JP5012172B2 - 平面型表示装置 - Google Patents

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本発明は、平面型表示装置に係わり、表示パネルとシャーシ部材に載置された回路部品との電気的な接続を行うフレキシブルプリント配線板の接続の安定化、および損傷防止を図るための平面型表示装置に関するものである。
近年、情報の表示装置の需要は、地上波ディジタル放送への移行等を背景に大画面の平面型表示装置に大きくシフトしている。この平面型表示装置の1つにプラズマディスプレイ装置がある。プラズマディスプレイ装置は、放電する素子をセル状に配置し、二枚のガラス基板を張り合わせて封止し、この放電素子を封止空間で放電させて、ガラス基板上の蛍光体を発光して情報を表示させるものであり、プラズマディスプレイ(以後、PDPと称す)は、この放電時に発熱することになる。PDPの発熱による温度上昇は、蛍光体の発光輝度を変化させることから画質の劣化となるだけではなく、ガラス基板の局部的な温度分布によってガラス基板の破損を招くこともある。このため、PDPにおいて発生した熱は、粘着性高熱伝導性シート等を介して熱伝導性の良い金属製シャーシ部材に熱伝達させ、空気中に放熱する構成としている。また、シャーシ部材は、PDPのガラス基板背面側で粘着性高熱伝導シート等によって固着されるが、PDPの放熱のみならず、PDPの強度的な補強、及びPDPを駆動、操作する回路基板をPDPの固着平面側と反対の平面側において保持する部材としての役目を担っている。
ここで、PDPは内部に形成されたアドレス電極と、表示電極によってセル状に配置された放電素子を放電させて情報を表示することになるが、PDPの内部に形成された電極にパルス電圧を引加するためにフレキシブルプリント配線板の一端が接続されて外部に引きだされており、フレキシブルプリント配線板の他端は、シャーシ部材に載置される回路基板に接続している。
これらの構成において、PDPの放電時に発生する熱によって、放熱のために熱接続されたシャーシ部材が温度上昇を生じることになり、PDPの大型化に伴なってシャーシ部材も大型化しており、PDPとシャーシ部材は、各々の熱膨張率の差によって生じる歪み量も大きくなっている。このPDPとシャーシ部材との熱膨張率の差による歪み現象によって、それぞれに接続端を有している配線や、シャーシ部材に載置された回路部品が破損される懸念があり、この配線の破損防止に関する技術が特許文献1(特開2005−234583号公報),及び特許文献2(特開2006−195177号公報)に開示されている。また、回路部品の破損防止に関する技術が特許文献3(特開2006−119635号公報)に開示されている。
特開2005−234583号公報 特開2006−195177号公報 特開2006−119635号公報
本発明は、PDPとシャーシ部材の熱膨張率の差で生じる歪みに対し、シャーシ部材に保持されたPDPと回路基板を電気的接続するフレキシブルプリント配線板における損傷を防止する平面型表示装置を提供するものであるが、上記した従来技術には解決しなければならない技術課題がある。
特許文献1に記載されているプラズマディスプレイ装置は、熱変形による配線の損傷を防止し、高品質の画像を具現するために、PDP及び回路基板を連結する配線の前後直線長さに対する回路基板の一端から配線の湾曲部までの直線長さの比を少なくとも0.25以上とするものとしている。しかし、この配線の損傷防止は、配線の長さによって歪み量の影響を制限して対応しようとするものであり、プラズマディスプレイ装置の発熱状態や、PDPの大きさ、PDPとシャーシの配置関係等の構成によっては、配線長の増大等を招くものである。また、配線の損傷の原因を排除するものではないことから、プラズマディスプレイ装置の構成の相違において損傷防止として選定されるべき形状が異なる懸念を有するものである。
特許文献2に記載されているフラット表示装置は、フラット表示パネルも背面に回路基板を固定するためのシャーシを熱的に接続した構造でのシャーシとパネルとの熱膨張の違いによって生じる位置関係の変化に起因するフレキシブルケーブルの負担を軽減し、フレキシブルケーブルの離脱や破損を防止するために、シャーシを独立した複数のシャーシとして構成するとともに、回路基板を複数のブロック基板に分割して、複数のブロック基板を複数のシャーシに隙間を設けてそれぞれ取り付ける構成としている。シャーシを小型に分割することにより、熱膨張率の相違による歪み量を分散縮小することができているが、シャーシの他の役目としてのフラット表示パネルの強度的な補強作用に関してはシャーシの小型分割化において何ら検討されていないものである。
特許文献3に記載されているプラズマ表示装置は、テープキャリアパケッジに形成され、ドライブICの発熱を放熱するためにドライブICに熱接続したカバープレートとシャーシベースで挟持されたドライバICの損傷を防止するために、カバープレートとシャーシベースの少なくとも1つに、ドライブICと対応する部分の周囲にスリットを形成しているものである。PDPとシャーシベースの熱膨張率の差によって、歪み作用力を受ける場合にも、スリットによって区画された部分が遥動してドライバICへの過度に強い外力が作用することを防いでいる。ただ、この技術は、ドライブICの損傷防止のためドライブICへのZ方向への圧力を緩和する効果を発揮するものの、ドライブICをパケージングするテープキャリアパケージ等に作用されるX方向、Y方向の歪みに関する対応は考慮されていない。
上記課題を解決するために、本発明の平面型表示装置は、表示パネルと、表示パネルを駆動する複数の回路基板と、複数のシャーシ部材とを有し、複数のシャーシ部材の一平面側は、表示パネルに熱伝導部材を介して固着され、複数のシャーシ部材の他の平面側には、複数の回路基板を固定し、表示パネルと複数の回路基板とは複数の回路基板に設けられたコネクタを介してフレキシブルプリント配線板により電気的に接続され、複数のシャーシ部材は、コネクタの個数と同数又はコネクタの個数よりも少ない数による構成であって、複数のシャーシ部材の各々は、コネクタにフレキシブルプリント配線板を接続する方向と直角方向の形状を、各々のシャーシ部材に搭載されたコネクタに接続される1つ、あるいは複数におけるフレキシブルプリント配線板の配線部分の平面的な幅形状に約等しい大きさとし、表示パネル平面上に隣接して配置され、隣接して配置されたシャーシ部材同士は、熱膨張において接することのない間隔を有している。
さらには、隣接して配置される複数のシャーシ部材の隣接辺の一方において平面的な凸形状辺が形成され、隣接して配置された複数のシャーシ部材の隣接辺の対向隣接辺において平面的な凹形状辺が形成され、隣接するシャーシ部材の一方凸形状辺と他方の凹形状辺とが平面的に重なり合うように、複数のシャーシ部材が表示パネルに固定されている。
さらには、隣接して配置される複数のシャーシ部材の隣接辺の一方は、段形状に形成され、隣接して配置された複数のシャーシ部材の隣接辺の対向隣接辺は平板形状に形成され、隣接するシャーシ部材の一方の段形状と他方の平板形状とが立体的に重なり合うように、複数のシャーシ部材が表示パネルに固定されている。
上記構成による本発明によれば、表示パネルの強度補強を図りながら、発熱による表示パネルとシャーシ部材との熱膨張率の違いによって生じるシャーシ部材の歪み量を分散し、表示パネルと回路基板を接続するフレキシブルプリント配線板の損傷防止等の図れる平面型表示装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の平面型表示装置の構成を概念的に示した構成図である。図1に示すように、平面型表示装置1は、筐体2内部に自発光型のPDP(表示パネル)3を有している。表示パネル3は、放電セル層31を前面ガラス基板32と背面ガラス基板33とで挟持した構成である。また、筐体2内において、表示パネル3の背面ガラス基板33側の後方には表示パネル3を駆動する回路部品,及び平面型表示装置1を操作する回路部品を載置した複数の回路基板4を搭載している。
ここで、筐体2内部における表示パネル3と回路基板4との支持状態を説明する。表示パネル3の背面ガラス基板33には、高熱伝導性の粘着部材5により熱伝導性の良い金属製のシャーシ部材6を固着している。表示パネル3の発熱を高熱伝導性の粘着部材5を介してシャーシ部材6に熱伝達し、シャーシ部材6において空気中に放熱する構成としている。また、回路基板4は、シャーシ部材6の表示パネル3の固着平面とは異なる他の平面に保持部材を介して固定される。表示パネル3を駆動する回路部品を搭載した回路基板4には、表示パネル3との電気的接続を行うために複数個のコネクタ7を載置している。複数個のコネクタ7と表示パネル3から引き出された電極は、複数個のフレキシブルプリント配線板8で電気的に接続される構造である。
ここで、シャーシ部材6は、表示パネル3の全面に略等しい平面において、表示パネル3の長辺方向(X方向)に略等しい長さで、表示パネル3の短辺方向(Y方向)に複数個に分割されて固着されている。図1に示したシャーシ部材6は、4分割として示しているが、シャーシ部材6の分割数は、シャーシ部材6に載置されているコネクタ7の位置ずれを最小にしてフレキシブルプリント配線板8が損傷を来さないようにするために、コネクタ7を載置することの可能な大きさで最小の大きさとして分割することが好ましい。
ただ、図1の上から2番目に記載のようにコネクタ7の接続部を小さくして、フレキシブルプリント配線板8のプリント配線部分を幅広としたフレキシブルプリント配線板8を使用されるような場合においては、シャーシ部材6の形状をコネクタ7の幅に合わせた最少の大きさに形成して、隣接配置されるフレキシブルプリント配線板8を接続すると隣接するシャーシ部材6間の隙間が広くなり、表示パネル3の放熱効果や、強度補強効果を阻害することになる。よって、分割されるシャーシ部材6のコネクタ7の接続方向の幅形状は、コネクタ7に接続されるフレキシブルプリント配線板8の配線部を配置した幅形状に約等しい大きさとすることが良い。理由は後述するが、1つ分割シャ−シ部材6に複数個のコネクタ7を搭載させる場合には、各々のコネクタ7に接続する各々のフレキシブルプリント配線板8の配線部分を配置した幅形状を同一平面的に配置される大きさに約等しい大きさとすることは言及するまでもない。この状態において、隣接する各々のシャーシ部材の熱膨張による偏位時において接触しない隙間を有する形状とすることになる。
図1においては、4分割されたシャーシ部材6の各々には、表示パネル3を駆動する回路部品に接続されたコネクタ7を1つづつ載置して、コネクタ7の数を4個として記載しているが、コネクタ7の数は、プラズマディスプレイ装置として必要とされる数を載置することで4つであることを限定しているものではないことは、言及するまでもない。
また、シャーシ部材6の分割数を多くすることは部品の管理、製造上の作業性等の観点からは好ましい方向ではないので、シャーシ部材6の大きさは、コネクタ7を搭載可能とし、かつフレキシブルプリント配線板8の配置に支障のない最少の形状を基本として、フレキシブルプリント配線板8の損傷を来さない状況の基で選定されることでよい。よって、1つの分割シャーシ部材6に複数個のコネクタ7を載置されることでも良い。
ここで、回路部品、及びコネクタ7を載置した回路基板4は、保持部材によりシャーシ部材6にネジ等(図示せず)によって保持されている。また、シャーシ部材6には、プラズマディスプレイ装置1を操作、制御する等の他の回路部品を載置した他の回路基板4も保持されている。
表示パネル3を固着した分割シャーシ部材6は、プラズマディスプレイ装置1自体を支持する支持部材9によって支持されている。
次に、シャーシ部材6の分割形状について説明する。図2は、コネクタを載置した回路基板を保持するシャーシ部材の分割形状を示す概略模式図である。図2において、(1)は、本発明のシャーシ部材6形状における熱膨張による歪み状態を示したものであり、(2)は、一般的に実施されている一枚の板状のシャーシ部材における歪み状態を比較して示している。
ここで、表示パネル3のガラス基板33の代表的な素材とされるガラスの熱線膨張率は約8.5×10-6/Kであり、シャーシ部材5をアルミニューム材として仮定すると、熱線膨張率は約23.0×10-6/Kとされることから、双方の部材は、熱線膨張率の相違によって所定の温度上昇における伸びる量が異なることになる。よって、双方の部材に接合されているフレキシブルプリント配線板8の接続両端の常温状態での設定位置は、表示パネル3の発熱による温度上昇時において表示パネル3とコネクタ7との接続両端に相対位置ずれを生じることになる。図3は、熱膨張による相対位置ずれの現象を分かりやすく説明するために、シャーシ部材6と表示パネル3におけるそれぞれの膨張率による伸びの相対の伸び量の差をシャーシ部材6の歪み量の形として表示している。
表示パネル3の短辺方向(Y方向)において4分割したシャーシ部材6の形状は、短辺方向の長さを(l)とし、温度上昇時の歪み量が(δl)であるすると、従来の一枚の大型のシャーシ部材における短辺方向の長さ(L≒4×l)における歪み量(δL≒4×δl)であり、両者を比較すると、分割された各々のシャーシ部材6の歪み(δl)のトータルした歪み量(4×δl)は、約同じ量(δL)であるが、それぞれのシャーシ部材6の歪み量(δl)は一枚の大型のシャーシ部材の伸びより小さくなる(δL>δl)ことを示している。すなわち、従来の一枚の大型のシャーシ部材6の端部領域に載置されるコネクタ7の相対位置ずれ量に対しては、シャーシ部材6を分割してコネクタ7を載置することによって位置ずれ量を抑制することができる。また、コネクタ7を載置しているシャーシ部材6の熱膨張による歪みは、コネクタ7を載置した両方向に広がるように歪むことから、フレキシブルプリント配線板8に偏った歪みを付与されることがないためにフレキシブルプリント配線板8のコネクタ7からの脱落や、損傷を抑制することが可能である。
ここで、シャーシ部材6の表示パネル3の長辺方向の形状は、従来の一枚の大型シャーシ部材と略同じ長さとしているのは、フレキシブルプリント配線板8の湾曲伸延方向であることから、シャーシ部材6の熱膨張による歪み量(δW)の影響を吸収し易い構成であることによるものである。フレキシブルプリント配線板8の設置の状況によっては、シャーシ部材6は、長辺方向においても分割されることにより、表示パネル3の発熱によるフレキシブルプリント配線板8の脱落、損傷に効果を有することができる。
ついで、分割されたシャーシ部材6の形状と、表示パネル3とシャーシ部材6の固着位置関係の詳細について説明する。
図2に示すように、分割された各々のシャーシ部材6は、隙間(d)を有するように配置して固着している。分割されたシャーシ部材6は、常温時の固着状態に対し、温度上昇時に四方に膨張することから、隣接するシャーシ部材6間の隙間(d)は、少なくとも熱膨張による位置ずれ量(表示パネル3とシャーシ部材6の熱線膨張率の差の歪み量:δl)よりも大きい長さとする必要がある。シャーシ部材6の分割数が少ないと、必然的に熱膨張の歪み量(δl)も大きくなることから、各々の隙間(d)も広くする必要がある。隙間が広くなると、表示パネル3の短辺方向において分割されたシャーシ部材の構成において、隙間(d)における部分が、表示パネル3の補強上の劣弱懸念として生じることになる。
この表示パネル3の補強問題に対応するための分割シャーシ6の形状に関する実施例を図3、図4により説明する。図3は、平面的な形状によって対応するシャーシ部材を模式的に示す斜視図であり、図4は、立体的な形状によって対応するシャーシ部材を模式的に示す斜視図である。図3、図4において、長辺方向の長さ(W)、短辺方向の長さ(l)、及び隙間(d)は、図2において説明した形状との関係を示したものである。
まず、図3に示す第1の実施例は、分割されたシャーシ部材6の長辺方向の辺部の任意の位置において辺部に対して平面的に略半円状による凸部61を形成している。凸部61の形状は、隙間(d)を設けて隣接して配置されている分割シャーシ部材6の対向辺部に達して、さらに、この隣接したシャーシ部材6の辺部を超える長さ(D)(D>d)として突出しているものである。各々の分割シャーシ6において、凸部61を形成した辺部に対向する辺部には、隣接して配置された分割シャーシ6の凸部61を勘合的に配置しうる凹部62(深さ:D)を設けている。凸部61と、凹部62とは、平面上で契合的に噛み合わせて配置するために長辺方向の略同一位置に設けられることになる。また、この構成は、シャーシ部材6の短辺方向の長さ(l)を長辺方向に向かって略同一の長さとして形成することとなり、熱線膨張による伸び歪み量を増加させることが無い。また、この平面的な契合的な配置によって、隙間(d)の形状が直線状となすことを回避され、表示パネル3の補強の劣弱性を回避することができるものである。
ここで、図3には、凸部61、凹部62の形状を1組のみ形成して示しているが、所定の位置において複数組構成しても良い。また、凸部61、及び凹部62は、略半円形状として記載しているが、楕円形、台形,矩形等の他の形状であっても良いことは言うまでも無い。
次に、図4示す第2実施例は、分割されたシャーシ部材6の表示パネル3の長辺方向の辺部に沿ってプレス加工等によりシャーシ部材6の厚さ(t)より若干大きな段差長(T)を有し、シャーシ部材の隙間(d)より大きな長さ(D)を有する凸辺鍔状形状63を設けて、隣接するシャーシ部材6のベース部に覆うように配置されている。すなわち、分割シャーシ部材6間の隙間に隣接する分割シャーシ部材6を配設することにより表示パネル3の補強の劣弱を補強している。
上記のように、回路基板4を保持し、表示パネル3を固着するシャーシ部材6を分割して形成し、各シャーシ部材を離間して配置することにより、表示パネル3の発熱によるシャーシ部材6の温度上昇に関わらず、シャーシ部材6と表示パネル3の熱膨張率の差によるシャーシ部材の歪み量を分散することができ、シャーシ部材に載置されているコネクタ7と、表示パネル3を電気的接続したフレキシブルプリント配線板8への位置ずれを抑制し、コネクタ7からの脱落や、損傷を抑制することを可能にしている。
また、平面型表示装置1は、ますます大型化されており。よって、表示パネル3を固着するシャーシ部材も大型化することになる。シャーシ部材の大型化は、シャーシ部材の生産において設備の大型化による作業性の劣化と大きなコスト高をもたらすことになるが、大画面用のシャーシ部材を分割して形成しながら、表示パネルの補強を劣弱させることの無いシャーシ部材の形成は、平面型表示装置における大画面化の生産性の向上を図ることができる。
以上のように、本発明によれば、生産性、及び信頼性の高い大画面の平面型表示装置を提供することができるものである。
本発明の平面型表示装置の構成を概念的に示した構成図である。 本発明におけるコネクタを載置した回路基板を保持するシャーシ部材の分割形状を示す概略模式図である。 本発明の平面的な形状によって対応した分割シャーシ部材を模式的に示す斜視図である。 本発明の立体的な形状によって対応した分割シャーシ部材を模式的に示す斜視図である。
符号の説明
1 平面型表示装置
2 筐体
3 PDP(表示パネル)
4 回路基板
5 熱伝導部材
6 分割シャーシ部材
7 コネクタ
8 フレキシブルプリント配線板
9 支持部材

Claims (2)

  1. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する複数の回路基板と、複数のシャーシ部材とを有し、
    前記複数のシャーシ部材の一平面側は、前記表示パネルに熱伝導部材を介して固着され、前記複数のシャーシ部材の他の平面側には、前記複数の回路基板固定されており、
    前記表示パネルと前記複数の回路基板とは前記複数の回路基板に設けられたコネクタと接続されたフレキシブルプリント配線板により電気的に接続され、
    前記複数のシャーシ部材は、前記コネクタの個数と同数又は前記コネクタの個数よりも少ない数による構成であって、
    前記複数のシャーシ部材の各々は、前記コネクタに前記フレキシブルプリント配線板を接続する方向と直角方向の形状を、前記各々のシャーシ部材に設けられた前記コネクタに接続され1つ、あるいは複数前記フレキシブルプリント配線板の配線部分の平面的な幅形状に約等しい大きさとし、前記表示パネル平面上に隣接して配置され、
    前記隣接して配置されたシャーシ部材同士は、熱膨張において接することのない間隔を有しており、かつ
    前記隣接して配置される複数のシャーシ部材の隣接辺の一方において平面的な凸形状辺が形成され、
    前記隣接して配置された複数のシャーシ部材の前記隣接辺の対向隣接辺において平面的な凹形状辺が形成され、
    隣接するシャーシ部材の前記一方の凸形状辺と前記他方の凹形状辺とが平面的に重なり合うように、前記複数のシャーシ部材が前記表示パネルに固定された
    ことを特徴とする平面型表示装置。
  2. 表示パネルと、前記表示パネルを駆動する複数の回路基板と、複数のシャーシ部材とを有し、
    前記複数のシャーシ部材の一平面側は、前記表示パネルに熱伝導部材を介して固着され、前記複数のシャーシ部材の他の平面側には、前記複数の回路基板が固定されており、
    前記表示パネルと前記複数の回路基板とは、前記複数の回路基板に設けられたコネクタと接続されたフレキシブルプリント配線板により電気的に接続され、
    前記複数のシャーシ部材は、前記コネクタの個数と同数又は前記コネクタの個数よりも少ない数による構成であって、
    前記複数のシャーシ部材の各々は、前記コネクタに前記フレキシブルプリント配線板を接続する方向と直角方向の形状を、前記各々のシャーシ部材に設けられた前記コネクタに接続された1つ、あるいは複数の前記フレキシブルプリント配線板の配線部分の平面的な幅形状に約等しい大きさとし、前記表示パネル平面上に隣接して配置され、
    前記隣接して配置されたシャーシ部材同士は、熱膨張において接することのない間隔を有しており、かつ
    前記隣接して配置される複数のシャーシ部材の隣接辺の一方は、段形状に形成され、
    前記隣接して配置された複数のシャーシ部材の前記隣接辺の対向隣接辺は平板形状に形成され、
    隣接するシャーシ部材の前記一方の段形状と前記他方の平板形状とが立体的に重なり合うように、前記複数のシャーシ部材が前記表示パネルに固定された
    ことを特徴とする平面型表示装置。
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