JP5017608B1 - 串刺し用食品の容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】串を容器に保持するのに別途の部材を用いないようにして容器の製造コストの上昇を抑え、また、串を容器に保持する場合に、簡単にできるようにすること。更に、串を容器から取り出す場合に、すぐに取り出すことができ、しかも、一方の手で容器を持ち、他方の手だけで串を取り出すことができること。また、串の先端部分は容器内に収納して衛生的に向上させること。
【解決手段】容器本体1の上部に上下に2条のスリット11を切り込み形成する。串5の先端部を容器本体1の内側から上のスリット11に挿通し、更に下のスリット11に挿通して先端部を内側に押す。これにより、串5を両スリット11にて容器本体1に保持させることができる。保持片13の復帰力により串5が保持され、串5を任意の角度で傾斜させたり、串5を上下方向の任意の位置で保持させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、鶏肉、豚肉、牛肉などの唐揚げ物、団子、田楽、ミニドーナツなどの串刺し食品をコップ状の容器に入れて、これらの串刺し食品を串にて刺して食するための串刺し用食品の容器に関するものである。
従来より、焼き鳥、つくね、団子などの串刺し食品を容器に入れて、これらの串刺し食品を入れる容器の従来例として、例えば、下記に示す特許文献1、2が挙げられる。
実公平3−31745号公報 特開2000−33948号公報
上記特許文献1は、コップ状の容器の底部に串の先端部を刺して串を固定するための固定部材を設け、また、容器の上部の内側に中央部に開口部を有するリング状部材を配設したものである。また、このリング状部材には上記開口部と連通する串の基部を嵌入固定するとともに、出し入れ自在とした嵌入口を設けている。
そして、串刺し食品を串に刺した状態で、前記リング状部材の開口部を介して容器内に入れ、串の先端部を前記固定部材に差し込むと共に、串の基部を前記嵌入口に保持させている。
また、上記特許文献2は、つくね、焼き鳥、団子等の塊状の食品を縦方向に3〜4個程度を収容することができる高さを有する筒状容器若しくは箱状容器とし、該容器内に前記塊状の食品を上から容易に収容及び取り出すことができる開口面を有する仕切り若しくは仕切り筒を係着し、複数の仕切り区分を構成している。
また、各仕切り区分内には前記塊状の食品を串に刺さないばらの状態で縦方向に3〜4個程度を収容するようにしている。また、前記塊状の食品を串刺しするための串を別途収納袋に入れ、この串を入れた収納袋を容器の本体の一部に添付しているものである。
しかしながら、上記特許文献1においては、串刺し食品を装着した状態で容器内に固定するようにしたものであり、本発明とは技術思想を異にしている。また、串を固定するのに、容器の底部に固定部材を設けると共に、串の基部を固定するためのリング状部材を設けており、そのため、容器の他に固定部材及びリング状部材の2つの部材を別途必要とするという問題がある。
また、前記リング状部材の形状も複雑となり、しかも、容器内に固定部材を設ける工程と、リング状部材を配設する工程とが必要となり、結果として容器の製造コストが非常に高くなるという問題を有している。
また、上記特許文献2では、収納袋内に串を入れておき、該収納袋を容器の外側面に係着しているために、串を使って容器内の串刺し食品を食べようとした場合、先ず、一方の手で容器を掴み、他方の手で収納袋を容器から取り外し、さらに、容器を置いて両方の手で収納袋を破いて収納袋から串を取り出して、やっと串刺し食品を食べることができる。
そのため、この特許文献2においては、串刺し食品を串を使って食べる場合に、串をすぐに取り出すことができず、利用者にイライラ感を与えてしまうことになる。また、収納袋から串を取り出す場合、両手で収納袋を破って串を取り出さなければならず、容器を一度どこかに置く必要があり、そのため、歩きながら串を取り出して串刺し食品を食べることが非常に困難であるという問題を有している。
更には、串を入れるための収納袋を必要とし、その分製造コストが高くなるという問題もある。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った串刺し用食品の容器を提供するものである。
(1)串を容器に保持するのに別途の部材を用いないようにして容器の製造コストの上昇を抑えること。
(2)串を容器に保持する場合に、簡単にできるようにすること。
(3)串を容器から取り出す場合に、すぐに取り出すことができ、しかも、一方の手で容器を持ち、他方の手だけで串を取り出すことができること。
(4)串の先端部分は容器内に収納して衛生的に向上させること。
(5)意匠的効果を付与して利用者に面白みを与えること。
請求項1に記載の串刺し用食品の容器では、材料を紙製若しくは樹脂製としたコップ状の容器本体1の側面に、串刺し食品を刺して食するための串5を前記容器本体1の内部に挿通させるスリット11を切り込み形成し、
前記スリット11を、前記容器本体1の周方向に形成すると共に、上下に2条形成し、
前記容器本体1の上下のスリット11、11に該容器本体1の上部の内側から前記串5を内部へ挿通させて該串5を容器本体1に引き抜き自在に保持可能としていることを特徴としている。
請求項2に記載の串刺し用食品の容器では、上記スリット11の周方向の寸法は、挿通させる串5の数に応じて設定していることを特徴としている。
請求項3に記載の串刺し用食品の容器では、前記容器本体1の外面に絵図21を描くと共に、該絵図21を貫通している串5の先端部分の串図22を描いていることを特徴としている。
請求項4に記載の串刺し用食品の容器では、前記スリット11の両端に、該スリット11の幅より大きく該スリット11と連通している穴12を穿孔していることを特徴としている。
請求項1に記載の串刺し用食品の容器によれば、材料を紙製若しくは樹脂製としたコップ状の容器本体1の側面に、串刺し食品を刺して食するための串5を前記容器本体1の内部に挿通させるスリット11を切り込み形成し、前記スリット11を、前記容器本体1の周方向に形成すると共に、上下に2条形成し、前記容器本体1の上下のスリット11、11に該容器本体1の上部の内側から前記串5を内部へ挿通させて該串5を容器本体1に引き抜き自在に保持可能としているものであり、串5の尖っている先端を容器本体1の内側に位置させて、串5の先端部を容器本体1の内側から上のスリット11に差し込む。次に、串5の先端部が上側のスリット11より外側に突出しているので、該先端部にて上下のスリット11間を保持片13とし、該保持片13を外側に傾けると、保持片13を内側に動かすことができる。そして、串5をそのまま下方に押すと開いた下側のスリット11を挿通させることができ、さらに串5を下方に押していき、串5の先端部が容器本体1の底板2に達した位置、あるいは底板2に達する前で串5から手を離すと串5は容器本体1に保持される。このように、串5を容器本体1に簡単に保持させることができる。
また、上下のスリット11の間の保持片13は元に戻ろうとする復帰力が働くことで、保持片13の外面にて串5が外方向に付勢される。そのため、串5は容器本体1の筒状部3の内面と保持片13の外面とで保持され、串5は容器本体1の内面にほぼ接触する形で位置することになる。
また、保持片13の外側への付勢力により串5を下方へ串5の自重による滑り落ちを防止することができる。そのため、串5は上下方向の任意の位置で容器本体1に保持でき、また、串5を図6に示すように少し傾けてもその状態を維持させることができる。更には、串5を容器本体1に保持した状態で、容器本体1を逆さにしても串5は容器本体1から落下することもない。
このように、上下に2条のスリット11を形成していることで、特許文献1、2とは異なり、別途の部材を必要とせず、串5を容器本体1に保持させることができ、しかも、串5を任意の角度で傾斜させた状態や、上下方向の任意の位置で保持させることができる。また、串5を保持させた容器本体1を逆さにしても串5が脱落することもない。更には、串5を保持させるのに別途の部材を必要とせず、単に2条のスリット11を形成しているだけなので、製造コストの上昇を抑えることができる。
また、串5を容器本体1に保持させた状態では、串5の先端部が容器本体1内に位置しているので、販売者の手が串5の先端部に触れるのを防止でき、衛生的に向上させることができる。
請求項2に記載の串刺し用食品の容器によれば、スリット11の周方向の寸法は、挿通させる串5の数に応じて設定していることで、複数本の串5を容器本体1に容易に保持させることができる。
請求項3に記載の串刺し用食品の容器によれば、容器本体1の外面に絵図21を描くと共に、該絵図21を貫通している串5の先端部分の串図22を描いていることで、一見すると串5がハート型の絵図21を貫通してように見えて、利用者に面白みやインパクトを与えることができる。
請求項4に記載の串刺し用食品の容器によれば、スリット11の両端に、該スリット11の幅より大きく該スリット11と連通している穴12を穿孔しているので、穴12の部分で保持片13を内側に動かしても力が吸収され、スリット11の縁部から紙材が破れるのを防止することができる。
本発明の実施の形態における容器本体の平面図である。 本発明の実施の形態における容器本体の正面から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における容器本体の側面から見た斜視図である。 本発明の実施の形態における容器本体の底面図である。 本発明の実施の形態に用いる串の一例を示す図である。 本発明の実施の形態における串を容器本体に保持した状態を示す図である。 本発明の実施の形態における串を容器本体に保持した状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるスリット部分の拡大図である。 本発明の実施の形態における横方向の寸法を長くしたスリット部分の拡大図である。 本発明の実施の形態における2本の串を容器本体に保持した状態を示す図である。 本発明の実施の形態における容器本体の側面に絵図を書いた場合の斜視図である。 本発明の実施の形態における図11に示す容器本体に串を保持させた状態を示す図である。 本発明の実施の形態における容器本体の側面に絵図を書いた場合の斜視図である。 本発明の実施の形態における図13に示す容器本体に2本の串を保持させた状態を示す図である。 本発明の実施の形態におけるスリットの横方向の位置をずらせた場合の容器本体の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるスリットを1条形成した場合の容器本体の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるスリットを周方向に形成した場合の容器本体の斜視図である。 本発明の実施の形態における縦方向にスリットを形成した場合の容器本体の斜視図である。 本発明の実施の形態におけるスリットを周方向に形成した場合の容器本体の斜視図である。 本発明の実施の形態における縦方向にスリットを形成した場合の容器本体の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1〜図4は本発明の容器本体1を示し、図1は容器本体1の平面図を、図2は容器本体1の正面から見た斜視図を、図3は容器本体1の側面から見た斜視図を、図4は容器本体1の底面図をそれぞれ示している。
容器本体1は、紙製や樹脂製のコップであり、底面は閉塞され上部は開口されていて、一般に市販されている容器である。容器本体1の大きさは特に限定されないが、片手で持ちやすい大きさである。容器本体1の形状は、図示の略円筒状のものに限らず、四角筒状や多角筒状でも良く、容器本体1の形状としては、コップとして利用可能な形状であれば良い。
図1〜図4において、容器本体1は、円形の底板2と、筒状部3とで構成されており、筒状部3の上部の両側には上下方向に少しの間隔をあけてスリット11が筒状部3の周方向に2条切り込み形成されている。また、各スリット11の両端には、該スリット11と連通し、スリット11よりも大きい穴12をそれぞれ穿孔している。この穴12を筒状部3が破れるのを防止する破れ防止部としている。
図5は串5を示しており、材料としては、竹串、木串であり、串5の長さは容器本体1の縦方向の寸法より大きいものを用いるようにしている。図6は容器本体1に串5を保持した状態を示している。
串5を容器本体1に保持させる手法は以下の通りである。すなわち、串5の尖っている先端を容器本体1の内側に位置させて、串5の先端部を容器本体1の内側から上のスリット11に差し込む。ここで、上下のスリット11の間に位置する部分を保持片13とする。
次に、串5の先端部が上側のスリット11より外側に突出しているので、該先端部にて保持片13を外側に傾けると、保持片13を内側に動かすことができる。そして、串5をそのまま下方に押すと開いた下側のスリット11を挿通させることができ、さらに串5を下方に押していき、串5の先端部が容器本体1の底板2に達した位置、あるいは底板2に達する前で串5から手を離すと串5は容器本体1に保持される。このように、串5を容器本体1に簡単に保持させることができる。
図6及び図7は串5を容器本体1に保持した状態を示し、上下のスリット11の間の保持片13は元に戻ろうとする復帰力が働くことで、保持片13の外面にて串5が外方向に付勢される。そのため、串5は容器本体1の筒状部3の内面と保持片13の外面とで保持され、図7に示すように、串5は容器本体1の内面にほぼ接触する形で位置することになる。
また、保持片13の外側への付勢力により串5下方へ串5の自重による滑り落ちを防止することができる。そのため、串5は上下方向の任意の位置で容器本体1に保持でき、また、串5を図6に示すように少し傾けてもその状態を維持させることができる。更には、串5を容器本体1に保持した状態で、容器本体1を逆さにしても串5は容器本体1から落下することもない。
このように本実施形態では、上下に2条のスリット11を形成していることで、特許文献1、2とは異なり、別途の部材を必要とせず、串5を容器本体1に保持させることができ、しかも、串5を任意の角度で傾斜させた状態や、上下方向の任意の位置で保持させることができる。また、串5を保持させた容器本体1を逆さにしても串5が脱落することもない。
更には、串5を保持させるのに別途の部材を必要とせず、単に2条のスリット11を形成しているだけなので、製造コストの上昇を抑えることができる。また、串5を容器本体1に保持させた状態では、串5の先端部が容器本体1内に位置しているので、販売者の手が串5の先端部に触れるのを防止でき、衛生的に向上させることができる。
図8はスリット11等の拡大図を示し、上述したようにスリット11の両端には該スリット11と連通し、スリット11の幅よりも大きい穴12を穿孔している。容器本体1の材料が紙製の場合で、穴12を形成せずに、スリット11のみとした場合は、串5の先端部で保持片13を内側に動かした際に、スリット11の縁部から紙材が破れる恐れがある。
しかし、スリット11の両端に穴12を形成していることで、穴12の部分で保持片13を内側に動かしても力が吸収され、スリット11の縁部から紙材が破れるのを防止することができる。
なお、容器本体1内に入れる串刺し食品としては、例えば、団子、から揚げ、ミニドーナツ、田楽、酒のつまみ等であり、これらの串刺し食品を容器本体1内に入れる場合、串5は図7に示すように、容器本体1の内面に沿って保持されているので、串5が邪魔になることはない。そのため、容器本体1へ串刺し食品を入れる作業の効率化を図ることができる。
串5を使って容器本体1内の食品を食べる場合、一方の手で容器本体1を持ち、他方の手で串5の基部を持って上方へ引き抜くだけで、串5を簡単に容器本体1から引き抜くことができる。そして、串5の先端部を容器本体1内の食品に刺して食べるものであり、串5を使うため、指を汚すことなく食品を食べることができる。
また、食べている途中で串5をおきたい場合、つまり、串5を再度容器本体1に保持する場合でもスリット11を挿通させるだけで、容易に容器本体1に串5を再度保持させることができる。
なお、容器本体1の両側にもそれぞれ串5を保持させることができ、カップルがそれぞれの串5を使い分けることもできる。
また、串5を容器本体1に保持した状態では、口にする串5の先端部は容器本体1内に位置していることで、販売者の手が串5の先端部に触れるのを防止でき、衛生的にも向上させることができる。
なお、容器本体1を製造する場合、筒状部3が流れるラインにおいて予めスリット11や穴12を例えば、トムソン加工等であけておくことで、従来の製造方法で本発明の容器本体1を容易に製造することができ、容器本体1の製造コストの上昇を抑えることができる。
ところで、スリット11の横方向の寸法は、1本の串5が挿通可能な寸法であればよく、特に長さは限定されるものではない。例えば、スリット11の横方向の寸法は、10mm〜15mmとしている。この寸法では、串5を1本、あるいは2本は保持可能である。
また、図9はスリット11の横方向の寸法を図8の場合よりも長くした場合であり、串5を2本あるいは3本保持できるようにしたものである。もちろん1本の串5も保持できることは言うまでもない。図10は、上記と同様の手法で2本の串5を容器本体1に保持した状態を示している。
このように、保持させる串5の本数によりスリット11の長さを適宜設定することができる。
なお、本実施形態では、上下一対のスリット11を容器本体1の両側にそれぞれ形成していたが、片側のみに上下一対のスリット11を形成するようにしても良い。
次に、意匠的効果を狙った実施形態について説明する。本実施形態では、図11に示すように、容器本体1の側面に絵図21を描き、この絵図21を貫通するように串の先端部分の串図22を容器本体1の側面に描いている。図11では、串図22には着色していないが、実際に使用する串5の色と同色の色を着色しておく。
図11に示す容器本体1に串5を先の実施形態と同様に該串5の先端部を容器本体1内に位置するように保持し、且つ串図22の傾きと同じ傾きで串5を傾斜させることで、一見すると串5がハート型の絵図21を貫通してように見えて、利用者に面白みやインパクトを与えることができる。
なお、絵図21の例としてハートを描いているが、どのような絵柄を描いても良いものである。
図13及び図14は、スリット11の横方向の寸法を長くして2本の串5が保持できる場合の実施形態である。
図15は上下のスリット11の位置を横方向にずらせた場合であり、かかる場合も先の実施形態と同様の効果を奏する。
また、図16に示すように、スリット11を1条のみ形成するようにしても良い。この場合は、串5を容器本体1に保持した場合、串5は斜めに保持されて、容器本体1の内面には沿わないが、串5の保持するために単に串5をスリット11に挿通するだけで、串5を容器本体1に容易に保持することができる。また、串5を引き抜く場合でも片手で容易に串5を容器本体1から引き抜くことができる。
図15及び図16の場合、スリット11は容器本体1の片側のみに形成するようにしても良い。
図18は、1条のスリット11を容器本体1の上部に周方向に複数形成した場合であり、また、図18はスリット11を容器本体1の両側に縦方向に形成した場合を示している。図18の場合、スリット11は容器本体1の片側のみに形成するようにしても良い。
図19は、容器本体1の上部に周方向にスリット11を上下に2条形成した場合であり、図20は、スリット11を縦方向に2つ形成した場合である。図20の場合、スリット11は容器本体1の片側のみに形成するようにしても良い。
なお、図15〜図20においては、図11〜図14に示す絵図21や串図22を描いていないが、絵図21及び串図22を描く場合も当然に含まれるものである。
また、上記各実施形態では、スリット11の形成方向を周方向(横方向)と、縦方向に形成した場合について説明したが、スリット11を斜めに傾斜させて形成するようにしても良い。
スリット11を1条だけ形成している場合、串5を容器本体1に保持させた場合、図7に示すように、串5を容器本体1の内面に沿っては保持ができないが、串5をスリット11に単に挿通させるだけで、容易に串5を容器本体1に保持させることができる。また、串5を容器本体1から引き抜く場合に簡単に串5を引き抜くことができる。
また、串5の先端部が容器本体1の内側に位置していることで、販売者の手が串5の先端部に触れるのを防止できて、衛生的にも向上する。
スリット11を容器本体1に上下に2条形成しない場合で、スリット11を周方向あるいは縦方向に1条だけ形成している場合においても、串5を単にスリット11に挿通させるだけで容易に串5を容器本体1に保持させることができ、しかも、串5を容器本体1から引き抜く場合は、一方の手で容器本体1を持ち、他方の手で串5を引き抜くことができる。また、特許文献1、2とは異なり、串5を容器本体1に保持させるの別途の部材を必要とせず、しかも、単に容器本体1にスリット11を形成しているだけなので、製造コストの上昇を抑えることができる。
なお、図16〜図18、図20は、本発明の参考例である。
1 容器本体
2 底板
3 筒状部
5 串
11 スリット
12 穴
21 絵図
22 串図

Claims (4)

  1. 材料を紙製若しくは樹脂製としたコップ状の容器本体(1)の側面に、串刺し食品を刺して食するための串(5)を前記容器本体(1)の内部に挿通させるスリット(11)を切り込み形成し、
    前記スリット(11)を、前記容器本体(1)の周方向に形成すると共に、上下に2条形成し、
    前記容器本体(1)の上下のスリット(11)(11)に該容器本体(1)の上部の内側から前記串(5)を内部へ挿通させて該串(5)を容器本体(1)に引き抜き自在に保持可能としていることを特徴とする串刺し用食品の容器。
  2. 上記スリット(11)の周方向の寸法は、挿通させる串(5)の数に応じて設定していることを特徴とする請求項1に記載の串刺し用食品の容器。
  3. 前記容器本体(1)の外面に絵図(21)を描くと共に、該絵図(21)を貫通している串(5)の先端部分の串図(22)を描いていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の串刺し用食品の容器。
  4. 前記スリット(11)の両端に、該スリット(11)の幅より大きく該スリット(11)と連通している穴(12)を穿孔していることを特徴とする請求項1に記載の串刺し用食品の容器
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