を臨ませるように、前記油温センサ55がシリンダヘッド127に取り付けられる。油温センサ55は、前記センサ軸線C5をシリンダ軸線C2及び左右方向と直交させるように配置される。
図7を併せて参照し、シリンダヘッド127の後壁部(吸気側壁部)における吸気ポート135のシリンダ外側開口の左方となる部位には、油温センサ55用の取り付けボス152が形成される。取り付けボス152は油溜まり151の直ぐ後方に位置し、この取り付けボス152内に油温センサ55の検出部57及び本体部56首下を後方から差し込み、該油温センサ55の検出部57を油溜まり151内に挿入すると共に本体部56首下を取り付けボス152内周に螺着することで、シリンダヘッド127に油温センサ55が固定される。
図5,6に示すように、油溜まり151の直ぐ前方には、カムチェーン室141後側に位置するカムチェーンテンショナ160のテンショナアーム161を支持するピボット部153が位置する。
ここで、図5中矢印F1はエンジン運転時におけるカムドライブスプロケット140a(クランクシャフト22)の回転方向を、矢印F2はカムドリブンスプロケット140b(カムシャフト131)の回転方向をそれぞれ示す。
カムチェーン140cにおけるカムチェーン室141前側に位置する部位は、カムドライブスプロケット140aによる引き込み側(張り側)とされ、カムチェーン室141後側に位置する部位は、カムドライブスプロケット140aからの送り出し側(弛み側)とされる。カムチェーン140cは、左右方向と直交する平面に沿って各スプロケット140a,140bの外周を巻回する。
カムチェーン室141前側には、カムチェーン140cの張り側に該カムチェーン140cの巻回領域外側から摺接してその進行方向を案内するチェーンガイド160aが固定的に設けられる。一方、カムチェーン室141後側には、カムチェーン140cの弛み側に該カムチェーン140cの巻回領域外側から摺接してその進行方向を案内すると共に適正な張力を付与する(弛みを除去する)テンショナアーム161を有するカムチェーンテンショナ160が設けられる。
テンショナアーム161は、カムチェーン140cの長手方向(進行方向)に沿うように延びるもので、エンジン側面視でカムチェーン140cの巻回領域内側に凸となるように弾性的に湾曲可能とされる。テンショナアーム161の上端部は前記油溜まり151の斜め前上方まで至り、テンショナアーム161の下端部はカムドライブスプロケット140aの後方まで至る。テンショナアーム161の上端部の右側には、前記吸気側オイルジャケット147の底壁部からシリンダ軸線C2に沿うように上方に突出する前記ピボット部153が隣接配置される。
テンショナアーム161の上端部は、左右方向に沿う回動中心軸線C6を有するテンショナアジャスタ162が貫通し、該テンショナアジャスタ162を介して、テンショナアーム161の上端部がピボット部153及びカムチェーン室141の左側壁部(外側壁部)に回動可能に支持される。
テンショナアジャスタ162は、前記軸線C6と同軸円柱状をなしてカムチェーン室141の左側壁部の支持孔に挿通支持される基部162aと、該基部162aの右端から右方に突出する円柱状の偏心軸162bと、前記軸線C6と同軸棒状をなして偏心軸162bの右端から右方に突出して前記ピボット部153の支持孔に挿通支持される支持ピン162cとを有してなる。
テンショナアジャスタ162の基部162aの左端部はシリンダ部123外側に露出し、該左端部に工具を係合させることで、テンショナアジャスタ162を前記軸線C6回りに回動可能である。テンショナアジャスタ162の偏心軸162bはテンショナアーム161の上端部を回動可能に貫通支持し、このテンショナアジャスタ162を軸線C6回りに回動させることで、テンショナアーム161の上端部を軸線C6回りに所定量変位させることが可能である。なお、テンショナアジャスタ162は、不図示の固定手段により任意の回動位置で固定可能である。
一方、テンショナアーム161の下端部は、テンショナバー163下の支持ブラケット163aに左右方向に沿う支持軸を介して回動可能に支持される。テンショナバー163は、テンショナアーム161の直ぐ後方においてシリンダ軸線C2に沿うように上下に延び、その上部はカムチェーン室141の後壁部に形成された支持孔内に上下動可能に挿通支持される。テンショナバー163は、自身を挿通する引張コイルスプリング164のバネ力により上方に向けて付勢され、もってテンショナアーム161の下端部が上方に向けて付勢される。
テンショナアーム161は、前記引張コイルスプリング164のバネ力により、自身を前方(カムチェーン140c側)に押し出すように湾曲し、カムチェーン140cにその巻回領域外側から摺接して所定の張力を付与する。このときのテンショナアーム161の前方への押圧力ひいてはカムチェーン140cの張力は、前記テンショナアジャスタ162の回動により調整可能である。
すなわち、前述の如くテンショナアジャスタ162を回動させてテンショナアーム161の上端部を上下動させることで、該テンショナアーム161の曲率を変化させ、テンショナアーム161の前方への押し出し量を変化させ、もってカムチェーン140cに付与する張力を変化させるのである。なお、カムチェーン室141の後壁部には、カムチェーン140cの張力調整後にテンショナバー163の上下動を規制するべくこれを固定する固定ボルト165が取り付けられる。
以上説明したように、上記実施例における空冷エンジン120においても、シリンダヘッド127内に動弁機構130に対するエンジンオイルの流路となるオイルジャケット147を備え、該オイルジャケット147の壁部に前記エンジンオイルを滞留させる油溜まり151が凹設されると共に、該油溜まり151内の油温を検出するべく前記シリンダヘッド127に油温センサ55が取り付けられることで、第一実施例と同様、シリンダヘッド127内の油温ひいては当該空冷エンジン120のエンジン温度の検出精度を向上させることができ、当該空冷エンジン120の燃費及び排ガス性能を向上させることができ、エンジン排気熱による油温センサ55の検出値への影響を抑えることができる。
また、上記空冷エンジン120は、前記油溜まり151が、前記オイルジャケット147におけるシリンダ軸線C2よりも上側かつ前記カムチェーン室141側に配置され、かつカムチェーンテンショナ160のテンショナアーム161を支持するべく前記オイルジャケット147の壁部にピボット部153が突設され、該ピボット部153とシリンダヘッド127の壁部との間に前記油溜まり151が配置されることで、油溜まり151内のエンジンオイルの出入りをさらに抑えて油温検出精度をより一層向上させることができる。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、油温センサ55がシリンダ軸線C2と直交せずシリンダ側面視で所定角度を有して配置される構成であってもよい。同様に、油圧センサ55が左右方向と直交せずシリンダ上面視で所定角度を有して配置される構成であってもよい。
また、単気筒エンジンに限らず、並列及びV型等の各種形式の複数気筒エンジンに適用してもよく、かつクランク軸線を車両前後方向に沿わせた縦置きエンジン等に適用してもよい。さらに、チェーン式ではなくギヤやシャフトを用いた伝動機構を用いてカムシャフトを駆動させるエンジンに適用してもよい。
そして、上記実施例における構成はこの発明の一例であり、自動二輪車に限らず三輪又は四輪の車両にも適用できることはもちろん、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
この発明の実施例における自動二輪車の左側面図である。 上記自動二輪車のエンジンのシリンダヘッドの左右方向に直交する断面図である。 図2のA−A断面図である。 図2のB矢視図である。 この発明の第二実施例におけるエンジンのシリンダ部周りの左右方向に直交する断面図である。 図5に示すエンジンのシリンダヘッドの上面図である。 図5のC矢視図である。
符号の説明
20,120 空冷エンジン
21 クランクケース
22 クランクシャフト
23,123 シリンダ部
C2 シリンダ軸線
24 スロットルボディ(吸気系部品)
24c インジェクタ(燃料噴射弁)
26 シリンダ本体
26a シリンダボア
26b ピストン
27,127 シリンダヘッド
30,130 動弁機構
35,135 吸気ポート
40 伝動機構
41 伝動機構収容室
47,147 吸気側オイルジャケット(オイルジャケット)
48,148 排気側オイルジャケット(オイルジャケット)
15,151 油溜まり
52 取り付けボス(取り付け部)
53 リブ(壁部)
55 油温センサ
56 本体部(***作部)

Claims (4)

  1. クランクシャフト(22)を回転自在に支承するクランクケース(21)と、前記クランクシャフト(22)に連結されたピストン(26b)を摺動自在に嵌合させるシリンダボア(26a)を有すると共に前記ピストン(26b)の頂部を臨ませる燃焼室を形成するシリンダ部(23,123)とを備え、前記シリンダ部(23,123)が、前記シリンダボア(26a)を形成するシリンダ本体(26)と、該シリンダ本体(26)に結合されると共に動弁機構(30,130)を支持するシリンダヘッド(27,127)とを有してなる空冷エンジン(20,120)において、
    前記シリンダヘッド(27,127)内に前記動弁機構(30,130)に対するエンジンオイルの流路となるオイルジャケット(47,147)を備え、該オイルジャケット(47,147)の一部に前記エンジンオイルを滞留させる油溜まり(51,151)が設けられると共に、該油溜まり(51,151)内の油温を検出するべく前記シリンダヘッド(27,127)に油温センサ(55)が取り付けられ、前記油温センサ(55)が、前記シリンダヘッド(27,127)の吸気ポート(35,135)に連結される吸気系部品(24)に隣接して配置されることを特徴とする空冷エンジン。
  2. 前記油温センサ(55)の検出値に基づいて燃料噴射量が制御される燃料噴射弁(24c)を備えることを特徴とする請求項1に記載の空冷エンジン。
  3. 前記シリンダヘッド(27)が、前記油温センサ(55)の***作部(56)を前記吸気系部品(24)と反対側から覆う壁部(53)を有し、該壁部(53)が前記油温センサ(55)の取り付け部(52)に隣接して配置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の空冷エンジン。
  4. 前記シリンダ部(23)が、垂直方向に対して傾斜して設けられると共に、前記クランクシャフト(22)の動力を前記動弁機構(30)に伝達する伝動機構(40)を収容するべく前記クランクケース(21)内とシリンダヘッド(27)内とを連通する伝動機構収容室(41)を有し、前記油溜まり(51)が、前記オイルジャケット(47)におけるシリンダ軸線(C2)よりも上側かつ前記伝動機構収容室(41)とは反対側に配置されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の空冷エンジン。
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