JP5003348B2 - 電子カメラ - Google Patents

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Description

本発明は、電子カメラに関する。
CCDイメージセンサにおいて高輝度で入射光量が多い画素に隣接する部位で電荷が発生し、この電荷発生部位を転送される電荷に対して当該電荷発生部位で発生した電荷が積算される現象、いわゆるスミアが知られている。スミアは画質劣化の要因となるため、画質劣化を軽減するための補正処理が行われる(特許文献1参照)。
一方、カメラの入射光量を制限する手段として、開口絞りやNDフィルタを用いる技術が知られている(特許文献2参照)。ビデオカメラのようなオートアイリスを具備せず、NDフィルタを具備するカメラで撮影する場合、以下のように撮影時の露出制御が行われる。すなわち、開放絞り(NDフィルタ非使用)で制御露出を演算し、被写体の輝度が高く、シャッタ速度が高輝度側の制御限界に達する場合には小径絞り(NDフィルタ使用)へ切換える。
特開平6−268922号公報 特開2003−114461号公報
スミアの発生状態は、イメージセンサから画素加算した信号を出力させる場合や、上記のような絞り制御を行う場合にはそれぞれ異なる。従来技術では、このようなスミア発生状態に応じた補正に対応できないという問題があった。
請求項1に記載の発明による電子カメラは、画素列ごとの電荷を転送する電荷転送部を有する撮像素子と、電荷転送部から出力される電荷信号を、補正係数を用いて補正する補正手段と、撮像素子へ導かれる被写体光に対する減光または非減光を切換える減光手段と、撮影開始を指示する第1信号、および撮影開始の指示前の第2信号をそれぞれ発する操作部材と、第2信号が発せられる前と後、および減光時と非減光時で、補正係数を異ならせるように補正手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明による電子カメラは、画素列ごとの電荷を転送する電荷転送部を有する撮像素子と、電荷転送部から出力される電荷信号を、補正係数を用いて補正する補正手段と、撮影開始を指示する第1信号、および撮影開始の指示前の第2信号をそれぞれ発する操作部材と、撮像素子へタイミング信号を供給するとともに、第2信号が発せられる前に供給するタイミング信号の周波数を第2信号が発せられた後に供給するタイミング信号の周波数より低くする信号供給手段と、信号供給手段が供給するタイミング信号の周波数に応じて補正係数を異ならせるように補正手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明による電子カメラでは、スミア発生状態に応じた補正を行うことができる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による電子カメラ1の要部構成を説明するブロック図である。電子カメラ1は、メインCPU11によって制御される。
撮影レンズ21は、撮像素子22の撮像面上に被写体像を結像させる。撮像素子22は画素列ごとの電荷転送部を有するCCDイメージセンサなどで構成され、撮像面上の被写体像を撮像し、撮像信号を撮像回路23へ出力する。撮像素子22は、静止画像の単写撮像、静止画像の連写撮像、および動画像の撮像がそれぞれ可能である。
ND(Neutral Density)フィルタ20は、透過光を所定量(たとえば、アペックス値で2段相当)減衰させる減光部材である。NDフィルタ20は、駆動機構19によって撮影レンズ21の光軸と直交する向きに進退駆動される。NDフィルタ20が駆動されて被写体光の光路上へ挿入された場合、撮像素子22へ入射される光量がNDフィルタ20で制限される。一方、NDフィルタ20が駆動されて被写体光の光路外へ退避された場合、撮像素子22へ入射される光量は制限されない。駆動機構19は、メインCPU11からの指示に応じてNDフィルタ20に対する進退駆動を行う。
撮像回路23は、メインCPU11からの感度変更指示に応じて撮像感度(露光感度)を所定範囲(たとえばISO100相当〜ISO800相当)内において所定ステップで変更する。撮像感度は、撮像素子22に蓄積された電荷の検出感度、もしくは不図示の増幅回路の増幅利得を変化させる被制御量のことをいう。撮像感度値は、相当するISO感度値で表される。撮影回路23はさらに、メインCPU11からの撮影指示に応じて、内蔵されるA/D変換回路を用いてアナログ撮像信号をディジタルデータに変換する。
ドライバ24は、メインCPU11から送出される指示に応じてクロック信号を発生する。ドライバ24はさらに、撮像素子22に電荷を蓄積させ、蓄積電荷を掃き出させるための駆動信号を上記クロック信号を用いて生成し、生成した駆動信号を撮像素子22へ供給する。クロック信号はノーマルクロックとダウンクロックとが切換自在に構成されており、撮像素子22へ供給する駆動信号の周波数を異ならせることができる。
AF装置18は、メインCPU11からの指示に応じて撮影レンズ21のフォーカス調節状態を検出し、検出結果に応じて撮影レンズ21を構成する不図示のフォーカスレンズを光軸方向に進退駆動する。
メインCPU11は、各ブロックから出力される信号を入力して所定の演算を行い、演算結果に基づく制御信号を各ブロックへ出力する。画像処理回路12は、たとえばASICとして構成され、撮像回路23から入力されるディジタル画像信号に対して画像処理を行う。画像処理には、たとえば、輪郭強調や色温度調整(ホワイトバランス調整)処理、画像信号に対するフォーマット変換処理が含まれる。
画像圧縮回路13は、画像処理回路12による処理後の画像信号に対して、JPEG方式で所定の圧縮比率の画像圧縮処理を行う。表示画像作成回路15は、撮像画像を液晶モニタ16に表示させるための表示データを作成する。
記録媒体30は、電子カメラ1に対して着脱可能なメモリカードなどで構成される。記録媒体30には、メインCPU11からの指示によって撮影画像のデータおよびその情報を含む画像ファイルが記録される。記録媒体30に記録された画像ファイルは、メインCPU11からの指示によって読み出しが可能である。
バッファメモリ14は、画像処理前後および画像処理途中のデータを一時的に格納する他、記録媒体30へ記録する前の画像ファイルを格納したり、記録媒体30から読み出した画像ファイルを格納したりするために使用される。
操作部材17は、電子カメラ1の各種ボタンやスイッチ類を含み、レリーズボタンの半押し操作、全押し操作、機能設定スイッチの切換操作など、各操作部材の操作内容に応じた操作信号をメインCPU11へ出力する。
<撮影動作>
メインCPU11は、電子カメラ1が撮影モードに切替えられている場合、液晶モニタ16にモニタ画像(スルー画とも呼ばれる)を表示させる。具体的には、撮像素子22にモニタ用の撮像を行わせ、電荷蓄積後に出力される撮像信号を用いて画像処理回路12に信号処理させ、信号処理後の画像データを表示画像作成回路15へ出力させる動作を繰り返すことにより、モニタ画像を液晶モニタ16に逐次表示させる。メインCPU11はさらに、撮像信号の信号値から取得した明るさ情報に基づいて露出演算を行い、露出条件、スミア補正係数を決定する。
メインCPU11は、レリーズボタン(不図示)の半押し操作を示す操作信号が操作部材17から入力されると、測光を開始させる。具体的には、撮像素子22に測光用の撮像を行わせ、電荷蓄積後に出力される撮像信号の信号値から被写界の明るさ情報を取得する。メインCPU11はさらに、明るさ情報に基づいて露出演算を行い、露出条件、スミア補正係数を決定する。撮像信号に対して画像処理回路12に信号処理させ、信号処理後の画像データを表示画像作成回路15へ出力させることにより、半押し操作後のモニタ画像が液晶モニタ16に表示される。
レリーズボタンの全押しを示す操作信号が操作部材17から入力されると、メインCPU11は撮影動作を開始させる。具体的には、上記決定した露出条件で撮像素子22に撮影用の電荷蓄積を行わせる。画像処理回路12が信号処理を施した画像データを表示画像作成回路15へ出力すると、撮影画像が液晶モニタ16に表示される。また、画像圧縮回路13によって圧縮処理された画像データが記録媒体30へ記録される。
本実施形態の電子カメラ1はスミア補正に特徴を有するので、この点を中心にさらに説明する。本説明では、カメラの絞り状態を3つに分類する。
[状態1]
モニタ画像を取得する場合の絞り、レリーズボタン(不図示)の半押し操作時の絞り、およびレリーズボタン(不図示)の全押し操作時の絞りを全て小絞り(NDフィルタ20を挿入)にする状態
[状態2]
モニタ画像を取得する場合の絞りを小絞りにし、レリーズボタン(不図示)の半押し操作時およびレリーズボタン(不図示)の全押し操作時の絞りを開放(NDフィルタ20を退避)する状態
[状態3]
モニタ画像を取得する場合の絞り、レリーズボタン(不図示)の半押し操作時の絞り、およびレリーズボタン(不図示)の全押し操作時の絞りを全て開放(NDフィルタ20を退避)する状態
図2は、電子カメラ1の露出制御を例示するプログラム線図である。図2において、縦軸は被写体輝度(被写界の明るさ)を表し、上側ほど高輝度であり、下側ほど低輝度である。横軸は決定されるシャッタ速度を表し、右側ほど高速であり、左側ほど低速である。横軸(上)の目盛はモニタ画像取得時のシャッタ速度を説明する目盛である。横軸(下)の目盛は撮影時(全押し操作時)および半押し操作時のシャッタ速度を説明する目盛である。直線21は、モニタ画像取得時の制御例を表し、直線22は撮影時および半押し操作時の制御例を表す。なお、直線21の破線部分については後述する。
プログラムオートモードに設定されている場合のメインCPU11は、被写界の明るさに応じてシャッタ速度、絞り値および感度を自動的に決定する。絞り値は、NDフィルタ20を光路に対して挿抜することによる2つの値が択一的に選ばれる。シャッタ速度は撮像素子22の電荷蓄積時間(露光時間)に対応し、撮像素子22の電荷蓄積時間は、いわゆる電子シャッタ方式で制御される。
<モニタ画像取得時>
メインCPU11は、明るさがB(−4)〜B3の範囲では、絞り開放状態で適正露出が得られるようにシャッタ速度を演算し、直線21の破線で示す制御値を得る。破線部分は絞り開放時の制御を表す。ここで、B(−2)〜B1の範囲ではシャッタ速度をt2に維持し、明るさに応じて撮像感度を変化させる。
メインCPU11は、明るさがB3より明るい場合は駆動機構19へ指示を送り、撮像素子22へ導かれる被写体光の光路上へNDフィルタ20を移動させる。これにより、撮像素子22に入射される光量は、開放絞り時に比べてアペックス値で2段相当減少する。メインCPU11は、明るさがB3より明るい場合は上記小絞り状態で適正露出が得られるようにシャッタ速度を演算し、直線21の実線で示す制御値を得る。
なお、明るさが低下した場合のB3〜B1の範囲では、シャッタ速度をt2に維持し、明るさに応じて撮像感度を変化させる。明るさがB1より低下した場合、絞りを開放に制御するとともに、開放絞りへ制御するタイミングで撮像感度を2段階低く制御する。
<半押し操作時、全押し操作時>
メインCPU11は、明るさがB(−1)〜B8の範囲では、絞り開放状態で適正露出が得られるようにシャッタ速度を演算し、直線22で示す制御値を得る。ここで、B2〜B5の範囲ではシャッタ速度をT2に維持し、明るさに応じて撮像感度を変化させる。
メインCPU11は、明るさがB8より明るい場合は駆動機構19へ指示を送り、小絞りに制御する。これにより、撮像素子22に入射される光量は、開放絞り時に比べてアペックス値で2段相当減少する。メインCPU11は、明るさがB8より明るい場合は上記小絞り状態で適正露出が得られるようにシャッタ速度を演算し、直線22で示す制御値を得る。
図3は、電子カメラ1が撮影モードに切替えられた場合にメインCPU11が起動するカメラ処理の流れを説明するフローチャートである。図3のステップS11において、メインCPU11はドライバ24へ指示を送り、CCDモードをモニタモードに設定してステップS12へ進む。具体的には、液晶モニタ16の表示解像度に応じた画素数の信号を撮像素子22が出力するように、撮像素子22の制御を画素加算を行うモードに切り替える。
ステップS12において、メインCPU11はドライバ24へ指示を送り、撮像素子22へ供給するクロックレートを下げて(たとえば通常時の信号周波数fの半分にする)ステップS13へ進む(クロックダウン)。ステップS13において、メインCPU11は、スルー時AE処理を行ってステップS14へ進む。スルー時AE処理は、モニタ用の撮像信号値から取得した明るさ情報に基づいて露出を制御するものである。
ステップS14において、メインCPU11は画像処理回路12にスミア補正処理を開始させてステップS15へ進む。具体的には、モニタ用の撮像信号において各画素列の漏れ電荷量xを算出する。漏れ電荷量は、撮像素子22のOB(オプティカルブラック)部からの信号値を用いて取得する。メインCPU11は、漏れ電荷量xに所定係数(スミア補正係数)yを掛け合わせることにより、各画素列ごとの補正量z=x×yを得る。モニタ用の撮像信号値から補正量zを減算する処理を画素列ごとに行うと、スミア補正後のモニタ画像信号が得られる。なお、本ステップで所定係数yに代入するy0はクロックダウン時の開放絞りに適した値であり、あらかじめメインCPU11内に保存されている。
ステップS15において、メインCPU11は絞り変更閾値か否かを判定する。メインCPU11は図2の直線21に倣い、明るさがB3より明るい場合にステップS15を肯定判定してステップS16へ進む。メインCPU11は、明るさがB3より暗い場合にはステップS15を否定判定してステップS17へ進む。
ステップS16において、メインCPU11はスミア補正係数yを小絞りに適した値y1にセットしてステップS17へ進む。メインCPU11はさらに、駆動機構19へ指示を送って小絞りに制御する。なお、クロックダウン時の小絞りに適した所定係数y1は、あらかじめメインCPU11内に保存されている。
ステップS17において、メインCPU11はレリーズボタン(不図示)が半押し操作されたか否かを判定する。メインCPU11は、半押し操作を示す信号を操作部材17から受けた場合、ステップS17を肯定判定してステップS18へ進む。メインCPU11は、半押し操作を示す信号を操作部材17から受けない場合、ステップS17を否定判定してステップS13へ戻る。
ステップS18において、メインCPU11はドライバ24へ指示を送り、撮像素子22へ供給するクロックレートを上げて(通常時の信号周波数fへ戻す)ステップS19へ進む(ノーマルクロック)。ステップS19において、メインCPU11はAE処理を行ってステップS20へ進む。このAE処理は、測光用の撮像信号値から取得した明るさ情報に基づいて露出を制御するものである。
ステップS20において、メインCPU11は露出演算結果に基づいて、図2の直線22に倣って絞りを駆動制御し、ステップS21へ進む。ステップS21において、メインCPU11はスミア補正係数yを絞り状態に適した値(y2またはy3)にセットしてステップS22へ進む。なお、ノーマルクロック時の開放絞りに適した所定係数y2、およびノーマルクロック時の小絞りに適した所定係数y3は、それぞれメインCPU11内に保存されている。
ステップS22において、メインCPU11はAF(自動焦点調節)処理を行わせてステップS23へ進む。ステップS23において、メインCPU11は画像処理回路12にスミア補正処理を開始させてステップS24へ進む。この場合のスミア補正処理は、撮像素子22が撮影用の画素数の信号を出力する撮影モードに適した補正処理であり、処理手順はステップS14において説明した手順と同様である。
ステップS24において、メインCPU11はレリーズボタン(不図示)が全押し操作されたか否かを判定する。メインCPU11は、全押し操作を示す信号を操作部材17から受けた場合、ステップS24を肯定判定してステップS25へ進む。メインCPU11は、全押し操作を示す信号を操作部材17から受けない場合、ステップS24を否定判定してステップS23へ戻る。
ステップS25において、メインCPU11はドライバ24へ指示を送り、CCDモードを撮影モードに設定してステップS26へ進む。撮影モードは、画素加算を行わない点でモニタモードと相違する。ステップS26において、メインCPU11は撮影処理を実行してステップS11へ戻る。
以上説明した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)クロックレートが低い(クロックダウン)モニタ画像取得時は、クロックレートが高い場合(ノーマルクロック)より低輝度で小絞り状態に制御するようにしたので、撮像素子22への入射光量が抑えられ、スミアの発生頻度を低減できる。
(2)半押し操作前(すなわちモニタ画像取得時)のステップS14と、半押し操作後のステップS23において、自動的にスミア補正処理を行うようにした。撮影者がスミア補正のための操作を行わなくても自動的に補正処理を行うことにより、使い勝手のよいカメラが得られる。
(3)モニタ画像取得時のスミア補正係数について、クロックダウン時で開放絞り状態に適した値y0と、クロックダウン時で小絞り状態に適した値y1とを使い分けられるようにした。これにより、開放絞り状態と小絞り状態との間で撮像素子22に対する入射光量がアペックス値で2段異なることに起因して、撮像素子22の漏れ電荷量とスミア量との関係が異なる場合でも、補正の過不足を抑えた適切なスミア補正を行うことができる。
(4)半押し操作前(すなわちモニタ画像取得時)の補正係数(y0またはy1)と、半押し操作後のスミア補正係数(y2またはy3)とを使い分けられるようにした。これにより、クロックレートが異なることに起因する撮像素子22の蓄積時間の違いによって、撮像素子22の漏れ電荷量とスミア量との関係が異なる場合でも、補正の過不足を抑えた適切なスミア補正を行うことができる。
(5)半押し操作後のスミア補正係数について、ノーマルクロック時で開放絞り状態に適した値y2と、ノーマルクロック時で小絞り状態に適した値y3とを使い分けられるようにした。これにより、開放絞り状態と小絞り状態との間で撮像素子22に対する入射光量がアペックス値で2段異なることに起因して、撮像素子22の漏れ電荷量とスミア量との関係が異なる場合でも、補正の過不足を抑えた適切なスミア補正を行うことができる。
(変形例1)
モニタ画像取得時のスミア補正係数について、クロックダウン時で開放絞り状態に適した値y0と、クロックダウン時で小絞り状態に適した値y1とを使い分けられるようにしたが、共通の補正係数を用いるようにしてもよい。
(変形例2)
半押し操作後のスミア補正係数について、ノーマルクロック時で開放絞り状態に適した値y2と、ノーマルクロック時で小絞り状態に適した値y3とを使い分けられるようにしたが、共通の補正係数を用いるようにしてもよい。
なお、以上の説明ではカメラの入射光量を制限する手段としてNDフィルタ20を用いる例を説明したが、ターレット絞りや虹彩絞りを用いる構成でも構わない。
本発明の一実施の形態による電子カメラの要部構成を説明するブロック図である。 電子カメラの露出制御を例示するプログラム線図である。 メインCPUが起動するカメラ処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1…電子カメラ
11…メインCPU
12…画像処理回路
17…操作部材
20…NDフィルタ
22…撮像素子
24…ドライバ

Claims (5)

  1. 画素列ごとの電荷を転送する電荷転送部を有する撮像素子と、
    前記電荷転送部から出力される電荷信号を、補正係数を用いて補正する補正手段と、
    前記撮像素子へ導かれる被写体光に対する減光または非減光を切換える減光手段と、
    撮影開始を指示する第1信号、および前記撮影開始の指示前の第2信号をそれぞれ発する操作部材と、
    前記第2信号が発せられる前、および前記減光時と前記非減光時で、前記補正係数を異ならせるように前記補正手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  2. 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
    前記補正手段は、前記第1信号が発せられる前に前記補正を行うことを特徴とする電子カメラ。
  3. 画素列ごとの電荷を転送する電荷転送部を有する撮像素子と、
    前記電荷転送部から出力される電荷信号を、補正係数を用いて補正する補正手段と、
    撮影開始を指示する第1信号、および前記撮影開始の指示前の第2信号をそれぞれ発する操作部材と、
    前記撮像素子へタイミング信号を供給するとともに、前記第2信号が発せられる前に供給する前記タイミング信号の周波数を前記第2信号が発せられた後に供給する前記タイミング信号の周波数より低くする信号供給手段と、
    前記信号供給手段が供給する前記タイミング信号の周波数に応じて前記補正係数を異ならせるように前記補正手段を制御する制御手段とを備えることを特徴とする電子カメラ。
  4. 請求項に記載の電子カメラにおいて、
    前記撮像素子へ導かれる被写体光に対する減光または非減光を切換える減光手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記減光時と前記非減光時とで前記補正係数を異ならせるように前記補正手段を制御することを特徴とする電子カメラ。
  5. 請求項に記載の電子カメラにおいて、
    前記減光手段は、前記信号供給手段が供給する前記タイミング信号の周波数が低い場合に前記非減光から前記減光へ切換える明るさの閾値を、前記信号供給手段が供給する前記タイミング信号の周波数が高い場合に前記非減光から前記減光へ切換える明るさの閾値より低くするように制御されることを特徴とする電子カメラ。
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