JP5028656B2 - 給湯機の異常検出装置 - Google Patents

給湯機の異常検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5028656B2
JP5028656B2 JP2006078948A JP2006078948A JP5028656B2 JP 5028656 B2 JP5028656 B2 JP 5028656B2 JP 2006078948 A JP2006078948 A JP 2006078948A JP 2006078948 A JP2006078948 A JP 2006078948A JP 5028656 B2 JP5028656 B2 JP 5028656B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
pipe
temperature
storage tank
water storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006078948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007255769A (ja
Inventor
真一 坂本
孝司 千田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP2006078948A priority Critical patent/JP5028656B2/ja
Publication of JP2007255769A publication Critical patent/JP2007255769A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5028656B2 publication Critical patent/JP5028656B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

この発明は、給湯機の異常検出装置に関するものである。
ヒートポンプ式給湯機は、図4に示すように、貯湯タンク70を有するタンクユニット71と、冷媒回路72を有する熱源ユニット73とを備える。この場合、冷媒回路72は、圧縮機74と水熱交換器75と膨張弁77と蒸発器78とを順に接続して構成される。そして、タンクユニット71は、上記貯湯タンク70と循環路79とを備え、この循環路79には、水循環用ポンプ80と熱交換路81とが介設されている。この場合、熱交換路81は水熱交換器75にて構成される。このようなヒートポンプ式給湯機は、例えば、特許文献1に開示されている。
上記装置においては、圧縮機74を駆動させると共に、ポンプ80を駆動(作動)させると、貯湯タンク70の底部に設けた取水口から貯溜水(温湯)が循環路79に流出し、これが熱交換路81を流通する。そのときこの温湯は水熱交換器75によって加熱され(沸上げられ)、湯入口から貯湯タンク70の上部に返流される。これによって、貯湯タンク70に高温の温湯を貯めるものである。
上記装置における循環路79は、図4に示すように、貯湯タンク70の低温水を熱交換路81へ供給するための入水配管82と、この熱交換路81からの温湯を貯湯タンク70へ供給するための出湯配管83とを備える。そして、入水配管82は、例えば、タンクユニット71側の第1配管82aと、熱源ユニット73側の第2配管82bと、この第1・第2配管を接続する接続配管82cとを備える。また、出湯配管83は、例えば、タンクユニット71側の第1配管83aと、熱源ユニット73側の第2配管83bと、この第1・第2配管を接続する接続配管83cとを備える。そして、この種のヒートポンプ式給湯機では、通常、熱源側ユニット73の冷媒が、図4の矢印A方向に流れ、タンクユニット71側の循環路79の温水が、この矢印A方向と逆の矢印B方向に流れるように設定している。これによって、熱交換路81に進入した低温水と、高温の冷媒とで熱交換が行われ、低温水が矢印B方向へ流れるに従って効率よく温度が上昇するように設定されている。また、第2配管82bには、熱交換路81に流れ込む低温水の温度を検出する入水サーミスタ85配置され、第2配管83bには、熱交換路81にて加熱された温湯の温度を検出する出湯サーミスタ86が配置されている。
ところで、この種の給湯機を設置する場合、設置現場において、タンクユニット71側の第1配管82a、83aと、熱源ユニット73側の第2配管82b、83bとを、それぞれ接続配管82c、83cを介して接続していた。この場合、接続配管82c、83cは同一の配管を使用する場合が多いので、例えば、接続配管82cにて、第1配管82aと第2配管83bとを接続すると共に、接続配管83cにて、第1配管83aと第2配管82bとを接続したりする誤接続(誤配管)を行う場合があった。
このように誤接続(誤配管)を行った場合には、貯湯タンク70の下部の低温水が、正規の場合と逆方向から熱交換路81に入ることになる。従って、上記入水サーミスタ85の温度は上昇するが、上記出湯サーミスタ86の温度は上昇しない。このため、ポンプ80の能力を絞っていくことになると共に、熱交換路81を通過する温水は矢印Bと反対の矢印A方向に流れることになって、非常に効率の悪い運転を行うことになる。
この発明は、上記従来の欠点を解決するためになされたものであって、その目的は、施工時の誤配管を検出して、給湯機の効率の悪い運転の継続を抑制できる給湯機の異常検出装置を提供することにある。
そこで、この発明の給湯機の異常検出装置は、貯湯タンク3と、この貯湯タンク3に連結される循環路12と、この循環路12に介設される熱交換路14とを備え、この熱交換路14をヒートポンプ加熱源にて加熱して、上記貯湯タンク3から循環路12に流出した低温水を沸き上げてこの貯湯タンク3に返流する運転が可能な給湯機の異常状態を検出する検出装置であって、上記給湯機の循環路12が、上記低温水を上記熱交換路14へ供給するための入水配管15と、この熱交換路14からの温湯を上記貯湯タンク3へ供給するための出湯配管16とを備え、上記入水配管15は、上記貯湯タンク3側の第1配管15aと、上記ヒートポンプ加熱源側の第2配管15bと、この第1、第2配管15a、15bを接続する接続配管15cとを有しており、上記第2配管15bの温度が、外気温度に基づいて設定された基準温度よりも高いときに、入水配管15と出湯配管16と誤接続が生じた異常状態であると判定することを特徴としている。
また、この発明の給湯機の異常検出装置は、貯湯タンク3と、この貯湯タンク3に連結される循環路12と、この循環路12に介設される熱交換路14とを備え、この熱交換路14をヒートポンプ加熱源にて加熱して、上記貯湯タンク3から循環路12に流出した低温水を沸き上げてこの貯湯タンク3に返流する運転が可能な給湯機の異常状態を検出する検出装置であって、上記給湯機の循環路12が、上記低温水を上記熱交換路14へ供給するための入水配管15と、この熱交換路14からの温湯を上記貯湯タンク3へ供給するための出湯配管16とを備え、上記入水配管15は、上記貯湯タンク3側の第1配管15aと、上記ヒートポンプ加熱源側の第2配管15bと、この第1、第2配管15a、15bを接続する接続配管15cとを有しており、上記第2配管15bの温度が、貯湯タンク3への給水温度に基づいて設定された基準温度よりも高いときに、入水配管15出湯配管16と誤接続が生じた異常状態であると判定することを特徴としている。
上記給湯機の異常検出装置では、給湯機の運転を開始すれば、出湯配管1の温度(熱交換路14にて沸き上げられた温湯の温度であって、出湯温度)が上昇するが、入水配管15の温度(熱交換路への入水温度)は上昇しないことを利用している。すなわち、入水配管15及び出湯配管16が誤接続であるときには、上記入水温度が上昇し、逆に出湯温度は上昇しない。このため、入水配管15の第2配管15bの温度が基準温度よりも高いときには、誤配管(誤接続)であり、誤配管と判定している。従って、確実に誤配管を判定することがきる。これにより、給湯機は熱交換効率のよい運転を行うことができ、給湯機のランニングコストの低減を達成できる。また、基準温度を一義的に設定する場合には、単一の既設センサを使用すればよいので、制御構成を簡素化でき、また、安定した判定精度を維持することができる。
また、上記基準温度を、外気温度に応じて設定するようにすれば、判定精度を一段と向上できる。
さらに、入水配管15の第2配管15bの温度と貯湯タンク3への給水温度に基づく基準温度とを比較することによっても、上記同様に、確実に誤配管を判定することがきる。
次に、この発明の給湯機の異常検出装置の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1はこの異常検出装置を具備した給湯機(ヒートポンプ式給湯機)の簡略図を示し、この給湯機は、貯湯タンク3と、この貯湯タンク3に連結される循環路12と、この循環路12に介設される熱交換路14とを備え、この熱交換路14をヒートポンプ加熱源にて加熱して、上記貯湯タンク3から循環路12に流出した低温水を沸き上げてこの貯湯タンク3に返流する運転が可能である。そして、この貯湯タンク3に貯湯された温湯が図示省略の浴槽等に供給される。
この場合、貯湯タンク3には、その底壁に給水口5が設けられると共に、その上壁に出湯口6が設けられている。そして、給水口5から貯湯タンク3に水道水が供給され、出湯口6から高温の温湯が出湯される。また、貯湯タンク3には、その底壁に取水口10が開設されると共に、側壁(周壁)の上部に湯入口11が開設され、取水口10と湯入口11とが上記循環路12にて連結されている。そして、この循環路12に水循環用ポンプ13と熱交換路14とが介設されている。なお、給水口5には給水用流路8が接続されている。
ところで、貯湯タンク3には、上下方向に所定ピッチで4個の残湯量検出器18a、18b、18c、18dと、給水温度検出手段19を構成する温度検出器19aとが設けられている。上記各残湯量検出器18a・・及び温度検出器19aは、例えば、それぞれサーミスタからなる。また、上記循環路12には、熱交換路14の上流側に入水温度検出手段20となる入水サーミスタ20aが設けられると共に、熱交換路14の下流側に出湯温度検出手段21となる出湯サーミスタ21aが設けられている。
循環路12は、入水配管15と出湯配管16とを備え、入水配管15は上記ポンプ13が介設された貯湯タンク3側の第1配管15aと、入水サーミスタ20aが介設された熱源側の第2配管15bと、この第1・第2配管15a、15bを連結(接続)する接続配管15cとからなり、出湯配管16は貯湯タンク3側の第1配管16aと、出湯サーミスタ21aが介設された熱源側の第2配管16bと、この第1・第2配管16a、16bを連結(接続)する接続配管16cとからなる。この場合、後述するように、接続配管15c、16cは現場で接続される。
そして、ヒートポンプ加熱源は冷媒回路を備え、この冷媒回路は、圧縮機25と、熱交換路14を構成する水熱交換器26と、電動膨張弁(減圧機構)27と、空気熱交換器(蒸発器)28とを順に接続して構成される。すなわち、圧縮機25の吐出管29を水熱交換器26に接続し、水熱交換器26と電動膨張弁27とを冷媒通路30にて接続し、電動膨張弁27と蒸発器28とを冷媒通路31にて接続し、蒸発器28と圧縮機25とをアキュームレータ32が介設された冷媒通路33にて接続している。これにより、圧縮機25が駆動すると、水熱交換器26において熱交換路14を流れる水が加熱されることになる。また、蒸発器28にはこの蒸発器28の能力を調整するファン34が付設されている。
ところで、この給湯機の制御部は、図2に示すように、入水温度検出手段20と、出温度検出手段21と、給水温度検出手段19と、外気温度検出手段22と、各種のデータが設定される設定手段24と、タイマ手段35と、上記各検出手段19、20、21、22、35等からのデータ(数値)が入力される制御手段36とを備える。この場合、図1に示すように、入水温度検出手段20は入水サーミスタ20aにて構成することができ、出温度検出手段21は出湯サーミスタ21aにて構成することができ、給水温度検出手段19は、貯湯タンク3の下部に付設された温度検出器19aにて構成することができる。また、外気温度検出手段22も温度検出サーミスタから構成することができる。なお、上記制御手段36は例えばマイクロコンピュータを用いて構成することができる。
上記のように構成された給湯機によれば、圧縮機25を駆動させると共に、水循環用ポンプ13を駆動(作動)させると、貯湯タンク3の底部に設けた取水口10から貯溜水(低温水)が流出し、これが循環路12の熱交換路14を流通する。そのときこの温湯は水熱交換器26によって加熱され(沸き上げられ)、湯入口11から貯湯タンク3の上部に返流される。このような動作を継続して行うことによって、貯湯タンク3に高温の温湯を貯湯することができる。また、運転の際には、電動膨張弁27の開度等を調整して、圧縮機25の吐出管温度を上記目標吐出管温度に合わせる吐出管制御を行う。この場合、現状の電力料金制度は深夜の電力料金単価が昼間に比べて安価に設定されているので、この運転は、低額である深夜時間帯(例えば、23時から7時までの時間帯)に行うものである。
すなわち、深夜時間(23時から次の日の午前7時)帯のある時刻(例えば、深夜時間開始後の24時等)から所定時間の間運転して、所定時刻(深夜時間終了時刻、つまり午前7時)で所定容量(例えば、貯湯タンク3の容量)の湯を沸き上げる沸き上げ運転を行う。また、一日の必要湯量がこの貯湯タンク3の容量を越える場合には、深夜時間の運転を行った後、さらに深夜時間外の昼間において追加運転を行って、その一日の必要湯量を確保する。この場合、貯湯タンク3の容量を満たす量の湯が沸き上げられている場合に、所定量(例えば、50リットル)の湯を使用して、その貯湯量が減少すれば、その減少した所定量の湯を沸き上げる追加運転を行うものであり、この追加運転を少なくとも1回以上行うことによって、その一日の必要湯量を確保する。これらの沸き上げ運転に際しては、上記残湯量検出器18a、18b、18c、18dや入水サーミスタ20a等の検出値等の基づいて、運転開始や運転停止が決定される。
ところで、図1に示す給湯機では、接続配管15c、16cの接続作業は現場にて行うものである。そして、正規に接続させた場合には、第1配管15aと接続配管15cと第2配管15bとで、入水配管15を構成し、第1配管16aと接続配管16cと第2配管16bとで、出湯配管16を構成するものであり、貯湯タンク3の下部の取水口10から流出した低温の温水は、入水配管15を流れた熱交換路14を通過し、この熱交換路14から流出した高温の温湯は出湯配管16を流れて湯入口11から貯湯タンク3へ返流させる。このため、入水温度検出手段20を構成する入水サーミスタ20aは低温の入水温度を検出し、出湯温度検出手段21を構成する出湯サーミスタ21aは高温の出湯温度を検出する。
しかしながら、上記のように、接続配管15c、16cの接続は現場にて行うので、接続配管15cにて第1配管15aと第2配管16bとを接続すると共に、接続配管16cにて第1配管16aと第2配管15bとを接続する場合がある。このような場合、貯湯タンク3の下部の取水口10から流出した低温の温水は、第1配管15aから接続配管15cを介して第2配管16bに流れて熱交換路14に流れ込む。また、熱交換路14からは、第2配管15bへ温湯が高温の温湯が流出し、この第2配管15bから接続管16cを介して第1配管16aに流入し、この第1配管16aから貯湯タンク3へ返流させることになる。
このため、このような誤接続(誤配管)が行われれば、入サーミスタ20aの検出温度(入水温度)が通常では考えられない程度に高くなる。これは正常に接続されていれば、ありえないことであり、この入水温度と基準温度とを比較することによって、この誤配管を検知(検出)することができる。
次に、図3のフローチャート図を使用して、誤配管であるかの判断を行う方法を説明する。まず、ステップS1で運転を開始して、ステップS2で運転開始から所定時間経過したか否かを判定する。ここで、所定時間とは、上記タイマ手段35の誤配管検出タイマ(TMP)のカウント時間(例えば、200〜300秒)である。そして、所定時間経過していなければ経過するまで待ち、経過していればステップS3へ移行する。すなわち、誤配管検出タイマ(TMP)をカウントし続け、所定時間経過するまで待つ。これは、運転開始からこの所定時間時間が経過すれば、入水温度と出湯温度に所定量以上の差が生じるからである。この場合も、他の異常発生時処理を行っていれば、ステップS12に示すように、割り込み処理を行う必要があり、この際、ステップS9のように、圧縮機25を停止すると共に、上記TMPのカウンタをリセットして、ステップS1へ移行する必要がある。
そして、ステップS3で外気温度を読み込み、次のステップS4で、外気温度に基づいて基準温度Tを設定する。ステップS5で入水温度(DTO)>基準温度(T)であるか否かを判定する。このステップS5で入水温度が基準温度よりも高温であれば、上記のように誤配管であると予想され、ステップS6へ移行し、入水温度が低温であれば、正常であると判定して、ステップS7へ移行する。
ステップS6でカウントを1増加して、その後、ステップS8へ移行する。そして、このステップS8でこの不良判定回数(NMP)が規定回数(例えば、4回)であるか否かを判定する。このステップSで規定回数未満であれば、ステップS9へ戻って、圧縮機25を停止すると共に、TMPをリセットして、圧縮機25を再起動(ステップS1の圧縮機運転開始)することになる。また、ステップS8で規定回数(この場合、4回)に達すれば、ステップS10へ移行して圧縮機25を停止し、さらに、誤配管として、システムダウン(圧縮機25の運転を禁止)とする。
また、上記ステップS7では湯が沸き上がったかの判定を行い、沸き上がりであれば、ステップS11へ移行して、圧縮機25を停止すると共に、TMPのカウンタをリセットして沸き上げ運転を終了する。また、ステップS7で沸き上がりでなければ沸き上がりまで待つ。なお、図3に示す判定では、入水サーミスタ20a及び出湯サーミスタ21aが不良でなく、しかも、ヒートポンプ加熱源は冷媒回路のデフロスト回路を有する場合には、圧縮機起動後に一度もデフロスト運転(除霜運転)を行っていないことが前提である。
このように、上記図3ような判定を行えば、施工時の誤配管を施工後の試運転時等に簡単に検知(検出)することができ、効率の悪い運転を回避(抑止)することができる。すなわち、冷媒回路の冷媒は、図1の矢印A方向に流れ、循環路12の温水は、この矢印A方向と逆の矢印B方向に流れるようにしている。これによって、熱交換路14に進入した低温水と、高温の冷媒とで熱交換が行われ、低温水が矢印B方向へ流れるに従って温度が上昇し、熱交換効率のよい運転を行うことができる。これに対して、誤配管が行われれば、熱交換路14を通過する温水は矢印Bと反対の矢印A方向に流れることになる。すなわち、熱交換路14を通過する温水は冷媒回路の冷媒と同一方向に流れることなり、非常に効率の悪い運転を行うことになる。
以上にこの発明の具体的な実施の形態について説明したが、この発明は上記形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、上記においては、外気温度に基づき、この温度の関数として基準温度Tを定めているが、外気温度そのものを基準温度Tとしてもよい。さらには、外気温度を検出せずに、基準温度を一義的に設定することも可能であり、この場合には、既設の単一センサを用いて誤配管を検出できるので、制御構成を簡素化できる。また、外気温度以外にも、給水温度検出手段19による検出温度そのもの、あるいは給水温度の関数として基準温度Tを求めることもできる。なお、異常と判定した場合には、警報音を発生させてユーザ等に知らせたりするようにしてもよい。さらに、図3のフローチャート図では、異常を確定する場合、各判定を複数回行うようにしているが、もちろん1回で異常であると判定してもよく、検知(判定)回数としても任意に変更することができる。複数回行う場合、あまり多すぎれば、確実に異常状態であるにもかかわらず、異常検知を行うことになって、無駄となるので、上記実施の形態のように4〜6回程度とするのが好ましい。なお、この異常検出装置を使用する給湯機の冷媒としては、炭酸ガスを用いるのが好ましいが、その他、ジクロロジフルオロメタン(R−12)やクロロジフルオロメタン(R−22)のような冷媒であっても、オゾン層の破壊、環境汚染等の問題から、1,1,1,2−テトラフルオロエタン(R−134a)のような代替冷媒であってもよい。
この発明の異常検出装置を具備した給湯機の簡略図である。 上記給湯機の異常検出装置の制御部の簡略ブロック図である。 上記給湯機の異常検出装置の誤配管を検知する方法を示すフローチャート図である。 従来の給湯機の異常検出装置の簡略図である。
符号の説明
3 貯湯タンク
12 循環路
14 熱交換路
15 入水配管
16 出湯配管
19 給水温度検出手段
20 入水温度検出手段
21 出湯温度検出手段
22 外気温度検出手段
25 圧縮機

Claims (2)

  1. 貯湯タンク(3)と、この貯湯タンク(3)に連結される循環路(12)と、この循環路(12)に介設される熱交換路(14)とを備え、この熱交換路(14)をヒートポンプ加熱源にて加熱して、上記貯湯タンク(3)から循環路(12)に流出した低温水を沸き上げてこの貯湯タンク(3)に返流する運転が可能な給湯機の異常状態を検出する検出装置であって、上記給湯機の循環路(12)が、上記低温水を上記熱交換路(14)へ供給するための入水配管(15)と、この熱交換路(14)からの温湯を上記貯湯タンク(3)へ供給するための出湯配管(16)とを備え、上記入水配管(15)は、上記貯湯タンク(3)側の第1配管(15a)と、上記ヒートポンプ加熱源側の第2配管(15b)と、この第1、第2配管(15a)(15b)を接続する接続配管(15c)とを有しており、上記第2配管(15b)の温度が、外気温度に基づいて設定された基準温度よりも高いときに、入水配管(15)と出湯配管(16)と誤接続が生じた異常状態であると判定することを特徴とする給湯機の異常検出装置。
  2. 貯湯タンク(3)と、この貯湯タンク(3)に連結される循環路(12)と、この循環路(12)に介設される熱交換路(14)とを備え、この熱交換路(14)をヒートポンプ加熱源にて加熱して、上記貯湯タンク(3)から循環路(12)に流出した低温水を沸き上げてこの貯湯タンク(3)に返流する運転が可能な給湯機の異常状態を検出する検出装置であって、上記給湯機の循環路(12)が、上記低温水を上記熱交換路(14)へ供給するための入水配管(15)と、この熱交換路(14)からの温湯を上記貯湯タンク(3)へ供給するための出湯配管(16)とを備え、上記入水配管(15)は、上記貯湯タンク(3)側の第1配管(15a)と、上記ヒートポンプ加熱源側の第2配管(15b)と、この第1、第2配管(15a)(15b)を接続する接続配管(15c)とを有しており、上記第2配管(15b)の温度が、貯湯タンク(3)への給水温度に基づいて設定された基準温度よりも高いときに、入水配管(15)と出湯配管(16)と誤接続が生じた異常状態であると判定することを特徴とする給湯機の異常検出装置。
JP2006078948A 2006-03-22 2006-03-22 給湯機の異常検出装置 Active JP5028656B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006078948A JP5028656B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 給湯機の異常検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006078948A JP5028656B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 給湯機の異常検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007255769A JP2007255769A (ja) 2007-10-04
JP5028656B2 true JP5028656B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38630189

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006078948A Active JP5028656B2 (ja) 2006-03-22 2006-03-22 給湯機の異常検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5028656B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010266093A (ja) * 2009-05-13 2010-11-25 Sharp Corp 給湯システム
JP5329363B2 (ja) * 2009-10-09 2013-10-30 株式会社コロナ 貯湯式給湯装置
JP5385197B2 (ja) * 2010-03-31 2014-01-08 株式会社コロナ ヒートポンプ式給湯機
JP2012032053A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Chofu Seisakusho Co Ltd 誤配管検出装置
JP5740377B2 (ja) * 2012-10-01 2015-06-24 リンナイ株式会社 温水空調装置
JP5956395B2 (ja) * 2013-08-27 2016-07-27 リンナイ株式会社 温水利用システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3465533B2 (ja) * 1997-05-27 2003-11-10 株式会社ノーリツ 補助給湯器接続ユニットおよびソーラー給湯機能付給湯装置
JP3498671B2 (ja) * 2000-03-23 2004-02-16 ダイキン工業株式会社 ヒートポンプ式給湯装置
JP2003222391A (ja) * 2002-01-29 2003-08-08 Daikin Ind Ltd ヒートポンプ式給湯機
JP3633562B2 (ja) * 2002-01-30 2005-03-30 ダイキン工業株式会社 給湯機の異常検出装置
JP4304950B2 (ja) * 2002-10-02 2009-07-29 ダイキン工業株式会社 給湯装置
JP2005147543A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd ヒートポンプ給湯装置
JP3969383B2 (ja) * 2003-11-19 2007-09-05 松下電器産業株式会社 ヒートポンプ給湯装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007255769A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1455145B1 (en) Heat pump type hot water supply device
JP5028656B2 (ja) 給湯機の異常検出装置
JP3633562B2 (ja) 給湯機の異常検出装置
JP5170219B2 (ja) 給湯機の異常検出装置
US8365686B2 (en) Malfunction detection device for hot water supplier
JP2007010242A (ja) ヒートポンプ式給湯装置
JP2006112781A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP5705332B2 (ja) 瞬間湯沸器
JP4089745B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP6551783B2 (ja) ヒートポンプ装置およびこれを備えた給湯装置
EP2103883A1 (en) Heating and/or cooling installation and method for alternatively monitoring the operability of a flow switch in such an installation and of the installation
JP2003222396A (ja) ヒートポンプ式給湯機
WO2010131516A1 (ja) 給湯システム
JP2009092330A (ja) 給湯機の異常検出装置
JP3969383B2 (ja) ヒートポンプ給湯装置
JP3876721B2 (ja) 給湯装置
JP7148484B2 (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP2005076960A (ja) 給湯システム
JP2004257714A (ja) コージェネレーションシステム及びその漏水・空気混入検知方法
JP6425803B2 (ja) 熱搬送装置監視装置および方法
JP2018146150A (ja) ヒートポンプ式給湯機
JP5811990B2 (ja) 給湯システム
WO2018100729A1 (ja) 冷凍サイクル装置
JP2016156523A (ja) 蓄熱装置
JPH08178398A (ja) 空気調和機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110228

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110308

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110420

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111025

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120424

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120605

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5028656

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150706

Year of fee payment: 3