JP5022375B2 - トレイ搬送装置及びそれを備えた電子部品試験装置 - Google Patents

トレイ搬送装置及びそれを備えた電子部品試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路素子等の各種電子部品(以下、代表的にICデバイスとも称する。)の入出力端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させてICデバイスを試験する電子部品試験装置において、ICデバイスを収容可能なトレイを搬送するためのトレイ搬送装置、及び、それを備えた電子部品試験装置に関する。
ICデバイス等の電子部品の製造過程においては、パッケージングされた状態でICデバイスの性能や機能を試験するために電子部品試験装置が用いられている。この電子部品試験装置を構成するハンドラ(Handler)は、格納部、ローダ部、チャンバ部及びアンローダ部を備えている。
ハンドラのローダ部は、試験前のICデバイスを収納したり、試験済みのICデバイスを収容するためのトレイ(以下、カスタマトレイと称する。)から、電子部品試験装置内を循環搬送されるトレイ(以下、テストトレイと称する。)にICデバイスを積み替え、そのテストトレイをチャンバ部に搬入する。
次いで、ハンドラのチャンバ部において、ICデバイスに高温又は低温の熱ストレスを印加した後、各ICデバイスをテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて、電子部品試験装置本体(以下、テスタ(Tester)と称する。)に試験を行わせる。
次いで、試験の完了したICデバイスを搭載したテストトレイをチャンバ部からアンローダ部に搬出して、アンローダ部において試験結果に応じたカスタマトレイにICデバイスを載せ替えることで、良品や不良品といったカテゴリへの仕分けが行われている。
ハンドラの格納部は、試験前のICデバイスを収納したカスタマトレイをローダ部に供給すると共に、試験後のICデバイスが分類して収納されたカスタマトレイをアンローダ部から受け入れる。
この格納部は、複数のカスタマトレイを積層した状態で格納しているストッカと、カスタマトレイを保持すると共に上下動させることが可能な昇降装置と、昇降装置とストッカとの間でカスタマトレイを受け渡すために上下方向及び水平方向に沿って移動可能なトレイ移送装置と、を備えている。
この従来の格納部では、トレイ移送装置が昇降装置の真下に位置している状態で昇降装置が下降すると、昇降装置とトレイ移送装置とが干渉するため、トレイ移送装置が昇降装置の真下から退避した後でなければ昇降装置を下降させることができない。
また、昇降装置が昇降している間にトレイ移送装置が水平移動する場合にも、昇降装置とトレイ移送装置とが干渉する場合があるため、昇降装置の昇降動作が完了した後でなければトレイ移送装置を移動させることができない。
以上のような理由により、トレイ搬送作業に多くの待ち時間が発生している。同時測定数の増加が図られる電子部品試験装置においては、こうした待ち時間の存在はスループット向上の妨げになりかねない。
本発明は、トレイ搬送時間を短縮することが可能なトレイ搬送装置及びそれを備えた電子部品試験装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明によれば、被試験電子部品を収容可能な第1のトレイを搬送するためのトレイ搬送装置であって、前記第1のトレイを格納する格納手段と、前記第1のトレイを保持することが可能であると共に、第1の方向に沿って移動することが可能な保持手段と、前記格納手段と前記保持手段との間で前記第1のトレイの受け渡しを行うために、前記第1のトレイを保持して前記第1の方向、及び、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って移動させることが可能な移送手段と、を備え、前記保持手段は、第1の規制位置と、前記第1の規制位置よりも前記格納手段に近い第2の規定位置との間で、前記第1の方向に沿って移動可能となっており、前記格納手段と、前記第2の規定位置に位置している前記保持手段との間に、前記移送手段が通過可能な空間が形成されており、前記移送手段は、前記第1の規制位置と前記第2の規定位置との間を前記第2の方向に沿って前記移送手段が移動することが可能な第1の移動可能位置と、前記空間を前記第2の方向に沿って前記移送手段が移動することが可能な第2の移動可能位置と、を有することを特徴とするトレイ搬送装置が提供される(請求項1参照)。
本発明では、移送手段は、当該移送手段が第2の方向に沿って移動することが可能な、第1の方向における移動可能位置を複数有する。これにより、移送手段と保持手段とが互いに干渉することなく同時に移動することが可能となるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
上記発明においては特に限定されないが、前記移送手段は、前記第1のトレイを保持可能であり、且つ、相互に独立して前記第1の方向に沿って移動可能な複数の保持ヘッドを有し、前記移送手段は、前記複数の保持ヘッドを前記第2の方向に沿って同時に移動させることが可能であることを特徴とすることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記移送手段は、前記第1のトレイを保持可能であり、且つ、前記第1の方向及び前記第2の方向に沿って相互に独立して移動可能な複数の保持ヘッドを有することを特徴とすることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記移送手段は、前記第1の移動可能位置に位置している一の前記保持ヘッドと、前記第2の移動可能位置に位置している他の前記保持ヘッドとを、前記第2の方向に沿って同時に移動させることが可能であることを特徴とすることが好ましい(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記移送手段は、複数の前記第1のトレイを保持して同時に移動させることが可能であり、前記保持手段も、複数の前記第1のトレイを保持して同時に移動させることが可能であることを特徴とすることが好ましい(請求項参照)。
上記目的を達成するために本発明によれば、被試験電子部品の入出力端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うために用いられる電子部品試験装置であって、上記の何れかのトレイ搬送装置を備えていることを特徴とする電子部品試験装置が提供される(請求項参照)。
上記発明においては特に限定されないが、前記被試験電子部品を前記第1のトレイから第2のトレイに積み替えるローダ部と、前記ローダ部から搬入された前記被試験電子部品を前記第2のトレイに搭載したままの状態で前記テストヘッドのコンタクト部に押し付けるテスト部と、試験結果に応じて、試験済みの前記被試験電子部品を前記第2のトレイから前記第1のトレイに積み替えるアンローダ部と、を備えており、前記トレイ搬送装置は、試験前の前記被試験電子部品が収容された前記第1のトレイを前記ローダ部に供給し、試験後の前記被試験電子部品が収容された前記第のトレイを前記アンローダ部から受け取ることを特徴とすることが好ましい(請求項参照)。
図1は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の全体を示す側面図である。 図2は、図1の電子部品試験装置の斜視図である。 図3は、図1の電子部品試験装置におけるトレイの取り廻し方法を示す概念図である。 図4は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の格納部を示す正面図である。 図5は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の格納部を示す側面図である。 図6は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図である。 図7は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。 図8は、本発明の他の実施形態に係る電子部品試験装置の格納部を示す正面図である。 図9は、本発明のさらに他の実施形態に係る電子部品試験装置の格納部を示す正面図である。 図10は、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。 図11Aは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その1)である。 図11Bは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その2)である。 図11Cは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その3)である。 図11Dは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その4)である。 図11Eは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その5)である。 図11Fは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その6)である。 図11Gは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その7)である。 図11Hは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その8)である。 図11Iは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その9)である。 図11Jは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その10)である。 図11Kは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その11)である。 図11Lは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その12)である。 図12Aは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その1)である。 図12Bは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その2)である。 図12Cは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その3)である。 図12Dは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その4)である。 図12Eは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その5)である。 図12Fは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その6)である。 図12Gは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その7)である。 図12Hは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その8)である。 図12Iは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その9)である。 図12Jは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その10)である。 図12Kは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その11)である。 図12Lは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その12)である。 図12Mは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その13)である。 図12Nは、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置によるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その14)である。
符号の説明
1…ハンドラ
100…チャンバ部
200…格納部
210…ストッカ
220…昇降装置
221…Z軸方向レール
222…テーブル
230…トレイ移送装置
231…X軸方向レール
232…可動ヘッド
233A、233B…Z軸方向レール
234A、234B…保持ヘッド
235…保持爪
300…ローダ部
400…アンローダ部
5…テストヘッド
TST…テストトレイ
KST…カスタマトレイ
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置の全体を示す側面図、図2は図1の電子部品試験装置の斜視図、図3は図1の電子部品試験装置におけるトレイの取り廻し方法を示す概念図である。
なお、図3は本実施形態に係る電子部品試験装置におけるトレイの取り廻しの方法を理解するための図であり、実際には上下方向に並んで配置されている部材を平面的に示した部分もある。従って、その機械的(三次元的)構造は図2を参照して説明する。
本実施形態に係る電子部品試験装置は、ICデバイスに高温又は低温の温度ストレスを与えた状態でICデバイスが適切に動作するか否かを試験(検査)し、当該試験結果に基づいてICデバイスを分類する装置であり、ハンドラ1、テストヘッド5及びテスタ6から構成されている。この電子部品試験装置によるICデバイスのテストは、カスタマトレイKSTからテストトレイTSTにICデバイスを載せ替えて実施される。
このため、本実施形態におけるハンドラ1は、図1〜図3に示すように、試験前のICデバイスや試験後のICデバイスを搭載したカスタマトレイKSTを格納する格納部200と、格納部200から送られるICデバイスをテストトレイTSTに載せ替えてチャンバ部100に送り込むローダ部300と、テストヘッド5を含み、テストトレイTSTに搭載した状態でICデバイスのテストを行うチャンバ部100と、試験済みのICデバイスをチャンバ部100から搬出し、分類しながらカスタマトレイKSTに移し替えるアンローダ部400と、から構成されている。
テストヘッド5に設けられているソケット50は、図1に示すケーブル7を通じてテスタ6に接続され、ソケット50に電気的に接続されたICデバイスを、ケーブル7を介してテスタ6に接続し、当該テスタ6からの試験信号によりICデバイスをテストする。なお、図1に示すように、ハンドラ1の下部の一部に空間8が設けられており、この空間8にテストヘッド5が交換可能に配置され、ハンドラ1のメインベースに形成された貫通孔を介してICデバイスとテストヘッド5上のソケット50とを電気的に接触させることが可能となっている。ICデバイスの品種交換の際には、その品種のICデバイスの形状、ピン数等に適したソケットを有する他のテストヘッドに交換される。
以下に、ハンドラ1の各部について詳述する。
<格納部200>
図4及び図5は本実施形態に係る電子部品試験装置の格納部を示す正面図及び側面図、図6は本実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるICストッカを示す分解斜視図、図7は本実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるカスタマトレイを示す斜視図である。
格納部200は、図4及び図5に示すように、カスタマトレイKSTを格納するストッカ210と、カスタマトレイKSTを保持することが可能であると共に昇降可能な昇降装置220と、ストッカ210と昇降装置220との間でカスタマトレイKSTを受け渡すためにカスタマトレイKSTを保持して上下方向及び水平方向に沿って移動可能なトレイ移送装置230と、を備えている。
なお、本実施形態におけるストッカ210が本発明における格納手段の一例に相当し、本実施形態における昇降装置220が本発明における保持手段の一例に相当し、本実施形態におけるトレイ移送装置230が本発明における移送手段の一例に相当する。
ストッカ210は、図2〜図4に示すように、試験前のICデバイスと搭載したカスタマトレイKSTを格納する試験前ストッカ211と、試験結果に応じて分類されたICデバイスを搭載した試験済ストッカ212と、を備えている。
試験前ストッカ211及び試験済ストッカ212はそれぞれ、図6に示すように、枠状のトレイ支持枠213と、このトレイ支持枠213の下部から進入して上部に向かって昇降可能となっているエレベータ214と、を備えている。トレイ支持枠213には、カスタマトレイKSTが複数積み重ねられており、この積み重ねられたカスタマトレイKSTのみがエレベータ214によって上下に移動されるようになっている。
本実施形態では、カスタマトレイKSTは、図7に示すように、ICデバイスを収容するための60個の収容部91が10行×6列に配列されているが、実際にはICデバイスの品種に応じて様々な配列のバリエーションが存在する。
試験前ストッカ211と試験済ストッカ212とは同一構造となっているので、試験前ストッカ211と試験済ストッカ212のそれぞれの数を、必要に応じて適宜数に設定することができる。
本実施形態では、図2〜図4に示すように、試験前ストッカ211に1個のストッカSTK−Bが設けられている。一方、試験済ストッカ212に、8個のストッカSTK−1、STK−2、…、STK−8が設けられており、試験結果に応じて最大8つの分類に仕分けして格納できるように構成されている。つまり、良品と不良品の別の他に、良品の中でも動作速度が高速なもの、中速なもの、低速なもの、或いは、不良の中でも再試験が必要なもの等に仕分けすることが可能となっている。
また、試験済ストッカ212において、STK−4とSTK−5との間には、空トレイストッカSTK−Eが1つ設けられている。この空トレイストッカSTK−Eには、アンローダ部400に送られる空のカスタマトレイKSTが積み重ねられている。
本実施形態に係る電子部品試験装置は、図4に示すように、6つの昇降装置220を備えており、ローダ部300においてメインベース101に開口している2つの窓部306と、アンローダ部400においてメインベース101に開口している4つの窓部406と、の合計6つの窓部にそれぞれ1つずつ配置されている。
各昇降装置220は、図5に示すように、メインベース101から垂下するように設けられたZ軸方向レール221と、このZ軸方向レール221に沿って昇降可能に設けられているテーブル222と、から構成されており、テーブル222が第1の規定位置Hと第2の規定位置Hとの間を昇降することが可能となっている。
第1の規定位置Hは、テーブル222のZ軸方向の上限であり、この第1の規定位置Hにテーブル222が位置すると、メインベース101に形成された窓部306(又は窓部406)を介して、カスタマトレイKSTがローダ部300(又はアンローダ部400)に臨むようになっている。
これに対し、第2の規定位置Hは、テーブル222のZ軸方向の下限であり、この第2の規定位置Hにテーブル222が位置した状態で、トレイ移送装置230との間でカスタマトレイKSTの受け渡しが行われる。
このように、昇降装置220は、テーブル222上にカスタマトレイKSTを保持して昇降することで、格納部200とローダ部300(又はアンローダ部400)との間でカスタマトレイKSTを移動させることが可能となっている。
トレイ移送装置230は、図4及び図5に示すように、メインベース101とストッカ210との間にX軸方向に沿って設けられたX軸方向レール231と、このX軸方向レール231上をX軸方向に沿って移動することが可能な可動ヘッド232と、可動ヘッド232上に設けられた2つのZ軸方向レール233A、233Bと、各Z軸方向レール233A、233B上にそれぞれZ軸方向に沿って移動可能に設けられた保持ヘッド234A、234Bと、を備えている。各保持ヘッド234A、234Bは、Z軸方向に沿って相互に独立して移動可能になっていると共に、カスタマトレイKSTを把持するために開閉式の把持爪235を下側に有している。なお、2つの保持ヘッド234A、234Bは、Z軸方向レール233A、233Bを介して、1つの可動ヘッド232に取り付けられているため、水平方向には独立して移動することはできない。
このトレイ移送装置230は、下降した昇降装置220のテーブル222からカスタマトレイKSTを把持してストッカ210に移動させたり、ストッカ210から昇降装置220のテーブル222にカスタマトレイKSTを移動させることが可能となっている。
本実施形態におけるトレイ移送装置230は、図4及び図5に示すように、保持ヘッド234A、234Bを水平方向に移動させることが可能な、Z軸方向における2つの移動可能位置M、Mを有している。第1の移動可能位置Mは、昇降装置220の第1の規制位置Hと第2の規制位置Hとの間に位置している。これに対し、第2の移動可能位置Mは、昇降装置220の第2の規制位置Hとストッカ210との間に位置している。本実施形態では、ストッカ210と、第2の規定位置Hに位置しているテーブル222との間に、トレイ移送装置230Aの保持ヘッド234A、234Bが通過可能な大きさの空間が形成されている。
本実施形態では、両方の保持ヘッド234A、234Bを第1の移動可能位置M(又は第2の移動可能位置M)上に位置させた状態で水平方向に移動させたり、一方の保持ヘッド234Aを第1の移動可能位置M(又は第2の移動可能位置M)に位置させると共に他方の保持ヘッド234Bを第2の移動可能位置M(又は第1の移動可能位置M)に位置させた状態で、両方の保持ヘッド234A、234Bを水平方向に移動させることが可能となっている。
また、例えば、昇降装置220が昇降している間に、第2の移動可能位置Mにおいて第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bを水平移動させて試験前ストッカ211や試験済ストッカ212上を移動させることができ、昇降装置220のテーブル222の位置に関わらず、保持ヘッド234A、234Bを水平方向に沿って移動させることが可能となっているので、トレイ搬送作業を短縮することができる。
なお、本発明においては保持ヘッドの数は2つに限定されず、移動可能位置の数も2つに限定されず、3つ以上の保持ヘッドを備えても良いし、3つ以上の移動可能位置を備えても良い。
図8は本発明の他の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置を示す正面図である。本発明の他の実施形態では、図8に示すように、トレイ移送装置230のX軸方向レール231上に、X軸方向に沿って相互に独立して移動可能な2つの可動ヘッド232A、232Bが設けられており、保持ヘッド234A、234Bが、Z軸方向に加えてX軸方向に沿って相互に独立して移動することが可能となっている。
図9は本発明のさらに他の実施形態に係る電子部品試験装置のトレイ搬送装置を示す正面図である。本発明のさらに他の実施形態では、図9に示すように、トレイ移送装置230の各保持ヘッド234A、234Bが、3枚のカスタマトレイKST1〜3を同時に把持することが可能となっていると共に、各昇降装置220のテーブル222は2枚のカスタマトレイKST、KSTを保持することが可能となっている。これにより、トレイ移送装置230がストッカ210との間でカスタマトレイKSTの受け渡しを行う回数を減らすことができる。
なお、保持ヘッド234A、234Bが保持する3枚のカスタマトレイKST1〜3のうちで最上段のカスタマトレイKSTは、2段目のカスタマトレイKSTからICデバイスが離散するのを防止するためにカバーとして用いられている空のカスタマトレイである。そのため、保持ヘッド234A、234Bは、テーブル222に3枚のカスタマトレイKST1〜3を移載した後に、最上段のカスタマトレイKSTのみを取り除く。図9において左側の保持ヘッド234Aが最上段のカスタマトレイKSTを取り除いた状態を示している。因みに、この取り除かれた空のカスタマトレイKSTは、空トレイストッカSTK−Eに返送される。
なお、本発明においては、トレイ移送装置230の各保持ヘッド234A、234Bが同時に保持するカスタマトレイKSTの数は3枚に限定されず、4枚以上のカスタマトレイKSTを同時に保持可能としても良い。同様に、各昇降装置220のテーブル222が同時に保持するカスタマトレイKSTの数は2枚に限定されず、3枚以上のカスタマトレイKSTを同時に保持可能としても良い。
<ローダ部300>
図10は本発明の実施形態に係る電子部品試験装置に用いられるテストトレイを示す分解斜視図である。
上述したカスタマトレイKSTは、格納部200とメインベース101との間に設けられたトレイ移送装置230によってローダ部300の2箇所の窓部306に、メインベース101の下側から運ばれる。そして、このローダ部300において、カスタマトレイKSTに積み込まれたICデバイスを、デバイス搬送装置310がプリサイサ(preciser)305に一旦移送し、ここで、ICデバイスの相互の位置関係を修正する。その後、このプリサイサ305に移送されたICデバイスを、デバイス搬送装置310が、ローダ部300に停止しているテストトレイTSTに再び積み替える。
テストトレイTSTは、図10に示すように、方形フレーム12に桟13が平行且つ等間隔に設けられ、桟13の両側、及び、桟13と対向するフレーム12の辺12aに、それぞれ複数の取付片14が等間隔に突出して形成されている。これら桟13の間又は桟13と辺12aとの間と、2つの取付片14とによって、インサート収容部15が構成されている。
各インサート収容部15には、それぞれ1個のインサート16が収容されるようになっており、このインサート16はファスナ17を用いて2つの取付片14にフローティング状態で取り付けられている。このために、インサート16の両端部には、当該インサート16を取付片14に取り付けるための取付孔19が形成されている。こうしたインサート16は、図10に示すように、1枚のテストトレイTSTに64個取り付けられており、4行16列に配列されている。
なお、インサート16は、同一形状、同一寸法とされており、それぞれのインサート16にICデバイスが収容される。インサート16のIC収容部18は、収容するICデバイスの形状に応じて決められ、図10に示す例では方形の凹部となっている。
ローダ部300は、図2に示すように、カスタマトレイKSTからテストトレイTSTにICデバイスを積み替えるデバイス搬送装置310を備えている。デバイス搬送装置310は、メインベース101上にY軸方向に沿って架設された2本のY軸方向レール311と、このY軸方向レール311上をY軸方向に沿って往復移動可能な可動アーム312と、可動アーム312にX軸方向に沿って移動可能に支持されている可動ヘッド313と、可動ヘッド313に下向きに2行8列に配列された吸着パッド(不図示)と、を備えている。各吸着パッドは、特に図示しないアクチュエータにより上下動可能となっており、一度に16個のICデバイスをカスタマトレイKSTからテストトレイTSTに積み替えることが可能となっている。
なお、図2及び図3に示すように、カスタマトレイKSTとテストトレイTSTとの間にはプリサイサ305が設けられている。プリサイサ305は、特に図示しないが、比較的深い凹部を有し、この凹部の周縁が傾斜面で囲まれている。従って、カスタマトレイKSTからテストトレイTSTに積み替えるICデバイスを、テストトレイTSTに移動させる前に、このプリサイサ305に一旦落とし込むことにより、ICデバイス相互位置関係を正確に定めることができるので、ICデバイスをテストトレイTSTに精度良く積み替えることが可能となっている。
テストトレイTSTの全ての収容部18にICデバイスが収容されると、トレイ搬送装置102により当該テストトレイTSTがチャンバ部100内に搬入される。
一方、カスタマトレイKSTに搭載されていた全てのICデバイスがテストトレイTSTに積み替えられると、当該空のカスタマトレイKSTを昇降装置220が下降させて、この空トレイをトレイ移送装置230に受け渡す。トレイ移送装置230は、この空トレイを空トレイストッカSTK−Eに一旦格納し、試験済ストッカ212のカスタマトレイKSTがICデバイスで満載となったらその試験済ストッカ212に空トレイを供給する。
<チャンバ部100>
上述したテストトレイTSTは、ローダ部300でICデバイスが積み込まれた後にチャンバ部100に送り込まれ、当該テストトレイTSTに搭載された状態で各ICデバイスがテストされる。
チャンバ部100は、図2及び図3に示すように、テストトレイTSTに積み込まれたICデバイスに、目的とする高温又は低温の熱ストレスを印加するソークチャンバ110と、このソークチャンバ110で熱ストレスが印加された状態にあるICデバイスをテストヘッド5に接触させるテストチャンバ120と、試験が終了したICデバイスから熱ストレスを除去するアンソークチャンバ130と、から構成されている。
なお、アンソークチャンバ130は、ソークチャンバ110やテストチャンバ120と熱的に絶縁することが好ましく、実際には、ソークチャンバ110とテストチャンバ120との領域が高温又は低温に維持され、アンソークチャンバ130はこれらとは熱的に絶縁されているが、便宜的にこれらをチャンバ部100と総称する。
ソークチャンバ110は、テストチャンバ120より上方に突出するように配置されている。そして、図3に概念的に示すように、このソークチャンバ110の内部には垂直搬送装置が設けられており、テストチャンバ120が空く迄の間、複数枚のテストトレイTSTがこの垂直搬送装置に支持されながら待機している。主として、この待機中において−55〜150℃程度の高温又は低温の熱ストレスがICデバイスに印加される。
テストチャンバ120には、その中央部にテストヘッド5が配置されており、テストヘッド5の上方にテストトレイTSTが運ばれて、ICデバイスの入出力端子をテストヘッド5のソケット50のコンタクトピンに電気的に接触させることにより、ICデバイスのテストが実施される。
この試験の結果は、テストトレイTSTに付された識別番号と、テストトレイTST内に割り当てられたICデバイスの番号と、で決定されるアドレスで、電子部品試験装置の記憶装置に記憶される。
アンソークチャンバ130も、ソークチャンバ110と同様に、テストチャンバ120より上方に突出するように配置され、図3に概念的に示すように垂直搬送装置が設けられている。このアンソークチャンバ130では、ソークチャンバ110でICデバイスに高温を印加した場合には、ICデバイスを送風により冷却して室温に戻した後に、当該除熱されたICデバイスをアンローダ部400に搬出する。一方、ソークチャンバ110でICデバイスに低温を印加した場合は、ICデバイスを温風又はヒータ等で加熱して結露を生じない程度の温度まで戻した後に、当該除熱されたICデバイスをアンローダ部400に搬出する。
ソークチャンバ110の上部には、メインベース101からテストトレイTSTを搬入するための入口が形成されている。同様に、アンソークチャンバ130の上部には、メインベース101にテストトレイTSTを搬出するための出口が形成されている。そして、メインベース101には、これら入口及び出口を通じてテストトレイTSTをチャンバ部100から出し入れするためのトレイ搬送装置102が設けられている。このトレイ搬送装置102は、例えば回転ローラ等で構成されている。このトレイ搬送装置102によって、アンソークチャンバ130から搬出されたテストトレイTSTが、アンローダ部400及びローダ部300を介して、ソークチャンバ110に返送される。
<アンローダ部400>
アンローダ部400は、アンローダ部400に運び出されたテストトレイTSTから試験済みのICデバイスを、試験結果に応じたカスタマトレイKSTに積み替える。
図2に示すように、アンローダ部400におけるメインベース101には、格納部200からアンローダ部400に運び込まれたカスタマトレイKSTがメインベース101の上面に臨むように配置される4つの窓部406が形成されている。
アンローダ部400は、試験済みのICデバイスをテストトレイTSTからカスタマトレイKSTに積み替えるデバイス搬送装置410を備えている。このデバイス搬送装置410は、メインベース101上にY軸方向に沿って架設された2本のY軸方向レール411と、このY軸方向レール411上をY軸方向に沿って往復移動可能な可動アーム412と、可動アーム412にX軸方向に沿って移動可能に支持されている可動ヘッド413と、可動ヘッド413に下向きに2行8列で配置された16個の吸着パッド(不図示)と、を備えている。各吸着パッドは、特に図示しないアクチュエータにより、Z軸方向に沿って上下動可能となっており、一度に16個のICデバイスをテストトレイTSTからカスタマトレイKSTに積み替えることが可能となっている。
図4及び図5に示すように、それぞれの窓部406の下側には、カスタマトレイKSTを昇降させるための昇降装置220が設けられており、ここでは、試験済みのICデバイスが積み込まれた満載となったカスタマトレイKSTを載せて下降し、この満載トレイをトレイ移送装置230に受け渡す。
因みに、本実施形態では、仕分け可能なカテゴリが最大で8種類であるものの、アンローダ部400には窓部406が4箇所しか形成されていないため、アンローダ部400には最大4枚のカスタマトレイKSTしか配置することができない。従って、リアルタイムに仕分けできるカテゴリは4分類に制限される。一般的には、良品を動作速度が高速なもの、中速なもの、低速なものの3つのカテゴリに分類し、これに不良品を加えて4つのカテゴリで十分ではあるが、例えば再試験を必要とするもの等のように、これらに属さないカテゴリが稀に発生する場合がある。
このように、アンローダ部400の窓部406に配置された4つのカスタマトレイKSTに割り当てられたカテゴリ以外のカテゴリに分類されるICデバイスが発生した場合には、アンローダ部400から1枚のカスタマトレイKSTを格納部200に戻し、これに代えて、新たに発生したカテゴリが割り当てられたカスタマトレイKSTをアンローダ部400に転送してICデバイスを格納すれば良い。但し、この場合には仕分け作業を中断しなければならず、スループットが低下するといった問題がある。そのため、本実施形態では、アンローダ部400のテストトレイTSTと窓部406との間にバッファ部405を設け、このバッファ部405に、稀にしか発生しないカテゴリのICデバイスを一時的に預かるようにしている。
また、本実施形態では、トレイ移送装置230と昇降装置220とが互いに干渉することなく同時に移動することができるため、窓部406に割り当てられているカテゴリを切り替えるためにカスタマトレイKSTを交換する際にも、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次に、本発明の実施形態に係る電子部品試験装置におけるトレイ搬送方法について説明する。
図11A〜図11Lは、本実施形態におけるトレイ搬送方法の第1例を示す模式図(その1〜12)である。先ず、図11A〜図11Lを参照して、図中において最左側の第1の昇降装置220aにより保持されて窓部406に位置している満載のカスタマトレイKSTを試験済ストッカSTK−2に回収すると共に、空トレイストッカSTK−Eから当該第1の窓部406aに空のカスタマトレイKSTを供給する例について説明する。なお、以下の説明において、図11A〜図12N中に示される4つの昇降装置を左側から順に第1〜第4の昇降装置220a〜220dと称し、同図中に示される2つの保持ヘッドを左側から順に第1〜第2の保持ヘッド234A、234Bと称する。
第1の昇降装置220aに保持されているカスタマトレイKSTの交換要求が発せられると、先ず、図11Aに示すように第1の昇降装置220aが下降を開始する。この第1の昇降装置220aが下降をしている間に、図11Bに示すように、第1の保持ヘッド234Aが上昇を開始すると共に、第2の保持ヘッド234Bが下降を開始する。第1の昇降装置220aは、第2の規制位置Hまで下降したら停止し、第1の保持ヘッド234Aは、第1の移動可能位置Mまで上昇したら停止する。また、第2の保持ヘッド234Bは、空トレイストッカSTK−Eまで下降したら停止して、最上段に位置している空のカスタマトレイKSTを把持する。
このように、本実施形態では、第1の昇降装置220aと第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次に、図11Cに示すように、第2の保持ヘッド234Bが第2の移動可能位置Hまで上昇したら、図11Dに示すように、第1の保持ヘッド234Aが第1の昇降装置220aの上方に位置するように、第1及び第2の保持ヘッド234Aが水平方向に沿って移動する。この際、同図に示すように、第1の保持ヘッド234Aは、第1の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動すると共に、第2の保持ヘッド234Bは第2の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。
次に、図11Eに示すように、第1の保持ヘッド234Aが下降して、第1の昇降装置220aから満載のカスタマトレイKSTを受け取ると共に、第2の保持ヘッド234Bが第1の移動可能位置Mまで上昇する。ここで、本実施形態では、第1の保持ヘッド234Aと第2の保持ヘッド234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。図11Fに示すように、満載のカスタマトレイKSTを第1の昇降装置220aから受け取ったら、第1の保持ヘッド234Aも第1の移動可能位置Mまで上昇する。
次に、図11Gに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、第2の保持ヘッド234Bが第1の昇降装置220aの上方に位置するように、第1の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。第2の保持ヘッド234Bが第1の昇降装置220aの上方に位置したら、図11Hに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが下降を開始する。第1の保持ヘッド234Aは、第2の移動可能位置Mまで下降したら停止する。また、第2の保持ヘッド234Bは、第1の昇降装置220aまで下降したら停止して、空のカスタマトレイKSTを第1の昇降装置220aに引き渡す。ここで、本実施形態では、第1の保持ヘッド234Aと第2の保持ヘッド234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次に、図11Iに示すように、第2の保持ヘッド234Bが第1の移動可能位置Mまで上昇したら、図11Jに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、第1の保持ヘッド234Aが試験済ストッカSTK−2の上方に位置するように、水平方向に移動する。この際、同図に示すように、第1の保持ヘッド234Aは、第2の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動し、第2の保持ヘッド234Bは、第1の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。
第1の保持ヘッド234Aが試験済ストッカSTK−2の上方に位置したら、図11Kに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが下降すると共に、第1の昇降装置220aが上昇する。第1の保持ヘッド234Aは、試験済ストッカSTK−2まで下降したら停止して、満載のカスタマトレイKSTを試験済ストッカSTK−2に引き渡す。第2の保持ヘッド234Bは、第2の移動可能位置Mまで下降したら停止する。
このように、本実施形態では、第1の昇降装置220aと第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次いで、図11Lに示すように、第1の保持ヘッド234Aが第2の移動可能位置Mまで上昇すると共に、第1の昇降装置220aが第1の規制位置Hまで上昇する。この状態において、空のカスタマトレイKSTが第1の昇降装置220aにより保持されて、窓部406を介して、アンローダ部400に臨んでいると共に、満載のカスタマトレイKSTが試験済ストッカSTK−2に格納されているので、一連のトレイ搬送作業が完了する。
図12A〜図12Nは、本実施形態におけるトレイ搬送方法の第2例を示す模式図(その1〜14)である。次に、図12A〜図12Nを参照して、第2の昇降装置220bにより保持されて窓部406に位置している満載のカスタマトレイKSTを試験済ストッカSTK−2に回収すると共に、空トレイストッカSTK−Eから当該第1の窓部406bに空のカスタマトレイKSTを供給する例について説明する。
図12Aに示すように、先ず、第2の昇降装置220bが下降を開始する。この第2の昇降装置220bが下降している間に、図12Bに示すように、空トレイストッカSTK−Eの上方に位置している第2の保持ヘッド234Bも下降を開始する。第2の昇降装置220bは、第2の規制位置Hまで下降したら停止する。また、第2の保持装置234Bは、空トレイストッカSTK−Eまで下降したら、最上段に位置している空のカスタマトレイKSTを把持する。
このように、本実施形態では、第2の昇降装置220bの真下に第1の保持ヘッド234Aが位置していても、第2の昇降装置220bと第1の保持ヘッド234Bとが干渉することなく、第2の昇降装置220bを下降させることができ、また、第2の昇降装置220bと第2の保持ヘッド234Bを同時に移動させることもできるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
因みに、第2の移動可能位置Mを有しない従来のトレイ搬送装置の場合には、第2の保持ヘッド234Bが空ストッカトレイSTK−Eから空のカスタマトレイKSTを受け取り、さらに、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが第2の昇降装置220bの真下から退避した後でなければ、第2の昇降装置220bの下降を開始することができず、これがトレイ搬送作業における待ち時間となっていた。
次に、図12Cに示すように、第2の保持ヘッド234Bが第2の移動可能位置Mまで上昇したら、図12Dに示すように、第1の保持ヘッド234Aが第2の昇降装置220bの真下から外れるように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが水平方向に移動する。この際、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、いずれも第2の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。
次に、図12Eに示すように、第1の保持ヘッド234Aが第1の移動可能位置Mまで上昇したら、図12Fに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、第1の保持ヘッド234Aが第2の昇降装置220の上方に位置するように、水平方向に移動する。この際、同図に示すように、第1の保持ヘッド234Aは、第1の移動可能位置Mにおいて水平移動し、第2の保持ヘッド234Bは、第2の移動可能位置Mにおいて水平移動する。
次に、図12Gに示すように、第1の保持ヘッド234Aが下降して、第2の昇降装置220bから満載のカスタマトレイKSTを受け取ると共に、第2の保持ヘッド234Bが第1の移動可能位置Mまで上昇する。ここで、本実施形態では、第1の保持ヘッド234Aと第2の保持ヘッド234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。図12Hに示すように、第1の保持ヘッド234Aが満載のカスタマトレイKSTを第2の昇降装置220bから受け取ったら、当該第1の保持ヘッド234Aも第1の移動可能位置Mまで上昇する。
次に、図12Iに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、第2の保持ヘッド234Bが第2の昇降装置220bの上方に位置するように、第1の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。第2の保持ヘッド234Bが第2の昇降装置220bの上方に位置したら、図12Jに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが下降を開始する。第1の保持ヘッド234Aは、第2の移動可能位置Mまで下降したら停止する。また、第2の保持ヘッド234Bは、第2の昇降装置220bまで下降したら停止して、空のカスタマトレイKSTを第2の昇降装置220bに引き渡す。ここで、本実施形態では、第1の保持ヘッド234Aと第2の保持ヘッド234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次に、図12Kに示すように、第2の保持ヘッド234Bが第1の移動可能位置Mまで上昇したら、図12Lに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bは、第1の保持ヘッド234Aが試験済ストッカSTK−2の上方に位置するように、水平方向に移動する。この際、同図に示すように、第1の保持ヘッド234Aは、第2の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動し、第2の保持ヘッド234Bは、第1の移動可能位置Mにおいて水平方向に移動する。
第1の保持ヘッド234Aが試験済ストッカSTK−Eの上方に位置したら、図12Mに示すように、第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bが下降すると共に、第2の昇降装置220bが上昇する。第1の保持ヘッド234Aは、試験済ストッカSTK−2まで下降したら停止して、満載のカスタマトレイKSTを試験済ストッカSTK−2に引き渡す。第2の保持ヘッド234Bは、第2の移動可能位置Mまで下降したら停止する。
このように、本実施形態では、第1の昇降装置220aと第1及び第2の保持ヘッド234A、234Bを同時に移動させるので、トレイ搬送時間を短縮することができる。
次いで、図12Nに示すように、第1の保持ヘッド234Aが第2の移動可能位置Mまで上昇すると共に、第2の昇降装置220bが第1の規制位置Hまで上昇する。この状態において、空のカスタマトレイKSTが第2の昇降装置220bにより保持されて、窓部406を介して、アンローダ部400に臨んでいると共に、満載のカスタマトレイKSTが試験済ストッカSTK−Eに格納されているので、一連のトレイ搬送作業が完了する。
以上のように、本実施形態では、トレイ移送装置230が、水平方向に沿って移動することが可能な、垂直方向における2つの移動可能位置M、Mを有しているので、トレイ移送装置230と昇降装置220とが互いに干渉することなく同時に移動することができ、トレイ搬送時間を短縮する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
例えば、保持ヘッド234A、234Bの間にフローティングジョイントやロックアンドフリー機構のようなピッチ変更機構を設けて、保持ヘッド234A、234B間のピッチを変更可能とし、保持ヘッド234A、234Bが昇降装置220やストッカ210に接触することで、昇降装置220やストッカ210に対して各保持ヘッド234A、234Bを位置決めするように構成しても良い。これにより、第1の保持ヘッド234Aと第2の保持ヘッド234Bが、昇降装置220やストッカ210に同時に接近することが可能となり、トレイ搬送時間を更に短縮することができる。

Claims (7)

  1. 被試験電子部品を収容可能な第1のトレイを搬送するためのトレイ搬送装置であって、
    前記第1のトレイを格納する格納手段と、
    前記第1のトレイを保持することが可能であると共に、第1の方向に沿って移動することが可能な保持手段と、
    前記格納手段と前記保持手段との間で前記第1のトレイの受け渡しを行うために、前記第1のトレイを保持して前記第1の方向、及び、前記第1の方向とは異なる第2の方向に沿って移動させることが可能な移送手段と、を備え、
    前記保持手段は、第1の規制位置と、前記第1の規制位置よりも前記格納手段に近い第2の規定位置との間で、前記第1の方向に沿って移動可能となっており、
    前記格納手段と、前記第2の規定位置に位置している前記保持手段との間に、前記移送手段が通過可能な空間が形成されており、
    前記移送手段は、
    前記第1の規制位置と前記第2の規定位置との間を前記第2の方向に沿って前記移送手段が移動することが可能な第1の移動可能位置と、
    前記空間を前記第2の方向に沿って前記移送手段が移動することが可能な第2の移動可能位置と、を有することを特徴とするトレイ搬送装置。
  2. 前記移送手段は、前記第1のトレイを保持可能であり、且つ、相互に独立して前記第1の方向に沿って移動可能な複数の保持ヘッドを有し、
    前記移送手段は、前記複数の保持ヘッドを前記第2の方向に沿って同時に移動させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載のトレイ搬送装置。
  3. 前記移送手段は、前記第1のトレイを保持可能であり、且つ、前記第1の方向及び前記第2の方向に沿って相互に独立して移動可能な複数の保持ヘッドを有することを特徴とする請求項1に記載のトレイ搬送装置。
  4. 前記移送手段は、前記第1の移動可能位置に位置している一の前記保持ヘッドと、前記第2の移動可能位置に位置している他の前記保持ヘッドとを、前記第2の方向に沿って同時に移動させることが可能であることを特徴とする請求項又は記載のトレイ搬送装置。
  5. 前記移送手段は、複数の前記第1のトレイを保持して同時に移動させることが可能であり、
    前記保持手段も、複数の前記第1のトレイを保持して同時に移動させることが可能であることを特徴とする請求項1〜の何れかに記載のトレイ搬送装置。
  6. 被試験電子部品の入出力端子をテストヘッドのコンタクト部に電気的に接触させて前記被試験電子部品のテストを行うために用いられる電子部品試験装置であって、
    請求項1〜の何れかに記載のトレイ搬送装置を備えていることを特徴とする電子部品試験装置。
  7. 前記被試験電子部品を前記第1のトレイから第2のトレイに積み替えるローダ部と、
    前記ローダ部から搬入された前記被試験電子部品を前記第2のトレイに搭載したままの状態で前記テストヘッドのコンタクト部に押し付けるテスト部と、
    試験結果に応じて、試験済みの前記被試験電子部品を前記第2のトレイから前記第1のトレイに積み替えるアンローダ部と、を備えており、
    前記トレイ搬送装置は、試験前の前記被試験電子部品が収容された前記第1のトレイを前記ローダ部に供給し、試験後の前記被試験電子部品が収容された前記第のトレイを前記アンローダ部から受け取ることを特徴とする請求項記載の電子部品試験装置。
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