JP5001753B2 - 車両用フロントウィンドウ - Google Patents

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Description

本発明は、運転感覚を補助する簡易かつ安価な構造を備える車両用フロントウィンドウに関する。
従来、車両用フロントウィンドウ(フロントガラス)の下部面に液晶パネルを設置し、走行状態に応じて液晶パネルに電圧を印加して、液晶パネルの透過率を低くし、液晶パネルよりも上の透過率の高い領域にドライバの視線を促すようにしたものが知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
また、助手席側前端部のような車両端部にコーナーポールを備え、フロントウィンドウ越しに見えるコーナーポールによって車内から直接見えない車両端部を予測できるようにしたものが知られている(例えば、特許文献3参照)。また、車両端部にカメラを備え、カメラによって車両端部を撮影して、その車両端部の映像を車内のディスプレイに表示するようにしたものが知られている(例えば、特許文献4参照)。
実開平4−90415号公報(段落0006〜0009、図1〜5) 特開2000−211355号公報(段落0014〜0015、図7および図8) 特開平6−127313号公報(段落0001、図1および図7) 特開平8−225043号公報(段落0015〜0016、図1および図7)
しかし、前記特許文献1,2に記載の技術では、高速運転のときに液晶パネルの透過率を低くして、透明度の高い領域に視線を促し、ドライバの注意を遠くの前方に向けるようにしているが、本発明者の実験によって、透明度の高い領域で視線が上下左右に散乱してしまうことが分かった。すなわち、通常運転時には特に無意味な上空方向への視線移動の存在が観察された。また、液晶パネルを制御するコントローラが必要であるため、高価になってしまう。
また、前記特許文献3,4に記載の技術では、車両の前方側面にセンターポールやカメラを取り付けるため、部品点数が多く構造が複雑であり、組立作業者の負担を軽減することができない。また、前記特許文献3に記載の技術では、コーナーポールを使用しないときには、電動によって車両内にしまうように制御するため、配線の引き回しやコントローラが必要になり、高価になってしまう。また、前記特許文献4に記載の技術では、カメラが撮影した映像を車内のディスプレイに表示するため、配線の引き回しやディスプレイが必要になるため、高価になってしまう。
そこで、本発明は、運転感覚を補助する簡易かつ安価な構造を備える車両用フロントウィンドウを提供することを目的とする。
そのため、請求項1に記載の発明は、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保する車両用フロントウィンドウにおいて、略水平方向を示すように左右側方の同じ高さの位置に形成される一対の目印を備え、前記目印は、フロントピラーに沿った底辺と当該底辺に対向する頂点とで形成される三角形状であり、前記一対の目印の前記頂点は、互いに左右方向の内側に対向していることを特徴とする。この構成では、目印という簡易かつ安価な構造によって、ドライバが略水平な直線を基準にして視線を移動することができるため、視線の散乱を抑制し、運転感覚を補助することができるようになる。
また、前記目印を、左右側方に形成した一対の目印とした構成では、左右の目印を結ぶ仮想直線があたかも存在するかのようにドライバに知覚させ、その仮想直線を基準に視線の移動を促すことができるため、視線の散乱を抑制し、運転感覚を補助することができるようになる。
そのため、ドライバが、無意識にまたは意識的に仮想直線を知覚することができるようになるため、視線が仮想直線よりも上側に散乱することを防ぎ、視線が仮想直線よりも下側に集中するように運転感覚を補助することができるようになる。また、ドライバが、仮想直線を知覚するだけで、視線が上下に散乱することを防ぎ、視線が仮想直線に沿って移動するように運転感覚を補助することもできる。また、フロントウィンドウに仮想直線を知覚できるように目印を備えただけなので、ドライバが上方の信号機等を確認する際の妨げになることもない。
また、この構成では、車両用フロントウィンドウの左右側方の同一高さ位置に一対の目印を形成するという単純な構造のため、車両の運転感覚を補助する構造を容易に提供することができる。
また、前記目印を、フロントピラーに沿った底辺と当該底辺に対向する頂点とで形成される三角形状とした構成では、左右の三角形状の頂点を矢印の指し示す方向として表すことができるため、左右の頂点同士を結んだ略水平な仮想直線を知覚し易くなる。
また、前記目印を、左右端同士を結ぶ直線として形成した構成によれば、仮想直線と同様に、フロントウィンドウに形成した直線を基準に視線の移動を促すことができるため、視線の散乱を抑制し、運転感覚を補助することができるようになる。
また、前記一対の目印を、前記ドライバのアイポイントの高さよりも上方に設けた構成によれば、地平線よりも下方にドライバの視線の移動を集中させることができるので、ドライバは、従来のフロントウィンドウのように地平線から上空の範囲に気がそがれることもなく、車両を運転する際に路面上に安定して注意を払うことができる。
また、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保する車両用フロントウィンドウにおいて、透過率の高い領域よりも低い透過率の領域を上部または下部の中央に形成し、透過率の高い領域を略U字形状または略逆U字形状に形成することができる
この構成によれば、透過率の高い領域が略U字形状または略逆U字形状に形成されるため、透過率の低い各略四角形状の領域を避けるように視線を誘導し、運転感覚を補助することができる。そのため、フロントウィンドウの中央を通過する視線の高さをコントロールすることができ、適切な環境の把握を誘発することもできるようになる。
また、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保する車両用フロントウィンドウにおいて、透過率の高い領域よりも低い透過率の領域を上部および下部の中央に形成し、透過率の高い領域を略H字形状に形成することができる
この構成によれば、透過率の高い領域が略H字形状に形成されるため、透過率の高い略H字形状の領域に視線の移動を導くように、運転感覚を補助することができる。特に、フロントウィンドウの中央では、視線が略H字形状の略一字形状部分(横棒)を通るように水平な移動を促すため、車両直近よりも上、かつ、水平線近傍高さよりも下に視線を誘導させることができる。そのため、フロントウィンドウの中央を通過する視線の高さをコントロールすることができ、適切な環境の把握を誘発することもできるようになる。
また、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保するフロントウィンドウにおいて、下端縁部が略水平な直線形状であり、かつ、前記下端縁部が側面両側の水平のウエストラインと同一高さとすることができる
この構成では、フロントウィンドウの下端縁部とウエストラインとで形成される枠によって、側方や前方で車幅を推測することができるようになるため、ドライバの運転感覚を補助することができる。そのため、その枠は環境と車両とを比較する基準(比較器)として用いることができる。
なお、枠は、運転席の近くに形成されるため、車幅を感覚的に把握し易くなる。そのため、ドライバは、側方の建物や壁などに対する距離感を掴みやすくなる。また、ドライバは、前方に向けてウエストラインの延長線を想像し、水平線との交差を想像することによって、前方の遠くでの車幅を推測することもできる。したがって、ドライバは、枠を基準として、自身の車両と周囲の環境との位置関係を把握することができるようになる。また、この構成では、新たにコーナーポールのような部品を取り付けることなく、既に車両で使用されている構造の形状を変更するだけで、縁補助体を構成することができる。
また、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保するフロントウィンドウにおいて、下端縁部が略水平な曲線形状に形成され、かつ、運転席からの視界で略水平な直線形状に視知覚されるように縁補助体を備えた構成では、フロントウィンドウの下端縁部の縁補助体とウエストラインとで形成される枠によって、側方や前方での車幅を推測することができるようになるため、運転感覚を補助することができる。そのため、その枠は環境と車両とを比較する基準(比較器)として用いることができる。
また、車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保する車両用フロントウィンドウにおいて、下端縁部が略水平な直線形状であり、かつ、その下端縁部の両端が側面両側のフロントピラーとエッジ状に視知覚されるように交差している構成では、フロントウィンドウの下端縁部の縁補助体とフロントピラーとで形成される枠によって車幅をドライバに把握させることができるようになるため、運転感覚を補助することができる。そのため、その枠は環境と車両とを比較する基準(比較器)として用いることができる。
したがって、本発明によれば、運転感覚を補助する簡易かつ安価な構造を備える車両用フロントウィンドウを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[実施形態1]
まず、図1に示す模式図を参照して、実施形態1の車両用フロントウィンドウについて説明する。ちなみに、ここでは水平な路面に車両が接地している場合について説明する。
図1に示すように、この車両100には、車両用フロントウィンドウ(以下「フロントウィンドウ」と称することがある。)1に略水平方向を示す一対の目印2,3が設けられている。この目印2,3は、フロントウィンドウ1の左右側方の同一高さ位置に形成されている。これにより、ドライバは、一対の目印2,3同士を結ぶ仮想直線を知覚することができる。
目印2,3は、いわゆる黒セラミックプリント(以下「黒セラ」と称する。)によって形成される。したがって、フロントウィンドウ1等のガラスの縁に黒セラを形成する際に、その一部を一対の二等辺三角形状にして、フロントウィンドウ1に目印2,3を形成すればよい。なお、この実施形態1では、黒セラによって目印2,3を形成することとしたが、そのような形状を形成することができれば、黒セラに限らず、任意の染料によってフロントウィンドウ1を着色したり、フロントウィンドウ1にシール状体を貼付したりして、目印2,3を形成するようにしてもよい。
なお、図1に示す模式図には、フロントウィンドウ1を左右で支持する左フロントピラー4および右フロントピラー5と、インスツルメントパネル(以下、「インパネ」と称する)6と、ドア7,8と、ステアリング9とが主に描かれている。この実施形態1では右ハンドル車を例示している。
次に、図2に示す模式図を参照して、図1に示したフロントウィンドウについて説明する。図2に示すように、目印3は、フロントウィンドウ1を支える右フロントピラー5に沿った底辺と、その底辺に対向する頂点とからなる三角形状に形成されている。特に、ここでは、目印3は、二等辺三角形状に形成されている。この目印3は、例えば、底辺を4.0mm程度、他の2辺を2.0mm程度の二等辺三角形で十分である。なお、図1に示した目印2は、鉛直線に対して目印3を線対称とする二等辺三角形状に形成されているので、説明を省略する。
なお、この実施形態1では、一対の目印2,3を同一高さに形成したが、略水平な仮想直線が知覚できるのであれば、実質的に同一の高さに形成されていればよい。また、この実施形態1では、一対の目印2,3を二等辺三角形状に形成したが、仮想直線を知覚できるのであれば、その形状はこれに限らない。例えば、円形状、四角形状、その他種々の図形、文字、図柄、模様のいずれであっても、それらの組み合わせであってもよい。また、目印2,3の大きさも仮想直線が知覚できるのであれば、どのような大きさであってもよい。また、大きさや形状が左右で異なっていてもよい。
また、仮想直線は、ユークリッド幾何学的な幅を限定しない概念的な線でよいが、幅を限定した帯状体を含む概念とする。この実施形態1では、目印2,3の底辺の幅と同じ程度の幅の帯状体を知覚することもできる。
また、この実施形態1では、フロントウィンドウ1の略中間高さ位置に目印2,3を形成したが、いずれの高さに形成してもよい。また、この実施形態1では、一本の仮想直線が知覚できるように、一対の目印2,3を形成したが、一対の目印2,3を複数形成し、複数の仮想直線が知覚できるようにしてもよい。例えば、フロントウィンドウ1が、上下に三分割するように、2本の仮想直線が知覚できるようにしてもよい。
次に、図3を参照して、図1に示したフロントウィンドウ1での視線の移動状態を説明する。図3(a)に、図1に示したフロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図を示し、図3(b)に、実施形態1の比較例のフロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図を示す。なお、図3(a)および(b)での視線の移動を示す視線軌跡W1,W2は、アイマークレコーダ(株式会社nac製、EMR−8)を使用して求めたものである。
さて、図3(a)に示すように、この実施形態1では、ドライバは、フロントウィンドウ1上に、目印2,3によって仮想直線Lを無意識にまたは意識的に知覚して、視線軌跡W1が、フロントウィンドウ1の下端線(ここではインパネ6のライン)と、仮想直線Lとの間に集まるように移動することができるようになる。特に、左右方向に移動する視線は、略水平になり、上下動が少なくなっている。つまり、実施形態1のフロントウィンドウ1では、目印2,3よりも下方にドライバの視線を集中させることができる。
また、ドライバが目印2,3に慣れてきて、低速度で仮想直線Lよりも下側という刷り込みができあがれば、低速度のときに仮想直線Lよりも下側に視線が無意識下で集まるということも期待できる。また、車両上方の信号機等を視認する際には、意識して仮想直線Lよりも上側に視線を移動させることができる。
これに対して、図3(b)に示す車両100’には目印2,3が無いので、ドライバは、低速度であっても高速度であっても視線軌跡W2が安定せず、視線が散乱してしまう。したがって、図3(a)と図3(b)との視線軌跡W1と視線軌跡W2とを比較すれば、この実施形態1では、視線の散乱が抑制され、運転感覚を補助することができるようになっていることが分かる。そのため、ドライバの視線が標識や信号を見るとき以外に、無意味に上方に移動してしまうという現象を抑えることができる。
[第1変形例]
次に、実施形態1のフロントウィンドウ1(図1参照)における第1変形例について説明する。なお、以下に参照する図4(a)は、実施形態1の車両用フロントウィンドウの第1変形例をアイポイントと関連付けて示した斜視図であり、車両の前方斜め上から車両用フロントウィンドウを見下ろした様子を示す図である。図4(b)は、アイポイントの説明図であり、車両の左側側面から見た様子を示す側面図である。図5(a)は、図4(a)の車両用フロントウィンドウにおける目印の高さをドライバのアイポイントと関連付けて示した斜視図であり、車両の前方斜め上から車両用フロントウィンドウを見下ろした様子を示す図である。図5(b)は、図5(a)の車両用フロントウィンドウを車両の左側側面から見た様子を示す側面図である。ここでは車両の外側(前側)に凸となるように湾曲した車両用フロントウィンドウについて説明する。なお、実施形態1と同一の構成要素については同一の符号を付してその詳細な説明は省略する。
図4(a)に示すように、第1変形例のフロントウィンドウ150は、目印2,3のそれぞれを、標準的な体型のドライバ11の目の高さに相当するアイポイント12,12の高さよりも上方の位置に備えている。まず、アイポイント12,12について説明する。
アイポイント12,12は、JIS D 4607「自動車室内寸法測定用三次元座位人体模型(3DM−JM 50)」またはISO 6549「Road vehicles−Procedure for H−point determination」に規定する成人男子の50%タイル人体模型(以下、単に「人体模型」という場合がある)を用いて設定することができる。
このアイポイント12,12は、車室内で基準点として定めることができ、具体的には、例えば「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示(国土交通省)の別添81」に示された方法で定めることができる。ただし、アイポイント12,12の定め方は、これに限定されるものではなく、その他の方法で定めてもよい。
ちなみに、この変形例1では、図4(b)に示すように、ISO 6549に規定する着座方法により所定位置の運転席Sに人体模型を着座させるとともに、アイポイント12,12の高さHtは、人体模型の股関節点であるH点13a(DRP(Driver’s Reference Point)ともいう)からその垂直方向の上方に635mmとなるように設定されている。そして、この変形例1では、トルソアングルθ1(バックアングルともいう)が25度となっており、このようにトルソアングルθ1が25度のときには、アイポイント12,12の中心点12a(図4(a)参照)の後方傾斜角度θ3は8度となっている。なお、このトルソアングルθ1は、25度に限定されるものではなく、適宜に設定することができるが、この場合には、トルソアングルθ1の大きさに応じてアイポイント12,12の位置は、前記した基準点となるように補正されることとなる。
前記したように、第1変形例での目印2,3(図4(a)参照)は、アイポイント12,12の高さよりも上方の位置に設けられている。言い換えれば、前記したように水平な路面に接地している車両100においては、目印2,3は、図4(a)に示すように、アイポイント12,12の高さと同じ水平高さでフロントウィンドウ150の左右中心線14上に設けられたアイレベルポイントP1よりも上方に設けられる。ちなみに、左右中心線14は、目印2,3を設けるフロントウィンドウ150の面上に規定される。具体的には、例えば、目印2,3が車内側の面上に設けられる場合には左右中心線14は車内側の面上に規定され、目印2,3が車外側の面上に設けられる場合には左右中心線14は車外側の面上に規定される。そして、合せガラスの間に挟み込まれるように目印2,3がフロントウィンドウ150に設けられる場合には、左右中心線14は合せ面上に規定されることとなる。この目印2,3の好ましい高さは、左右中心線14上で目印2,3と同じ水平高さの目印高さポイントP2を指標にして言うと、図5(a)および(b)に示すように、アイポイント中心点12aを車両の幅方向の中心に水平移動させた点12b(以下、「センタポイント12b」という)とアイレベルポイントP1とを結ぶ線分と、センタポイント12bと目印高さポイントP2とを結ぶ線分との成す角度θ2が、5度〜25度となるように設定した高さである。
なお、目印2,3と目印高さポイントP2とは、同一の水平面15内に存在することとなり、この水平面15と、目印2,3を設けるフロントウィンドウ150の前記した面とは、フロントウィンドウ150の湾曲度に応じて前方に凸となる曲線15aを描くように交差することとなる。
このような仮想の曲線15aをなぞるようにフロントウィンドウ150の目印2,3を設ける前記した面に形成した視認可能な線分は、目印2,3に代えてこの線分単独で、または目印2,3と共に、特許請求の範囲にいう「略水平方向を示す目印」を構成してもよい。
また、第1変形例のフロントウィンドウ150では、目印2,3が同じ高さに形成されているが、本発明は目印2,3で略水平方向が示される限り、目印2と目印3の高さは異なっていてもよい。
次に、第1変形例のフロントウィンドウ150の作用効果について説明する。ここで参照する図6(a)は、図4(a)に示す車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図であり、(b)は、比較例としての車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図である。なお、図6(a)および(b)での視線の移動を示す視線軌跡W1,W2は、アイマークレコーダ(株式会社nac製、EMR−8)を使用して求めたものである。
一般に、ドライバ11(図4(b)参照)が目の高さで水平な視線を意識的に決めると、ドライバ11は、実質的に地平線(または水平線)と同じ高さで車外の景色を目視することとなる。つまり、見通しのよい水平な路面に接地している車両100(図4(a)参照)では、ドライバ11は、前方の遠くに路面の切れ目として見える地平線と同じ高さで視線が決定されることとなる。
具体的には、例えば、図6(b)に示すように、目印2,3の無い従来のフロントウィンドウ150´(比較例)では、ドライバ11(図4(b)参照)は、水平な視線でフロントウィンドウ150´を見通して地平線Hrを見ることとなる。そして、このようなフロントウィンドウ150´を有する車両100´を走行させると、ドライバ11にはフロントウィンドウ150´を通して見える景色が相対的に動くように知覚されることで、ドライバ11の視線軌跡W2が地平線Hrを境にフロントウィンドウ150´の上下に大きく散乱することを本発明者らは確認している。
これに対して、図6(a)に示すように、アイポイント12,12(図4(a)参照)の高さよりも上方に目印2,3を設けた第1変形例のフロントウィンドウ150では、ドライバ11(図4(b)参照)の視線軌跡W1が地平線Hrよりも下方に主に集中することが前記アイマークレコーダによる視線測定で判明した。特に、フロントウィンドウ150の左右中央部(センター部)においても視線軌跡W1が地平線Hrよりも下方に集中していることから、ドライバ11は、目印2,3を結ぶ仮想直線Lを意識的に、または無意識に知覚することで、視線の移動を地平線Hrよりも下方に集中したものと考えられる。また、フロントウィンドウ150(図6(a)参照)は、従来のフロントウィンドウ150´(図6(b)参照)と比較して、ドライバ11の視線を地平線Hrの近傍の路面に誘導することができる。
以上のような第1変形例のフロントウィンドウ150によれば、地平線Hrよりも下方にドライバ11の視線の移動を集中させることができるので、ドライバ11は、従来のフロントウィンドウ150´のように地平線Hrから上空の範囲に気がそがれることもなく、車両100を運転する際に路面上に安定して注意を払うことができる。
なお、この第1変形例では、車両の外側(前方)に凸となるように湾曲したフロントウィンドウ150について説明したが、本発明は平板状のフロントウィンドウであってもよい。この際、第1変形例のフロントウィンドウ150での曲線15a(図4(a)参照)に相当する目印は、直線で形成されることとなる。
第1参考例
次に、図7(a)および(b)に示す模式図を参照して、第1参考例としてのフロントウィンドウについて説明する。なお、図7(a)(b)中、符号1,4,5,6,7,8,9は、図1に示した各部と同一である。図7(a)に示すように、車両200Aには、フロントウィンドウ1に直線目印10Aが形成されている。この直線目印10Aも黒セラによって形成してもよい。ドライバは水平な直線目印10Aを視知覚できるため、直線目印10Aは目印2,3による仮想直線Lと同様に機能する。
また、図7(b)に示すように、車両200Bには、目印10B,10Bがフロントウィンドウ1の左右に形成されている。この目印10B,10Bは、目印2,3の形状の説明において、四角形状とした場合の例示である。ここでは、水平方向に細長い長方形になっている。ドライバは、目印2,3によって仮想直線Lを知覚するのと同じように、このような目印10B,10Bによっても仮想直線を知覚することができる。なお、直線目印10A、および目印10B,10Bも黒セラによって形成してもよい。
なお、以上の説明では、目印2,3,10B,10Bや直線目印10A(以下ここでは「目印2等」と称する。)が車両100,200Bや車両200A(以下ここでは「車両100等」と称する。)に対して同一高さの一定位置に黒セラによって形成されることとして説明したが、目印2等が上下に移動するようにしてもよい。例えば、フロントウィンドウ1に対して移動可能な構造体としての左右の目印2等と、この目印2等を上下に移動させる図示しないスライド機構等とによって構成する。このようにすれば、ドライバの座高の高さや座席の高さに応じて目印2等の高さを調節することができる。この場合、図示しないスライド機構は、フロントウィンドウ1やフロントピラー4,5に取り付けるようにすればよい。また、スライド機構を介さずに、目印2等をフロントピラー4,5に形成するようにしてもよい。
第2参考例
続いて、図8に示す模式図を参照して、第2参考例のフロントウィンドウについて説明する。なお、図8中、符号1,4,5,6,7,8,9は、図1に示した各部と同一である。この車両300には、フロントウィンドウ1の透過率の高い領域よりも透過率の低い領域1a,1bが、フロントウィンドウ1の上部および下部の中央に形成されている。そのため、この透過率の低い領域1a,1bを除く透過率の高い領域が、略H字形状に形成されている。
なお、高い領域および低い領域の透過率の相違は、両者が区別できるのであれば、どのような割合で異なっていてもよい。また、運転席側(ここでは、右側)から見たときに、透過率が変化するように、領域1a,1bを形成するようにしてもよい。この領域1a,1bは、フロントウィンドウ1にサンドブラスト加工を施して形成されるが、透過率(解像度)を低下させることができる構造であれば、これに限らない。例えば、領域1a,1bは、ドットパターンを描いて形成してもよい。さらに、着色したり、シール状体を貼付したりするようにしてもよい。また、ここでは、領域1aおよび領域1bは、その内側の全体に渡って同一の透過率とするが、透過率が変化していてもよい。また、矩形状の枠のみによって、領域1aおよび領域1bを表すようにしてもよい。
次に、図8に示すフロントウィンドウ1での視線の移動状態を説明する。なお、図8での視線の移動を示す視線軌跡W3は、アイマークレコーダ(株式会社nac製、EMR−8)を使用して求めたものである。この場合、ドライバは、フロントウィンドウ1上の領域1a,1bを視知覚すると、フロントウィンドウ1の中央部分を視線が移動するときには、その領域1a,1bを避けるように視線軌跡W3を描くため、視線がフロントウィンドウ1の中央部分では、略水平になり、視線の高さがコントロールされる。これに対して、フロントウィンドウ1に領域1a,1bが形成されていない場合には、図3(b)に示したように、視線軌跡W2を描き、視線が散乱している。
また、領域1a,1bは、単に透明度が低いだけなので、意識すれば、領域1a,1bの向こう側に見える環境情報も支障なく視知覚することができるため、安全性に問題はない。また、この第2参考例の場合も、ドライバが領域1a,1bに慣れてくれば、通常運転時は無意識下で透明度の高いH形状部分に視線を移動させるようになることが期待できる。
なお、この第2参考例では、領域1aおよび領域1bの両方を上下に形成した場合を説明したが、その領域1aおよび領域1bの一方のみを、フロントウィンドウ1の上部または下部の中央に形成するようにしてもよい。この場合、この透過率の低い領域1aまたは領域1bを除く透過率の高い領域は、略U字形状または略逆U字形状に形成される。
領域1aのみが形成されている場合には、ドライバは、領域1aを避けるように、略U字形状の部分で視線を移動させる。そのため、フロントウィンドウ1の中央部分では、領域1aの高さよりも下に視線を集めることができ、視線高さをコントロールすることができる。
一方、領域1bのみが形成されている場合には、ドライバは、領域1bを避けるように、略逆U字形状の部分で視線を移動させる。そのため、フロントウィンドウ1の中央部分では、領域1bよりも上の部分に視線を集めることができ、視線高さをコントロールすることができる。
したがって、この第2参考例では、視線の散乱が抑制され、運転感覚を補助することができるようになっていることが分かる。これによって、ドライバの視線が標識や信号を見るとき以外に、無意味に上方に移動してしまったり、無意味に下方に移動してしまったりする現象を抑え、視線を車両直近よりも上、かつ、水平線近傍高さよりも下に誘導することができる。そのため、車両を車線内に位置させることに集中して、視線が車両直近の位置となる頻度が高くなってしまうという運転初心者が陥りやすい状態を抑制することができる。
[実施形態3]
続いて、図9に示す模式図を参照して、第3参考例の車両用フロントウィンドウについて説明する。なお、図9中、符号1,4,5,6,7,8,9は、図1に示した各部と同一である。この車両400は、運転席から見た状態で、フロントウィンドウ1の下端縁部Bが略水平な直線形状であり、かつ、その下端縁部Bの左端が水平のウエストラインAに左フロントピラー4上で交差し、その下端縁部Bの右端が水平のウエストラインCに右フロントピラー5上で交差している。すなわち、下端縁部Bと、ウエストラインA,Cとは同一高さになっている。
下端縁部Bは、略水平な曲線形状に形成され、かつ、運転席からの視界で略水平な直線形状に視知覚されるように形成した黒セラ(縁補助体)1cによって構成されている。フロントウィンドウ1は、前方に凸な曲面状に形成されているため、このフロントウィンドウ1の下端縁は、曲線を描いている。そこで、フロントウィンドウ1の下端縁には、中央部の幅を薄く、左端および右端に至るに従って幅を厚くなるようにして、下端縁部Bが直線を描くように黒セラ1cが形成されている。これによって、ドライバは、ウエストラインA、下端縁部BおよびウエストラインCによって枠を知覚することができる。
次に、枠を用いた車外環境の視知覚方法について説明する。図10は、図9に示したフロントウィンドウにおける側方の視知覚状態を示す模式図である。ステアリング9側に位置するドライバは、枠を視知覚すると、ウエストラインAとウエストラインCとの間の下端縁部Bの長さを、自分から1m程度の距離で把握することができるため、感覚的に車幅を推測することができるようになる。
そして、ドライバは、左の建物Xの形成するラインX1とウエストラインAとを比較し、右の建物Yの形成するラインY1とウエストラインCとを比較して、下端縁部Bの長さ(車幅)を考慮して、前方の道幅と車幅との関係の距離感や左右の距離感を感覚的に掴みやすくなる。そのため、ドライバは車両を走行させながら常に自分の車両と環境との位置関係を枠(比較器)によって知覚することができるようになる。したがって、この第3参考例では、ドライバの見切り知覚や車幅知覚の精度が向上し、運転感覚を補助することができる。
なお、この第3参考例では、下端縁部Bを黒セラ1cによって形成したが、実施形態1と同様に他の染料やシール状体を用いて形成するようにしてもよい。また、インパネ6の形状を直線形状に形成し、ドライバからの視界でフロントウィンドウ1の下端縁が隠れるように形成すれば、同様に下端縁部Bを形成することができる。また、黒セラ1cとインパネ6とを併用して、下端縁部Bを形成するようにしてもよい。なお、フロントウィンドウ1が、平板な形状の場合には、下端縁部Bを直線形状に形成しておけばよい。
なお、フロントウィンドウ1の下端縁部Bは、前記のように略水平な直線形状であるため、その下端縁部Bの両端が側面両側の左フロントピラー4および右フロントピラー5とエッジ状に視知覚されるように交差している。そのため、この構成だけでも、フロントウィンドウ1の下端縁部Bと左フロントピラー4と右フロントピラー5とで形成される枠によって車幅をドライバに把握させることができるため、運転感覚を補助することができる。
次に、図9に示す第3参考例のフロントウィンドウ1を備える車両400を、円形の周回コースで走行させた際の車両400の位置のずれについて試験(位置ずれ試験)を行った。ここで参照する図11は、位置ずれ試験において、車両が周回コースを走行する様子を示す斜視図である。図12(a)は、図11のXで囲まれる領域を、第3参考例のフロントウィンドウを備える車両が複数回通過する際に、車両の輪郭が周回ごとにずれる様子を示す部分斜視図、図12(b)は、図11のXで囲まれる領域を、比較例としてのフロントウィンドウを備える車両が複数回通過する際に、車両の輪郭が周回ごとにずれる様子を示す部分斜視図である。なお、ここでの比較例としてのフロントウィンドウは、その下端縁部が側面両側の水平のウエストラインと同一高さではない従来のフロントウィンドウである。
図11に示すように、周回コース20は、半径8.5mの円形の内側ライン20aと、この内側ライン20aの外側に更に4.5m離れた同心円で描かれる外側ライン20bとの間に設定されている。
前記した位置ずれ試験では、まず、第3参考例のフロントウィンドウ1を備える車両400を、ドライバ(図示省略)は、周回コース20の内側ライン20aと外側ライン20bとを確認しながら、両ライン20a,20bの間を7周走行させた。そして、第1周目と第7周目を除く、他の5周を走行する車両400の輪郭21のずれが、Xで囲まれる領域で計測された。ちなみに、輪郭21のずれは、周回コース20の所定の位置に設けられた光学センサ(図示省略)で車両400が検知された際に、Xで囲まれる領域内の車両400を撮像することによって計測された。その結果を図12(a)に示す。
次に、車両400に代えて、前記した比較例としてのフロントウィンドウを備えた車両400´を使用した以外は、車両400と同様に位置ずれ試験が行われた。その結果を図12(b)に示す。
図12(a)と図12(b)との比較から明らかなように、第3参考例のフロントウィンドウ1を備える車両400の輪郭21のずれは、比較例としてのフロントウィンドウを備えた車両400´の輪郭21のずれと比較して極めて小さいことが確認された。このことは、ドライバ(図示省略)が車両400(図11参照)を走行させながら、常に車両400と環境(内側ライン20aおよび外側ライン20b)との位置関係を、図9に示す下端縁部BおよびウエストラインA,Cで形成される枠(比較器)によって知覚することができるようになったためと考えられる。つまり、運転席の近くに形成された枠(比較器)を形成する第3参考例のフロントウィンドウ1では、車幅を感覚的に把握し易くなることが確認された。
実施形態1の車両用フロントウィンドウを示す模式図である。 図1に示す車両用フロントウィンドウの右側を示す部分模式図であり、目印の拡大図を含む図である。 (a)は、図1に示す車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図であり、(b)は、比較例としての車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図である。 (a)は、実施形態1の車両用フロントウィンドウの第1変形例をアイポイントと関連付けて示した斜視図であり、車両の前方斜め上から車両用フロントウィンドウを見下ろした様子を示す図である。(b)は、アイポイントの説明図であり、車両の左側側面から見た様子を示す側面図である。 (a)は、図4(a)の車両用フロントウィンドウにおける目印の高さをドライバのアイポイントと関連付けて示した斜視図であり、車両の前方斜め上から車両用フロントウィンドウを見下ろした様子を示す図である。図5(b)は、図5(a)の車両用フロントウィンドウを車両の左側側面から見た様子を示す側面図である。 (a)は、図4(a)に示す車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図であり、(b)は、比較例としての車両用フロントウィンドウでの視線の移動を示す模式図である。 (a)および(b)は、第1参考例としての車両用フロントウィンドウを示す模式図である。 第2参考例の車両用フロントウィンドウを示す模式図である。 第3参考例の車両用フロントウィンドウを示す模式図である。 図9に示す車両用フロントウィンドウにおける側方の視知覚状態を示す模式図である。 位置ずれ試験において、車両が周回コースを走行する様子を示す斜視図である。 (a)は、図11のXで囲まれる領域を、第3参考例のフロントウィンドウを備える車両が複数回通過する際に、車両の輪郭が周回ごとにずれる様子を示す部分斜視図、(b)は、図11のXで囲まれる領域を、比較例としてのフロントウィンドウを備える車両が複数回通過する際に、車両の輪郭が周回ごとにずれる様子を示す部分斜視図である。
符号の説明
100,200,300,400 車両
1,150 車両用フロントウィンドウ
1a,1b 領域
2,3 目印
4 左フロントピラー
5 右フロントピラー
6 インパネ
7,8 ドア
9 ステアリング
10 直線目印
11 ドライバ
12 アイポイント
L 仮想直線
W1,W3 視線軌跡

Claims (3)

  1. 車内のドライバに対して、車両前方に位置してドライバの視界を確保する車両用フロントウィンドウにおいて、
    略水平方向を示すように左右側方の同じ高さの位置に形成される一対の目印を備え、
    前記目印は、フロントピラーに沿った底辺と当該底辺に対向する頂点とで形成される三角形状であり、
    前記一対の目印の前記頂点は、互いに左右方向の内側に対向していることを特徴とする車両用フロントウィンドウ。
  2. 前記一対の目印を、前記ドライバのアイポイントの高さよりも上方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の車両用フロントウィンドウ。
  3. 前記一対の目印は、フロントウィンドウのガラスの縁に黒セラミックプリントを形成する際に、その一部を一対の三角形状にして形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用フロントウィンドウ。
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