JP5016644B2 - 入金装置、入金支援装置、入金方法、入金支援方法およびプログラム - Google Patents

入金装置、入金支援装置、入金方法、入金支援方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、外為取引用の保証金口座や証券取引用の証券口座等のような資金管理口座に入金を行う入金装置および入金を支援する入金支援装置に関する。
近年のインターネットの発達に伴い、インターネットを通じて振込みを行うことができるインターネットバンキングが普及してきている(特許文献1)。これを受け、外為取引会社や証券会社等は、インターネットバンキングを利用して資金管理口座への入金を受け付けるサービスを開始している。
外為取引を例として、インターネットバンキングと連携した入金処理について説明する。まず、ユーザは、外為取引会社のウェブサイトにアクセスする。取引に必要な資金が不足している場合などには、ユーザは、インターネットバンキングによる入金の要求を選択する。これを受けて、外為取引会社は、ユーザ端末をバンキングサーバに接続する。ユーザは、インターネットバンキングによって外為取引会社の指定口座への振込みを行った後、バンキングサーバでの入金処理を終了し、外為取引会社のウェブサイトに戻る。これにより、外為取引会社に開設されたユーザの資金管理口座に資金が入金されるので、ユーザにとって利便性が高い。
特開2002−259695号公報
上記したような従来のインターネットバンキング連携システムにおいては、バンキングサーバは、終了処理がされて初めて振込みが完了したと判断し、振込みに関する情報(以下、「入帳情報」という)を外為取引会社のサーバに送信する。外為取引会社では、入帳情報を受けて、ユーザの資金管理口座を更新する。
このため、ユーザがインターネットバンキングによって振込みを行った後、正しく終了処理を行って外為取引会社のウェブサイトに戻らないと、外為取引会社の資金管理口座に入金が反映されないという課題があった。
本発明は、上記背景に鑑み、インターネットバンキングによる入金を資金管理口座に速やかに反映できると共に信頼度の高い入金装置を提供する。
本発明の入金装置は、ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を更新する入金装置であって、ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続する接続処理部と、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信する入帳情報受信部と、前記入帳情報に基づいて、前記振込人情報に対応するユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算する残高更新部と、前記入帳情報を記憶する入帳情報記憶部と、サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信する入金明細情報受信部と、前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定する振込識別子比較部と、欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索する入金ユーザ検索部とを備え、前記残高更新部は、前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算する。
本発明によれば、振込みの都度、送信される入帳情報に基づいて、ユーザの資金管理口座の残高を速やかに更新できると共に、入金明細情報に基づいて、欠落した入帳情報がないかどうかを確認し、欠落した情報があった場合には、その振込人を特定して入金を行うことができる。
第1の実施の形態の入金システムの構成を示す図である。 ユーザ情報DBに記憶されたデータの例を示す図である。 資金管理口座DBに記憶されたデータの例を示す図である。 入帳情報DBに記憶されたデータの例を示す図である。 入金明細情報DBに記憶されたデータの例を示す図である。 入金装置のハードウェア構成を示す図である。 入金装置によって入金を行う際の全体の動作を示す図である。 入金装置が入帳情報を受信したときの動作を示す図である。 入金装置が入金明細情報を受信したときの動作を示す図である。 第2の実施の形態の入金システムの構成を示す図である。 第2の実施の形態の入金システムの動作を示す図である。 第3の実施の形態の入金システムの構成を示す図である。 第3の実施の形態の入金システムの動作を示す図である。 入金装置が入帳情報を受信したときの動作を示す図である。
以下、本発明の実施の形態の入金装置および入金支援装置について図面を参照して説明する。以下では、サービス提供者として外為取引会社を例として説明するが、本発明は、外為取引会社に対する入金だけではなく、証券会社に対する入金や、プリペイド型の電子マネーの運用会社に対する入金等にも適用することが可能である。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の入金システム1の構成を示す図である。入金システム1は、ユーザの資金管理口座への入金を行う入金装置10と、ユーザ端末20と、インターネット振込みサービスを提供しているバンキングサーバ22と、バンキングサーバ22とユーザ端末20とを中継する中継装置21とがネットワーク25によって接続されて構成されている。
バンキングサーバ22は、ユーザの口座23と外為取引会社の口座24を有している。ユーザ端末20から中継装置21を介して振込要求を受信すると、バンキングサーバ22は、ユーザの口座23から外為取引会社の口座24に指定された金額の振込処理を行う。
中継装置21は、外為取引会社や証券会社等のサイトと、大手銀行や郵便局、ネット銀行等の決済機関のサーバとを接続する。中継装置21は、外為取引会社が様々な決済機関と個別に接続するという煩雑な手間を省いて、入金処理の一元化を提供する装置である。このような中継装置21は、例えば、ビリングシステム株式会社が提供している。
入金装置10は、例えば、外為取引会社の業務サーバの一部として構成される。外為取引会社の業務サーバは、ユーザからの注文を受け付ける機能、レートを監視して注文条件に合致したときにディーラーに売買注文を出す機能、ユーザの注文情報に基づいてポジションの傾きを計算してカバー注文を出す機能、ユーザの証拠金を資金管理口座によって管理する機能など様々な機能を有しているが、そのうちの一つの機能としてユーザからの入金を資金管理口座に反映する入金処理の機能を有している。本実施の形態の入金装置10は、業務サーバが実行する機能の一つである入金処理を行う装置である。従って、入金装置10の機能のうちのいくつかの機能は、業務サーバの機能と兼用する形となっていてもよい。
入金装置10は、ユーザ情報データベース(以下、「ユーザ情報DB」という)11と、資金管理口座データベース(以下、「資金管理口座DB」という)12と、入帳情報データベース(以下、「入帳情報DB」という)13と、入金明細情報データベース(以下、「入金明細情報DB」という)14とを有している。これらのデータベースは、図示しない業務サーバと共有のデータベースである。例えば、業務サーバは、ユーザから注文を受けたときに、資金管理口座DB12に記憶された証拠金に基づいて、為替取引を行ってよいか否かを判断する。次に、各データベース11〜14に記憶されたデータについて説明する。
図2は、ユーザ情報DB11に記憶されたデータの例を示す図である。ユーザ情報DB11には、ユーザを特定するユーザIDと、ユーザの資金管理口座番号と、ユーザのカナ氏名と、ユーザが資金の振込みに使用する銀行や郵便局等の指定口座番号が記憶されている。
図3は、資金管理口座DB12に記憶されたデータの例を示す図である。資金管理口座DB12には、ユーザIDと、資金管理口座番号と、口座残高のデータが記憶されている。資金管理口座は、外為取引を行うための保証金の残高を管理している。
図4は、入帳情報DB13に記憶されるデータの例を示す図である。入帳情報は、インターネット振込みが行われる都度、バンキングサーバ22から中継装置21を経由して送信される振込みに関する情報である。入帳情報DB13には、振込みを特定する取次番号と、振込日時と、振込額と、振込人のカナ氏名と、振込人口座番号と、振込人が有する資金管理口座番号が記憶されている。このうち、振込人のカナ氏名と振込人口座番号は、振込人に関する情報である。取次番号は、本発明の「振込識別子」に対応する。
入帳情報DB13は、中継装置21から送信される入帳情報に基づいて更新される。入帳情報のうち、資金管理口座番号は、中継装置21によって付加されるデータである。すなわち、入金装置10は、ユーザ端末20を中継装置21に接続する際に、当該ユーザの資金管理口座番号のデータを中継装置21に送信しておく。バンキングサーバ22から振込み関する情報(入帳情報DB13に記憶されたデータのうち資金管理口座番号以外のデータからなる)を受信すると、中継装置21は、資金管理口座番号のデータを付加して、入帳情報を送信する。
図5は、入金明細情報DB14に記憶されたデータの例を示す図である。入金明細情報DB14には、振込日時と、取次番号と、振込額と、振込人のカナ氏名と、振込人口座番号が記憶されている。入金明細情報は、所定期間における外為取引会社の口座24への入金明細情報であり、定期的にバンキングサーバ22から送信される。入金明細情報は、信頼度の高いデータで、漏れがないデータである。なお、入金明細情報は、入出金明細情報として送信されてもよい。この場合、入金装置10において、入金明細情報と出金明細情報の仕分けを行い、入金明細情報を入金明細情報DB14に記憶し、出金明細情報を図示しない出金明細情報データベースに記憶してもよい。
続いて、図1を再び参照して、入金装置10が有する機能について説明する。入金装置10は、接続処理部15と、受信部16と、残高更新部17と、取次番号比較部18と、入金ユーザ検索部19を有している。
接続処理部15は、ユーザ端末20から振込要求が送信されたときに、ユーザ端末20を中継装置21に接続させる。このとき、接続処理部15は、中継装置21に対して、ユーザが所望する銀行または郵便局のバンキングサーバ22を特定する情報と、ユーザの資金管理口座番号を送信する。ここで、資金管理口座番号は、「資金管理口座を特定する識別情報」に該当する。ここでは、資金管理口座番号自体を識別情報として用いているが、識別情報は、資金管理口座番号を特定できる情報であればよく、例えば、ユーザID等でもよい。
中継装置21は、ユーザ端末20からのアクセスを受けると、ユーザ端末20をバンキングサーバ22に接続する。ユーザ端末20がバンキングサーバ22にて振込処理を実行し、終了処理を行うと、バンキングサーバ22は終了処理をトリガとして、中継装置21に対して入帳情報を送信する。入帳情報には、取次番号と、振込日時と、振込額と、振込人のカナ氏名と、振込人口座番号とが含まれている。中継装置21は、バンキングサーバ22から入帳情報を受信すると、受信した入帳情報にユーザの資金管理口座番号を付加し、入帳情報を入金装置10に送信する。
受信部16は、ネットワーク25から入金装置10に送信される情報を受信する。受信部16は、中継装置21から送信される入帳情報を受信すると共に、バンキングサーバ22から送信される入金明細情報を受信する。受信部16は、受信した入帳情報を入帳情報DB13に記憶し、受信した入金明細情報を入金明細情報DB14に記憶する。なお、受信部16は、図示しない業務サーバと共有の受信部であってもよい。例えば、受信部16は、ユーザ端末20からの注文情報を受け付ける機能を有することができる。
残高更新部17は、中継装置21から入帳情報を受信すると、受信した入帳情報に基づいて、資金管理口座DB12の残高を更新する。また、残高更新部17は、受信した入金情報に基づいて、欠落した入帳情報を発見した場合には、欠落した入帳情報に対応する入金情報に基づいて、資金管理口座DB12の残高を更新する。残高更新部17による残高更新の詳しいフローについては、後述する。なお、残高更新部17は、図示しない業務サーバと共有の残高更新部であってもよい。例えば、残高更新部17は、ユーザからの注文に基づいて売買を行ったときに資金管理口座DB12の残高を更新してもよい。
取次番号比較部18は、入帳情報DB13に記憶された入帳情報と、入金明細情報DB14に記憶された入金明細情報の取次番号を比較し、欠落した入帳情報が存在するか比較する。入金明細情報は、外為取引会社の口座24への所定期間におけるすべての入金を網羅しており、漏れがない。従って、入金明細情報に存在する取次番号と同じ取引番号の入帳情報が存在しない場合には、当該入帳情報は欠落したものである。入金ユーザ検索部19は、欠落した入帳情報が存在する場合には、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行ったユーザを検索する機能を有する。取次番号比較部18および入金ユーザ検索部19の詳しいフローについては、後述する。
図6は、本実施の形態の入金装置10のハードウェア構成を示す図である。入金装置10は、CPU30、RAM31、ROM32、通信インターフェース(以下「通信I/F」)34、表示部35、操作部36及びこれらを接続するデータバス37を有する。ROM32に書き込まれたプログラム33に従ってCPU30が演算処理を実行することにより、上記した機能が実現される。図2〜図5に示す各種データベースは、ROM32によって構成してもよいし、外部の記録媒体によって構成してもよい。
図7〜図9は、本実施の形態の入金装置10の動作を示すフローチャートである。図7は、入金装置10によって入金を行う際の入金システム1の全体の動作を示す図である。ユーザ端末20から中継装置21に振込要求を送信し(S10)、中継装置21を介してバンキングサーバ22に対して振込処理を行う(S12)。振込処理が完了すると、バンキングサーバ22は振込みに関する情報として入帳情報を中継装置21に送信する(S14)。中継装置21は、バンキングサーバ22から受信した入帳情報にユーザの資金管理口座番号のデータを付加して、入帳情報を入金装置10に送信する(S16)。入金装置10は、受信した入帳情報に基づいて、ユーザの資金管理口座の残高を更新する(S18)。この残高更新の動作は、図8を参照して後述する。以上の処理を、ユーザ端末20から中継装置21に対して振込要求が送信されるたびに繰り返し行う。
バンキングサーバ22は、定期的に、外為取引会社の口座24に対する所定期間における入金明細情報を入金装置10に送信する(S20)。入金明細情報は、中継装置21を介しないで、直接、入金装置10に送信される。入金装置10は、バンキングサーバ22から入金明細情報を受信すると、所定期間内に受信した入帳情報と突き合わせを行い、欠落した入帳情報がないかどうかを確認し、欠落した入帳情報があった場合には、その入帳情報に対応する入金明細情報に基づいて、資金管理口座の残高を更新する(S22)。この欠落チェックおよび残高更新の動作は、図9を参照して後述する。
図8は、入金装置10が入帳情報を受信したときの動作を示す図である。入金装置10は、中継装置21から入帳情報を受信すると(S30)、受信した入帳情報に含まれる資金管理口座番号で特定される資金管理口座の残高に振込額を加算し、資金管理口座DB12を更新する(S32)。また、入金装置10は、受信した入帳情報を入帳情報DB13に記憶する(S34)。
図9は、入金装置10が入金明細情報を受信したときの動作を示す図である。入金装置10は、入金明細情報を受信すると(S40)、入帳情報DB13から入帳情報を読み出す(S42)。次に、入金明細情報の取次番号と入帳情報の取次番号とを比較して(S44)、欠落した入帳情報がないかどうかを判定する(S46)。欠落した入帳情報がない場合には(S46でNO)、入金装置10は処理を終了する。
欠落した入帳情報があった場合(S46でYES)、すなわち、取次番号が同じ入帳情報が存在しない入金明細情報があった場合、その入金明細情報から振込人のカナ氏名を抽出し、振込人のカナ氏名と合致するカナ氏名を有するユーザを検索し(S48)、何人のユーザが検索されたかを判定する(S50)。1人のユーザが検索された場合には、そのユーザを入金ユーザとして特定する。入金装置10は、入金ユーザの資金管理口座の残高に振込額を加算し、資金管理口座DB12を更新する(S54)。
複数人のユーザが検索された場合には、ユーザ情報DB11から、検索された複数のユーザの指定口座番号のデータを読み出し、読み出した指定口座番号と、入金明細情報の振込人口座番号とが一致するユーザを入金ユーザとして特定する(S52)。入金装置10は、入金ユーザの資金管理口座の残高に振込額を加算し、資金管理口座DB12を更新する(S54)。
カナ氏名が合致するユーザが検索されなかった場合には、資金管理口座DB12への入金を保留し、その入金明細情報を表示する(S56)。このように、カナ氏名が一致しない場合に、入金を保留することにより、マネーローンダリングの対策としての効果がある。
本実施の形態の入金装置10は、インターネット振込みが行われる都度、バンキングサーバ22から中継装置21を介して送信される入帳情報に基づいて、ユーザの資金管理口座残高を速やかに更新できる。また、入金明細情報に基づいて、欠落した入帳情報がないかどうかを確認し、欠落した入帳情報があった場合には、同じ振込識別子の入帳情報がなかった入金明細情報に基づいて振込人を特定して入金を行うので、人為的なミスにより入帳情報が欠落してしまっても入金した情報をシステム的に回復できる信頼度の高い装置を実現できる。これにより、振込みの終了処理を正常に行わなかったなどの原因で、バンキングサーバ22での資金移動は行われているにも関わらず、ユーザの資金管理口座残高が更新されないという不都合を防止できる。
(第2の実施の形態)
図10は、第2の実施の形態の入金システム2の構成を示す図である。入金システム2は、ユーザの資金管理口座への入金を行う入金装置10と、入金装置10による入金を支援する入金支援装置40と、ユーザ端末20と、中継装置21と、バンキングサーバ22とがネットワーク25によって接続されて構成されている。ユーザ端末20、中継装置21およびバンキングサーバ22の構成は、第1の実施の形態と同じである。
入金装置10は、第1の実施の形態の場合と同様に、外為取引会社の業務サーバの一部として構成される。入金装置10の基本的な構成は、第1の実施の形態と同じであるが、入金明細書情報に基づいて処理を行う取次番号比較部18および入金ユーザ検索部19を有していない点が異なる。第2の実施の形態では、これらの機能を入金支援装置40が担っている。
入金支援装置40は、受信部44と、取次番号比較部45と、入金ユーザ検索部46と、通知部47とを有している。受信部44は、ネットワーク25から入金支援装置40に送信される情報を受信する。受信部44は、バンキングサーバ22から送信される入金明細情報を受信すると共に、入金装置10から入帳情報やユーザ情報を受信する機能を有する。受信部44は、受信したユーザ情報をユーザ情報DB41に記憶し、受信した入帳情報を入帳情報DB42に記憶し、受信した入金明細情報を入金明細情報DB43に記憶する。
取次番号比較部45と入金ユーザ検索部46は、第1の実施の形態で説明した取次番号比較部18および入金ユーザ検索部19と同じ機能を有している。通知部47は、欠落した入帳情報があった場合に、入金ユーザ検索部46にて検索された入金ユーザの情報および入金額を入金装置10に通知する機能を有する。
図11は、第2の実施の形態の入金システム2の動作を示す図である。まず、入金装置10は、入金支援装置40に対してユーザ情報を送信する(S60)。入金支援装置40は、ユーザ情報を受信すると、受信したユーザ情報をユーザ情報DB41に記憶する(S62)。これは、入金明細情報から入金ユーザを特定するために必要なユーザ情報を準備する処理である。
ユーザ端末20から中継装置21に振込要求を送信し(S64)、中継装置21を介してバンキングサーバ22に対して振込処理を行う(S66)。振込処理が完了すると、バンキングサーバ22は振込みに関する情報として入帳情報を中継装置21に送信する(S68)。中継装置21は、バンキングサーバ22から受信した入帳情報にユーザの資金管理口座番号のデータを付加して、入帳情報を入金装置10に送信する(S70)。入金装置10は、受信した入帳情報に基づいて、ユーザの資金管理口座の残高を更新する(S72)。この残高更新の動作は、図8を参照して説明した動作と同じである。以上の処理を、ユーザ端末20から中継装置21に対して振込要求が送信されるたびに繰り返し行う。
入金支援装置40は、バンキングサーバ22から所定期間における入金明細情報を定期的に受信し(S74)、受信した入金明細情報を入金明細情報DB43に記憶する。また、入金支援装置40は、入金装置10から、入金明細情報の期間に対応する入帳情報を受信し(S76)、受信した入帳情報を入帳情報DB42に記憶する。
入金支援装置40は、入金明細情報の取次番号と入帳情報の取次番号を比較し、欠落した入帳情報がないかを確認し、欠落した入帳情報がある場合には、入金ユーザを特定する(S78)。この処理は、図9に示すフローにおけるステップS44〜ステップS52と同じである。入金支援装置40は、欠落した入帳情報の入金ユーザを特定した場合には、そのユーザの資金管理口座に入金を行うように、入金装置10に対して通知を行う(S80)。以上、第2の実施の形態の入金装置10および入金支援装置40を備える入金システム2について説明した。
第2の実施の形態の入金支援装置40は、第1の実施の形態と同様に、ユーザの資金管理口座残高を速やかに更新できると共に、人為的なミスをも救済できる信頼度の高い装置を実現できる。
また、第2の実施の形態の入金支援装置40は、入金装置10とは別の端末によって入金支援装置40を実現しているので、入金装置10の構成にはほとんど手を加えないで、欠落した入帳情報を補うことができる入金システム2を実現することができる。
(第3の実施の形態)
図12は、第3の実施の形態の入金システム3の構成を示す図である。第3の実施の形態の入金システム3の基本的な構成は、第1の実施の形態と同じであるが、第3の実施の形態の入金システム3は、中継装置21を備えていない。従って、入金装置10の接続処理部15は、ユーザ端末20から振込要求があったときには、ユーザ端末20をバンキングサーバ22に接続させる。
図13は、第3の実施の形態の入金装置10によって入金を行う際のシステム3の全体の動作を示す図である。ユーザ端末20からバンキングサーバ22に接続して振込処理を行う(S90)。振込処理が完了すると、バンキングサーバ22は振込みに関する情報として入帳情報を入金装置10に送信する(S92)。入金装置10は、受信した入帳情報に基づいて、ユーザの資金管理口座の残高を更新する(S94)。ここでの更新の動作は、図14を参照して後述する。以上の処理を、ユーザ端末20から中継装置21に対して振込要求が送信されるたびに繰り返し行う。
バンキングサーバ22は、定期的に、外為取引会社の口座24に対する所定期間における入金明細情報を入金装置10に送信する(S96)。入金装置10は、バンキングサーバ22から入金明細情報を受信すると、所定期間内に受信した入帳情報と突き合わせを行い、欠落した入帳情報がないかどうかを確認し、欠落した入帳情報があった場合には、入金明細情報に基づいて、資金管理口座の残高を更新する(S98)。この欠落チェックおよび残高更新の動作は、図9にて説明した動作と同じである。
図14は、入金装置10が入帳情報を受信したときの動作を示すフローを示す図である。第3の実施の形態においては、入帳情報に資金管理口座番号が含まれていないので、振込人情報(カナ氏名、振込人口座番号)によって振込人を特定する。
入金装置10は、入帳情報を受信すると(S100)、受信した入帳情報を入帳情報DB13に記憶する(S102)。入帳情報を記憶しておくのは、後に、入金明細情報と入帳情報の突き合わせを行うための準備である。入金装置10は、受信した入帳情報から振込人のカナ氏名を抽出し、振込人のカナ氏名と合致するユーザを、ユーザ情報DB11から検索し(S104)、何人のユーザが検索されたかを判定する(S106)。1人のユーザが検索された場合には、そのユーザを振込人として特定する。入金装置10は、振込人の資金管理口座の残高に振込額を加算し、資金管理口座DB12を更新する(S110)。複数人のユーザが検索された場合には、ユーザ情報DB11から、検索された複数人のユーザの指定口座番号のデータを読み出し、読み出した指定口座番号と、入帳情報の振込人口座番号とが一致するユーザを入金ユーザとして特定する(S108)。入金装置10は、入金ユーザの資金管理口座の残高に振込額を加算し、資金管理口座DB12を更新する(S110)。カナ氏名が合致するユーザが検索されなかった場合には、資金管理口座DB12への入金を保留し、入帳情報を表示する(S112)。このように、カナ氏名が一致しない場合に、入金を保留することにより、マネーローンダリングの対策としての効果がある。以上、第3の実施の形態の入金装置10の構成および動作について説明した。
第3の実施の形態の入金装置10は、第1の実施の形態と同様に、人為的なミスをも救済できる信頼度の高い装置を実現できる。また、第3の実施の形態の入金装置10は、ユーザ端末20とバンキングサーバ22とを中継する中継装置21を備えないので、簡易な構成で入金システムを構成できる。
なお、本実施の形態では、第1の実施の形態の入金システム1において中継装置21を有しない構成について説明したが、第2の実施の形態のように入金支援装置40を備える入金システム2においても、本実施の形態と同様に中継装置21を有しない構成を採用することが可能である。
以上、本発明の入金装置および入金支援装置について実施の形態を挙げて詳細に説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではない。
上記した実施の形態では、欠落した入帳情報に対応するユーザを特定できた場合には、その入金ユーザの資金管理口座の残高を更新する例について説明したが、入金ユーザを特定したときに、自動的に、そのユーザのユーザ端末に対してメールしたり、ユーザにFAXしたりして、入金したか否かを問い合わせるメッセージを送信する問合せ送信部を有してもよい。また、オペレータが問い合わせを行えるように、入帳情報が欠落した入金を行った入金ユーザの連絡先、氏名等の情報を表示部に表示してもよい。問い合わせメッセージに対して、ユーザから入金したとの連絡があった場合に、ユーザの資金管理口座に入金を行うこととしてもよい。
上記した実施の形態では、バンキングサーバ22からの入金明細情報を定期的に取得する例について説明したが、入金明細情報の取得は必ずしも定期的に行う必要はなく、不定期でもよい。例えば、所定数の入金明細情報が蓄積されたときにバンキングサーバ22から送信してもらうようにしてもよい。また、入金装置10に所定数の入帳情報が蓄積されたときに、バンキングサーバ22に対して入金明細情報の送信を要求してもよい。また、オペレータが要求したときに、バンキングサーバに対して入金明細情報を要求する信号を送信してもよい。
以上に説明したように、本発明は、インターネット振込みにより速やかに資金管理口座の残高を更新できる信頼度の高いシステムを構築でき、外為取引用の保証金口座や証券取引用の証券口座等のような資金管理口座に入金する入金装置等として有用である。
1〜3 入金システム
10 入金装置
11 ユーザ情報DB
12 資金管理口座DB
13 入帳情報DB
14 入金明細情報DB
15 接続処理部
16 受信部
17 残高更新部
18 取次番号比較部
19 入金ユーザ検索部
20 ユーザ端末
21 中継装置
22 バンキングサーバ
25 ネットワーク
30 CPU
31 RAM
32 ROM
33 プログラム
34 通信I/F
35 表示部
36 操作部
40 入金支援装置
41 ユーザ情報DB
42 入帳情報DB
43 入金明細情報DB
44 受信部
45 取次番号比較部
46 入金ユーザ検索部
47 通知部

Claims (16)

  1. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を更新する入金装置であって、
    ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続する接続処理部と、
    ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信する入帳情報受信部と、
    前記入帳情報に基づいて、前記振込人情報に対応するユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算する残高更新部と、
    前記入帳情報を記憶する入帳情報記憶部と、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信する入金明細情報受信部と、
    前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定する振込識別子比較部と、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索する入金ユーザ検索部と、
    を備え、
    前記残高更新部は、前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算する入金装置。
  2. ユーザのカナ氏名とユーザが資金の振込みに用いる指定口座番号を記憶したユーザ情報記憶部を備え、
    前記入帳情報の振込人情報は、振込人のカナ氏名および振込人口座番号を含み、
    前記残高更新部は、前記ユーザ情報記憶部に記憶されたカナ氏名と前記入帳情報のカナ氏名とを比較して、カナ氏名が一致する1人のユーザが見つかった場合にはそのカナ氏名を有するユーザを振込人として特定し、カナ氏名が一致する2人以上のユーザが見つかった場合には、前記入帳情報の振込人口座番号と一致する指定口座番号を有するユーザを振込人として特定する請求項1に記載の入金装置。
  3. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を更新する入金装置であって、
    ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバでの振込みを中継する中継装置に接続すると共に、入金先の資金管理口座を特定する識別情報を前記中継装置に送信する接続処理部と、
    ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから前記中継装置を経由して送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額および前記識別情報を含む入帳情報を受信する入帳情報受信部と、
    前記入帳情報に含まれる識別情報に対応する資金管理口座の残高に前記振込額を加算する残高更新部と、
    前記入帳情報を記憶する入帳情報記憶部と、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報および振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信する入金明細情報受信部と、
    前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判
    定する振込識別子比較部と、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索する入金ユーザ検索部と、
    を備え、
    前記残高更新部は、前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算する入金装置。
  4. ユーザのカナ氏名およびユーザが資金の振込みに用いる指定口座番号を記憶したユーザ情報記憶部を備え、
    前記振込人情報は、振込人のカナ氏名および振込人口座番号を含み、
    前記入金ユーザ検索部は、前記ユーザ情報記憶部に記憶されたカナ氏名と前記入帳情報に含まれる振込人のカナ氏名とを比較して、カナ氏名が一致する1人のユーザが見つかった場合にはそのカナ氏名を有するユーザを入金ユーザとして特定し、カナ氏名が一致する2人以上のユーザが見つかった場合には、前記指定口座番号と前記入金明細情報の振込人口座番号とが一致するユーザを入金ユーザとして特定する請求項1〜3のいずれかに記載の入金装置。
  5. 前記入金ユーザ検索部にてカナ氏名が一致するユーザが見つからなかった場合には、前記入金明細情報に基づく入金を行わないで、前記入金明細情報を表示する請求項4に記載の入金装置。
  6. 前記入金ユーザ検索部にて入金ユーザを特定した場合に、当該ユーザのユーザ端末に入金したか否かを問い合わせるメッセージを送信する問合せ送信部を備える請求項1〜5のいずれかに記載の入金装置。
  7. ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続させ、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理による入金に基づいてユーザの資金管理口座を更新する入金装置を支援する入金支援装置であって、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信する入金明細情報受信部と、
    インターネット振込みの都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信して記憶した入帳情報記憶部から、前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定する振込識別子比較部と、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索する入金ユーザ検索部と、
    前記入金装置に対し、前記入金ユーザから入金があったことを通知する通知部と、
    を備える入金支援装置。
  8. 前記入金明細情報の振込人情報は、振込人のカナ氏名および振込人口座番号を含み、
    ユーザに関するデータを記憶した記憶部から、ユーザのカナ氏名とユーザが資金の振込みに用いる指定口座番号を取得し、
    前記入金ユーザ検索部は、取得したカナ氏名と前記入金明細情報のカナ氏名とを比較して、カナ氏名が一致する1人のユーザが見つかった場合にはそのカナ氏名を有するユーザを入金ユーザとして特定し、カナ氏名が一致する2人以上のユーザが見つかった場合には、前記指定口座番号と前記入金明細情報の振込人口座番号とが一致するユーザを入金ユーザとして特定する請求項7に記載の入金支援装置。
  9. 前記入金ユーザ検索部にてカナ氏名が一致するユーザが見つからなかった場合には、前記入金明細情報に基づく入金を行わないで、前記入金明細情報を表示する請求項8に記載の入金支援装置。
  10. 前記入金ユーザ検索部にて入金ユーザを特定した場合に、当該ユーザのユーザ端末に入金したか否かを問い合わせるメッセージを送信する問合せ送信部を備える請求項7〜9のいずれかに記載の入金支援装置。
  11. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を、入金装置によって更新する入金方法であって、
    前記入金装置が、ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続するステップと、
    前記入金装置が、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報に基づいて、前記振込人情報に対応するユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報を入帳情報記憶部に記憶するステップと、
    前記入金装置が、サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    前記入金装置が、欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金装置が、前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    を備える入金方法。
  12. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を、入金装置によって更新する入金方法であって、
    前記入金装置が、ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバでの振込みを中継する中継装置に接続すると共に、入金先の資金管理口座を特定する識別情報を前記中継装置に送信するステップと、
    前記入金装置が、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから前記中継装置を経由して送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額および前記識別情報を含む入帳情報を受信するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報に含まれる識別情報に対応する資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報を入帳情報記憶部に記憶するステップと、
    前記入金装置が、サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報および振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    前記入金装置が、前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    前記入金装置が、欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金装置が、前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    を備える入金方法。
  13. ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続させ、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理による入金に基づいてユーザの資金管理口座を更新する入金装置を、入金支援装置によって支援する方法であって、
    前記入金支援装置が、サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    前記入金支援装置が、インターネット振込みの都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信して記憶した入帳情報記憶部から、前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    前記入金支援装置が、欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金支援装置が、前記入金装置に対し、前記入金ユーザから入金があったことを通知するステップと、
    を備える入金支援方法。
  14. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を更新するためのプログラムであって、コンピュータに、
    ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続するステップと、
    ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信するステップと、
    前記入帳情報に基づいて、前記振込人情報に対応するユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    前記入帳情報を入帳情報記憶部に記憶するステップと、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    を実行させるプログラム。
  15. ユーザからの入金に基づいて、サービス提供者が管理するユーザの資金管理口座を更新するためのプログラムであって、コンピュータに、
    ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバでの振込みを中継する中継装置に接続すると共に、入金先の資金管理口座を特定する識別情報を前記中継装置に送信するステップと、
    ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理の都度、前記バンキングサーバ
    から前記中継装置を経由して送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額および前記識別情報を含む入帳情報を受信するステップと、
    前記入帳情報に含まれる識別情報に対応する資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    前記入帳情報を入帳情報記憶部に記憶するステップと、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込識別子、振込人情報および振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    前記入帳情報記憶部から前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金ユーザの資金管理口座の残高に前記振込額を加算するステップと、
    を実行させるプログラム。
  16. ユーザ端末から送信される振込要求に応じて、ユーザ端末をバンキングサーバに接続させ、ユーザからサービス提供者へのインターネット振込処理による入金に基づいてユーザの資金管理口座を更新する入金装置を支援するためのプログラムであって、コンピュータに、
    サービス提供者の口座の所定期間における入金明細情報であって、前記振込処理を特定する振込識別子、振込人情報、振込額を含む入金明細情報を、前記バンキングサーバから受信するステップと、
    インターネット振込みの都度、前記バンキングサーバから送信される、当該振込処理を特定する振込識別子、振込人情報および振込額を含む入帳情報を受信して記憶した入帳情報記憶部から、前記所定期間内に受信した入帳情報を読み出し、前記振込識別子をキーとして、前記入金明細情報に対応する前記入帳情報が欠落していないか否かを判定するステップと、
    欠落した入帳情報がある場合に、同じ振込識別子の入帳情報が存在しなかった入金明細情報に係る入金を行った入金ユーザを、前記入金明細情報に含まれる振込人情報に基づいて検索するステップと、
    前記入金装置に対し、前記入金ユーザから入金があったことを通知するステップと、
    を実行させるプログラム。
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