JP5017361B2 - 封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法 - Google Patents

封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5017361B2
JP5017361B2 JP2009507044A JP2009507044A JP5017361B2 JP 5017361 B2 JP5017361 B2 JP 5017361B2 JP 2009507044 A JP2009507044 A JP 2009507044A JP 2009507044 A JP2009507044 A JP 2009507044A JP 5017361 B2 JP5017361 B2 JP 5017361B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capsule
sealing member
flange
edge
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009507044A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009534143A (ja
Inventor
アレクサンドル コレップ,
ダニエル アベッグレン,
トーマス ケーザー,
ハインツ ルーソルド,
レインハード ルッツ,
Original Assignee
ネステク ソシエテ アノニム
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ネステク ソシエテ アノニム filed Critical ネステク ソシエテ アノニム
Publication of JP2009534143A publication Critical patent/JP2009534143A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5017361B2 publication Critical patent/JP5017361B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23FCOFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
    • A23F5/00Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
    • A23F5/24Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
    • A23F5/243Liquid, semi-liquid or non-dried semi-solid coffee extract preparations; Coffee gels; Liquid coffee in solid capsules
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
    • B65D85/70Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials for materials not otherwise provided for
    • B65D85/804Disposable containers or packages with contents which are mixed, infused or dissolved in situ, i.e. without having been previously removed from the package
    • B65D85/8043Packages adapted to allow liquid to pass through the contents
    • B65D85/8064Sealing means for the interface with the processing machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Apparatus For Making Beverages (AREA)

Description

本発明は、一般的に飲料成分を入れるためのカプセル、そのようなカプセルに関連して使用するための飲料製造システム、およびそのようなカプセルを製造するための方法に関する。
本発明の背景は、飲料成分(例えばコーヒー粉末、粉乳)または他の食料品成分(例えば乾燥スープ)を入れるカプセルの分野である。これらの成分と液体との相互作用により、飲料または他の食料を生産することができる。相互作用は、例えば煎出、抽出、または溶解プロセスとすることができる。そのようなカプセルは特に、圧力下で熱湯をカプセルに流入させ、かつカプセルからコーヒー飲料を排出させることによって、コーヒー飲料を生成するために、挽いたコーヒーを入れるようになっている。
カプセルを含む物質から流体食料品を得るためのシステムおよび方法は、例えばEP−A−512470から公知である。
この煎出プロセスの一般的原理は次の通り要約することができる。
当初より閉じているカプセルがカプセルホルダ手段の間に挿入され、ホルダ手段がカプセルを中心に水密に閉じられる。
機械の注水手段がカプセルに水を注入する。
水がカプセルの内部を移動しながら、カプセル内に含まれる成分と相互作用し、次いで、第2壁に作成された少なくとも1つの開口/穿孔を通して、カプセルから排出させられる。
カプセル内の成分は水の流路の「隘路」を構成し、したがってカプセル内の液体の流れの上流側と下流側との間で圧力降下が生じ、この圧力降下は、液体と成分との間の相互作用中に、例えば成分の膨潤のため、さらに増加する。それに相応して、カプセルの内部での水の流動だけが実際に起こること、および注水器から水が流れることができないことを確実にしなければならない。換言すると、カプセルの外部への水の流れは、ホルダ手段の環状包囲部材とカプセルとの間の封止係合によって、かつ注水器と飲料排水穴との間の流路で停止しなければならない。
そのような封止係合は、少なくともある程度は、カプセルホルダ手段(すなわち環状包囲部材およびカプセルホルダ)と中間の本体のフランジ状縁との間の狭持係合によって達成することができる。
封止係合が適切に機能せず、水がカプセルの外に流れている場合、引裂面の引裂きを生じさせるための充分な圧力がカプセル内部で形成されず、または代替的に、圧力が引裂面の完全な引裂きを生じさせず、したがって物質の煎出が不充分になる。そのような場合、水は、充分な圧力条件下でカプセル内に含まれる成分と相互作用することなく、または充分に相互作用することなく、飲料生成装置から排水される。
環状部材の内壁をゴム弾性材で内張りすることによって、この封止係合をさらに改善することによる改善を思いつくことができる。換言すると、上記方法では、飲料生成装置に固定されまたは取り付けられた構造によって、封止係合が確保される。これは、かなりの数のカプセルの使用後に、固定された封止手段の摩滅が発生し得るので、もはや適切に効率的でなくなった封止を水が通過することによって、生成される飲料の品質が次第に劣化するという不利点を有する。さらに、封止手段はそれに固着する有機残渣により汚染されることがあり、それはあまり衛生的ではなく、かつ煎出中の封止および圧力状態にも悪影響を及ぼし得る。
カプセルの外部における「漏洩」は、カプセル内部の圧力の上昇を低減させる。他方、充分な煎出圧力がエスプレッソ方式のコーヒーの品質にとって主要な要素であることは周知である。
「Capsule with sealing means」と称する欧州同時係属特許出願第04025320.5号は、そのような飲料製造システムの液体入口と飲料排出側との間に配置された封止係合の改善を目的としている。該発明は、封止係合の弾性部分を飲料生成装置からカプセルに移転させることを目的としている。利点は、弾性封止部材が1回しか(すなわち関連カプセルと共に)使用されないので、封止の適切な機能を確保することができ、かつ封止部材における衛生上の問題が発生し得ないことである。
本発明は、抽出中の水密性が確保されるようにカプセルと封止部材との間の封止状態を改善するために、欧州同時係属特許出願第04025320.5号の別の改善を目的としている。実際、特に封止部材とカプセルの残部との間に優れた結合を形成することによって、2つの間の潜在的な液体の漏洩を回避することが重要である。
さらに、大工業規模で実現することができ、信頼性が高く欠陥品が最小限であり、かつ費用効率も高いプロセスを用いて、封止部材をカプセルに一体化することも重要である。
該目的は、独立請求項の特徴によって達成される。従属請求項は本発明の中心的概念をさらに展開する。
このために、本発明の方法は、カプセル内の成分と相互作用しかつカプセルから飲料を排出させるために、圧力下で液体をカプセル内に流入させる飲料生成装置に挿置するように設計された、飲料成分を入れたカプセルを製造するための方法である。カプセル部材は、封止部材を取り付けられたフランジ状縁の分だけ延びる本体を備える。
該方法は、
カプセル本体および上記フランジ状縁の少なくとも一部分を予備成形するステップと、
予め作られた封止部材をフランジ状縁に配置するステップと、
封止部材の一部分にフランジ状縁の一部分を圧着して、結果的に封止部材がフランジ状縁に取り付けられるようにするステップと、
を備える。
換言すると、該方法は、カプセルの本体のフランジ状縁の圧着を使用して、カプセルに対する、特にカプセルのフランジ状縁に対する封止部材の緊密な当着を形成する、封止部材の当着プロセスを目的とする。
さらに詳しくは、圧着作業は、上記封止部材の一部分を狭持するように構成された、カール端をフランジ状縁に形成することを備える。取付け部の結果的に生じるカールした形状および封止部材の一部分の狭持のため、封止部材とカプセルの本体との間の漏液を防止することができ、煎出の状態をよりよく保証し、かつ各カプセル間で維持することができる(すなわち、抽出状態の再現性の向上)。
封止部材は、略リング状の形状を有することができる。封止部材は、例えば封止部材を押圧してそれをフランジ状縁と接触させる案内マンドレルを用いて、カプセルの本体の周り、およびフランジ状縁に配置させることができる。
特に、封止部材は、封止部および封止部から外向きに延びる接続部を備えることができ、ここで接続部は、フランジ状縁のカール端の一部分を圧着することによって狭持される。封止部は、抽出中に装置のカプセルエンクロージャの下流に流体密封止構成が形成されるように、生成装置の押圧面によって、かつ/または生成装置の表面に対する加圧流体によって、変形または圧搾するように意図された部分である。
本発明の方法の一形態では、カプセルの本体の予備成形中に、開放カール端、または代替的に略閉鎖カール端はすでに予備成形されている。略閉鎖カール端は、カプセルの本体の取扱い、予備成形ステーションから封着ステーションへの移送、および保管を容易にするという利点をもたらす。本体の縁の開放カール端は、封止部材を緊密に狭持するだけでなく、封止部材の一部分を巻き上げることによって封止部材との接続を強化するという利点をももたらすことができる。
したがって、圧着作業で、カール端を最終的にさらにカールさせるか、または少なくとも、封止部材を緊密に狭持させるように充分に押圧することができる。
可能な形態では、封止部材は、フランジ状縁の折曲げ端またはカール端の外面によって狭持される。その結果、封止部材を切断または損傷することなく、大きい表面に沿って優れた結合が形成される。
さらに、カール端の形成中に、上記予めカールされた端の一部分が、環状開口を少なくとも部分的に閉鎖しかつ封止部材の接続部を狭持するように、押圧される。
可能な態様では、封止部材の接続部の部分は、封止部材の封止部の大部分より相対的に薄く作られる。薄い部分は、封止部材が適切に固着された比較的小さい圧着カール端を形成することを可能にする。封止部材の比較的厚い部分は、生成装置を閉じることによって、かつ/または封止部材に働く流体圧力の作用によってクリアランス、間隙、またはでこぼこを補償しまたは適正に埋めることのできる、封止材の充分な厚さを確保する。特に、充分な量の封止材を加圧流体によって加えられる圧力下で変形し、または装置の包囲部材の表面およびカプセルの表面の両方に対して圧搾または他のやり方で変形して、液密シール構成を形成する必要があるかもしれない。
可能な形態では、封止部材は、封止部および接続部が相互に相対的に整列した状態に予め作られ、圧着中に、カール端は、カール端の外面に沿って接続部に圧着されるように、さらにカールされるかまたは少なくとも平坦化される。
別の形態では、封止部材は、接続部が封止部に対して下方に傾斜する状態に予め作られ、圧着中に、カール端は、接続部をくせ取りし、最終的にそれを巻き上げて狭持するように、さらにカールされる。
さらに、封止部材は、カプセルの本体の側面に沿ってフランジ状縁の先に延びる環状延長部を備えることができる。本体は、例えば円錐台または筒状の形状を有することができる。延長部は、封止部材とカプセル本体の表面との間のより高い表面接触、およびより高い量の封止材を確実にし、それにより流体密構成を改善するだけでなく、カプセルに対する封止部材のより緊密な嵌合をも確実にする。
本発明の方法はまた、金属または金属プラスチックシートの深絞りによりカプセル本体を予備成形することも構想される。カプセル本体は、1ステップ中または連続ステップ中に、食品成分の充填を可能にする最終的な主開放キャビティを形成するように深絞りすることができる。この深絞りステップ中に、予備カール部を形成することができる。予備カール部は、後続ステップで本体のキャビティの深絞り後に形成することもできる。
別の後続ステップで、焙煎し挽いたコーヒーのような食品成分が、本体に充填される。
カプセル本体はアルミニウムを含むことができる。それは、アルミニウムの単層体、またはポリプロピレンおよびアルミニウム、ポリエチレン−アルミニウム、またはポリ乳酸−アルミニウムのようなプラスチックおよびアルミニウムの多層体とすることができる。
言うまでもなく、封止部材は、封止部材との接触をさらにいっそう改善し、かつ漏洩のリスクを防止するためだけでなく、外観を改善し、かつ欠陥カプセルのリスクを低減するためにも、追加接続手段によってカプセルの本体に取り付けることができる。例えば追加接続手段は、封止部材をフランジ状縁に接着または溶接する追加ステップを含む。封止部材は、接着剤を用いて、または(熱もしくは超音波)溶接によってカプセルに取り付けることができる。
食品成分充填ステップの後の別の後続ステップで、カプセルを閉鎖し、かつ食品成分の新鮮さをより長く維持するために、フランジ状縁の外面の一部分に沿って膜の溶接が行なわれる。
封止部材は、弾性材料から作ることができる。封止部材はゴムエラストマー、プラスチックエラストマー、プラスチック、またはシリコーン材から作られることが好ましい。
本発明はまた、飲料成分を入れるためのカプセルであって、カプセル内の成分と相互作用し、かつカプセルから飲料を排出するために、圧力下で液体がカプセルに流入する飲料生成装置に挿置するように設計されたカプセルにも関する。このために、カプセルはその外面に封止部材を備える。封止部材は、飲料生成装置の少なくとも整合押圧面と封止係合するように幾何学的に構成される。カプセル部材は、封止部材を取り付けられたフランジ状縁の分だけ延びる本体を備える。本発明の一態様では、封止部材は、カプセルのフランジ状縁のカール端によって狭持される。上述した通り、または以下で説明する実施形態のさらなる詳細から明らかになるように、本発明の方法に関連してカプセルの他の態様が存在し得る。
以下では、カプセルの特定の設計、すなわちカプセルが椀状基体および閉鎖箔部材を備える設計を参照して、本発明を説明することに注目されたい。しかし、2つの略一致対向壁(例えば箔)が例えばリング状縁部で封止された、例えばレンズ状の形状を有するカプセルのような、他の設計のカプセルが実行可能であることを理解されたい。一般的に、本発明に係るカプセルは、それぞれの周縁部で相互に接続されて封止フランジ状縁領域を形成し、こうして密閉された内部を包囲する、少なくとも2つの対向壁部材(面)を備える。
実施形態は、カプセル1の椀状基体4を閉鎖する箔部材5を引き裂きかつ穿孔するように設計されたレリーフ要素12を有する、カプセルホルダ13を示す。箔部材5のこの引裂きは、カプセル内部の圧力が閾値を超えるやいなや発生することができる。レリーフ要素は、箔部材の制御された引裂きを発生させることのできる任意の突起形状を有することができることに注目されたい。単なる実施例として、角錐、針、瘤、筒、矩形突条が挙げられる。レリーフ要素は単一の針または穿孔体とすることもできる。
図1は、そのようなカプセルがカプセルホルダ13上に配置され、箔部材5がカプセルホルダ13のレリーフ要素12上に載置され、カプセル1の椀状基体4が飲料生成装置の包囲部材9の周壁25によってすでに部分的に取り囲まれた状態を示す。図示する包囲部材は、ベルの形状を有することができる。
他の形状が実行可能であり、包囲部材の内部輪郭(凹所)の設計は一般的に、カプセル1の輪郭と略一致するようになっている。
カプセルホルダ13(包囲部材をも表わす)および包囲部材9はしたがって、開放位置からカプセル包囲位置内に移送されたときに、カプセルエンクロージャ空間22を選択的に包囲することができる。
箔部材5は図示するように、カプセル内部の規定の超過圧力のため、必ずしも厳密に平坦である必要はないことに留意されたい。超過圧力は、充填カプセルを製造するときに例えば保護ガスを導入することによって、かつ封止後に食品成分からの脱ガス、例えばコーヒーからの二酸化炭素の脱ガスによって発生する。包囲(ベル)部材9はさらに、環状押圧面18と、ベル部材9に脱着可能に取り付けられた(例えば螺着された)注水システム14に例えば熱湯のような液体を圧力下で供給するための水入口開口20とを備える。
注水システムは、例えば手動操作または自動閉鎖機構によってカプセルホルダ13およびベル部材9が合体するように移動したときに、カプセル1の頂壁17に1つ以上の開口を形成するように設計された、1つ以上の穿孔要素(ブレード、ピン等)24を備えることができる。ひとたび穿孔要素24がカプセル1の内部に突出すると、水をカプセル1の内部に供給することができるように、チャネル19が注水システムを横切り、包囲部材9のエンクロージャ22に連通する。
カプセル1は上記頂壁17、側壁7、およびフランジ状縁6を備え、カプセル1の椀状基体4を密封するように、箔部材5が上記フランジ状縁6に封着されている。繰り返すが、カプセルを密封することができ、かつカプセルが示された成分を含む限り、カプセルの他の設計が可能である。
本発明では、カプセル1の外面は、その後「封止部材」と呼ばれる(封止材から作られた)専用の水密性封止部材8を呈する。封止部材8は圧縮性を、より好ましくは弾力性さえも持つことができる。
封止部材の材料は、ゴムエラストマー、ゴムプラスチック、プラスチック、またはシリコーンとすることができる。
封止部材8に弾性材料を使用する場合、ゴム弾性材料を使用することが好ましい。用語「ゴム弾性」とは、エラストマー、シリコーン、プラスチック、ラテックス、バラタ、またはその他を含むが、それらに限らず、圧搾されたときにゴム弾性を有する任意の適切な材料を意味する。封止部材の好適な材料は、Exxon Mobil Chemical社によって市販されているサントプレン(商標)のような熱可塑性エラストマー(TPE)、シリコーン、またはEPDM(エチレンプロプレンジエンモノマ)である。
図2でより明らかであるように、本発明のカプセルは、封止部材用の支持部60と、圧着され、封止部材の一部を狭持するためのカール端部61とを持つ、フランジ状縁6を備える。支持部60は、本体4と特定の角度で(すなわち、本体が台形を有する場合は90度より少し大きい角度で)併合する。フランジ状縁のみならず本体の基部表面40も、環状封止部材8を受容する。封止部材をフランジ状縁に確実に固着するために、封止部材は、縁のカール部61を圧着することによって挿入されかつ圧着される接続部80の分だけ、カール部61の方向に延びる。さらに詳しくは、図示した実施例では、カール部61は、環状線または環状面に沿って接続部を圧搾して狭持する圧着端62によって終端する。カール部61の外側で、封止部材は封止部81の分だけフランジ状縁の支持部60に沿って延び、封止部81は、本体4の基部表面40に当着される鍔部82の分だけ上方に延びることができる。封止部81および鍔部82は異なる勾配の表面を形成することができ、または単一の連続した凹形または平坦な傾斜面で併合することができる。封止部材8のくさび状輪郭の形状は、でこぼこ、空隙、またはカプセルと包囲部材またはベル部材との間の他の隙間を補償するために充分な質量の材料を提供するように選択される。水密封止はまた動的に、すなわち封止部材を押圧する圧力下の水の作用によって得ることもできるので、封止部材の形状、寸法、または総質量は、抽出中に圧力が上昇するときに、残った開口を変形させ、したがって弾性的に「流動」させ、適正に埋めるのに充分でなければならない。
封止部材8と縁および/または本体の基部表面との間の接触面に、接着または溶接を適用することができる。接着または溶接ゾーンは、本体と封止部材との間の接触面を部分的または全体的にカバーすることができる。
例えば、圧着は封止部材をわずかに外側に押し出す効果を有することがあり、その結果、鍔部82と基部表面40との間の接合部に間隙が残るおそれがある。この間隙はカプセルの外観のみに影響を及ぼすことがあり得るが、シールと縁の残部との間の界面における流体密性は、圧着ゾーンで効果的に維持されるので、そのような流体密効果には影響を及ぼさない。追加的接着または溶接が、これらの接触面をさらに改善し、かつこの隙間を解消するか少なくとも埋めるのに役立つ。
図3は、包囲部材9およびカプセルホルダ13が閉鎖圧力係合状態になり、かつカプセルの内部に水が流入し、そこの圧力が上昇するために、カプセルホルダ13の角錐状レリーフ部材12が、カプセル1の箔部材5に開口を形成する状態を示す。カプセルを挿入すると、注水器14のブレード要素24はカプセル1の頂壁17に穿孔16を形成している。流体の充分な圧力がカプセル内部で形成されると、カプセルに入っている成分から生成される飲料を、レリーフ要素12による箔部材5の引裂きによって形成される小さい隙間または穿孔に排出することができる。
本発明の方法のステップを次に、図4〜12に関連して説明する。第1ステップ(図示せず)で、カプセルの本体4が製造される。本体は、後続の製造ステップで封止部材を挿入し接続するために開いたままで、まだ圧着されていない、フランジ状縁6の予備成形により製造される。本体4は、金属シート、または金属、例えばアルミニウムと、プラスチック、例えばポリプロピレン、ポリエチレンまたはポリ乳酸と、最終的に結合剤および/またはラッカー塗料とを含む多層の組立体の深絞りによって予備成形することができる。本体の形状の複雑さおよびキャビティの深さに応じて、シートは複数のステップで深絞りすることができる。また、本体の主キャビティおよびフランジ状縁は、同一操作で、または代替的に別々の操作で深絞りすることができる。
予備成形された本体は、フランジ状縁をその上に固定的に支持することのできる環状支持面31を備える、金型30内に配置することができる。図5は、金型30の支持面31上に保持されたフランジ状縁の予備成形品を詳細に示す。例えば、予備成形されたフランジ状縁は、予備カール端63、すなわち閉じた略トロイダル形状まで完全にカールされていない部分を備えることができる。予備カール部は上向きに開いており、カールされた形状に成形されるように意図された、直立の成形可能なフランジ部64によって終端される。フランジ部64は、まっすぐにまたはわずかに湾曲した状態に、予備成形することができる。
図5はまた、金型の内面33に沿って下方に摺動する案内マンドレル32によって、カプセルの本体の周りに挿入される封止部材をも示す。封止部材は、案内マンドレル32によって上から下に、図6に示すようにフランジ状縁の支持面60と当接するまで、押し込むことができる。案内マンドレルは、封止部材がねじれるのを防止するために封止部材を補完する充分に大きい表面を持つように、かつ封止部材がフランジ状縁に対して平らになるのを確実にするように形作られる。
封止部材および本体の接触面には、封止部材の挿入前に、部分的または全体的に接着剤を塗布しておくことができる。特に接着剤は、封止部材の他端を狭持した後で伸縮することがあり得る部材の重要な部分である、シールの直立部82と本体40の基部表面との間の界面に追加することができる。
図7は、封止部材を縁上の適位置に挿入した後の封止部材および予備カールされたフランジ状縁の構成を詳細に示す。はっきりと分かるように、封止部材は、縁の支持部60上に載置する部分と比較して低減された厚さ「t」を持つ接続部80の分だけ、半径方向に延びる。封止部材のこの接続部80は、フランジ状縁による狭持部であると考えられる。接続部80は、圧着後に圧搾されない(またはごくわずかに圧搾される)終端拡大部83の分だけ圧着側を延長することができる。
封止部材が縁上の適位置に適切に挿入された後、次のステップでは、金型に沿って下方に摺動して成形可能なフランジ部64を狭持する、圧着マンドレル34が作動する。圧着マンドレル34は一般的に、図9に示すように、フランジ状縁に向かって下降中にフランジ部64と係合する略半トロイダル金型面35を有する。縁のこの端部に対して圧着マンドレルによって加えられる一定した下向きの力のため、部分64はその端部62および/または終端外面65が巻き上げられ、封止部材の接続部80を狭持する。接続部80もまたわずかに巻き上げるか、または単純にわずかに折り曲げ(その長さに応じて)て、圧搾し、その厚さを図10に示すように最終カール設計およびその部分の厚さによって異なる圧搾の程度に低減することができる。縁のカール端による封止部材の圧着領域80、すなわち圧搾領域は、高圧(例えば10〜20バール)下の抽出液が通過できない封止ゾーンを表わす。したがって、結果的に生じる液密構成が、フランジ状縁と封止部材との間のこの領域に成功裏に達成される(図11)。
図12に示す通り、該方法は、カプセルの本体を深絞りする1つ以上のステップ100と、カプセルの椀状本体の周りに封止部材を挿入するステップ110と、今詳述した通り、カプセルの本体に封止部材を狭持して取り付けるためにフランジ状縁を圧着するステップ120とを包含する。次のステップ130で、本体に食品成分が充填され、最後に、例えば熱または超音波溶接によって、膜5がフランジ状縁の支持部60の外面に溶接される。製造プロセス中のいずれかの適切なときに、本体の深絞りの前または後に本体および/または膜5の内側にフィルタを配置または固定するような、追加ステップを予想することができる。
本発明の方法に係る圧着構成は、種々の可能な実施形態を含むことができる。
図13および14は、静止状態で(すなわち挿入後、圧着前に)、接続部80が封止部材の封止部81と整列せず下方に傾斜する、封止部材8が予め作られる(すなわち成形される)、可能な態様を示す。フランジ状縁は同様に、その予備形成時に、下方に折り曲げられた予備カール部69が上向きの開口70を持つように構成される。部分69は、縁の支持部60に対して約90度(+/−15度)の折曲げ角度を作ることができる。封止部材の接続部80は、実質的に予備カール部69に沿って開口70の方向に延びるように構成される。この場合、圧着は、カール部をくせ取りして封止部材の接続部80の周りに閉鎖しながら、それを充分に緊密に狭持して流体密封止構成を形成するように、下から上の方向に働く圧着マンドレル(図示せず)によって実行される。圧着マンドレルがフランジ状縁の成端部に働く間に、適切な圧着作用を可能にするために、対向する力(例えば、金型の静的支持面)を封止部材の頂面に加えることができる。最終圧着構成では、カプセルの本体は図1〜3の実施形態に示す通りであり、封止部材の最外側端部が縁のカール端内にわずかに巻き上げられる。
図15〜17は、封止部材8が短縮減厚接続部80を有する、別の可能な変形例を示す。カプセルの本体は、カール端部66が環状開口67を残しながら、または残さずに、内側に部分80の端の方向に向けられ、例えばその端部に当接する状態で、予備成形される。最終圧着作業前のカール端部66の形状は、細長くかつ閉じたトーラスまたは実質的に閉じたトーラスとすることができる。そのような形状は、ひとたび封止部材に圧着されると、より大きい圧着面をもたらす。図16は、封止部材の挿入後であるが、最終圧着作業前の構成を示す。図17の圧着は、フランジ66のカール部を押圧してくせ取りすることによって実行され、結果的に、封止部材8の減厚終端部80を狭持する外面68を持つフランジ67のくせ取りされた狭持部が形成される。予備成形された本体の閉鎖端部、すなわち細長いトロイダル形状のため、1つの利点は、深絞りステーションから圧着ステーションへの本体の移送が容易になることである。特に、本体の移送はガイドレールを介して空気圧により実行することができ、したがって、カプセルの平滑な丸みを帯びた縁は、空気圧移送装置内でカプセルが閉塞し、または詰まる傾向を低下させる。別の利点は、移送、保管のために、または工場における緩衝在庫を行うために、本体を積み重ねる能力にも関連付けられる。
カプセルがカプセルホルダ上に配置されているが、まだ飲料生成装置におけるカプセルの閉位置に達していない状態の本発明のカプセルシステムの第1実施形態を示す。 図1の拡大図を示す。 カプセルがカプセル包囲部すなわちベル部材とカプセルホルダとの間のカプセルの閉位置に達した状態の第1実施形態を示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するための1ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するための別ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別のステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別の1ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別の1ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別の1ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別の1ステップを示す。 本発明の方法に従ってカプセルの本体に封止部材を当着するためのさらに別の1ステップを示す。 本発明の一態様のステップを示すチャートである。 本発明の予備成形されたカプセル本体の側面図を示す。 配置された封止部材の構成の最終圧着前の詳細を示す、図13の拡大図である。 本発明の別の変形例に従って封止部材を挿入する前の、予備成形されたカプセル本体の側面図を示す。 配置された封止部材の構成の最終圧着前の詳細を示す、図15の拡大図である。 最終圧着後の図15の拡大図である。

Claims (22)

  1. カプセル内の成分と相互作用し、かつ飲料を前記カプセルから排出するために、圧力下で液体が前記カプセルに流入する飲料生成装置に挿置するように設計された、飲料成分を入れるカプセル(1)を製造するための方法であって、前記カプセルが、封止部材(8)を取り付けられたフランジ状縁(6)の分だけ延びる本体(4)を備える、方法において、
    前記カプセル本体(4)および前記フランジ状縁(6)の少なくとも一部分を予備成形するステップと、
    予め作られたリング状の封止部材(8)を前記フランジ状縁(6)に配置するステップと、
    前記封止部材(8)の一部分に前記フランジ状縁(6)の一部分を圧着して、結果的に前記封止部材が前記フランジ状縁(6)に取り付けられるようにするステップと
    を備えることを特徴とする方法。
  2. 前記圧着が、前記封止部材の一部分(80)を狭持するように構成されたカール端(61)を前記フランジ状縁に形成するステップを備えることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  3. 前記封止部材(8)が、封止部(81)と、前記封止部から外向きに延びる接続部(80)とを備え、
    前記接続部(80)が前記フランジ状縁の前記カール端(61)によって狭持されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  4. 前記カプセル本体を予備成形する間に、開放カール端(61、69)または略閉鎖カール端(66)がすでに予備成形されていることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  5. 圧着中に、前記カール端(61、69、66)が、前記接続部(80)を少なくとも部分的に包囲して緊密に狭持するように、さらにカールされるかまたは少なくとも押圧されることを特徴とする、請求項に記載の方法。
  6. 前記接続部(80)の部分が前記封止部材(8)の前記封止部(81)の最大部分より相対的に薄く作られることを特徴とする、請求項またはに記載の方法。
  7. 前記封止部材が、封止部(81)および接続部(80)が相互に相対的に整列した状態に予め作られ、圧着中に、前記カール端(66)が、前記カール端の外面(68)に沿って前記接続部(80)に圧着されるように、さらにカールされるかまたは少なくとも平坦化されることを特徴とする、請求項3〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記封止部材(8)が、接続部(80)が前記封止部(81)に対して下方に傾斜する状態に予め作られ、圧着中に、カール端(69)が、前記接続部(80)をくせ取りし、最終的に接続部を巻き上げて狭持するように、さらにカールされることを特徴とする、請求項3〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記封止部材(8)が、前記カプセル本体の基部表面(40)に沿って前記縁(6)の先に延びる環状鍔部(82)をさらに備えることを特徴とする、請求項3〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記封止部材(8)が、前記フランジ状縁の折曲げ端(66)の外面(68)によって狭持されることを特徴とする、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記カプセル本体(4)が金属シートまたは金属プラスチック積層体の深絞りによって予備成形されることを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記カプセル本体(4)がアルミニウムを含むことを特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記封止部材(8)を前記フランジ状縁(6)に接着または溶接する追加ステップをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記本体(4)に食品成分を充填する後続ステップをさらに備えることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記フランジ状縁(6)の外面の一部分に沿って膜(5)を溶接して前記カプセルを閉鎖する後続ステップを備えることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
  16. 前記封止部材(8)が弾性材料から作られることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記封止部材(8)がゴム、プラスチック、またはシリコーン材から作られることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 飲料成分を入れるためのカプセル(1)であって、当該カプセル内の成分と相互作用し、かつ当該カプセルから飲料を排出させるために、圧力下で液体が当該カプセルに流入する飲料生成装置に挿置するように設計されたカプセル(1)であり、さらに、飲料調製中に前記飲料生成装置の少なくとも整合押圧面(18)と封止係合するように幾何学的に構成された封止部材(8)を当該カプセルの外面に備え、前記封止部材(8)を取り付けられたフランジ状縁(6)の分だけ延びる本体(4)を備える、カプセル(1)において、
    前記封止部材(8)が、リングの形状を有し、当該カプセルの前記フランジ状縁(6)によって狭持されることを特徴とするカプセル。
  19. 前記封止部材(8)が、前記フランジ状縁のカール端(61)によって狭持される接続部(80)を備えることを特徴とする、請求項18に記載のカプセル。
  20. 封止部材(8)が弾性材料から作られることを特徴とする、請求項18または19に記載のカプセル。
  21. 前記封止部材(8)がゴム弾性材料から作られることを特徴とする、請求項1819、または20に記載のカプセル。
  22. 前記カプセルが、前記縁の外面に封着された膜(5)によって密閉されるアルミニウムまたはプラスチックアルミニウムの深絞り本体(4)を有することを特徴とする、請求項18〜21のいずれか一項に記載のカプセル。
JP2009507044A 2006-04-24 2007-04-23 封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP5017361B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP06112976A EP1849715B1 (en) 2006-04-24 2006-04-24 Capsule for preparation of a beverage with a sealing member attached thereto and method of producing the same
EP06112976.3 2006-04-24
PCT/EP2007/053918 WO2007122206A1 (en) 2006-04-24 2007-04-23 Capsule for preparation of a beverage with a sealing member attached thereto and method of producing the same

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009534143A JP2009534143A (ja) 2009-09-24
JP5017361B2 true JP5017361B2 (ja) 2012-09-05

Family

ID=36353347

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009507044A Expired - Fee Related JP5017361B2 (ja) 2006-04-24 2007-04-23 封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法

Country Status (17)

Country Link
US (1) US8161866B2 (ja)
EP (1) EP1849715B1 (ja)
JP (1) JP5017361B2 (ja)
CN (1) CN101432207B (ja)
AR (1) AR063194A1 (ja)
AT (1) ATE435170T1 (ja)
AU (1) AU2007242800B2 (ja)
BR (1) BRPI0710903B1 (ja)
CA (1) CA2649443C (ja)
CL (1) CL2007001159A1 (ja)
DE (1) DE602006007548D1 (ja)
ES (1) ES2326909T3 (ja)
HK (1) HK1130747A1 (ja)
NO (1) NO20084690L (ja)
PT (1) PT1849715E (ja)
RU (1) RU2424169C2 (ja)
WO (1) WO2007122206A1 (ja)

Families Citing this family (76)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10722066B2 (en) * 2010-12-04 2020-07-28 Adrian Rivera Windowed single serving brewing material holder
US11832755B2 (en) * 2007-07-13 2023-12-05 Adrian Rivera Brewing material container for a beverage brewer
DE102007060150B4 (de) 2007-12-13 2010-01-21 Inde Plastik Betriebsgesellschaft Mbh Geschlossene Portionspackung mit Dichtring und Verpackung zur Herstellung derselben
ES2442227T3 (es) * 2008-01-15 2014-02-10 Nestec S.A. Adaptador de estanqueidad para un sistema de extracción de bebidas adecuado para preparar una bebida a partir de cartuchos
JP6058887B2 (ja) * 2008-04-14 2017-01-11 エシカル コーヒー カンパニー ソシエテ アノニム 飲料を調理するための包容器
EP2165937A1 (en) * 2008-09-23 2010-03-24 Nestec S.A. Bicoloured aluminium container and process for producing said container
US20110297005A1 (en) * 2009-01-23 2011-12-08 Alain Mariller Capsule for preparing a drink
CN102482030B (zh) 2009-06-17 2014-11-26 皇家戴维艾格伯茨有限公司 用于制备饮料的***、方法和包囊
DK2778098T3 (en) * 2009-06-17 2019-01-28 Douwe Egberts Bv SYSTEM AND PROCEDURE FOR PREPARING A PRESCRIBED QUANTITY OF BEVERAGE
PT2361206T (pt) * 2009-06-17 2019-10-25 Douwe Egberts Bv Cápsula para conter ingredientes de bebida.
EP2456689B1 (fr) 2009-07-24 2013-04-17 Ethical Coffee Company SA Dispositif pour la préparation d'une boisson extraite à partir d'une capsule
PL2284101T3 (pl) * 2009-08-05 2012-02-29 Nestec Sa Kapsuła z ukształtowanym reliefowo członem uszczelniającym
ATE512099T1 (de) * 2009-08-05 2011-06-15 Nestec Sa Kapsel mit zugeordneten dichtungsmitteln
WO2011092301A1 (en) * 2010-01-29 2011-08-04 Nestec S.A. Capsule and system for preparing a beverage by centrifugation in a beverage production device
PL2374383T3 (pl) * 2010-04-07 2013-04-30 Nestec Sa System ekstrakcyjny do produkcji napoju wykorzystujący kapsułkę
EP2394932B1 (fr) * 2010-06-11 2013-06-05 Alain Frydman Capsule à zone d'amorce de rupture
AU2011265826A1 (en) * 2010-06-18 2013-01-31 Biserkon Holdings Ltd. Capsule, device and method for preparing a beverage by extraction
PL3023362T3 (pl) * 2010-07-22 2018-06-29 K Fee System Gmbh Kapsułka porcjowa ze znacznikiem
US9694969B2 (en) 2011-01-28 2017-07-04 Nestec S.A. Beverage production system and capsule with force ring
IT1403855B1 (it) * 2011-02-17 2013-11-08 E T I S R L Capsula per il contenimento di un preparato per bevanda calda
EP2681133B1 (en) * 2011-03-03 2016-02-24 Biserkon Holdings Ltd. Capsule
PT2683626T (pt) * 2011-03-07 2018-04-04 Ethical Coffee Company Sa Cápsula para a preparação de uma bebida e porta-cápsula adaptado
ITBO20110523A1 (it) * 2011-09-14 2013-03-15 Macchiavelli Srl Capsula per la preparazione di una bevanda
KR102099484B1 (ko) * 2011-09-28 2020-04-10 투토에스프레소 에스.알.엘. 밀봉 부재를 갖는 음료 캡슐
HUE056388T2 (hu) 2011-11-15 2022-02-28 Nestle Sa Hordozó és kapszula ital centrifugálással történõ készítésére, összeállítás és eljárás ital centrifugálással történõ készítésére
US8986763B2 (en) * 2012-02-27 2015-03-24 Rialto Coffee Company Ltd. Optimal extraction rate coffee capsule with effective seal for diverse group heads
ITBO20120103A1 (it) * 2012-03-05 2013-09-06 Macchiavelli Srl Capsula per prodotti da infusione
WO2014056641A1 (en) * 2012-10-09 2014-04-17 Nestec S.A. Beverage machine
ITMO20130046A1 (it) * 2013-02-22 2014-08-23 Sarong Spa Metodo per realizzare una capsula da bevande e capsula
US9783361B2 (en) 2013-03-14 2017-10-10 Starbucks Corporation Stretchable beverage cartridges and methods
CA2909206A1 (en) * 2013-04-10 2014-10-16 Tuttoespresso S.R.L. Capsule and system for preparing beverages
GB201308927D0 (en) * 2013-05-17 2013-07-03 Kraft Foods R & D Inc A beverage preparation system, a capsule and a method for forming a beverage
EP2996521B1 (en) 2013-05-17 2018-05-02 Koninklijke Douwe Egberts B.V. A beverage preparation system, a capsule and a method for forming a beverage
WO2015102493A1 (en) 2014-01-03 2015-07-09 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Exchangeable supply pack for a beverage dispensing machine, doser, pump assembly and method of manufacturing.
US10442610B2 (en) 2014-03-11 2019-10-15 Starbucks Corporation Pod-based restrictors and methods
ES2750773T3 (es) 2014-03-24 2020-03-27 Nestle Sa Cápsula de café y sistema para producir un extracto de café a partir de dicha cápsula
GB201420262D0 (en) 2014-11-14 2014-12-31 Kraft Foods R & D Inc A method of forming a cup-shaped body for a beverage capsule
US9877495B2 (en) 2015-01-09 2018-01-30 Starbucks Corporation Method of making a sweetened soluble beverage product
RU2699455C2 (ru) * 2015-04-27 2019-09-05 Ново Капсьюл Аг Капсула для использования в аппарате для приготовления напитков
EP3564160A1 (en) * 2015-05-15 2019-11-06 Koninklijke Douwe Egberts B.V. A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
KR102602908B1 (ko) * 2015-05-15 2023-11-16 코닌클리케 도우베 에그베르츠 비.브이. 캡슐, 이러한 캡슐로부터 마실 수 있는 음료를 제조하기 위한 시스템 및 음료 제조 장치 내의 이러한 캡슐의 이용
WO2016186493A1 (en) * 2015-05-15 2016-11-24 Koninklijke Douwe Egberts B.V. A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
ES2690990T3 (es) 2015-05-15 2018-11-23 Koninklijke Douwe Egberts B.V. Una cápsula, un sistema para preparar una bebida potable a partir de dicha cápsula y uso de dicha cápsula en un dispositivo de preparación de bebidas
CN111776397B (zh) * 2015-05-15 2022-10-21 皇家戴维艾格伯茨有限公司 含有用于制备饮用饮料的物质的胶囊
WO2016186491A1 (en) 2015-05-15 2016-11-24 Koninklijke Douwe Egberts B.V A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
PT3134335T (pt) * 2015-05-15 2018-11-06 Douwe Egberts Bv Cápsula, sistema para preparar uma bebida potável a partir de tal cápsula e utilização de tal cápsula num dispositivo de preparação de bebida
CA2985975A1 (en) 2015-05-15 2016-11-24 Koninklijke Douwe Egberts B.V. A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
RU2020134017A (ru) * 2015-05-15 2020-11-20 Конинклейке Дауве Егбертс Б.В. Капсула, система для приготовления пригодного для питья напитка из подобной капсулы и применение подобной капсулы в устройстве для приготовления напитков
PT3368447T (pt) 2015-10-27 2020-05-07 Douwe Egberts Bv Cápsula, sistema e método para preparação de uma bebida
ITUB20155389A1 (it) * 2015-11-09 2017-05-09 Sarong Spa Capsula per bevande
NL2016779B1 (en) * 2016-05-13 2017-11-16 Douwe Egberts Bv A capsule and a system for preparing a potable beverage from such a capsule
NL2016780B1 (en) 2016-05-13 2017-11-16 Douwe Egberts Bv A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
NL2017283B1 (en) * 2016-08-03 2018-02-14 Douwe Egberts Bv System and apparatus for preparing a beverage
NL2017278B1 (en) 2016-08-03 2018-02-14 Douwe Egberts Bv System, apparatus, method, capsule and kit of capsules for preparing a beverage
NL2017277B1 (en) 2016-08-03 2018-02-14 Douwe Egberts Bv Apparatus and method for preparing a beverage and system comprising the apparatus and an exchangeable capsule
WO2018067009A1 (en) * 2016-10-07 2018-04-12 Koninklijke Douwe Egberts B.V. (Utrecht) A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
NL2019254B9 (en) * 2016-10-07 2018-09-10 Douwe Egberts Bv A capsule, a system for preparing a potable beverage from such a capsule and use of such a capsule in a beverage preparation device
RU2754461C1 (ru) 2016-11-09 2021-09-02 Пепсико, Инк. Устройства, способы и системы для приготовления газированных напитков
EP3348495A1 (de) * 2017-01-17 2018-07-18 Delica AG Kapselkörper für eine kapsel
EP3575241B1 (en) 2017-01-25 2023-07-19 Galvão & Noronha, Lda. Capsule with sealing element and method for preparing edible products using said capsule
CN110382373B (zh) 2017-04-04 2021-07-27 雀巢产品有限公司 具有一体形成密封构件的用于饮料制备的胶囊
IT201700054650A1 (it) * 2017-05-19 2018-11-19 Aroma System S R L Metodo e sistema per ottenere bevande
IT201700057712A1 (it) 2017-05-26 2018-11-26 Sacmi Metodo e apparato per applicare una guarnizione di tenuta a una capsula per produrre bevande.
NL2019253B1 (en) 2017-07-14 2019-01-28 Douwe Egberts Bv Assembly of a capsule and a brew chamber, brew chamber, beverage preparation machine, capsule and use of a capsule.
GB201720894D0 (en) * 2017-11-08 2018-01-31 Gort-Barten Alex Beverage capsule
TW202023919A (zh) 2018-09-14 2020-07-01 瑞士商雀巢製品股份有限公司 用於飲料製備之具有一體地形成的密封部件之膠囊
CN112714744A (zh) 2018-10-10 2021-04-27 雀巢产品有限公司 具有一体形成的密封构件的用于饮料制备的胶囊
US20210347556A1 (en) 2018-10-10 2021-11-11 Societe Des Produits Nestle S.A. Capsule for beverage preparation with integrally formed sealing member
IT201800009536A1 (it) 2018-10-17 2020-04-17 Sacmi Cooperativa Mecc Imola Societa' Cooperativa Metodo e apparato per applicare una guarnizione di tenuta a una capsula per produrre bevande
EP3702298A1 (de) 2019-03-01 2020-09-02 Delica AG Kapsel und system für die zubereitung eines flüssigen lebensmittels
GB2584610B (en) * 2019-05-07 2023-02-15 Alexander Charles Gort Barten Beverage capsule
EP3757395B1 (en) * 2019-06-28 2023-06-07 Grundfos Holding A/S Electrical pump device with canned motor
CH716555A1 (de) 2019-09-04 2021-03-15 Daetwyler Schweiz Ag Verfahren zur Herstellung einer Getränkekapsel mit Dichtring.
NL2024197B1 (en) * 2019-11-08 2021-07-20 Euro Caps Holding B V A capsule having a sealing ring with an inner liquid-permeable compressible layer and outer liquid-impermeable shielding layer.
EP4082940A1 (en) * 2019-12-27 2022-11-02 Galvão E Noronha Lda. Capsule with a sealing element and method for producing said capsule
US11805934B1 (en) * 2020-10-21 2023-11-07 Adrian Rivera Brewing material lid and container for a beverage brewer

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CH605293A5 (ja) * 1976-12-17 1978-09-29 Nestle Sa
TW199884B (ja) 1991-05-08 1993-02-11 Sociere Des Produits Nestle S A
US5897899A (en) * 1991-05-08 1999-04-27 Nestec S.A. Cartridges containing substances for beverage preparation
EP0554469B1 (fr) * 1992-01-28 1994-09-28 Societe Des Produits Nestle S.A. Cartouche fermée pour la confection d'une boisson
ATE263086T1 (de) * 2000-09-26 2004-04-15 Nestle Sa Packung zur getränkezubereitung mit extraktion unter druck
DE10116239A1 (de) * 2001-03-31 2002-10-17 Eugster Frismag Ag Romanshorn Maschinell lesbare Kennung, System zu deren Erfassung sowie Prüfverfahren für die maschinell lesbare Kennung
EP1471012A3 (de) * 2003-04-25 2005-01-12 Ideacorp AG Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen von becherförmigen Behältern aus Materialbahnen
EP1702543B1 (en) * 2004-10-25 2007-11-28 Nestec S.A. Capsule with sealing means
DE602005017929D1 (de) * 2004-10-25 2010-01-07 Nestec Sa Kapsel mit elastisch federndem Dichtungselement

Also Published As

Publication number Publication date
AU2007242800B2 (en) 2013-01-17
US20090223373A1 (en) 2009-09-10
JP2009534143A (ja) 2009-09-24
RU2424169C2 (ru) 2011-07-20
CL2007001159A1 (es) 2008-01-25
PT1849715E (pt) 2009-08-06
WO2007122206A1 (en) 2007-11-01
AR063194A1 (es) 2009-01-14
US8161866B2 (en) 2012-04-24
ATE435170T1 (de) 2009-07-15
ES2326909T3 (es) 2009-10-21
HK1130747A1 (en) 2010-01-08
DE602006007548D1 (de) 2009-08-13
EP1849715B1 (en) 2009-07-01
CN101432207B (zh) 2010-11-24
CN101432207A (zh) 2009-05-13
BRPI0710903A2 (pt) 2012-01-10
EP1849715A1 (en) 2007-10-31
AU2007242800A1 (en) 2007-11-01
CA2649443C (en) 2014-07-15
BRPI0710903B1 (pt) 2018-03-06
NO20084690L (no) 2008-11-06
CA2649443A1 (en) 2007-11-01
RU2008146080A (ru) 2010-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5017361B2 (ja) 封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法
CN107074436B (zh) 用于饮料制备的密封容器
KR102271739B1 (ko) 적합한 밀봉 부재를 갖는 캡슐과 침출 시스템
AU2007233844B2 (en) Capsule with outer sealing material pressurized by a fluid
US7993691B2 (en) Capsule with sealing means and its use in producing a beverage
KR102101048B1 (ko) 개선된 밀봉 부재를 갖는 캡슐
JP4865720B2 (ja) 付勢用シール部材を有するカプセル
AU2014266922C1 (en) A beverage preparation system, a capsule and a method for forming a beverage
JP2009534269A (ja) 水密性のための封止部材が取り付けられた飲料を調製するためのカプセルおよびその製造方法
MX2011013473A (es) Capsulas para contener ingredientes para bebidas.
US11230431B2 (en) Capsule for preparing infusion beverages

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120611

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150615

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5017361

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees