JP5012621B2 - 動力伝達装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力伝達装置に関し、詳しくは、入力軸と該入力軸に平行に配置された出力軸とを有し、該入力軸に入力された動力を無段階に変速して該出力軸に出力する無段変速機を備える動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置としては、入力軸に接続された円錐部材と出力軸に接続された円錐部材とを互いに逆方向に平行に配置し、円錐部材にリングを挿入してこのリングを二つの円錐部材で狭圧して構成された無段変速機を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、リングを軸方向に移動させることにより変速比の変更を伴って入力軸に入力された動力をリングを介して出力軸に出力している。
特表2006−501425号公報
上述したタイプの動力伝達装置では、二つの円錐部材間でリングを狭圧し、この二つの円錐部材とリングとの間に形成される弾性流体潤滑状態の油膜の剪断力により動力を伝達するから、高いトラクション係数を確保するためには、高い圧力粘度係数を有するトラクション用のオイルを用いる必要がある。一方、円錐部材を回転自在に支持する軸受けやその他の機械部分を良好に潤滑するためにこれらの機械部分に潤滑用のオイルを供給する必要もある。このとき、トラクション伝達部とその両端にある軸受けやその他の機械部分とを3つ以上の空間に区画してそれぞれの空間に対応するオイルを充填することを考えることができるが、ケースの形状が複雑なものとならざるを得なかったり、装置全体が大型化したりする。また、トラクション用のオイルで軸受けやその他の機械部分の潤滑も賄えるよう添加剤を加えることも考えられるが、添加剤の添加によりトラクション性能が低下してしまう。
本発明の動力伝達装置は、トラクション性能と潤滑性能とを両立させながら装置の小型化を図ることを主目的とする。
本発明の動力伝達装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力伝達装置は、
入力軸と該入力軸に平行に配置された出力軸とを有し、該入力軸に入力された動力を無段階に変速して該出力軸に出力する無段変速機を備える動力伝達装置であって、
前記入力軸を含む円錐形状の入力部材と、
前記出力軸を含み、前記入力部材とは逆向きに配置された該入力部材と略同一の円錐形状の出力部材と、
前記入力部材と前記出力部材とに狭圧され、前記入力部材からの動力を前記出力部材に伝達する環状の伝達部材と、
前記伝達部材をスライドすることにより変速比を変更可能なスライド手段と、
前記入力部材の一端側に取り付けられ、潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第1の軸受けと、
前記入力部材の他端側に取り付けられ、前記第1の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第2の軸受けと、
前記第1の軸受けが取り付けられた側と同側の前記出力部材の一端側に取り付けられ、潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第3の軸受けと、
前記出力部材の他端側に取り付けられ、前記第3の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第4の軸受けと、
前記動力伝達装置を構成する部材を収容し、シール部材と共に、前記入力部材と前記出力部材と前記伝達部材と前記スライド手段と前記第2の軸受けと前記第4の軸受けとが配置された第1の空間と、前記第1の軸受けと前記第3の軸受けとが配置された第2の空間とに区画し、前記第1の空間にトルク伝達用のオイルが充填され、前記第2の空間に潤滑用のオイルが充填されたケースと、
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力伝達装置では、入力軸を含む円錐形状の入力部材と、出力軸を含み入力部材とは逆向きに配置された入力部材と略同一の円錐形状の出力部材と、入力部材と出力部材とに狭圧され入力部材からの動力を出力部材に伝達する環状の伝達部材と、伝達部材をスライドすることにより減速比を変更可能なスライド手段とにより構成されたものにおいて、入力部材の一端側に潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第1の軸受けを取り付け、入力部材の他端側に第1の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第2の軸受けを取り付け、第1の軸受けが取り付けられた側と同側の出力部材の一端側に潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第3の軸受けを取り付け、出力部材の他端側に第3の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第4の軸受けを取り付け、動力伝達装置を構成する部材を収容し、シール部材と共に入力部材と出力部材と伝達部材とスライド手段と第2の軸受けと第4の軸受けとが配置された第1の空間と、第1の軸受けと第3の軸受けとが配置された第2の空間とに区画するようケースを構成し、第1の空間にトルク伝達用のオイルを充填し、第2の空間に潤滑用のオイルを充填する。これにより、トルク伝達用のオイルが充填される第1の空間と潤滑用のオイルが充填される第2の空間の二つの空間を形成するようケースとシール部材とを配置すればよいから、トラクション性能と潤滑性能とを両立させながら装置の小型化を図ることができる。
こうした本発明の動力伝達装置において、前記第1の軸受けと前記第3の軸受けは、スラスト力を受けることができる軸受けであり、前記第2の軸受けと前記第4の軸受けは、スラスト力を受けることができない純転がりの軸受けであるものとすることもできる。この場合、前記第1の軸受けと前記第3の軸受けは、円錐ころ軸受けであり、前記第2の軸受けと前記第4の軸受けは、円筒ころ軸受けであるものとすることもできる。
また、本発明の動力伝達装置において、ギヤにより構成され、正転と逆転との切替を伴って入力された動力を前記入力軸に出力する回転切替機構が前記第2の空間に配置されてなるものとすることもできる。こうすれば、回転切替機構の潤滑をより良好に行なうことができる。
さらに、本発明の動力伝達装置において、前記出力軸に接続され、該出力軸の動力を二つの他の軸に出力する差動機構が前記第2の空間に配置されてなるものとすることもできる。こうすれば、差動機構の潤滑をより良好に行なうことができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としての動力伝達装置20の構成の概略を示す構成図である。実施例の動力伝達装置20は、車両に搭載されたエンジン(図示せず)から発進装置(例えばトルクコンバータなど)を介して入力された動力を変速して左右の前輪に伝達可能なトランスアクスル装置として構成されており、図示するように、発進装置の出力軸22に接続され発進装置からの動力を正転と逆転との切替を伴って出力する前後進切換機構24と、前後進切換機構24に接続されたインプットシャフト32とこのインプットシャフト32に平行に配置されたアウトプットシャフト38とを有しインプットシャフト32に入力された動力を無段階に変速してアウトプットシャフト38に出力する無段変速機としてのCVT30と、CVT30のアウトプットシャフト38に減速ギヤ26を介して連結されると共に左右の前輪に連結されたデファレンシャルギヤ28とを備え、これらはトランスアクスルハウジング21aとコンバータハウジング21bとリアケース21cとからなるケース21に収容されている。なお、このケース21の内部には、前後進切換機構24とデファレンシャルギヤ28とが配置される空間とCVT30が配置される空間とを仕切る仕切プレート21dが設けられている。
前後進切換機構24は、ダブルピニオンの遊星歯車機構とブレーキB1およびクラッチC1とにより構成されている。ダブルピニオンの遊星歯車機構は、外歯歯車のサンギヤ24aと、このサンギヤ24aと同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ24bと、サンギヤ24aに噛合する複数の第1ピニオンギヤおよびこの第1ピニオンギヤに噛合すると共にリングギヤ24bに噛合する複数の第2ピニオンギヤを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア24cとを備え、サンギヤ24aには出力軸22が、キャリア24cにはCVT30のインプットシャフト32が、各々連結されている。遊星歯車機構のリングギヤ24bは、ブレーキB1によりケース21に接続されており、ブレーキB1をオンオフすることにより、リングギヤ24bを自由に回転するものとしたり、その回転を禁止したりする。遊星歯車機構のサンギヤ24aとキャリア24cは、クラッチC1により接続されており、クラッチC1をオンオフすることにより、サンギヤ24aとキャリア24cとを連結したり切り離したりする。前後進切換機構24は、ブレーキB1をオフすると共にクラッチC1をオンすることにより出力軸22の回転をそのままCVT30のインプットシャフト32に伝達して車両を前進させたり、ブレーキB1をオンすると共にクラッチC1をオフすることにより出力軸22の回転を逆方向に変換してCVT30のインプットシャフト32に伝達して車両を後進させたりする。また、ブレーキB1をオフすると共にクラッチC1をオフすることにより出力軸22とCVT30のインプットシャフト32とを切り離すこともできる。なお、実施例では、前後進切換機構24をダブルピニオンの遊星歯車機構とブレーキB1とクラッチC1とにより構成するものとしたが、ダブルピニオンの遊星歯車機構に代えてシングルピニオンの遊星歯車機構により構成するものとしてもよいし、その他の構成とするものとしてもよい。
CVT30は、インプットシャフト32が一体的に形成された円錐形状のインプットコーン34と、インプットコーン34と略同一形状でインプットコーン34と逆向きとなるようアウトプットシャフト38に連結されたアウトプットコーン36と、インプットコーン34に挿入されてインプットコーン34とアウトプットコーン36とにより挟まれるよう配置されたリング60と、リング60を回転自在に支持しリング60をスライド可能なスライディングガイド(図示せず)と、インプットコーン34とアウトプットコーン36との間のリング60への狭圧力を調節する狭圧力調節機構50とを備え、スライディングガイドによりリング60をスライドさせることによりインプットシャフト32からの動力を無段階に変速してアウトプットシャフト36に出力する。図2に、CVT30の変速の様子を示す。図示するように、リング60を図中手前側にスライドさせることによりインプットコーン34からの動力を比較的小さな減速比をもって変速してアウトプットコーン36に伝達し、リング60を図中奥側にスライドさせることによりインプットコーン34からの動力を比較的大きな減速比をもって変速してアウトプットコーン36に伝達する。
インプットコーン34およびインプットシャフト32は、図1中右端では仕切プレート21dに取り付けられスラスト力を受けることができる円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41により回転自在に支持されると共に左端ではトランスアクスルハウジング21aに取り付けられスラスト力を受けることはできないが比較的大きなラジアル力を受けることができる円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42により回転自在に支持されている。一方、アウトプットコーン36は、図1中右端では仕切プレート21dに取り付けられ円筒ころ軸受けとして形成された軸受け45により回転自在に支持されると共に左端ではトランスアクスルハウジング21aに取り付けられ円筒ころ軸受けとして形成された軸受け46により回転自在に支持されている。また、アウトプットコーン36に連結されたアウトプットシャフト38は、図1中右端でコンバータハウジング21bに取り付けられ円錐ころ軸受けとして形成された軸受け49により回転自在に支持されている。
仕切プレート21dには、インプットコーン34の軸受け41が配置された位置よりもCVT30側(図1中左側)にオイルシール43が取り付けられると共にアウトプットコーン36の軸受け45が配置された位置よりもCVT30側(図1中左側)にオイルシール47が取り付けられている。これにより、ケース21の内部空間を、トランスアクスルハウジング21aとリアカバー21cと仕切プレート21dとにより形成される空間(第1の空間)と、トランスアクスルハウジング21aとコンバータハウジング21bと仕切プレート21dとにより形成される空間(第2の空間)とに区画しており、第1の空間にはこの第1の空間に配置された軸受け42,46を潤滑したりCVT30におけるトルクを伝達したりするためのトラクションオイルが充填され、第2の空間にはこの第2の空間に配置された軸受け41,45,49や前後進切換機構24,デファレンシャルギヤ28などの機械部分を潤滑するための潤滑オイルが充填されている。従って、第1の空間は、トラクションオイル室を形成し、第2の空間は、ギヤオイル室を形成する。トラクションオイルは、このCVT30がインプットコーン34およびアウトプットコーン36とリング60との間に形成される弾性流体潤滑状態の油膜の剪断力により動力を伝達する機構であることから、潤滑オイルに比して高い圧力粘度係数を有する特殊なオイルが用いられている。このトラクションオイルでは、その粘度係数からスラスト力によりすべりを伴う円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41や軸受け49の潤滑には用いることはできないが、すべりを伴わない純転がりの円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42や軸受け46の潤滑には用いることができる。以下、円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41,49をギヤオイル室内に配置して潤滑オイルで潤滑し、円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42,46をトラクションオイル室内に配置してトラクションオイルで潤滑する理由について比較例と比較しつつ説明する。
図3は、比較例の動力伝達装置20Bの構成の概略を示す構成図である。比較例の動力伝達装置20Bでは、実施例の動力伝達装置20と同一の構成については同一の符号を付し、その説明は重複するから省略する。比較例の動力伝達装置20Bでは、インプットコーン34およびインプットシャフト32は、図3中右端で円筒ころ軸受けとして形成された軸受け41Bにより回転自在に支持されており、左端で円錐ころ軸受けとして形成された軸受け42により回転自在に支持されている。前述したように、円錐ころ軸受けは、スラスト力を受けてすべりを伴うため、トラクションオイルを用いて潤滑するのは困難であり、潤滑オイルを用いて潤滑する必要がある。比較例の動力伝達装置20Bでは、トランスアクスルハウジング21aには円錐ころ軸受けとして形成された軸受け42とインプットコーン34の本体との間をなす部位をシールするオイルシール44が取り付けられると共に軸受け46とアウトプットコーン36の本体との間をなす部位をシールするオイルシール48が取り付けられており、これによりリアカバー21cとトランスアクスルハウジング21aとにより形成される空間(第3の空間)に潤滑オイルを充填してギヤオイル室として形成し、軸受け42,46を潤滑している。こうした比較例の動力伝達装置20Bでも、トラクション性能と潤滑性能とを両立させることができるが、上述したオイルシール44,48を取り付けるスペースを必要とするから、実施例の動力伝達装置20に比して軸方向のサイズを大きくし、装置全体が大型化してしまう。実施例では、潤滑オイルによる潤滑が必要な円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41,49については第1の空間に配置して潤滑オイルで潤滑し、トラクションオイルによっても潤滑が可能な円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42,46については第2の空間に配置してトラクションオイルで潤滑することにより、トラクション性能と潤滑性能とを両立させると共にオイルシールの配置を必要最小限として装置の小型化を図っているのである。
スライディングガイドは、図示しないが、トランスアクスルハウジング21aに形成されたガイドレールに沿ってリング60を回転自在に支持しながらスライド可能に構成されている。上端部にガイドレールに沿ってスライド可能に取り付けられたスライダと、上端部と下端部にそれぞれリング60を回転自在に保持するための一対二組のローラとが形成されている。また、スライド機構としては、スライディングガイドの下端部にガイドレールに平行に形成された貫通孔に摺動可能に挿入されたロッドと、ロッドの先端に取り付けられ中央部にトランスアクスルハウジング21aに固定された回転軸が形成されると共に他端にU字形状のU字部が形成されたレバーと、回転軸に対して偏心した位置にレバーのU字部に挿入される凸部が取り付けられたモータとを備え、モータを回転駆動することによりロッドを上下に傾けてスライディングガイドをスライドさせる。即ち、モータが回転駆動されると、モータの回転軸に対して偏心した凸部によりレバーが回転軸を中心として揺動するため、これにより、レバーに連結されたロッドを上下方向に傾けて、リング60をスライドさせるのである。
狭圧力調節機構50は、アウトプットコーン36に内蔵されており、機械的な機構によりインプットコーン34とアウトプットコーン36とよりリング60に作用する狭圧力を調節する。図4は狭圧力調節機構50の構成の概略を示す構成図であり、図5は狭圧力調節機構50を部分的に拡大した部分拡大図である。狭圧力調節機構50は、図示するように、アウトプットシャフト38の先端部に形成されたスプラインにスプライン嵌合されアウトプットシャフト38に対して軸方向に移動不能に固定された固定部材52と、アウトプットコーン36の内周面に形成されたスプラインにスプライン嵌合されアウトプットシャフト38に対してアウトプットコーン36と共に軸方向に移動可能に形成された移動部材54と、固定部材52に形成された複数の半球状のボール受け52aと移動部材54に形成された複数の半球状のボール受け54aとの間に配置された複数のボール56と、固定部材52と移動部材54との間に設けられ固定部材52をバネ受けとして移動部材54を軸方向に付勢するバネ58と、アウトプットコーン36に取り付けられアウトプットコーン36をアウトプットシャフト38に対して軸方向に移動可能に支持する支持部材59と、を備え、アウトプットシャフト38に作用するトルクを軸方向の力に変換してアウトプットコーン36に作用させることによりリング60の狭圧力を調節する。図5に示すように、アウトプットシャフト38にトルクが作用していないときには、固定部材52のボール受け52aと移動部材54のボール受け54bとは丁度向かい合う位置にあり、移動部材54はボール56からの何らの力も受けないが(図5(a)参照)、アウトプットシャフト38にトルクが作用すると、固定部材52のボール受け52aと移動部材54のボール受け54aとの間にねじれが生じて固定部材52からの反力を用いてボール56で移動部材54を押す出す力が生じる(図5(b)参照)。前述したように、移動部材54にはアウトプットコーン36が取り付けられているから、移動部材54の移動に伴ってアウトプットコーン36も押し出されることになる。このとき、アウトプットコーン36を押し出す力はアウトプットシャフト38に作用するトルクが大きいほど大きくなり、これにより、リング60の狭圧力が調節される。
以上説明した実施例の動力伝達装置20によれば、ケース21の内部にCVT30が配置される第1の空間と前後進切換機構24とデファレンシャルギヤ28とが配置される第2の空間とを仕切る仕切プレート21dを設け、インプットコーン34,アウトプットコーン36をそれぞれ回転自在に支持しスラスト力を受けることができない純転がりの円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42,46を第1の空間に配置し、インプットシャフト32の一端を回転自在に支持しスラスト力を受けることができる円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41やアウトプットシャフト38を回転自在に支持しスラスト力を受けることができる円錐ころ軸受けとして形成された軸受け49,アウトプットコーン36の一端を回転自在に支持する軸受け45を第2の空間に配置してオイルシール43,47でシールし、第1の空間にトラクションオイルを充填すると共に第2の空間に潤滑オイルを充填するから、二つの空間に区画するだけで、トラクションオイルによりCVT30のトラクション性能を確保すると共に潤滑オイルによる潤滑が必要な軸受け41,49(円錐ころ軸受け)や前後進切換機構24,デファレンシャルギヤ28の潤滑性能を確保することができる。また、トラクションオイルにトラクション性能を低下させる添加剤を不要とすることができる。この結果、トラクション性能と潤滑性能とを両立しながら装置の小型化を図ることができる。
実施例の動力伝達装置20では、第1の空間(トラクションオイル室)に配置する軸受け42,46を円筒ころ軸受けとして形成すると共に第2の空間(ギヤオイル室)に配置する軸受け41,49を円錐ころ軸受けとして形成するものとしたが、これに限定されるものではなく、軸受け42,46としてはトラクションオイルによる潤滑が可能なものであれば他の如何なる軸受けにより支持するものとしてもよいし、軸受け41や軸受け49としてはスラスト力を受けることができ潤滑オイルによる潤滑が必要なものであれば他の如何なる軸受けにより回転自在に支持するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、また、狭圧力調節機構50としては、アウトプットシャフト38に取り付けられた固定部材52と、アウトプットコーン36に取り付けられた移動部材54と、固定部材52に形成された複数の半球状のボール受け52aと移動部材54に形成された複数の半球状のボール受け54aとの間に配置された複数のボール56とにより構成するものとしたが、アウトプットシャフト38に作用するトルクを軸方向の力に変換してアウトプットコーン36に作用させることができるものであれば、如何なる機構により構成するものとしても構わない。また、実施例の動力伝達装置20では、狭圧力調節機構50をアウトプットコーン36に内蔵するものとしたが、アウトプットコーン36に代えてインプットコーン34に内蔵するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、インプットシャフト32とインプットコーン34とを一体的に形成するものとしたが、別体として形成するものとしてもよい。この場合、アウトプットコーン36に代えてインプットコーン34に対して狭圧力調節機構を設けるものとすれば、アウトプットシャフト38とアウトプットコーン36とを一体的に形成することも可能である。
ここで、実施例や変形例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、インプットシャフト32とインプットコーン34とが「入力部材」に相当し、アウトプットシャフト38とアウトプットコーン36とが「出力部材」に相当し、リング60が「伝達部材」に相当し、ガイドレール69に沿ってスライドするスライディングガイドとスライド機構とが「スライド手段」に相当し、インプットコーン34の一端(インプットシャフト32)を回転自在に支持する円錐ころ軸受けとして形成された軸受け41が「第1の軸受け」に相当し、インプットコーン34の他端を回転自在に支持する円筒ころ軸受けとして形成された軸受け42が「第2の軸受け」に相当し、アウトプットシャフト38を回転自在に支持する円錐ころ軸受けとして形成された軸受け49が「第3の軸受け」に相当し、アウトプットシャフト38に接続されたアウトプットコーン36を回転自在に支持する円筒ころ軸受けとして形成された軸受け46が「第4の軸受け」に相当し、オイルシール43,47を用いてCVT30や軸受け42,46を収容するトラクションオイル室と軸受け41,49や前後進切換機構24,デファレンシャルギヤ28を収容するギヤオイル室の二つの空間に区画するトランスアクスルハウジング21aとコンバータハウジング21bとリアカバー21cと仕切プレート21dとからなるケース21が「ケース」に相当する。また、前後進切換機構24が「回転切替機構」に相当する。さらに、デファレンシャルギヤ28が「差動機構」に相当する。なお、実施例や変形例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業などに利用可能である。
本発明の一実施例としての動力伝達装置20の構成の概略を示す構成図である。 CVT30の変速の様子を示す説明図である。 比較例の動力伝達装置20Bの構成の概略を示す構成図である。 狭圧力調節機構50の構成の概略を示す構成図である。 狭圧力調節機構50を部分的に拡大した部分拡大図である。
符号の説明
20,20B 動力伝達装置、21 ケース、21a トランスアクスルハウジング、21b コンバータハウジング、21c リアケース、21d 仕切プレート、22 出力軸、24 前後進切換機構、24a サンギヤ、24b リングギヤ、24c キャリア、26 減速ギヤ、28 デファレンシャルギヤ、30 CVT、32 インプットシャフト、34 インプットコーン、36 アウトプットコーン、38 アウトプットシャフト、41,41B,42,45,46,49 軸受け、43,44,47,48 オイルシール、50 狭圧力調節機構、52 固定部材、52a,54a ボール受け、54 移動部材、56 ボール、58 バネ、59 支持部材、60 リング。

Claims (5)

  1. 入力軸と該入力軸に平行に配置された出力軸とを有し、該入力軸に入力された動力を無段階に変速して該出力軸に出力する無段変速機を備える動力伝達装置であって、
    前記入力軸を含む円錐形状の入力部材と、
    前記出力軸を含み、前記入力部材とは逆向きに配置された該入力部材と略同一の円錐形状の出力部材と、
    前記入力部材と前記出力部材とに狭圧され、前記入力部材からの動力を前記出力部材に伝達する環状の伝達部材と、
    前記伝達部材をスライドすることにより変速比を変更可能なスライド手段と、
    前記入力部材の一端側に取り付けられ、潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第1の軸受けと、
    前記入力部材の他端側に取り付けられ、前記第1の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第2の軸受けと、
    前記第1の軸受けが取り付けられた側と同側の前記出力部材の一端側に取り付けられ、潤滑用のオイルによる潤滑が必要な第3の軸受けと、
    前記出力部材の他端側に取り付けられ、前記第3の軸受けとは異なる種類でトルク伝達用のオイルによる潤滑が可能な第4の軸受けと、
    前記動力伝達装置を構成する部材を収容し、シール部材と共に、前記入力部材と前記出力部材と前記伝達部材と前記スライド手段と前記第2の軸受けと前記第4の軸受けとが配置された第1の空間と、前記第1の軸受けと前記第3の軸受けとが配置された第2の空間とに区画し、前記第1の空間にトルク伝達用のオイルが充填され、前記第2の空間に潤滑用のオイルが充填されたケースと、
    を備える動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記第1の軸受けと前記第3の軸受けは、スラスト力を受けることができる軸受けであり、
    前記第2の軸受けと前記第4の軸受けは、スラスト力を受けることができない純転がりの軸受けである
    動力伝達装置。
  3. 請求項2記載の動力伝達装置であって、
    前記第1の軸受けと前記第3の軸受けは、円錐ころ軸受けであり、
    前記第2の軸受けと前記第4の軸受けは、円筒ころ軸受けである
    動力伝達装置。
  4. ギヤにより構成され、正転と逆転との切替を伴って入力された動力を前記入力軸に出力する回転切替機構が前記第2の空間に配置されてなる請求項1ないし3いずれか1項に記載の動力伝達装置。
  5. 前記出力軸に接続され、該出力軸の動力を二つの他の軸に出力する差動機構が前記第2の空間に配置されてなる請求項1ないし4いずれか1項に記載の動力伝達装置。
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