JP5004459B2 - 半導体装置の作製方法 - Google Patents

半導体装置の作製方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5004459B2
JP5004459B2 JP2005326358A JP2005326358A JP5004459B2 JP 5004459 B2 JP5004459 B2 JP 5004459B2 JP 2005326358 A JP2005326358 A JP 2005326358A JP 2005326358 A JP2005326358 A JP 2005326358A JP 5004459 B2 JP5004459 B2 JP 5004459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
dielectric layer
layer
conductive layer
capacitor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005326358A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006186320A (ja
JP2006186320A5 (ja
Inventor
紀博 星乃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd filed Critical Semiconductor Energy Laboratory Co Ltd
Priority to JP2005326358A priority Critical patent/JP5004459B2/ja
Publication of JP2006186320A publication Critical patent/JP2006186320A/ja
Publication of JP2006186320A5 publication Critical patent/JP2006186320A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5004459B2 publication Critical patent/JP5004459B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

本発明は、容量素子及びその作製方法に関する。容量素子を有する半導体装置及びその作製方法に関する。また、容量素子と薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:TFT)とを有する半導体装置及びその作製方法に関する。更に、容量素子とTFTとを有する表示装置及びその作製方法に関する。例えば、エレクトロルミネッセンス(Electro Luminescence:EL)素子などの発光素子を用いた表示装置及びその作製方法、液晶表示装置(Liquid Crystal Display:LCD)及びその作製方法に関する。
近年、EL素子を各画素の発光素子として用いたEL表示装置は、薄く、視野角依存性が低い等の有利な点があるため、液晶表示装置や陰極線管(Cathode Ray Tube:CRT)などの表示装置に代わる表示装置として注目されている。特に、表示性能の向上を図るため、各画素にスイッチング素子としてTFTを設け、画素毎のEL素子を制御するアクティブマトリクス方式が必要とされている。
アクティブマトリクス方式を採用したEL表示装置を図11(A)に、当該EL表示装置を構成する画素の等価回路図を図11(B)に示す。
基板3000上にゲート信号線駆動回路3102から複数本のゲート信号線3001が行方向に延び、ソース信号線駆動回路3101から複数本のソース信号線3002および電源線3003が列方向に延びている。各画素には、EL素子3004、TFT3005、TFT3006および保持容量3007が設けられている。TFT3005のゲートはゲート信号線3001に接続され、TFT3005のソース及びドレインの一方はソース信号線3002に接続され、他方はTFT3006のゲート及び保持容量3007の一方の電極に接続されている。保持容量3007の他方の電極は電源線3003に接続されている。TFT3006のソース及びドレインの一方は電源線3003に接続され、他方はEL素子3004の一方の電極に接続されている。EL素子3004の他方の電極3110には電源線に接続され、所定の電位が与えられている。
ゲート信号線3001を選択することでTFT3005をオンし、ソース信号線3002の信号をTFT3006のゲートに入力する。入力された信号に応じて、TFT3006はオンとなり、TFT3006のソースとドレイン間を流れる電流(以下、ドレイン電流という)が制御される。TFT3006のドレイン電流に等しい電流がEL素子3004に流れ、EL素子3004は発光する。TFT3006のゲートにソース信号線3002から信号が入力されなくなった後もTFT3006のゲートの電位を保持するために、保持容量3007が設けられている。
画素に配置されたTFTのチャネル幅とチャネル長との比率、寄生容量およびオフ時におけるリーク電流等により、保持容量3007として必要な容量値が決まる。必要な容量値の保持容量3007を得るために、保持容量の電極の面積を変化させる。しかしながら、十分な容量値を確保するために保持容量3007の電極の面積を増大させると、保持容量3007が占める面積が増大し、画素の開口率の減少という問題があった。
表示装置では、文字や画像をより鮮明に表示するため、1画素のサイズを小さくして、単位面積あたりの画素数を増やすこと、いわゆる精細度を高くすることが要求されている。そのため、開口率の減少の問題は重要な課題である。
保持容量の一例を図12に示す。保持容量は、基板上に、下部電極3008、誘電層3009、上部電極3010で構成される。下部電極3008、誘電層3009、上部電極3010は平行な平面(プレーナ型)の形状になっている。このような平面(プレーナ型)の構造の保持容量では、電極面積を広げると保持容量によって占められる基板上の面積が増大し、開口率が減少してしまう。平面(プレーナ型)の構造の保持容量では、容量値を確保するために開口率が減少する。
開口率を減少させず容量値を確保するために提案された容量素子の構成がある。基板に溝(トレンチ型)の構造を施し、溝(トレンチ型)の構造を利用して、電極面積を増加させ、容量値を確保したものがある(特許文献1参照)。
特開2003−152086号公報
開口率を減少させず容量値を確保するために提案された、上記構成とは別の容量素子の構成がある。容量素子の下部電極を凹凸形状として、電極面積を増加させ、容量値を確保する方法がある(特許文献2参照)。
特開平7−159776号公報
特許文献1に示したような基板に溝(トレンチ型)構造を形成する構成の容量素子では、基板の強度が低下するという問題がある。基板の強度の低下は、当該容量素子を用いた半導体装置の信頼性を低下させる。
特許文献2に示したような下部電極を凹凸形状とする構成の容量素子では、下部電極の凹凸形状によって上部電極の上面も凹凸形状となる。そのため、上部電極の上方に更に膜や素子を形成するためには、凹凸を平坦化するために、膜厚の厚い平坦化層を設ける必要がある。
そのため、更に容量値を確保するために、平坦化層よりも上の電極を追加し、当該電極と上部電極とを一対の電極、平坦化層を誘電層として容量素子を構成するような場合(図2のような構成の場合)、上記述べたとおり平坦化層を厚くする必要があるため、当該容量素子の極板間の距離が広がってしまう。
したがって、容量値の確保をするためには、容量素子の面積を広くする必要があり、微細化ができない。
また、平坦化層上に容量素子の上部電極と接続する電極を設ける構成の半導体装置では、以下のことが問題となる。上部電極の上面が凹凸形状となるため、平坦化層上に設けた電極と上部電極との接続をとるためのコンタクトホールの深さが、場所によって大きく異なる。即ち、上部電極の凹部に達するコンタクトホールと、上部電極の凸部に達するコンタクトホールとでは、深さが大きく異なることになる。よって、上部電極の凹部に達するコンタクトホールと上部電極の凸部に達するコンタクトホールとを同時に形成しようとすると、凸部上のコンタクトホールにおいて上部電極上面が露出した状態で、凹部上のコンタクトホールを上部電極上面が露出するまでエッチングする必要がある。そのため、凸部上のコンタクトホールにおいて露出した上部電極上面のオーバーエッチングが問題となる。また、凸部上のコンタクトホールにおいて露出した上部電極が汚染される可能性がある。上部電極上面のオーバーエッチングや上部電極が汚染は、当該容量素子を用いた半導体装置の信頼性を低下させる。
本発明は、上記問題を解決して、容量値を確保でき、且つ容量素子によって占められる基板上の面積が小さく、更に、微細化可能で信頼性の高い容量素子を用いた半導体装置及びその作製方法を提供することを課題とする。
本発明の構成について説明する。
(第1の構成)
本発明は、絶縁表面上に、互いに間隔をあけて配置された複数の電極よりなる第1の電極と、第1の電極上の誘電層と、誘電層を挟んで第1の電極と対向する凹凸形状の第2の電極とからなる容量素子を有し、第2の電極の凸部は複数の電極の間に位置し、第2の電極の凹部は複数の電極の上方に位置し、第2の電極の上面は平坦であることを特徴とする半導体装置である。
(第2の構成)
本発明は、絶縁表面上に、互いに間隔をあけて配置された複数の電極よりなる第1の電極と、第1の電極上の第1の誘電層と、第1の誘電層を挟んで第1の電極と対向する凹凸形状の第2の電極とからなる第1の容量素子と、第2の電極と、第2の電極上の第2の誘電層と、第2の誘電層を挟んで第2の電極と対向する第3の電極とからなる第2の容量素子とを有し、第2の電極の凸部は複数の電極の間に位置し、第2の電極の凹部は複数の電極の上方に位置し、第2の電極の上面は平坦であることを特徴とする半導体装置である。
(第3の構成)
本発明は、上記第1の構成の容量素子や第2の構成の第1の容量素子が、TFTを構成する電極を形成するための導電層と同じ導電層を容量素子の電極に使用し、また、TFTを構成する絶縁膜と同じ絶縁膜を誘電体として使用していることを特徴とする半導体装置である。
例えば、TFTのゲート電極を形成するための導電層と同じ導電層を用いて第1の電極を形成し、TFTのソースまたはドレインと接続される電極を形成するための導電層と同じ導電層を容量素子の電極に使用し、TFTのパッシベーション膜又平坦化膜に使用される絶縁膜を容量素子の誘電体として使用することを特徴とする半導体装置である。
(第4の構成)
本発明は、上記第1の構成乃至第3の構成で示した容量素子を各画素に配置した表示装置である。
例えば、上記第1の構成乃至第3の構成で示した容量素子が、図11で示した構成の各画素に配置されることを特徴とする表示装置である。なお、本発明の表示装置は、図11の構成に限定されず、公知のあらゆる構成の画素に適用することができる、
(第5の構成)
本発明は、上記第2の構成で示した第2の容量素子を各画素に配置し、第3の電極を表示素子の一対の電極のうち一方と同じ導電層を用いて構成されることを特徴とする半導体装置である。
なお、表示素子としては、EL素子等の発光素子、液晶素子等がある。発光素子は一対の電極と一対の電極の間の発光層とを有し、一対の電極間に電流が流れると発光する素子である。液晶素子は、一対の電極と一対の電極の間の液晶とを有し、一対の電極間の電界によって液晶の配向状態を制御し、液晶の透過率を変化させる素子である。
本発明は、上記第1の構成の半導体装置を以下の第1の作製方法または第2の作製方法のように作製する作製方法である。
(第6の構成)
本願発明は、絶縁表面上に、ゲート電極と、第1の配線と、第2の配線と、第1の絶縁膜と、第2の絶縁膜と、を具備する薄膜トランジスタを有する半導体装置であって、凹凸部が設けられた第1の電極と、前記第1の電極の凸部上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された第1の誘電層と、前記第一の電極の凸部上に形成された前記第1の誘電層上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された前記第1の誘電層上に形成された第2の電極と、を具備する容量素子を有し、前記第1の誘電層の膜厚は、前記第1の電極の膜厚よりも薄く、上面は平坦化されており、平面又は略平面であることを特徴とする薄膜トランジスタ及び容量素子を有する半導体装置である。
(第7の構成)
本願発明は、絶縁表面上に、ゲート電極と、第1の配線と、第2の配線と、第1の絶縁膜と、第2の絶縁膜と、を具備する薄膜トランジスタを有する半導体装置であって、凹凸部が設けられた第1の電極と、前記第1の電極の凸部上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された第1の誘電層と、前記第一の電極の凸部上に形成された前記第1の誘電層上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された前記第1の誘電層上に形成された第2の電極と、を具備する容量素子を有し、前記第1の誘電層の膜厚は、前記第1の電極の膜厚よりも薄く、上面は平坦化されており、平面又は略平面であり、前記ゲート電極と前記第1の電極は同じ第1の導電層で構成されており、前記第1の配線と前記第2の電極は同じ第2の導電層で構成されており、前記第1の層間絶縁膜と前記第1の誘電層は同じ第1の絶縁膜で構成されている、ことを特徴とする薄膜トランジスタ及び容量素子を有する半導体装置である。
薄膜トランジスタに使用する導電材料及び絶縁材料を容量素子に使用することにより、工程数の削減並びにコストの削減が可能となる。
(第8の構成)
本願発明は、絶縁表面上に、ゲート電極と、第1の配線と、第2の配線と、第1の絶縁膜と、第2の絶縁膜と、を具備する薄膜トランジスタを有する半導体装置であって、凹凸部が設けられた第1の電極と、前記第1の電極の凸部上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された第1の誘電層と、前記第一の電極の凸部上に形成された前記第1の誘電層上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された前記第1の誘電層上に形成された第2の電極と、前記第2の電極上に形成された第2の誘電層と、前記第2の誘電層上に形成された第3の電極と、を具備する容量素子を有し、前記第1の誘電層の膜厚は、前記第1の電極の膜厚よりも薄く、前記第2の電極と前記第2の誘電層が接する面は平坦化され平面又は略平面であることを特徴とする薄膜トランジスタ及び容量素子を有する半導体装置である。
(第9の構成)
本願発明は、絶縁表面上に、ゲート電極と、第1の配線と、第2の配線と、第1の層間絶縁膜と、第2の層間絶縁膜と、を具備する薄膜トランジスタを有する半導体装置であって、凹凸部が設けられた第1の電極と、前記第1の電極の凸部上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された第1の誘電層と、前記第一の電極の凸部上に形成された前記第1の誘電層上に形成され、且つ前記第1の電極の凹部に形成された前記第1の誘電層上に形成された第2の電極と、前記第2の電極上に形成された第2の誘電層と、前記第2の誘電層上に形成された第3の電極と、を具備する容量素子を有し、前記第1の誘電層の膜厚は、前記第1の電極の膜厚よりも薄く、前記第2の電極と前記第2の誘電層が接する面は平坦化され平面又は略平面であり、前記ゲート電極と前記第1の電極は同じ第1の導電層で構成されており、前記第1の配線と前記第2の電極は同じ第2の導電層で構成されており、前記第2の配線と前記第3の電極は同じ第3の導電層で構成されており、前記第1の層間絶縁膜と前記第1の誘電層は同じ第1の絶縁膜で構成されており、前記第2の層間絶縁膜と前記第2の誘電層は同じ第2の絶縁膜で構成されている、ことを特徴とする薄膜トランジスタ及び容量素子を有する半導体装置である。
また、第8の構成及び第9の構成では、第1の電極と第1の誘電層と第2の電極により、第1の容量素子が構成され、第2の電極と第2の誘電層と第3の電極により、第2の容量素子が構成されており第1の容量素子と第2の容量素子は並列接続されている。
薄膜トランジスタに使用する導電材料及び絶縁材料を容量素子に使用することにより、工程数の削減並びにコストの削減が可能となる。
(第1の作製方法)
本発明は、絶縁表面上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、互いに間隔をあけて配置された複数の電極を形成し、複数の電極上に誘電層を形成し、第1の導電層の膜厚と同じ膜厚で誘電層上に第2の導電層を形成し、第2の導電層をエッチングすることによって、複数の電極と重なる領域の第2の導電層を除去した後、第2の導電層上に第3の導電層を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法である。
第1の作製方法において、第2の導電層と第3の導電層は同じ材料を用いることができる。
(第2の作製方法)
本発明は、絶縁表面上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、互いに間隔をあけて配置された複数の電極を形成し、複数の電極上に第1の誘電層を形成し、第1の導電層の膜厚よりも厚い膜厚で誘電層上に第2の導電層を形成し、前記第2の導電層の上面を平坦化することを特徴とする半導体装置の作製方法である。
平坦化する手法としては、例えば、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)を用いることができる。
本発明は、上記第2の構成の半導体装置を以下の第3の作製方法または第4の作製方法のように作製する作製方法である。
(第3の作製方法)
本発明は、絶縁表面上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、互いに間隔をあけて配置された複数の電極を形成し、複数の電極上に第1の誘電層を形成し、第1の導電層の膜厚と同じ膜厚で第1の誘電層上に第2の導電層を形成し、第2の導電層をエッチングすることによって、複数の電極と重なる領域の第2の導電層を除去した後、第2の導電層上に第3の導電層を形成し、第3の導電層上に第2の誘電層を形成し、前記第2の誘電層上に第4の導電層を形成し、第4の導電層をエッチングすることによって第3の電極を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法である。
第3の作製方法において、第2の導電層と第3の導電層は同じ材料を用いることができる。
(第4の作製方法)
本発明は、絶縁表面上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、互いに間隔をあけて配置された複数の電極を形成し、複数の電極上に第1の誘電層を形成し、第1の導電層の膜厚よりも厚い膜厚で第1の誘電層上に第2の導電層を形成し、前記第2の導電層の上面を平坦化し、平坦化された第2の導電層上に第2の誘電層を形成し、前記第2の誘電層上に第3の導電層を形成し、第3の導電層をエッチングすることによって第3の電極を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法である。
平坦化する手法としては、例えば、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)を用いることができる。
(第5の作製方法)
本発明は、絶縁表面上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、互いに間隔をあけて配置された複数の電極を形成し、複数の電極上に第1の誘電層を形成し、第1の導電層の膜厚よりも厚い膜厚で第1の誘電層上に第2の導電層を形成し、前記第2の導電層の上面を平坦化し、平坦化された第2の導電層上に第3の導電層を形成し、前記第2の導電層の上に第2の誘電層を形成し、前記第2の誘電層上に第4の導電層を形成し、第4の導電層をリソグラフィによりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって第4の電極を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法である。
平坦化する手法としては、例えば、化学的機械的研磨(Chemical Mechanical Polishing:CMP)を用いることができる。
上述した構成によって、絶縁表面上の容量素子の占める面積を少なくすることができる。
また、絶縁表面上の容量素子の占める面積を少なくできるため、半導体装置を微細化することができる。
また、平坦化層上に容量素子の第2の電極と接続する電極を設ける構成の半導体装置においても、第2の電極の上面は平坦であるので、第2の電極上面のオーバーエッチングの問題を解決することができる。
更に、前記オーバーエッチングの問題を解決できる為、第2の電極の汚染による第2の電極と第3の電極の接触抵抗の増加に伴う熱発生による信頼性の低下、及び消費電力の上昇の問題を解消することができる。
また、第1の容量素子と重ねて第2の容量素子が配置されている構成では、絶縁表面上の容量素子の占める面積が同じであっても第2の構成に比べて更に大きな容量値を確保することができる。
また、第2の電極の膜厚を調整することによって、第2の誘電層の膜厚を薄くすることができる。こうして、第2の容量素子の容量値を大きくすることができる。
以上によって、容量値を確保でき、且つ容量素子によって占められる絶縁表面上の面積が小さく、微細化可能で、画素の開口率が高く、更に、信頼性の高い容量素子を用いた半導体装置が提供され表示装置が提供される。
(実施の形態1)
本発明の第1の構成について、図1を用いて説明する。
図1(A)は容量素子の平面図を表している。図1(B)は容量素子の断面図を表しており、絶縁表面13、第1の誘電層15、電極17A及び電極17B、第2の電極18を有している。電極17Aと電極17Bは、互いに間隔をあけて配置され、接続されて第1の電極17を構成する。第1の電極17と、第1の誘電層15と、第2の電極18とによって、容量素子が構成されている。
第1の電極17は、例えば、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。
図1及び後述する図2〜図10及び図16に示す構成では、第1の電極は便宜上2つで図示されているが、本願発明において第1の電極は2つに限られるものではなく、3つ以上の第1の電極を有した構成でも良いものとする。
3つ以上の電極を設けることにより、第1の容量素子の下部電極として働く第1の電極の表面積が増える為、容量値を更に稼ぐことができる。
また、電極17Aと電極17Bとは、ストライプ状に配置される構成を示した。しかし、これに限定されず、様々な形状とすることができる。例えば、電極17Aと電極17Bとを、編目状に設けることができる。編目状に設けることによって、第1の容量素子の下部電極として働く第1の電極の表面積が増える為、容量値を更にかせぐことができる。
第1の誘電層15は、例えば、SiO、SiNまたはSiONなど無機系材料の単層または積層により構成することができる。第1の誘電層15として、もちろん有機系材料を用いてもよいし、無機系材料と有機系材料の積層を用いても良い。第1の誘電層15の厚さは、絶縁性を有する限り自由に設定可能であり、当該厚さを調整することにより容量値を制御することができる。
第2の電極18は、例えば、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。
(実施の形態2)
本発明の第2の構成について、図2を用いて説明する。なお、図1と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
図2(A)は容量素子の平面図を表している。図2(B)は容量素子の断面図を表しており、第2の誘電層35、第3の電極36を有している。図1で示した容量素子(以下、第1の容量素子と言う)に加えて、第2の電極18と、第2の誘電層35と、第3の電極36とで容量素子(以下、第2の容量素子と言う)が構成されている。
第2の誘電層35としては、例えば、SiO、SiNまたはSiONなど無機系材料の単層
または積層により構成することができる。第1の誘電層15として、もちろん有機系材料を用いてもよいし、無機系材料と有機系材料の積層を用いても良い。第1の誘電層15の厚さは、絶縁性を有する限り自由に設定可能であり、当該厚さを調整することにより容量値を制御することができる。
第1の容量素子と第2の容量素子とが重ねて配置されるので、絶縁表面13上において容量素子が占める面積を増加させることなく、図1の容量素子に比べて更に大きな容量値を確保することができる。
(実施の形態3)
第1の構成の容量素子の作製方法について説明する。本実施の形態の作製方法は、第1の作製方法に対応する。説明には図3を用いる。なお、図3において、図1と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
絶縁表面13上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、図3(A)に示すように互いに間隔をあけて配置された絶縁表面13上に電極17A及び電極17Bを形成する。
なお、リソグラフィ等によりマスクパターンを転写する、とは、リソグラフィの他にインクジェット法を用いたマスクパターン転写技術、ナノインプリント法を用いたマスクパターン転写技術等も含むものとして定義し、以下も同様に記載する。
次いで、図3(B)に示すように第1の誘電層15を形成する。
第1の導電層の膜厚と同程度の膜厚で第1の誘電層15上に第2の導電層を形成し、第2の導電層をリソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、電極17A及び電極17Bと重なる領域の第1の導電層を除去し、図3(C)に示すように、第2の電極の一部18Aを形成する。
第2の電極の一部18A上に第2の導電層18Bを形成することによって、第2の電極18を形成する。こうして、図3(D)に示す構成の容量素子を作製することができる。
(実施の形態4)
第1の構成の容量素子の作製方法について、実施の形態3で説明した方法とは別の方法について説明する。本実施の形態の作製方法は、第2の作製方法に対応する。説明には図4を用いる。なお、図4において、図3と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
本実施の形態の作製方法は、図3(B)に示す工程までは、実施の形態3と同じである。図4(A)に示すように、第1の誘電層15上に、第1の導電層の膜厚、即ち電極17A及び電極17Bの膜厚よりも厚い膜厚で、第3の導電層18Cを形成する。電極17A及び電極17Bによって形成された凹凸形状上に、第3の導電層18Cを形成するため、第3の導電層18Cの上面も凹凸形状となる。
次いで、第3の導電層18Cの上面を平坦化することによって、第2の電極18を形成する。こうして、図4(B)に示す構成の容量素子を作製することができる。
第2の導電層18Bの上面を平坦化は、化学的機械的研磨(CMP)を用いることができる。
(実施の形態5)
第2の構成の容量素子の作製方法について説明する。説明には図5を用いる。なお、図5において、図3や図4と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
本実施の形態の作製方法は、図5(A)の構成までは、実施の形態3や実施の形態4で説明した作製方法を用いて形成することができる。
図5(B)に示すように、第2の電極18上に第2の誘電層35を形成する。第2の誘電層35としては、第1の誘電層15と同様の材料を用いて形成することができる。
図5(C)に示すように、第2の誘電層35上に第3の電極36を形成する。こうして、第1の電極17と、第1の誘電層15と、第2の電極18で構成される容量素子と、第2の電極18と、第2の誘電層35と、第3の電極36で構成される容量素子とを作製することができる。
(実施の形態6)
実施形態5において、第2の電極18を厚く積層した容量素子の作製方法を説明する。説明には図6を用いる。なお、図3、図4、図5と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
本実施の形態の作製方法は、図6(A)の構成までは、実施の形態3や実施の形態4で説明した作製方法を用いて形成することができる。
図6(B)に示すように、第2の電極18上に第4の導電層18Dを積層して第2の電極18の膜厚を厚くする。
なお、図3(A)に示す実施の形態3においては、第2の電極第3の導電層18Cの膜厚を厚く成膜することによって18Dを積層する工程を省略することが可能である。
図6(C)に示すように、第2の電極18上に第2の誘電層35を形成する。第2の誘電層35としては、第1の誘電層15と同様の材料を用いて形成することができる。
図6(D)に示すように、第2の誘電層35上に第3の電極36を形成する。こうして、第1の電極17と、第1の誘電層15と、第2の電極18で構成される容量素子と、第2の電極18と、第2の誘電層35と、第3の電極36で構成される容量素子とを作製することができる。
本実施形態においては、第2の電極18の膜厚を厚くすることによって、第2の電極18と、第2の誘電層35と、第3の電極36で構成される容量素子の容量を増加させることが可能となる。これは、後述する実施形態8のようなTFTと同一の絶縁表面上に形成した本実施形態の容量素子の場合、第2の誘電層35はTFT上の平坦化膜としても使用される。ここで、平坦化膜は基板上に形成された凹凸を平坦化させるものであり、下層の凸部の膜厚が厚いほど凸部上の平坦化膜は薄くなる。
したがって、凸部に該当する第2の電極18の膜厚を増やせば、平坦化膜の第2の誘電層35の膜厚を薄くすることができ、第2の誘電層35の膜厚が薄くなることによって、容量素子の容量は増加することになる。
また、第2の電極18の膜厚を厚くすることにより、第2の電極18と同じ導電層を配線とした場合、抵抗値を下げることが可能となる。
(実施の形態7)
第1の容量素子と第2の容量素子を作製して、容量を増加させる場合、第1の容量素子と第2の容量素子は並列接続する必要がある。
第1の容量素子と第2の容量素子を並列接続する一例を説明する。説明には図16を使用する。なお、図3〜6と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
また、並列接続の方法は本実施例に限られるものではなく、適宜変更が可能である。
容量素子の平面図を図16(A)に、容量素子の断面図を16(B)、等価回路を図16(C)に示す。
なお、図16(A)において、第1の誘電層15及び第2の誘電層35は省略している。
図16に示すとおり、第1の電極17と第3の電極36は、電気的に接続されており、第2の電極は配線37と電気的に接続されている。
(実施の形態8)
本実施の形態では、本発明の容量素子とTFTとを同一の絶縁表面上に形成した例を示す。
図7に本実施の形態の構成を示す。図7(A)は、図1で示した第1の構成の容量素子とTFTとを同一の絶縁表面上に形成した例である。図7(B)は、図2で示した第2の構成の容量素子とTFTとを同一の絶縁表面上に形成した例である。なお、図7において図1や図2と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
図7(A)において、611は絶縁表面、613はTFTのゲート絶縁層、612はTFTの活性層となる半導体層、614はTFTのゲート電極、616A及び616Bは電極である。電極616A及び電極616Bは、第1の誘電層15上に設けられ、第1の誘電層15に設けられたコンタクトホールによって半導体層612と接続されている。半導体層612と、ゲート絶縁層613と、ゲート電極614と、電極616A及び電極616Bによって、TFT624が構成される。第1の電極17と、第1の誘電層15と、第2の電極18によって、容量素子625が構成される。
容量素子625の第1の電極17は、TFT624のゲート電極を形成するための導電層と同じ導電層を用いて形成される。容量素子625の第1の誘電層15は、ゲート電極614と電極616A及び電極616Bとを電気的に絶縁する層間絶縁膜を用いて形成される。容量素子の第2の電極18は、TFT624の電極616A及び電極616Bを用いて形成される。なお、図7(A)及び図7(B)におけるゲート絶縁層613の表面が、図1(B)や図2(B)における絶縁表面13に相当する。
図7(B)において図7(A)と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。図7(B)において、635は層間絶縁膜、636は第3の電極である。第3の電極は、層間絶縁膜635に形成されたコンタクトホールによって、電極616Aまたは電極616Bと接続されている。
第1の電極17と、第1の誘電層15と、第2の電極18と、及び、第2の電極18と、層間絶縁膜635と、第3の電極636とによって、容量素子645が構成される。
なお、図7(B)における層間絶縁膜635が、図2(B)における第2の誘電層35に相当する。図7(B)における第3の電極636が、図2(B)における第3の電極36に相当する。
(実施の形態9)
本実施の形態では、実施の形態6において図7を用いて説明した半導体装置の作製方法について説明する。説明には、図8を用いる。
図8において、図7と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
図8(A)に示すように、絶縁表面611上に、半導体層612を形成する。半導体層612としては、リソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって形成された結晶性半導体膜や非晶質半導体膜を用いることができる。結晶性半導体膜は非晶質半導体膜を結晶化して得ることができる。結晶化方法としては、レーザ結晶化法、RTA又はファーネスアニール炉を用いる熱結晶化法、結晶化を助長する金属元素を用いる熱結晶化法等を用いることができる。
ゲート絶縁層613としては、例えば、SiO、SiNまたはSiONなど無機系材
料の単層または積層により構成することができる。
図8(B)に示すように、ゲート絶縁層613上に、第1の導電層を形成し、第1の導電層をリソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、ゲート電極614と、電極17A、電極17Bを形成する。第1の導電層としては、例えば、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。
図8(C)に示すように、ゲート電極614と、電極17A、電極17B上に、第1の誘電層15を形成する。第1の誘電層15としては、例えば、SiO、SiNまたはSiONなど無機系材料の単層または積層により構成することができる。第1の誘電層15として、もちろん有機系材料を用いてもよいし、無機系材料と有機系材料の積層を用いても良い。第1の誘電層15の厚さは、絶縁性を有する限り自由に設定可能であり、当該厚さを調整することにより容量値を制御することができる。
図8(D)に示すように、第1の誘電層15上に、導電層を形成しリソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって、第2の電極18、電極616A及び電極616Bを形成する。第2の電極18の作製方法は、図3(C)及び図3(D)で示した第1の作製方法、または図4で示した第2の作製方法を用いることができる。第1の作製方法を用いて第2の電極18を作製する場合、電極616A及び電極616Bを第2の導電層と第3の導電層との積層構造とすることができる。
第2の電極18、電極616A及び電極616Bは、例えば、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。
こうして、図7(A)に示す構成が完成する。
図8(D)に示す構成において、第2の電極18、電極616A及び電極616B上に更に層間絶縁膜635を形成し、層間絶縁膜635において電極616Aに達するコンタクトホールを開口し、層間絶縁膜635の上に第3の電極636をリソグラフィ等によりマスクパターンを転写し、エッチングすることによって形成し、図8(E)に示す構成を得る。
層間絶縁膜635としては、無機絶縁膜や有機絶縁膜の単層または積層を用いることができる。無機絶縁膜としては、CVD法により形成された酸化シリコン膜や、SOG(Spin On Glass)法により塗布された酸化シリコン膜などを用いることができ、有機絶縁膜としてはポリイミド、ポリアミド、BCB(ベンゾシクロブテン)、アクリルまたはポジ型感光性有機樹脂、ネガ型感光性有機樹脂等の膜を用いることができる。
また、層間絶縁膜635として、シリコン(Si)と酸素(O)との結合で骨格構造が構成され、置換基に少なくとも水素を含む材料を用いることができる。さらには、置換基にフッ素、アルキル基、または芳香族炭化水素のうち少なくとも1種を有する材料で形成することができる。これらの材料の代表例としては、シロキサン系ポリマーが挙げられる。
第3の電極636としては、例えば、Ta、W、Ti、Mo、Al、Cu、Cr、Ndから選ばれた一種の元素または該元素を複数含む合金若しくは化合物からなる単層または積層構造を用いることができる。また、第3の電極636として、酸化インジウムスズ(以下ITOと記す。)等の透明性導電膜を用いることもできる。
こうして、図7(B)に示す構成が完成する。
なお、実施の形態1〜10は適宜組み合わせて使用することが可能である。
(実施の形態10)
本実施の形態では、EL素子などの発光素子を表示素子として用いた表示装置に本発明の半導体装置を適用した例について説明する。説明には、図9及び10を用いる。なお、図9及び図10において、図7と同じ部分は同じ符号を用いて示し、説明は省略する。
図9に示す表示装置の構成について説明する。
絶縁表面611を有する基板としては、ガラス基板や、ガラス基板上に絶縁膜を形成した基板、石英基板、導電性基板上に絶縁膜を形成した基板、半導体基板上に絶縁膜を形成した基板、プラスチックなどの樹脂基板等を自由に用いることができる。
図9において、4019は電極、4020は層間絶縁膜、4021は発光層、4022は電極である。電極4019は電極616Aと接続されている。層間絶縁膜4020は、電極4019の端部を覆うように設けられている。層間絶縁膜4020上に発光層4021が設けられている。発光層4021上に電極4022が設けられている。
電極4019及び電極4022の一方もしくは両方を透明電極とすることができる。透明電極としては、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、ガリウムを添加した酸化亜鉛(GZO)などその他の透光性酸化物導電材料を用いることができる。ITO及び酸化珪素を含む酸化インジウムスズ(以下、ITSOと記す)や、ITO及び酸化チタン含む酸化インジウムスズ(以下、ITTOと記す)や、ITO及び酸化モリブデン含む酸化インジウムスズ(以下、ITMOと記す)や、ITOにチタン、モリブデン又はガリウムを添加したものや、酸化珪素を含んだ酸化インジウムにさらに2〜20%の酸化亜鉛(ZnO)を添加したものを用いても良い。
電極4019及び電極4022の他方は、透光性を有さない材料で形成されていてもよい。例えば、LiやCs等のアルカリ金属、およびMg、Ca、Sr等のアルカリ土類金属、これらを含む合金(Mg:Ag、Al:Li、Mg:Inなど)、およびこれらの化合物(フッ化カルシウム、窒化カルシウム)の他、YbやEr等の希土類金属を用いることができる。
層間絶縁膜4020は、隣り合う画素において発光層4021を分離する機能を有する。
発光層4021は、単数または複数の層で構成されている。複数の層で構成されている場合、これらの層は、キャリア輸送特性の観点から正孔注入層、正孔輸送層、発光層、電子輸送層、電子注入層などに分類することができる。なお各層の境目は必ずしも明確である必要はなく、互いの層を構成している材料が一部混合し、界面が不明瞭になっている場合もある。各層には、有機系の材料、無機系の材料を用いることが可能である。有機系の材料として、高分子系、中分子系、低分子系のいずれの材料も用いることが可能である。
発光素子4026は、発光層4021と、発光層4021を介して重なる電極4019及び電極4022とによって構成される。電極4019及び電極4022の一方が陽極に相当し、他方が陰極に相当する。発光素子4026は、陽極と陰極の間にしきい値電圧より大きい電圧が順バイアスで印加されると、陽極から陰極に電流が流れて発光する。
図10に示す構成について説明する。
図10において、5037は層間絶縁膜、5021は発光層、5022は電極である。層間絶縁膜5037は、第3の電極636の端部を覆うように設けられている。層間絶縁膜5037上に発光層5021が設けられている。発光層5021上に電極5022が設けられている。
図10における、第3の電極636、層間絶縁膜5037、発光層5021、電極5022はそれぞれ、図9で示した電極4019、層間絶縁膜4020、発光層4021、電極4022と同様の材料を用いて形成することができる。
発光素子5043は、発光層5021と、発光層5021を介して重なる第3の電極636及び電極5022とによって構成される。
図10に示す構成の表示装置では、表示素子の一対の電極のうち一方の電極を容量素子645を構成する第3の電極636としている。
容量素子625または容量素子645は画素の保持容量として用いることができる。TFT624は画素のスイッチング素子として用いることができる。なお図9及び図10では、画素が有する素子として、容量素子625または容量素子645、TFT624、及び発光素子4026または発光素子5043を示した。しかし、本発明の表示装置はこの構成に限定されず、画素にその他の素子を更に有していても良い。
また、本実施の形態では、表示装置として表示素子として発光素子を用いた例を示した。しかし、本発明はこれに限定されない。表示素子として、液晶素子などを用いた表示装置にも自由に適用することができる。
本実施例では、実施の形態8で示した表示装置の封止を行った構成について、図13を用いて説明する。図13(A)は、表示装置を封止することによって形成された表示パネルの上面図であり、図13(B)、図13(C)はそれぞれ図13(A)のA−A’における断面図である。図13(B)と図13(C)とは、異なる方法で封止を行った例である。
図13(A)乃至図13(C)において、基板1301上には、複数の画素を有する表示部1302が配置され、これらを囲むようにしてシール材1306が設けられシーリング材1307が貼り付けられている。画素の構造については、公知の構成を用いることができる。
図13(B)の表示パネルでは、図13(A)のシーリング材1307は、対向基板1321に相当する。シール材1306を接着層として用いて透明な対向基板1321が貼り付けられ、基板1301、対向基板1321及びシール材1306によって密閉空間1322が形成される。対向基板1321には、カラーフィルタ1320と該カラーフィルタを保護する保護膜1323が設けられる。表示部1302に配置された発光素子から発せられる光は、該カラーフィルタ1320を介して外部に放出される。密閉空間1322は、不活性な樹脂もしくは液体などで充填される。なお、密閉空間1322に充填する樹脂として、吸湿材を分散させた透光性を有する樹脂を用いても良い。また、シール材1306と密閉空間1322に充填される材料とを同一の材料として、対向基板1321の接着と表示部1302の封止とを同時に行っても良い。
図13(C)に示した表示パネルでは、図13(A)のシーリング材1307は、シーリング材1324に相当する。シール材1306を接着層として用いてシーリング材1324が貼り付けられ、基板1301、シール材1306及びシーリング材1324によって密閉空間1308が形成される。シーリング材1324には予め凹部の中に吸湿剤1309が設けられ、上記密閉空間1308の内部において、水分や酸素等を吸着して清浄な雰囲気に保ち、発光素子の劣化を抑制する役割を果たす。この凹部は目の細かいメッシュ状のカバー材1310で覆われている。カバー材1310は空気や水分は通すが、吸湿剤1309は通さない。なお、密閉空間1308は、窒素もしくはアルゴン等の希ガスで充填しておけばよく、不活性であれば樹脂もしくは液体で充填することも可能である。
基板1301上には、表示部1302等に信号を伝達するための入力端子部1311が設けられ、該入力端子部1311へはFPC(フレキシブルプリントサーキット)1312を介して映像信号等の信号が伝達される。入力端子部1311では、基板1301上に形成された配線とFPC1312に設けられた配線とを、導電体を分散させた樹脂(異方性導電樹脂:ACF)を用いて電気的に接続してある。
表示部1302が形成された基板1301上に、表示部1302に信号を入力する駆動回路が一体形成されていても良い。表示部1302に信号を入力する駆動回路をICチップで形成し、基板1301上にCOG(Chip On Glass)で接続しても良いし、ICチップをTAB(Tape Auto Bonding)やプリント基板を用いて基板1301上に配置しても良い。
本実施例は、発明を実施するための最良の形態と自由に組み合わせて実施することができる。
本発明は、表示パネルに、表示パネルに信号を入力する回路を実装した表示モジュールに適用することができる。
図14は表示パネル900と回路基板904を組み合わせた表示モジュールを示している。
図14では、回路基板904上にコントロール回路905や信号分割回路906などが形成されている例を示した。回路基板904上に形成される回路はこれに限定されない。表示パネルを制御する信号を生成する回路であればどのような回路が形成されていてもよい。
回路基板904上に形成されたこれらの回路から出力された信号は、接続配線907によって表示パネル900に入力される。
表示パネル900は、表示部901と、ソース信号線駆動回路902と、ゲート信号線駆動回路903とを有する。表示パネル900の構成は、実施例1等で示した構成と同様とすることができる。図14では、表示部901が形成された基板と同一基板上に、ソース信号線駆動回路902及びゲート信号線駆動回路903が形成されている例を示した。しかし、本発明の表示モジュールはこれに限定されない。表示部901が形成された基板と同一基板上にゲート信号線駆動回路903のみが形成され、ソース信号線駆動回路は回路基板上に形成されていても良い。ソース信号線駆動回路及びゲート信号線駆動回路の両方が回路基板上に形成されていても良い。
このような表示モジュールを組み込んで、様々な電子機器の表示部を形成することができる。
本実施例は、発明を実施するための最良の形態、及び実施例1と自由に組み合わせて実施することができる。
本発明の表示モジュールを用いた電子機器として、ビデオカメラ、デジタルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、オーディオコンポ等)、ノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機器、携帯情報端末(モバイルコンピュータ、携帯電話、携帯型ゲーム機または電子書
籍等)、記録媒体を備えた画像再生装置(具体的にはDigital Versatile Disc(DVD)等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを備えた装置)などが挙げられる。特に、斜め方向から画面を見る機会が多い携帯情報端末は、視野角の広さが重要視されるため、自発光型の表示装置を用いることが望ましい。
電子機器の具体例を図15に示す。なお、ここで示す電子機器はごく一例であり、これらの用途に限定するものではない。
図15(A)はディスプレイであり、筐体2001、支持台2002、表示部2003、スピーカー部2004、ビデオ入力端子2005等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2003に用いることが出来る。なお、ディスプレイは、パーソナルコンピュータ用、TV放送受信用、広告表示用などの全ての情報表示用表示装置が含まれる。
図15(B)はデジタルスチルカメラであり、本体2101、表示部2102、受像部2103、操作キー2104、外部接続ポート2105、シャッター2106等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2102に用いることが出来る。
図15(C)はノート型パーソナルコンピュータであり、本体2201、筐体2202、表示部2203、キーボード2204、外部接続ポート2205、ポインティングパッド2206等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2203に用いることが出来る。
図15(D)はモバイルコンピュータであり、本体2301、表示部2302、スイッチ2303、操作キー2304、赤外線ポート2305等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2302に用いることが出来る。
図15(E)は記録媒体を備えた携帯型の画像再生装置(具体的にはDVD再生装置)であり、本体2401、筐体2402、表示部A2403、表示部B2404、記録媒体(DVD等)読み込み部2405、操作キー2406、スピーカー部2407等を含む。表示部A2403は主として画像情報を表示し、表示部B2404は主として文字情報を表示するが、本発明の表示モジュールはこれら表示部A2403、表示部B2404に用いることが出来る。なお、記録媒体を備えた画像再生装置には家庭用ゲーム機器なども含まれる。
図15(F)はゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)であり、本体2501、表示部2502、アーム部2503を含む。本発明の表示モジュールは表示部2502に用いることが出来る。
図15(G)はビデオカメラであり、本体2601、表示部2602、筐体2603、外部接続ポート2604、リモコン受信部2605、受像部2606、バッテリー2607、音声入力部2608、操作キー2609等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2602に用いることが出来る。
図15(H)は携帯電話であり、本体2701、筐体2702、表示部2703、音声入力部2704、音声出力部2705、操作キー2706、外部接続ポート2707、アンテナ2708等を含む。本発明の表示モジュールは表示部2703に用いることが出来る。なお、表示部2703は黒色の背景に白色の文字を表示することで携帯電話の消費電力を抑えることが出来る。
なお、将来的に発光素子の発光輝度が高くなれば、出力した画像情報を含む光をレンズ等で拡大投影してフロント型若しくはリア型のプロジェクターに用いることも可能となる。
また、上記電子機器はインターネットやCATV(ケーブルテレビ)などの電子通信回線を通じて配信された情報を表示することが多くなり、特に動画情報を表示する機会が増してきている。発光材料の応答速度は非常に高いため、本発明の表示モジュールは動画表示に好ましい。
また、本発明の表示装置は発光している部分が電力を消費するため、発光部分が極力少なくなるように情報を表示することが望ましい。従って、携帯情報端末、特に携帯電話や音響再生装置のような文字情報を主とする表示部に表示モジュールを用いる場合には、非発光部分を背景として文字情報を発光部分で形成するように駆動することが望ましい。
以上の様に、本発明の適用範囲は極めて広く、あらゆる分野の電子機器に用いることが可能である。
本実施例は、発明を実施するための最良の形態、及び実施例1及び実施例2と自由に組み合わせて実施することができる。
本発明の容量素子の構成を示す図。 本発明の容量素子の構成を示す図。 本発明の容量素子の作製方法を示す図。 本発明の容量素子の作製方法を示す図。 本発明の容量素子の作製方法を示す図。 本発明の容量素子の構成を示す図。 本発明の半導体装置の構成を示す断面図。 本発明の半導体装置の作製方法を示す図。 本発明のEL表示装置の画素の構成を示す断面図。 本発明のEL表示装置の画素の構成を示す断面図。 EL表示装置の構成を示す図。 従来の容量素子を示す図。 本発明の表示パネルを示す図。 本発明の表示モジュールを示す図。 本発明の電子機器を示す図。 本発明の容量素子の構成を示す図。
符号の説明
13 絶縁表面
15 第1の誘電層
17 第1の電極
17A 電極
17B 電極
18 第2の電極
18A 第2の電極の一部
35 第2の誘電層
36 第3の電極
18B 第2の導電層
18C 第3の導電層
18D 第4の導電層
611 絶縁表面
612 半導体層
613 ゲート絶縁層
614 ゲート電極
616A 電極
616B 電極
624 TFT
625 容量素子
635 層間絶縁膜
636 第3の電極
645 容量素子
900 表示パネル
901 表示部
902 ソース信号線駆動回路
903 ゲート信号線駆動回路
904 回路基板
905 コントロール回路
906 信号分割回路
907 接続配線
1301 基板
1302 表示部
1306 シール材
1307 シーリング材
1308 密閉空間
1309 吸湿剤
1310 カバー材
1311 入力端子部
1312 FPC
1320 カラーフィルタ
1321 対向基板
1322 密閉空間
1323 保護膜
1324 シーリング材
2001 筐体
2002 支持台
2003 表示部
2004 スピーカー部
2005 ビデオ入力端子
2101 本体
2102 表示部
2103 受像部
2104 操作キー
2105 外部接続ポート
2106 シャッター
2201 本体
2202 筐体
2203 表示部
2204 キーボード
2205 外部接続ポート
2206 ポインティングパッド
2301 本体
2302 表示部
2303 スイッチ
2304 操作キー
2305 赤外線ポート
2401 本体
2402 筐体
2403 表示部A
2404 表示部B
2405 読み込み部
2406 操作キー
2407 スピーカー部
2501 本体
2502 表示部
2503 アーム部
2601 本体
2602 表示部
2603 筐体
2604 外部接続ポート
2605 リモコン受信部
2606 受像部
2607 バッテリー
2608 音声入力部
2609 操作キー
2701 本体
2702 筐体
2703 表示部
2704 音声入力部
2705 音声出力部
2706 操作キー
2707 外部接続ポート
2708 アンテナ
3000 基板
3001 ゲート信号線
3002 ソース信号線
3003 電源線
3004 EL素子
3005 TFT
3006 TFT
3007 保持容量
3008 下部電極
3009 誘電層
3010 上部電極
3101 ソース信号線駆動回路
3102 ゲート信号線駆動回路
3110 電極
4019 電極
4020 層間絶縁膜
4021 発光層
4022 電極
4026 発光素子
5037 層間絶縁膜
5021 発光層
5022 電極
5043 発光素子

Claims (3)

  1. 絶縁表面上に、互いに間隔をあけて配置された複数の電極よりなる第1の電極を形成し、
    前記絶縁表面上及び前記第1の電極上に、第1の誘電層を形成し、
    前記第1の誘電体層上に、凸部が前記複数の電極の間に配置され、且つ、凹部が前記複数の電極と重なる位置に配置された凹凸形状を有し、上面が平坦な第2の電極を形成し、
    前記第2の電極を、
    前記第1の誘電体層上であって前記複数の電極の間に、第1の導電層を形成し、
    前記第1の導電層上及び前記第1の誘電体層上の前記複数の電極と重なる位置に、第2の導電層を形成することによって形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
  2. 半導体層を形成し、
    前記半導体層上にゲート絶縁層を形成し、
    前記ゲート絶縁層上に、ゲート電極と、互いに間隔をあけて配置された複数の電極よりなる第1の電極と、を形成し、
    前記ゲート絶縁層上及び前記第1の電極上に、第1の誘電層を形成し、
    前記第1の誘電体層上に、凸部が前記複数の電極の間に配置され、且つ、凹部が前記複数の電極と重なる位置に配置された凹凸形状を有し、上面が平坦な第2の電極を形成し、
    前記第2の電極を、
    前記第1の誘電体層上であって前記複数の電極の間に、第1の導電層を形成し、
    前記第1の導電層上及び前記第1の誘電体層上の前記複数の電極と重なる位置に、第2の導電層を形成することによって形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
  3. 請求項又は請求項において、
    前記第2の電極上に第2の誘電層を形成し、
    前記第2の誘電層上に第3の電極を形成することを特徴とする半導体装置の作製方法。
JP2005326358A 2004-12-03 2005-11-10 半導体装置の作製方法 Expired - Fee Related JP5004459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005326358A JP5004459B2 (ja) 2004-12-03 2005-11-10 半導体装置の作製方法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004351752 2004-12-03
JP2004351752 2004-12-03
JP2005326358A JP5004459B2 (ja) 2004-12-03 2005-11-10 半導体装置の作製方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006186320A JP2006186320A (ja) 2006-07-13
JP2006186320A5 JP2006186320A5 (ja) 2008-10-16
JP5004459B2 true JP5004459B2 (ja) 2012-08-22

Family

ID=36739163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005326358A Expired - Fee Related JP5004459B2 (ja) 2004-12-03 2005-11-10 半導体装置の作製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5004459B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4872591B2 (ja) * 2006-10-18 2012-02-08 三菱電機株式会社 Tft基板とその製法、ならびに該tft基板を備えた表示装置
TWI711165B (zh) * 2014-11-21 2020-11-21 日商半導體能源研究所股份有限公司 半導體裝置及電子裝置
US11988926B2 (en) 2019-05-30 2024-05-21 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display apparatus and electronic device

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2789293B2 (ja) * 1993-07-14 1998-08-20 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置作製方法
JP2001060666A (ja) * 1999-08-23 2001-03-06 Canon Inc 半導体装置、半導体装置の製造方法及びこの半導体装置を用いた液晶素子
JP3744293B2 (ja) * 2000-01-11 2006-02-08 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置の製造方法及び電気光学装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006186320A (ja) 2006-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10103211B2 (en) Luminescent device having light-emitting element and transistor
JP6402209B2 (ja) アクティブマトリクス型発光装置
JP3967081B2 (ja) 発光装置及びその作製方法
JP4927217B2 (ja) 発光装置
JP4713010B2 (ja) 発光装置及びその作製方法
KR100686479B1 (ko) El 디스플레이 장치
JP2020031225A (ja) 半導体装置
US8124544B2 (en) Method for manufacturing semiconductor device
JP2012099824A (ja) 電子機器
JP4974493B2 (ja) 半導体装置及び電子機器
JP5004459B2 (ja) 半導体装置の作製方法
JP4090786B2 (ja) 発光装置
JP4758163B2 (ja) 発光装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080828

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120417

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120515

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120522

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150601

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees