JP5026725B2 - 油性化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、固形油及び/又は油性ゲル化剤と、特定のエステル化合物と、分子内に水酸基を有する分子量300〜1000の常温で液体のエステル油と粉体を配合する油性化粧料に関し、詳しくは、使用時の滑らかな密着感・潤い感に優れ、顔料分散性が良く、ムラ付きの無い均一な塗付膜が得られで、さらに***化粧料ではツヤのある均一な塗布膜が得られる油性化粧料に関するものである。
従来、油性化粧料は、様々な使用感や場合により化粧効果を得る為に、油性ゲル化剤、半固形油、液体油の配合量を変える検討がなされてきた。
例えば、発色性、のび、つや、化粧もちを向上させる技術として、ポリエチレンワックスと構造中に1個の−OH基を有する液状油分を組み合わせる技術(例えば、特許文献1)が挙げられる。
また、抱水特性、形状保持特性、発汗防止特性、実用特性などの点で硬化ひまし油とダイマー酸とのオリゴマーとマイクロクリスタリンワックスとポリエチレンワックス及び/またはセレシンと水酸基を少なくとも1個有するヒドロキシ化合物とIOB値が0.1〜0.4である液状エステル油を組み合わせる技術(例えば、特許文献2)が挙げられる。
更に、特定の油剤であるポリダイマージリノール酸ダイマージリノレイルを用いることにより、化粧膜に艶を与え、付着性、化粧持ちを向上させた技術(例えば、特許文献3)や、ダイマー酸と二価以上のアルコールとのオリゴマーエステルを、一価のアルコール又は/及び一価のカルボン酸でエステル化したエステル、若しくは、ダイマージオールと二価以上のカルボン酸とのオリゴマーエステルを、一価のアルコール又は/及び一価のカルボン酸でエステル化したエステルに関する技術(例えば、特許文献4)がある。
特開2001−158718号公報 特開2004−107355号公報 特開2002−128623号公報 特開2004−256515号公報
しかしながら、最近の市場ニーズは、潤い感や塗付膜の均一な仕上がりに関して以前に比べ高い品質が要求されるようになってきているため、発色性に優れのびツヤにも優れるものであった特許文献1記載の技術では、潤い感が充分ではなかった。また、特許文献2記載の技術では、ツヤと形状保持性には優れるが、顔料分散を含めた塗付膜の均一性が欠けることがあった。
更に、特許文献3、4には、ダイマー酸のオリゴマーエステルに関連する技術が記載されているが、顔料分散性の記述はあるものの、油性化粧料においては、顔料の分散性を向上させるだけでは、ムラ付きを解消することができないものであった。
このように、従来技術においては、潤い感およびツヤを持ちながら顔料分散性に優れムラ付きの無い均一な塗布膜を形成することを同時に具現化することは技術的に困難であった。
そこで、使用時の滑らかな密着感・潤い感に優れ、顔料分散性が良く、ムラ付きの無い均一な塗付膜が得られる油性化粧料が求められていた。
かかる実情において、本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、分子内に水酸基を有する分子量300〜1000の常温で液体のエステル油を用いることで顔料分散性は得られるが、使用時の潤いを得られるレベルには至らず、固形油および/またはゲル化剤を配合することで形状保持性が得られるが、高配合した場合塗付膜の均一性に欠きムラ付きが生じてしまうものであったが、そこに、特定のエステル化合物を組み合わせることで、顔料分散性に加え塗付時ののびの均一性が得られるため、結果として均一感のある塗布膜が得られることを見出し、さらに、***化粧料においてはツヤのある均一な塗布膜が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、次の成分(a)〜(d);
(a)固形油及び/又は油性ゲル化剤
(b)下記化学式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
OCO−R−(−COO−R−OCO−R−)−COOR ・・・(1)
(式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
(c)分子内に水酸基を有する分子量300〜1000の常温で液体のエステル油
(d)粉体
を配合することにより、使用時の滑らかな密着感・潤い感に優れ、顔料分散性が良く、ムラ付きの無い均一な塗付膜が得られる油性化粧料を提供するものである。
本発明の油性化粧料は、使用時の滑らかな密着感・潤い感に優れ、顔料分散性が良く、ムラ付きの無い均一な塗付膜が得られ、さらに***化粧料ではツヤのある均一な塗布膜が得られるものである。
本発明に用いられる、成分(a)の固形油及び/又は油性ゲル化剤としてはワックス、デキストリン脂肪酸、無水ケイ酸、金属石鹸、有機変性粘土鉱物等が挙げられるが、特に限定されるものではなく、従来の使用目的である***化粧料に適度な粘性や形状保持性を与えることにより使用性を向上させ、顔料やパール剤等の不溶性成分の沈降を防止する効果以外にも、本油性化粧料塗膜の持続性を向上させる働きがある。
成分(a)の固形油及び/又は油性ゲル化剤の固形油としては、通常化粧料原料として許容される融点40℃以上の固体油であれば特に限定されず、炭化水素、ロウ、硬化油、高級脂肪酸、高級アルコール等が使用できる。具体的には、例えば、エチレン・プロピレンコポリマー、固体パラフィンワックス、セレシンワックス、マイクロクリスタリンワックス、フィッシャートロプシュワックス、カルナウバワックス、キャンデリラワックス、ミツロウ、モクロウ、ゲイロウ、ポリエチレンワックス、モンタンワックス、硬化ヒマシ油、ロジン酸ペンタエリトリットエステル、ステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、ベへニン酸、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ラウリルアルコール、ステアロキシ変性オルガノポリシロキサンなどが挙げられる。中でも、エチレン・プロピレンコポリマーであると、特に固形状の油性化粧料において、形状の保持や、経時及び高温での安定性の点で好ましい。市販品としてはEP−700、EP−1100(Baker Petrolite社製)等があげられる。
成分(a)の固形油及び/又は油性ゲル化剤の油性ゲル化剤としては、通常化粧料原料として許容される油性ゲル化剤であれば特に限定されず、例えば、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネシウム等の金属石鹸、ショ糖ステアリン酸エステル、ショ糖パルミチン酸エステル、でんぷんパルミチン酸エステル、バクモンドウ由来の糖のステアリン酸エステル等のオリゴ糖や多糖と脂肪酸とのエステル、ジオクタデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト、ジヘキサデシルジメチルアンモニウム塩変性モンモリロナイト等の有機変性粘土鉱物、12−ヒドロキシステアリン酸、無水ケイ酸等があげられる。中でも、オリゴ糖や多糖と脂肪酸とのエステル、無水ケイ酸、金属石鹸、有機変性粘土鉱物が好ましい。
オリゴ糖や多糖と脂肪酸とのエステルの中でも、デキストリンと脂肪酸のエステルが、使用時の滑らかな密着感に優れ、ムラ付きの無い均一な塗付膜を形成するため、特に好ましい。例えば、デキストリンと炭素数8〜22の高級脂肪酸とのエステルが挙げられ、具体的には、オクタン酸デキストリン、ラウリン酸デキストリン、パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン、ステアリン酸デキストリン、ベヘニン酸デキストリン、ヤシ油脂肪酸デキストリン、(パルミチン酸/オクタン酸)デキストリン等が挙げられる。このうちパルミチン酸デキストリンが経時安定性や、使用性面から最も好ましい。これらのデキストリン脂肪酸エステルの市販品としては、例えば、千葉製粉社製の「レオパールKL」「レオパールKE」「レオパールTT」「レオパールTL」等が挙げられる。
無水ケイ酸は使用時の滑らかな密着感、ムラ付きの無い均一な塗付膜を形成する点で煙霧状のものが好ましく、粒径は特に限定されないが、一次粒径は50nm以下が好ましく、20nm以下が特に好ましい。例えば、市販品としては、日本アエロジル社製の「AEROSIL 200」、「AEROSIL 300」、「AEROSIL 380S」、表面処理を施したものでは、「AEROSIL R−972」、「AEROSIL R−974」、「AEROSIL R−976S」等が挙げられる。
有機変性粘土鉱物としては、ジメチルジステアリルヘクトライト、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムヘクトライトが好ましく使用時の滑らかな密着感に優れ好ましい。これらの有機変性粘土鉱物の市販品としてはエレメンティス社製の「BENTONE38V BC」「BENTONE27」が挙げられる。
成分(a)の固形油及び/又は油性ゲル化剤は、必要に応じて1種又は2種以上を用いることができ、配合量は好ましくは、固形状であれば油性化粧料中に6〜20質量%(以下、単に「%」と示す。)、特に好ましくは8〜15%である。この範囲であれば、成形性の点で好ましい。また非固形状であれば油性化粧料中0.1〜10%、特に好ましくは0.5〜7%である。この範囲であれば、使用感および安定性に優れた油性化粧料を得ることができる。
本発明に用いられる成分(b)のダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物(以下、単に「エステル化合物」と表す場合がある)は、下記一般式(1)で表すことができる。
OCO−R−(−COO−R−OCO−R−)−COOR ・・・(1)
(式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
本発明に用いられる成分(b)のエステル化合物は、ダイマー酸とダイマージオールから得られるオリゴマーエステルの両末端に存在するカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物である。
出発物質である、ダイマー酸は、不飽和脂肪酸の分子間重合反応によって得られるが、炭素数が11〜22の不飽和脂肪酸を2量化して得られ、炭素数36程度の二塩基酸が主成分である。CAS番号で、61788−89−4が該当する。また、ダイマー化反応において、二重結合を水素化した、水素添加ダイマー酸が好ましい。市販品としては、例えばPRIPOL1006、同1009、同1015、同1025等(ユニケマ社製)が挙げられる。
ダイマージオールは、前記ダイマー酸及び/又はその低級アルコールエステルを触媒存在下で水素添加して、ダイマー酸のカルボン酸部分をアルコールとした炭素数36程度のジオールを主成分としたものである。市販品としては、例えばPRIPOL2033等(ユニケマ社製)が挙げられる。
イソステアリルアルコールは、ダイマー酸の副産物から得られた脂肪酸を還元して得られるものや、ガーベット法により得られるもの、アルドール縮合法により得られるもの等が挙げられるが、特に限定されずいずれのものを使用することもできる。市販品としては、例えばSpeziol C18 ISOC(コグニス社製)等が挙げられる。
成分(b)のエステル化合物の製造方法は特に限定されないが、例えば、ダイマー酸とダイマージオールをエステル化してオリゴマーエステルを得た後、更にイソステアリルアルコールで、カルボキシル基をエステル化することにより得ることができる。また、ダイマー酸とダイマージオール及びイソステアリルアルコールを一度にエステル化させることにより得ることができる。
成分(b)の製造において、中間体としてオリゴマーエステルを得る場合、中間体であるダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルは、それぞれの仕込み比を変えることにより、得られるエステルの平均エステル化度や平均分子量を調整することができる。その仕込み比の範囲は、ダイマー酸1モル当量に対してダイマージオールを0.4〜0.9モル当量であることが好ましい。更に、イソステアリルアルコールでエステル化する場合、残存するカルボキシル基に対し0.8〜1.5モルであることが好ましい。
成分(b)のエステル化合物を得る場合の、エステル化反応の条件は特に限定されず、通常用いられる方法で行われる。例えば、触媒としてパラトルエンスルホン酸、硫酸、塩酸、メタンスルホン酸、三フッ化硼素ジエチルエーテル錯体等を用い、溶媒としてヘプタン、ヘキサン、シクロヘキサン、トルエン、キシレン等を用いて、50〜260℃で行うことができる。あるいは無溶剤、無触媒でも100〜260℃でエステル化を行うことができる。
成分(b)のエステル化合物は、25℃における粘度が10,000〜20,000mPa・sであることが好ましい。このようなエステル化合物としては、LUSPLAN DA−DD−IS(日本精化社製)が挙げられる。尚、粘度は、コーンプレート型粘度計(Haake社製ROTO visco1)を用い、条件は、ずり速度100(1/s)、コーン直径35mm、角度2°で測定した。
本発明の油性化粧料における成分(b)の配合量は、特に限定されないが、1〜40%が好ましく、特に、5〜30%がより好ましい。この範囲であれば、塗布膜が均一になり、***化粧料においてはツヤ、およびツヤの持続性に特に優れるものとなる。
本発明に用いられる成分(c)は分子内に水酸基を有する分子量300〜1000の常温で液体のエステル油が用いられる。分子量500〜1000であると保湿効果や経時安定性の点で好ましい。
成分(c)の分子内に1個の水酸基有する分子量300〜1000のエステル油は、具体的には、例えば乳酸イソステアリル、乳酸オクチルドデシル、乳酸オレイル、乳酸ステアリル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、トリイソステアリン酸ジグリセリル、リンゴ酸ジイソステアリル等が挙げられる。これらの中でもリンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ジグリセリルが顔料分散性の点で好ましい。市販品としては「コスモール222」、「コスモール43」(いずれも日清オイリオグループ社製)が挙げられる。
本発明の油性化粧料における成分(c)は必要に応じて1種又は2種以上を用いることができ、配合量は、好ましくは3〜30%であり、更に好ましくは5〜20%である。この範囲で配合すると顔料分散性の点で好ましい。
本発明の成分(d)の粉体としては、球状、板状、針状等の形状や煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、あるいは多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず、無機粉体類、光輝性粉体類、有機粉体類、色素粉体類、金属粉体類、複合粉体類等を使用することがでる。具体的な粉体としては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、タルク、白雲母、金雲母、紅雲母、黒雲母、合成雲母、絹雲母(セリサイト)、合成セリサイト、カオリン、炭化珪素、スメクタイト、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、酸化アンチモン、珪ソウ土、ケイ酸アルミニウム、メタケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸マグネシウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ヒドロキシアパタイト、窒化ホウ素、二酸化珪素等の白色体質粉体、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆合成金雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、二酸化チタン被覆ガラス末等の光輝性粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等の樹脂積層末のラメ剤、ポリアミド系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、フッ素系樹脂、セルロース系樹脂、ポリスチレン系樹脂、スチレン−アクリル共重合樹脂等のコポリマー樹脂、ポリプロピレン系樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂等の有機高分子樹脂粉体、N−アシルリジン等の有機低分子性粉体、澱粉、シルク粉末、セルロース粉末等の天然有機粉体、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等を例示することができる。なお、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
この中でも、発色性のある着色顔料であると、顔料の分散性が悪い場合や、ムラ付きが目立つため、本願の効果が顕著に現れる点で好ましい。具体的には、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、硫酸バリウム等の白色無機顔料、酸化鉄、カーボンブラック、酸化クロム、水酸化クロム、紺青、群青等の有色無機顔料、二酸化チタン被覆雲母、二酸化チタン被覆合成金雲母、二酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化鉄雲母チタン、紺青処理雲母チタン、カルミン処理雲母チタン、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔、二酸化チタン被覆ガラス末等の光輝性粉体、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末、ポリエチレンテレフタレート・ポリオレフィン積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層フィルム末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等の樹脂積層末のラメ剤、赤色201号、赤色202号、赤色205号、赤色226号、赤色228号、橙色203号、橙色204号、青色404号、黄色401号等の有機顔料粉体、赤色3号、赤色104号、赤色106号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、緑色3号、青色1号等のジルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機顔料粉体あるいは更にアルミニウム粉、金粉、銀粉等の金属粉体、微粒子酸化チタン被覆雲母チタン、微粒子酸化亜鉛被覆雲母チタン、硫酸バリウム被覆雲母チタン、酸化チタン含有二酸化珪素、酸化亜鉛含有二酸化珪素等の複合粉体等を例示することができる。なお、これら粉体は、フッ素系化合物、シリコーン系化合物、金属石鹸、レシチン、水素添加レシチン、コラーゲン、炭化水素、高級脂肪酸、高級アルコール、エステル、ワックス、ロウ、界面活性剤等の1種又は2種以上を用いて表面処理を施してあっても良い。
本発明の油性化粧料における成分(d)は必要に応じて1種又は2種以上を用いることができ、配合量は、好ましくは0.01〜20%であり、更に好ましくは1〜10%である。この範囲で配合すると顔料分散性の点で好ましい。
また、本発明において、成分(a)、(b)、(c)以外で、更に油剤を配合することにより、塗布時の感触を調整できる。ここで用いる油剤としては、通常化粧料に用いられる油分であれば特に制約なく使用することができ、動物油、植物油、合成油等の起源や半固形油、液体油、揮発性油等の性状を問わず、炭化水素類、油脂類、エステル油類、脂肪酸類、高級アルコール類、シリコーン油類、フッ素系油類、ラノリン誘導体類等を使用することができる。具体的には、流動パラフィン、重質流動イソパラフィン、α−オレフィンオリゴマー、スクワラン、ワセリン、ポリイソブチレン、ポリブテンの炭化水素類、オリーブ油、ヒマシ油、ミンク油、マカデミアンナッツ油等の油脂類、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、コレステロール脂肪酸エステル、ホホバ油等のエステル類、イソステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸類、オレイルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール類、低重合度ジメチルポリシロキサン、高重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、架橋型オルガノポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等のシリコーン類、パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類、ラノリン、酢酸ラノリン、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンアルコール等のラノリン誘導体類が挙げられる。
本発明の化粧料には、本発明の効果を損なわない範囲で、必要に応じて、前記必須成分以外の各種成分、例えば水性成分、紫外線吸収剤、界面活性剤、水溶性高分子、保湿剤、皮膜形成剤、褪色防止剤、酸化防止剤、消泡剤、美容成分、防腐剤、ラメ剤、香料などを各種の効果を付与するために適宜配合することができる。
また、界面活性剤としては、化粧料一般に用いられている界面活性剤であれば特に制約はなく、非イオン界面活性剤、アニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤、両性界面活性剤等が使用される。更に、紫外線吸収剤としては、例えばベンゾフェノン系、PABA系、ケイ皮酸系、サリチル酸系等の紫外線吸収剤や、4−tert−ブチル−4'−メトキシジベンゾイルメタン、オキシベンゾン等が挙げられ、保湿剤としては、例えばタンパク質、ムコ多糖、コラーゲン、エラスチン、ケラチン等が挙げられる。
更にまた、水性成分はモイスチャー効果を付与する目的で用いることができ、水及び水に可溶な成分であれば何れでもよく、水の他に、例えば、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール等のグリコール類、グリセリン、ジグリセリン、ポリグリセリン等のグリセロール類、アロエベラ、ウイッチヘーゼル、ハマメリス、キュウリ、レモン、ラベンダー、ローズ等の植物抽出液が挙げられる。
また更に、酸化防止剤としては、例えばα−トコフェロール、アスコルビン酸等が、美容成分としては、例えばビタミン類、消炎剤、生薬等が、防腐剤としては、例えばパラオキシ安息香酸エステル、フェノキシエタノール等がそれぞれ挙げられる。
本発明の油性化粧料は、特に限定されないが、形状として固形状、半固形状、液状のものが挙げられ、また、口紅、リップグロス、下地用のリップベース、口紅オーバーコート、リップクリームや、アイカラー、フェイスカラー、ファンデーション、日焼け止め化粧料、コンシーラー等が挙げられる。中でも、メイクアップ化粧料が好ましく、更に、口紅、リップグロス、下地用のリップベース、口紅オーバーコート、リップクリーム等の***化粧料とすると、使用時の滑らかさ密着感やツヤ感を具現化することができるため好ましい。
次に実施例をもって本発明をより詳細に説明する。本発明はこれらにより、何ら限定されるものではない。
(合成例1)
「ダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステルイソステアリルアルコールエステル化合物」
水素添加ダイマー酸(PRIPOL1006:ユニケマ社製)200g(0.348モル)及びダイマージオール(PRIPOL2033:ユニケマ社製)132g(0.243モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら5時間エステル化反応を行い、中間体であるダイマー酸ダイマージオールオリゴマーエステル(ダイマー酸:ダイマージオール=1:0.7)323gを得た。さらに、当該オリゴマーエステル307gとイソステアリルアルコール(Speziol C18 ISOC:コグニス社製)59g(0.217モル)を反応器に仕込み、窒素気流中210〜220℃に加熱し、生成する水を留去しながら10時間エステル化反応を行い、目的のエステル化合物351gを得た。得られたエステル化合物は、色相ガードナー2、酸価5.2、ケン化価111、粘度15,000mPa・s、屈折率1.48であった。
(実施例1〜12及び比較例1〜) 半固形状リップグロス
表1に示す処方及び下記に示す製造方法により、リップグロスを製造した。得られた各リップグロスについて、官能評価により、使用時の滑らかな密着感、塗布膜の均一性、潤い感を評価した。また、顔料分散性については色差計を用い測色をおこない彩度値の大小にて判定をおこなった。その結果を表1にあわせて示す。
Figure 0005026725
*1:レオパールKL(千葉製粉社製)
*2:AEROSIL 300(日本アエロジル社製)
*3:AEROSIL R972(日本アエロジル社製)
*4:BENTONE38V BC(エレメンティス社製)
*5:合成例1のエステル化合物
*6:LUSPLAN DD−MIS(日本精化社製)
*7:ポリブテン100R(出光社製)
*8:コスモール222(日清オイリオグループ社製)
*9:コスモール43(日清オイリオグループ社製)
(製造方法)
A:成分1〜1を90℃にて加熱溶解する。
B:Aに成分1〜1を加えて均一に混合する。
C:Bを脱泡後、塗布体付き容器に流し込み冷却する。
(評価)
1.官能評価
(イ)使用感(滑らかな密着感)、(ロ)塗布膜の均一性、(ハ)の潤い感について、専門パネル20名による使用テストを行い、パネル各人が下記絶対評価にて7段階に評価し評点を付け、試料毎にパネル全員の評点合計から、その平均値を算出し、下記4段階判定基準により判定した。
(絶対評価)
(評点):(評価)
6:非常に良い
5:良い
4:やや良い
3:普通
2:やや悪い
1:悪い
0:非常に悪い
(判定基準)
(評点平均値) :(判定)
5点を超える :非常に良好:◎
3点を超えて5点以下:良好 :○
2点を超えて3点以下:やや不良 :△
2点以下 :不良 :×
2.顔料分散性の評価
顔料分散性の評価として、日本電色社製色差計(SZ−Σ90)を用い、各試料の彩度を測定した。各試料(2g)を測色用ガラス容器に入れ測色をおこなった。彩度の値としてはLab表色系における、a値の二乗とb値の二乗を加えた物の平方根で表される。それぞれの測色値から彩度値を求め、目視において顔料分散性が非常に良い実施例1を基準に、彩度値の差をもって評価を行った。顔料分散性が悪くなるとともに彩度値が低下するので彩度値の差は大きくなる。これより下記4段階判定基準により判定した。
(彩度値差)
(判定)
0.5以下 :非常に良好:◎
0.5を超えて1以下 :良好 :○
1を超えて2以下
:やや不良 :△
2を超える
:不良 :×
表1から明らかなごとく、本発明の実施例1〜12は、使用時に滑らかな密着感が得ら
れ、塗布膜の均一性に優れることによりツヤ感が生じ、潤いを感じるものであった。また
、顔料分散性においても優れるものであった。
これに対して成分(a)が配合されていない比較例1では、密着感が得られず使用感、
塗布膜の均一性に欠け、顔料分散性においても劣るものであり、成分(b)が配合されて
いない比較例2では、塗布膜の均一性に欠け、潤い感も感じられなかった。また、成分(
b)の代わりにダイマージオール誘導体を配合した比較例3では、塗布膜の均一性に劣り
潤いも感じられず、ツヤの向上が期待できるポリブテンを配合した比較例4では、全ての
点でおとるものであった。さらに、成分(c)を配合していない比較例5では、全ての点
で劣り、特に顔料分散性についても劣るものであった。
(実施例13) 固形状口紅
(成分) (%)
1.セレシンワックス 6
2.ポリエチレンワックス *10 2
3.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
4.リンゴ酸ジイソステアリル *8 10
5.流動パラフィン 15
6.エステル化合物 *5 10
7.無水ケイ酸 *2 3
8.フッ素化合物処理雲母チタン *11 5
9.赤色202号 0.1
10.黄色4号 1.5
11.酸化チタン 2
12.黒酸化鉄 0.2
13.赤色104号アルミニウムレーキ 1.5
14.ビタミンE 0.5
15.香料 適量
*10:Performaren 655(ニューフェーズテクノロジー社製)
*11:5%パーフルオロアルキルリン酸ジエタノールアミン塩処理
(製造方法)
A:成分1〜6を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分7〜15を加え均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して固形状口紅を得た。
実施例13は、使用時に滑らかな密着感が得られ、塗布膜の均一性に優れることによりツヤ感が生じ、潤いを感じるものであった。また、顔料分散性に優れる固形状口紅であった。
(実施例14) スティック状リップクリーム
(成分) (%)
1.エチレン・プロピレンコポリマー *12 7
2.セレシン 7
3.ミツロウ 5
4.ワセリン 残量
5.エステル化合物 *5 20
6.トリイソステアリン酸ジグリセリル *9 10
7.2−エチルヘキサン酸セチル 20
8.酢酸トコフェロール 0.5
9.N−ラウロイル−グルタミン酸ジ(オクチルドデシル
/フィトステリル/ベヘニル) *13 10
10.(ビニルメチコン/メチコンシルセスキオキサン)
クロスポリマー *14 2
11.ビタミンE 0.5
12.香料 適量
*12:EP−700(Baker Petrolite社製)
*13:エルデュウ PS−304(味の素社製)
*14:KSP−100(信越化学工業社製)
(製造方法)
A:成分1〜9を110〜120℃にて加熱溶解する。
B:Aに成分10〜12を加えて均一に混合する。
C:Bを脱泡後、樹脂容器に流し込み充填し、冷却して成型し、スティック状リップクリ
ームを得た。
実施例14は、使用時に滑らかな密着感が得られ、塗布膜の均一性に優れることにより
ツヤ感が生じ、潤いを感じるものであった。また、顔料分散性に優れるスティック状リッ
プクリームであった。
(実施例15) 固形状ファンデーション
(成分) (%)
1.キャンデリラワックス 5
2.マイクロクリスタリンワックス 10
3.ポリエチレンワックス *15 0.5
4.トリイソステアリン酸ジグリセリル *9 10
5.エステル化合物 *5 5
6.トリ(カプリル・カプリン酸)グリセライド 残量
7.無水ケイ酸 *2 0.1
8.微粒子酸化チタン 1
9.微粒子酸化亜鉛 1
10.酸化チタン 8
11.硫酸バリウム 2
12.セリサイト 15
13.ベンガラ 1
14.黄酸化鉄 2
15.黒酸化鉄 0.5
16.アロエエキス 適量
17.香料 適量
*15:Performalene 500(ニューフェーズテクノロジー社製)
(製造方法)
A:1〜6を100℃にて均一溶解する。
B:Aに7〜17を加え均一に分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して固形状ファンデーションを得た。
実施例15は、使用時に滑らかな密着感が得られ、塗布膜の均一性に優れ、潤いを感じ
るものであった。また、顔料分散性に優れる固形状ファンデーションであった。
(実施例16) 油性アイカラー
(成分) (%)
1.マイクロクリスタリンワックス 5
2.セレシンワックス 10
3.トリイソステアリン酸ジグリセリル *9 4
4.α−オレフィンオリゴマー *16 2
5.エステル化合物 *5 10
6.スクワラン 残量
7.リンゴ酸ジイソステアリル *8 15
8.ステアリル変性アクリレートシリコーン *17 15
9.セスキオレイン酸ソルビタン 0.5
10.モノオレイン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 0.8
11.球状ナイロン粉末 5
12.シリコーン処理タルク *18 10
13.赤色202号 0.5
14.青色404号 1
15.シリコーン処理酸化チタン *18 2
16.シリル化処理無水ケイ酸*3 1
17.コラーゲン水溶液 適量
18.香料 適量
*16:ノムコートHPD−C(日清オイリオグループ社製)
*17:KP−561(信越化学工業社製)
*18:(ジメチコン/メチコン)コポリマー3%処理
(製造方法)
A:成分1〜10を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分11〜18を加え、均一に混合分散する。
C:Bを金皿に流し込み、冷却固化して油性アイカラーを得た。
実施例16は使用時に滑らかな密着感が得られ、塗布膜の均一性に優れることによりツ
ヤ感が生じ、潤いを感じるものであった。また、顔料分散性に優れる油性アイカラーであ
った。
(実施例17) 日焼け止めスティック
(成分) (%)
1.エチレン・プロピレンコポリマー *12 5
2.セレシン 2
3.キャンデリラロウ 0.5
4.トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 残量
5.エステル化合物 *5 10
6.トリイソステアリン酸ジグリセリル *9 4
7.ジメチルポリシロキサン(10cs) 2
8.(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー *19 0.1
9.p−メトキシ桂皮酸オクチル 20
10.オキシベンゾン 0.1
11.微粒子酸化チタン 20
12.マイカ 5
13.無水ケイ酸*2 0.5
14.香料 適量
*19:シリコン KP−545(信越化学工業社製)(30%デカメチルシクロペンタ
シロキサン溶液)
(製造方法)
A:成分1〜10を100℃にて均一溶解する。
B:Aに成分11〜14を加え、均一に混合分散する。
C:Bをスティック容器に流し込み、冷却固化して日焼け止めスティックを得た。
実施例17は使用時に滑らかな密着感が得られ、塗布膜の均一性に優れ、潤いを感じる
ものであった。また、顔料分散性に優れる日焼け止めスティックであった。

Claims (4)

  1. 次の成分(a)〜(d);
    (a)エチレン・プロピレンコポリマー及び/又はデキストリン脂肪酸エステル、無水ケイ酸、金属石鹸、有機変性粘土鉱物から選ばれる1種又は2種以上の油性ゲル化剤
    (b)下記一般式(1)に示すダイマー酸とダイマージオールとのオリゴマーエステルの両末端のカルボキシル基をイソステアリルアルコールでエステル化した化合物
    OCO−R−(−COO−R−OCO−R−)−COOR・・・(1)
    (式中、Rはダイマー酸残基を、Rはダイマージオール残基を、Rはイソステアリルアルコール残基を示し、nは4〜6の数を示す。)
    (c)リンゴ酸ジイソステアリル、トリイソステアリン酸ジグリセリルから選ばれる1種又は2種のエステル油
    (d)粉体
    を配合することを特徴とする油性化粧料。
  2. 成分(d)が着色顔料であることを特徴とする請求項1記載の油性化粧料。
  3. 成分(a)を6〜20質量%、成分(b)を1〜40質量%、成分(c)を3〜30質量%、成分(d)を0.01〜20質量%含有し、固形状のものである請求項1または2に記載の油性化粧料。
  4. 前記の油性化粧料が***化粧料であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の油性化粧料。
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