JP5030226B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両上でバッテリーと種々の電装品とに電気的に接続される例えばリレー・ボックス、ヒューズ・ボックス、電子制御ユニット・ボックス、等といった電気接続箱(即ち、エレクトリック・ジャンクション・ブロック)に係り、より詳細には、バスバーと、該バスバーに流れる電流を検出する電流センサと、を有する電流検出部が設けられた電気接続箱に関する。
従来から、バスバーと、該バスバーに流れる電流を検出する電流センサと、を有する電流検出部が設けられた種々の電気接続箱が提案されている(例えば特許文献1参照)。
そういった種々の電気接続箱の中には、車体パネルの被取付面に固定可能な接続箱本体と、該接続箱本体にその上面として設けられてヒューズ、リレー、等といった電気部品が装着された電気部品装着面と、該電気部品装着面に設けられた電流検出部と、を備えたものがある。
そのような構成の従来の電気接続箱の接続箱本体から電流検出部を破断して図7〜図10に示す。図7はバスバーと電流センサの組品を電流検出部から分離して示す分解斜視図、図8はバスバーと電流センサの組品を取り除いた状態の電流検出部の正面図、図9はバスバーと電流センサの組品を組付けた状態の電流検出部の正面図、そして図10は端子がバスバーと接触状態でボルトにより固定された電流検出部の正面図である。
図7および図8に示されるように、接続箱本体の一部を形成する電流検出部110には合成樹脂製の第1接触片収容凹部120および合成樹脂製の第2接触片収容凹部140が形成されている。
接続箱本体内に配置された導電性金属製の第1接触部材130は、第1ネジ挿通用穴131が形成された第1接触片132を有しており、該第1接触片132が第1接触片収容凹部120内に配置されている。
また、接続箱本体内に配置された導電性金属製の第2接触部材150は、第2ネジ挿通用穴151が形成された第2接触片152を有しており、該第2接触片152が第2接触片収容凹部140内に配置されている。
電流検出部110は、合成樹脂製の電流センサ収容室160を備えている。この電流センサ収容室160は、第1接触片収容凹部120と第2接触片収容凹部140との間に配置され、且つ上方に開口する。
電流検出部110は、更に、被電流検出用の導体として、導電性金属製のバスバー170を備える。このバスバー170は、板状のバスバー本体171を有し、該バスバー本体171の長手方向の両端部のうち一方の第1端部172に厚さ方向に貫通する第1ネジ止め用穴173が形成され、且つバスバー本体171の長手方向の両端部のうち他方の第2端部174に厚さ方向に貫通する第2ネジ止め用穴175が形成されている。
電流検出部110は、更に、電流センサ180を備える。この電流センサ180は、センサ本体181、および該センサ本体181の両側面を貫通するように形成された貫通孔182を有する。
電流センサ180は、図7および図9に示されるように、センサ本体181の両側面にある貫通孔182の開口のうち一方が第1接触片収容凹部120側に、そして貫通孔182の開口のうち他方が第2接触片収容凹部140側に向くように、バスバー170を貫通孔182に貫通させた状態で接続箱本体の上面側から電流センサ収容室160に挿入される。
そして作業者によって、バスバー170の第1端部172の第1ネジ止め用穴173が第1接触片132の第1ネジ挿通用穴131に位置合わせされるとともにバスバー170の第2端部174の第2ネジ止め用穴175が第2接触片152の第2ネジ挿通用穴151に位置合わせされる。
その状態で、図10に示されるように、第1ネジ止め用穴173および第1ネジ挿通用穴131に挿通された第1ボルト(第1ネジ)200のネジ部と第1接触片132の下に配置された第1ナット(不図示)との螺合により、バスバー170の第1端部172と第1接触片132との接触状態が維持されるようにバスバー170の第1端部172が電流検出部110に締結される。
他方、図10に示されるように、第2ネジ止め用穴175および第2ネジ挿通用穴151に挿通された第2ボルト(第2ネジ)205のネジ部と第2接触片152の下に配置された第2ナット(不図示)との螺合により、バスバー170の第2端部174と第2接触片152との接触状態が維持されるようにバスバー170の第2端部174が電流検出部110に締結される。この際、バッテリー(不図示)に電気的に接続された電線の端末部210の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子220も、そのネジ用穴(不図示)に挿通された第2ボルト205によりバスバー170の第2端部174と接触状態で第2端部174とともに電流検出部110に締結される。
尚、前述の第1ボルト200と第2ボルト205は異なる直径のネジ部を有している。具体的に、第1ボルト200はM5ボルトであり、そして第2ボルト205は第1ボルト200よりも大きな直径のネジ部を持つM6ボルトである。これに、前述の第1ナット(不図示)と第2ナットも対応して、異なる直径の雌ネジ部を有していることは言うまでもない。
そのため、バスバー170の第1ネジ止め用穴173の直径は第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そしてバスバー170の第2ネジ止め用穴175の直径は第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ止め用穴173よりも大きな直径となっている。
また同様に、第1接触片132の第1ネジ挿通用穴131の直径も第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そして第2接触片152の第2ネジ挿通用穴151の直径も第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ挿通用穴131よりも大きな直径となっている。
図7に示すように貫通孔182にバスバー170が挿通された状態の電流センサ180を電流センサ収容室160に組付けるといった形態の電流検出部110の場合、第1接触片収容凹部120内および第2接触片収容凹部140内に厚さ方向に嵌め込まれるバスバー170の嵌め込み易さを考慮して、通常、図9に示されるように大きなクリアランスC1,C2,C3を設けざるをえない。また、電流センサ180の貫通孔182は、バスバー170が電流検出部110に締結された状態で、センサ本体181の貫通孔182を画成する面にバスバー170が接触しない程度に、大きく形成されている(即ち、バスバー170の幅方向の断面積よりも大きな断面積となっている)。
特開2007−28773号公報
しかし、そういった嵌め込み易さ、つまり、大きいクリアランスC1,C2,C3を設けること、それに加えて、電流センサ180の貫通孔182がバスバー170の幅方向の断面積よりも大きいことが、第1ボルト200および第2ボルト205によるネジ止め前にバスバー170の移動できる範囲を広げてしまい、バスバー170の第1ネジ止め用穴173と第1接触片132の第1ネジ挿通用穴131との位置合わせ作業、ならびにバスバー170の第2ネジ止め用穴175と第2接触片152の第2ネジ挿通用穴151との位置合わせ作業の作業性を悪くしていた。
また、バスバー170の第1ネジ止め用穴173と第2ネジ止め用穴175はサイズが異なるので、それらの位置を誤って逆となるようにバスバー170を貫通孔182に通した状態で電流センサ180を電流センサ収容室160に組付けてしまった場合、特に第2ボルト205の螺合作業の際にやっと作業者がそれに気がつき、それから組付け直すといった事態も考えられるため、改善の必要があった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、バスバーを電流検出部に組付ける作業の作業性を改善でき、且つ電流検出部へのバスバーの誤った組付けを効果的に防止できる電気接続箱を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係る電気接続箱は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 接続箱本体と、
前記接続箱本体に設けられた電流検出部と、
前記電流検出部に形成された第1接触片収容凹部および第2接触片収容凹部と、
第1ネジ挿通用穴が形成された第1接触片を有し、該第1接触片が前記第1接触片収容凹部内に位置するように前記接続箱本体に配置された導電性金属製の第1接触部材と、
第2ネジ挿通用穴が形成された第2接触片を有し、該第2接触片が前記第2接触片収容凹部内に位置するように前記接続箱本体に配置された導電性金属製の第2接触部材と、
前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部との間に配置された電流センサ収容室と、
センサ本体、および該センサ本体を貫通するように形成された貫通孔を有し、前記センサ本体の両側面にある前記貫通孔の開口のうち一方が前記第1接触片収容凹部側に、そして前記貫通孔の開口のうち他方が前記第2接触片収容凹部側に向くように、前記電流センサ収容室に収容された電流センサと、
前記第1接触片収容凹部内の前記第1接触片上から前記電流センサの貫通孔を通って前記第2接触片収容凹部内の前記第2接触片上に延長するバスバー挿入経路と、
前記バスバー挿入経路の終端を形成するように前記第2接触片収容凹部に設けられた当接壁と、
板状のバスバー本体を有し、該バスバー本体の長手方向の両端部のうち一方の第1端部に厚さ方向に貫通する第1ネジ止め用穴が形成され、且つ前記バスバー本体の長手方向の両端部のうち他方の第2端部に厚さ方向に貫通する第2ネジ止め用穴が形成された被電流検出用の導電性金属製のバスバーと、
前記第1接触片収容凹部に連設され、前記バスバー挿入経路に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路を形成し、前記バスバーを一時的に載置可能な底面を有するとともに前記バスバーの前記底面上でのスライド方向を該バスバーの長手方向に規制するバスバー仮置き凹部と、
を備え、
前記バスバーに流れる電流が前記電流センサにより検出される電気接続箱であって、
前記バスバー仮置き凹部の底面に載置された前記バスバーが、前記電流センサの貫通孔に向けて前記バスバー挿入経路をスライド移動され、前記貫通孔を貫通し、そして前記当接壁に前記第2端部を当接したとき、前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部それぞれの前記バスバー挿入経路を形成する両壁によって前記バスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、前記第1端部の第1ネジ止め用穴が前記第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つ前記第2端部の第2ネジ止め用穴が前記第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされ、
前記第1ネジ止め用穴および前記第1ネジ挿通用穴に挿通された第1ネジにより前記バスバーの第1端部と前記第1接触片との接触状態が維持されるように前記第1端部が前記電流検出部に締結され、そして
前記第2ネジ止め用穴および前記第2ネジ挿通用穴に挿通された第2ネジにより前記バスバーの第2端部と前記第2接触片との接触状態が維持されるように前記第2端部が前記電流検出部に締結されること。
(2) 上記(1)の構成の電気接続箱において、
前記第1ネジと前記第2ネジが異なる直径のネジ部を有し、
前記バスバーの第1ネジ止め用穴の直径が前記第1ネジのネジ部の直径に対応し、
前記バスバーの第2ネジ止め用穴の直径が前記第2ネジのネジ部の直径に対応し、
前記バスバーの第1端部が、前記第2端部の幅よりも大きい幅の部分を有し、
前記第1接触片収容凹部の前記両壁のうち少なくとも一方には、前記バスバー挿入経路内に前記バスバーの幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部が形成されており、そして
前記バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして前記貫通孔に向けて前記バスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたとき、前記第1端部が前記バスバー誤挿入防止部に当接して、前記バスバー挿入経路への進入を阻止されること。
(3) 上記(1)または(2)の構成の電気接続箱において、
前記電流検出部が、前記接続箱本体の上面に形成され、
前記電流センサ収容室が、前記接続箱本体の下面の開口に連通し、且つ前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部との間から上方に延設されるとともに、前記第1接触片収容凹部に面する側壁と前記第2接触片収容凹部に面する側壁それぞれに開口を有しており、そして
前記電流センサは、前記センサ本体の両側面にある前記貫通孔の開口のうち一方が前記第1接触片収容凹部側に、そして前記貫通孔の開口のうち他方が前記第2接触片収容凹部側に向くように、前記接続箱本体の下面側から前記電流センサ収容室に挿入されること。
(4) 上記(3)の構成の電気接続箱において、
前記電流センサ収容室の上壁に、前記電流センサの上面を露出するための確認用窓が形成されていること。
(5) 上記(1)〜(4)のいずれかの構成の電気接続箱において、
バッテリーに電気的に接続された電線の端末部の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子が、そのネジ用穴に挿通された前記第2ネジにより前記第2端部と接触状態で前記電流検出部に締結されること。
上記(1)の構成の電気接続箱では、接続箱本体が、第1接触片収容凹部に連設され、バスバー挿入経路に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路を形成するとともにバスバーの底面上でのスライド方向を該バスバーの長手方向に規制するバスバー仮置き凹部を備えている。そして、バスバー仮置き凹部の底面に載置されたバスバーは、電流センサの貫通孔に向けてバスバー挿入経路をスライド移動され、貫通孔を貫通し、そして当接壁に第2端部を当接したとき、第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部それぞれのバスバー挿入経路を形成する両壁によってバスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、第1端部の第1ネジ止め用穴が第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つ第2端部の第2ネジ止め用穴が第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされる。従って、上記(1)の構成の電気接続箱によれば、バスバーを電流検出部に組付ける作業の作業性が改善される。
上記(2)の構成の電気接続箱では、バスバーの第1端部が、第2端部の幅よりも大きい幅の部分を有し、第1接触片収容凹部のバスバー挿入経路を形成する両壁のうち少なくとも一方には、バスバー挿入経路内にバスバーの幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部が形成されており、そしてバスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして電流センサの貫通孔に向けてバスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたとき、バスバーの第1端部がバスバー誤挿入防止部に当接して、バスバー挿入経路への進入を阻止される。従って、上記(2)の構成の電気接続箱によれば、電流検出部へのバスバーの誤った組付けを効果的に防止できる。
上記(3)の構成の電気接続箱では、電流センサ収容室が、第1接触片収容凹部に面する側壁と第2接触片収容凹部に面する側壁それぞれに開口を有している。これら両側壁の開口は、電流センサの貫通孔にバスバーをスムーズに挿通するために設けられている。また、上記(3)の構成の電気接続箱では、電流センサは、センサ本体の両側面にある貫通孔の開口のうち一方が第1接触片収容凹部側に、そして貫通孔の開口のうち他方が第2接触片収容凹部側に向くように接続箱本体の下面の開口から電流センサ収容室に挿入される。従って、上記(3)の構成の電気接続箱によれば、電流センサを接続箱本体の上面側から電流センサ収容室に挿入するために第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部との間に開口を必要とする従来の形態の電気接続箱と比較して、電流検出部の機械的強度を高めることができる。
上記(4)の構成の電気接続箱では、電流センサ収容室が電流センサの上面を露出するための確認用窓が形成された上壁を有しているので、電流センサ収容室内に電流センサが収容されたかどうかを確認用窓を介して確認することができる。
上記(5)の構成の電気接続箱によれば、バッテリーに電気的に接続された電線の端末部の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子が、そのネジ用穴に挿通された第2ネジによりバスバーの第2端部と接触状態で電流検出部に締結されるので、これによりバッテリーから電力が供給される。
本発明によれば、バスバーを電流検出部に組付ける作業の作業性を改善でき、且つ電流検出部へのバスバーの誤った組付けを効果的に防止できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための最良の形態を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
以下、本発明に係る好適な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る電気接続箱の一実施形態(電気接続箱1)を示す図であって、電気接続箱の電気部品装着部を示す接続箱本体、および電線付き端子の上面図、図2はバスバーと電流センサを電流検出部に組付ける前の状態を示す分解斜視図、図3は電流センサが組み込まれた電流検出部にバスバーを挿入する方向を示す電流検出部の上面図、そして図4はバスバーがバスバー仮置き凹部の底面上に載置された状態の電流検出部の上面図である。
図5は、図4に示される状態からバスバーが、電流センサの貫通孔に向けてバスバー挿入経路をスライド移動され、貫通孔を貫通し、そして当接壁に第2端部を当接したときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部それぞれのバスバー挿入経路を形成する両壁によってバスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、バスバーの第1端部の第1ネジ止め用穴が第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つバスバーの第2端部の第2ネジ止め用穴が第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされた状態の電流検出部の上面図である。
図6は、バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして電流センサの貫通孔に向けてバスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、バスバーの第1端部がバスバー誤挿入防止部に当接して、バスバー挿入経路への進入を阻止されている状態の電流検出部の上面図である。
図1に示されるように、電気接続箱1は、バスバーに流れる電流が電流センサにより検出される形態のものであって、車体パネルにロックによる係止で固定可能な接続箱本体2と、該接続箱本体2にその上面として設けられ、ブレード型ヒューズ3、リレー4、等といった差し込み式の電気部品が装着された電気部品装着面5と、該電気部品装着面5に設けられた電流検出部10と、を備えている。
図1〜図3に示されるように、接続箱本体2の上面に形成された電流検出部10即ち、接続箱本体2の一部を形成する電流検出部10には、合成樹脂製の第1接触片収容凹部20および合成樹脂製の第2接触片収容凹部40が形成されている。
図3に示されるように、接続箱本体2内に配置された導電性金属製の第1接触部材30は、第1ネジ挿通用穴31が形成された第1接触片32を有し、該第1接触片32が第1接触片収容凹部20内に配置されている。
また、図3に示されるように、接続箱本体2内に配置された導電性金属製の第2接触部材50は、第2ネジ挿通用穴51が形成された第2接触片52を有し、該第2接触片52が第2接触片収容凹部40内に配置されている。
電流検出部10は、合成樹脂製の電流センサ収容室60を備えている。この電流センサ収容室60は、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間に配置されている。
電流センサ収容室60は、より詳細には、接続箱本体2の下面の開口に連通し、且つ図2に示されるように、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間から上方に延設されるとともに、第1接触片収容凹部20に面する側壁61と第2接触片収容凹部40に面する側壁62それぞれに開口を有している。尚、電流センサ収容室60の上壁には確認用窓65が形成されている。
電流検出部10は、電流センサ収容室60に収容される電流センサ180を更に備えている。電流センサ180は、図7〜図10を参照して説明したものと同一の電流センサであって、図2に示されるように、センサ本体181、および該センサ本体181を貫通するように形成された貫通孔182を有している。
この電流センサ180は、センサ本体181の両側面183,184にある貫通孔182の開口のうち一方が第1接触片収容凹部20側に、そして貫通孔182の開口のうち他方が第2接触片収容凹部40側に向くように、接続箱本体2の下面側から電流センサ収容室60に挿入される。尚、電流センサ収容室60の上壁には、収容した電流センサ180の上面185を露出するための確認用窓65が形成されている。
図2および図3に示されるように、電流検出部10には、第1接触片収容凹部20内の第1接触片32上から電流センサ180の貫通孔182を通って第2接触片収容凹部40内の第2接触片52上に延長するバスバー挿入経路85が形成されている。尚、このバスバー挿入経路85の終端を形成する当接壁45が第2接触片収容凹部40に設けられている。
電流検出部10は、更に、被電流検出用の導体として、導電性金属製のバスバー70を備える。このバスバー70は、板状のバスバー本体71を有し、該バスバー本体71の長手方向の両端部のうち一方の第1端部72に厚さ方向に貫通する第1ネジ止め用穴73が形成され、且つバスバー本体71の長手方向の両端部のうち他方の第2端部74に厚さ方向に貫通する第2ネジ止め用穴75が形成されている。
更に、電流検出部10は、第1接触片収容凹部20に連設されたバスバー仮置き凹部80を備える。このバスバー仮置き凹部80は、図3に示されるように、バスバー挿入経路85に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路81を形成し、バスバー70を一時的に載置可能な底面82を有するとともに、該底面82から上方に延長され、バスバー70の底面82上でのスライド方向を該バスバー70の長手方向に規制する両側面83,83を有している。
さて、バスバー70は、電流センサ180が接続箱本体2下面の開口から電流センサ収容室60に挿入され収容された後、次のように電流検出部10に組付けられる。
即ち、図4に示されるようにバスバー仮置き凹部80の底面82に載置されたバスバー70は、電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー挿入経路85をスライド移動される。
そしてバスバー70が、図5に示されるように、貫通孔182を貫通し、そして当接壁45に第2端部74を当接したとき、第1接触片収容凹部20のバスバー挿入経路85を形成する両壁21,21(より具体的には、バスバー誤挿入防止部25,25)と第2接触片収容凹部40のバスバー挿入経路85を形成する両壁41,41によってバスバー70の幅方向の移動が規制される。
更にこの際、第1端部72の第1ネジ止め用穴73が第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31に位置合わせされ、且つ第2端部74の第2ネジ止め用穴75が第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51に位置合わせされる。
その状態で、第1ネジ止め用穴73および第1ネジ挿通用穴31に挿通された第1ボルト200(図10参照。)のネジ部と第1接触片32の下に配置された第1ナット(不図示)との螺合により、バスバー70の第1端部72と第1接触片32との接触状態が維持されるようにバスバー70の第1端部72が電流検出部10に締結される。
他方、第2ネジ止め用穴75および第2ネジ挿通用穴51に挿通された第2ボルト205(図10参照。)のネジ部と第2接触片52の下に配置された第2ナット(不図示)との螺合により、バスバー70の第2端部74と第2接触片52との接触状態が維持されるようにバスバー70の第2端部74が電流検出部10に締結される。この際、バッテリー(不図示)に電気的に接続された電線の端末部210の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子220(図1および図10参照。)も、そのネジ用穴(不図示)に挿通された第2ボルト205によりバスバー70の第2端部74と接触状態で第2端部74とともに電流検出部10に締結される。
尚、上述の通り、第1ボルト200と第2ボルト205は異なる直径のネジ部を有している。具体的に、第1ボルト200はM5ボルトであり、そして第2ボルト205は第1ボルト200よりも大きな直径のネジ部を持つM6ボルトである。これに、前述の第1ナット(不図示)と第2ナットも対応して、異なる直径の雌ネジ部を有していることは言うまでもない。
そのため、バスバー70の第1ネジ止め用穴73の直径は第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そしてバスバー70の第2ネジ止め用穴75の直径は第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ止め用穴73よりも大きな直径となっている。
また同様に、第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31の直径も第1ボルト200のネジ部の直径に対応し、そして第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51の直径も第2ボルト205のネジ部の直径に対応して第1ネジ挿通用穴31よりも大きな直径となっている。
尚、バスバー70の第1端部72は、第2端部74の幅よりも大きい幅の部分76を有している(本実施形態では、大きい幅の部分76,76が第1端部72の幅方向の両側面から突出するように設けられている)。
また、第1接触片収容凹部20の両壁21,21のうち少なくとも一方には、バスバー挿入経路85内にバスバー70の幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部25が形成されている(本実施形態では、バスバー誤挿入防止部25,25が、第1接触片収容凹部20の両壁21,21の内面に設けられている)。
こういった構成により、図6に示されるように、バスバー70が、その第1端部72をスライド進行方向前側にして貫通孔182に向けてバスバー仮置き凹部80の底面82上をスライド移動されると、第1端部72がバスバー誤挿入防止部25に当接して、バスバー挿入経路85への進入が阻止されるようになっている。
上記構成の電気接続箱1では、接続箱本体2が、第1接触片収容凹部20に連設され、バスバー挿入経路85に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路81を形成するとともにバスバー70の底面82上でのスライド方向を該バスバー70の長手方向に規制するバスバー仮置き凹部80を備えている。
そして、バスバー仮置き凹部80の底面82に載置されたバスバー70は、電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー挿入経路85をスライド移動され、貫通孔182を貫通し、そして当接壁45に第2端部74を当接したとき、第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40それぞれのバスバー挿入経路85を形成する両壁21,41によってバスバー70の幅方向の移動が規制されるとともに、第1端部72の第1ネジ止め用穴73が第1接触片32の第1ネジ挿通用穴31に位置合わせされ、且つ第2端部74の第2ネジ止め用穴75が第2接触片52の第2ネジ挿通用穴51に位置合わせされる。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、バスバー70を電流検出部10に組付ける作業の作業性が改善される。
また、上記構成の電気接続箱1では、バスバー70の第1端部72が、第2端部74の幅よりも大きい幅の部分76を有し、第1接触片収容凹部20のバスバー挿入経路85を形成する両壁21のうち少なくとも一方には、バスバー挿入経路85内にバスバー70の幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部25が形成されており、そしてバスバー70が、その第1端部72をスライド進行方向前側にして電流センサ180の貫通孔182に向けてバスバー仮置き凹部80の底面82上をスライド移動されたとき、バスバー70の第1端部72がバスバー誤挿入防止部25に当接して、バスバー挿入経路85への進入を阻止される。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、電流検出部10へのバスバー70の誤った組付けを効果的に防止できる。
更に、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ収容室60が、第1接触片収容凹部20に面する側壁61と第2接触片収容凹部40に面する側壁62それぞれに開口を有している。これら両側壁61,62の開口は、電流センサ180の貫通孔182にバスバー70をスムーズに挿通するために設けられている。
また、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ180は、センサ本体181の両側面183,184にある貫通孔182の開口のうち一方が第1接触片収容凹部20側に、そして貫通孔182の開口のうち他方が第2接触片収容凹部40側に向くように接続箱本体2の下面の開口から電流センサ収容室60に挿入される。
従って、上記構成の電気接続箱1によれば、電流センサ180を接続箱本体2の上面側から電流センサ収容室60に挿入するために第1接触片収容凹部20と第2接触片収容凹部40との間に開口を必要とする従来の形態の電気接続箱1と比較して、電流検出部10の機械的強度を高めることができる。
更に、上記構成の電気接続箱1では、電流センサ収容室60が電流センサ180の上面185を露出するための確認用窓65が形成された上壁を有しているので、電流センサ収容室60内に電流センサ180が収容されたかどうかを確認用窓65を介して確認することができる。
また更に、上記構成の電気接続箱1によれば、バッテリーに電気的に接続された電線の端末部の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子が、そのネジ用穴に挿通された第2ボルト205によりバスバー70の第2端部74と接触状態で電流検出部10に締結されるので、これによりバッテリーから電力が供給される。
本発明によれば、バスバー70を電流検出部10に組付ける作業の作業性を改善でき、且つ電流検出部10へのバスバー70の誤った組付けを効果的に防止できるので、自動車等の車両上でバッテリーと種々の電装品とに電気的に接続される例えばリレー・ボックス、ヒューズ・ボックス、電子制御ユニット・ボックス、等といった電気接続箱に有用である。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、電流センサが図7に示されるように電流センサ収容室に上から組付けられ、その後バスバーが図4および図5に示されるように組付けられるといった形態にも本発明を適用できることは言うまでもない。
本発明に係る電気接続箱の一実施形態を示す図であって、電気接続箱の電気部品装着部を示す接続箱本体、および電線付き端子の上面図である。 バスバーと電流センサを電流検出部に組付ける前の状態を示す分解斜視図である。 電流センサが組み込まれた電流検出部にバスバーを挿入する方向を示す電流検出部の上面図である。 バスバーがバスバー仮置き凹部の底面上に載置された状態の電流検出部の上面図である。 図4に示される状態からバスバーが、電流センサの貫通孔に向けてバスバー挿入経路をスライド移動され、貫通孔を貫通し、そして当接壁に第2端部を当接したときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、第1接触片収容凹部と第2接触片収容凹部それぞれのバスバー挿入経路を形成する両壁によってバスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、バスバーの第1端部の第1ネジ止め用穴が第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つバスバーの第2端部の第2ネジ止め用穴が第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされた状態の電流検出部の上面図である。 バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして電流センサの貫通孔に向けてバスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたときの電流検出部の様子を示しており、より詳細には、バスバーの第1端部がバスバー誤挿入防止部に当接して、バスバー挿入経路への進入を阻止されている状態の電流検出部の上面図である。 バスバーと電流センサの組品を電流検出部から分離して示す分解斜視図である。 バスバーと電流センサの組品を取り除いた状態の電流検出部の正面図である。 バスバーと電流センサの組品を組付けた状態の電流検出部の正面図である。 電線付き端子がバスバーと接触状態でボルトにより固定された電流検出部の正面図である。
符号の説明
1:電気接続箱
2:接続箱本体
10:電流検出部
20:第1接触片収容凹部
21:両壁
31:第1ネジ挿通用穴
32:第1接触片
40:第2接触片収容凹部
41:両壁
45:当接壁
51:第2ネジ挿通用穴
52:第2接触片
70:バスバー
72:第1端部
73:第1ネジ止め用穴
74:第2端部
75:第2ネジ止め用穴
80:バスバー仮置き凹部
82:底面
85:バスバー挿入経路
180:電流センサ
182:貫通孔

Claims (5)

  1. 接続箱本体と、
    前記接続箱本体に設けられた電流検出部と、
    前記電流検出部に形成された第1接触片収容凹部および第2接触片収容凹部と、
    第1ネジ挿通用穴が形成された第1接触片を有し、該第1接触片が前記第1接触片収容凹部内に位置するように前記接続箱本体に配置された導電性金属製の第1接触部材と、
    第2ネジ挿通用穴が形成された第2接触片を有し、該第2接触片が前記第2接触片収容凹部内に位置するように前記接続箱本体に配置された導電性金属製の第2接触部材と、
    前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部との間に配置された電流センサ収容室と、
    センサ本体、および該センサ本体を貫通するように形成された貫通孔を有し、前記センサ本体の両側面にある前記貫通孔の開口のうち一方が前記第1接触片収容凹部側に、そして前記貫通孔の開口のうち他方が前記第2接触片収容凹部側に向くように、前記電流センサ収容室に収容された電流センサと、
    前記第1接触片収容凹部内の前記第1接触片上から前記電流センサの貫通孔を通って前記第2接触片収容凹部内の前記第2接触片上に延長するバスバー挿入経路と、
    前記バスバー挿入経路の終端を形成するように前記第2接触片収容凹部に設けられた当接壁と、
    板状のバスバー本体を有し、該バスバー本体の長手方向の両端部のうち一方の第1端部に厚さ方向に貫通する第1ネジ止め用穴が形成され、且つ前記バスバー本体の長手方向の両端部のうち他方の第2端部に厚さ方向に貫通する第2ネジ止め用穴が形成された被電流検出用の導電性金属製のバスバーと、
    前記第1接触片収容凹部に連設され、前記バスバー挿入経路に連続するように位置合わせされたバスバースライド経路を形成し、前記バスバーを一時的に載置可能な底面を有するとともに前記バスバーの前記底面上でのスライド方向を該バスバーの長手方向に規制するバスバー仮置き凹部と、
    を備え、
    前記バスバーに流れる電流が前記電流センサにより検出される電気接続箱であって、
    前記バスバー仮置き凹部の底面に載置された前記バスバーが、前記電流センサの貫通孔に向けて前記バスバー挿入経路をスライド移動され、前記貫通孔を貫通し、そして前記当接壁に前記第2端部を当接したとき、前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部それぞれの前記バスバー挿入経路を形成する両壁によって前記バスバーの幅方向の移動が規制されるとともに、前記第1端部の第1ネジ止め用穴が前記第1接触片の第1ネジ挿通用穴に位置合わせされ、且つ前記第2端部の第2ネジ止め用穴が前記第2接触片の第2ネジ挿通用穴に位置合わせされ、
    前記第1ネジ止め用穴および前記第1ネジ挿通用穴に挿通された第1ネジにより前記バスバーの第1端部と前記第1接触片との接触状態が維持されるように前記第1端部が前記電流検出部に締結され、そして
    前記第2ネジ止め用穴および前記第2ネジ挿通用穴に挿通された第2ネジにより前記バスバーの第2端部と前記第2接触片との接触状態が維持されるように前記第2端部が前記電流検出部に締結されることを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記第1ネジと前記第2ネジが異なる直径のネジ部を有し、
    前記バスバーの第1ネジ止め用穴の直径が前記第1ネジのネジ部の直径に対応し、
    前記バスバーの第2ネジ止め用穴の直径が前記第2ネジのネジ部の直径に対応し、
    前記バスバーの第1端部が、前記第2端部の幅よりも大きい幅の部分を有し、
    前記第1接触片収容凹部の前記両壁のうち少なくとも一方には、前記バスバー挿入経路内に前記バスバーの幅方向に突出するバスバー誤挿入防止部が形成されており、そして
    前記バスバーが、その第1端部をスライド進行方向前側にして前記貫通孔に向けて前記バスバー仮置き凹部の底面上をスライド移動されたとき、前記第1端部が前記バスバー誤挿入防止部に当接して、前記バスバー挿入経路への進入を阻止されることを特徴とする請求項1に記載した電気接続箱。
  3. 前記電流検出部が、前記接続箱本体の上面に形成され、
    前記電流センサ収容室が、前記接続箱本体の下面の開口に連通し、且つ前記第1接触片収容凹部と前記第2接触片収容凹部との間から上方に延設されるとともに、前記第1接触片収容凹部に面する側壁と前記第2接触片収容凹部に面する側壁それぞれに開口を有しており、そして
    前記電流センサは、前記センサ本体の両側面にある前記貫通孔の開口のうち一方が前記第1接触片収容凹部側に、そして前記貫通孔の開口のうち他方が前記第2接触片収容凹部側に向くように、前記接続箱本体の下面側から前記電流センサ収容室に挿入されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載した電気接続箱。
  4. 前記電流センサ収容室の上壁に、前記電流センサの上面を露出するための確認用窓が形成されていることを特徴とする請求項3に記載した電気接続箱。
  5. バッテリーに電気的に接続された電線の端末部の導体に電気的に接続する導電性金属製の端子が、そのネジ用穴に挿通された前記第2ネジにより前記第2端部と接触状態で前記電流検出部に締結されることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載した電気接続箱。
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