JP5004110B2 - アウターロータ型突極集中巻き電動機 - Google Patents

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Description

本発明は、アウターロータ型突極集中巻き電動機に関し、特に、ハイブリッド自動車や電気自動車などに搭載されるアウターロータ型突極集中巻き電動機に関する。
従来のアウターロータ型突極集中巻き電動機のステータとしては、隣接するティースの間のスロットの底付近から鋼板の積層方向外側に起立する爪を最外層の鋼板に形成し、渡り線をこの爪の外周側に通して、渡り線がステータの内径側に移動してステータの取付け座面に入るのを防止して、組立性の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002‐315250号公報
従来、アウターロータ型突極集中巻き電動機のステータとしては、上記特許文献1に記載のステータのように、外周部に周方向突起が形成されるティースに巻線を巻回したものが一般的である。また、周方向突起の無いステータコアのティースに、巻線が巻回されたインシュレータをステータコアの径方向外方から挿入するステータが知られている。後者のステータにおいては、同相異極のコイル同士を接続している渡り部のスプリングバックによって、インシュレータがステータの径方向外方に押し出される傾向があり、インシュレータとロータが接触する可能性があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、インシュレータがステータのティースから抜け出すことを防止して、インシュレータとロータとの接触を確実に防止することができるアウターロータ型突極集中巻き電動機を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、
径方向外方に延設される複数のティース(例えば、後述の実施形態におけるティース11b)を有するステータコア(例えば、後述の実施形態におけるステータコア11)と、
巻線(例えば、後述の実施形態における束線15)を巻回することで形成され、前記巻線が環状に巻回されながら積層される巻回部(例えば、後述の実施形態における巻回部20)と、前記巻回部の前記巻線のステータ外径側端部である第1巻き端(例えば、後述の実施形態における第1巻き端21)と、前記巻回部の前記巻線のステータ内径側端部である第2巻き端(例えば、後述の実施形態における第2巻き端22)と、を有するコイル(例えば、後述の実施形態におけるコイル14)と、
前記コイルを保持するインシュレータ(例えば、後述の実施形態におけるインシュレータ13)と、を有し、
前記コイルの前記第1巻き端と、異なる前記コイルの前記第2巻き端とが渡り部(例えば、後述の実施形態における渡り部15T)によって接続される複数の前記インシュレータが、前記ティースに挿入されて円環状に連結されてなる突極集中巻きステータ(例えば、後述の実施形態における突極集中巻きステータ10)と、
ロータホルダ(例えば、後述の実施形態における支持部材5)と、前記ロータホルダの内周面に固定されるロータヨーク(例えば、後述の実施形態におけるロータヨーク6)と、を有するロータ(例えば、後述の実施形態におけるロータ4)と、を備え、
前記突極集中巻きステータと前記ロータとが、径方向隙間を介して対向配置されるアウターロータ型突極集中巻き電動機(例えば、後述の実施形態におけるアウターロータ型突極集中巻き電動機1)であって、
前記インシュレータは、
前記巻線が巻回される胴部(例えば、後述の実施形態における胴部30)と、
前記胴部の径方向外周側に設けられる外周側鍔部(例えば、後述の実施形態における外周側鍔部31)と、
前記胴部の径方向内周側に設けられる内周側鍔部(例えば、後述の実施形態における内周側鍔部32)と、
前記外周側鍔部の軸方向一端部から径方向外方に延設される外側隔壁(例えば、後述の実施形態における外側隔壁33)と、
前記外側隔壁に設けられ、前記第1巻き端側の前記渡り部を保持する第1渡り部保持部(例えば、後述の実施形態における第1渡り部保持部41)と、
前記内周側鍔部に設けられ、前記第2巻き端側の前記渡り部を保持する第2渡り部保持部(例えば、後述の実施形態における第2渡り部保持部42)と、
前記外側隔壁の周方向一端側に設けられ、周方向外方に向かって凸形状に形成される係合部(例えば、後述の実施形態における係合部33a)と、
前記外側隔壁の周方向他端側に設けられ、周方向内方に向かって凹形状に形成される被係合部(例えば、後述の実施形態における被係合部33b)と、を備え、
前記複数のインシュレータを前記複数のティースにそれぞれ挿入した際に、互いに隣接する前記インシュレータの前記係合部と前記被係合部が相互に係合することを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記第1渡り部保持部で保持される前記渡り部は、前記第2渡り部保持部で保持される前記渡り部よりも強く屈曲することを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、前記係合部は、前記外側隔壁の前記第1渡り部保持部が設けられる側の周方向端面に設けられることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、
前記第1渡り部保持部は、前記ステータの外径側で頂点部(例えば、後述の実施形態における頂点部P)を有する山なり形状に形成されて、前記第1巻き端側の渡り部を保持する絡げ部(例えば、後述の実施形態における第1絡げ部51)を更に備え、
前記絡げ部が前記係合部に延設されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、複数のインシュレータを複数のティースにそれぞれ挿入した際に、互いに隣接するインシュレータの係合部と被係合部が相互に係合するため、スプリングバック力に抗してインシュレータを径方向内方に拘束することができる。これにより、インシュレータがティースから抜け出すのを防止することができるので、インシュレータとロータとの接触を確実に防止することができる。
請求項2の発明によれば、第1渡り部保持部で保持される渡り部が、第2渡り部保持部で保持される渡り部よりも強く屈曲するため、渡り部の形状がより強固に保持され、渡り部の張力に耐えることができる。
請求項3の発明によれば、係合部が、外側隔壁の第1渡り部保持部が設けられる側の周方向端面に設けられるため、係合部の強度を高めることができる。
請求項4の発明によれば、絡げ部が係合部に延設されるため、渡り部の形状がより保持され易くなり、渡り部の張力に更に耐えることができる。これにより、インシュレータ同士を更に強固に固定することができる。
本発明に係るアウターロータ型突極集中巻き電動機の一実施形態を説明する要部縦断面図である。 図1に示すステータの正面図である。 図2に示すステータコアの正面図である。 図2に示す分割コアの正面図である。 インシュレータの斜視図である。 インシュレータの正面図である。 図6におけるA−A線断面図である。 図6におけるB−B線断面図である。 分割コアがステータコアのティースにそれぞれ装着される状態を示す拡大正面図である。 分割コアがステータコアのティースにそれぞれ装着されて、隣り合うインシュレータの係合部と被係合部が互いに係合した状態を示す拡大正面図である。 インシュレータの変形例を説明する分割コアの正面図である。
以下、本発明に係るアウターロータ型突極集中巻き電動機の一実施形態について、添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明のアウターロータ型突極集中巻き電動機の縦断面図である。図1に示すように、本実施形態の電動機は、3相8極のアウターロータ型電動機1であり、モータハウジング2にボルト3により固定されるステータ10と、ステータ10の外周側に僅かな径方向隙間を介して配置される円環状のロータ4と、を備える。
ロータ4は、電磁鋼板が積層されてなるロータコア6aに磁石6bが埋め込まれた円環状のロータヨーク6が、縁付円盤状のロータホルダである支持部材5の縁部内周面5aに固定されており、モータハウジング2に内嵌する玉軸受7,7によって回転自在に支持される回転軸8に一体回転可能に固定されている。ロータ4は、ステータ10に発生させる回転磁界によって回転駆動される。支持部材5の基部5bとステータ10との間には、回転軸8の回転速度を検出するレゾルバ9が配設されている。
ステータ10は、図2及び図3に示すように、ステータコア11と、環状に連結される24個の分割コア12と、を備える。ステータコア11は、複数の電磁鋼板がステータ軸方向に積層されて構成され、円環状の支持部11aから径方向外側に向かって放射状に突出形成され、ステータ周方向に並ぶ24個のティース11bを有する。
ステータコア11の支持部11aの内周面には、ボルト穴11dを有する6個の凸部11cが円周方向に略等間隔に形成されており、このボルト穴11dに挿通されるボルト3によりステータ10がモータハウジング2に締結される。
分割コア12は、図4に示すように、ステータコア11のティース11bにそれぞれ挿入され、絶縁特性を有する合成樹脂などから成形されるインシュレータ13と、インシュレータ13に2本の巻線15a,15aが束になっている束線15を巻回することにより形成されるコイル14と、を備える。これにより、ステータコア11の各ティース11bの周囲に束線15が突極集中巻きによって巻回される。
コイル14は、図2に示すように、それぞれ8個ずつのU相コイル14u、V相コイル14v、及びW相コイル14wの3相のコイルからなり、U相コイル14u、V相コイル14v、及びW相コイル14wが、ステータ円周方向にこの順でステータコア11の各ティース11bに配置されている。即ち、同相のコイル14(例えば、U相コイル14u)同士は、他相のコイル14(例えば、V相コイル14v及びW相コイル14w)を跨いで配索され、同相のコイル14と同一の束線15からなる渡り部15Tにより接続されている。
また、図2に示すように、各相8個ずつのコイル14(U相、V相、及びW相コイル14u,14v,14w)は、1つのコイル群16(U相、V相、及びW相コイル群16u,16v,16w)をそれぞれ構成し、各コイル群16(U相、V相、及びW相コイル群16u,16v,16w)に属する8個のコイル14(U相、V相、及びW相コイル14u,14v,14w)は、同一の束線15(U相、V相、及びW相束線15u,15v,15w)によって連続して巻回されている。
また、U相コイル群16uのU相束線15uの一端部はU相接続端子17uに接続され、V相コイル群16vのV相束線15vの一端部はV相接続端子17vに接続され、W相コイル群16wのW相束線15wの一端部はW相接続端子17wに接続されている。また、各コイル群16u,16v,16wの束線15u,15v,15wの他端部は、中点端子18に接続されている。
コイル14は、図4に示すように、束線15がインシュレータ13に環状に巻回されながら積層される巻回部20と、巻回部20の束線15のステータ外径側端部である第1巻き端21と、巻回部20の束線15のステータ内径側端部である第2巻き端22と、を有する。また、巻回部20は、ステータ径方向を積層方向とし、束線15の各巻線15aが後述するインシュレータ13の胴部30に沿って巻回されながら積層されてなる。また、上記渡り部15Tは、コイル14の第1巻き端21と、同相の異なるコイル14の第2巻き端22とを接続する。
インシュレータ13は、図4〜図8に示すように、束線15が巻回される胴部30と、この胴部30の径方向両端部に設けられる外周側鍔部31及び内周側鍔部32と、外周側鍔部31の軸方向一端部から径方向外方に延設される外側隔壁33と、外側隔壁33から軸方向外方に向けて突設され、第1巻き端21側の渡り部15Tを保持する第1渡り部保持部41と、内周側鍔部32の軸方向一端部から軸方向外方に向けて延設され、第2巻き端22側の渡り部15Tを保持する第2渡り部保持部42と、を備える。
胴部30は、ステータ軸方向において対向する壁34,35及びステータ周方向において対向する壁36,37によって、ステータ径方向に貫通する角穴30aを有して断面矩形の筒状に形成される。角穴30aの大きさは、ステータコア11のティース11bより僅かに大きく、ティース11bが挿通可能である。壁36,37には、束線15を巻回する際に、束線15の2本の巻線15a,15aの位置決めをするための複数の凹溝38が、ステータ軸方向に沿って形成されている。
また、図4〜図6に示すように、外側隔壁33の第1渡り部保持部41が形成される側の周方向端部(図6における左端部)には、周方向外方に向かって突出する凸形状の係合部33aが形成されている。また、外側隔壁33の第1渡り部保持部41から離間する側の周方向端部(図6において右端部)には、隣接するインシュレータ13の係合部33aと係合する周方向内方に向かって凹形状の被係合部33bが形成されている。また、被係合部33bの形状は、係合部33aと係合可能なように、係合部33aと略同じ形状に形成されている。
第1渡り部保持部41は、コイル14の巻回方向と同方向に、ステータ内径側からステータ外径側へ束線15を誘導し、ステータ外径側で頂点部Pを有する山なり形状の傾斜面51aを有し、渡り部15Tの、ステータ外径側部位を保持する第1絡げ部51と、第1絡げ部51とステータ周方向に対向して配置され、第1絡げ部51の傾斜面51aと平行に形成される傾斜面52aを有し、第1渡り部保持部41に保持される渡り部15Tの、ステータ内径側部位を保持する第2絡げ部52と、傾斜面51a,52a間に形成され、束線15を保持する保持溝55と、を有する。
第2渡り部保持部42は、コイル14の巻回方向と同方向に、ステータ内径側からステータ外径側へ束線15を誘導する傾斜面53aを有し、渡り部15Tを保持する第3絡げ部53と、第3絡げ部53とステータ周方向に対向して配置され、第3絡げ部53の傾斜面53aと平行に形成される傾斜面54aを有し、第2渡り部保持部42に保持される渡り部15Tの、ステータ内径側部位を保持する第4絡げ部54と、傾斜面53a,54a間に形成され、束線15を保持する保持溝56と、を有する。
そして、このように構成された24個の分割コア12(インシュレータ13)を、図9に示すように、ステータコア11の24個のティース11bにそれぞれ挿入させることによって、図10に示すように、互いに隣接するインシュレータ13の係合部33aと被係合部33bが相互に係合する。換言すれば、インシュレータ13の係合部33aが、周方向一方側に隣接する(図10における左隣り)インシュレータ13の被係合部33bに係合すると共に、そのインシュレータ13の被係合部33bに、周方向他方側に隣接する(図10における右隣り)インシュレータ13の係合部33aが係合する。このため、インシュレータ13が隣接する他のインシュレータ13により径方向内方に向けて拘束されるので、インシュレータ13の径方向外方への抜け出しが防止される。
また、本実施形態では、円環状に配置した24個の分割コア12(インシュレータ13)を径方向外方からステータコア11の24個のティース11bにそれぞれ挿入させるため、渡り部15Tに周方向長さが短くなる分の余りが生じるが、この渡り部15Tの余りは、図10に示すように、渡り部15Tを略S字状に折り曲げることにより吸収され、渡り部15Tに張力が付与される。これにより、渡り部15Tの張力が第1絡げ部51を介してインシュレータ13に径方向内方に向かう力として作用するので、インシュレータ13の径方向外方への抜け出しが更に防止される。
また、本実施形態では、渡り部15Tが、頂点部Pを有する山なり形状の第1絡げ部51に保持されているので、第1渡り部保持部41で保持される渡り部15Tは、第2渡り部保持部42で保持される渡り部15Tよりも強く屈曲している。これにより、渡り部15Tの屈曲した形状がより強固に保持されるので、インシュレータ13の径方向外方への抜け出しが更に防止される。
以上説明したように、本実施形態に係るアウターロータ型突極集中巻き電動機1によれば、複数のインシュレータ13を複数のティース11bにそれぞれ挿入した際に、互いに隣接するインシュレータ13の係合部33aと被係合部33bが相互に係合するため、スプリングバック力に抗してインシュレータ13を径方向内方に拘束することができる。これにより、インシュレータ13がティース11bから抜け出すのを防止することができるので、インシュレータ13とロータ4との接触を確実に防止することができる。
また、本実施形態に係るアウターロータ型突極集中巻き電動機1によれば、第1渡り部保持部41で保持される渡り部15Tが、第2渡り部保持部42で保持される渡り部15Tよりも強く屈曲するため、渡り部15Tの屈曲した形状がより強固に保持され、渡り部15Tの張力に耐えることができる。
また、本実施形態に係るアウターロータ型突極集中巻き電動機1によれば、係合部33aが、外側隔壁33の第1渡り部保持部41が設けられる側の周方向端面に設けられるため、係合部33aの強度を高めることができる。
なお、本実施形態の変形例として、図11に示すように、絡げ部51の周方向外端部が係合部33aに延設されていてもよい。本変形例によれば、渡り部15Tの形状がより保持され易くなり、渡り部15Tの張力に更に耐えることができる。これにより、インシュレータ13同士を更に強固に固定することができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更することができる。
例えば、上記実施形態では、外側隔壁33の周方向一端部に係合部33aが形成され、周方向他端部に被係合部33bが形成されているが、これに限定されず、外側隔壁33の周方向一端部に被係合部33bが形成され、周方向他端部に係合部33aが形成されていてもよい。
また、上記実施形態では、コイル及び渡り部は、2本の巻線が束になっている束線により形成されているが、これに限定されず、1本の巻線又は3本以上の巻線が束になっている束線により形成されていてもよい。
1 アウターロータ型電動機(アウターロータ型突極集中巻き電動機)
4 ロータ
5 支持部材(ロータホルダ)
6 ロータヨーク
10 ステータ(突極集中巻きステータ)
11 ステータコア
11b ティース
12 分割コア
13 インシュレータ
14 コイル
15 束線
15a 巻線
15T 渡り部
20 巻回部
21 第1巻き端
22 第2巻き端
30 胴部
31 外周側鍔部
32 内周側鍔部
33 外側隔壁
33a 係合部
33b 被係合部
41 第1渡り部保持部
42 第2渡り部保持部
51 第1絡げ部
P 頂点部

Claims (4)

  1. 径方向外方に延設される複数のティースを有するステータコアと、
    巻線を巻回することで形成され、前記巻線が環状に巻回されながら積層される巻回部と、前記巻回部の前記巻線のステータ外径側端部である第1巻き端と、前記巻回部の前記巻線のステータ内径側端部である第2巻き端と、を有するコイルと、
    前記コイルを保持するインシュレータと、を有し、
    前記コイルの前記第1巻き端と、異なる前記コイルの前記第2巻き端とが渡り部によって接続される複数の前記インシュレータが、前記ティースに挿入されて円環状に連結されてなる突極集中巻きステータと、
    ロータホルダと、前記ロータホルダの内周面に固定されるロータヨークと、を有するロータと、を備え、
    前記突極集中巻きステータと前記ロータとが、径方向隙間を介して対向配置されるアウターロータ型突極集中巻き電動機であって、
    前記インシュレータは、
    前記巻線が巻回される胴部と、
    前記胴部の径方向外周側に設けられる外周側鍔部と、
    前記胴部の径方向内周側に設けられる内周側鍔部と、
    前記外周側鍔部の軸方向一端部から径方向外方に延設される外側隔壁と、
    前記外側隔壁に設けられ、前記第1巻き端側の前記渡り部を保持する第1渡り部保持部と、
    前記内周側鍔部に設けられ、前記第2巻き端側の前記渡り部を保持する第2渡り部保持部と、
    前記外側隔壁の周方向一端側に設けられ、周方向外方に向かって凸形状に形成される係合部と、
    前記外側隔壁の周方向他端側に設けられ、周方向内方に向かって凹形状に形成される被係合部と、を備え、
    前記複数のインシュレータを前記複数のティースにそれぞれ挿入した際に、互いに隣接する前記インシュレータの前記係合部と前記被係合部が相互に係合することを特徴とするアウターロータ型突極集中巻き電動機。
  2. 前記第1渡り部保持部で保持される前記渡り部は、前記第2渡り部保持部で保持される前記渡り部よりも強く屈曲することを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型突極集中巻き電動機。
  3. 前記係合部は、前記外側隔壁の前記第1渡り部保持部が設けられる側の周方向端面に設けられることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型突極集中巻き電動機。
  4. 前記第1渡り部保持部は、前記ステータの外径側で頂点部を有する山なり形状に形成されて、前記第1巻き端側の渡り部を保持する絡げ部を更に備え、
    前記絡げ部が前記係合部に延設されることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型突極集中巻き電動機。
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