JP2004133835A - 外国送金方法及び外国送金システム - Google Patents

外国送金方法及び外国送金システム Download PDF

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Abstract

【課題】外国送金を安価にでき且つ従来の外国送金取扱銀行でなくても各銀行から既存の外国送金システムを利用して送金できるとともに、外国送金情報の入力が容易な外国送金方法及び外国送金システムを提供する。
【解決手段】本発明は、国内銀行端末3と、送金取扱銀行端末5と、ホストコンピュータ7とを備えており、国内銀行端末3では、外国用フォーマットと異なる形式の国内用フォーマットの通信ファイルに外国送金情報が入力され、ホストコンピュータ7は、国内銀行端末から国内用フォーマットの通信ファイルを受信し、国内用フォーマットの記録情報を外国用フォーマットに変換した後、外国用フォーマットの通信ファイルTを送金取扱銀行端末に送信し、送金取扱銀行端末5は、外国用フォーマットの通信ファイルを外国送金用通信手段から仕向先銀行端末9に送信する。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、送金依頼者からの要求により国内銀行端末から仕向先の外国銀行に送金する外国送金方法及び外国送金システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の外国送金方法では、送金依頼者は外国送金依頼書に所定の送金情報を記入し、国内銀行は送金取扱銀行(送金事務取扱銀行)に外国送金依頼書を送り、送金取扱銀行が外国用フォーマットで送金情報入力し、送金取扱銀行から仕向先銀行に専用回線を用いて送金情報を送っている。
【0003】
外国送金方法の従来技術として、特許文献1には、一回目の送金情報を保存しておき、同一人が2回目以降の定額で定期の送金をする場合には、一回面の記録情報を利用することが開示されている。
【0004】
また、特許文献2には、送金情報を入力した振込みカードを発行し、次回の振り込み時にはこの振込みカードから送金情報を読み取って外国送金することが開示されている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−16670号公報
【特許文献2】
特開平6−243158号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、国内銀行では外国送金をおこなうための外国送金システムの利用契約がないと、外国送金できないとともに、この外国送金システムの利用契約は高価であり且つ外国用フォーマットに送金情報を入力する必要があるため、取扱い難く、外国用フォーマットに入力するために熟練した要員が必要になるという不都合がある。
【0007】
また、仕向銀行(国内銀行)から送金取扱銀行が受け取った外国送金依頼書の記載事項が不明確であったり誤記があった場合には、外国送金取扱銀行から国内銀行に外国送金依頼書を返送され、訂正や確認に時間がかかり迅速な外国送金ができないという問題がある。
【0008】
本発明は、上述した事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、外国送金を安価にでき且つ従来の外国送金取扱銀行でなくても各銀行から既存の外国送金システムを利用して送金できるとともに、外国送金情報の入力が容易な外国送金方法及び外国送金システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、国内銀行端末と、送金取扱銀行端末と、国内銀行端末と送金取扱銀行端末との間で外国送金に必要な外国送金情報を送受信するホストコンピュータとを備え、国内の仕向銀行から外国の仕向先銀行に送金する外国送金方法において、国内銀行端末では、外国用フォーマットと異なる形式の国内用フォーマットの通信ファイルに外国送金情報が入力され、ホストコンピュータは、国内銀行端末から国内用フォーマットの通信ファイルを受信し、国内用フォーマットの記録情報を外国用フォーマットに変換した後、外国用フォーマットの通信ファイルを送金取扱銀行端末に送信し、
送金取扱銀行端末は、外国用フォーマットの通信ファイルを外国送金用通信手段から仕向先銀行端末に送信することを特徴とする。
【0010】
この請求項1に記載の方法によれば、外国送金の依頼を受けた国内銀行は、国内銀行端末からホストコンピュータにアクセスして、外国送金のための国内用フォーマットを表示する。尚、国内用フォーマットにアクセスする場合には、ID番号やパスワード等の入力を条件とする。
【0011】
国内銀行では、送金依頼人が記入した外国送金依頼書に基づいて、国内用フォーマットに外国送金情報を入力する。外国送金情報は、送金依頼人の氏名、仕向先銀行の名称、住所、送金金額、受取人の氏名住所等である。国内銀行の担当者は国内用フォーマットで入力できるので簡単に入力でき、熟練を要さない。
【0012】
国内銀行端末の入力が終り、国内銀行端末が国内フォーマットの記録情報を送信すると、ホストコンピュータは、その記録情報を外国用フォーマットに変換する。この外国用フォーマットは、外国送金用のプログラムソフト上で使用できるものであり、送金取扱銀行と仕向先銀行のみが利用できる。
【0013】
ホストコンピュータにより、国内用フォーマットに記録されている外国送金情報を外国用フォーマットに変換した情報ファイルは、ホストコンピュータから送金取扱銀行に送信する。
【0014】
送金取扱銀行では、すでに外国用フォーマット形式に整えてある送金情報ファイルをそのまま、外国送金用の通信回線に乗せて、仕向先銀行に送信し、送金を完了する。
【0015】
本発明によれば、仕向先銀行は従来の慣れたフォーマットで受信でき、国内銀行は国内用の解り易いフォーマットで送金情報を入力できるので、迅速且つ簡単に送金できる。しかも、送金人が外国送金依頼書に記入した事項に不明点や誤記がある場合には、国内銀行で担当者が国内用フォーマットに入力するときにそれらの不明点や誤記がわかり、国内銀行の担当者が直ぐに送金人に問い合わせることができる。したがって、外国送金依頼書に誤記等がある場合に、従来のように外国送金依頼票を送金取扱銀行から国内銀行に返送することがないので、迅速な送金処理ができる。また、国内銀行が外国送金用の通信手段に加入していなくても、多数の国内銀行が分配して、あるいは利用分の通信利用料金を負担することにより、外国送金手数料を安価にすることができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、国内銀行端末はホストコンピュータにインターネット経由でアクセスした後、ホストコンピュータから国内用フォーマットの提供を受けることを特徴とする。
【0017】
この請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の作用効果を奏するとともに、それぞれの国内銀行が国内用フォーマットのアプリケーションソフトを保持する必要がなく、外国送金の依頼があったときにホストコンピュータにアクセスすればよいので、コスト低減を図ることができる。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、ホストコンピュータには、管理者端末が接続されており、国内銀行端末が入力している国内用フォーマットの通信ファイルに、管理者端末からも書き込み可能としていることを特徴とする。
【0019】
この請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の作用効果を奏するとともに、国内用フォーマットの記載内容を管理者がチェックして、不明確な記載や誤記をチェックでき、必要に応じて管理者が入力事項を訂正し、訂正した内容は国内銀行に送信して国内銀行が確認後、ホストコンピュータに送信する。これにより、国内フォーマットの入力ミスを防止でき、国内フォーマットに入力した送金情報に誤記や不明確な記載がある場合には、直ちに訂正することができる。したがって、国内銀行の担当者は外国送金の熟練を要する必要がなく且つ迅速な処理を行うことができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、国内用フォーマットのアプリケーションソフトは、外国銀行の名称及び住所を記載したデータベースを有しており、仕向先銀行の正式名称や住所を国又は都市から選択可能としていることを特徴とする。
【0021】
この請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれに記載の作用効果を奏するとともに、仕向先銀行に関する情報を国内用フォーマットに入力するときに文字の入力を行うことなく、既に登録されている事項を選択することにより、入力できるので、入力を迅速にでき且つ入力ミスを低減できる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、前記請求項1〜4のいずれかに記載の発明において、国内用フォーマットのアプリケーションソフトは、外国送金の依頼人情報を予め記録したデータベースを有しており、この依頼人情報には少なくとも、取引先番号、依頼人の日本文氏名、及び英文氏名が保存されており、依頼人情報を選択することにより国内用フォーマットに入力可能としてあることを特徴とする。
【0023】
この請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の作用効果を奏するとともに、請求項4に記載の発明と同様に、依頼人情報においても、外国送金依頼書を見ながら、文字の入力を行うことなく、既に登録されている事項を選択することにより、入力できるので、入力を迅速にでき且つ入力ミスを低減できる。
【0024】
請求項6に記載の発明は、前記請求項1〜5のいずれかの方法をおこなうことを特徴とする外国送金システムである。
【0025】
この請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の作用効果を奏するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態にかかる外国送金システムの構成を示すブロック図であり、図2は外国送金システムにおけるフローを示すブロック図である。図1及び図2に示すように、本実施の形態にかかる外国送金システム1は、送金人Aの依頼を受けた国内銀行Nが仕向先銀行Hを通じて受取人Bに送金するものである。この外国送金システム1は、国内銀行端末3と、送金取扱銀行端末5と、国内銀行端末3と送金取扱銀行端末5とに通信回線を通じて接続されたホストコンピュータ7、仕向先銀行端末(外国の銀行端末)9から構成されている。
【0027】
送金取扱銀行Mは国内の銀行であり、仕向先銀行Hとの間の外国送金を専用の通信手段によりおこなうものである。外国送金用の通信手段29は、所定のアプリケーションソフトにより作成したフォーマット(外国用フォーマット)の通信ファイルを送受信するものである。この外国送金用の通信手段29の利用は、予め利用契約をしている送金取扱銀行Mと仕向先銀行Hのみが使用できるものである。
【0028】
外国用フォーマットには、種々の送金情報データを所定の項目毎に記載するようになっており、送金取扱銀行M及び仕向先銀行Hで使い慣れたものとなっている。
【0029】
ホストコンピュータ7は、国内用フォーマットのアプリケーションソフトを格納した格納手段11と、国内用フォーマットの記録情報を外国用フォーマットに変換する変換手段13と、外国用フォーマットの記録情報を格納する格納手段15と、国内用フォーマットの記録情報を管理者端末17と共用する共用手段19とを備えている。
【0030】
管理者端末17は、ホストコンピュータ7に接続されており、国内銀行端末3で入力している画面を共用して、いわゆるチャット形式で国内銀行端末3と随時交信できるものである。したがって、国内用フォーマットへの入力方法等を国内銀行端末3の入力担当者と同じ入力画面を見ながら管理者端末のオペレータFがアドバイスしたり、国内用フォーマットに入力したデータの訂正や記入ができるようになっている。
【0031】
次に、本実施の形態にかかる外国送金方法を説明する。
【0032】
(1)送金人Aが国内銀行Nから外国の受取人Bに送金する場合、外国送金依頼書に所定事項を記載して、国内銀行Nの担当者に渡す。この依頼書には、(a)受付事項として取引番号、取引店名、受付番号、依頼日、依頼人英文名、依頼人和文名、(b)支払い内容として、金額、送金通貨、支払方法、(c)受取人事項として受取人名、受取人住所、受取人取引銀行支店名、受取人口座番号、(d)送金許可事項として送金目的等の記載項目がある。
【0033】
(2)国内銀行の担当者は、予め送金取扱銀行Mから直接国内銀行にNに送られた認証用キーデバイス(暗号コードが内蔵されている)を国内銀行端末3のUSBポートに差し込んで、国内銀行端末3からインターネットで、管理者のウェッブサイトを通じて、ホストコンピュータ7にアクセスする。管理者のウェッブサイトにおいて、国内銀行Nの担当者は予め与えられたユーザID番号とパスワードを入力し、図3に示すような外国送金画面を開く。
(3)国内銀行の担当者は、外国送金画面の「送金受付」をクリックして、「外国送金依頼」を開き、外国送金依頼書に基づいて、外国送金情報を、各画面毎に入力していく。
【0034】
外国送金依頼には、図4に示すように、『受付』、『支払内容』、『受取人情報』等の各項目毎のファイルに分かれており、見やすく且つ入力し易いようになっている。
(4)『受付』画面では、「取引先番号」、「依頼人英文名」、「通貨」等を入力する。これらの入力において、顧客マスタ登録21をクリックすると、以前外国送金している顧客の場合には「取引番号」、「依頼人英文名」「依頼人和文名」を文字入力することなく、登録されている事項を選択してクリックすることにより入力することができる。これにより文字入力の手間を省くことができ、且つ入力ミスを低減できる。以下同様にして、各ファイル毎に所定事項を入力していく。
【0035】
『代り金処理』では、図5に示すように、通貨に対する送金金額を計算して表示し23、送金額の概算を知ることができるので、外国送金金額が制限額を越えていないかの確認が容易である。また、カレンダー25をクリックすると、カレンダー画面が表示され、日付を選択することにより自動的に入力できるようになっている。
【0036】
図6に示すように、『受取人情報』の画面では、「国名」「州名」「仕向先銀行名」等が選択表示25をクリックすることにより一覧表示がされるので、その表示事項から各事項を選択してクリックするだけで入力できる。したがって、文字入力が不要であるから簡易に且つ迅速に入力でき、且つ誤記も低減できる。
(5)外国送金情報の入力が終了すると、国内銀行担当者は入力事項や入力漏れがないことを確認した後、送金データを保存する。
【0037】
上述した送金情報の入力において、国内銀行担当者が不明な点等あれば、国内銀行端末3からメールを発信し、管理者端末17に質問等することができる。この場合、音声をパケットデータに変換することによりインターネット上での通話を可能にするVOIP(Voice Over Internet Protocol)技術を用いており、国内銀行端末3と管理者端末17との両者にマイクとスピーカとをセットして、国内銀行端末3の担当者はオペレータFと逐次音声による交信ができ、同時にオペレータFは共用手段19から国内銀行端末3の入力画面データを共有して管理者端末17からも入力することができる。これにより、国内銀行端末3における国内銀行担当者の入力処理がよりスピーディにできる。
(6)国内銀行端末3は、入力が完了した国内用フォーマットの送金データをホストコンピュータ7に送信する。ホストコンピュータ7が送金データを受けると、管理者端末17は受信した送金情報にエラー等がないかを確認する。エラー等が発見された場合には、国内銀行Nに訂正を要求し、国内銀行Nが入力内容に必要な訂正を行った後、その情報ファイルを再度ホストコンピュータ7に送信する。この場合、管理者側の端末17でオペレータFがエラー等を訂正し、国内銀行端末3に訂正した内容を送信して訂正内容を国内銀行Nの担当者が確認し、その確認した内容の情報ファイルを国内銀行端末3からホストコンピュータ7に送信する。
(7)ホストコンピュータ7では、国内用フォーマットの送金情報をデータベースに格納し、変換手段13により国内用フォーマットの記録情報を外国用フォーマットに変換し、外国用フォーマットの通信ファイルを作成する。そして、ホストコンピュータ7は、所定の期間毎、例えば一日1回、複数件の送金情報をまとめて、外国用フォーマットの通信ファイルを送金取扱銀行端末5に送信する。
【0038】
同時にホストコンピュータ7では、送金取扱銀行端末5に送信するデータの中から送金情報を特定するために必要な主要データS、例えば「送金額」、「仕向先」のデータに認証(暗号コード)をつけてeメール等の別回線により国内銀行端末3に送信する。国内銀行Nでは、送信された主要データSを確認後、認証を付けて送金取扱銀行Mに送信する。
(8)送金取扱銀行端末5では、外国用フォーマットの通信ファイルを受信すると、外国用フォーマットの通信ファイルT(図1参照)と国内銀行Nから送信された主要データSを照合して確認後、これらのデータの同一性を確認した後、外国送金用通信手段29により外国用フォーマットの通信ファイルTをそのまま仕向先銀行端末9に送り、仕向先銀行Hでは通信ファイルTに記録された送金情報に従って、受取人の口座に送金金額を振り込む。
【0039】
尚、送金取扱銀行端末5に送金情報が送信された場合、国内銀行Nは全銀システム27を通じて日銀決済により、資金決済銀行となる別の国内銀行Gに開設された送金取扱銀行Mの口座に支払資金を振り込む。また、国内銀行(仕向銀行)Nと送金取扱銀行Mとは、為替業務の代行に関する契約(コルレス契約)を結んでいる。
【0040】
外国送金依頼の取消しは国内銀行Nが送金取扱銀行Mに直接行い、送金取扱銀行からの認証発行等は送金取扱銀行Mから国内銀行Nに直接行う。
【0041】
また、本実施の形態では、ホストコンピュータ7は、データベースに蓄えられた送金データから、マネーロンダリングチェック用として各国内銀行Nが所定の機関(金融庁)に提出するレポートを作成し、作成したレポートは各国内銀行Nに送信又は送付する。また、本実施の形態では、一人の送金人が複数の銀行から送金している場合にも、複数の銀行を集約してレポートを作成できるので、違法な送金を発見するのに役立つことができる。
【0042】
本発明は、上記実施形態に限定されることなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは言うまでもない。例えば、送金取扱銀行Mは複数あり、送金取扱銀行Mを選択して外国用フォーマットの外国送金ファイルを選択した送金取扱銀行Mに送信するものであってもよい。
【0043】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、仕向先銀行は従来の慣れたフォーマットで受信でき、国内銀行は国内用の解り易いフォーマットで送金情報を入力できるので、迅速且つ簡単に送金できる。しかも、送金人が外国送金依頼書に記入した事項に不明点や誤記等がある場合にも、国内銀行で担当者が国内用フォーマットに入力するときにそれらの不明点や誤記が判明し、国内銀行の担当者が直ぐに送金人に問い合わせることができる。
【0044】
仕向銀行である国内銀行が外国送金用の通信手段に加入していなくても、多数の国内銀行が分配して、あるいは利用分の通信利用料金を負担することにより、外国送金手数料を安価にすることができる。
【0045】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果を奏するとともに、それぞれの国内銀行が国内用フォーマットのアプリケーションソフトを保持する必要がなく、外国送金の依頼があったときにホストコンピュータにアクセスすればよいので、コスト低減を図ることができる。
【0046】
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の効果を奏するとともに、送金情報の誤記や不明確な記載を、国内銀行の担当者が入力しながらあるいは入力後に訂正できる。したがって、国内銀行の担当者は外国送金の熟練を要する必要がなく且つ迅速な処理を行うことができる。
【0047】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかに記載の効果を奏するとともに、仕向先銀行に関する情報を国内用フォーマットに入力するときに、文字の入力を行うことなく、既に登録されている事項を選択することにより、入力できるので、入力を迅速にでき且つ入力ミスを低減できる。
【0048】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜4のいずれかに記載の効果を奏するとともに、請求項4に記載の発明と同様に、依頼人情報においても、外国送金依頼書を見ながら、文字の入力を行うことなく、既に登録されている事項を選択することにより、入力できるので、入力を迅速にでき且つ入力ミスを低減できる。
【0049】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1〜5のいずれかに記載の効果を奏する外国送金システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる外国送金システムの構成を示すブロック図である。
【図2】外国送金システムにおけるフローを示すブロック図である。
【図3】外国送金のフロントページの図である。
【図4】『受付』の入力画面を示す図である。
【図5】『代り金処理』の入力画面を示す図である。
【図6】『受取人情報』の入力画面を示す図である。
【符号の説明】
1 外国送金システム
3 国内銀行端末
5 送金取扱銀行端末
7 ホストコンピュータ
9 仕向先銀行端末
13 変換手段
19 共用手段
21 顧客マスタ登録
A 送金人
B 受取人
N 国内銀行(仕向銀行)
M 送金取扱銀行
H 仕向先銀行

Claims (6)

  1. 国内銀行端末と、送金取扱銀行端末と、国内銀行端末と送金取扱銀行端末との間で外国送金に必要な外国送金情報を送受信するホストコンピュータとを備え、国内の仕向銀行から外国の仕向先銀行に送金する外国送金方法において、
    国内銀行端末では、外国用フォーマットと異なる形式の国内用フォーマットの通信ファイルに外国送金情報が入力され、
    ホストコンピュータは、国内銀行端末から国内用フォーマットの通信ファイルを受信し、国内用フォーマットの記録情報を外国用フォーマットに変換した後、外国用フォーマットの通信ファイルを送金取扱銀行端末に送信し、
    送金取扱銀行端末は、外国用フォーマットの通信ファイルを外国送金用通信手段から仕向先銀行端末に送信することを特徴とする外国送金方法。
  2. 国内銀行端末はホストコンピュータにインターネット経由でアクセスした後、ホストコンピュータから国内用フォーマットの提供を受けることを特徴とする請求項1に記載の外国送金方法。
  3. ホストコンピュータには、管理者端末が接続されており、国内銀行端末が入力している国内用フォーマットの通信ファイルに、管理者端末からも書き込み可能としていることを特徴とする請求項1又は2に記載の外国送金方法。
  4. 国内用フォーマットのアプリケーションソフトは、外国銀行の名称及び住所を記載したデータベースを有しており、仕向先銀行の正式名称や住所を国又は都市から選択可能としていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の外国送金方法。
  5. 国内用フォーマットのアプリケーションソフトは、外国送金の依頼人情報を予め記録したデータベースを有しており、この依頼人情報には少なくとも、取引先番号、依頼人の日本文氏名、及び英文氏名が保存されており、依頼人情報を選択することにより国内用フォーマットに入力可能としてあることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の外国送金方法。
  6. 前記請求項1〜5のいずれかの方法をおこなうことを特徴とする外国送金システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011095920A (ja) * 2009-10-28 2011-05-12 Mizuho Bank Ltd 海外送金システム及び海外送金方法
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