JP5023486B2 - スクリーン用反射体およびスクリーン - Google Patents
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Description
[反射率]
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10°傾斜スペーサーを取り付け反射率を測定した。なお、バンドパラメーターは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/min.の検出速度で測定した。また、反射率を基準化するため、標準反射板として付属のBaSO4板を用いた。また、偏光光線とするために、サンプルの光源側の表面に日東電工製の偏光フィルムを偏光方向が上下になるように設置した。偏光光線1に対する反射率とは、フィルムの反射率が最も高くなる方向での反射率のことを示し、偏光光線2に対する反射率とは、偏光光線1で設置したサンプルを約90°回転させた角度での反射率を示す。
[反射率]
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10°傾斜スペーサーを取り付け反射率を測定した。なお、バンドパラメーターは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/min.の検出速度で測定した。また、反射率を基準化するため、標準反射板として付属のBaSO 4 板を用いた。また、偏光光線とするために、サンプルの光源側の表面に日東電工製の偏光フィルムを偏光方向が上下になるように設置した。偏光光線1に対する反射率とは、フィルムの反射率が最も高くなる方向での反射率のことを示し、偏光光線2に対する反射率とは、偏光光線1で設置したサンプルを約90°回転させた角度での反射率を示す。
Pwn=2(an2+bn2)1/2/N
n:波数(m−1)
N:測定数
本発明のスクリーン用反射体は、反射帯域が、最大反射率を与える波長に対して非対称であり、低波長側にテーリングしていることが好ましい。プロジェクター等からの投影光の入射角がスクリーンの垂直方向からずれてもコントラストの低下が起きにくくなるためである。このようにするためには、フィードブロックにて積層した後、ダイへ供給する際に、ダイ位置口部で厚み方向に1.1〜2倍流路を拡幅すると良い。こうすることにより、反射体表層部の積層厚みが薄くなり、結果として、反射ピークが低波長側にテーリングする。
2×(na・da+nb・db)=λ 式1
na:A層の面内におけるある一軸方向の屈折率
nb:B層の面内におけるある一軸方向の屈折率
da:A層の層厚み(nm)
db:B層の層厚み(nm)
λ:主反射波長(1次反射波長)
また、本発明の特徴である偏光光線1に対する最大反射率(R1)が70%以上であり、偏光面が偏光光線1の垂直方向である偏光光線2に対する最大反射率(R2)が60%以下となるためには、熱可塑性フィルムの長手方向のヤング率Y(MD)と幅方向のヤング率Y(TD)の差の絶対値が|Y(MD)−Y(TD)|≧1GPaであることが好ましい。製膜条件としては、未延伸フィルムのある一軸方向を2.3倍以下で延伸し、この延伸方向とほぼ垂直な角度をなす一軸方向を4.0倍以上延伸するとよい。かつ、熱可塑性樹脂aと熱可塑性樹脂bにて構成される熱可塑性フィルムの面内におけるある一軸方向をxとし、xとほぼ垂直な角度をなす一軸方向をyとした場合、x方向での面内における屈折率差(nax−nby)が0.04以上、y方向での面内における屈折率差(nay−nby)が0.03以下となるような熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。本発明のより好ましい態様であるR1≧80%かつR2≦50%であるためには、|Y(MD)−Y(TD)|≧3GPaであることが好ましい。この場合、未延伸フィルムを(Tga−10)(℃)以上、(Tga+40)(℃)以下の範囲で、一軸延伸にて一方向に4.0倍以上延伸するとよい。あるいは、(Tga+40)(℃)以上で、二軸延伸にてある一軸方向に2.2倍以下、この方向とほぼ垂直な角度をなす一軸方向に5.0倍以上延伸するとよい。かつ、熱可塑性フィルムの面内におけるx方向の屈折率差(nax−nbx)が0.05以上、y方向での屈折率差(nay−nby)が0.025以下である樹脂を用いることが好ましい。また、本発明のさらに好ましい態様であるR1≧90%かつR2≦40%であるためには、|Y(MD)−Y(TD)|≧3以上であり、かつ、製膜条件として未延伸フィルムを(Tga−10)(℃)以上、(Tga+30)(℃)以下の範囲で一軸にてある一方向に5.0倍以上延伸し、その後熱可塑性樹脂Aの(Tm+90)(℃)以上また、本発明の好ましい態様の一つである反射率が30%以下である高次の反射帯域を少なくとも一つ有するためには、隣接するA層およびB層のほとんどが下記式2をみたすような層構成とするとよい。本発明の効果を効率よく得るためには下記式2を満たしているとよいが、各々の面内におけるある一軸方向の屈折率および層厚みについては10%以下のずれが生じていても許容できるものである。また、本発明の好ましい態様である反射率が15%以下である高次の反射帯域を少なくとも1つ以上有するためには、層厚みのずれが5%以下であり、その層厚みのずれが隣接する層間で規則だったものではなく、ランダムであることが好ましい。広い面積の反射体について、最大反射率が80%以上で、式2を満たすためには非常に高い積層精度が必要であるが、そのような積層精度は従来の方法では容易に安定的に達成することは不可能であった。そのような高い積層精度を達成するためには、特に加工精度0.01mm以下の放電ワイヤー加工にて、表面粗さ0.1S以上0.6S以下を有する100個以上300個以下の微細スリットを有するフィードブロックにて積層することが特に好ましい。また、式2は満たさなくても、上記のような特種なフィードブロックを用いることにより、RGBいずれかの帯域にて最大反射率70%以上となりながら、400nm以上700nm未満の全光線透過率を50%以上にすることが可能となる。
na・da=nb・db×(N−1) 式2
na:A層の面内におけるある一軸方向の屈折率
nb:B層の面内におけるある一軸方向の屈折率
da:A層の層厚み(nm)
db:B層の層厚み(nm)
N:次数(2以上の整数)
また、本発明では、ある断面内での隣接するA層とB層の厚み比の分布範囲が、5%以上40%以下になるように、積層装置において各層の厚みを調整することが好ましい。より好ましくは、10%以上30%以下である。厚み比の分布が5%より小さいと、層の繰り返し周期性が高すぎるために、高次の反射が非常に発生しやすくなるため好ましくない。また、40%より大きくなると、積層精度が低すぎるために、所望する帯域の反射率が低くなるばかりか、予想外の波長帯域に反射ピークが出現し、反射ピークの半値幅が大きくなりすぎ、スクリーンとした際、コントラストが低下したり、色純度が低下したりする問題がある。
(物性値の評価法)
(1)積層厚み、積層数
フィルムの層構成は、ミクロトームを用いて断面を切り出したサンプルについて、電子顕微鏡観察により求めた。すなわち、透過型電子顕微鏡HU−12型((株)日立製作所製)を用い、フィルムの断面を40000倍に拡大観察し、断面写真を撮影、層構成および各層厚みを測定した。本発明の実施例では十分なコントラストが得られたため用いなかったが、用いる熱可塑性樹脂の組み合わせによってはRuO4やOsO4などを使用した染色技術を用いてコントラストを高めても良い。
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10°傾斜スペーサーを取り付け反射率を測定した。なお、バンドパラメーターは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/min.の検出速度で測定した。また、反射率を基準化するため、標準反射板として付属のBaSO4板を用いた。また、偏光光線とするために、サンプルの光源側の表面に日東電工製の偏光フィルムを偏光方向が上下になるように設置した。偏光光線1に対する反射率とは、フィルムの反射率が最も高くなる方向での反射率のことを示し、偏光光線2に対する反射率とは、偏光光線1で設置したサンプルを約90°回転させた角度での反射率を示す。なお、表1〜4中の最大反射率はスクリーン中央部に相当する場所の測定結果を記した。また、分布範囲は、1m2中の中央部と四隅について測定を行った結果を記した。
オルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度から、算出した。また、溶液粘度はオストワルド粘度計を用いて測定した。単位は[dl/g]で示した。なお、n数は3とし、その平均値を採用した。
アンリツ株式会社製フィルムシックネステスタ「KG601A」および電子マイクロメータ「K306C」を用いて、長手方向厚みむらおよび幅方向厚みむらを測定した。長手方向厚みむらについては、30mm幅、10m長にサンプリングしたフィルムを連続的に厚み測定した。また、幅方向については、1mの長さ分について連続的に厚み測定した。フィルム厚みむらは、測定した範囲内での最大厚みと最小厚みの差を、平均厚みで割り、100を乗じた値(%)とした。なお、このフィルム厚みむらについてはn数5回で測定した。
上述の長手方向厚み変動測定時に、電子マイクロメータからの出力をKEYENCE「NR−1000」を用いて数値化処理し、コンピュータに取り込んだ。データの取り込みは、測定長10mにおいて1024点のサンプリングデータとなるように、サンプリングレイトおよび巻き取り速度を調整した。このように取り込んだ数値データをMicrosoft社のExcel2000を用いて定量的な厚みに変換し)、その厚み変動についてフーリエ変換(FFT)処理を施した。この時、厚み変化データを、厚みの絶対値に変換し、その平均値を厚み変化の中心値となるように変換したデータを用いて、解析に供した。この際、流れ方向の変数に、フィルムの長さ(m)を取ると、FFT処理により、波数(1/m)に対する強度分布が得られる。ここで、得られた実数部をan、虚数部をbnとすると、スペクトル強度Pwnは次式の通り表記することができる。
Pwn=2(an 2+bn 2)1/2/N
n:波数(m−1)
N:1024(測定数)。
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)を用い、透過モードで400nm〜700nmの範囲の透過率を測定した。各波長(1nmごと)に対する透過率を加算し、測定点数(波長点数)で除して、400nm〜700nmの範囲の透過率平均値を算出し、全光線透過率(%)とした。なお、バンドパラメーターは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/min.の検出速度で測定した。
JIS−K7127(1999)に規定された方法に従って、インストロンタイプの引張試験機を用いて測定した。測定は下記の条件とした。
測定装置:オリエンテック(株)製フィルム強伸度自動測定装置“テンシロンAMF/RTAー100”
試料サイズ:幅10mm×試長間50mm
引張り速度:300mm/min
測定環境:温度23℃、湿度65%RH。
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)を取り付け透過率を測定した。なお、バンドパラメータは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/minの検出速度で測定した。また、透過率を基準化するため、標準白色版として、付属のBaSO4板を用いた。また、偏光光線とするために、サンプルの光源側の表面に日東電工製の偏光フィルムを偏光方向が上下になるよう設置した。偏光光線1に対する透過率とは、R1と同じ方向の偏光光線に対する透過率のことを示し、偏光光線2に対する透過率とはR2と同じ方向の偏光光線に対する透過率のことを示す。なお、表1〜4中の最大反射率はスクリーン中央部に相当する場所の測定結果を記した。
1.R反射体の製法例
2種類の熱可塑性樹脂として、熱可塑性樹脂Aと熱可塑性樹脂Bを準備した。実施例1においては、熱可塑性樹脂Aとして、固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレート(PET)[東レ製F20S]を用いた。このPETの270℃における溶融粘度は、2600poiseであった。また熱可塑性樹脂Bとしてエチレングリコールに対しシクロヘキサンジメタノールを30mol%共重合したポリエチレンテレフタレート(CHDM共重合PET)[イーストマン製 PETG6763]と固有粘度0.65のポリエチレンテレフタレートを85:15の重量比で、二軸押出機にて混練しアロイ化した樹脂を用いた。この原料の270℃における溶融粘度は、4500poiseであった。これら熱可塑性樹脂AおよびBは、それぞれ乾燥した後、押出機に供給した。なお、樹脂温度は270℃であった。
実施例1において、製膜速度を調整して、フィルム厚みを16.5μmとした以外は同様の装置・条件にて製膜した。また、得られたフィルムは、2.25m2のスクリーン用に断裁した。得られた結果を表1に示す。
実施例1において、製膜速度を調整して、フィルム厚みを14μmとした以外は同様の装置・条件にて製膜した。また、得られたフィルムは、2.25m2のスクリーン用に断裁した。得られた結果を表1に示す。
得られたB反射体、G反射体、R反射体と、厚さ188μmの黒色二軸延伸PETフィルムである“ルミラー”X30とをアクリル系粘着材にて貼りあわせした。なお、投影面側からB反射体、G反射体、R反射体、X30の順になるように貼りあわせした。さらに、B反射体の表面(投影面側)に、拡散体となる19μmのマットフィルム “ルミラー”X42をアクリル系粘着材にて貼りあわせした。さらに、補強のため、織布に貼り合わせし、2.25m2の反射型スクリーンとした。得られたスクリーンは、明光下でもコントラストと色純度、輝度が高いものであり、スクリーン内に色むらはないものであった。また繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.BGR反射体
投影面側からA層68nm、B層72nmで交互に201層積層(B反射部)し、次にA層80nm、B層84nmで交互に201層積層(G反射部)し、さらにA層97nm、B層102nmで交互に201積層(R反射部)できるように、図4のごとき603層のフィードブロックを用いた以外は、実施例1と同様の条件・装置にて製膜した。但し、微細スリットの形状は、(熱可塑性樹脂非供給側のスリット面積)/(供給側のスリット面積)が40%であり、スリット長は160mmとし、フィードブロック内圧力損失を3MPaになるようにスリット間隙と吐出量を設計した。また、ドラフト比は5であった。得られた一体化されたBGR反射体について、結果を表1に示す。BGR反射体の厚みは50.5μmであり、2.25m2のスクリーン用に断裁した。
得られたBGR反射体と、厚さ188μmの黒色二軸延伸PETフィルムである“ルミラー”X30とをアクリル系粘着材にて貼りあわせした。なお、投影面側がB反射層となるようにX30と貼りあわせした。さらに、B反射層の表面(投影面側)に、拡散体となる19μmのマットフィルム “ルミラー”X42をアクリル系粘着材にて貼りあわせした。さらに、補強のため、織布に貼り合わせし、2.25m2の反射型スクリーンとした。この場合、貼りあわせ回数が減るため、貼りあわせ時の空気巻き込みによる欠点や平面性不良が起きにくいとともに、粘着層による散乱が抑えられ、実施例1より高精細となった。得られたスクリーンは、明光下でもコントラストと色純度、輝度が高いものであり、スクリーン内に色むらはないものであった。また繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、幅方向延伸倍率を5.0倍とし、200℃にて熱処理を行った以外は、実施例1と同様の装置・条件とした。得られた結果を表1に示す。
実施例3にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、明光下でのコントラストと色純度が高いものの、わずかに輝度が低かったが問題ない範囲であった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製造例
実施例1において、51個の微細なスリットを有するフィードブロックにて、熱可塑性樹脂Aが26層と熱可塑性樹脂Bが25層からなる厚み方向に交互に積層させた構造とした以外は、実施例1と同様の条件・装置にて製膜した。得られたRGB反射体について、結果を表1に示す。 2.スクリーンの製造例4
実施例4にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。スクリーンの製造例1のスクリーンに比べて、明光下でのコントラスト、色純度はわずかに低いものであったが、問題ない範囲であった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、得られたキャストフィルムを、90℃に設定したロール群で加熱し、長手方向に2.1倍延伸後、この一軸延伸フィルムの両面に空気中でコロナ放電処理を施し、基材フィルムの濡れ張力55mN/mとし、その処理面に(ガラス転移温度が18℃のポリエステル樹脂)/(ガラス転移温度が82℃のポリエステル樹脂)/平均粒径100nmのシリカ粒子がらなる積層形成膜塗液を塗布し、透明・易滑・易接着層を形成した。この一軸延伸フィルムをテンターに導き、100℃の熱風で予熱後、幅方向に5.0倍延伸した。延伸したフィルムは、そのままテンター内で230℃の熱風にて熱処理を行い、続いて同温度にて幅方向に5%の弛緩処理を施し、その後、室温まで除冷後、巻き取った。これら以外は実施例1と同様である。得られたRGB反射体について、結果を表2に示す。
実施例5にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを制作した。得られたスクリーンは、若干コントラスト、色純度が低いものの、問題ない範囲であった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、ドラフト比を19とするとともに、瞬間分光器による反射率分布データのフィードバックを行わなかった。得られた結果を表2に示す。
実施例6にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。反射体の厚みむらが幾分大きいため、スクリーン貼り合わせ時に、実施例1に比較して空気を巻き込んで欠点が発生しやすい傾向となり、ハンドリング性が少し悪化した。一方、わずかに周期性のある色むらも認められたが、明光下でのコントラストと色純度が高く、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、熱可塑性樹脂Bとして、テレフタル酸に対しアジピン酸を20mol%、イソフタル酸を10mol%共重合した固有粘度0.95の共重合ポリエステルを用いた以外は、実施例1と同様の条件とした。得られた結果を表2に示す。
実施例7にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、実施例1に比較し、明光下においてコントラストと色純度が高く、高輝度なものであった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、幅方向延伸倍率を6倍とし、230℃にて熱処理を行った以外は、実施例1と同様の装置、条件とした。得られた結果を表3に示す。
実施例8にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、実施例1のスクリーンに比べて若干、コントラストや色純度が劣るものの、問題のない範囲であり、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、幅方向延伸倍率を4倍とし、230℃にて熱処理を行った以外は、実施例1と同様の装置、条件とした。得られた結果を表3に示す。
実施例9にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、実施例8のスクリーンに比べて若干、コントラストや色純度が劣るものの、問題のない範囲であり、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
G反射体を製膜する際に、実施例1において、積層装置から口金までのポリマー流速を10%以上遅くした以外は、実施例1と同様の装置、条件とした。
実施例10にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、蛍光灯の光によるコントラストの低下などがみられず、高コントラストで色純度が高く、高輝度なものであった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1において、フィードブロックにて積層した後、ダイへ供給する際に、ダイ位置口部で厚み方向に1.1〜2倍流路を拡幅し、反射体表層部の積層厚みを薄く設計した以外は実施例1と同様の装置、条件とした。得られたR反射体、G反射体、B反射体の反射率を分光光度計にて測定したところ、図8の反射率分布図に示すように反射波長が低波長側にテーリングしていた。比較として図9に実施例1の場合の反射率分布図を示す。
実施例11にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて、実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは、プロジェクター等からの投影光の入射角がスクリーンの垂直方向からずれてもコントラストの低下が起きにくく、繰り返し巻き取り収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製法例
実施例1と同様の装置、条件とした。
実施例1にて得られたB反射体に特定波長吸収色素であるTAP−2(山田化学株式会社)をアセトンに0.001wt%溶解させたものと、バインダーであるIR−G205をメチルエチルケトンに0.15wt%溶解させた溶液とを混合し、巻線の径(ミル)が10μmのメタバーを用いて塗布。その後、90℃の熱風オーブンに30秒間入れ、乾燥させた。その後、特定波長吸収体を有したB反射体、実施例1にて得られたG反射体、R反射体と、厚さ188μmの黒色二軸延伸PETフィルムである”ルミラー”X30とをアクリル系粘着剤にて貼り合わせした。なお、投影面側から吸収体を有するB反射体、G反射体、R反射体、X30の順になるよう貼り合わせした。このとき、B反射体は吸収体塗布面を投影面側に向けて貼り合わせした。さらに、B反射体の表面(投影面側)に拡散体となる19μmのマットフィルム”ルミラー”X42をアクリル系粘着剤にて貼り合わせした。さらに、補強のため、織布に貼り合わせし、2.25m2の反射型スクリーンとした。得られたスクリーンは明光下において、余分な外光を吸収するためコントラストと色純度、輝度が非常に高いものとなり、スクリーン内の色むらもないものであった。また、繰り返し巻き取り収納を行っても反射体の破損による欠点や輝度は発生しなかった。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製造例
実施例5において、長手方向に3.4倍、幅方向に3.7倍延伸した以外は、実施例5と同様の装置、条件とした。得られた結果を表5に示す。
比較例1にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは偏光光線1だけでなく、偏光光線2も反射するため、コントラスト、色純度が低下した。
1.R反射体、G反射体、B反射体の製造例
実施例1において、熱可塑性樹脂Bとしてエチレングリコールに対しシクロヘキサンジメタノールを33mol%共重合したポリエチレンテレフタレート(CHDM共重合PET)と固有粘度0.67のポリエチレンテレフタレートを85:15の重量比で、二軸押出機にて混練しアロイ化した低粘度の樹脂を用いた以外は実施例1と同様の装置、条件とした。この熱可塑性樹脂Bの溶融粘度は1300poiseであった。得られた結果を表1に示す。
比較例2にて得られたR反射体、G反射体、B反射体を用いて実施例1と同様にスクリーンを作成した。得られたスクリーンは繰り返し巻き取るり収納を行っても、反射体の破損による欠点や輝点はみられなかったものの、色むらが多く、コントラストの低いものであった。
1.BGR反射体−吸収体の製造例
厚み250μmの黒色二軸延伸PETフィルムである“ルミラー”X30の表面に、以下の薄膜をスパッタにて形成した。
高屈折率層 :ZnS (屈折率2.4 厚み611nm 層数4層)
低屈折率層 :MgF2 (屈折率1.4 厚み1047nm 層数3層)
2.スクリーンの製造例13
比較例3にて作成したBGR反射体−吸収体に、拡散体となる19μmのマットフィルム“ルミラー”X42をアクリル系粘着材にて貼りあわせした。さらに、補強のため、織布に貼り合わせし、2.25m2の反射型スクリーンとした。得られたスクリーンは、明光下でもコントラストと色純度が高いものであり、スクリーン内に色むらはないものであった。しかしながら、繰り返し巻き取り収納を行うと、反射体の破損により、欠点や輝点が多く発生し、画質が徐々に低下した。
2 熱可塑性樹脂A 供給部
3 スリット部
3a、3b スリット
4 熱可塑性樹脂B 供給部
5 側板
6 積層装置
7 導入口
8 液溜部(またその底面)
9 積層装置の流出口
10 スリット頂部の稜線
11 稜線の上端部
12 稜線の下端部
13,21 側板
14,18 熱可塑性樹脂A 供給部
15,17,19, スリット部
15a,15b スリット
16,20 熱可塑性樹脂B 供給部
22 積層装置
23,25 導入口
24,26 液溜部(またはその底面)
27 スリット頂部の稜線
28 稜線上端部
29 稜線下端部
30 樹脂の流れ
31 積層装置の流出口
32 合流装置
33〜35 樹脂の流路
Claims (12)
- 積層数が50以上の熱可塑性フィルムからなり、RGBに相当する帯域のいずれかにおいて、下記方法で測定される反射率として、フィルム平面に対して垂直な軸と10°の角度をなす方向から入射される偏光光線1に対する最大反射率R1が70%以上、かつ、偏光光線1の垂直方向を偏光面とする偏光光線2に対する最大反射率R2が60%以下であり、さらに、R1の最大値と最小値の差が1m2内において20%以下であり、Gに相当する反射帯域の半値幅が、RおよびBに相当する反射帯域の半値幅より10nm以上狭いことを特徴とするスクリーン用反射体。
[反射率]
日立製作所製 分光光度計(U−3410 Spectrophotomater)にφ60積分球130−0632((株)日立製作所)および10°傾斜スペーサーを取り付け反射率を測定した。なお、バンドパラメーターは2/servoとし、ゲインは3と設定し、187nm〜2600nmの範囲を120nm/min.の検出速度で測定した。また、反射率を基準化するため、標準反射板として付属のBaSO4板を用いた。また、偏光光線とするために、サンプルの光源側の表面に日東電工製の偏光フィルムを偏光方向が上下になるように設置した。偏光光線1に対する反射率とは、フィルムの反射率が最も高くなる方向での反射率のことを示し、偏光光線2に対する反射率とは、偏光光線1で設置したサンプルを約90°回転させた角度での反射率を示す。 - 熱可塑性フィルムの長手方向のヤング率Y(MD)と幅方向のヤング率(TD)の差の絶対値|Y(MD)−Y(TD)|が1GPa以上であることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン用反射体。
- R1とR2の差(R1−R2)が30%以上であることを特徴とする請求項1または2に記載のスクリーン用反射体。
- 熱可塑性フィルムの積層数が150以上であり、粘着層および接着層を含まず、RGBに相当するすべての帯域において、偏光光線1に対する最大反射率が70%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスクリーン用反射体。
- 長手方向および/または幅方向の厚みむらが5%以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のスクリーン用反射体。
- 熱可塑性フィルムが、ポリエチレンテレフタレートからなる層とシクロヘキサンジメタノールを共重合したポリエステルからなる層を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のスクリーン用反射体。
- 400nm以上700nm未満の全光線透過率が50%以上である請求項1〜6のいずれかに記載のスクリーン用反射体。
- 520〜620nmに少なくとも1つの吸収ピークを有する請求項1〜7のいずれかに記載のスクリーン用反射体。
- 少なくとも請求項1〜8のいずれかに記載のスクリーン用反射体と吸収体を含むスクリーン。
- 拡散体および/またはレンズ体を含んでなる請求項9に記載のスクリーン。
- 請求項10に記載の拡散体が異方性拡散体であり、垂直方向の拡散角FWHMが45°未満、かつ、水平方向の拡散角FWHMが45°以上であることを特徴とするスクリーン。
- 吸収体の厚みが100μm〜250μmである請求項9〜11のいずれかに記載のスクリーン。
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