JP5028947B2 - パワーモジュールの積層構造体 - Google Patents

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Description

この発明は、大電流、高電圧を制御する半導体装置に用いられるパワーモジュールの積層構造体に関するものである。
この種のパワーモジュールの積層構造体として、例えば下記特許文献1に示されるような、半導体チップと、この半導体チップの表裏面にそれぞれはんだ接合された一対の放熱板と、各放熱板の表面に絶縁部材を介して接触した冷却器とが備えられた構成が知られている。そして、このパワーモジュールの積層構造体では、熱サイクル下で使用する際に、その全体を積層方向に加圧してパワーモジュールの各構成部材同士の接触圧を高めた状態で、半導体チップをその表裏面側からそれぞれ冷却することによって、冷却能の向上が図られている。
特開2005−150420号公報
しかしながら、前記従来のパワーモジュールの積層構造体では、その全体を積層方向に加圧した状態で熱サイクル下で使用していたので、昇温時におけるパワーモジュールの各構成部材の膨張変形により半導体チップに大きな押圧力が作用して、この半導体チップの熱サイクル寿命を低下させるおそれがあった。
特に、近年では、半導体チップと一対の放熱板とを接合する各はんだ層の厚さを大きくすることによって、半導体チップと放熱板との熱膨張係数差に起因したはんだ層の内部応力を緩和させる要請があるが、このようにはんだ層の厚さを大きくすると、半導体チップが放熱板の表面に対して傾き易くなるので、前述のように積層方向に加圧した状態で熱サイクル下で使用すると、半導体チップの表裏面において局所的に大きな押圧力が作用する部分が生じ、この半導体チップの熱サイクル寿命をさらに低下させるおそれがあった。なお、はんだ層の厚さを厚くすると、パワーモジュールの熱抵抗値が上昇するおそれもあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、半導体チップにかかる負荷を増大させることなく、冷却能を向上させることができるパワーモジュールの積層構造体を提供することを目的とする。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明のパワーモジュールの積層構造体は、セラミックス板と、このセラミックス板の表面にろう付けされた回路層と、前記セラミックス板の裏面にろう付けされた冷却器と、前記回路層の表面にはんだ接合された半導体チップとを備えるパワーモジュールが、これらの冷却器、セラミックス板、回路層および半導体チップが配置された積層方向に複数設けられたパワーモジュールの積層構造体であって、前記積層方向で互いに対向する一対のパワーモジュールは、それぞれの半導体チップの表面同士が前記積層方向で間隔をあけて対向するように、または、一方のパワーモジュールにおける半導体チップの表面と他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面とが前記積層方向で間隔をあけて対向するように、一方のパワーモジュールにおける回路層の表面に立設されたヒートシンク部を介して、互いが電気的に絶縁状態となるように、前記一方のパワーモジュールの回路層と前記他方のパワーモジュールのセラミックス板若しくは冷却器とが連結されていることを特徴とする。
この発明によれば、前記一対のパワーモジュールが前記ヒートシンク部を介して連結されているので、これらのパワーモジュールのうち、半導体チップで発生した熱により温度が高くなっている高温側パワーモジュールの熱を、ヒートシンク部を介して、温度が低い低温側パワーモジュールに伝導させることによって、高温側パワーモジュールを低温側パワーモジュールの冷却器で冷却することが可能になり、この積層構造体の冷却能を向上させることができる。
しかも、この一対のパワーモジュールが、それぞれの半導体チップの表面同士が前記積層方向で間隔をあけて対向するように、または、一方のパワーモジュールにおける半導体チップの表面と他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面とが前記積層方向で間隔をあけて対向するように設けられているので、熱サイクル使用時におけるパワーモジュールの各構成部材の膨張変形により、各半導体チップに押圧力が作用するのを防ぐことが可能になり、これらの半導体チップの熱サイクル寿命が低下するのを防ぐことができる。
さらに、半導体チップを有するパワーモジュールが前記積層方向に複数設けられているので、半導体チップの実装密度を向上させることが可能になり、このパワーモジュールの設置面積を低減することができる。
ここで、前記一対のパワーモジュールが、それぞれの半導体チップの表面同士が前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように設けられた場合、前記ヒートシンク部は、他方のパワーモジュールにおいてセラミックス板の表面に回路層と非接触状態で接合されてもよい。
この場合、ヒートシンク部と前記他方のパワーモジュールとの間に絶縁部材を設けなくても、ヒートシンク部により前記一対のパワーモジュールを互いが電気的に絶縁状態となるように連結することが可能になり、パワーモジュールの積層構造体の製造コストを抑えることができる。
また、前記一対のパワーモジュールが、一方のパワーモジュールにおける半導体チップの表面と、他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面とが前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように設けられた場合、前記ヒートシンク部は、前記他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面に設けられた絶縁部材に接合されてもよい。
この場合においても、ヒートシンク部により前記一対のパワーモジュールを互いが電気的に絶縁状態となるように連結することが可能になる。さらに、一方のパワーモジュールにおける半導体チップで発生した熱を、このパワーモジュールにおける冷却器のみならず、回路層およびヒートシンク部を介して、他方のパワーモジュールにおける冷却器にも伝導させることが可能になり、この積層構造体の冷却能を確実に向上させることができる。
さらにこの場合、パワーモジュールの積層構造体の熱サイクル使用時において、前記一方のパワーモジュールにおける半導体チップの総発熱量が、前記他方のパワーモジュールにおける半導体チップの総発熱量よりも大きいことが好ましい。この場合、パワーモジュールの積層構造体の冷却能を効率的に向上させることができる。
ここで、前述した半導体チップの総発熱量の大小とは、半導体チップ自体の仕様電力値の大小のみならず、この仕様電力値は同等であってもパワーモジュールの積層構造体の熱サイクル使用時における使用頻度の大小を含むものである。
なお、前記絶縁部材は、前記他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面に接合されたセラミックス製の板材、または、前記冷却器の裏面に形成されたアルミナ溶着膜としてもよい。
また、前記ヒートシンク部は、純Cu若しくはCu合金で形成されたヒートシンク本体を有してもよい。
この場合、純Cu若しくはCu合金は、純AlやAl合金よりも熱容量が大きいので前記の作用効果がより一層確実に奏効されることになる。
この発明によれば、半導体チップにかかる負荷を増大させることなく、冷却能を向上させることができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。図1はこの発明の第1実施形態に係るパワーモジュールの積層構造体を示す全体図である。
この積層構造体10は、セラミックス板11と、このセラミックス板11の表面にろう付けされた回路層12と、セラミックス板11の裏面にろう付けされた冷却器13と、回路層12の表面にはんだ接合された半導体チップ14とを備えるパワーモジュール15a、15bが、これらの冷却器13、セラミックス板11、回路層12および半導体チップ14が配置された積層方向Sに複数設けられている。なお、図示の例では、冷却器13は、内部に複数の冷媒供給路13aが形成された、いわゆる多穴管とされている。
そして、本実施形態では、前記積層方向Sで互いに対向する一対のパワーモジュール15a、15bは、それぞれの半導体チップ14の表面同士が前記積層方向Sで間隔をあけて対向するように、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12の表面に立設されたヒートシンク部16を介して、互い15a、15bが電気的に絶縁状態となるように連結されている。
ここで、パワーモジュール15a、15bを構成する各部材の材質としては、例えば、セラミックス板11ではAlN、Al若しくはSi等が挙げられ、回路層12では純Cu、Cu合金、純Al若しくはAl合金が挙げられ、冷却器13では純Al若しくはAl合金が挙げられる。
本実施形態では、セラミックス板11をAlN若しくはSiで形成し、回路層12を純Al若しくはAl合金で形成した場合について説明する。
なお、この場合、半導体チップ14と回路層12とを接合するはんだ層17は、例えばSn−Ag−Cu系等の無鉛系のはんだ材、若しくは例えばPbSn系等のPbを含むはんだ材が用いられ、セラミックス板11と回路層12および冷却器13とをろう付けするろう材では、例えばAl−Si系等のAl系のろう材が用いられる。
図示の例では、ヒートシンク部16は板状体とされて、その表裏面が、冷却器13の冷媒供給路13aが延びる方向、および前記積層方向Sに沿って延在するように縦置き姿勢とされ、その積層方向Sの一端が、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12の表面にはんだ層19を介して接合され、他端が、他方のパワーモジュール15bにおけるセラミックス板11の表面に回路層12と非接触状態でろう付けされている。このように、ヒートシンク部16の前記積層方向Sにおける両端をそれぞれ、回路層12、および電気絶縁性を有するセラミックス板11に接合することによって、このヒートシンク部16により、一対のパワーモジュール15a、15bが、互い15a、15bが電気的に絶縁状態となるように連結される。
本実施形態では、ヒートシンク部16は、純Cu若しくはCu合金で形成されたヒートシンク本体16aと、純Al若しくはAl合金で形成されたAl部材16bとを備え、ヒートシンク本体16aがヒートシンク部16の前記一端を有し、Al部材16bがヒートシンク部16の前記他端を有するように、ヒートシンク本体16aとAl部材16bとがはんだ層18を介して接合されている。ここで、ヒートシンク本体16aの方がAl部材16bよりも体積が大きくなっている。図示の例では、ヒートシンク本体16aの方がAl部材16bよりも前記積層方向Sの長さが長くなっている。
なお、はんだ層18、19は前記はんだ材で形成され、Al部材16bとセラミックス板11とは、前記ろう材箔でろう付けされている。
また、Al部材16bの前記積層方向Sの長さは、他方のパワーモジュール15bにおける回路層12の前記積層方向Sの長さと同等とされ、ヒートシンク本体16aの前記積層方向Sにおける長さは、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12の表面と半導体チップ14の表面との距離と、他方のパワーモジュール15bにおける回路層12の表面と半導体チップ14の表面との距離と、の和以上となっている。これにより、一方のパワーモジュール15aの半導体チップ14の表面と、他方のパワーモジュール15bの半導体チップ14の表面とが非接触となっている。
以上説明したように、本実施形態によるパワーモジュール15の積層構造体10によれば、一対のパワーモジュール15a、15bが、それぞれの半導体チップ14の表面同士が前記積層方向Sで間隔をあけて対向するように、ヒートシンク部16を介して連結されているので、これらのパワーモジュール15a、15bのうち、半導体チップ14で発生した熱により温度が高くなっている高温側パワーモジュールの熱を、ヒートシンク部16を介して、温度が低い低温側パワーモジュールに伝導させることによって、高温側パワーモジュールを低温側パワーモジュールの冷却器13で冷却することが可能になり、この積層構造体10の冷却能を向上させることができる。
しかも、この一対のパワーモジュール15a、15bが、それぞれの半導体チップ14の表面同士が前記積層方向Sで間隔をあけて対向するように設けられているので、熱サイクル使用時におけるパワーモジュール15a、15bの各構成部材の膨張変形により、各半導体チップ14に押圧力が作用するのを防ぐことが可能になり、これらの半導体チップ14の熱サイクル寿命が低下するのを防ぐことができる。
さらに、半導体チップ14を有するパワーモジュール15a、15bが前記積層方向Sに複数設けられているので、半導体チップ14の実装密度を向上させることが可能になり、このパワーモジュール15a、15bの設置面積を低減することができる。
また、本実施形態では、ヒートシンク部16が、他方のパワーモジュール15bにおいてセラミックス板11の表面に回路層12と非接触状態で接合されているので、ヒートシンク部16と他方のパワーモジュール15bとの間に絶縁部材を設けなくても、ヒートシンク部16により一対のパワーモジュール15a、15bを互いが電気的に絶縁状態となるように連結することが可能になり、この積層構造体10の製造コストを抑えることができる。
さらに、本実施形態では、ヒートシンク部16が、純AlやAl合金よりも熱容量が大きい純Cu若しくはCu合金で形成されたヒートシンク本体16aを有し、しかもヒートシンク本体16aの方がAl部材16bよりも体積が大きくなっているので、前記の作用効果がより一層確実に奏効されることになる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態に代えて、図2に示されるように、一対のパワーモジュール15a、15bを、一方のパワーモジュール15aにおける半導体チップ14の表面と、他方のパワーモジュール15bにおける冷却器13の裏面とが前記積層方向Sで間隔をあけて互いに対向するように設け、ヒートシンク部16のAl部材16bを、他方のパワーモジュール15bにおける冷却器13の裏面に設けられた絶縁部材21にろう付けした積層構造体20を採用してもよい。
なお、絶縁部材21は、例えば、他方のパワーモジュール15bにおける冷却器13の裏面にろう付けされたセラミックス製の板材、または、この冷却器13の裏面に形成されたアルミナ溶着膜等とされている。また、ヒートシンク部16の前記積層方向Sにおける長さは、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12の表面と半導体チップ14の表面との距離以上となっている。
この場合、ヒートシンク部16により一対のパワーモジュール15a、15bを互いが電気的に絶縁状態となるように連結することが可能になるとともに、一方のパワーモジュール15aにおける半導体チップ14で発生した熱を、このパワーモジュール15aにおける冷却器13のみならず、回路層12およびヒートシンク部16を介して、他方のパワーモジュール15bにおける冷却器13にも伝導させることが可能になり、この積層構造体10の冷却能を確実に向上させることができる。
さらにこの場合、パワーモジュールの積層構造体20の熱サイクル使用時において、一方のパワーモジュール15aにおける半導体チップ14の総発熱量が、他方のパワーモジュール15bにおける半導体チップ14の総発熱量よりも大きいことが好ましい。この場合、パワーモジュールの積層構造体20の冷却能を効率的に向上させることができる。
ここで、前述した半導体チップ14の総発熱量の大小とは、半導体チップ14自体の仕様電力値の大小のみならず、この仕様電力値は同等であってもパワーモジュールの積層構造体20の熱サイクル使用時における使用頻度の大小を含むものである。
また、冷却器13、セラミックス板11、回路層12、ヒートシンク部16、およびはんだ層17、18、19を形成する各材質は前記実施形態のものに限定されるものではない。さらに、前記各実施形態では、パワーモジュールの積層構造体10、20として、パワーモジュール15a、15bが二層積層された構成を示したが、3層以上積層した構成にも適用可能である。さらにまた、図1および図2で示した実施形態に代えて、ヒートシンク部16の前記一端と、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12の表面とを、例えば高熱伝導性を有する接着剤で接合してもよく、さらに、この接着剤でヒートシンク本体16aとAl部材16bとを接合してヒートシンク16を形成してもよい。
また、前記各実施形態では、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12と、ヒートシンク本体16aとを別体としたが、これに代えて、例えば、これら12、16aを同一の材料で一体に形成してもよい。
例えば、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12およびヒートシンク本体16aを純Al若しくはAl合金で一体に形成した場合、このヒートシンク本体16aを、図1に示す実施形態では他方のパワーモジュール15bにおけるセラミックス板11の表面に、Al部材16bを介在させずに直接、ろう付けし、図2に示す実施形態では絶縁部材21の表面に、Al部材16bを介在させずに直接、ろう付けしてもよい。なお、前者の構成を図3に示す。
また、これに代えて、一方のパワーモジュール15aにおける回路層12およびヒートシンク本体16aを純Cu若しくはCu合金で一体に形成した場合、前記各実施形態と同様にAl部材16bを介して、図1に示す実施形態では他方のパワーモジュール15bにおけるセラミックス板11の表面にろう付けし、図2に示す実施形態では他方のパワーモジュール15bにおける絶縁部材21の表面にろう付けしてもよい。
さらに、回路層12として単層構造を示したが多層構造としてもよい。そして、この多層構造の回路層のうち、その最外層部とヒートシンク本体16aとを同一の材料で一体に形成して、下層部分をドレイン電極としてもよい。
半導体チップにかかる負荷を増大させることなく、冷却能を向上させることができる。
この発明の第1実施形態に係るパワーモジュールの積層構造体を示す全体図である。 この発明の第2実施形態に係るパワーモジュールの積層構造体を示す全体図である。 この発明の第3実施形態に係るパワーモジュールの積層構造体を示す全体図である。
符号の説明
10、20 積層構造体
11 セラミックス板
12 回路層
13 冷却器
14 半導体チップ
15a、15b パワーモジュール
16 ヒートシンク部
16a ヒートシンク本体
21 絶縁部材
S 積層方向

Claims (4)

  1. セラミックス板と、このセラミックス板の表面にろう付けされた回路層と、前記セラミックス板の裏面にろう付けされた冷却器と、前記回路層の表面にはんだ接合された半導体チップとを備えるパワーモジュールが、これらの冷却器、セラミックス板、回路層および半導体チップが配置された積層方向に複数設けられたパワーモジュールの積層構造体であって、
    前記積層方向で互いに対向する一対のパワーモジュールは、それぞれの半導体チップの表面同士が前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように、または、一方のパワーモジュールにおける半導体チップの表面と他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面とが前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように、一方のパワーモジュールにおける回路層の表面に立設されたヒートシンク部を介して、互いが電気的に絶縁状態となるように、前記一方のパワーモジュールの回路層と前記他方のパワーモジュールのセラミックス板若しくは冷却器とが連結されていることを特徴とするパワーモジュールの積層構造体。
  2. 請求項1記載のパワーモジュールの積層構造体であって、
    前記一対のパワーモジュールは、それぞれの半導体チップの表面同士が前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように設けられ、
    前記ヒートシンク部は、他方のパワーモジュールにおいてセラミックス板の表面に回路層と非接触状態で接合されていることを特徴とするパワーモジュールの積層構造体。
  3. 請求項1記載のパワーモジュールの積層構造体であって、
    前記一対のパワーモジュールは、一方のパワーモジュールにおける半導体チップの表面と、他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面とが前記積層方向で間隔をあけて互いに対向するように設けられ、
    前記ヒートシンク部は、前記他方のパワーモジュールにおける冷却器の裏面に設けられた絶縁部材に接合されていることを特徴とするパワーモジュールの積層構造体。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載のパワーモジュールの積層構造体であって、
    前記ヒートシンク部は、純Cu若しくはCu合金で形成されたヒートシンク本体を有していることを特徴とするパワーモジュールの積層構造体。
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