JP5020536B2 - 読取用レンズ - Google Patents

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Description

本発明は、CCD(charged coupled device)等の撮像素子を使用して文章や画像を読取るスキャナー等に適用される読取用レンズに関する。
文章や画像を読取るスキャナーに適した読取用レンズとしては、従来からダブルガウス型レンズが用いられている。ダブルガウス型レンズは像の平坦性が良好であり、歪曲収差も小さく、又、明るくすることが可能である。
このダブルガウス型の読取用レンズとしては、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズ、第2レンズに接合されると共に物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズ、開口絞り、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第4レンズ、第4レンズに接合されると共に物体側に凹面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第5レンズ、物体側に凹面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第6レンズを備えたものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
しかしながら、これらの読取用レンズでは、全画角2ωが36°〜40°程度であり、これよりも広い画角では、非点隔差が大きくなり、又、歪曲収差が増加して、文章や画像の読取用として使用するのは困難である。
また、他のダブルガウス型の読取用レンズとしては、物体側から順に、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第1レンズ、物体側に凸面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第2レンズ、物体側に凸面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第3レンズ、開口絞り、物体側に凹面を向けた負の屈折力を有するメニスカス形状の第4レンズ、第4レンズに接合されると共に物体側に凹面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第5レンズ、物体側に凹面を向けた正の屈折力を有するメニスカス形状の第6レンズを備えたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。
しかしながら、この読取用レンズでは、一般の写真用途であり、前述の読取用レンズに比べて歪曲収差がそれ程厳しくないこともあって、全画角2ωが46°程度まで使用しているものの、これよりも広い画角で文字や画像を読み取るのに使用することは困難である。
特開2005−292353号公報 特開平11−271612号公報 特開2001−281535号公報
そこで、このようなダブルガウス型読取用レンズの限界に対処するべく、その対策1として、物体側に凹レンズを配したレトロフォーカス型レンズが考えられる。しかしながら、この形態では、画角を広くすることは可能であるものの、歪曲収差がマイナス側に傾いてしまい、読取用途には不向きである。
また、その対策2として、物体側、像側いずれにも凹メニスカスレンズを配した形態が考えられる。この形態では、画角を広くすることができかつ歪曲収差も小さく収めることは可能であるものの、絞りを大きくすることが困難であり、その結果、明るいレンズを得ることができず、照明が限られる読取用途には不向きである。
本発明は、上記従来技術の事情に鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、ダブルガウス型のレンズ配置では包括できない大きな画角(2ω=55°程度)を満たし、諸収差特に歪曲収差を良好に補正でき、F値(Fナンバー)が3.5程度の明るい、読取用レンズを提供することにある。
本発明の読取用レンズは、物体側から像面側に向けて順に配列された、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第3レンズと、第3レンズに接合されると共に負の屈折力を有し像面側に凹面を向けた第4レンズと、所定の口径を有する開口絞りと、正の屈折力を有し像面側に凸面を向けた第5レンズと、第5レンズに接合されると共に負の屈折力を有し物体側に凹面を向けた第6レンズと、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第7レンズと、から構成される、ことを特徴としている。
この構成によれば、第1レンズ〜第4レンズが、主として広い画角を得るための役割をなし、第5レンズ〜第7レンズが、主として強い屈折力を有して球面収差、歪曲収差等の諸収差を良好に補正する役割をなしている。
すなわち、第1レンズの後方にメニスカス形状の第2レンズを配置することで広い画角を確保し、第1レンズ及び第2レンズでは正の屈折力を弱くし、第3レンズ及び第4レンズを接合して正の屈折力を強くすることで、焦点距離がマイナスにシフトし歪曲収差がマイナス側に増大するのを防止している。また、第5レンズ及び第6レンズを接合して、第7レンズの正の屈折力を強くしつつも、第7レンズにて生じる球面収差等を緩和させるようにしている。
このように、前半のレンズ(第1レンズ〜第4レンズ)には、広い画角をカバーする弱い正の屈折力をもつレンズ群、後半のレンズ(第5レンズ〜第7レンズ)には、強い正の屈折力をもつレンズ群を配置し、レンズ形態としてはダブルガウス型に近似するものの、機能的にはレトロフォーカス型に類似したものとして、ダブルガウス型の特徴である対称性と、レトロフォーカス型の特徴である広い画角を生かすことにより、大きな画角(2ω=55°程度)を満たし、諸収差特に歪曲収差を良好に補正でき、F値(Fナンバー)が3.5程度の明るい、読取用レンズを得ることができる。
上記構成において、第3レンズは、物体側に凸面及び像面側に平面を向けた平凸レンズであり、第4レンズは、物体側に平面及び像面側に凹面を向けた平凹レンズである、構成を採用することができる。
この構成によれば、第3レンズと第4レンズが平面同士で接合されるため、面の加工が容易になり、加工費用を削減でき、光軸の芯合わせも容易に行うことができる。
上記構成において、第5レンズは、物体側に平面及び像面側に凸面を向けた平凸レンズである、構成を採用することができる。
この構成によれば、第5レンズの物体側の面の加工が容易になり、加工費用を削減することができる。
上記構成において、第6レンズは、物体側に凹面及び像面側に平面を向けた平凹レンズである、構成を採用することができる。
この構成によれば、第6レンズの像面側の面の加工が容易になり、加工費用を削減することができる。
上記構成において、第1レンズ、第3レンズ、第5レンズ、及び第7レンズは、全て同一硝材により形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、4つのレンズに共通の硝材を用いることで、材料費を削減することができる。
上記構成において、第4レンズ及び第6レンズは、同一硝材により形成されている、構成を採用することができる。
この構成によれば、2つのレンズに共通の硝材を用いることで、材料費を削減することができる。
上記構成をなす読取用レンズによれば、ダブルガウス型レンズでは包括できない大きな画角(2ω=55°程度)を確保することができ、又、諸収差特に歪曲収差等を良好に補正することができ、F値(Fナンバー)が3.5程度の明るい読取用レンズを得ることができる。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図1ないし図3は、本発明に係る読取用レンズの一実施形態を示すものであり、図1はレンズ構成図、図2は光路図、図3は読取用レンズを組み込んだレンズ鏡筒を示す一部断面図である。
この読取用レンズは、図1に示すように、物体側から像面側に向けて順に、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズ1、負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズ2、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第3レンズ3、第3レンズ3に接合されると共に負の屈折力を有し像面側に凹面を向けた第4レンズ4、所定の口径を有する開口絞りSD、正の屈折力を有し像面側に凸面を向けた第5レンズ5、第5レンズ5に接合されると共に負の屈折力を有し物体側に凹面を向けた第6レンズ6、正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第7レンズ7を備えている。そして、第7レンズ7の後方に、像面Pが配置されている。
この読取用レンズは、ダブルガウス型のレンズ配置に近似するものの、ダブルガウス型とレトロフォーカス型の各長所を生かして融合させた新規の形態である。
また、この読取用レンズは、レンズ鏡筒として形成される場合、図3に示すように、開口絞りSDを画定する円筒10の前方(物体側)から、第4レンズ4→レンズ押え13→第3レンズ3→レンズ押え12→第1レンズ1→レンズ押え11の順番で嵌め込まれて固定されており、又、開口絞りSDを画定する円筒部10の後方(像面側)から、第6レンズ6→レンズ押え14→第7レンズ7→レンズ押え15の順番で嵌め込まれて固定されている。
ここで、第1レンズ1〜第7レンズ7においては、図1に示すように、各々の面をSi(i=1〜13)、各々の面Siの曲率半径をRi(i=1〜13)、第1レンズ1〜第7レンズ7のd線に対する屈折率をNi(i=1〜7)及びアッベ数をνi(i=1〜7)で表す。また、第1レンズ1〜像面Pまでの光軸L上における距離(厚さ、空気間隔)をDi(i=1〜13)で表す。
第1レンズ1は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S1が凸面及び像面側の面S2が凹面に形成された正の屈折力を有するメニスカスレンズである。尚、物体側の面S1及び像面側の面S2は、共に球面に形成されている。
第2レンズ2は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S3が凸面及び像面側の面S2が凹面に形成された負の屈折力を有するメニスカスレンズである。尚、物体側の面S3及び像面側の面S4は、共に球面に形成されている。
第3レンズ3は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S5が凸面及び像面側の面S6が凸面又は平面に形成された正の屈折力を有する両凸レンズ又は平凸レンズである。尚、物体側の面S5及び像面側の面S6は、共に球面に形成されている。
第4レンズ4は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S6が凹面又は平面及び像面側の面S7が凹面に形成された負の屈折力を有する両凹レンズ又は平凹レンズである。尚、物体側の面S6及び像面側の面S7は、共に球面に形成されている。そして、第4レンズ4は、物体側の面S6が第3レンズ3の像面側の面S6に接合されている。
ここで、第3レンズ3の像面側の面S6及び第4レンズ4の物体側の面S6は、好ましくは平面に形成される。この場合、第3レンズ3と第4レンズ4が平面同士で接合されるため、面の加工が容易になり、加工費用を削減でき、光軸の芯合わせも容易に行うことができる。
第5レンズ5は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S9が凹面又は平面及び像面側の面S10が凸面に形成された正の屈折力を有するメニスカスレンズ又は平凸レンズである。尚、物体側の面S9及び像面側の面S10は、共に球面に形成されている。
第6レンズ6は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S10が凹面及び像面側の面S11が凹面又は平面に形成された負の屈折力を有する両凹レンズ又は平凹レンズである。尚、物体側の面S10及び像面側の面S11は、共に球面に形成されている。そして、第6レンズ6は、物体側の面S10が第5レンズ5の像面側の面S10に接合されている。
ここで、第5レンズ5の物体側の面S9又は第6レンズ6の像面側の面S11は、好ましくは平面に形成される。この場合、第5レンズ5の物体側の面S9又は第6レンズ6の像面側の面S11の加工が容易になり、加工費用を削減することができる。
第7レンズ7は、ガラス材料により形成され、図1に示すように、物体側の面S12が凹面及び像面側の面S13が凸面に形成された正の屈折力を有するメニスカスレンズである。尚、物体側の面S12及び像面側の面S13は、共に球面に形成されている。
ここで、第1レンズ1、第3レンズ3、第5レンズ5、及び第7レンズ7は、好ましくは、全て同一のガラス材料(硝材)により形成される。この場合、4つのレンズに共通のガラス材料を用いることで、材料費を削減することができる。
また、第4レンズ4及び第6レンズ6は、好ましくは、同一ガラス材料(硝材)により形成される。この場合、2つのレンズに共通のガラス材料を用いることで、材料費を削減することができる。
上記構成をなす読取用レンズにおいては、前半の第1レンズ1〜第4レンズ4が主として広い画角を得るための役割をなし、後半の第5レンズ5〜第7レンズ7が主として強い屈折力を有して球面収差、歪曲収差等の諸収差を良好に補正する役割をなしている。
すなわち、第1レンズ1の後方にメニスカス形状の第2レンズ2を配置することで広い画角を確保し、第1レンズ1及び第2レンズ2では正の屈折力を弱くし、第3レンズ3及び第4レンズ4を接合して正の屈折力を強くすることで、焦点距離がマイナスにシフトし歪曲収差がマイナス側に増大するのを防止している。
また、第5レンズ5及び第6レンズ6を接合して、第7レンズ7の正の屈折力を強くしつつも、第7レンズ7にて生じる球面収差等を緩和させるようにしている。
このように、前半のレンズ(第1レンズ1〜第4レンズ4)には、広い画角をカバーする弱い正の屈折力をもつレンズ群を配置し、後半のレンズ(第5レンズ5〜第7レンズ7)には、強い正の屈折力をもつレンズ群を配置することで、レンズ形態としてはダブルガウス型に近似するものの、機能的にはレトロフォーカス型に類似したものとし、ダブルガウス型の特徴である対称性と、レトロフォーカス型の特徴である広画角化を生かすように形成している。
これにより、従来のダブルガウス型レンズではカバーできない大きな画角(2ω=55°程度)を確保することができ、球面収差、非点収差、歪曲収差等の諸収差、特に歪曲収差を良好に補正することができ、又、F値(Fナンバー)が3.5程度の明るい読取用レンズを得ることができる。
次に、上記読取用レンズの具体的な数値による実施例を、実施例1、実施例2、実施例3として以下に示す。
実施例1における主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)の値は以下の通りである。また、実施例1における球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差図は図4に示す結果となる。尚、図4中の非点収差において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
<仕様諸元>
使用波長1(主波長)=546.1nm、使用波長2=656.3nm、使用波長3=435.8nm、焦点距離=25.0mm、画角(2ω)=55°、第1レンズ1の外径寸法φ1=17mm、第2レンズ2の外径寸法φ2=15mm、第3レンズ3の外径寸法φ3=11mm、第4レンズ4の外径寸法φ4=11mm、第5レンズ5の外径寸法φ5=9.5mm、第6レンズ6の外径寸法φ6=10mm、第7レンズ7の外径寸法φ7=15mm、絞り口径φ=5.7mm、F値(Fナンバー)=3.3、共役長=204mm、撮影倍率=0.1652
<第1レンズ1〜第7レンズ7の曲率半径Ri>
R1=16.880mm、R2=31.190mm、R3=16.900mm、R4=6.977mm、R5=8.711mm、R6=−123.800mm、R7=7.923mm、R8=∞(開口絞り)、R9=−254.700mm、R10=−6.693mm、R11=159.700mm、R12=−41.610mm、R13=−15.020mm
<光軸上の面間隔>
D1=1.96mm、D2=0.15mm、D3=1.00mm、D4=0.90mm、D5=3.00mm、D6=1.00mm、D7=2.25mm、D8=2.25mm、D9=3.00mm、D10=1.00mm、D11=2.62mm、D12=2.28mm、D13=20.93mm
<第1レンズ1〜第7レンズ7の屈折率Ni(d線)>
N1=1.77250、N2=1.51633、N3=1.77250、N4=1.62004、N5=1.77250、N6=1.62004、N7=1.77250
<第1レンズ1〜第7レンズ7のアッベ数νi>
ν1=49.6、ν2=64.1、ν3=49.6、ν4=36.3、ν5=49.6、ν6=36.3、ν7=49.6
上記実施例1においては、画角2ωが55°、F値(Fナンバー)が3.3で、図4に示すように諸収差特に歪曲収差が良好に補正された、広い画角で明るい読取用レンズが得られた。
実施例2における主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)の値は以下の通りである。また、実施例2における球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差図は図5に示す。尚、図5中の非点収差において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
<仕様諸元>
使用波長1(主波長)=546.1nm、使用波長2=656.3nm、使用波長3=435.8nm、焦点距離=25.1mm、画角(2ω)=55°、第1レンズ1の外径寸法φ1=17mm、第2レンズ2の外径寸法φ2=15mm、第3レンズ3の外径寸法φ3=11mm、第4レンズ4の外径寸法φ4=11mm、第5レンズ5の外径寸法φ5=9.5mm、第6レンズ6の外径寸法φ6=10mm、第7レンズ7の外径寸法φ7=15mm、絞り口径φ=5.6mm、F値(Fナンバー)=3.4、共役長=204.6mm、撮影倍率=0.1652
<第1レンズ1〜第7レンズ7の曲率半径Ri>
R1=16.980mm、R2=34.130mm、R3=18.780mm、R4=6.956mm、R5=8.601mm、R6=−151.400mm、R7=7.955mm、R8=∞(開口絞り)、R9=∞(平面)、R10=−6.579mm、R11=77.880mm、R12=−53.800mm、R13=−15.730mm
<光軸上の面間隔(mm)>
D1=2.14mm、D2=0.15mm、D3=1.00mm、D4=0.76mm、D5=3.07mm、D6=1.00mm、D7=2.11mm、D8=2.11mm、D9=3.16mm、D10=1.00mm、D11=2.27mm、D12=2.65mm、D13=20.36mm
<第1レンズ1〜第7レンズ7の屈折率Ni(d線)>
N1=1.77250、N2=1.51633、N3=1.77250、N4=1.62004、N5=1.77250、N6=1.62004、N7=1.77250
<第1レンズ1〜第7レンズ7のアッベ数νi>
ν1=49.6、ν2=64.1、ν3=49.6、ν4=36.3、ν5=49.6、ν6=36.3、ν7=49.6
上記実施例2においては、画角2ωが55°、F値(Fナンバー)が3.4で、図5に示すように諸収差特に歪曲収差が良好に補正された、広い画角で明るい読取用レンズが得られた。
実施例3における主な仕様諸元、種々の数値データ(設定値)の値は以下の通りである。また、実施例3における球面収差、非点収差、歪曲収差に関する収差図は図6に示す結果となる。尚、図6中の非点収差において、Sはサジタル平面での収差、Mはメリジオナル平面での収差を示す。
<仕様諸元>
使用波長1(主波長)=546.1nm、使用波長2=656.3nm、使用波長3=435.8nm、焦点距離=25.0mm、画角(2ω)=55°、第1レンズ1の外径寸法φ1=17mm、第2レンズ2の外径寸法φ2=15mm、第3レンズ3の外径寸法φ3=11mm、第4レンズ4の外径寸法φ4=11mm、第5レンズ5の外径寸法φ5=9.5mm、第6レンズ6の外径寸法φ6=10mm、第7レンズ7の外径寸法φ7=15mm、絞り口径φ=5.6mm、F値(Fナンバー)=3.3、共役長=204.6mm、撮影倍率=0.1652
<第1レンズ1〜第7レンズ7の曲率半径Ri>
R1=18.270mm、R2=37.450mm、R3=18.630mm、R4=7.230mm、R5=8.754mm、R6=∞(平面)、R7=8.269mm、R8=∞(開口絞り)、R9=−179.200mm、R10=−7.874mm、R11=∞(平面)、R12=−34.020mm、R13=−14.580mm
<光軸上の面間隔>
D1=2.20mm、D2=0.15mm、D3=1.00mm、D4=0.77mm、D5=3.19mm、D6=1.00mm、D7=2.52mm、D8=2.52mm、D9=3.67mm、D10=1.00mm、D11=1.39mm、D12=2.20mm、D13=20.72mm
<第1レンズ1〜第7レンズ7の屈折率Ni(d線)>
N1=1.80400、N2=1.51742、N3=1.80400、N4=1.66680、N5=1.80400、N6=1.64769、N7=1.80400
<第1レンズ1〜第7レンズ7のアッベ数νi>
ν1=46.6、ν2=52.4、ν3=46.6、ν4=33.0、ν5=46.6、ν6=33.8、ν7=46.6
上記実施例3においては、画角2ωが55°、F値(Fナンバー)が3.3で、図6に示すように諸収差特に歪曲収差が良好に補正された、広い画角で明るい読取用レンズが得られた。
以上述べたように、本発明の読取用レンズは、ダブルガウス型レンズでは包括できない大きな画角(2ω=55°程度)を確保し、諸収差特に歪曲収差等を良好に補正し、F値(Fナンバー)が3.5程度と明るいため、文章や画像を読み取るスキャナー等の読取用レンズとして適用できるのは勿論のこと、限られた照明の条件下で文字や画像等を読み取る必要があるその他のレンズ光学機器においても有用である。
本発明に係る読取用レンズの一実施形態を示す構成図である。 図1に示す読取用レンズの光路図である。 図1に示す読取用レンズを組み込んだレンズ鏡筒を示す一部断面図である。 実施例1における読取用レンズにおいて、球面収差、非点収差、歪曲収差の諸収差を示す収差図である。 実施例2における読取用レンズにおいて、球面収差、非点収差、歪曲収差の諸収差を示す収差図である。 実施例3における読取用レンズにおいて、球面収差、非点収差、歪曲収差の諸収差を示す収差図である。
符号の説明
L 光軸
P 像面
SD 開口絞り
1 第1レンズ
2 第2レンズ
3 第3レンズ
4 第4レンズ
5 第5レンズ
6 第6レンズ
7 第7レンズ

Claims (6)

  1. 物体側から像面側に向けて順に配列された
    正の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第1レンズと、
    負の屈折力を有し物体側に凸面を向けたメニスカス形状の第2レンズと、
    正の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第3レンズと、
    前記第3レンズに接合されると共に負の屈折力を有し像面側に凹面を向けた第4レンズと、
    所定の口径を有する開口絞りと、
    正の屈折力を有し像面側に凸面を向けた第5レンズと、
    前記第5レンズに接合されると共に負の屈折力を有し物体側に凹面を向けた第6レンズと、
    正の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状の第7レンズと、
    から構成される、ことを特徴とする読取用レンズ。
  2. 前記第3レンズは、物体側に凸面及び像面側に平面を向けた平凸レンズであり、
    前記第4レンズは、物体側に平面及び像面側に凹面を向けた平凹レンズである、
    ことを特徴とする請求項1記載の読取用レンズ。
  3. 前記第5レンズは、物体側に平面及び像面側に凸面を向けた平凸レンズである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の読取用レンズ。
  4. 前記第6レンズは、物体側に凹面及び像面側に平面を向けた平凹レンズである、
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれかに記載の読取用レンズ。
  5. 前記第1レンズ、前記第3レンズ、前記第5レンズ、及び前記第7レンズは、全て同一硝材により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれかに記載の読取用レンズ。
  6. 前記第4レンズ及び前記第6レンズは、同一硝材により形成されている、
    ことを特徴とする請求項1ないし5いずれかに記載の読取用レンズ。
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