JP5012644B2 - プレゼンテーション記録装置、プレゼンテーション再生装置及びプログラム - Google Patents

プレゼンテーション記録装置、プレゼンテーション再生装置及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、プレゼンテーション記録装置、プレゼンテーション再生装置、及びプログラムに関する。
コンピュータを用いて予め作成したスライド画像を順次映し出してプレゼンテーションをすることが一般的になってきている。そして、プレゼンテーションを記録し再生する技術としては、例えば下記の特許文献1や特許文献2に記載のものがある。
特許文献1には、利用者の操作情報を検出して、スライドの切り替え時間に合わせて記録した音声の再生を行う技術が開示されており、また、特許文献2には、表示されたスライド画像の変化を検出して、その検出された変化のタイミングに合わせて音声データを分割して記憶し、再生時にはスライド画像と音声とを同期して再生する技術が開示されている。
特開2003−58901号公報 特開2006−127518号公報
しかしながら従来の技術では、1枚のスライドを長時間表示しながら説明が行われた場合等には、そのスライドに含まれる複数のトピックに対応した説明部分を迅速に見つけ出すことができなかった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的の一つは、記録したスライドを用いた説明の中から、視聴したい箇所を容易に見つけ出すことができるプレゼンテーション記録装置、プレゼンテーション再生装置、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のプレゼンテーション記録装置の発明は、表示された画像を指示手段により指示しながら行われるプレゼンテーションを記録するプレゼンテーション記録装置であって、前記指示手段により指示された前記画像の指示領域を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された前記画像の指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された参考画像と、前記特定手段により特定された指示領域が前記指示手段により指示されていた際に行われたプレゼンテーションに係る画像及び音声とを関連づけて記憶する記憶手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のプレゼンテーション記録装置において、前記表示された画像を取得する手段と、前記取得した画像中に1又は複数の部分領域を設定する部分領域設定手段と、をさらに含み、前記特定手段は、前記指示手段により指示された位置に基づいて、前記部分領域設定手段により設定された部分領域の中から前記指示領域を特定する、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のプレゼンテーション記録装置において、前記部分領域設定手段は、前記取得した画像のレイアウトを解析するとともに、当該解析されたレイアウトに基づいて前記各部分領域を設定する、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項2又は3に記載のプレゼンテーション記録装置において、前記生成手段は、前記特定手段により特定された指示領域が所定の時間を超えて継続して特定された場合に、当該指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載のプレゼンテーション記録装置において、前記特定手段は、所定の時間毎に前記指示手段により指示された位置の分布に基づいて、各時間において前記指示手段により指示された指示領域を特定する、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれかに記載のプレゼンテーション記録装置において、前記記憶手段に、前記プレゼンテーションに係る画像及び音声とともに、前記指示手段により指示された指示位置のデータをさらに記憶する、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載のプレゼンテーション再生装置の発明は、請求項1乃至6のいずれかに記載のプレゼンテーション記録装置により前記記憶手段に記憶された1又は複数の参考画像を表示する手段と、前記表示された1又は複数の参考画像の中から参考画像が選択された場合に、当該選択された参考画像に関連づけられた少なくとも画像及び音声に基づいて記録されたプレゼンテーションを再生する再生手段と、を含む、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載のプログラムの発明は、表示された画像を指示手段により指示しながら行われるプレゼンテーションを記録するコンピュータを、前記指示手段により指示された前記画像の指示領域を特定する特定手段と、前記画像の前記特定手段により特定された指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する生成手段と、前記生成手段により生成された参考画像と、前記特定手段により特定された指示領域が前記指示手段により指示されていた際に行われたプレゼンテーションに係る画像及び音声を関連づけて記憶する記憶手段として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、視聴したい箇所を容易に見つけ出すことができるように表示された画像(スライド)を用いたプレゼンテーション(説明)を記録できる。
請求項2に記載の発明によれば、画像に複数の領域を設定して、その領域毎になされた説明をそれぞれ識別して記録することができる。
請求項3に記載の発明によれば、画像に設定する部分領域をそのレイアウトに基づいて設定することで、スライドのまとまり毎に説明を識別して記録できる。
請求項4に記載の発明によれば、指示された時間が閾値を超えたものについて、その領域についてなされた説明をそれぞれ識別して記録することができる。
請求項5に記載の発明によれば、時間毎になされた説明をその指示領域とともにそれぞれ識別して記録することができる。
請求項6に記載の発明によれば、プレゼンテーションをその表示画像(スライド)、音声、そしてポインタ等の指示手段の指し示した位置を再現するようにプレゼンテーションを記録できる。
請求項7に記載の発明によれば、1つの画像を用いて行われた説明を分割した各部に対応した参考画像の中から利用者が選択した箇所からプレゼンテーションを再生することができる。
請求項8に記載の発明によれば、視聴したい箇所を容易に見つけ出すことができるように表示された画像(スライド)を用いた説明(プレゼンテーション)を記録するようにコンピュータを機能させることができる。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1には、本実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置10の機能ブロック図を示す。図1に示されるように、プレゼンテーション記録再生装置10は、記憶部12、制御部14、表示部16、音声取得部18、画像取得部20、指示位置情報取得部22、部分領域設定部24、指示領域特定部26、指示領域変化検出部28、滞留時間測定部30、サムネイル生成判定部32、索引データ生成部34、サムネイル生成部36、プレゼンテーション再生部38、及びサムネイル選択部40を含む。
各部の機能は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムが、図示しない媒体読取装置を用いてコンピュータシステムたるプレゼンテーション記録再生装置10に読み込まれ、当該プレゼンテーション記録再生装置10により実行されることで実現されるものとしてよい。なお、ここでは情報記憶媒体によってプログラムがプレゼンテーション記録再生装置10に供給されることとしたが、インターネット等のデータ通信ネットワークを介して遠隔地からプログラムがプレゼンテーション記録再生装置10にダウンロードされてもよい。
記憶部12は、メモリやハードディスク等の記憶装置を含み構成され、データやプログラムが記憶される。記憶部12にはプレゼンテーションに係るスライドデータをプレゼンテーション記録再生装置10の利用者の操作に応じて表示部16(液晶ディスプレイ等)に順次映し出すスライド表示プログラムが格納され、CPUを含み構成される制御部14が当該格納されたスライド表示プログラム及びスライドデータに基づいてVRAMにグラフィックデータを書き込むとともに、当該VRAMに書き込まれたグラフィックデータに基づいて表示部16にスライド画像を表示する。この際、プレゼンテーションを行う利用者は、表示部16に映し出されたスライド画像をマウス等の操作に応じて移動するポインタにより指し示しながらスライド画像の内容に基づいてプレゼンテーション(説明)を行う。
音声取得部18は、マイクと接続され、プレゼンテーションを行う利用者の音声をマイクにより集音して音声データを取得する。取得した音声データは記憶部12に記憶する。
画像取得部20は、表示部16に表示されたスライド画像の画像データ(スライド画像データ)を取得し記憶部12に記憶する。取得されるスライド画像データの形式はビットマップデータとしてもよいし、ビットマップデータを圧縮した各種形式(JPEG等)に係る圧縮画像データとしてもよい。
指示位置情報取得部22は、表示されたスライド画像の一部を指し示すポインタの位置情報を所定の時間間隔で順次取得し記憶部12に記憶する。ポインタがプレゼンテーション記録再生装置10に接続されるマウス等の入力デバイスの操作入力に応じてその位置が制御される場合には、当該入力デバイスからの入力に基づいてポインタのスライド画面における指示座標の位置を順次取得することとしてよい。
部分領域設定部24は、画像取得部20により取得されたスライド画像に対して所定の規則に基づく処理、例えばスライド画像にレイアウト解析処理を施して、当該解析されたレイアウトに基づいてスライド画像に複数の部分領域を設定する。上記のレイアウトの解析には例えばOCR処理の際に用いられる公知の手法を採用することとしてよい。
図2には、部分領域設定部24によりスライド画像に設定される部分領域の一例を示す。図2に示されるように、キャプチャされたスライド画像50にはレイアウト解析処理が施されて、タイトル及び各説明項目に対して部分領域52,54,56,58,60が設定される。上記の各部分領域は例えば以下のようにして設定されることとしてよい。すなわち、部分領域設定部24は、キャプチャしたスライド画像50についてOCR処理を実行し、スライド画像50の中から文字列を抽出するとともに、抽出した文字列について近傍にある文字列は同一の領域を構成するとして統合する。そして、部分領域設定部24は、各々の統合された領域について座標情報を取得する。座標情報は、例えば、部分領域が矩形であるとすると、当該矩形の左上隅と右下隅の2点についての座標値により表されることとしてよい。
指示領域特定部26は、指示位置情報取得部22により取得されたポインタの指示する位置座標に基づいて、ポインタが部分領域設定部24により設定された部分領域のいずれの部分領域について指示しているのかを特定する。
指示領域変化検出部28は、指示領域特定部26により特定されたポインタの指示領域の変化を検出する。指示領域は、ポインタの位置座標が指示領域特定部26により最後に特定された部分領域から出た場合に指示領域が変化したとしてもよいし、最後に特定された部分領域から他の部分領域に入った場合に指示領域が変化したとしてもよい。
滞留時間測定部30は、指示領域変化検出部28によりポインタの指示領域が変化したことが検出されるまでの時間を、当該指示領域でのポインタの滞留時間として測定する。
ポインタにより指示された指示領域を表すデータは所定の時間間隔毎に取得され、それらのデータは例えば図3に示す指示領域履歴テーブルに順次格納される。
図3には、所定の時間間隔を10秒とした場合に取得されるポインタの指示領域を順次格納した指示領域履歴テーブルの一例を示す。図3に示すように、指示領域履歴テーブルには、スライドID、ポインタ位置情報、時刻、領域ID、IN、OUT、滞留時間の各値を格納したレコードが順次記録される。ここで、スライドIDとは、表示されるスライド毎に付与される識別子であり、ポインタ位置情報とは、ポインタの位置を表すデータであり、例えばポインタの座標位置により表されるものとしてよい。時刻は、ポインタの位置が記録された際のプレゼンテーションの記録開始からの時刻であり、領域IDは設定された各部分領域を識別する識別子であり、IN及びOUTはその部分領域に入った時刻及び出た時刻であり、滞留時間はその部分領域に留まった時間、すなわちINからOUTまでの時間を表している。例えば図3には、プレゼンテーションの開始時点(時刻00:00)のポインタの指示領域は背景(Bg)にあり、その後領域IDがR1の領域に位置し、50秒滞留したことが記録されている。
サムネイル生成判定部32は、滞留時間測定部30により測定された滞留時間が所定の閾値を超えている場合には、その指示領域を強調表示したサムネイル画像を生成すると判定する。サムネイル生成判定部32は、例えば図3に示される指示領域履歴テーブルから、各領域についてのポインタの滞留時間を読み出し、その値が所定の時間間隔(例えば30秒)を上回っている際にその部分領域を強調表示したサムネイル画像を生成すると判定する。サムネイル生成判定部32により生成すると判定されたサムネイル画像にはサムネイルIDを付与し、その部分領域及びその時間範囲と関連づけて記憶する。こうして保持されるデータの詳細について以下に述べる。
索引データ生成部34は、サムネイル画像を生成すると判定された指示領域が指示されていた際に音声取得部18、画像取得部20、指示位置情報取得部22により取得された各データと、当該生成されるサムネイル画像のID(サムネイルID)とを関連づけた索引テーブルデータを生成する。ここで、索引データ生成部34により生成される索引テーブルデータについては以下具体的に説明する。
図4には索引テーブルデータの一例を示す。図4に示されるように、索引テーブルデータは、スライドID、領域ID、指示開始時刻、指示終了時刻、サムネイルID、音声データID、ポインタデータIDの各項目に対応するデータを格納したレコードを1又は複数含み構成されるテーブルデータである。ここでサムネイルIDとは、対応する領域IDを強調表示したサムネイル画像に付与される識別子であり、音声データIDとはその領域が指示されていた間、すなわち指示開始時刻から指示終了時刻の間に取得された音声データに付与された識別子である。また、ポインタデータIDは、その領域が指示されていた間に取得されたポインタ位置データである。ポインタデータIDは、例えば、図3に示される指示領域履歴テーブルに格納されるポインタ位置データの集合により表されるものとしてよい。
サムネイル生成部36は、キャプチャされたスライド画像に基づいて、サムネイル生成判定部32により判定された指示領域を強調表示したサムネイル画像を生成する。サムネイル生成部36は、サムネイルIDとを読み込むとともに、そのサムネイルIDに関連づけられたスライドID、領域IDを読み込む。そして、読み込まれたスライドIDに対応づけられたキャプチャ画像における領域IDの指し示す領域について強調表示処理を施して参考画像を生成する。そして、生成した参考画像を縮小して、サムネイル画像を生成する。生成したサムネイル画像は、サムネイルIDと関連づけて記憶部12に記憶する。上記処理を全てのサムネイルIDについて行う。なお、強調表示とは、例えばその指示領域の外側を枠で囲む等、その領域を他の領域から区別できる態様であればいかなるものであってもよい。
次に、上記処理により記録されたプレゼンテーションを再生する処理について説明する。
プレゼンテーション再生部38は、記憶部12に記憶されたプレゼンテーションを記録した音声データ、スライド画像データ、ポインタデータに基づいて各データを同期させてプレゼンテーションの動画像を生成して表示部16に表示する。
図5は、プレゼンテーション再生部38を実装したコンピュータアプリケーション(プレゼンテーション再生プログラム)を実行した際に表示部16に表示される画面70(ユーザインターフェース)の一例を示したものである。ここで図5において示した画面70には、動画像を表示する動画像表示部72と、サムネイル画像76,78,80を表示するサムネイル表示部74とが含まれる。サムネイル表示部74には、記憶されたサムネイル画像の全部又は一部が一覧表示される。サムネイル表示部74には、例えば、動画像表示部72により表示され再生されるスライド画像に関連して生成されたサムネイル画像を選択的に表示することとしてよい。そして、表示されたサムネイル画像は利用者の操作(例えばサムネイル画像上にカーソルを置いた状態でのマウスのクリック)に応じて選択可能となっている。
サムネイル選択部40は、サムネイル表示部74に表示されたサムネイル画像の中から利用者の操作に応じてサムネイル画像を選択し、選択されたサムネイル画像のID(サムネイルID)をプレゼンテーション再生部38に対して出力する。
プレゼンテーション再生部38は、サムネイル選択部40から入力されたサムネイルIDに基づいて索引データテーブルを参照し、再生すべき音声データ、スライド画像データ及びポインタデータを特定し、当該特定された各データに基づいて動画像表示部72にプレゼンテーションの動画を表示して再生する。
次に、本実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置10により行われるプレゼンテーションの記録処理及び記録したプレゼンテーションデータに基づくプレゼンテーションの再生処理の各々の流れを、図6及び図7に示されたフロー図を参照しながら説明する。
まず、図6に示されたフロー図を参照しながらプレゼンテーションの記録処理について説明する。図6に示されるように、プレゼンテーション記録再生装置10は、利用者の操作に応じてプレゼンテーションの記録を開始させる(S101)と、表示部16に表示されるスライド画像(又はスライド画像を含む画面)をキャプチャし、また、プレゼンテーションを行う利用者の発する音声を記録するとともに、利用者により操作されるスライドを指し示すポインタの位置を所定時間毎に順次記録していく(S102)。こうして記録したデータについて、プレゼンテーション記録再生装置10は、キャプチャしたスライド画像のレイアウトを解析してスライド画像を領域分割し(S103)、取得したポインタの指し示すスライド画像上の位置に基づいて、ポインタの位置が上記分割されたいずれの領域に含まれるものかを特定する(S104)。そして、プレゼンテーション記録再生装置10は、特定された領域にポインタが滞留する時間が所定の閾値を超えるか否かを判断し(S105)、超えると判断した場合には(S105:Y)その特定された領域を強調表示した参考画像(例えばサムネイル画像等の縮小画像)を生成するとともに(S106)、当該生成した参考画像に関連づけて音声データ、スライド画像データ、及びポインタの指示位置データを関連づけて索引データテーブルに記憶する(S107)。なお、S105で滞留時間が所定の閾値を超えないと判断された場合には(S105:N)、参考画像は生成しないこととし、全ての領域について処理を終えるまで上記の処理を実行する。
次に、図7に示されたフロー図を参照しながら、記録したプレゼンテーションデータに基づいて行われるプレゼンテーションの再生処理について説明する。図7に示されるように、プレゼンテーション記録再生装置10は、記憶部12に記録したプレゼンテーションデータを再生するプレゼンテーション再生プログラムを起動すると(S201)、索引データテーブルを参照して、最初のスライド画像とともに、当該スライド画像に関連して記憶されたサムネイル画像の全部又は一部をサムネイル画像表示部に一覧表示した再生画面を表示する(S202)。ここで、再生画面に表示されたサムネイル画像のいずれかが利用者により選択されると(S203)、プレゼンテーション記録再生装置10は、索引データテーブルから選択されたサムネイル画像のIDに関連づけて格納された音声データ、スライド画像データ、及びポインタ位置データを読み込むとともに(S204)、当該各データに基づいてプレゼンテーションの映像を動画像表示部72に映し出して再生する(S205)。
以上説明した本実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置10によれば、視聴したい項目を容易に見つけ出すことができるように、表示された画像(スライド)を用いたプレゼンテーション(説明)を記録するとともに、記録したプレゼンテーションを再生することができる。上記実施形態では記録装置と再生装置とを同じ装置として構成しているが、記録装置と再生装置とを別筐体の装置として構成してもよいのはもちろんである。
また、上記の実施形態では、取得したスライド画像についてレイアウトに基づいて複数の領域に分割して、ポインタの指示位置が分割した領域のいずれに位置するかにより指示領域を特定しているが、指示領域の特定はこの手法に限られるものではない。例えば以下に説明する第2の実施形態のように、所定時間毎におけるポインタのスライド画像上の位置の分布を取得して、当該取得された位置の分布から特定したポインタの指示領域について参考画像を生成することとしてもよい。
図8には、第2の実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置11の機能ブロック図を示す。図8に示されるように、プレゼンテーション記録再生装置11は、記憶部12、制御部14、表示部16、音声取得部18、画像取得部20、指示位置情報取得部22、索引データ生成部34、サムネイル生成部36、プレゼンテーション再生部38、サムネイル選択部40、時間範囲設定部42、指示位置分布解析部44、及び指示領域特定部46を含む。なお、図1に示された第1の実施形態に係る機能ブロックと同一の符号が付与された機能ブロックについては同様の機能を有するため説明は省略する。
時間範囲設定部42は、ポインタの位置分布を解析する時間範囲を設定する。時間範囲設定部42は、時間範囲を例えば所定値(2分毎等)に設定することとしてよく、上記所定値は利用者により適宜変更可能としてもよい。
指示位置分布解析部44は、スライド画像を所定サイズのメッシュに分割するとともに、時間範囲設定部42により設定された時間範囲毎のポインタのスライド画像中の存在するメッシュに基づいてポインタの位置分布を解析する。指示位置分布解析部44は例えば、各メッシュについての指示回数や指示時間を計測することにより前記位置分布を解析することとしてよい。
指示領域特定部46は、指示位置分布解析部44により解析されたポインタの位置分布に基づいて、各時間範囲におけるポインタの指示領域を特定する。指示領域特定部46は、指示位置分布解析部44により解析された位置分布において、計測された指示回数や指示時間が各々に設定された閾値を超えるメッシュをポインタの指示領域として特定することとしてよい。
プレゼンテーション記録再生装置11では、図9(A)に示されるように、キャプチャしたスライド画像をメッシュ状に分割しておく。また、図9(B)には、上記手法によりポインタの指示位置として特定される領域の推移の一例を示している。この図9(B)における(1)乃至(5)の図はそれぞれ、プレゼンテーションの記録開始からの経過時間が例えば0〜2分、2〜4分、4〜6分、6〜8分、8〜10分の際にポインタにより指示された領域を表したものである。そして、こうして特定された領域の各々に対して、当該領域を強調表示したサムネイル画像を生成し、各時間において行われたプレゼンテーションの画像、音声、そしてポインタデータと関連づけて記憶することとしてよい。
また、上記の実施形態では、プレゼンテーション記録再生装置10,11がディスプレイやプロジェクタ等の投影機に出力するグラフィックイメージをキャプチャすることで、表示スライドの画像データを得ているがこれに限られるものではなく、表示された後のスライド画像をカメラ等により撮像してスライド画像のデータを得ることとしてもよい。また、ポインタの位置を取得するに際しても、マウスの操作入力に基づいてスライド画像上の位置を算出して得てもよいし、取得したスライド画像について画像処理を行い背景との差分等を利用してポインタの位置を検出することとしても構わない。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、この分野の通常の知識を有する当業者によって多様な変更、変形又は置換が可能であることはもちろんである。
本実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置10の機能ブロック図である。 スライド画像に設定される部分領域の一例を示す図である。 指示領域履歴テーブルの一例を示す図である。 索引テーブルデータの一例を示す図である。 プレゼンテーション再生プログラムの表示画面の一例を示した図である。 プレゼンテーションの記録処理のフロー図である。 プレゼンテーションの再生処理のフロー図である。 第2の実施形態に係るプレゼンテーション記録再生装置11の機能ブロック図である。 第2の実施形態に係る指示領域の特定を説明する図である。
符号の説明
10,11 プレゼンテーション記録再生装置、12 記憶部、14 制御部、16 表示部、18 音声取得部、20 画像取得部、22 指示位置情報取得部、24 部分領域設定部、26 指示領域特定部、28 指示領域変化検出部、30 滞留時間測定部、32 サムネイル生成判定部、34 索引データ生成部、36 サムネイル生成部、38 プレゼンテーション再生部、40 サムネイル選択部、42 時間範囲設定部、44 指示位置分布解析部、46 指示領域特定部、50 スライド画像、52,54,56,58,60 部分領域、70 画面、72 動画像表示部、74 サムネイル表示部、76,78,80 サムネイル画像。

Claims (8)

  1. 表示された画像を指示手段により指示しながら行われるプレゼンテーションを記録するプレゼンテーション記録装置であって、
    前記指示手段により指示された前記画像の指示領域を特定する特定手段と、
    前記特定手段により特定された前記画像の指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された参考画像と、前記特定手段により特定された指示領域が前記指示手段により指示されていた際に行われたプレゼンテーションに係る画像及び音声とを関連づけて記憶する記憶手段と、
    を含むことを特徴とするプレゼンテーション記録装置。
  2. 前記表示された画像を取得する手段と、
    前記取得した画像中に1又は複数の部分領域を設定する部分領域設定手段と、をさらに含み、
    前記特定手段は、前記指示手段により指示された位置に基づいて、前記部分領域設定手段により設定された部分領域の中から前記指示領域を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレゼンテーション記録装置。
  3. 前記部分領域設定手段は、前記取得した画像のレイアウトを解析するとともに、当該解析されたレイアウトに基づいて前記各部分領域を設定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のプレゼンテーション記録装置。
  4. 前記生成手段は、前記特定手段により特定された指示領域が所定の時間を超えて継続して特定された場合に、当該指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のプレゼンテーション記録装置。
  5. 前記特定手段は、所定の時間毎に前記指示手段により指示された位置の分布に基づいて、各時間において前記指示手段により指示された指示領域を特定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のプレゼンテーション記録装置。
  6. 前記記憶手段に、前記プレゼンテーションに係る画像及び音声とともに、前記指示手段により指示された指示位置のデータをさらに記憶する、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のプレゼンテーション記録装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のプレゼンテーション記録装置により前記記憶手段に記憶された1又は複数の参考画像を表示する手段と、
    前記表示された1又は複数の参考画像の中から参考画像が選択された場合に、当該選択された参考画像に関連づけられた少なくとも画像及び音声に基づいて記録されたプレゼンテーションを再生する再生手段と、を含む、
    ことを特徴とするプレゼンテーション再生装置。
  8. 表示された画像を指示手段により指示しながら行われるプレゼンテーションを記録するコンピュータを、
    前記指示手段により指示された前記画像の指示領域を特定する特定手段と、
    前記画像の前記特定手段により特定された指示領域を所定の態様により表した参考画像を生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された参考画像と、前記特定手段により特定された指示領域が前記指示手段により指示されていた際に行われたプレゼンテーションに係る画像及び音声を関連づけて記憶する記憶手段として機能させることを特徴とするプログラム。
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