JP5007194B2 - 自動二輪車における音響装置の取付け構造 - Google Patents
自動二輪車における音響装置の取付け構造 Download PDFInfo
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Description
また、自動二輪車には、電子キーシステムを搭載したものもある。この種の自動二輪車では、電子キーシステムに連動するハンドルロック装置を備え、このハンドルロック装置を、車体前部であって車体カバー内のヘッドパイプの側方に配置している(例えば、特許文献2参照)。
また、電子キーシステムを搭載した自動二輪車は、電子キーシステムに連動するハンドルロック装置が通常の機械式キーのものに比べると大型部品であるため、この自動二輪車に音響装置を搭載する場合には、そのスペースを確保することが難しく、この種の部品レイアウトに制約を受けていた。
本発明では、もともとある車体カバーと収納ボックスとの間の空間に音響部品を配置しているため、この空間によるデッドスペースを有効活用できると共に、収納ボックスの収容容積の減少が抑えられる。収納スペースが限られたスクータ型自動二輪車では、音響部品の効率的な配置が可能になる。
この場合において、前記収納ボックス(75a)は、前記車体カバー(34)のうち、ハンドル操舵部を後方から覆うインナーカバー(158a)に形成されたインナーボックスであってもよい。
インナーボックスの近傍に音響部品を配置すれば、ハンドル操舵部に設けた音響操作装置との距離が少なく、結線に便利である。
また、前記車体フレーム(F)は、ハンドルを操舵可能に支持するヘッドパイプ(27)と、前記ヘッドパイプ(27)から車両後方に下方に指向して延出したダウンフレーム(37)とを備え、エンジン(E)を含むパワーユニットは、前記ダウンフレーム(37)の下方側に設けられ、前記収納ボックス(75a)は、前記ヘッドパイプ(27)の近くに配置されていてもよい。
この構成では、音響部品と、エンジンとの距離が大きく離れる。従って、ノイズの発信源であるエンジンから音響部品を離すことで、エンジンのノイズの影響が音響部品に及ぶことを少なくできる。
メータパネルの下方に音響部品を配置することで、音響部品に対する防水性を確保することができ、車両前部におけるデッドスペースを有効活用できる。
また、前記メータパネル(173)には、スピーカ(56)が取付けられると共に、
前記音響部品(79)には、前記スピーカ(56)を避けるための逃げ部(79a)が構成されていてもよい。
メータパネルの下方に音響部品を配置するとき、メータパネルに取付けられたスピーカと、該音響部品とが干渉しないように、該音響部品にはスピーカを避けるための逃げ部が構成されているため、音響部品とスピーカが接近し、無駄なスペースがなくなり、ハンドル回りの構成を一層コンパクトにすることができる。
本発明では、ハンドルロック装置と音響部品とが、ハンドル操舵軸の一側と他側とにそれぞれ分かれて配置されるため、電子キーシステムに連動した大型のハンドルロック装置を搭載しても、音響部品をハンドルロック装置が配置されない側に搭載でき、音響部品の効率的な配置が可能になる。
この場合において、前記音響操作装置(70)は、前記音響部品(79)と別に設けられた操作ユニット(72)を備え、
この操作ユニット(72)は、前記車体カバー(34)における前記音響部品(79)より上方で且つ前記ハンドル操舵部より後方の部位に配置されてもよい。
音響部品と別に設けられた操作ユニットが、音響部品の上方においてハンドル操舵部の後方の車体カバーに配置されるため、音響部品の位置に影響を受けることなく、操作性が優れた位置に操作ユニットを配置できる。
この構成では、大収納ボックスの上面壁と車体カバーとで囲まれたデッドスペースを利用して、音響部品の効率的な配置が可能になる。
ここで、電子キーシステムに連動した機能とは、電子キーシステムにより操作又は作動が規制されている機能を指し、ハンドルロック装置はその機能の一つである。
この構成では、電子キーシステムに連動した機能を操作するスイッチ又はボタンが、音響操作装置の操作ユニットが配置された車体カバーの外表面に臨むように配置されており、運転者と上記のスイッチ又はボタンとの距離が近いため、スイッチ又はボタンの操作性が良い。
この構成では、上ケースの側に設けられた溝に接続されるシール部材の肉厚部が、シール部材に立設されているため、シール部材の所望の位置に接続部としての肉厚部を配置することができ、接続部の配置の自由度が高い。
また、インナーボックスの近傍に音響部品を配置すれば、ハンドル操舵部に設けた音響操作装置との距離が少なく、結線に便利である。
エンジンを含むパワーユニットは、ダウンフレームの下方側に設け、収納ボックスは、ヘッドパイプの近くに配置すれば、音響部品と、エンジンとの距離を離すことができ、従って、ノイズの発信源であるエンジンから音響部品を離すことで、エンジンのノイズの影響が音響部品に及ぶことを少なくできる。
また、メータパネルの下方に音響部品を配置することで、音響部品に対する防水性を確保することができ、車両前部におけるデッドスペースを有効活用できる。
さらに、メータパネルの下方に音響部品を配置するとき、メータパネルに取付けられたスピーカと、該音響部品とが干渉しないように、該音響部品にスピーカを避けるための逃げ部を構成すれば、音響部品とスピーカとが接近し、無駄なスペースがなくなり、ハンドル回りを一層コンパクト化できる。
また、音響部品と別に設けられた操作部が、音響部品の上方においてハンドル操舵部の後方の車体カバーに配置されるため、音響部品の位置に影響を受けることなく、操作性が優れた位置に操作部を配置できる。
また、大収納ボックスの上面壁と車体カバーとで囲まれたデッドスペースを利用して、音響部品の効率的な配置が可能になる。
また、電子キーシステムに連動した機能を操作するスイッチ又はボタンが、音響操作装置の操作部が配置された車体カバーの外表面に臨むように配置されており、運転者と上記のスイッチ又はボタンとの距離が近いため、スイッチ又はボタンの操作性が良い。
また、肉厚部がシール部材に立設されるため、シール部材の所望の位置に接続部としての肉厚部を配置することができ、接続部の配置の自由度が高い。
図1はスクータ型車両の左側面図を示す。本明細書で前後左右は、車両の前後左右を基準にしたものとする。
図1において、自動二輪車であるスクータ型車両の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク25ならびに該フロントフォーク25に連結される操向ハンドル26を操向可能に支承するヘッドパイプ27を前端に備えるものであり、後輪WRを後端で支持するユニットスイングエンジンUEが車体フレームFの前後方向中間部で上下揺動可能に支承され、ユニットスイングエンジンUEよりも前方で車体フレームFには、側面視で上下に長く形成される燃料タンク28と、該燃料タンク28よりも後方に配置されるラジエータ29とが搭載される。また車体フレームFには、前記ユニットスイングエンジンUEを上方から覆うようにして収納ボックス30が取付けられており、この収納ボックス30上に、前部シート32および後部シート33を有してタンデム型に構成される乗車用シート31が配置される。さらに車体フレームF、前記ユニットスイングエンジンUEの前部、燃料タンク28、ラジエータ29および収納ボックス30を覆う合成樹脂製の車体カバー34が車体フレームFに取付けられている。
図3において、電源操作部71jで電源を入れ、AMラジオ操作部71b、FMラジオ操作部71cのいずれかを操作した場合、AM、FMラジオのいずれかのラジオ音源に切換わり、それ以降、操作部71の操作により、上記ラジオ音源を、ハンドル操舵部近傍に配置された一対のスピーカ56で演奏可能になる。このとき、マイナスチューナー71dまたはプラスチューナー71fのいずれかの操作により、ラジオ局の選局が可能であり、略中央のボリューム操作部71eの操作により、音量調整が行われる。交通情報受信用操作部71gの操作により、高速道路内での交通情報受信に切換わり、消音用電子ボリューム操作部71hの操作により、ミュートに切換わる。
本実施形態では、図7に示すように、音響部品79に、スピーカ56のケース本体56aを避けるための斜め前方に傾斜した逃げ部79aが形成されているため、音響部品79を空間Kに配置する際には、音響部品79とケース本体56aとの間に無駄な隙間を作ることなく、これらを極力接近させて配置することが可能であり、音響部品79を空間Kに効率的に配置できる。
図10は、本発明を適用した第2の実施の形態に係る音響操作装置70の周辺を運転席側から見た図である。図11は、メータパネル173を取り外した状態の操舵部周辺の平面図であり、一部を断面で示したものである。
この第2の実施の形態において、上記第1の実施の形態と同様に構成される部分については、同符号を付して説明を省略する。
本第2の実施の形態では、図6に示したエンジン始動スイッチ78に代えて、図10に示すように、電子キーシステムのメインスイッチノブ278が備えられている。このメインスイッチノブ278は、その操作により、灯火類、ホーン、及びエンジン始動用等の電気回路及びハンドルロック機能のON/OFFが切換えられる。ハンドルロック機能は、駐車時に、操向ハンドル26を切った状態に固定し、ハンドル操舵を不能にするものである。
メインスイッチノブ278は、図11に示すように、ヘッドパイプ27の右側において、インナーボックス75の右開口75b(小収納ボックス)の左に隣接して配置されている。ヘッドパイプ27の左側に位置するインナーボックス75の左開口75a(大収納ボックス)は、右開口75bより大型で容量が大きくなっている。また、インナーボックス75は、ポケットカバー76(図1)により閉じられ施錠される。
本第2の実施の形態では、音響操作装置70と隣接して接続されて車体カバー34の一部を構成するメータパネル173において、図10に示すように、音響操作装置70の右上方の位置には、乗車用シート31の解錠を指示するシートスイッチ281及び、インナーボックス75の解錠を指示するボックススイッチ282が配置されている。シートスイッチ281及びボックススイッチ282は、メータパネル173に設けられた孔209からメータパネル173の外表面に臨んでいる。
一方、メータパネル173の下方においてステアリングステム51の右側面には、メインスイッチノブ278により操作されるハンドルロック装置200が配置されている。ハンドルロック装置200は、ヘッドパイプ27を介してハンドルをロックするため、ヘッドパイプ27の近傍に配置される。ハンドルロック装置200は、電子キーシステムの一部を構成するものであり、各電気回路及びハンドルロック機能のON/OFFを切換えることができる。
また、アンテナ205の前方には、乗車用シート31及びインナーボックス75を解錠するためのアクチュエータ207が配置されている。アクチュエータ207からは、後述するシートケーブル212及び、ボックスケーブル213が延びている。アンテナ205及びアクチュエータ207は、ハンドルロック装置200の近傍に配置されるとハンドルロック装置200との距離が少なく、結線に便利である。
ヘッドパイプ27の前部には、略水平に延びた略矩形の前部フレーム250が取付けられている。前部フレーム250には、運転者側に斜め上方向に延びる上部フレーム251及び下方に延びる前面フレーム252が接合されている。また、前部フレーム250の右側には、運転者側に向かって延びる前部サブフレーム253が接続されている。車体カバー34の一部は、上部フレーム251及び前面フレーム252によって支持されている。
また、前部フレーム250近傍には、各種電装品の接続端子を収容するブーツ254、左右一対のヘッドライトユニット255及び、バンク角センサー256等が配置されている。
ハンドルロック装置200は、図14に示すように、ハンドル操舵を不能にするシリンダ錠201、シリンダ錠201の回動を規制するロックソレノイド202、シリンダ錠201の回動に応じてスイッチング動作するメインスイッチ203、メインスイッチノブ278及び電子キーシステムを制御する制御ユニット204を備えて構成される。ハンドルロック装置200は、構成部品が多いため、比較的大きい部品になっている。
また、制御ユニット204には、アンテナ205、シートスイッチ281、ボックススイッチ282、リモコン装置206のIDを受信する受信ユニット210、アクチュエータ207及び、エンジンEの点火時期及び燃料噴射量を制御するコントローラ211が接続されている。
操作ユニット72は、下ケース83と上ケース84とを備え、各ケース83,84の間にシート状のシール部材91を挟んで構成されている。上ケース84には、運転者側に臨むボリューム操作部71eのほか、上述した各種の操作部71(図3参照)が横一列に取付けられ、下ケース83には、ボリューム操作部71eを含む各種の操作部71に対応し、該ボリューム操作部71e等が操作された場合に、操作信号が入力される基板80が取付けられている。上記基板80には、ボリューム操作部71eの回転操作に連動して、周方向に回転する円柱形状のボリューム軸85が、ホルダ86を介して取付けられ、ホルダ86は、基板80の下側から孔80aを介してビス87により基板80に固定されている。
このシール部材91は、弾性を有する材料で構成され、図18中に想像線で示す上ケース84の外形よりも若干小さい外形を有し、その周縁部には外縁に沿って周方向に一連に延びる、ほかの部位よりも厚肉に形成された縁部肉厚部91aが形成されている。この縁部肉厚部91aは、図16,図17に示すように、下ケース83と上ケース84の結合時に、それぞれの縁部83a,84a間に介装される。
下ケース83と上ケース84との合わせ面は、その全周が縁部肉厚部91aによってシールされるため、操作ユニット72の側面のシール性が確保される。
さらに、外縁部84aが、外縁部83aの外側を上から覆っているため、縁部肉厚部91aに水や塵埃が浸入しにくい。
また、下ケース83には適宜位置に支持部材94が設けられ、該支持部材94により、シール部材91が、その下側から支持されている。
例えば、端部肉厚部91dを形成せずに、代わりに開口91cの縁部に縁部肉厚部91aと同様の肉厚部を形成し、ガイド88の大径部88bの側面に溝を設けて、この溝に肉厚部を差し込んで、ガイド88とシール部材91とを接続する場合、縁部肉厚部91aと開口91cとの距離Lが近いため、接続に十分な長さの肉厚部を開口91cの縁部に形成することが難しい。
本実施の形態では、開口91cに立設された端部肉厚部91dにより、ガイド88とシール部材91とを接続するため、縁部肉厚部91aと開口91cとの距離Lが近い場合においても、接続に十分な長さの端部肉厚部91dを確保でき、高いシール性を持って接続できる。すなわち、シール部材91の面上に端部肉厚部91dを立設させれば、シール部材91の面上の位置を問わず、所望の位置にシール性を持った接続部を配置することができ、配置の自由度が高い。
ガイド88の溝88cの内径側には、端部肉厚部91dが差し込まれる溝88cに連通するスリット92が形成されている。スリット92の幅Wは、端部肉厚部91dの厚みの半分程度である。スリット92は、端部肉厚部91dを差し込む際のエア抜きのために設けられており、差し込みの際に、スリット92からエアが抜けることで容易に端部肉厚部91dを差し込むことができる。スリット92は、ガイド88の内側に連通し、スリット92から水等が浸入することがない。
また、音響部品79と別に設けられた音響操作装置70が、音響部品79の上方においてステアリングステム51の後方で車体カバー34の一部を構成するように配置されるため、音響部品79の位置に影響を受けることなく、操作性が優れた位置に音響操作装置70を配置できる。さらに、音響操作装置70が音響部品79と別体であれば、音響部品79が小型化されるため、より小さいスペースに音響部品79を配置できる。
また、電子キーシステムに連動するシートスイッチ281及びボックススイッチ282が、音響操作装置70の操作部71に隣接して、メータパネル173の外表面に臨むように配置されており、運転者とシートスイッチ281及びボックススイッチ282との距離が近いため、操作性が良い。さらに、操作部71とシートスイッチ281及びボックススイッチ282との距離が近く操作対象が集約されているため操作性が良い。
また、上ケース84の側に設けられた溝88cに接続されるシール部材91の端部肉厚部91dが、シール部材91に立設されているため、シール部材91の所望の位置に接続部としての端部肉厚部91dを配置することができ、接続部の配置の自由度が高い。
27 ヘッドパイプ
51 ステアリングステム(ハンドル操舵軸)
55 メータ
55b 速度計
55d エンジン回転数計
56 スピーカ
56a ケース本体
61,62 逃げ部
70 音響操作装置
71 操作部
71e ボリューム操作部
72 操作ユニット
74 表示部
75 インナーボックス(収納ボックス)
75a 左開口(大収納ボックス)
75b 右開口(小収納ボックス)
79 音響部品
80 基板
83 下ケース
84 上ケース
85 ボリューム軸
88 ガイド
88c 溝
91 シール部材
91d 端部肉厚部
173 メータパネル
173a メータバイザ
200 ハンドルロック装置
204 制御ユニット
206 リモコン装置
278 メインスイッチノブ
281 シートスイッチ
282 ボックススイッチ
UE ユニットスイングエンジン
Claims (12)
- ハンドル操舵部およびエンジン(E)を支持する車体フレーム(F)を車体カバー(34)で覆い、車体カバー(34)の内側に物品を収納する収納ボックス(75a)を配置すると共に、ハンドル操舵部の近傍に音響部品(79)における再生操作等を指示する音響操作装置(70)を配置した自動二輪車において、
前記収納ボックス(75a)を車体の左右一側に配置し、前記収納ボックス(75a)の上方の前記左右一側の前記車体カバー(34)で囲まれる空間内に前記音響部品(79)を配置し、
前記音響部品(79)は、外部音声ならびにラジオ音源が演奏可能であり、
前記音響操作装置(70)は、操作ユニット(72)の表面に、音源を前記外部音声に切り替えるための外部音声入力操作部(71a)を含み、当該外部音声入力操作部(71a)は、前記収納ボックス(75a)の上方に配置される車体カバー(34)のうち前記左右一側に配置されることを特徴とする自動二輪車における音響装置の取付け構造。 - 前記音響操作装置(70)は、前記操作ユニット(72)の表面の前記左右一側に、前記外部音声入力操作部(71a)、及び、音源をラジオ音源に切り替える操作子(71b,71c)を有する音源切換用操作部を備え、
前記外部音声入力操作部(71a)は、ラジオ音源に切り替える前記操作子(71b,71c)よりもさらに一側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。 - 前記収納ボックス(75a)は、前記車体カバー(34)のうち、ハンドル操舵部を後方から覆うインナーカバー(158a)に形成されたインナーボックスであることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- 前記車体フレーム(F)は、ハンドルを操舵可能に支持するヘッドパイプ(27)と、前記ヘッドパイプ(27)から車両後方に下方に指向して延出したダウンフレーム(37)とを備え、エンジン(E)を含むパワーユニットは、前記ダウンフレーム(37)の下方側に設けられ、前記収納ボックス(75a)は、前記ヘッドパイプ(27)の近くに配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- 前記車体カバー(34)は、前記収納ボックス(75a)の上方を覆うメータパネル(173)で構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- 前記メータパネル(173)には、スピーカ(56)が取付けられると共に、前記音響部品(79)には、前記スピーカ(56)を避けるための逃げ部(79a)が構成されたことを特徴とする請求項5に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- ハンドル操舵部およびエンジン(E)を支持する車体フレーム(F)を車体カバー(34)で覆い、ハンドル操舵部の近傍に音響部品(79)における再生操作等を指示する音響操作装置(70)を配置した自動二輪車において、
前記自動二輪車は、駐車時にハンドル操舵を不能にするハンドルロック装置(200)を備えるとともに、これと連動させた電子キーシステムを搭載し、
車体フレーム(F)は、ハンドル(26)に連結されるハンドル操舵軸(51)を操舵可能に支持するヘッドパイプ(27)を備え、
前記ハンドルロック装置(200)を前記ハンドル操舵軸(51)の一側と前記車体カバー(34)とで囲まれる空間内に配置し、
前記ハンドル操舵軸(51)の他側と前記車体カバー(34)とで囲まれる空間内に収納ボックス(75a)を配置し、前記収納ボックス(75a)の上方の前記左右一側の前記車体カバー(34)で囲まれる空間内に前記音響部品(79)を配置し、
前記音響部品(79)は、外部音声ならびにラジオ音源が演奏可能であり、
前記音響操作装置(70)は、操作ユニット(72)の表面に、音源を前記外部音声に切り替えるための外部音声入力操作部(71a)を含み、当該外部音声入力操作部(71a)は、前記収納ボックス(75a)の上方に配置される車体カバー(34)のうち前記ハンドル操舵軸(51)の他側に配置されることを特徴とする自動二輪車における音響装置の取付け構造。 - 前記音響操作装置(70)は、前記操作ユニット(72)の表面の前記ハンドル操舵軸(51)の他側に、前記外部音声入力操作部(71a)、及び、音源をラジオ音源に切り替える操作子(71b,71c)を有する音源切換用操作部を備え、
前記外部音声入力操作部(71a)は、ラジオ音源に切り替える前記操作子(71b,71c)よりもさらに他側に配置されることを特徴とする請求項7に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。 - 前記音響操作装置(70)は、前記音響部品(79)と別に設けられた操作ユニット(72)を備え、
この操作ユニット(72)は、前記車体カバー(34)における前記音響部品(79)より上方で且つ前記ハンドル操舵部より後方の部位に配置されることを特徴とする請求項7または8に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。 - 前記ハンドルロック装置(200)は、前記ヘッドパイプ(27)の側面に配置され、このハンドルロック装置(200)と前記車体カバー(34)との間の空間に小収納ボックス(75b)が配置される一方、前記ヘッドパイプ(27)の反対側の前記車体カバー(34)で覆われる空間に大収納ボックス(75a)が配置され、前記音響部品(79)は、前記大収納ボックス(75a)の上面壁と前記車体カバー(34)とで囲まれる空間に配置されることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- 前記電子キーシステムに連動した機能を操作、又は作動させる操作スイッチ(281,282)又はボタンが、音響操作装置(70)の前記操作ユニット(72)が配置された前記車体カバー(34)の外表面に臨むように配置されたことを特徴とする請求項9または10に記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
- 前記操作ユニット(72)は、複数の操作部を有する上ケース(84)と、前記操作部の操作を検出する基板(80)を有する下ケース(83)と、両ケース(84,83)間に介装されるシート状のシール部材(91)とを備え、該シール部材(91)には、下ケース(83)の基板(80)につながる軸(85)が貫通する開口(91c)が形成され、該開口(91c)の周縁部には、前記上ケース(84)側に向かう環状の突起部(91b)、および該突起部(91b)の先端に形成される肉厚部(91d)が設けられ、前記上ケース(84)側には、前記肉厚部(91d)が嵌合する溝部(88c)が形成され、この溝部(88c)に前記肉厚部(91d)が差し込まれて前記肉厚部(91d)が変形し、前記上ケース(84)側と前記シール部材(91)とが接続されることを特徴とする請求項9から11のいずれかに記載の自動二輪車における音響装置の取付け構造。
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