本発明は情報交換装置、情報交換システム及びそれらに用いる情報交換方法並びにそのプログラムに関し、特に装置使用者の置かれている状況や装置使用者の置かれた状況に応じて、公開するプロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)を制御する情報交換装置に関する。
従来、この種の情報交換装置としては、図33に示すような顧客選考推定装置がある(例えば、特許文献1参照)。図33に示すように、従来の顧客選考推定装置のセンタシステム40は、各種の情報が格納されたコンテンツデータベース44と、コンテンツデータベース44から収集する情報の内容を決定するための各種の情報提供プログラムが格納されたプログラムデータベース43と、情報提供の履歴データを記録するための顧客履歴データベース42と、サーバ41と、通信装置45とを備えている。
また、情報端末30はCPU(中央処理装置)31aを含むコントローラ31、車両状態検出装置32、乗員状態検出装置33、ナビゲーション装置34、入力装置35、AV装置36、通信装置37を備えている。尚、従来の顧客選考推定装置では、情報端末30としてカーナビゲーションシステム、センタシステム40にカーナビゲーションシステムに対する情報配信システムを想定している。
従来の顧客選考推定装置では、情報端末30がセンタシステム40に情報配信の要求を行う際に、情報端末30が搭載されている車両の速度や位置等の状況を検出してセンタシステム40に送る。センタシステム40は、情報端末30から受信した車両の状況と顧客履歴データベース42中の履歴との照合を行い、過去の似た状況で情報受信者の満足度が高かった情報配信の履歴を参考にして、プログラムデータベース43から情報提供プログラムを選択する。
このように、情報端末30が搭載されている車両の状況を用いて、センタシステム40が情報提供方法を選択することで、従来の顧客選考推定装置では、車両の状況に合わせた情報提供を実現している。
個人が情報を記憶したデータベースを持ち歩き、それぞれのユーザの嗜好に合わせて居合わせた別のユーザと情報交換を行うモデルを想定した場合、上記の従来の技術では以下の2つの問題が発生する。
第1に、上記の従来の技術のような、状況を用いて送信する情報を選別する情報交換装置においては、情報受信側にとって都合のよい情報を情報送信側が送信するので、情報受信側が情報送信側に送付した情報受信側の状況によって、情報送信側が送信する情報を選別するものしか存在しないため、情報送信側が、自分の状況に合わせて送信する状況を選別することができないという問題がある。
第2に、従来の情報交換装置においては、予め素性の分かっている相手から情報送信を受けることを前提としているため、素性の知れない情報交換相手の候補に情報交換の要求を行う際に、公開するプロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)の選別の基準を判断することができないという問題がある。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、情報送信側の状況に合わせて送信する情報を選別することができる情報交換装置、情報交換システム及びそれらに用いる情報交換方法並びにそのプログラムを提供することにある。
本発明による情報交換装置は、自装置及びユーザの置かれた状況を検出する状況検出手段と、
前記状況検出手段が検出した状況によって公開する自装置のプロファイルの選別を行う公開プロファイル選別手段と、
自装置の公開プロファイルと情報交換相手候補から送信されてきた相手装置の公開プロファイルとのマッチングを行って前記情報交換相手候補との情報交換を行うか否かを決定するプロファイルマッチング手段と、
前記プロファイルマッチング手段が行った前記公開プロファイルのマッチングで前記情報交換を行うと決定した情報交換相手に送信する情報の選別をそのマッチング結果を基に行う送信情報選別手段と、
前記情報交換相手との交換プロファイル及び交換情報の送受信を行う通信装置とを備え、
前記状況検出手段が検出した状況を受取ってその状況に予め関連付けられたタグを付与する状況タグ付け手段を含み、
前記公開プロファイル選別手段は、前記状況タグ付け手段が状況に付与したタグによって公開するプロファイルの選別を行うタグ基準公開プロファイル選別手段であることを特徴とする。
本発明による情報交換システムは、上記の情報交換装置を具備している。
本発明による情報交換方法は、情報交換相手と情報交換を行う情報交換装置に用いられる情報交換方法であって、
前記情報交換装置が、
前記情報交換装置自体及びユーザの置かれた状況を検出する検出処理と、
前記検出処理にて検出した状況によって公開するプロファイルの選別を行うプロファイル選別処理と、
前記情報交換装置自体の公開プロファイルと情報交換相手候補から送信されてきた相手の公開プロファイルとのマッチングを行って前記情報交換相手候補との情報交換を行うか否かを決定する決定処理と、
前記公開プロファイルのマッチングで前記情報交換を行うと決定した情報交換相手に送信する情報の選別をそのマッチング結果を基に行う情報選別処理と、
前記情報交換相手との交換プロファイル及び交換情報の送受信を行う処理とを実行し、
前記情報交換装置が、前記検出処理にて検出した状況を受取ってその状況に予め関連付けられたタグを付与する処理を実行し、
前記公開プロファイルの選別において、前記状況に付与したタグによって公開するプロファイルの選別を行っている。
本発明によるプログラムは、情報交換相手と情報交換を行う情報交換装置の中央処理装置に実行させるプログラムであって、
前記情報交換装置自体及びユーザの置かれた状況を検出する状況検出処理と、
前記状況検出処理にて検出した状況によって公開するプロファイルの選別を行うプロファイル選別処理と、
前記情報交換装置自体の公開プロファイルと情報交換相手候補から送信されてきた相手の公開プロファイルとのマッチングを行って前記情報交換相手候補との情報交換を行うか否かを決定するプロファイルマッチング処理と、
前記公開プロファイルのマッチングで前記情報交換を行うと決定した情報交換相手に送信する情報の選別をそのマッチング結果を基に行う送信情報選別処理と、
前記情報交換相手との交換プロファイル及び交換情報の送受信を行う通信処理とを含み、
前記情報交換装置の中央処理装置に、前記状況検出処理において検出した状況に予め関連付けられたタグを付与する状況タグ付け処理を含み、
前記公開プロファイル選別処理が、前記状況タグ付け処理において前記状況に付与されたタグによって公開するプロファイルの選別を行うタグ基準公開プロファイル選別処理であることを特徴とする。
すなわち、本発明の情報交換装置は、情報交換装置自体やユーザの置かれた状況を検出する状況検出手段と、状況検出手段の検出した状況により公開するプロファイルの選別を行う公開プロファイル選別手段と、自身の公開プロファイルと情報交換相手候補から送信されてきた相手の公開プロファイルとのマッチングを行い情報交換相手候補と情報交換を行うか否かを決定するプロファイルマッチング手段と、プロファイルマッチング手段が行ったプロファイルのマッチング情報に従って情報交換相手に送信する情報の選別を行う送信情報選別手段と、情報交換相手と交換プロファイルや交換情報の送受信を行う通信装置と、を備えている。
状況検出手段の検出した状況により公開プロファイル選別手段が公開するプロファイルを選別し、通信装置が選別されたプロファイルを送信する。通信装置が情報交換相手の候補から公開プロファイルを受信したら、公開プロファイル選別手段が選別した自身の公開プロファイルのマッチングを行い、送信情報選別手段はマッチングしたプロファイルに関連するジャンルに関する情報のみを選別して通信装置から送信する。
本発明の情報交換装置では、上記のような構成を採用し、周囲の状況に合わせて公開プロファイル及び公開情報を選別することによって、状況検出手段の検出した状況によって公開プロファイル選別手段が公開するプロファイルを選別し、その公開プロファイルによって送信する情報の選別を行うため、情報送信側が、自分の状況に合わせて送信する情報を選別することが可能となる。
また、本発明の情報交換装置では、上記のような構成を採用し、周囲の状況に合わせて公開プロファイル及び公開情報を選別することによって、状況検出手段の検出した状況によって、情報交換相手候補のおかれている状況や素性を推定し、公開するプロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)を選別することが可能となるため、素性の知れない情報交換相手の候補に情報交換の要求を行う際に、自分の状況に合わせて公開するプロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)を選別することが可能となる。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、情報送信側の状況に合わせて送信する情報を選別することができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
図1は本発明の第1の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。図1において、本発明の第1の実施例による情報交換システムは、情報交換装置1と、他の情報交換装置10とから構成されている。
情報交換装置1は、プロファイルDB(データベース)2と、情報DB3と、状況検出手段4と、公開プロファイル選別手段5と、プロファイルマッチング手段6と、送信情報選別手段7と、通信装置8と、受信情報選別手段9とから構成されている。尚、他の情報交換装置10も通信装置11を備えている。
プロファイルDB2は、プロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)を記憶し、情報DB3は、交換対象である情報を記憶している。状況検出手段4は、情報交換装置1自体やユーザの置かれた状況を検出する。公開プロファイル選別手段5は、状況検出手段4が検出した状況によってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行う。
プロファイルマッチング手段6は、公開プロファイル選別手段5が選別した自身の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとのマッチングを行い、情報交換相手候補と情報交換を行うか否かを決定する。送信情報選別手段7は、プロファイルマッチング手段6が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって情報DB3に記憶されている情報の中から情報交換相手に送信する公開情報の選別を行う。
通信装置8は、公開プロファイル選別手段5が選別した公開プロファイルや送信情報選別手段7が選別した公開情報の情報交換相手への送信、情報交換相手が送信した公開プロファイルや公開情報の受信を行う。受信情報選別手段9は、状況検出手段4の検出した状況によって、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、その選別した情報を情報DB3に記憶させる。
状況検出手段4は、情報交換装置1の外部環境12から「情報交換装置の現在位置」や「情報交換装置の持ち主の行動」等の情報を状況として取得し、公開プロファイル選別手段5及び受信情報選別手段9に送る。
公開プロファイル選別手段5は、状況検出手段4の検出した状況によってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行い、選別した公開プロファイルをプロファイルマッチング手段6に送る。
プロファイルマッチング手段6は、公開プロファイル選別手段5から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信し、公開プロファイル選別手段5が選別した自装置の公開プロファイルと、通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとのマッチングを行い、情報交換相手候補との情報交換を行うか否かを決定する。
ここで行うマッチングにおいては、自装置の公開プロファイルと情報交換相手候補の公開プロファイルとで、完全に一致するもののみがマッチングしたと判定し、マッチングした公開プロファイルが存在した場合にのみ情報交換相手候補と情報交換を行うものとする。
送信情報選別手段7は、プロファイルマッチング手段6によって情報交換相手候補との情報交換を行うと決定した場合のみ、プロファイルマッチング手段6が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって情報DB3に記憶されている情報の中から情報交換相手に送信する公開情報の選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する。
受信情報選別手段9は、状況検出手段4の検出した状況によって、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、その選別した情報を情報DB3に記憶する。
尚、本実施例においては、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルや情報DB3に記憶されている情報をユーザに向けて表示するための表示手段を上記の構成に追加してもよい。
図2は本発明の第1の実施例による情報交換装置1の動作を示すフローチャートである。これら図1及び図2を参照して本発明の第1の実施例による情報交換装置1の動作について説明する。尚、図2に示す処理は情報交換装置1の図示せぬCPU(中央処理装置)がプログラムを実行することで実現される。
まず、情報交換装置1は、情報交換の相手となる他の情報交換装置10を検知することで動作を開始し、状況検出手段4が外部環境12から「情報交換装置の現在位置」や「情報交換装置の持ち主の行動」等の情報を状況として取得し、公開プロファイル選別手段5及び受信情報選別手段9に送る(図2ステップS1)。
公開プロファイル選別手段5は、状況検出手段4の検出した状況によってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルを選別し、選別した公開プロファイルをプロファイルマッチング手段6に送る(図2ステップS2)。
プロファイルマッチング手段6は、公開プロファイル選別手段5から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補(他の情報交換装置10)に送信する(図2ステップS3)。
また、プロファイルマッチング手段6は、情報交換相手候補から通信装置8が受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを、通信装置8から受取ると(図2ステップS4)、通信装置8から受取った情報交換相手候補の公開プロファイルと公開プロファイル選別手段5が選別した自装置の公開プロファイルとのマッチングを行う(図2ステップS5)。尚、上記のステップS3の処理とステップS4の処理とは、それぞれ独立した処理であり、順序が前後しても問題はない。
プロファイルマッチング手段6による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在しなければ(図2ステップS6)、情報交換装置1は動作を終了する。
また、プロファイルマッチング手段6による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在し(図2ステップS6)(マッチングしたプロファイルを持つ情報交換相手候補を、これ以降、情報交換相手とする)、かつマッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていれば(図2ステップS7)、送信情報選別手段7は、プロファイルマッチング手段6が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図2ステップS8)。
その後に、受信情報選別手段9は、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図2ステップS9)。また、受信情報選別手段9は、マッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていなければ(図2ステップS7)、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図2ステップS9)。尚、上記のステップS8の処理とステップS9の処理とは、それぞれ独立した処理であり、順序が前後しても問題はない。
受信情報選別手段9は、状況検出手段4の検出した状況によって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、その選別した情報を情報DB3に記憶する(図2ステップS10)。上記の流れによって、情報交換装置1は情報交換相手との情報交換が終了すると、上記の一連の動作を終了する。
このように、本実施例では、状況検出手段4の検出した状況によって公開プロファイル選別手段5が公開するプロファイルを選別し、その公開プロファイルをプロファイルマッチング手段6がマッチングした結果によって送信情報選別手段7が送信する情報の選別を行うことで、情報送信側の状況に合わせて情報を送信する状況を選別することができる。
また、本実施例では、状況検出手段4の検出した状況によって、情報交換相手候補の置かれている状況や素性を推定し、それに基づいて公開プロファイル選別手段5が公開プロファイルを選別しているので、素性の知れない情報交換相手の候補に情報交換の要求を行う際に、自装置の状況に合わせて公開プロファイルを選別することができる。
図3は本発明の第1の実施例においてプロファイルDB2に最初に格納されているプロファイルの集合を示す図であり、図4は本発明の第1の実施例において情報DB3に最初に格納されている情報の集合を示す図であり、図5は本発明の第1の実施例において公開プロファイル選別手段5が選別した公開プロファイルを示す図である。
図6は本発明の第1の実施例において通信装置8が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図であり、図7は本発明の第1の実施例においてプロファイルマッチング手段6がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図であり、図8は本発明の第1の実施例において送信情報選別手段7が選別した公開情報を示す図である。
図9は本発明の第1の実施例において通信装置8が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図であり、図10は本発明の第1の実施例において情報交換終了後に情報DB3に格納されている情報の集合を示す図である。これら図1〜図10を参照して本発明の第1の実施例に情報交換システムの具体的な動作について説明する。
図3に示すプロファイル#1〜#4(「プロファイル#1:パソコン(パーソナルコンピュータの略)の情報に興味がある」、「プロファイル#2:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#3:自動車の情報に興味がある」、「プロファイル#4:銀行の情報に興味がある」)は、本実施例において、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルの集合である。
また、図4に示す情報#1〜#4(「情報#1:銀行Bの株価の情報」、「情報#2:自動車Cの速度の情報」、「情報#3:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#4:パソコンEの価格の情報」)は、情報DB3に記憶されている情報の集合である。
本実施例において、情報交換装置1は情報交換の相手となる他の情報交換装置10を検知することで動作を開始し、状況検出手段4が情報交換装置1の外部環境12から「情報交換装置の現在位置」や「情報交換装置の持ち主の行動」等の情報を状況として取得し、公開プロファイル選別手段5及び受信情報選別手段9に送る(図2ステップS1)。本実施例においては、「ユーザはラーメン店にいる」という状態が検出されたとする。
公開プロファイル選別手段5は、状況検出手段4の検出した状況によってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルから公開するプロファイルを選別し、選別した公開プロファイルをプロファイルマッチング手段6に送る(図2ステップS2)。本実施例において、状況検出手段4の検出した状況は、「ユーザはラーメン店にいる」であるので、図3に示したプロファイルからこの状況に関わるものだけが公開プロファイルとして選別される。本実施例において選別される公開プロファイルは、図5に示すように、「プロファイル#2:ラーメンの情報に興味がある」となる。
プロファイルマッチング手段6は、公開プロファイル選別手段5から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信する(図2ステップS3)。また、プロファイルマッチング手段6は、情報交換相手候補から通信装置8が受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを、通信装置8から受け取る(図2ステップS4)。本実施例における情報交換相手候補の公開プロファイルは、図6に示すプロファイル#5,#6(「プロファイル#5:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#6:飲食店の情報に興味がある」)であるとする。
プロファイルマッチング手段6は、上記のステップS3で公開プロファイル選別手段5が選別した自装置の公開プロファイルと、上記のステップS4で通信装置8から受取った情報交換相手候補の公開プロファイルとのマッチングを行う(図2ステップS5)。本実施例においては、完全に一致したプロファイルのみをマッチングしたと判定するので、図6に示した自装置の公開プロファイルと図6に示す情報交換相手候補のプロファイルとを比較すると、図7に示すプロファイル(「プロファイル#7:ラーメンの情報に興味がある」)がマッチングしていることが分かる。
プロファイルマッチング手段6による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在しなければ(図2ステップS6)、情報交換装置1は動作を終了する。本実施例においては、図7に示すプロファイルがマッチングしているので、ステップS7に進む。
また、プロファイルマッチング手段6による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在し(図2ステップS6)(マッチングしたプロファイルを持つ情報交換相手候補を、これ以降、情報交換相手とする)、かつマッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていれば(図2ステップS7)、送信情報選別手段7は、プロファイルマッチング手段6が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図2ステップS8)。
本実施例においては、図7に示すプロファイルがマッチングしており、図5に示す情報DB3に記憶されている情報を参照すると、図8に示す情報(「情報#3:ラーメン店Dのメニューの情報」)がマッチングしたプロファイルに関連する情報として存在するため、ステップS8に進む。
送信情報選別手段7は、プロファイルマッチング手段6が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって、情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図2ステップS8)。本実施例においては、図8に示す情報がマッチングしたプロファイルに関連しているので、公開情報として選別され、通信装置8から情報交換相手に送信される。
受信情報選別手段9は、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受け取る(図2ステップS9)。本実施例においては、図9に示した情報(「情報#5:ラーメン店Fの評判の情報」)が受信されるとする。
受信情報選別手段9は、状況検出手段4の検出した状況によって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、情報DB3に記憶させる(図2ステップS10)。本実施例においては、図9に示す情報に対して受信情報選別手段9による情報選別が行われるが、特に情報は取り除かれず、情報DB3に記憶される。その結果、情報DB3の内容は、図10に示すように、情報#1〜#5(「情報#1:銀行Bの株価の情報」、「情報#2:自動車Cの速度の情報」、「情報#3:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#4:パソコンEの価格の情報」、「情報#5:ラーメン店Fの評判の情報」)となる。
上記のような処理の流れによって、情報交換が終了すると、情報交換装置1は動作を終了する。
このように、本実施例では、状況検出手段4の検出した状況によって、公開プロファイル選別手段5が公開するプロファイルを選別し、その公開プロファイルをプロファイルマッチング手段6がマッチングした結果によって送信情報選別手段7が送信する情報の選別を行うことで、自装置の状況に合わせて送信する状況を選別することができる。
さらに、本実施例では、素性の知れない情報交換相手の候補に情報交換の要求を行う際に、自装置の状況に合わせて公開するプロファイル(興味のある情報分野、要求する情報の分野)を選別することができる。
図11は本発明の第2の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。図11において、本発明の第2の実施例による情報交換システムは、情報交換装置1aに状況タグ付け手段13を設け、公開情報選別手段5とプロファイルマッチング手段6と受信情報選別手段9との代わりに、タグ基準公開プロファイル選別手段14とプロファイル緩和マッチング手段15とタグ基準受信情報選別手段16とを設けた以外は、図1に示す本発明の第1の実施例による情報交換装置1と同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。尚、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルや情報DB3に記憶されている情報をユーザに向けて表示するための表示手段をこの構成に追加してもよい。
状況タグ付け手段13は、状況検出手段4が検出した状況を受取り、状況に付けるタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る。どのような状況にどのようなタグを付けるかは情報交換装置1aのユーザが調節することができ、情報交換装置1a毎にタグ付けの基準が異なっていてもよい。
タグ付けの調節の例としては、「ラーメン屋A(ある特定のラーメン屋)に入店」という状況に対して「ラーメン屋Aに入店」というタグを付けるように調節しても、「ラーメン屋に入店」というタグを付けるように調節しても、「料理店に入店」というタグをつけるように調節してもよい。
タグ基準公開プロファイル選別手段14は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行い、選別した公開プロファイルをプロファイル緩和マッチング手段15に送る。
プロファイル緩和マッチング手段15は、タグ基準公開プロファイル選別手段14から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信し、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自装置の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとの緩和マッチングを行い、情報交換相手候補と情報交換を行うか否かを決定する。
ここで、緩和マッチングとは、どのようなプロファイルがマッチングすると判定するかは情報交換装置1aのユーザが調節することができ、情報交換装置1a毎にマッチングの基準が異なっていることを許すマッチングである。例えば、「ラーメン屋A(ある特定のラーメン屋)のラーメンに興味がある」というプロファイルと、「ラーメンに興味がある」というプロファイルとをマッチングするように緩和マッチングを調整してもよいし、逆にマッチングしないように調整してもよい。
タグ基準受信情報選別手段16は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、その選別した情報を情報DB3に記憶する。
図12は本発明の第2の実施例による情報交換装置1aの動作を示すフローチャートである。これら図11及び図12を参照して本発明の第2の実施例による情報交換装置1aの動作について説明する。尚、図12に示す処理は情報交換装置1aの図示せぬCPUがプログラムを実行することで実現される。また、図12のステップS11,S14,S15,S19,S20の処理は上記の図2のステップS1,S3,S4,S8,S9の処理と同一であるので、それらの説明については省略する。
状況タグ付け手段13は、状況検出手段4が検出した状況を受取り、状況に付けるタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る(図12ステップS12)。
タグ基準公開プロファイル選別手段14は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行い、選別した公開プロファイルをプロファイル緩和マッチング手段15に送る(図12ステップS13)。
プロファイル緩和マッチング手段15は、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自装置の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとの緩和マッチングを行う(図12ステップS16)。
プロファイル緩和マッチング手段15による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在しなければ(図12ステップS17)、情報交換装置1aは動作を終了する。
プロファイル緩和マッチング手段15による公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在し(図12ステップS17)(マッチングしたプロファイルを持つ情報交換相手候補を、これ以降、情報交換相手とする)、かつマッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていれば(図12ステップS18)、送信情報選別手段7は、プロファイル緩和マッチング手段15が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図12ステップS19)。
その後に、タグ基準受信情報選別手段16は、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図12ステップS20)。また、タグ基準受信情報選別手段16は、マッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていなければ(図12ステップS18)、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図12ステップS20)。
タグ基準受信情報選別手段16は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、情報DB2に記憶する(図12ステップS21)。
このように、本実施例では、状況タグ付け手段13による状況へのタグ付けやプロファイル緩和マッチング手段15によるプロファイルの緩和マッチングをユーザによって調節することができるので、ユーザが、自分の興味の程度等に応じて情報交換相手の選別の基準や公開プロファイルの選別の基準、公開情報選別の基準を調整することができる。
図13は本発明の第2の実施例においてプロファイルDB2に最初に格納されているプロファイルの集合を示す図であり、図14は本発明の第2の実施例において情報DB3に最初に格納されている情報の集合を示す図であり、図15は本発明の第2の実施例においてタグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した公開プロファイルを示す図である。
図16は本発明の第2の実施例において通信装置8が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図であり、図17は本発明の第2の実施例においてプロファイル緩和マッチング手段15がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図であり、図18は本発明の第2の実施例において送信情報選別手段7が選別した公開情報を示す図である。
図19は本発明の第2の実施例において通信装置8が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図であり、図20は本発明の第2の実施例において情報交換終了後に情報DB3に格納されている情報の集合を示す図である。これら図11〜図20を参照して本発明の第2の実施例に情報交換システムの具体的な動作について説明する。
図13に示すプロファイル#8〜#11(「プロファイル#8:パソコンの情報に興味がある」、「プロファイル#9:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#10:チャーハンの情報に興味がある」、「プロファイル#11:銀行の情報に興味がある」)は、本実施例において、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルの集合である。
図14に示す情報#6〜#9(「情報#6:銀行Bの株価の情報」、「情報#7:レトルトのチャーハンGの価格の情報」、「情報#8:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#9:パソコンEの価格の情報」)は、情報DB3に記憶されている情報の集合である。
また、本実施例においては、状況タグ付け手段13は「ユーザはラーメン店にいる」という状況に対して「中華料理関連」というタグを付けるように調整されているものとする。さらに、本実施例においては、タグ基準公開プロファイル選別手段14は、状況タグ付け手段13から「中華料理関連」というタグが送られてきたら、「ラーメン」や「チャーハン」といった中華料理に関連するプロファイルを公開プロファイルとして選別するように動作する。
さらにまた、本実施例においては、プロファイル緩和マッチング手段15は、「ラーメンの情報に興味がある」と「チャーハンの情報に興味がある」、「ラーメンの情報に興味がある」と「餃子の情報に興味がある」等の中華料理に関連のあるプロファイル同士はマッチングしたと判定するように調整されているものとする。
本実施例において、情報交換装置1aは情報交換の相手となる他の情報交換装置10を検知することで動作を開始し、状況検出手段4が情報交換装置1aの外部環境12から「情報交換装置の現在位置」や「情報交換装置の持ち主の行動」等の情報を状況として取得し、状況タグ付け手段13に送る(図12ステップS11)。本実施例においては、「ユーザはラーメン店にいる」という状態が検出されたとする。
状況タグ付け手段13は状況検出手段4が検出した状況を受取り、状況に付けるタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る(図12ステップS12)。本実施例においては、「ユーザはラーメン店にいる」という状態が検出されたので、それに対して「中華料理関連」というタグが付けられる。
タグ基準公開プロファイル選別手段14は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行い、選別した公開プロファイルをプロファイル緩和マッチング手段15に送る(図12ステップS13)。本実施例において、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグは「中華料理関連」であるので、図13に示すプロファイルの中からこのタグに関わるものだけが公開プロファイルとして選別される。本実施例において選別される公開プロファイルは、図15に示すように、「プロファイル#9:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#10:チャーハンの情報に興味がある」となる。
プロファイル緩和マッチング手段15は、タグ基準公開プロファイル選別手段14から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信する(図12ステップS14)。また、プロファイル緩和マッチング手段15は、情報交換相手候補から通信装置8が受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを、通信装置8から受取る(図12ステップS15)。本実施例における情報交換相手候補の公開プロファイルは、図16に示すプロファイル#12〜#14(「プロファイル#12:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#13:飲食店の情報に興味がある」、「プロファイル#14:餃子の情報に興味がある」)であるとする。
プロファイル緩和マッチング手段15は、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自装置の公開プロファイルと、通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとの緩和マッチングを行う(図12ステップS16)。本実施例においては、「ラーメンの情報に興味がある」と「チャーハンの情報に興味がある」、「ラーメンの情報に興味がある」と「餃子の情報に興味がある」等の中華料理に関連のあるプロファイル同士はマッチングしたと判定するので、図13に示す自装置の公開プロファイルと図16に示す情報交換相手候補のプロファイルとを比較すると、図17に示すプロファイル(「プロファイル#15:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#16:チャーハンの情報に興味がある」、「プロファイル#17:餃子の情報に興味がある」)がマッチングしていることが分かる。
プロファイル緩和マッチング手段15が上記のステップS16で行った公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在すれば(図12ステップS17)、ステップS18に進み、さもなくばステップS20に進む。本実施例においては、図17に示すプロファイルがマッチングしているので、ステップS18に進む。
プロファイル緩和マッチング手段15が上記のステップS16で行った公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていれば(図12ステップS18)、ステップS19に進み、さもなくばステップS19を飛ばしてステップS20に進む。本実施例においては、図17に示すプロファイルがマッチングしており、図14に示す情報DB3に記憶されている情報を参照すると、図18に示す情報(「情報#7:レトルトのチャーハンGの価格の情報」、「情報#8:ラーメン店Dのメニューの情報」)がマッチングしたプロファイルに関連する情報として存在するため、ステップS19に進む。
送信情報選別手段7は、プロファイル緩和マッチング手段15が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって、情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図12ステップS19)。本実施例においては、図18に示す情報がマッチングしたプロファイルに関連しているので、公開情報として選別され、通信装置8から情報交換相手に送信される。
受信情報選別手段9は、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図12ステップS20)。本実施例においては、図19に示す情報(「情報#10:ラーメン店Fの評判の情報」、「情報#11:餃子店Hの評判の情報」)が受信されるとする。
タグ基準受信情報選別手段16は、状況タグ付け手段13が状況に付けたタグによって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、その選別した情報を情報DB3に記憶する(図12ステップS21)。本実施例においては、図19に示す情報に対して、タグ基準受信情報選別手段16による情報選別が行われるが、特に情報は取り除かれず、情報DB3に記憶される。その結果、情報DB3の内容は、図20に示すように、情報#6〜#11(「情報#6:銀行Bの株価の情報」、「情報#7:レトルトのチャーハンGの価格の情報」、「情報#8:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#9:パソコンEの価格の情報」、「情報#10:ラーメン店Fの評判の情報」、「情報#11:餃子店Hの評判の情報」)となる。
上記の処理の流れによって、情報交換が終了すると、情報交換装置1aは動作を終了する。
このように、本実施例では、状況タグ付け手段13による状況へのタグ付けやプロファイル緩和マッチング手段15によるプロファイルの緩和マッチングをユーザによって調節することができるので、ユーザが、自分の興味の程度等に応じて情報交換相手の選別の基準や公開プロファイルの選別の基準、公開情報選別の基準を調整することができる。
図21は本発明の第3の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。図21において、本発明の第3の実施例による情報交換システムは、情報交換装置1bにタグ付け基準受付手段17とプロファイル受付手段18とプロファイルマッチング基準受付手段19とタグ付けDB20とプロファイルマッチングDB21とを設け、状況タグ付け手段13とプロファイル緩和マッチング手段15との代わりに、DB準拠状況タグ付け手段22とDB準拠プロファイル緩和マッチング手段23とを設けた以外は、図11に示す本発明の第2の実施例による情報交換装置1aと同様の構成となっており、同一構成要素には同一符号を付してある。尚、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルや情報DB3に記憶されている情報をユーザに向けて表示するための表示手段をこの構成に追加してもよい。
タグ付け基準受付手段17は外部端末24等からDB準拠状況タグ付け手段22が行うタグ付けの基準となるタグ付け基準情報の更新情報を受信し、その更新情報に基づいてタグ付けDB20の更新を行う。プロファイル受付手段18は外部端末25等からプロファイルの更新情報を受信し、その更新情報に基づいてプロファイルDB2の更新を行う。
プロファイルマッチング基準受付手段19は外部端末26等からDB準拠プロファイル緩和マッチング手段23が行うプロファイルマッチングの基準となるマッチング基準情報の更新情報を受信し、プロファイルマッチングDB21の更新を行う。
タグ付けDB20は、DB準拠状況タグ付け手段22が状況検出手段4から送られた状況にタグを付ける際に、どのような状況にどのようなタグを付けるかを決定するためのタグ付け基準情報を記憶している。
プロファイルマッチングDB21は、DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23が、タグ基準公開プロファイル選別手段14にて選別された自装置の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとのマッチングにおいて、どのようなプロファイルがマッチングすると判定するかを決定するためのマッチング基準情報を記憶している。
DB準拠状況タグ付け手段22は、状況検出手段4が検出した状況を受取り、タグ付けDB20に記憶されているタグ付け基準情報にしたがって状況にタグ付けを行い、状況に付けたタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23は、タグ基準公開プロファイル選別手段14から送られてきた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信し、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自装置の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとのマッチングをプロファイルマッチングDB21に記憶されているマッチング基準情報にしたがって行い、情報交換相手候補との情報交換を行うか否かを決定する。
図22(a)〜(c)は本発明の第3の実施例による情報交換装置1bにおける情報の更新処理を示すフローチャートであり、図23は本発明の第3の実施例による情報交換装置1bの動作を示すフローチャートである。これら図21〜図23を参照して本発明の第3の実施例による情報交換装置1bの動作について説明する。尚、図22及び図23に示す処理は情報交換装置1bの図示せぬCPUがプログラムを実行することで実現される。また、図23のステップS41,S43〜S45,S47〜S51の処理は上記の図12のステップS11,S13〜S15,S17〜S21の処理と同一であるので、それらの説明については省略する。
図22(a)はタグ付け基準受付手段17の動作を示しており、図22(b)はプロファイル受付手段18の動作を示しており、図22(c)はプロファイルマッチング基準受付手段19の動作を示しており、図23は情報交換装置1bが情報交換を行う際の動作を示している。尚、上記の図22に示す動作と図23に示す動作とはそれぞれ独立したものである。
タグ付け基準受付手段17は外部端末24等からタグ付け基準情報の更新情報を受信すると(図22ステップS31)、動作を開始し、外部端末24等から受信したタグ付け基準情報の更新情報に基づいてタグ付けDB20の更新を行う(図22ステップS32)。
プロファイル受付手段18は外部端末25等からプロファイルの更新情報を受信すると(図22ステップS33)、動作を開始し、外部端末25等から受信したプロファイルの更新情報に基づいてプロファイルDB2の更新を行う(図22ステップS34)。
プロファイルマッチング基準受付手段19は外部端末26等からプロファイルマッチング基準情報の更新情報を受信すると(図22ステップS35)、動作を開始し、外部端末26等から受信したプロファイルマッチング基準情報の更新情報に基づいてプロファイルマッチングDB21の更新を行う(図22ステップS36)。
尚、タグ付け基準受付手段17の動作(ステップS31,S32)と、プロファイル受付手段18の動作(ステップS33,S34)と、プロファイルマッチング基準受付手段19の動作(ステップS35,S36)とは、それぞれ独立である。
DB準拠状況タグ付け手段22は、状況検出手段4が検出した状況を受取り、タグ付けDB20に記憶されているタグ付け基準情報にしたがって状況にタグ付けを行い、状況に付けたタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る(図23ステップS42)。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23は、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自装置の公開プロファイルと通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとの緩和マッチングをプロファイルマッチングDB21に記憶されているマッチング情報にしたがって行う(図23ステップS46)。
このように、本実施例では、タグ付け基準受付手段17とプロファイル受付手段18とプロファイルマッチング基準受付手段19とを通じて、タグ付け基準情報とプロファイルとプロファイルマッチング基準情報とをそれぞれ更新しているので、第3者が新たな配信用情報や複雑なルールを用意することなく、特定の状況で特定ジャンルの情報についてのユーザ同士の情報を促進するようにこれらの情報を更新してやることで、情報配信の代替とすることができる。
図24は本発明の第3の実施例においてプロファイルDB2に最初に格納されているプロファイルの集合を示す図であり、図25は本発明の第3の実施例において情報DB3に最初に格納されている情報の集合を示す図であり、図26は本発明の第3の実施例においてステップS34の直後にプロファイルDB2に格納されているプロファイルの集合を示す図である。
図27は本発明の第3の実施例においてタグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した公開プロファイルを示す図であり、図28は本発明の第3の実施例において通信装置8が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図であり、図29は本発明の第3の実施例においてDB基準プロファイル緩和マッチング手段23がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図である。
図30は本発明の第3の実施例において送信情報選別手段7が選別した公開情報を示す図であり、図31は本発明の第3の実施例において通信装置8が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図であり、図32は本発明の第3の実施例において情報交換終了後に情報DB3に格納されている情報の集合を示す図である。これら図21〜図32を参照して本発明の第3の実施例による情報交換システムの動作について説明する。
図24に示すプロファイル#18〜#21(「プロファイル#18:パソコンの情報に興味がある」、「プロファイル#19:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#20:自動車の情報に興味がある」、「プロファイル#21:銀行の情報に興味がある」)は、第3の実施例において、プロファイルDB2に記憶されているプロファイルの集合である。
また、図25に示す情報#12〜#15(「情報#12:銀行Bの株価の情報」、「情報#13:自動車Cの速度の情報」、「情報#14:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#15:博多駅の時刻表の情報」)は、情報DB3に記憶されている情報の集合である。
本実施例の初期状態において、タグ付けDB20によるDB準拠状況タグ付け手段22の動作設定は、状況検出手段4が検出した状況に状況と同名のタグを付けるように設定されているとする。また、プロファイルマッチングDB21によるDB準拠プロファイル緩和マッチング手段23の動作設定は、完全に一致したプロファイルのみをマッチングしたと判定するように設定されているとする。
本実施例では、情報交換が実行される前に情報交換装置1bのユーザが博多物産展の会場に移動していたとし、さらに、そこでは『「ユーザは博多物産展にいる」という状況に対して「博多関連」、「ラーメン関連」、「明太子関連」というタグが付けられるようにする』というタグ付け基準情報の更新情報と、『「博多の情報に興味がある」というプロファイルを加える』というプロファイルの更新情報と、『「ラーメンの情報に興味がある」と「博多の情報に興味がある」、「明太子の情報に興味がある」と「博多の情報に興味がある」というプロファイルがそれぞれマッチングするようにする』というプロファイルマッチング基準情報の更新情報が、博多物産展の主催者の端末から発信されていたとする。
タグ付け基準受付手段17は、タグ付け基準情報の更新情報を受信して動作を開始し(図22ステップS31)、受信したタグ付け基準情報の更新情報に基づいてタグ付けDB20の更新を行う(図22ステップS32)。本実施例では、「博多物産展にいる」という状況に対して「博多関連」、「ラーメン関連」、「明太子関連」というタグが付けられるようにタグ付けDB20の更新を行う。
プロファイル受付手段18は、プロファイルの更新情報を受信して動作を開始し(図22ステップS33)、受信したプロファイルの更新情報に基づいてプロファイルDB2の更新を行う(図22ステップS34)。本実施例では、「博多の情報に興味がある」というプロファイルをプロファイルDB2に加える。その結果、もともと図24に示すプロファイルDB2の内容は、図26に示すように、プロファイル#18〜#22(「プロファイル#18:パソコンの情報に興味がある」、「プロファイル#19:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#20:自動車の情報に興味がある」、「プロファイル#21:銀行の情報に興味がある」、「プロファイル#22:博多の情報に興味がある」)に変更される。
プロファイルマッチング基準受付手段19は、プロファイルマッチング基準情報の更新情報を受信して動作を開始し(図22ステップS35)、受信したプロファイルマッチング基準情報の更新情報に基づいてプロファイルマッチングDB21の更新を行う(図22ステップS36)。本実施例では、「ラーメンの情報に興味がある」と「博多の情報に興味がある」、「明太子の情報に興味がある」と「博多の情報に興味がある」というプロファイルがそれぞれマッチングするようにプロファイルマッチングDB21の更新を行う。
尚、タグ付け基準受付手段17の動作(ステップS31,S32)と、プロファイル受付手段18の動作(ステップS33.S34)と、プロファイルマッチング基準受付手段19の動作(ステップS35,S36)とは、それぞれ独立である。
本実施例において、情報交換装置1bは情報交換の相手となる他の情報交換装置10を検知することで情報交換を開始する。本実施例においては、上記のステップS31〜S36の処理が行われた直後に、博多物産展の会場で情報交換が開始されたとする
次に、状況検出手段4は、情報交換装置1bの外部環境12から「情報交換装置の現在位置」や「情報交換装置の持ち主の行動」等の情報を状況として取得し、DB準拠状況タグ付け手段22に送る(図23ステップS41)。本実施例においては、「ユーザは博多物産展にいる」という状況が検出される。
DB準拠状況タグ付け手段22は、状況検出手段4が検出した状況を受取り、タグ付けDB20に記憶されているタグ付け基準情報にしたがって状況にタグ付けを行い、状況に付けたタグをタグ基準公開プロファイル選別手段14及びタグ基準受信情報選別手段16に送る(図23ステップS42)。本実施例においては、「ユーザは博多物産展にいる」という状況に対して、「博多関連」、「ラーメン関連」、「明太子関連」というタグが付けられる。
タグ基準公開プロファイル選別手段14は、DB準拠状況タグ付け手段22が状況に付けたタグによってプロファイルDB2に記憶されているプロファイルの中から公開するプロファイルの選別を行い、選別した公開プロファイルをDB準拠プロファイル緩和マッチング手段23に送る(図23ステップS43)。本実施例において、DB準拠状況タグ付け手段22が状況に付けたタグは、「博多関連」、「ラーメン関連」、「明太子関連」であるので、図26に示したプロファイルの中からこのタグに関わるものだけが公開プロファイルとして選別される。本実施例において、選別される公開プロファイルは、図27に示すように、プロファイル#19,#22(「プロファイル#19:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#22:博多の情報に興味がある」)になる。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23は、タグ基準公開プロファイル選別手段14から送られた公開プロファイルを通信装置8から情報交換相手候補に送信する(図23ステップS44)。また、DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23は、情報交換相手候補から通信装置8が受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを、通信装置8から受取る(図23ステップS45)。本実施例における情報交換相手候補の公開プロファイルは、図28に示すプロファイル#23,#24(「プロファイル#23:博多の情報に興味がある」、「プロファイル#24:明太子の情報に興味がある」)であるとする。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23は、タグ基準公開プロファイル選別手段14が選別した自身の公開プロファイルと、通信装置8から送られてきた情報交換相手候補の公開プロファイルとの緩和マッチングをプロファイルマッチングDB21に記憶されているマッチング情報にしたがって行う(図23ステップS46)。本実施例においては、完全に一致したプロファイルのみをマッチングしたと判定するので、図27に示す自装置の公開プロファイルと、図28に示す情報交換相手候補のプロファイルとを比較すると、図29に示すプロファイル(「プロファイル#25:ラーメンの情報に興味がある」、「プロファイル#26:博多の情報に興味がある」、「プロファイル#27:明太子の情報に興味がある」)がマッチングしていることが分かる。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23がステップS46で行った公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルが存在すればステップS48に進み、さもなくばステップS50に進む(図23ステップS47)。本実施例においては、図29に示すプロファイルがマッチングしているので、次のステップS48に進む。
DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23がステップS46で行った公開プロファイルのマッチングにおいて、マッチングしたプロファイルに関連する情報が情報DB3に記憶されていればステップS49に進み、さもなくばステップS49を飛ばしてステップS50に進む(図23ステップS48)。本実施例においては、図29に示すプロファイルがマッチングしており、図25に示す情報DB3に記憶されている情報を参照すると、図30に示した情報(「情報#14:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#15:博多駅の時刻表の情報」)がマッチングしたプロファイルに関連する情報として存在するため、ステップS49に進む。
送信情報選別手段7は、DB準拠プロファイル緩和マッチング手段23が行ったプロファイルのマッチング情報にしたがって、情報DB3に記憶されている情報の中からマッチングしたプロファイルに関連する情報を情報交換相手に送信する公開情報として選別を行い、公開情報を通信装置8から情報交換相手に送信する(図23ステップS49)。本実施例においては、図30に示す情報がマッチングしたプロファイルに関連しているので、公開情報として選別され、通信装置8から情報交換相手に送信される。
タグ基準受信情報選別手段16は、通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報を受取る(図23ステップS50)。本実施例においては、図31に示した情報(「情報#16:ラーメン店Fの評判の情報」、「情報#17:明太子Iの評判の情報」)が受信されるものとする。
タグ基準受信情報選別手段16は、DB準拠状況タグ付け手段22が状況に付けたタグによって通信装置8が情報交換相手から受信した公開情報の選別を行い、情報DB3に記憶させる(図23ステップS51)。本実施例においては、図31に示した情報に対してタグ基準受信情報選別手段16による情報選別が行われるが、特に情報は取り除かれず、情報DB3に記憶される。その結果、情報DB3の内容は、図32に示すように、情報#12〜#17(「情報#12:銀行Bの株価の情報」、「情報#13:自動車Cの速度の情報」、「情報#14:ラーメン店Dのメニューの情報」、「情報#15:博多駅の時刻表の情報」、「情報#16:ラーメン店Fの評判の情報」、「情報#17:明太子Iの評判の情報」)となる。
上記の処理の流れによって情報交換が終了したら、情報交換装置1bは動作を終了する。
このように、本実施例では、タグ付け基準受付手段17とプロファイル受付手段18とプロファイルマッチング基準受付手段19とを通じて、タグ付け基準情報とプロファイルとプロファイルマッチング基準情報とをそれぞれ更新することによって、第3者が新たな配信用情報や複雑なルールを用意することなく、特定の状況で特定ジャンルの情報についてのユーザ同士の情報を促進するように、これらの情報を更新することで、情報配信の代替とすることができる。
本発明は、個人が情報を記憶したデータベースを持ち歩き、それぞれのユーザの嗜好に合わせて居合わせた別のユーザと情報交換を行うために用いる情報交換装置、情報交換装置を携帯コンピュータや携帯端末等で実現するためのプログラムといった用途に適用することができる。
本発明の第1の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第1の実施例による情報交換装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の第1の実施例においてプロファイルDBに最初に格納されているプロファイルの集合を示す図である。
本発明の第1の実施例において情報DBに最初に格納されている情報の集合を示す図である。
本発明の第1の実施例において公開プロファイル選別手段が選別した公開プロファイルを示す図である。
本発明の第1の実施例において通信装置8が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図である。
本発明の第1の実施例においてプロファイルマッチング手段がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図である。
本発明の第1の実施例において送信情報選別手段が選別した公開情報を示す図である。
本発明の第1の実施例において通信装置が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図である。
本発明の第1の実施例において情報交換終了後に情報DBに格納されている情報の集合を示す図である。
本発明の第2の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。
本発明の第2の実施例による情報交換装置の動作を示すフローチャートである。
本発明の第2の実施例においてプロファイルDBに最初に格納されているプロファイルの集合を示す図である。
本発明の第2の実施例において情報DBに最初に格納されている情報の集合を示す図である。
本発明の第2の実施例においてタグ基準公開プロファイル選別手段が選別した公開プロファイルを示す図である。
本発明の第2の実施例において通信装置が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図である。
本発明の第2の実施例においてプロファイル緩和マッチング手段がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図である。
本発明の第2の実施例において送信情報選別手段が選別した公開情報を示す図である。
図19は本発明の第2の実施例において通信装置が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図である。
本発明の第2の実施例において情報交換終了後に情報DBに格納されている情報の集合を示す図である。
本発明の第3の実施例による情報交換システムの構成を示すブロック図である。
(a)〜(c)は本発明の第3の実施例による情報交換装置における情報の更新処理を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施例による情報交換装置1bの動作を示すフローチャートである。
本発明の第3の実施例においてプロファイルDBに最初に格納されているプロファイルの集合を示す図である。
本発明の第3の実施例において情報DBに最初に格納されている情報の集合を示す図である。
本発明の第3の実施例においてステップS34の直後にプロファイルDBに格納されているプロファイルの集合を示す図である。
本発明の第3の実施例においてタグ基準公開プロファイル選別手段が選別した公開プロファイルを示す図である。
本発明の第3の実施例において通信装置が情報交換相手候補から受信した情報交換相手候補の公開プロファイルを示す図である。
本発明の第3の実施例においてDB基準プロファイル緩和マッチング手段23がマッチングしたと判定したプロファイルを示す図である。
本発明の第3の実施例において送信情報選別手段が選別した公開情報を示す図である。
本発明の第3の実施例において通信装置が情報交換相手から受信した情報交換相手の公開情報を示す図である。
本発明の第3の実施例において情報交換終了後に情報DB3に格納されている情報の集合を示す図である。
従来の情報交換装置の構成例を示すブロック図である。
符号の説明
1,1a,1b 情報交換装置
2 プロファイルDB
3 情報DB
4 状況検出手段
5 公開プロファイル選別手段
6 プロファイルマッチング手段
7 送信情報選別手段
8,11 通信装置
9 受信情報選別手段
10 他の情報交換装置
12 外部環境
13 状況タグ付け手段
14 タグ基準公開プロファイル選別手段
15 プロファイル緩和マッチング手段
16 タグ基準受信情報選別手段
17 タグ付け基準受付手段
18 プロファイル受付手段
19 プロファイルマッチング基準受付手段
20 タグ付けDB
21 プロファイルマッチングDB
22 DB準拠状況タグ付け手段
23 DB準拠プロファイル緩和マッチング手段
24〜26 外部端末