JP5022811B2 - 画像処理装置及び画像処理方法並びに撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に撮像装置で撮像された画像内に含まれる赤目領域を補正する画像処理装置及び画像処理方法に関する。
本発明はさらに、撮像画像中の赤目領域を補正する機能を有する撮像装置に関する。
従来、光電変換素子を用いて被写体光学像を撮像し、メモリカードを代表とする記録媒体に、撮像画像をデジタルデータとして記録するデジタルカメラが知られている。
また、人物をフラッシュ撮影(フラッシュを点灯させて撮影)した場合、目が赤く撮影されてしまう赤目現象についても知られている。赤目現象は、網膜の血管が撮像されることにより発生し、特に暗所など瞳孔が大きく開いた状態でフラッシュ撮影した場合に起こりやすい。
このような赤目現象の発生を緩和するため、フラッシュ撮影の直前にランプやフラッシュなどを一度点灯させ(プリ発光)、瞳孔を収縮させてからフラッシュ撮影を行う赤目緩和機能を有する撮像装置が知られている。しかし、プリ発光時に被写体がカメラを注視していない場合は赤目緩和効果が少ないといった問題があった。
赤目現象はデジタルカメラであってもフィルムカメラ(銀塩カメラ)であっても同様に発生するが、デジタルカメラの場合、撮像画像に対して容易に画像処理を適用することができる。そのため、撮像画像中に含まれる人物の顔や目を検出し、赤目現象が発生していると判断される場合には自動または半自動で赤目領域を修正する赤目補正技術が提案されている。特許文献1では、撮像画像中、肌色とみなされる領域を顔領域として検出し、検出された顔領域内で赤目領域を検出することが開示されている。また、特許文献2には、赤目補正機能を有するカメラにおいて、検出顔形状モデルと顔確率を比較するアルゴリズムとパターンマッチングを併用して、撮像画像中の顔領域を検出することが開示されている。
特開平10−0233929号公報 特開2001−309225号公報
これら従来の技術においては、画素の赤さの度合いを評価値として赤目領域の候補となる領域(赤目候補領域)を検出し、さらに赤目候補領域の大きさや形などから最終的な赤目領域を特定して、赤目領域内の画素を補正している。
このような方法で赤目補正した場合、補正された領域と補正されない領域とが区別できてしまい、不自然な補正結果になる場合がある。また、赤目候補領域を画素の赤さに基づいて検出するので、目頭などの充血した部分、肌の赤い部分、赤い光源下で撮影された人物の肌色部分などを赤目候補領域として誤検出することが多く、誤補正の確率が高いという問題があった。
本発明はこのような従来技術の課題に鑑みてなされたものであり、赤目領域をより効果的に補正することのできる画像処理装置及び画像処理方法を実現することを目的とする。
上述の目的は、画像中から、目と判断される目領域を検出する検出手段と、目領域を複数のブロックに分割する分割手段と、複数のブロックの各々について、ブロックに含まれる画素ごとに、画素の赤さを示す評価値を求める評価値演算手段と、評価値のばらつき度合を示す指標を、前記ブロックごとに求める指標演算手段と、目領域に含まれる個々の画素に対する補正値を、画素について演算された評価値と、指標とに基づいて演算する補正値演算手段と、補正値を目領域の画素に適用する補正手段とを有し、補正値演算手段が、ばらつき度合の小さいブロック内の画素ほど補正値が小さくなるように評価値を指標に基づいて補正することにより補正値を演算することを特徴とする画像処理装置によって達成される。
また、上述の目的は、本発明の画像処理装置を有し、撮像した画像に対して画像処理装置による補正を行うことを特徴とする撮像装置によっても達成される。
また、上述の目的は、画像中から、目と判断される目領域を検出する検出工程と、目領域を複数のブロックに分割する分割工程と、複数のブロックの各々について、ブロックに含まれる画素ごとに、画素の赤さを示す評価値を求める評価値演算工程と、評価値のばらつき度合を示す指標を、ブロックごとに求める指標演算工程と、目領域に含まれる個々の画素に対する補正値を、画素について演算された評価値と、指標とに基づいて演算する補正値演算工程と、補正値を目領域の画素に適用する補正工程とを有し、補正値演算工程において、ばらつき度合の小さいブロック内の画素ほど補正値が小さくなるように評価値を指標に基づいて補正することにより補正値を演算することを特徴とする画像処理方法よっても達成される。
このような構成により、本発明の画像処理装置及び画像処理方法によれば、赤目領域を効果的に補正することができる。
以下、図面を参照して本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。
(撮像装置の構成)
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としての撮像装置100の構成例を示す図である。
101はレンズ、12は絞り機能を備えるシャッター、14は光学像を電気信号に変換する、CCDやCMOSセンサ等の撮像素子、16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
タイミング発生部18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給し、メモリ制御部22及びシステム制御部50により制御される。
画像処理部20は、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御部22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。
また、画像処理部20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行う。そして、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御部40、測距制御部42を制御し、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)、AE(自動露出)、EF(フラッシュプリ発光)機能を実現している。
さらに、画像処理部20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
メモリ制御部22は、A/D変換器16、タイミング発生部18、画像処理部20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮伸長部32を制御する。
A/D変換器16の出力データが画像処理部20、メモリ制御部22を介して、或いはA/D変換器16の出力データが直接メモリ制御部22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データは、D/A変換器26を介してLCDや有機ELディスプレイ等の画像表示部28により表示される。撮像した画像データを画像表示部28で逐次表示すれば、電子ファインダー機能を実現することが可能である。
また、画像表示部28は、システム制御部50の指示により任意に表示をON/OFFすることが可能であり、表示をOFFにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
メモリ30は撮影した静止画像や動画像を格納する記憶装置であり、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像を格納するのに十分な記憶容量を備えている。そのため、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。
また、メモリ30はシステム制御部50の作業領域としても使用することが可能である。
圧縮伸長部32は、メモリ30に格納された画像を読み込んで、適応離散コサイン変換(ADCT)、ウェーブレット変換等を用いた周知のデータ圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
露光制御部40は絞り機能を備えるシャッター12を制御するとともに、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有する。
測距制御部42はレンズ10のフォーカシングを制御し、ズーム制御部44はレンズ10のズーミングを制御する。バリア制御部46はレンズ10の保護を行うためのレンズバリアである保護部102の動作を制御する。
フラッシュ48は撮影時の補助光源として機能し、調光機能も有する。また、AF補助光の投光機能も有する。
赤目緩和ランプ49は、フラッシュ48を用いた撮影前に、約1秒間発光することによって、被写体である人の瞳孔を小さくするための光源である。上述したように、撮影直前に瞳孔を小さくすることによって、フラッシュ発光撮影時の赤目現象を低減することができる。
露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理部20によって演算した演算結果に基づき、システム制御部50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
システム制御部50は例えばCPUであり、メモリ52に記憶されたプログラムを実行することにより撮像装置100全体を制御する。メモリ52はシステム制御部50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶する。
表示部54は例えばLCDやLED、スピーカ等の出力装置の組み合わせにより構成され、システム制御部50でのプログラムの実行に応じて、文字、画像、音声等を用いて動作状態やメッセージ等を出力する。表示部54は撮像装置100の操作部70近辺の視認し易い位置に、単数或いは複数設置される。また、表示部54の一部は光学ファインダー104内に設置されている。
表示部54の表示内容としては、例えば以下のようなものがある。シングルショット/連写撮影表示、セルフタイマー表示、圧縮率表示、記録画素数表示、記録枚数表示、残撮影可能枚数表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示、フラッシュ表示、赤目緩和表示、マクロ撮影表示、ブザー設定表示。時計用電池残量表示、電池残量表示、エラー表示、複数桁の数字による情報表示、記録媒体200及び210の着脱状態表示、通信I/F動作表示、日付け・時刻表示、外部コンピュータとの接続状態を示す表示。合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、記録媒体書き込み動作表示、等。この一部は光学ファインダー104内に表示される。
さらに、表示部54の表示内容のうち、LED等により表示するものとしては、例えば以下のようなものがある。合焦表示、撮影準備完了表示、手振れ警告表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、フラッシュ充電完了表示、記録媒体書き込み動作表示、マクロ撮影設定通知表示、二次電池充電状態表示、等。
そして、表示部54の表示内容のうち、ランプ等により表示するものとしては、例えば、セルフタイマー通知ランプ、等がある。このセルフタイマー通知ランプは、AF補助光と共用して用いても良い。
不揮発性メモリ56は電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
モードダイヤル60、第1シャッタースイッチ(SW1)62、第2シャッタースイッチ(SW2)64、電源スイッチ66、無線接続ボタン68及び操作部70は、システム制御部50に所定の動作の開始、停止等を指示するための操作部材である。これらの操作部材は、ボタン、スイッチ、ダイアル、タッチパネル、視線検知装置、音声認識装置或いはこれらの組み合わせで構成される。
ここで、これらの操作手段の具体的な説明を行う。
モードダイヤル60は、例えば電源オフ、自動撮影モード、プログラム撮影モード、パノラマ撮影モード、再生モード、マルチ画面再生・消去モード、PC接続モード等の各機能モードを切り替え設定するためのスイッチである。
第1シャッタースイッチ(SW1)62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン(図示せず)の第1ストローク(例えば半押し)でONとなる。第1シャッタースイッチ(SW1)62がONにされた場合、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF処理等が開始される。
第2シャッタースイッチ(SW2)64は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタンの第2ストローク(例えば全押し)でONとなり、露光処理、現像処理及び記録処理からなる一連の処理の開始を指示する。まず、露光処理では、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御部22を介して画像データをメモリ30に書き込み、更に、画像処理部20やメモリ制御部22での演算を用いた現像処理が行われる。更に、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮伸張部32で圧縮を行い、記録媒体200や210に画像データを書き込む記録処理が行われる。
画像表示ON/OFFスイッチ66は、画像表示部28の表示ON/OFF設定用スイッチである。光学ファインダー104を用いて撮影を行う際に、例えばTFT LCD等から成る画像表示部28の表示をOFFして電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
フラッシュ設定ボタン68は、フラッシュの動作モードを設定・変更するボタンである。本実施形態において設定可能なモードは、オート、常時発光、赤目緩和オート、常時発光(赤目緩和)がある。オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するモードである。常時発光は、常にフラッシュを発光して撮影するモードである。赤目緩和オートは、被写体の明るさに応じて自動的にフラッシュを発光して撮影するとともに、フラッシュ発光の際には、常に赤目緩和ランプを発光するモードである。常時発光(赤目緩和)は、常に赤目緩和ランプとストロボを発光して撮影するモードである。
操作部70は各種ボタンやタッチパネル等からなり、例えば以下のようなボタン、スイッチを含む。メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン。再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像移動−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン、圧縮モードスイッチ等。
圧縮モードスイッチは、JPEG(Joint Photographic Expert Group)圧縮の圧縮率を選択するため、或いは撮像素子の信号をそのままデジタル化して記録媒体に記録するRAWモードを選択するためのスイッチである。
本実施形態において、JPEG圧縮のモードは、例えばノーマルモードとファインモードが用意されている。撮像装置100の利用者は、撮影した画像のデータサイズを重視する場合はノーマルモードを、撮影した画像の画質を重視する場合はファインモードを、それぞれ選択して撮影を行うことができる。
JPEG圧縮のモードにおいては、圧縮伸長部32が、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、設定された圧縮率に圧縮した後、例えば記録媒体200に記録する。
RAWモードでは、撮像素子14の色フィルタの画素配列に応じて、ライン毎にそのまま画像データを読み出し、A/D変換器16、メモリ制御部22を介して、メモリ30に書き込まれた画像データを読み出し、記録媒体200に記録する。
電源制御部80は、電池検出部、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ部等により構成されており、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
電源86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、或いはACアダプター等からなり、コネクタ82及び84によって撮像装置100に取り付けられる。
メモリカードやハードディスク等の記録媒体200及び210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、212と、撮像装置100とのインターフェース204、214及びコネクタ206、216を有している。記録媒体200及び210は、媒体側のコネクタ206、216と撮像装置100側のコネクタ92、96とを介して撮像装置100に装着される。コネクタ92、96にはインターフェース90及び94が接続される。記録媒体200、210の装着有無は、記録媒体着脱検知部98によって検知される。
なお、本実施形態では撮像装置100が記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明しているが、記録媒体を取り付けるインターフェース及びコネクタは、単数を含む任意の数備えることができる。また、系統毎に異なる規格のインターフェース及びコネクタを用いても良い。
コネクタ92及び96に各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
バリア102は、撮像装置100の、レンズ10を含む撮像部を覆う事により、撮像部の汚れや破損を防止する。
光学ファインダー104は例えばTTLファインダーであり、プリズムやミラーを用いてレンズ10を通じた光束を結像する。光学ファインダー104を用いることで、画像表示部28による電子ファインダー機能を使用すること無しに撮影を行うことが可能である。また、上述したように、光学ファインダー104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示などの情報表示がなされる。
通信部110は、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、IEEE802.11x等の無線通信、等、各種規格に準拠した通信処理を行う。
コネクタ(無線通信の場合はアンテナ)112は、通信部110を介して撮像装置100を他の機器と接続する。
図2は、図1の構成を有する撮像装置100の外観例を示す斜視図であり、図1に示した構成については同じ参照数字を付した。
電源ボタン201は撮像装置100の電源をオン・オフするためのボタンである。MENUボタン205は、撮影パラメタやカメラの設定を変更するためのメニュー画面を表示したり表示を中止するためのボタンである。SETボタン203は、設定値の決定や、メニュー項目の決定などに使用する。削除ボタン207は、撮像した画像の削除を指定する際に用いる。DISPボタン208は、画像表示部28に表示する情報の組み合わせを切り替えるボタンである。十字ボタン209は上下左右ボタンから構成され、メニュー画面の遷移や選択項目の移動などを行ったり、再生モードにおける表示画像の切り替えなどを行ったりするのに使用する。これらのボタンは、操作部70に含まれる。
(撮像・記録処理)
図3は、本実施形態に係る撮像装置における撮像・記録処理の全体的な流れを説明するフローチャートである。
本実施形態では、撮像時に赤目補正処理を行ない、補正後の画像(補正画像)を記録媒体に保存するものとする。ただし、赤目補正処理は撮影時でなくても実行可能であることは言うまでもない。
シャッターボタンが全押しされ、SW2がONになると、撮影処理が行われる(S302)。撮像素子14がアナログ電気信号に変換した被写体像はA/D変換器16によりデジタル信号に変換される。そして、A/D変換器16が出力するデジタル信号に対し、画像処理部20において撮影画像処理を実施する(S303)。
詳細は省略するが、この撮影画像処理には、撮像素子14から読み出された信号を、例えばカラーフィルタの配列などに基づいて、輝度成分Y、色差成分UVで表される画素単位の画像データへ変換する処理が含まれる。
次に、画像処理部20は、画像データを用いて、撮像画像内において顔と判断される領域(顔領域)を検出する顔検出処理を行う(S304)。
顔検出処理はどのような手法によって行っても良いが、例えば特開2001−309225号公報に記載されるような、顔形状モデルを用いたパターンマッチングを用いて行うことができる。また、パターンマッチング時におけるモデルと画像領域との一致度(類似度)に基づいて、顔らしさを示す尺度である顔信頼度を求めることが可能である。
本実施形態において、画像処理部20は、1〜10の10段階の顔信頼度を求めるものとする。ここで、信頼度1はパターンマッチング時の一致度が高く、顔である可能性が高いものを示し、信頼度10はパターンマッチング時の一致度が低く、顔である可能性が低いものを示すものとする。
また、画像処理部20は、検出した顔領域の大きさ(顔サイズ)も求める。本実施形態において、画像処理部20は、顔領域の水平方向及び垂直方向の最大画素数の大きい方を顔サイズとして求めるものとする。
画像処理部20は、検出した顔領域について、あらかじめ設定されている閾値FR(本実施形態では3とする)以下の信頼度を有し、かつ、顔サイズが閾値FS(本実施形態では200とする)以上の顔領域を、最終的に検出された顔領域とする。
顔検出処理により顔領域が検出されると、画像処理部20は赤目補正処理を行う(S305)。具体的には、顔検出処理によって検出された顔領域の中から目と判断される領域(目領域)を検出し、目領域を対象として、赤目補正処理を適用する。このとき、目領域は実際に目が存在する領域を完全に含むように設定されることが望ましい。従って、顔検出および目領域の検出アルゴリズムの精度に依存はするが、検出精度が低いと判断される場合には、目が存在すると想定される領域を中心として比較的大きめの領域が目領域として設定される。なお、本実施形態では顔の幅をFとした場合に、片方の目に対する目領域の幅をF×0.4となるように設定している。
画像処理部20は、赤目補正処理を実施した画像データを、メモリ制御部22を通じてメモリ30に出力する。メモリ制御部22は、画像処理部20からの画像データを画像表示部28の解像度に合わせて画像表示メモリ24に書き込む。これにより、補正後の画像が画像表示部28上に表示される(クイックレビュー動作)。一方、メモリ30に書き込まれた画像データは、圧縮伸長部32によって例えばJPEG形式に符号化する。そして、符号化された画像データはシステム制御部50の制御に従って記録媒体200又は210に、例えばDCF規格に従って記録される(S307)。
なお、S304において顔領域が検出されなかった場合、S305における赤目補正処理をスキップして、S306においては補正されていない画像の表示及び記録を行う。
(赤目補正処理)
次に、図3のS305において画像処理部20が行う赤目補正処理の詳細について説明する。
図4は、本実施形態に係る撮像装置において、赤目補正処理を構成する内部処理と、信号の流れを模式的に示す図である。図4における各処理部の機能は、実際には画像処理部20が例えばソフトウェア的に実現する。
上述の通り、画像処理部20は、図3のS304で検出された顔領域から目領域を検出する。そして、目領域に含まれる画素データ(Yuv形式)401を評価値演算処理部402へ供給する。ここで、目領域は横幅画素数W、縦幅画素数Hの矩形状であるものとする。
評価値演算処理部402は、画素データ401の各画素について、以下の式を用いてRGB形式に変換するとともに、評価値Eを求める。
R=Y+1.402*V 式(1)
G=Y−0.344*U−0.714*V 式(2)
B=Y+1.772*U 式(3)
E=(2*R−G−B)/2 式(4)
式(4)から明らかなように、赤さが強い画素ほど、評価値Eは大きくなる。評価値演算処理部402は、求めた評価値Eを、ブロック分割分散演算処理部403及び補正係数演算処理部406へ出力する。
分割手段及び指標演算手段としてのブロック分割分散演算処理部403は、目領域を複数の領域(ブロック)に分割し、個々のブロックに含まれる画素の評価値Eの分散Dを演算する。本実施形態では、図5に示すように、目領域500を横方向5分割、縦方向5分割の計25のブロックに分割し、ブロックごとの評価値Eの分散Dを演算するものとする。分散Dは以下の式(5)及び式(6)を用いて演算する。
Figure 0005022811
式中、E(I)は、個々の評価値であり、Nはブロックに含まれる画素数である。
ブロック分割分散演算処理部403は、求めたブロック毎の分散Dを拡大リサイズ処理部404へ出力する。
拡大リサイズ処理部404は、ブロックごとに求められた25個(5×5)の分散Dを、横幅W、縦幅HのW×H個のデータに、例えば線形補間することによって拡大リサイズする。W×H個のデータにリサイズされた分散データは最大値座標検出処理部405及び補正係数演算処理部406へ出力される。
位置検出手段としての最大値座標検出処理部405は、拡大リサイズされた分散データのうち、最大値を有するデータの画素位置(MaxX,MaxY)を検出する。そして、検出した画素位置を補正係数演算処理部406に出力する。
図6は、赤目現象が発生している目領域と、分散の分布例を示す図である。
図6において、601は、Y=MaxYにおけるX軸方向の分散の分布であり、横軸はX座標、縦軸は分散の大きさを示している。また、602は、X=MaxXにおけるY軸方向の分散の分布であり、横軸はY座標、縦軸は分散の大きさを示している。
補正値演算手段としての補正係数演算処理部406は、最大値座標検出処理部405が検出した画素位置(MaxX,MaxY)からの距離に応じた重み係数を決定する。具体的には、図7に示すように、画素位置(MaxX,MaxY)に近いほど大きい重み係数を決定する。
図6における603は、Y=MaxYにおけるX軸方向の重み係数の分布であり、横軸はX座標、縦軸は重み係数の大きさを示している。また、604は、X=MaxXにおけるY軸方向の重み係数の分布であり、横軸はY座標、縦軸は重み係数の大きさを示している。図6に示す例では、画素位置(MaxX,MaxY)からの距離に比例して線形に減少するような重み係数を決定している。
そして、補正係数演算処理部406は、評価値演算処理部402からの評価値E(x,y)、分散を拡大リサイズ処理したデータD(x,y)、重み係数W(x,y)とすると、補正係数H(x,y)を、以下の式(7)によって演算する。
H(x,y)=E(x,y)×D(x,y)×W(x,y) 式(7)
ここで、(x,y)は目領域内の座標であり、本例では1≦x≦W,1≦y≦Hである。
このように、補正係数Hは、評価値Eが大きいほど、分散Dが大きいほど、重み係数が大きいほど大きくなる。
補正係数演算処理部406において求めた補正係数Hは、補正処理部407へ出力される。補正処理部407は、目領域の画素データ401に対し、補正係数Hを適用することにより、赤目補正処理を実行する。具体的には、Yuv形式の画素データ401の輝度成分をY(x,y)、色成分をU(x,y)及びV(x,y)とし、補正後の画素データの色成分をU’(x,y)及びV’(x,y)とすると、以下の式(8)、式(9)により補正を行う。
U’(x,y)=U(x,y)×(1−H(x,y)) 式(8)
V’(x,y)=V(x,y)×(1−H(x,y)) 式(9)
補正処理部407は、補正した画素データ408を、撮像画像データにおける、対応する目領域のデータに上書きする。
以上の処理を、他の全ての目領域に対して実行したら、赤目補正処理を終了する。
なお、本実施形態において、各目領域を5×5のブロックに分割したが、分割数は5×5に限られるものではなく、9×9のようにより細分化してもよく、また9×7のように横方向、縦方向の分割数を異なる値に設定することも可能である。また、目領域の検出アルゴリズムの精度に応じて分割数を変更するようにしてもよい。例えば、瞳孔の位置を高い精度で検出できる検出方法を用いる場合であれば、目が存在するとみなされる領域に対して比較的小さめに目領域を設定し、分割数を減らすことによって、処理時間の短縮を図ることができる。あるいは、目領域の検出アルゴリズムは同一であっても、得られた目領域の検出結果の信頼度が高いほど、目領域の大きさを小さめに設定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、補正処理部407において、画素データの色成分を補正値が大きいほど大きく低減させることにより、赤目領域の赤さを低減させている。しかし、例えば補正後の目標色成分Ut及びVtを設定し、次のような式で補正するようにすることも可能である。
U’(x,y)=U(x,y)×(1−H(x,y))+Ut×H(x,y)
式(10)
V’(x,y)=V(x,y)×(1−H(x,y))+Vt×H(x,y)
式(11)
また、本実施形態においては、評価値Eのばらつき度合いの指標の一例として評価値Eの分散を用いた。しかし、標準偏差を始めとして、ブロック内に含まれる画素に対する評価値Eばらつき度合いの指標として利用可能な任意の値を代わりに用いることができる。
また、本実施形態においては、画像処理装置の一例として撮像装置を説明したが、本発明はプリンタや情報処理装置を始めとして、赤目補正処理を利用可能な任意の装置に適用可能である。
さらに、本実施形態においては、ばらつき度合が最大となる画素位置からの距離に応じた重み付けを行うものとして説明したが、重み付けは必須ではない。評価値Eの大きさをその画素が含まれるブロックに対して求めた評価値Eのばらつきの度合に応じて補正して、ばらつきの度合が小さいブロック内の画素に対する補正量を小さくなるようにするだけでも本発明の効果は得られる。また、本実施形態においては、顔の幅をFとした場合に目領域の幅をF×0.4に設定しているが、これに限られるものではない。赤目の赤い領域(すなわち、瞳孔領域)が分散を求める際の1つのブロックの内部に含まれるように設定されるのであれば、どのような設定でも構わない。つまり、ブロックの分割数により目領域の大きさ設定を変更するように構成しても構わない。
以上説明したように、本実施形態によれば、目領域を複数のブロックに分割し、ブロックごとに、ブロックに含まれる画素の赤さの程度を表す評価値のばらつきの度合を求める。そして、評価値をばらつきの度合で修正することで、ばらつきの度合の小さなブロックに含まれる画素に対する補正値を小さくする。すなわち、評価値のばらつき度合の小さい画素ほど補正値が小さくなるように補正値を修正する。
例えば、図5において、目頭の充血した部分の目頭領域501の画素は、赤味が強いので、評価値Eが大きくなるが、その部分が含まれるブロック502に関する評価値Eのばらつきの度合は小さい。そのため、目頭領域501に対する評価値は、ばらつきの度合が小さいことにより低減され、結果、補正係数が小さくなる。さらに、肌領域503のような、ほぼ同じ色の画素からなる比較的大きな領域についても、ブロック内の評価値のばらつき度合が小さくなるので、補正係数が小さくなる。
すなわち、評価値Eの大きさを、その画素が含まれるブロックに対して求めた評価値Eのばらつきの度合に応じて修正して補正係数と演算する。これにより、目頭領域や肌領域など、ばらつきの度合が小さい領域の赤色画素に対する補正量(補正係数)が大きくなることを抑制することができる。
さらに、ばらつきの度合が最大となる座標(画素位置)からの距離が大きくなるほど小さくなる重み付け(重み係数)によっても評価値を修正することで、目頭領域501や肌領域503対する補正係数はさらに小さくなる。また、重み付けを徐々に変化させることで、補正を行った領域と行わない領域との境界部分が目立たなくなり、不自然さを緩和することができる。
逆に、赤目領域とその周囲に存在する虹彩領域を含んだブロックにおいては、評価値のばらつきの度合が大きくなるため、十分な量の補正を行う補正係数が得られ、効果的な補正が実現できる。さらに、ばらつきの度合が最大となる座標を赤目領域の中心と見なして、そこからの距離が大きくなるほど補正係数が小さくなるように重み付けすれば、赤目領域については補正係数が大きく、周辺の虹彩領域においては補正係数が小さくなる。そのため、誤補正を一層効果的に抑制できる。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。
従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。
上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。
そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。
つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。
さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の一例としての撮像装置の構成例を示す図である。 図1の構成を有する撮像装置100の外観例を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置における撮像・記録処理の全体的な流れを説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る撮像装置において、赤目補正処理を構成する内部処理と、信号の流れを模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置における、目領域の分割例を示す図である。 赤目現象が発生している目領域と、本発明の実施形態に係る撮像装置が求めた分散の分布例を示す図である。 本発明の実施形態に係る撮像装置が決定する重み係数の大きさの分布例を示す図である。

Claims (8)

  1. 画像中から、目と判断される目領域を検出する検出手段と、
    前記目領域を複数のブロックに分割する分割手段と、
    前記複数のブロックの各々について、ブロックに含まれる画素ごとに、画素の赤さを示す評価値を求める評価値演算手段と、
    前記評価値のばらつき度合を示す指標を、前記ブロックごとに求める指標演算手段と、
    前記目領域に含まれる個々の画素に対する補正値を、前記画素について演算された前記評価値と、前記指標とに基づいて演算する補正値演算手段と、
    前記補正値を前記目領域の画素に適用する補正手段とを有し、
    前記補正値演算手段が、前記ばらつき度合の小さいブロック内の画素ほど前記補正値が小さくなるように前記評価値を前記指標に基づいて補正することにより前記補正値を演算することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記ブロックごとに求めた指標から、前記目領域の画素位置ごとの前記指標を演算するリサイズ手段をさらに有し、
    前記補正値演算手段が、補正値を、対応する画素位置について前記リサイズ手段が求めた前記指標を用いて修正することを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記リサイズ手段が求めた前記画素位置ごとの前記指標から、前記ばらつき度合が前記目領域で最大となる画素位置を検出する位置検出手段と、
    前記補正値演算手段が、さらに、前記ばらつき度合が前記目領域で最大となる画素位置からの距離が大きい画素ほど前記補正値が小さくなるように修正することを特徴とする請求項2記載の画像処理装置。
  4. 前記指標が、前記評価値の分散もしくは標準偏差であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置を有し、撮像した画像に対して前記画像処理装置による補正を行うことを特徴とする撮像装置。
  6. 像中から、目と判断される目領域を検出する検出工程と、
    記目領域を複数のブロックに分割する分割工程と、
    記複数のブロックの各々について、ブロックに含まれる画素ごとに、画素の赤さを示す評価値を求める評価値演算工程と、
    記評価値のばらつき度合を示す指標を、前記ブロックごとに求める指標演算工程と、
    記目領域に含まれる個々の画素に対する補正値を、前記画素について演算された前記評価値と、前記指標とに基づいて演算する補正値演算工程と、
    記補正値を前記目領域の画素に適用する補正工程とを有し、
    記補正値演算工程において、前記ばらつき度合の小さいブロック内の画素ほど前記補正値が小さくなるように前記評価値を前記指標に基づいて補正することにより前記補正値を演算することを特徴とする画像処理方法。
  7. 請求項6記載の画像処理方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  8. 請求項7記載のプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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