JP5028645B2 - カラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク - Google Patents

カラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク Download PDF

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Description

本発明は、液晶表示装置用カラーフィルタの製造に用いるフォトマスクに関する。
液晶表示装置に用いられるカラーフィルタは、例えば、図7に示すように、ガラス基板70上にブラックマトリックス71、着色画素72、及び透明導電膜73が順次に形成されたものである。このような構造のカラーフィルタは、先ず、ガラス基板上にブラックマトリックスを形成し、次に、このブラックマトリックスのパターンに位置合わせして着色画素を形成し、更に透明導電膜を位置合わせすることにより形成される。
多様な液晶表示装置の開発、実用化に伴い、液晶表示装置に用いられるカラーフィルタには、上記基本的な機能に付随して、例えば、1)保護層(オーバーコート層)、2)半透過型液晶表示装置に用いるカラーフィルタにおける透明部、3)透過表示の領域と反射表示の領域を通過する光の位相をそろえるための光路差調整層、4)カラーフィルタの反射表示の領域への光散乱層、5)スペーサ機能を有するフォトスペーサ(突起郎)、6)液晶の配向制御を行う配向制御突起、などの種々な機能を有する部材がカラーフィルタの用途、仕様にもとづき付加されるようになった。
特に、スペーサ機能を付与するために、従来の液晶表示装置では基板間にギャップを形成するために、スペーサと呼ばれるガラス又は合成樹脂の透明球状体粒子(ビーズ)や短繊維を散布していた。
しかし、このスペーサは透明な粒子であることから、画素内に液晶と一諸にスペーサが入っていると、黒色表示時にスペーサを介して光がもれてしまい、また、液晶材料が封入されている基板間にスペーサが存在することによって、スペーサ近傍の液晶分子の配列が乱され、この部分で光もれを生じ、コントラストが低下し、表示品質に悪影響を及ぼす、などの問題を有していた。
このような問題を解決する技術として、例えば、画素間のブラックマトリックスの位置に、感光性樹脂を用い、フォトリソグラフィ法により、スペーサ機能を有する突起部(以下フォトスペーサという)を形成する技術が開発された。
図8は、このような液晶表示装置用カラーフィルタの部分断面図である。図8に示すように、液晶表示装置用カラーフィルタ87は、ガラス基板80上にブラックマトリックス81、着色画素82、及び透明導電膜83が順次に形成され、ブラックマトリックス81上方の透明導電膜83上にスペーサ機能を有する突起部としてのフォトスペーサ84が形成されている。このような液晶表示詰腹用カラーフィルタ87を用いた液晶表示装置には、フォトスペーサ84が着色画素内を避けた位置に形成できるので、上記の液晶表示のコントラスト向上という改善がみられる。
液晶表示装置用カラーフィルタと対向基板を貼り合わせて液晶表示パネルとするパネル組み立て工程では、周辺部にシール部(図示せず)を設け、上下定盤間に荷重を加えシール部及びフォトスペーサ84を圧着し、貼り合わせるが、この際に加わる荷重によってフォトスペーサは多少の弾性変形をするので、この変形した状態で基板間のギャップが設定されることになる。
このように、フォトスペーサによって基板間のギャップは設定されるのであるが、パネルに通常の荷重が加わった際のフォトスペーサの変形を少なくし、また、過剰な荷重が加わった際のフォトスペーサの塑性変形、破壊を防ぐ必要がある。
この過剰な荷重による塑性変形や破壊といった問題に対応した技法として、2種のフォトスペーサを設けた液晶表示装置用カラーフィルタが提案されている。図9は、高さの異なる2種のフォトスペーサを有する液晶表示装置用カラーフィルタの一例を模式的に示した断面図である。図9に示すように、この液晶表示装置用カラーフィルタは、図8に示す構造カラーフィルタにおいて、フォトスペーサとして、高さの高いメインフォトスペーサ84aと、高さの低いサブフォトスペーサ84bとにより構成したものである。
このような2種のフォトスペーサのうち、メインフォトスペーサ84aは基板間のギャップを設定している。このメインフォトスペーサ84aは、パネルに荷重が加わると変形し、荷重が取り除かれると復元する。また、温度による液晶の熱膨張及び熱収縮に追従して変形する弾性を有している。
サブフォトスペーサ84bはメインフォトスペーサ84aより高さの低いフォトスペーサであり、パネルに過剰な荷重が加わった際に、その荷重を分散させ、メインフォトスペーサ84aの塑性変形、破壊を防ぐためのものである。
このような高さの異なるメインフォトスペーサとサブフォトスペーサを形成する方法として、メインフォトスペーサと同形状のフォトマスクで、マスク開口サイズをメインフォトスペーサよりも小さくして、光の透過量を制御し、高さの低いフォトスペーサを形成する方法がある。
しかし、このような方法によると、フォトマスクの開口サイズを小さくして、光の透過量を減少させることによりサブフォトスペーサを形成するため、高さだけでなく、サブフォトスペーサ84bのサイズがメインフォトスペーサ84aのサイズより小さくならざるを得ない。サブフォトスペーサ84bのサイズが小さいと、押圧耐性が低くなってしまう。押圧耐性を高めるには、フォトスペーサの密度(単位面積あたりの個数)を上げる必要があるが、それには限界がある。また、サイズの小さいサブフォトスペーサは製造時にはがれやすいので、生産条件を厳しく管理しなければ作れない。
また、高さの異なる2種のフォトスペーサを形成する方法として、フォトマスクにハーフトーン加工、およびグレートーン加工して露光光の透過量を制御してサブフォトスペーサを形成する方法が知られているが、これらは、複雑なフォトマスク加工及び加工時に高い精度が求められる。
米国特許第3,846,264号
本発明は、以上のような事情の下になされ、高さの異なる2種のフォトスペーサを作成可能な、押圧耐性が高いカラーフィルタの製造に用いるフォトマスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様は、第1のフォトスペーサ形成用の第1の開口パターンと、この第1のフォトスペーサよりも膜厚の小さい第2のフォトスペーサ形成用の第2の開口パターンとを有するフォトマスクにおいて、前記第2の開口パターンは、横幅が2.0μm〜10.0μmの範囲内で、横幅:縦幅の比が1:1.25以上である形状を有することを特徴とするカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスクを提供する。
また、前記第1の開口パターンの径は、前記第2の開口パターンの横幅の長さより大きいことが好ましい。
かかるフォトスペーサ製造用のフォトマスクにおいて、第2の開口パターンは、横幅が3.0μm〜5.0μmであることが好ましい。付言すれば、前記第1の開口パターンは、開口幅が8〜20μmであることが好ましい。
本発明によれば、サブフォトスペーサのフォトマスクの横幅を短くすることでメインフォトスペーサよりも高さの低いサブフォトスペーサを、1つのフォトマスクで1回の露光操作によりメインフォトスペーサと同時に作成できる。
また、サブフォトスペーサのフォトマスクの縦幅を長くすることにより、メインフォトスペーサの面積サイズと同程度もしくはメインフォトスペーサよりも大きなサイズのサブフォトスペーサを1つのフォトマスクで1回の露光により形成することができる。
従って、面積サイズの大きなサブフォトスペーサを形成できるので、押圧耐性が高いカラーフィルタを提供できるとともに、サイズが大きなサブフォトスペーサを形成可能なことから生産条件の制御が簡便であり、生産性を向上させることができる。
また、使用するフォトマスクのサブフォトスベーサ用の開口パターンの形状は長方形で良く、ハートーン加工などは必要としない。このため、フォトマスクの加工は簡便で生産性のあるパターニングが可能である。
以下、発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るフォトスペーサの局所的な配置例を示す模式図である。図1において、基体(例えば、透明導電膜)11上に、高さaの第1のフォトスペーサ(メインフォトスペーサ)12と、このメインフォトスペーサ12よりも高さの低い、高さbの第2のフォトスペーサ(サブフォトスペーサ)13とが隣接して設けられている。
それらの断面形状において、横幅(短径)cと縦幅(長径)dの比は、横幅:縦幅=1:1.25以上であることが望ましい。縦幅がこの範囲より小さい場合には、上方からみたとき、第2のフォトスペーサの面積が不足気味となり、押圧耐性が弱くなる傾向となるから、好ましくない。
この例では、メインフォトスペーサ12は円柱状であるのに対し、サブフォトスペーサ13は、直方体の上面両端に2つの***部を有する形状、即ち、長方形の上辺両端にこぶ状凸部を有する垂直断面形状を有する。ここで言う垂直断面形状とは、基体11と垂直に切断した場合の断面形状を意味する。
なお、サブフォトスペーサ13の水平断面形状は、略長方形であれば、どのような形状でもよい。例えば、そのような形状として、図2(a)に示す楕円形状、図2(b)に示す小判型形状、図2(c)に示す糸巻き型形、図2(d)に示す略矩形状が挙げられる。
また、メインフォトスペーサ12とサブフォトスペーサ13の膜厚の差は、0.1μm〜1.0μmであることが望ましい。膜厚の差が0.1μm未満では、LCDパネルの低温耐性が悪くなり、1.0μmを超えると、LCDパネルの押圧特性を向上させることが困難となる。
ここで、本発明の一実施形態に使用できるフォトスペーサの露光条件の一例を記す。
露光方式:ブロキシミティ(近接)露光
プロキシミティ露光のギャップ(G):150μm±50μm
露光量 :100mJ/cm2〜200mJ/cm2
露光波長 :365nm
樹脂組成物:ネガ型感光性樹脂組成物
このようなメインフォトスペーサ12を形成するためには、図4(a)に示す、メインスペーサ製造用フォトマスクパターンの開口幅W1を8〜20μmとすることが望ましい。これは、図4に示すような八角形の開口パターンの場合、その幅W1が8μmよりも小さいと露光の透過強度が小さすぎ、感光性樹脂組成物の飽和感度にまで達することができないため、パターニングすることが困難だからである。
上記のようにして形成したメインフォトスペーサ12との膜厚差が0.1〜1.0μmであるサブフォトスペーサ13を形成するためには、図4(b)に示す、サブフォトスペーサ製造用フォトマスクパターンの横幅W2を2.0μm〜10.0μmの範囲内とし、横幅W2:縦幅W3の比が1:1.25以上であるようなサブフォトスペーサ13の形状とすることが必要である。特に、横幅W2は3.0μm〜5.0μmであることが望ましい。
横幅W2が2μmより小さいと、露光の透過強度が小さすぎて、感光性樹脂組成物の飽和感度にまで達することができないため、パターニングすることが困難となる。また、横幅W2:縦幅W3の比が1:1.25未満の場合には、露光の際、フォトマスクを透過する光が、1箇所に集光されてしまうため、透過強度が大きくなり、膜厚を薄くすることができないが、横幅W2を3.0〜5.0μmにし、横幅W2:縦幅W3の比を1:1.25以上にすることで、露光した際にフォトマスクを透過する光が2分され、透過強度が小さくなるため、膜厚の薄いサブフォトスペーサを形成することができる。
このようなメインフォトスペーサ12とサブフォトスペーサ13の膜厚の差は、フォトマスクのサブフォトスペーサ13形成用の開口幅をメインフォトスペーサ12形成用の開口幅よりも小さくし、光の透過量を減少させることにより達成することができる。ただし、単に開口幅を減少させただけでは、形成されるサブフォトスペーサ13の水平断面の面積サイズが小さくなって、押圧耐性が低下してしまう。
本発明者らは、フォトマスクのサブフォトスペーサ13形成用の開口部を、横を細く、縦は長い形状とすることにより、光の集光部を2つに分け、光を分散させることにより透過強度を制御して、感光性樹脂組成物への該開口部を通しての露光及び現像により形成されたサブフォトスペーサ13の膜厚を薄くできるとともに、メインフォトスペーサと同等もしくはそれより大きな面積サイズのサブフォトスペーサを作成できることを見出した。
以下、本発明の実施例及び比較例を示し、本発明についてより具体的に説明する。
実施例1
図1及び図5に示すようなメインフォトスペーサ12,51とサブフォトスペーサ13,52を有するカラーフィルタを製造する方法について、図3を参照して説明する。
図3に示すように、ブラックマトリックス21、着色画素22、及び透明導電膜23が順次に形成されたガラス基板20上にフォトレジスト層30が形成され、その上方には近接露光のギャップ(G)を設けてカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク40が配置されている。
フォトマスク40には、それぞれメインフォトスペーサ及びサブフォトスペーサの形成に対応した開口41,42が形成されている。開口41の形状の一例を図4(a)に、開口42の形状の一例を図4(b)にそれぞれ示す。図4(a)に示すように、開口41は八角形であり、図4(b)に示すように、開口42は、長方形である。
フォトマスク40の膜面はフォトレジスト層30に対向している。本実施例で使用したフォトレジスト30は、ネガ型感光性樹脂「NN777(JSR(株)製商品名)であった。
フォトマスク40の、メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1は、10μmとした
一方、メインフォトスペーサより高さの低いサブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2を3.0μm、縦幅W3を20μmとした。これは、パターン(開口郎)の幅を狭くして集光部を2つに分散することで透過強度を減らし、高さの低いフォトスペーサを形成するためである。
フォトマスク40を通してのフォトレジスト層30への露光は、プロキシミティ(近接)露光方式により、次のような条件で行なった。
プロキシミティ露光のギャップ(G):150μm±50μm
露光量 :100mJ/cm2〜200mJ/cm2
露光波長 :365nm
以上の条件で露光されたフォトレジスト層30は、次いでアルカリ水溶液で現像され、図5に示すように、ブラックマトリクス上の透明導電膜面に、メインフォトスペーサ51及びサブフォトスペーサ52が形成された。
この場合、幅W1を有する、メインフォトスペーサに対応した開口41では、近接露光のギヤップ(G)が充分にあると、照射される光の開口端での回折により、フォトレジスト層40表面に略円形に照射され、その結果、円形断面のメインフォトスペーサ51が形成された。
一方、横幅W2、縦幅W3を有する、サブフォトスペーサに対応した開口42では、照射される光は、長方形の四つ角に集光され2分されるために、透過強度が落ち、高さの低いサブフォトスペーサ52が形成された。サブフォトスペーサ52の形状は、図1に示すような、直方体の上面両端に2つの***部を有する形状であった。
このとき形成された、メインフォトスペーサ51の高さは4.65μm、サブフォトスペーサ52の高さは4.12μmとなり、メインフォトスペーサ51とサブフォトスペーサ52の高さの差は0.53μmとなった。
実施例2
メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1が15μm、サブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2が8.0μm、縦幅W3が10.0μm、すなわち、横幅W2:縦幅W3=1:1.25であるフォトマスクを用いて、実施例1と同様にしてフォトスペーサを形成した。形成されたメインフォトスペーサ51の高さaは4.603μm、サブフォトスペーサ52の高さbは4.12μmとなり、メインフォトスペーサ51とサブフォトスペーサ52の高さの差は0.48μmとなった。
実施例3
メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1が10μm、サブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2が5.0μm、縦幅W3を15.0μm、すなわち、横幅W2:縦幅W3=1:3であるフォトマスクを用いて、実施例1と同様にしてフォトスペーサを形成した。形成されたメインフォトスペーサ51の高さaは4.654μm、サブフォトスペーサ52の高さbは4.496μmとなり、メインフォトスペーサ51とサブフォトスペーサ52の高さの差は0.16μmとなった。
実施例4
メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1が10μm、サブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2が2.5μm、縦幅W3を20.0μm、すなわち、横幅W2:縦幅W3=1:8であるフォトマスクを用いて、実施例1と同様にしてフォトスペーサを形成した。形成されたメインフォトスペーサ51の高さaは4.654μm、サブフォトスペーサ52の高さbは3.727μmとなり、メインフォトスペーサ51とサブフォトスペーサ52の高さの差は0.93μmとなった。
比較例1
メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1が10μm、サブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2が1.0μm、縦幅W3が20.0μm、すなわち、横幅W2:縦幅W3=1:8であるフォトマスクを用いて、実施例1と同様にしてフォトスペーサを形成しようとした。その結果、メインフォトスペーサは形成することができたが、サブフォトスペーサは形成できなかった。
これは、サブフォトスペーサのW2の値が小さすぎて、マスクの透過光が少なすぎ、サブフォトスペーサの形成に必要な露光量が得られず、作成工程ではがれてしまったと考えられる。
比較例2
メインフォトスペーサに対応する開口41の幅W1が10μm、サブフォトスペーサに対応する開口42の横幅W2が8.7μm、縦幅W3が10.0μm、すなわち、横幅W2:縦幅W3=1:1.15であるフォトマスクを用いて、実施例1と同様にしてフォトスペーサを形成した。
形成されたメインフォトスペーサの高さaは4.654μm、サブフォトスペーサの高さbは4.604μmとなり、メインフォトスペーサとサブフォトスペーサの高さの差は0.05μmとなり、必要な値を得ることができなかった。
以上の実施例1〜4及び比較例1,2の結果を下記表にまとめた。
Figure 0005028645
以上説明した実施形態及び実施例では、メインフォトスペーサ51がブラックマトリックス21の上方に位置しているが、細長いサブフォトスペーサ52がブラックマトリックス21の上方に位置している方が、フォトスペーサの存在によるコントラストの低下を防止することができる。
図6は、メインフォトスペーサとサブフォトスペーサが配置されたカラーフィルタの一例を示す。このカラーフィルタ60では、図6に示すように、円形断面のメインフォトスペーサ61と細長い長方形断面のサブフォトスペーサ62が、規則的に配置されている。
本発明のカラーフィルタの一実施形態におけるフォトスペーサの一例を示す説明斜視図。 サブフォトスペーサの水平断面形状の種々の例を示す説明図。 メインフォトスペーサとサブフォトスペーサを形成するための露光方法を示す説明図。 フォトマスクのそれぞれメインフォトスペーサ及びサブフォトスペーサの形成に対応した開口の形状を示す拡大平面図。 図3に示す露光方法により形成されたメインフォトスペーサとサブフォトスペーサを有するカラーフィルタを示す断面図。 メインフォトスペーサとサブフォトスペーサが配置されたカラーフィルタの一例を示す平面図。 従来のカラーフィルタを示す断面図。 フォトスペーサを有する従来のカラーフィルタを示す断面図。 厚さの異なる2種のフォトスペーサを有する従来のカラーフィルタを示す断面図。
符号の説明
11…基体、12,51,61…メインフォトスペーサ、13,52,62…サブフォトスペーサ、20…ガラス基板、21…ブラックマトリックス、22…着色画素、23…透明導電膜、30…フォトレジスト層、40…フォトマスク、41…メインフォトスペーサの形成に対応した開口、42…サブフォトスペーサの形成に対応した開口。

Claims (4)

  1. 第1のフォトスペーサ形成用の第1の開口パターンと、この第1のフォトスペーサよりも膜厚の小さい第2のフォトスペーサ形成用の第2の開口パターンとを有するフォトマスクにおいて、前記第2の開口パターンは、横幅が2.0μm〜10.0μmの範囲内で、横幅:縦幅の比が1:1.25以上である形状を有することを特徴とするカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク。
  2. 前記第1の開口パターンは円形であり、その径は、前記第2の開口パターンの横幅の長さより大きいことを特徴とする請求項1に記載のカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク。
  3. 前記第2の開口パターンは、横幅が3.0μm〜5.0μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク。
  4. 前記第1の開口パターンは、開口幅が8〜20μmであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のカラーフィルタ用フォトスペーサ製造用のフォトマスク。
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