JP5022800B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器に関し、特にシールド構造に関する。
電子機器の小型化や高集積化に伴い、電子機器内部から発生する電磁波ノイズへの対策が益々重要になっている。放射される電磁波ノイズは、無線機器など周辺装置の誤作動やノイズ発生源となる機器自身の誤作動にも繋がることがある。電磁波ノイズへの対策として、一つには筐体に鉄やアルミニウム等の金属を使用して電子機器から放射される電磁波を遮蔽する方法がある。ノートパソコン等の持ち運び可能な電子機器では軽量化が求められるため、樹脂製の筐体に金属めっきを施し導電層が設けられ、電磁波シールド層が形成されることもある。
特許文献1には、電線に伝わる信号にノイズが重畳するのを防止する目的で、基板表面に形成されたレールにカバーを係合して、その内面に電磁波シールド材を付着させた配線ダクトが開示されている。
特開平10−66220号公報
しかし、上記の方式の場合、電線の周りを配線ダクトで囲うため大きなスペースが必要になり、電子機器の実装密度の向上の妨げになるという問題がある。
そこで本発明の目的は、より少ないスペースで周囲から放出される電波が電線に与える影響を少なくすることの可能な電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明に係る電子機器は、筐体と、筐体内に設けられるとともに、ノイズを発する電子部品が実装される回路基板と、前記回路基板上に設けられるコネクタに接続されるハーネスと、導電性を有するとともに、前記電子部品を覆うように前記回路基板上に設けられるレール部材と、を備え、前記レール部材は、前記電子部品を覆う下面と反対側の面に前記ハーネスを架設するための架設部を有することを特徴とする。
本発明によれば、より少ないスペースで周囲から放出される電波が電線に与える影響を少なくすることの可能な電子機器を提供することができる。
以下本発明に係る実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電子機器を示す外観斜視図である。電子機器1は筐体2を備え、筐体2にはディスプレイユニット3がヒンジ部4を介して回動可能に取り付けられている。ディスプレイユニット3は筐体2の上面2aが開放される開き位置と、筐体2の上面2aが覆われる閉じ位置とで回動可能である。ディスプレイユニット3内にはLCD(Liquid Crystal Display)5から構成される表示装置が組み込まれる。筐体2内には複数の電子部品を搭載した回路基板が収容されている。筐体2の上面2aにはタッチパッド6およびキーボード7が取り付けられる。筐体2は樹脂製あるいはマグネシウム合金等の金属製の上ケース8及び下ケース9とから構成され、筐体2内には複数の電子部品を搭載した後述する回路基板が収容されている。
図2は本発明の実施形態に係る電子機器の内部を示す断面図である。図3は本発明の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図である。図4は本発明の実施形態に係るレール部材を図3の矢印Aの方向から見た図を示している。上ケース8の内面8aには必要に応じてメッキが施される。
下ケース9の内面9aにはボス11が複数設けられる。回路基板13には図示しないネジ穴が設けられ、ボス11を介してネジ12により下ケース9と回路基板13とがネジ止めされる。回路基板13には、電子部品15が実装される。メモリ、クロックジェネレーター、スイッチング電源回路等に代表される電子部品15は周囲に対して電波を発するためノイズ源となる。また、回路基板13には、コネクタ16が設けられ、ハーネス18の端部18aに設けられた端子と回路基板13上のコネクタ16が接続される。ハーネス18は、信号線、グランド線、電源線などが束ねられたものであり、スピーカーのケーブル、HDD(Hard Disc Drive)のケーブル、LANケーブル等に用いられる。
レール部材19はシールド効果を発揮するように、導電性を有する材質のものが使用される。金属製のものや、樹脂で作製したレール部材にメッキを施すようにしても良い。電子部品15から放出される電波がハーネス18に乗り移らないように、レール部材19によって、電子部品15とハーネス18とが遠ざけられる。レール部材19は、脚部19aに設けられた図示しないネジ穴を介して、回路基板13と固定される。レール部材19はネジ12を介して回路基板13のグランドと電気的に接続される。レール部材19は、脚部19aから起立する壁部19bとともに、レール部材19の下面19cは壁部19bの高さ分だけ回路基板13の上面13aと隔てられている。レール部材19はハーネス18を架設するための架設部19dを有する。架設部19dは、回路基板13上の電子部品15を覆う下面19cと反対側の面に設けられる。架設部19dには上面19e、側壁19f、凹部19gが設けられ、ハーネス18はレール部材19の側壁19fに沿って凹部19gに載置される。レール部材19は、回路基板13の上面13aとハーネス18の載置される凹部19gとが隔てられるように壁部19bが形成される。
このような構造を採用することで、電子部品から放出される電波がハーネスに対して与える影響を少なくすることができる。また、シールド効果を上げるためには、ハーネス18自体にメッキを施しても良い。
図5は本発明の第2の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図である。図6は本発明の第2の実施形態に係るレール部材を図5の矢印Bの方向から見た図を示している。以下の説明では、図1乃至図4に示したものと同一の構成については、同一の符号を付し重複した説明を省略する。
図5に示したように、筐体2の上ケース8の内面8aにメッキを施した上で、ガスケット41を介してレール部材19と上ケース8とを接触させることで、導通させることもできる。上ケース8の内面8aはガスケット41の上面41aと接触し、レール部材19の上面19dはガスケット41の下面41bと接触する。レール部材19をメッキされた筐体2と電気的に接続させることでシールドし、電子部品15から放出される電波がハーネス18に移るのを防止することができる。
この場合も、電子部品15からハーネス18を遠ざけることで、電子部品15から放出される電波がハーネス18に与える影響を少なくすることができる。
図7は本発明の第3の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図である。第3の実施形態に係る電子機器では、レール部材30が採用される。レール部材30は、回路基板13と固定されるとともに、回路基板13のグランドと電気的に接続される。レール部材30はハーネス18を架設するための架設部30dを有する。架設部30dには上面30e、側壁30f、凹部30gが設けられ、ハーネス18はレール部材30の側壁30fに沿って凹部30gに載置される。レール部材30は、回路基板13の上面13aとハーネス18の載置される凹部30gとが隔てられるように形成される。
回路基板13の上面13aには、メモリスロット31が設けられ、メモリスロット31にはメモリモジュール32が差し込まれる。回路基板13には様々な電子部品が実装され、中には、メモリスロット31のように比較的寸法が高い部品もある。メモリスロット31のような部品を跨いでハーネス18を引き回すことは回路基板13全体の高さが大きくなることにつながるため避けることが望ましい。また、部品レイアウト上の要請から、ハーネス18を架設するレール部材30を直線状に設けることができないこともある。そのような場合、図7に示すようにレール部材30の一部に屈曲部33を設けることで、メモリスロット31を避けるようにレール部材30を設置してハーネス18を引き回すことができる。ハーネス18は、レール部材30の側壁30fに沿って凹部30gに載置される。また、ハーネス18は押さえ部材34によって、押さえられる。
図7に示したような構造を採用することで、部品レイアウト等、設計上の自由度が増すことになる。この場合も、電子部品15からハーネス18を遠ざけることで、電子部品15から放出される電波がハーネス18に与える影響を少なくすることができる。
以上の説明のように、本発明の各実施形態によれば、より少ないスペースで周囲から放出される電波が電線に与える影響を少なくすることの可能な電子機器を提供することができる。
本発明ではその主旨を逸脱しない範囲であれば、上記の実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る電子機器を示す外観斜視図。 本発明の実施形態に係る電子機器の内部を示す断面図。 本発明の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るレール部材を図3の矢印Aの方向から見た図。 本発明の第2の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に係るレール部材を図5の矢印Bの方向から見た図。 本発明の第3の実施形態に係る電子機器に内蔵される回路基板を示す斜視図。
符号の説明
1…電子機器、2…筐体、3…ディスプレイユニット、4…ヒンジ部、8…上ケース、9…下ケース、13…回路基板、15…電子部品、16…コネクタ、18…ハーネス、19…レール部材、19a…脚部、19b…壁部、19c…下面、19d…架設部、19e…上面、19f…側壁、19g…凹部、30…レール部材、31…メモリスロット、32…メモリモジュール、33…屈曲部、34…押さえ部材、41…ガスケット

Claims (5)

  1. 筐体と、
    筐体内に設けられるとともに、電子部品が実装された回路基板と、
    前記回路基板と電気的に接続されたコネクタに接続されたハーネスと、
    前記電子部品に面した第1面と、該第1面とは反対側に位置して前記ハーネスが架設された第2面と、前記回路基板とネジ止めされるとともに該回路基板のグランドと導通されたネジ止め箇所を有する脚部と、を有し、前記回路基板上に設けられた導電性のレール部材と、
    を備えたことを特徴とする電子機器。
  2. 前記レール部材は前記第2面に凹部を有し、前記ハーネスは前記凹部に沿って架設されるとともに、前記ハーネスを押さえる押さえ部材を備えることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記レール部材の前記第2面上に導電面が設けられ、前記導電面は前記筐体内部に形成された導電層と接することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  4. 前記回路基板上であって前記レール部材が設けられた領域の近傍に前記レール部材よりも高さの大きい部品が実装されるとともに、前記レール部材は前記部品を避けるように形成されることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  5. 前記レール部材が、
    前記部品の第1の側面に対応するように配置される第1の部材と、
    一端を前記第1の部材の一端に接続され、かつ前記部品の第1の側面と接続された第2の側面と対応するように配置された第2の部材と、
    一端を前記第1の部材の他端に接続され、かつ前記部品の第1の側面と接続された第3の側面と対応するように配置された第3の部材と
    を特徴とする請求項4記載の電子機器。
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