JP5030710B2 - 蒸気タービン船 - Google Patents

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Description

本発明は、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船に関するものである。
船舶のプロペラを回転させる舶用蒸気タービンとしては、高圧タービンと低圧タービンとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2006−17007号公報
上記特許文献1に開示された舶用蒸気タービンは、高圧タービンと低圧タービンとが、船幅方向に並んで配置されて(船幅方向に沿って別々の場所に配置されて)おり、また、これら高圧タービンおよび低圧タービンを備えた舶用蒸気タービンにより、減速装置を介して一つのプロペラが回転させられるようになっている。そのため、蒸気タービン船を二軸化しようとした場合には、高圧タービンと低圧タービンとがそれぞれ二つずつ必要となり、設置スペース(特に、船幅方向)に制約のある機関室内にこれら高圧タービンおよび低圧タービンをすべて設置することは難しく、蒸気タービン船を二軸化することは難しいという問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る蒸気タービン船は、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、前記第1の推進用タービンおよび前記第2の推進用タービンには、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されている。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラが回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を実現することができる。
なお、一般に蒸気タービンにおいては、低負荷時は高圧部が主に仕事をし、負荷が上がってゆくに従い低圧部の仕事量の割合が増えてゆく特性となっており、機関出力の変化により第1の推進用タービンと第2の推進用タービンとの間に出力偏差が生じてしまうので、この形式のタービン配置では両者の出力偏差を補完するための構造を付加する必要がある。また、出力偏差を補完するための構造を用いて左右のプロペラの回転数を変化させることにより、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能をもたせることも期待できる。
また、このような蒸気タービン船によれば、過負荷側の推進用タービンの出力を軸発電機で電力として回収し、この電力を付加不足側の軸発電機に供給して動力に変換することで、各プロペラの回転数を容易に同期させることができる。
さらに、左右の軸発電機の電力回収量・電力供給量を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
本発明に係る蒸気タービン船は、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されている。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラが回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を実現することができる。
なお、一般に蒸気タービンにおいては、低負荷時は高圧部が主に仕事をし、負荷が上がってゆくに従い低圧部の仕事量の割合が増えてゆく特性となっており、機関出力の変化により第1の推進用タービンと第2の推進用タービンとの間に出力偏差が生じてしまうので、この形式のタービン配置では両者の出力偏差を補完するための構造を付加する必要がある。また、出力偏差を補完するための構造を用いて左右のプロペラの回転数を変化させることにより、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能をもたせることも期待できる。
また、このような蒸気タービン船によれば、各軸発電機が、例えば、増速機等を介さずに中間軸に直接取り付けられているので、増速機等を不要とすることができて、機関室内における設置スペースを減少させることができる。
さらに、増速機等を不要とすることができることにより、部品点数が減少することができ、保守点検(分解組立)時に要するメンテナンス費用の低減化を図ることができ、保守点検時に要する作業時間の短縮化を図ることができて、保守点検時に要するメンテナンススペースの縮小化を図ることができる。
本発明に係る蒸気タービン船は、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、前記第1の推進用タービンには発電機が、前記第2の推進用タービンには電動機がそれぞれ接続されており、かつ、これら発電機および電動機は、電気的に接続されている。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラが回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を実現することができる。
なお、一般に蒸気タービンにおいては、低負荷時は高圧部が主に仕事をし、負荷が上がってゆくに従い低圧部の仕事量の割合が増えてゆく特性となっており、機関出力の変化により第1の推進用タービンと第2の推進用タービンとの間に出力偏差が生じてしまうので、この形式のタービン配置では両者の出力偏差を補完するための構造を付加する必要がある。また、出力偏差を補完するための構造を用いて左右のプロペラの回転数を変化させることにより、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能をもたせることも期待できる。
また、このような蒸気タービン船によれば、低負荷時に相対的に出力過剰となる第1の推進用タービンの動力を発電機で電力として回収し、低負荷時に相対的に出力不足となる第2のタービンに接続された電動機に供給して動力に変換することで、第1のプロペラおよび第2のプロペラ回転数の同期が容易に行われることとなる。
第1の推進用タービンの発電機の電力回収量と第2の推進用タービンの電動機への電力供給量を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
さらに、高価な軸発電機でなく比較的安価な発電機及び電動機を採用することで、製造コストのさらなる低減化を図ることができる。
上記蒸気タービン船において、前記第2の推進用タービンには補助タービンが接続されているとさらに好適である。
このような蒸気タービン船によれば、前記第2の推進用タービンには、補助タービンが接続されているので、機関低出力時、第2の推進用タービンの負荷割合が第1の推進用タービンに比べて低い場合に、補助タービンを稼動することにより第2のプロペラの駆動出力を補い、第1のプロペラと第2のプロペラを同期させることが出来る。また、補助タービンの出力を制御して第1のプロペラに対する第2のプロペラの回転数を相対的に増減することにより、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
上記蒸気タービン船において、前記第1の推進用タービンおよび前記第2の推進用タービンには、補助タービンがそれぞれ接続されているとさらに好適である。
このような蒸気タービン船によれば、前記第1の推進用タービンおよび前記第2の推進用タービンの出力差を各々に接続された前記補助タービンの出力を調整することにより、容易に第1のプロペラおよび第2のプロペラの回転を同期させることができる。
第1の推進用タービンの補助タービン出力と第2の推進用タービンの補助タービン出力を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
本発明に係る蒸気タービン船は、前進用高圧タービンおよび前進用中圧タービンのみで構成された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されている。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラが回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を実現することができる。
また、第1の推進用タービンが高圧タービンと中圧タービンのみとなるので、軸長を短かくすることが出来、主機設計が容易になる。
なお、本構成においても、低負荷時は高圧部が主に仕事をし、負荷が上がってゆくに従い低圧部の仕事量の割合が増えてゆくという蒸気タービンの特性は変わらないので、機関出力の変化により第1の推進用タービンと第2の推進用タービンとの間に生じる出力偏差を補完するための構造を付加する必要がある。
また、このような蒸気タービン船によれば、各軸発電機が、例えば、増速機等を介さずに中間軸に直接取り付けられているので、増速機等を不要とすることができて、機関室内における設置スペースを減少させることができる。
さらに、増速機等を不要とすることができることにより、部品点数が減少することができ、保守点検(分解組立)時に要するメンテナンス費用の低減化を図ることができ、保守点検時に要する作業時間の短縮化を図ることができて、保守点検時に要するメンテナンススペースの縮小化を図ることができる。
上記蒸気タービン船において、前記第1の推進用タービンには後進用タービンが、前記第2の推進用タービンには補助タービンがそれぞれ接続されているとさらに好適である。
このような蒸気タービン船によれば、第1の推進用タービンの同軸上に後進用タービンを配置する必要がなく、第1の推進用タービンの軸方向長さを減少させることができ、機関室内における設置スペースをさらに減少させることができる。
また、第2の推進用タービンには、補助タービンが接続されているので、機関低出力時、第2の推進用タービンの出力割合が低い場合に、補助タービンを稼動することで第2のプロペラの駆動出力を増大させて第1のプロペラと第2のプロペラの同期をとることができる。補助タービンの出力を制御して第1のプロペラに対する第2のプロペラの回転数を相対的に増減することにより、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
本発明に係る蒸気タービン船は、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、前進用低圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、前進用低圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されている。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラが回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船を実現することができる。
また、第1の推進用タービンと第2の推進用タービンとは、負荷特性を同等とすることが出来るので、第1のプロペラと第2のプロペラの同期を容易にとることができる。
第1の推進用タービン出力と第2の推進用タービンの出力を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
また、このような蒸気タービン船によれば、各軸発電機が、例えば、増速機等を介さずに中間軸に直接取り付けられているので、増速機等を不要とすることができて、機関室内における設置スペースを減少させることができる。
さらに、増速機等を不要とすることができることにより、部品点数が減少することができ、保守点検(分解組立)時に要するメンテナンス費用の低減化を図ることができ、保守点検時に要する作業時間の短縮化を図ることができて、保守点検時に要するメンテナンススペースの縮小化を図ることができる。
上記蒸気タービン船において、前記前進用中圧タービンおよび前記前進用低圧タービンが、再熱タービンとされているとさらに好適である。
機関を再熱サイクルとすることで、効率を大幅に改善することが出来、船舶の燃料費ひいては運用コストを低減することが出来る。
本発明に係る蒸気タービン船によれば、二軸化することができるという効果を奏する。
以下、本発明に係る蒸気タービン船の第1実施形態について、図1を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る蒸気タービン船の要部概略平面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る蒸気タービン船1は、左舷機(第2の推進用タービン)2と、右舷機(第1の推進用タービン)3とを主たる要素として構成されている。
左舷機2は、前進用低圧タービン4と、後進用タービン5とを備え、右舷機3は、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7と、後進用タービン5とを備えている。また、前進用低圧タービン4と、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7とは、一つ(一機)の主機(メインエンジン)を構成している。
前進用低圧タービン4と後進用タービン5とは、一本のタービン・ロータ(図示せず)を介して連結されており、前進用低圧タービン4には、前進用中圧タービン7を通過した蒸気が流入し、後進用タービン5には、右舷機3の後進用タービン5を通過した蒸気が流入するようになっている。前進用低圧タービン4、後進用タービン5に流入した蒸気は、ノズル(図示せず)内を流動中に、その保有する熱エネルギが運動エネルギに変換され、高速流動の蒸気となる。この高速流動の蒸気は、タービン・ブレード(図示せず)に作用してタービン・ロータを回す。タービン・ロータの回転は、第1段減速機8および第2段減速機9において減速され、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、およびプロペラ軸11を介して左舷側プロペラ(第1のプロペラ)12に伝達されるようになっている。左舷側プロペラ12のスラストはスラスト軸受10から船体に伝わり、船を推進させることとなる。
なお、前進用低圧タービン4および後進用タービン5を通過した蒸気は、図示しない主復水器(Main Condenser:M/C)に流入するようになっている。
タービン・ロータは、連結軸13(または図示しないカップリングあるいは継手)を介して第1段減速機8の一要素である第1小歯車8aに連結されており、タービン・ロータ、連結軸13、および第1小歯車8aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第1小歯車8aは、第1段減速機8の一要素である第1大歯車8bと噛合している(噛み合っている)。
第1大歯車8bは、連結軸14を介して第2段減速機9の一要素である第2小歯車9aと連結されており、第1大歯車8b、連結軸14、および第2小歯車9aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第2小歯車9aは、第2段減速機9の一要素である第2大歯車9bと噛合している(噛み合っている)。
第2大歯車9bは、スラスト軸(図示せず)と連結されており、第2大歯車9b、スラスト軸(図示せず)、中間軸、プロペラ軸11、およびプロペラ12は、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第2大歯車9bは、第2小歯車9cとも噛合している(噛み合っている)。
第2小歯車9cは、連結軸15を介して増速機16の一要素である第1大歯車16aと連結されており、第2小歯車9c、連結軸15、および第1大歯車16aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第1大歯車16aは、増速機16の一要素である第1小歯車16bと噛合している(噛み合っている)。
第1小歯車16bは、図示しないカップリングあるいは継手を介して軸発電機(Shaft
Generator:SG)17の回転軸17aに連結されており、第1小歯車16bおよび回転軸17aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
軸発電機17は、回転軸17aが回転させられることによって発電する発電機としての機能と、別途用意された発電装置(例えば、船内に設置された主発電機や軸発電機等)から電力の供給を受けて回転軸17aを回転させる電動機(加勢モータ)としての機能とを備えた装置であり、本実施形態では、図1に破線矢印で示すように、右舷側に配置された別の軸発電機17と電気的なやりとりができるように接続されている。
前進用高圧タービン6と前進用中圧タービン7と後進用タービン5とは、一本のタービン・ロータ(図示せず)を介して連結されており、前進用高圧タービン6または後進用タービン5には、図示しないボイラ(Main Boiler)の過熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入し、前進用中圧タービン7には、図示しない再熱器(Reheater)により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入するようになっている。前進用高圧タービン6、前進用中圧タービン7、後進用タービン5に流入した蒸気は、ノズル(図示せず)内を流動中に、その保有する熱エネルギが運動エネルギに変換され、高速流動の蒸気となる。この高速流動の蒸気は、タービン・ブレード(図示せず)に作用してタービン・ロータを回す。タービン・ロータの回転は、第1段減速機8および第2段減速機9において減速され、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、およびプロペラ軸11を介して右舷側プロペラ(第2のプロペラ)12に伝達されるようになっている。右舷側プロペラ12のスラストはスラスト軸受10から船体に伝わり、船を推進させることとなる。
なお、前進用高圧タービン6を通過した蒸気は、再熱器に戻り、加熱されるようになっている。
タービン・ロータは、連結軸13(または図示しないカップリングあるいは継手)を介して第1段減速機8の一要素である第1小歯車8aに連結されており、タービン・ロータ、連結軸13、および第1小歯車8aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第1小歯車8aは、第1段減速機8の一要素である第1大歯車8bと噛合している(噛み合っている)。
第1大歯車8bは、連結軸14を介して第2段減速機9の一要素である第2小歯車9aと連結されており、第1大歯車8b、連結軸14、および第2小歯車9aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第2小歯車9aは、第2段減速機9の一要素である第2大歯車9bと噛合している(噛み合っている)。
第2大歯車9bは、スラスト軸(図示せず)と連結されており、第2大歯車9b、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、プロペラ軸11、およびプロペラ12は、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第2大歯車9bは、第2小歯車9cとも噛合している(噛み合っている)。
第2小歯車9cは、連結軸15を介して増速機16の一要素である第1大歯車16aと連結されており、第2小歯車9c、連結軸15、および第1大歯車16aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第1大歯車16aは、増速機16の一要素である第1小歯車16bと噛合している(噛み合っている)。
第1小歯車16bは、図示しないカップリングあるいは継手を介して軸発電機(Shaft
Generator:SG)17の回転軸17aに連結されており、第1小歯車16bおよび回転軸17aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
軸発電機17は、回転軸17aが回転させられることによって発電する発電機としての機能と、別途用意された発電装置(例えば、船内に設置された主発電機や軸発電機等)から電力の供給を受けて回転軸17aを回転させる電動機(加勢モータ)としての機能とを備えた装置であり、本実施形態では、図1に破線矢印で示すように、左舷側に配置された別の軸発電機17と電気的なやりとりができるように接続されている。
本実施形態に係る蒸気タービン船1によれば、例えば、出力2万キロワットの前進用低圧タービン4(または8千キロワットの後進用タービン5)により一つ(左舷側)のプロペラ12が回転させられ、出力計2万キロワットの前進用高圧タービン6および前進用中圧タービン7(または8千キロワットの後進用タービン5)によりもう一つ(右舷側)のプロペラ12が回転させられることとなる。すなわち、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラ12が回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船1を実現することができる。
また、一つ(左舷側)のプロペラ12を回転させる左舷機2、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12を回転させる右舷機3には、軸発電機17がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機17は、互いに電気的なやりとりができるように接続されているので、各プロペラ12の回転数を容易に同期させることができる。
右舷機及び左舷機の軸発電機の電力回収量・電力回収量を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
本発明に係る蒸気タービン船の第2実施形態を、図2を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船21は、軸発電機17が増速機16を介さずに中間軸(図示せず)に直接取り付けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
軸発電機17は、中間軸が回転することによって発電する発電機としての機能と、別途用意された発電装置(例えば、船内に設置された主発電機や軸発電機等)から電力の供給を受けて中間軸を回転させる電動機(加勢モータ)としての機能とを備えた装置であり、本実施形態では、図2に破線矢印で示すように、反対舷側に配置された別の軸発電機17と電気的なやりとりができるように接続されている。
本実施形態に係る蒸気タービン船21によれば、軸発電機17が増速機16を介さずに中間軸に直接取り付けられているので、増速機16を不要とすることができて、機関室内における設置スペースを減少させることができる。
また、増速機16を不要とすることができることにより、減速装置における部品点数を減少させることができ、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることができる。
さらに、部品点数が減少することにより、保守点検(分解組立)時に要するメンテナンス費用の低減化を図ることができ、保守点検時に要する作業時間の短縮化を図ることができて、保守点検時に要するメンテナンススペースの縮小化を図ることができる。
その他の作用効果は、前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る蒸気タービン船の第3実施形態を、図3を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船31は、左舷側の中間軸に取り付けられた軸発電機17の代わりに、電動機(加勢モータ)32が設けられ、右舷側の中間軸に取り付けられた軸発電機17の代わりに、発電機33が設けられているという点で前述した第2実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第2実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第2実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
電動機32は、発電機33から電力の供給を受けて回転軸32aが回転させられるように構成された駆動装置であり、回転軸32aは、図示しないカップリングあるいは継手を介して第2段減速機9の第2小歯車9aに連結されており、回転軸32a、第2小歯車9a、連結軸14、および第1段減速機8の第1大歯車8bは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
発電機33は、回転軸33aが回転させられることによって発電する発電装置であり、発電機33で発生した電力は、図3に破線矢印で示すように、左舷側に配置された電動機32に供給されるようになっている。また、回転軸33aは、図示しないカップリングあるいは継手を介して第2段減速機9の第2小歯車9aに連結されており、回転軸33a、第2小歯車9a、連結軸14、および第1段減速機8の第1大歯車8bは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
本実施形態に係る蒸気タービン船31によれば、比較的大型で高価な軸発電機17を中間軸に取り付けなくてもすむので、機関室内における設置スペースを減少させることができ、製造コストのさらなる低減化を図ることができる。
また、低負荷時の特性として、前進用高圧タービン6および前進用中圧タービン7で示された右舷機の出力が、前進用低圧タービン4で示された左舷機の出力より大きくなる為、右舷機で発生された出力の一部を左舷機に振り分けることで、プロペラ12の同期を図ることができる。
右舷機の発電機の電力回収量と左舷機の電動機への電力供給量を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
その他の作用効果は、前述した第2実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る蒸気タービン船の第1参考実施形態を、図4を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船41は、電動機32の代わりに、発電機33が設けられているという点で前述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第3実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態に係る蒸気タービン船41によれば、左舷機2の回転数と右舷機3の回転数との同期は、各発電機33の負荷を調整することにより取られる(行われる)こととなるので、各発電機33で発生したすべての電力は、機関室内に設置された補機類の駆動電源や、船内照明等の船内電源として消費(利用)することができ、別途用意される発電装置(例えば、主発電機や副発電機等)の出力をその分小さくすることができる。
右舷機の発電機の電力回収量と左舷機の発電機の電力回収量を制御することで、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
その他の作用効果は、前述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る蒸気タービン船の第2参考実施形態を、図5を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船51は、右舷機3の代わりに、右舷機(第1の推進用タービン)52が設けられ、第2段減速機9同士が、第3段減速機53を介して接続(結合)されているという点で前述した第1参考実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1参考実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
右舷機52は、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7とを備えている。
前進用高圧タービン6と前進用中圧タービン7とは、一本のタービン・ロータ(図示せず)を介して連結されており、前進用高圧タービン6には、図示しないボイラ(Main Boiler)の過熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入し、前進用中圧タービン7には、図示しない再熱器(Reheater)により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入するようになっている。前進用高圧タービン6、前進用中圧タービン7に流入した蒸気は、ノズル(図示せず)内を流動中に、その保有する熱エネルギが運動エネルギに変換され、高速流動の蒸気となる。この高速流動の蒸気は、タービン・ブレード(図示せず)に作用してタービン・ロータを回す。タービン・ロータの回転は、第1段減速機8および第2段減速機9において減速され、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、およびプロペラ軸11を介して右舷側プロペラ12に伝達されるようになっている。右舷側プロペラ12のスラストはスラスト軸受10から船体に伝わり、船を推進させることとなる。
なお、左舷機2の後進用タービン5には、図示しないボイラ(Main Boiler)の過熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入するようになっている。
第2小歯車9aは、連結軸54を介して第3段減速機53の一要素である第3中歯車53aと連結されており、第2小歯車9a、連結軸14、第1段減速機8の第1大歯車8b、連結軸54、および第3中歯車(歯車)53aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第3中歯車53aは、第3段減速機53の一要素である第3中歯車(歯車)53bと噛合している(噛み合っている)。
第3中歯車53bは、図示しないカップリングあるいは継手を介して発電機33の回転軸33aに連結されており、第3中歯車53bおよび回転軸33aは、同一方向に一体的に回転するようになっている。また、第3中歯車53bは、第3段減速機53の一要素である第3中歯車(歯車)53cと噛合している(噛み合っている)。
第3中歯車53cは、第3段減速機53の一要素である第3中歯車(歯車)53dと噛合している(噛み合っている)。
第3中歯車53dは、連結軸55を介して左舷側に配置された第2段減速機9の一要素である第2小歯車9aと連結されており、第3中歯車53d、連結軸55、第2小歯車9a、連結軸14、および第1段減速機8の第1大歯車8bは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
本実施形態に係る蒸気タービン船51によれば、右舷機52の同軸上に後進用タービン5を配置する必要がないため、右舷機52の軸方向長さを減少させることができ、機関室内における設置スペースをさらに減少させることができる。
また、本実施形態に係る蒸気タービン船51によれば、第3段減速機53により左舷機2の回転数と右舷機52の回転数との同期が常に取られる(調整される)こととなるので、発電機33で発生したすべての電力は、機関室内に設置された補機類の駆動電源や、船内照明等の船内電源として消費(利用)することができ、別途用意される発電装置(例えば、主発電機や副発電機等)の出力をその分小さくすることができる。
その他の作用効果は、前述した第1参考実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を、図6を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船61は、右舷機3の代わりに、右舷機52が設けられ、左舷側に配置された軸発電機17の代わりに、補助タービン(加勢タービン)62が設けられているとともに、右舷側に配置された軸発電機17の代わりに、後進用タービン5が設けられ、かつ、各中間軸に軸発電機17が取り付けられているという点で前述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
左舷側に配置された補助タービン(例えば、出力3千キロワットのタービン)62は、図示しない再熱器(Reheater)から蒸気の供給を受けてタービンロータ(図示せず)が回転させられるように構成された駆動装置であり、タービン・ロータは、連結軸63(または図示しないカップリングあるいは継手)を介して増速機16の一要素である第1小歯車16bに連結されており、タービン・ロータ、連結軸63、および第1小歯車16bは、同一方向に一体的に回転するようになっている。補助タービン62には、再熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入するようになっている。補助タービン62に流入した蒸気は、ノズル(図示せず)内を流動中に、その保有する熱エネルギが運動エネルギに変換され、高速流動の蒸気となる。この高速流動の蒸気は、タービン・ブレード(図示せず)に作用してタービン・ロータを回す。タービン・ロータの回転は、増速機16において増速された後、第2段減速機9において減速され、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、およびプロペラ軸11を介して左舷側プロペラ12に伝達されるようになっている。左舷側プロペラ12のスラストはスラスト軸受10から船体に伝わり、船を推進させることとなる。
なお、補助タービン62を通過した蒸気は、図示しない主復水器(Main Condenser:M/C)に流入するようになっている。
右舷側に配置された後進用タービン5は、連結軸64(または図示しないカップリングあるいは継手)を介して増速機16の一要素である第1小歯車16bに連結されており、そのタービン・ロータ、連結軸64、および第1小歯車16bは、同一方向に一体的に回転するようになっている。
また、左舷側に配置された後進用タービン5および右舷側に配置された後進用タービン5にはそれぞれ、図示しないボイラ(Main Boiler)の過熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入し、これら後進用タービン5を通過した蒸気はそれぞれ、図示しない主復水器(Main Condenser)に流入するようになっている。
本実施形態に係る蒸気タービン船61によれば、例えば、出力2万キロワットの前進用低圧タービン4(または8千キロワットの後進用タービン5)により一つ(左舷側)のプロペラ12が回転させられ、出力計2万キロワットの前進用高圧タービン6および前進用中圧タービン7(または8千キロワットの後進用タービン5)によりもう一つ(右舷側)のプロペラ12が回転させられることとなる。すなわち、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラ12が回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船61を実現することができる。
また、一つ(左舷側)のプロペラ12を回転させる左舷機2には、補助タービン62が接続されているので、一つ(左舷側)のプロペラ12の駆動出力をさらに向上させることができる。
さらに、一つ(左舷側)のプロペラ12に連結された中間軸、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12に連結された中間軸には、軸発電機17がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機17は、互いに電気的なやりとりができるように接続されているので、各プロペラ12の回転数を容易に同期させることができる。
補助タービンの出力を制御して右舷機に対する左舷機の回転数を相対的に増減したり、或いは右舷機・左舷機の軸発電機の電力のやり取りを制御することにより、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
さらにまた、右舷機52の同軸上に後進タービン5を配置する必要がないため、右舷機52の軸方向長さを減少させることができ、機関室内における設置スペースをさらに減少させることができる。
本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を、図7を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船71は、右舷機52の代わりに、右舷機3が設けられ、右舷側に配置されていた増速機16及び後進用タービン5が省略されているという点で前述した第実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態に係る蒸気タービン船71によれば、例えば、出力2万キロワットの前進用低圧タービン4(または8千キロワットの後進用タービン5)により一つ(左舷側)のプロペラ12が回転させられ、出力計2万キロワットの前進用高圧タービン6および前進用中圧タービン7(または8千キロワットの後進用タービン5)によりもう一つ(右舷側)のプロペラ12が回転させられることとなる。すなわち、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラ12が回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船71を実現することができる。
また、一つ(左舷側)のプロペラ12を回転させる左舷機2には、補助タービン62が接続されているので、一つ(左舷側)のプロペラ12の駆動出力をさらに向上させることができる。
さらに、一つ(左舷側)のプロペラ12に連結された中間軸、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12に連結された中間軸には、軸発電機17がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機17は、互いに電気的なやりとりができるように接続されているので、各プロペラ12の回転数を容易に同期させることができる。
補助タービンの出力を制御して右舷機に対する左舷機の回転数を相対的に増減したり、或いは右舷機・左舷機の軸発電機の電力のやり取りを制御することにより、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
さらにまた、右舷側に配置されていた増速機16及び後進用タービン5を不要とすることができるので、機関室内における設置スペースを減少させることができる。
また、増速機16及び後進用タービン5を不要とすることができることにより、部品点数を減少させることができ、製造コストの低減化を図ることができるとともに、軽量化を図ることができる。
さらに、部品点数が減少することにより、保守点検(分解組立)時に要するメンテナンス費用の低減化を図ることができ、保守点検時に要する作業時間の短縮化を図ることができて、保守点検時に要するメンテナンススペースの縮小化を図ることができる。
本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を、図8を用いて説明する。
本実施形態に係る蒸気タービン船81は、右舷機52の代わりに、右舷機3が設けられ、右舷側に配置されていた後進用タービン5の代わりに、補助タービン62が設けられているという点で前述した第実施形態のものと異なる。その他の構成要素については前述した第実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
なお、前述した第実施形態と同一の部材には同一の符号を付している。
本実施形態に係る蒸気タービン船81によれば、例えば、出力2万キロワットの前進用低圧タービン4(または8千キロワットの後進用タービン5)により一つ(左舷側)のプロペラ12が回転させられ、出力計2万キロワットの前進用高圧タービン6および前進用中圧タービン7(または8千キロワットの後進用タービン5)によりもう一つ(右舷側)のプロペラ12が回転させられることとなる。すなわち、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラ12が回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船81を実現することができる。
また、一つ(左舷側)のプロペラ12を回転させる左舷機2、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12を回転させる右舷機3には、補助タービン62がそれぞれ接続されているので、各プロペラ12の駆動出力をさらに向上させることができる。
さらに、一つ(左舷側)のプロペラ12に連結された中間軸、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12に連結された中間軸には、軸発電機17がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機17は、互いに電気的なやりとりができるように接続されているので、各プロペラ12の回転数を容易に同期させることができる。左右の補助タービンの出力を制御して右舷機に対する左舷機の回転数を相対的に増減したり、或いは右舷機・左舷機の軸発電機の電力のやり取りを制御することにより、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を、図9を用いて説明する。
図9に示すように、本実施形態に係る蒸気タービン船91は、左舷機(第2の推進用タービン)92と、右舷機(第1の推進用タービン)93とを主たる要素として構成されている。
左舷機92および右舷機93はそれぞれ、前進用低圧タービン4と、後進用タービン5と、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7とを備えている。また、前進用低圧タービン4と、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7とは、一つ(一機)の主機(メインエンジン)を構成している。
前進用低圧タービン4と、後進用タービン5と、前進用高圧タービン6と、前進用中圧タービン7とは、一本のタービン・ロータ(図示せず)を介して連結されており、前進用高圧タービン6、後進用タービン5には、図示しないボイラ(Main Boiler)の過熱器により飽和温度以上に熱せられた過熱蒸気が流入し、前進用高圧タービン6を通過した蒸気は、図示しない再熱器(Reheater)に流入するようになっており、後進用タービン5を通過した蒸気は、図示しない主復水器(Main Condenser:M/C)に流入するようになっている。また、前進用中圧タービン7には、再熱器を通過した蒸気が流入し、前進用中圧タービン7を通過した蒸気は、前進用低圧タービン4に流入し、前進用低圧タービン4を通過した蒸気は、図示しない主復水器に流入するようになっている。前進用低圧タービン4、後進用タービン5、前進用高圧タービン6、前進用中圧タービン7に流入した蒸気は、ノズル(図示せず)内を流動中に、その保有する熱エネルギが運動エネルギに変換され、高速流動の蒸気となる。この高速流動の蒸気は、タービン・ブレード(図示せず)に作用してタービン・ロータを回す。タービン・ロータの回転は、第1段減速機8および第2段減速機9において減速され、スラスト軸(図示せず)、中間軸(図示せず)、およびプロペラ軸11を介して左舷側プロペラ12に伝達されるようになっている。左舷側プロペラ12のスラストはスラスト軸受10から船体に伝わり、船を推進させることとなる。
本実施形態に係る蒸気タービン船91によれば、例えば、出力計2万キロワットの前進用低圧タービン4、前進用高圧タービン6、および前進用中圧タービン7を備えたタービン(または8千キロワット後進用タービン5)により一つ(左舷側)のプロペラ12が回転させられ、出力計2万キロワットの前進用低圧タービン4、前進用高圧タービン6、および前進用中圧タービン7を備えたタービン(または8千キロワット後進用タービン5)によりもう一つ(右舷側)のプロペラ12が回転させられることとなる。すなわち、船幅方向に並んで配置された二つ(二組)のタービンによって二つのプロペラ12が回転させられることとなる。これにより、二つのプロペラを備えた蒸気タービン船91を実現することができる。
また、一つ(左舷側)のプロペラ12に連結された中間軸、およびもう一つ(右舷側)のプロペラ12に連結された中間軸には、軸発電機17がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機17は、互いに電気的なやりとりができるように接続されているので、各プロペラ12の回転数を容易に同期させることができる。右舷機・左舷機の軸発電機の電力のやり取りを制御することにより、左右のプロペラの回転数を変化させ、蒸気タービン船の進行方向を変える舵機の補助的機能を持たせることも期待できる。
さらに、一つ(左舷側)のプロペラ12を回転させる左舷機92と、もう一つ(右舷側)のプロペラ12を回転させる右舷機93とは、それぞれ単独で制御することができるので、制御性を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜必要に応じて上述した実施形態同士を組合せて実施することもできるし、また、各実施形態を本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で変形実施、変更実施することもできる。
本発明に係る蒸気タービン船の第1実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第2実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第3実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第1参考実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第2参考実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を示す要部概略平面図である。 本発明に係る蒸気タービン船の第実施形態を示す要部概略平面図である。
1 蒸気タービン船
2 左舷機(第2の推進用タービン)
3 右舷機(第1の推進用タービン)
4 前進用低圧タービン
5 後進用タービン
6 前進用高圧タービン
7 前進用中圧タービン
12 プロペラ
17 軸発電機
21 蒸気タービン船
31 蒸気タービン船
32 電動機
33 発電機
41 蒸気タービン船
51 蒸気タービン船
52 右舷機(第1の推進用タービン)
53a 第3中歯車(歯車)
53b 第3中歯車(歯車)
53c 第3中歯車(歯車)
53d 第3中歯車(歯車)
61 蒸気タービン船
62 補助タービン
71 蒸気タービン船
81 蒸気タービン船
91 蒸気タービン船
92 左舷機(第2の推進用タービン)
93 右舷機(第1の推進用タービン)

Claims (9)

  1. 前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、
    前記第1の推進用タービンおよび前記第2の推進用タービンには、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されていることを特徴とする蒸気タービン船。
  2. 前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、
    前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されていることを特徴とする蒸気タービン船。
  3. 前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、
    前記第1の推進用タービンには発電機が、前記第2の推進用タービンには電動機がそれぞれ接続されており、かつ、これら発電機および電動機は、電気的に接続されていることを特徴とする蒸気タービン船。
  4. 前記第2の推進用タービンには補助タービンが接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の蒸気タービン船。
  5. 前記第1の推進用タービンおよび前記第2の推進用タービンには、補助タービンがそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の蒸気タービン船。
  6. 前進用高圧タービンおよび前進用中圧タービンのみで構成された第1の推進用タービンと、前進用低圧タービンおよび後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、
    前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されていることを特徴とする蒸気タービン船。
  7. 前記第1の推進用タービンには後進用タービンが、前記第2の推進用タービンには補助タービンがそれぞれ接続されていることを特徴とする請求項に記載の蒸気タービン船。
  8. 前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、前進用低圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第1の推進用タービンと、前進用高圧タービン、前進用中圧タービン、前進用低圧タービン、および後進用タービンが一軸上に配置された第2の推進用タービンとが、船幅方向に沿って配置され、かつ、前記第1の推進用タービンによって第1のプロペラが回転させられ、前記第2の推進用タービンによって第2のプロペラが回転させられるように構成されており、
    前記第1のプロペラに連結された中間軸、および前記第2のプロペラに連結された中間軸には、軸発電機がそれぞれ接続されており、かつ、これら軸発電機は、互いに電気的なやりとりができるように接続されていることを特徴とする蒸気タービン船。
  9. 前記前進用中圧タービンおよび前記前進用低圧タービンが、再熱タービンであることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の蒸気タービン船。
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