JP5032102B2 - 車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置 - Google Patents

車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、トラック等の車両に搭載される車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置に係り、特に、その車両のエンジンにより駆動される油圧ポンプを油圧源として作動する構造の車両搭載用クレーンに好適な圧油供給量制御装置に関する。
この種の車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置としては、例えば特許文献1に記載の技術が知られている。
特許文献1に記載の技術では、圧油供給量制御装置は、例えば図4に示すように、エンジン6によって同時に駆動される主油圧ポンプ7および副油圧ポンプ8を備えている。そして、副油圧ポンプ8から吐出される圧油の流量を制御する流量制御弁5を装備しており、主油圧ポンプ7から吐出された圧油に、副油圧ポンプ8から吐出され流量制御弁5で任意の流量に調整された圧油を合流させて、コントロールバルブ3へ供給するように構成されている。
この圧油供給量制御装置では、アクセルシリンダ4とエンジン6の燃料噴射量を制御するガバナ20とを備え、このアクセルシリンダ4とガバナ20とは、第一のリンク21で相互に連結されており、また、アクセルシリンダ4と副油圧ポンプ8の流量制御弁5とは、第一のリンク21と同時に作動する第二のリンク22で相互に連結されている。そのため、アクセルシリンダ4と流量制御弁5とは一定の動作関係にあり、この一定の動作関係によって圧油供給量の制御を確実に行えるようになっている。
そして、コントローラ120による操作入力に応じて、エンジン6の回転数を制御するアクセルシリンダ4の制御がなされ、同時に、アクセルシリンダ4に連結した副油圧ポンプ8の流量制御弁5を第二のリンク22を介して作動させ、これにより、主油圧ポンプ7から吐出される圧油に、副油圧ポンプ8から吐出されて流量制御弁5で所定の流量に調整された圧油を合流させて、クレーンのコントロールバルブ3に供給するようになっている。
同文献に記載の圧油供給量制御装置によれば、例えば主油圧ポンプのみを装備する車両搭載用クレーンに比べ、エンジンの騒音を抑制し、燃費を向上させることが可能である。
特公平6−6476号公報
すなわち、このシステムの目的とするところは、エンジン回転数が低く回転トルクが小さい場合は、エンジン6のトルク負荷を抑えるために、副油圧ポンプ8からの圧油については流量制御弁5によってタンク9に戻して、主油圧ポンプ7からの圧油のみをコントロールバルブ3側へ供給するためであり、また、エンジン回転数が上昇し回転トルクが大きくなった場合は、副油圧ポンプ8からの圧油の流量を制御するための流量制御弁5を開き、主油圧ポンプ7からの圧油に副油圧ポンプ8からの圧油を合流させ、圧油の供給量を必要量だけ増やし、エンジン回転数をできるだけ低く抑えることで、省エネおよび低騒音化を図ることにある。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、アクセルシリンダ4とガバナ20とは、第一のリンク21で相互に連結されており、同時に、アクセルシリンダ4と流量制御弁5とは、第二のリンク22で相互に連結されているので、エンジン回転数と流量制御弁5の制御流量との関係を変更することができない。つまり、リンクの移動量に応じてエンジン回転が全範囲に亘ってほぼ比例的に上昇するので、常にエンジンの回転トルクが不足することがないよう、エンジン回転数を少し高くなるまで上昇させて必要な回転トルクを確保しつつ、副油圧ポンプ8からの圧油を合流させるように設定されている。したがって、更なる省エネおよび低騒音化をする上では、未だ改善の余地が残されている。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、ダブルポンプ方式を採用する圧油供給量制御装置において、更にエンジンの騒音を抑制し、燃費を向上させ得る車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、車両に搭載されるクレーンに供給する圧油の供給量を制御するために用いられ、前記車両のエンジンによって同時に駆動される主油圧ポンプ及び副油圧ポンプと、前記副油圧ポンプから吐出される圧油の流量を所望の流量に調整する流量制御弁と、前記クレーンへの操作信号入力に応じて、前記エンジンの回転数および前記流量制御弁を制御可能なコントローラとを備え、前記主油圧ポンプから吐出される圧油に、前記流量制御弁で調整された前記副油圧ポンプの圧油を合流させて前記クレーンを駆動するためのコントロールバルブに供給する圧油供給量制御装置であって、前記コントローラは、前記エンジンの回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記流量制御弁から吐出される圧油の流量を制御する吐出流量制御手段とを備え、前記吐出流量制御手段は、前記流量制御弁を全閉して前記主油圧ポンプの圧油のみを前記コントロールバルブに供給する第一の流量制御と、前記副油圧ポンプの圧油を前記主油圧ポンプから吐出される圧油に合流させるときに、合流後の圧油の吐出量を前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように合流させて前記コントロールバルブに供給する第二の流量制御と、前記流量制御弁を全開して前記主油圧ポンプおよび副油圧ポンプから吐出可能な圧油の最大量を前記コントロールバルブに供給する第三の流量制御とを含んで構成され、前記エンジン回転数制御手段は、前記エンジンの回転数をアイドリング回転数から前記エンジンの回転トルクが不足することがない必要十分なトルクとなる第二のエンジン回転数まで前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように上昇させる第一の回転数制御と、前記エンジンの回転数を、前記第二のエンジン回転数に維持する第二の回転数制御と、前記エンジンの回転数を、前記第二のエンジン回転数からそれよりも高い第三のエンジン回転数に、前記操作信号入力の割合に応じて比例的に上昇させる第三の回転数制御とを含んで構成されており、さらに、前記コントローラは、前記操作信号入力の割合が第一の割合未満の第一の領域のときには、前記第一の回転数制御およびこれに対応して前記第一の流量制御を実行し、前記操作信号入力の割合が第一の割合以上且つ第一の割合よりも大きい第二の割合未満の第二の領域のときには、前記第二の回転数制御およびこれに対応して前記第二の流量制御を実行し、前記操作信号入力の割合が第二の割合以上の第三の領域のときには、前記第三の回転数制御およびこれに対応して前記第三の流量制御を実行するようになっていることを特徴としている。
本発明に係る圧油供給量制御装置によれば、操作信号入力の割合が第一の領域のときには、吐出流量制御手段での第一の流量制御によって主油圧ポンプの圧油のみが吐出され、これに対応してエンジン回転数制御手段によってエンジンの回転数をアイドリング回転数からエンジンの回転トルクが不足することがない必要十分なトルクとなる第二のエンジン回転数まで操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように上昇させる第一の回転数制御がなされるので、例えばインチング動作等のように、圧油の吐出量が少なくて済むときには、エンジン回転数を低く抑えることで、省エネおよび低騒音化が可能である。
そして、操作信号入力の割合が第二の領域のときには、エンジン回転数制御手段は、第二の回転数制御によって、エンジンの回転トルクが不足することがない必要十分な第二のエンジン回転数を維持しており、その第二のエンジン回転数で、これに対応して吐出流量制御手段での第二の流量制御によって圧油の合流が開始される。そして、この第二の流量制御によれば、合流後の圧油の吐出量が操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように合流させるようになっているので、合流後の圧油の吐出量を比例的に変化するように合流させることで、エンジンへのトルクの極端な変動が抑制される。したがって、エンジンの騒音を抑制し、燃費を向上させることができる。また、予め第二のエンジン回転数までエンジン回転数を上げておいてから圧油の合流が開始されるので、エンストのおそれがなく、合流を円滑に開始することが可能であり、また、吐出する圧油の流れを安定させることができるので、クレーンの動作をより安定させることができる。
さらに、操作信号入力の割合が第三の領域のときには、吐出流量制御手段は、第三の流量制御によって流量制御弁を全開して主油圧ポンプおよび副油圧ポンプから吐出可能な圧油の最大量を吐出するようになっており、これに対応してエンジン回転数制御手段は、第三の回転数制御によって、操作信号入力の割合に応じて、第二のエンジン回転数よりも高い第三のエンジン回転数に、エンジンの回転数を操作信号入力の割合に応じて比例的に上昇させるので、流量制御弁が全開後についても、エンジンへのトルクの極端な変動が抑制される。したがって、エンジンの騒音を抑制し、燃費を向上させることができる。
ここで、本発明に係る圧油供給量制御装置において、前記コントローラは、前記エンジン回転数制御手段と前記吐出流量制御手段との協働によって前記コントロールバルブに供給する圧油の合計流量を、前記操作信号入力の割合に応じて全領域に亘って比例的に上昇させるようになっていることが好ましい。このような構成であれば、コントロールバルブに供給される圧油の合計流量が操作信号入力の割合に応じて全領域に亘って比例的に増えるので、吐出する圧油の流れがより安定し、これにより、エンジンの騒音をより好適に抑制し、燃費をより向上させるとともに、クレーンの動作をより安定させることができる。
また、本発明に係る圧油供給量制御装置において、前記主油圧ポンプの最大吐出量は、上記副油圧ポンプの最大吐出量よりも少ない量に設定されていることが好ましい。このような構成であれば、エンジン回転数が低く回転トルクが小さいときに、エンジンのトルク負荷を抑える上でより好適である。さらに、前記主油圧ポンプの最大吐出量は、インチング動作に必要十分な吐出量に設定されていることが好ましい。このような構成であれば、エンジン回転数が低く回転トルクが小さいときに、エンジンのトルク負荷を抑える上で一層好適である。
上述のように、本発明によれば、ダブルポンプ方式を採用する圧油供給量制御装置において、更にエンジンの騒音を抑制し、燃費を向上させ得る車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置を提供することができる。
以下、本発明に係る車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。なお、上記従来例と同様の構成については、同一の符号を付して説明する。
図1は、本発明に係る車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置を含む油圧回路を説明する図である。
同図に示すように、この車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置(以下、単に「制御装置」ともいう)は、作業者が所望の操作信号入力を入力するための操作入力装置1を有しており、この操作入力装置1は、作業者の操作に応じた操作信号を、信号線50を介してコントローラ2に出力可能になっている(なお、コントローラ2については後に詳述する)。
そして、この制御装置は、エンジン6によって同時に駆動される主油圧ポンプ7および副油圧ポンプ8を備えている。主油圧ポンプ7は、その吐出側が油圧回路の主回路24を介してコントロールバルブ3に直接接続されている。
また、副油圧ポンプ8は、その吐出側が流量制御弁5を介して主回路24に接続されており、主油圧ポンプ7から吐出される圧油に、流量制御弁5で調整された副油圧ポンプ8の圧油を合流させて、コントロールバルブ3へ供給するように構成されている。この流量制御弁5は、信号線52を介してコントローラ2に接続されており、コントローラ2からの制御信号に基づいて、副油圧ポンプ8から吐出される圧油の流量を所定の流量に調整可能になっている。
そして、コントロールバルブ3内には、クレーンの各アクチュエータ30〜33をそれぞれ駆動するための切換弁40がアクチュエータ30〜33毎に設けられている。そして、各切換弁40は、信号線53を介してコントローラ2に接続されており、上記操作信号に応じたコントローラ2からの制御信号に基づいて油路の切換動作が実行されるようになっている。
さらに、この制御装置は、アクセルシリンダ4およびガバナ20を備えており、アクセルシリンダ4とガバナ20とは、第一のリンク21で互いに連結されている。そして、このアクセルシリンダ4についても、信号線51を介してコントローラ2に接続されており、上記操作信号に応じたコントローラ2からの制御信号に基づいて駆動されるようになっており、さらに、アクセルシリンダ4の動作に応じて、ガバナ20によってエンジン6への燃料噴射量を調整することでエンジン回転数を所望の回転数に制御可能になっている。つまり、本実施形態では、上記例示したような第二のリンク22を有しない構造であり、エンジン6の回転数、および流量制御弁5による圧油の所定の流量は、それぞれ個別にコントローラ2で制御可能に構成されている。
ここで、コントローラ2は、図1に示すように、操作入力装置1の操作信号入力に応じて、圧油の供給量の管理をする制御圧油供給量管理部11と、制御圧油供給量管理部11からの指令に応じてアクセルシリンダ4に、対応する制御信号を出力するエンジン回転数制御部12と、制御圧油供給量管理部11からの指令に応じて流量制御弁5に、対応する制御信号を出力する吐出流量制御部13とを備え、エンジン6の回転数および流量制御弁5による圧油の流量を、クレーンへの操作信号入力の割合に応じて制御する圧油供給量制御処理を実行可能になっている。なお、エンジン回転数制御部12は、上記エンジン回転数制御手段に対応し、吐出流量制御部13は、上記吐出流量制御手段に対応している。
より詳しくは、上記コントローラ2は、(以下、いずれも図示しない)所定の制御プログラムに基づいて、上記圧油供給量制御処理に係る演算およびこの制御装置のシステム全体を制御するCPUと、所定領域にあらかじめCPUの制御プログラム等を格納しているROMと、ROM等から読み出したデータやCPUの演算過程で必要な演算結果を格納するためのRAMと、上述した操作入力装置1、コントロールバルブ3、アクセルシリンダ4、および流量制御弁5等を含めた外部装置に対してデータの入出力を媒介するI/F(インターフェイス)とを備えて構成されている。
そして、コントローラ2のI/Fは、上記各外部装置に対して、データを転送するためのバス等の信号線(図1に破線で示す符号50〜53)によって相互に操作信号ないし制御信号等のデータを授受可能に接続されており、これにより、上記操作入力装置1から入力された操作信号に応じた制御信号を、コントロールバルブ3、アクセルシリンダ4、および流量制御弁5にそれぞれに出力可能になっている。
ここで、ROMの所定領域には、上記圧油供給量制御処理を実行するブログラムが、その演算過程で必要な演算結果を導出可能な形式で適宜参照可能に格納されている。また、ROMには、所定の制御関数がテーブルデータとして格納されている。そして、この所定の制御関数が、コントローラ2で実行される上記圧油供給量制御処理において参照されるようになっている。つまり、コントローラ2で実行される圧油供給量制御処理は、操作入力装置1からの操作信号入力に応じて、アクセルシリンダ4および流量制御弁5に出力される制御信号が、上記所定の制御関数に基づいて個別に設定されるようになっている。
以下、この所定の制御関数およびこれに対応する圧油供給量制御処理についてより詳しく説明する。
図2は、この制御装置1に適用される所定の制御関数(圧油供給量制御処理に用いられる制御マップ)を説明する図である。
同図に示すグラフは、上記テーブルデータとして参照可能な制御関数(制御マップ)を表しており、最下段が流量制御弁5の開度、その上段に、エンジン回転数、定格圧力時の合計ポンプ駆動トルク、および主・副油圧ポンプ7,8による合計流量Gを順に示している。なお、同図に示すグラフの数値は、主油圧ポンプ7と副油圧ポンプ8の容積を、共に30cm3/revとし、エンジンのアイドリング回転数を400rpm、定格回転数を1000rpm、回転トルクが不足することがない必要十分な回転トルクとなるエンジン回転数を550rpm、エンジンとポンプの減速比を1(エンジン回転数=ポンプ回転数)、定格圧力20MPaと仮定した場合のものである。
なお、油圧ポンプの駆動トルクTは、以下の(式1)で算出される。また、吐出流量Qは、以下の(式2)で算出される。
T=P*q/2π(式1)
Q=q*N(式2)
但し、P:吐出圧力
q:ポンプ容積
N:ポンプ回転数
ここで、このコントローラ2内の制御圧油供給量管理部11は、操作信号入力の割合に応じた制御を実行するための3つの領域が設定されている。つまり、同図に示すように、本実施形態では、操作信号入力の割合が10%(第一の割合)未満の第一の領域R1と、操作信号入力の割合が10%以上且つ44%(第二の割合)未満の第二の領域R2と、操作信号入力の割合が44%以上の第三の領域R3とがそれぞれ設定されている。
さらに、上記吐出流量制御部13は、その3つの領域R1、R2、R3に対応する3つの制御を実行可能に構成されている。つまり、同図に示すように、吐出流量制御部13は、第一の流量制御V1、第二の流量制御V2および第三の流量制御V3を含んで構成されている。
詳しくは、吐出流量制御部13は、第一の流量制御V1では、流量制御弁5を全閉して主油圧ポンプ7の圧油のみをコントロールバルブ3に供給する制御をし、第二の流量制御V2では、副油圧ポンプ8の圧油を主油圧ポンプ8から吐出される圧油に合流させるときに、合流後の圧油の吐出量を前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように合流させてコントロールバルブ3に供給する制御をし、さらに、第三の流量制御V3では、流量制御弁5を全開して主油圧ポンプ7および副油圧ポンプ8から吐出可能な圧油の最大量をコントロールバルブ3に供給する制御をするようになっている。
また、上記エンジン回転数制御部12についても、上記3つの領域R1、R2、R3に対応する3つの制御を実行可能に構成されている。つまり、同図に示すように、エンジン回転数制御部12は、第一の回転数制御E1、第二の回転数制御E2および第三の回転数制御E3を含んで構成されている。
詳しくは、エンジン回転数制御部12は、第一の回転数制御E1では、エンジン6の回転数をアイドリング回転数(400rpm)からエンジン6の回転トルクが不足することがない必要十分なトルクとなる550rpm(第二のエンジン回転数)まで前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように上昇させる制御をし、第二の回転数制御E2では、エンジン6の回転数を、第二のエンジン回転数である550rpmに維持する制御をし、さらに、第三の回転数制御E3では、エンジン6の回転数を、第二のエンジン回転数である550rpmからそれよりも高い第三のエンジン回転数(1000rpm)に、前記操作信号入力の割合に応じて比例的に上昇させる制御をするようになっている。
そして、吐出流量制御部13は、上記第一の領域R1のときには、エンジン回転数制御部12には第一の回転数制御E1を実行させるとともに、これに対応して吐出流量制御部13には、第一の流量制御V1を実行させるようになっている。また、上記第二の領域R2のときには、エンジン回転数制御部12には第二の回転数制御E2を実行させるとともに、これに対応して吐出流量制御部13には、第二の流量制御V2を実行させるようになっている。さらに、第三の領域R3のときには、エンジン回転数制御部12には第三の回転数制御E3を実行させるとともに、これに対応して吐出流量制御部13には、第三の流量制御V3を実行させるようになっている。
つまり、このコントローラ2は、エンジン6の回転数が550rpmになるまでの間は、エンジン6の回転数の上昇を早め、550rpm(第二のエンジン回転数)になった段階でその回転数を維持し、その状態以降に流量制御弁5の開口を開始し、主油圧ポンプ7と副油圧ポンプ8との圧油の合流により、合計流量Gを比例的に増加させている。そして、流量制御弁5が全開になった後は、エンジン6の回転数の上昇を再開し、さらに、合計流量Gを比例的に増加させている。そして、このコントローラ2は、エンジン回転数制御部12と吐出流量制御部13との協働によってコントロールバルブ3に供給する圧油の合計流量Gを直線的に、つまり、同図に示すように、操作信号入力の割合に応じて全領域R1〜R3に亘って比例的に上昇させるように制御している。
次に、この車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置の作用・効果について説明する。
上述のように、この制御装置によれば、そのコントローラ2は、操作信号入力の割合が第一の領域R1のときには、吐出流量制御部13での第一の流量制御V1によって主油圧ポンプ7の圧油のみが吐出され、これに対応してエンジン回転数制御部12によってエンジン6の回転数をアイドリング回転数(400rpm)からエンジン6の回転トルクが不足することがない必要十分なトルクとなる550rpm(第二のエンジン回転数)まで前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように上昇させる第一の回転数制御E1がなされるので、例えばインチング動作等のように、圧油の吐出量が少なくて済むときには、エンジン回転数を低く抑えることで、省エネおよび低騒音化が可能である。
そして、このコントローラ2によれば、操作信号入力の割合が第二の領域R2のときには、エンジン回転数制御部12は、第二の回転数制御E2によって、エンジン6の回転トルクが不足することがない必要十分な第二のエンジン回転数である550rpmを維持しており、その第二のエンジン回転数まで上げておいてから、これに対応して吐出流量制御部13での第二の流量制御V2によって圧油の合流が開始される。そして、この第二の流量制御V2によれば、合流後の圧油の合計流量Gが比例的に変化するように合流させるようになっているので、エンジン6へのトルクの極端な変動が抑制される。したがって、エンジン6の騒音を抑制し、燃費を向上させることができる。また、予めエンジン6の回転トルクが不足することがない必要十分な第二のエンジン回転数(550rpm)までエンジン6の回転数を上げておいてから圧油の合流が開始されるので、エンストのおそれがなく、合流を円滑に開始することが可能であり、また、吐出する圧油の流れを安定させることができるので、クレーンの動作をより安定させることができる。
さらに、このコントローラ2によれば、操作信号入力の割合が第三の領域R3のときには、吐出流量制御部13は、第三の流量制御V3で流量制御弁5を全開して主油圧ポンプ7および副油圧ポンプ8から吐出可能な圧油の最大量を吐出するようになっており、これに対応してエンジン回転数制御部12は、第三の回転数制御E3によって、操作信号入力の割合に応じて、第二のエンジン回転数よりも高い第三のエンジン回転数(1000rpm)に、エンジン6の回転数を比例的に上昇させるので、流量制御弁5が全開後についても、エンジン6へのトルクの極端な変動が抑制される。したがって、エンジン6の騒音を抑制し、燃費を向上させることができる。
また、このコントローラ2によれば、エンジン回転数制御部12と吐出流量制御部13との協働によってコントロールバルブ3に供給する圧油の合計流量Gを、操作信号入力の割合に応じて全領域R1〜R3に亘って比例的に上昇させるように制御しているので、吐出する圧油の流れがより安定し、これにより、エンジン6の騒音をより好適に抑制し、燃費をより向上させるとともに、クレーンの動作をより安定させることができる。
例えば、図3に上述した例との比較のための他の制御関数を示す。なお、ポンプ容積、エンジンの定格回転数は、上述した本発明に係る所定の制御関数およびこの他の制御関数ともに同じである。
同図に示すように、この他の制御関数では、エンジン6の回転数が、400から1000rpmまで操作信号入力に対して比例上昇する一つの回転数制御Eのみのものとし、主油圧ポンプ7からの圧油に副油圧ポンプ8からの圧油を合流させてもエンスト等を起こさないで駆動させることができるトルクを発生する回転数を上記同様に550rpmと仮定した例である。
この例の場合、流量制御弁5は、同図に示すように、エンジン6の回転数が550rpmになってから、つまり、操作信号入力が25%になってから流量制御弁5が全閉の流量制御V1’から開口を開始させる必要が生じる流量制御V2’に移行することになる。なお、流量制御弁5が全開となる流量制御V3’のタイミングは任意に設定できるが、同図の例では、75%にて全開となる設定とした。その結果、コントロールバルブ3に供給される合計流量(吐出量)は、同図上段に示すように、合計流量G1、G2、G3を含む折れ曲がったグラフとなる。
ここで、図2および図3のグラフを比較すると、ポンプ容積、エンジン6の定格回転数は本発明に係る所定の制御関数および他の制御関数ともに同じであるため、操作信号入力に対して、供給される合計流量は同様である。しかし、図2に示す本発明に係る所定の制御関数では、副油圧ポンプ8からの圧油の合流を早い時期に始めて、操作信号の中間領域となる第二の領域R2においてエンジン6回転数を維持するように制御しており、得られる合計流量(吐出量)Gが直線的に上昇するように制御しているので、図3に示す他の制御関数に比べてエンジン回転数を全体として低く抑えることを可能としている。これにより、操作領域の大半の部分で、図3の他の制御関数に比べてエンジン回転数を一層低く抑えることを可能としている。
なお、本発明に係る車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態では、主油圧ポンプ7と副油圧ポンプ8の容積を、共に30cm/revとしている例で説明したが、これに限定されず、例えば主油圧ポンプの最大吐出量を、副油圧ポンプの最大吐出量よりも少ない量に設定してもよい。このような構成であれば、エンジン回転数が低く回転トルクが小さいときに、エンジンのトルク負荷を抑える上でより好適である。また、その場合において、例えば、主油圧ポンプの最大吐出量は、インチング動作に必要十分な吐出量に設定されていることは好ましい。このような構成であれば、エンジン回転数が低く回転トルクが小さいときに、エンジンのトルク負荷を抑える上で一層好適である。
本発明に係る車両搭載用クレーンの制御装置を説明する回路図である。 本発明に係る車両搭載用クレーンの制御装置に適用される所定の制御関数(圧油供給量制御処理に用いられる制御マップ)を説明する図である。 本発明に係る所定の制御関数との比較のための他の制御関数を説明する図である。 従来の車両搭載用クレーンの制御装置を説明する回路図である。
符号の説明
1 操作入力装置
2 コントローラ
3 コントロールバルブ
4 アクセルシリンダ
5 流量制御弁
6 エンジン
7 主油圧ポンプ
8 副油圧ポンプ
9 タンク
11 圧油供給量管理部
12 エンジン回転数制御部(エンジン回転数制御手段)
13 吐出流量制御部(吐出流量制御手段)
20 ガバナ
21 第一のリンク
24 主回路
26 リリーフ弁
30、31、32、33 アクチュエータ
40 切換弁
50、51、52、53 信号線

Claims (2)

  1. 車両に搭載されるクレーンに供給する圧油の供給量を制御するために用いられ、前記車両のエンジンによって同時に駆動される主油圧ポンプ及び副油圧ポンプと、前記副油圧ポンプから吐出される圧油の流量を所望の流量に調整する流量制御弁と、前記クレーンへの操作信号入力に応じて、前記エンジンの回転数および前記流量制御弁を制御可能なコントローラとを備え、前記主油圧ポンプから吐出される圧油に、前記流量制御弁で調整された前記副油圧ポンプの圧油を合流させて前記クレーンを駆動するためのコントロールバルブに供給する圧油供給量制御装置であって、
    前記コントローラは、前記エンジンの回転数を制御するエンジン回転数制御手段と、前記流量制御弁から吐出される圧油の流量を制御する吐出流量制御手段とを備え、
    前記吐出流量制御手段は、前記流量制御弁を全閉して前記主油圧ポンプの圧油のみを前記コントロールバルブに供給する第一の流量制御と、前記副油圧ポンプの圧油を前記主油圧ポンプから吐出される圧油に合流させるときに、合流後の圧油の吐出量を前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように合流させて前記コントロールバルブに供給する第二の流量制御と、前記流量制御弁を全開して前記主油圧ポンプおよび副油圧ポンプから吐出可能な圧油の最大量を前記コントロールバルブに供給する第三の流量制御とを含んで構成され、
    前記エンジン回転数制御手段は、前記エンジンの回転数をアイドリング回転数から前記エンジンの回転トルクが不足することがない必要十分なトルクとなる第二のエンジン回転数まで前記操作信号入力の割合に応じて比例的に変化するように上昇させる第一の回転数制御と、前記エンジンの回転数を、前記第二のエンジン回転数に維持する第二の回転数制御と、前記エンジンの回転数を、前記第二のエンジン回転数からそれよりも高い第三のエンジン回転数に、前記操作信号入力の割合に応じて比例的に上昇させる第三の回転数制御とを含んで構成されており、
    さらに、前記コントローラは、前記操作信号入力の割合が第一の割合未満の第一の領域のときには、前記第一の回転数制御およびこれに対応して前記第一の流量制御を実行し、前記操作信号入力の割合が第一の割合以上且つ第一の割合よりも大きい第二の割合未満の第二の領域のときには、前記第二の回転数制御およびこれに対応して前記第二の流量制御を実行し、前記操作信号入力の割合が第二の割合以上の第三の領域のときには、前記第三の回転数制御およびこれに対応して前記第三の流量制御を実行するようになっていることを特徴とする車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置。
  2. 請求項1において、
    前記コントローラは、前記エンジン回転数制御手段と前記吐出流量制御手段との協働によって前記コントロールバルブに供給する圧油の合計流量を、前記操作信号入力の割合に応じて全領域に亘って比例的に上昇させるようになっていることを特徴とする車両搭載用クレーンの圧油供給量制御装置。
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