JP2006008089A - 自動車の前面ウインドガラス - Google Patents
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Abstract
【課題】従来の自動車の前面ウインドガラス上には、安全運転のための支援ガイドとなる図柄プリントの工夫はなされていない。この状況下では、走行車線帯内の中央を正確かつ安定的に走行し、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持して運転するのは容易ではなかった。
【解決手段】前面ウインドガラス上の運転者の前方視線の真正面に、走行車線内の中央を正確かつ安定的に走行し、危険回避のための安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離の保持のための支援ガイドとなる図柄をプリントする。この図柄は、運転者から見える走行車線帯の左右境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線1と直線2、直進方向と直角(すなわち、水平)の上下二本の平行な直線3と直線4、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄である。
【選択図】 図1
【解決手段】前面ウインドガラス上の運転者の前方視線の真正面に、走行車線内の中央を正確かつ安定的に走行し、危険回避のための安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離の保持のための支援ガイドとなる図柄をプリントする。この図柄は、運転者から見える走行車線帯の左右境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線1と直線2、直進方向と直角(すなわち、水平)の上下二本の平行な直線3と直線4、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄である。
【選択図】 図1
Description
この発明は、自動車の前面ウインドガラス上に安全運転を支援するためにプリントした図柄に関する。
従来の自動車の前面ウインドガラスは、図4に示すように、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し、より正確にかつ安定して運転するための支援ガイドとなる図柄の工夫はなされていない。
しかしながら、以上の技術によれば、(1)走行車線内中央を正確かつ安定的に走行し、危険回避のための安全な左右側方間隔を保持するためには、左右のサイドミラー内の小さな視覚情報及び前面ウインドガラスの前方視界により判断しなければならず、なかなか容易ではない場合が多い。特に、A)高速道路上、夜間・トンネル内、歩行者・障害物の多い市街地の運転する場合、B)右(または左)ハンドル車を常時運転する者が、逆の左(または右)ハンドル車を運転する場合、C)常時運転している車両と大小及び車種の異なる車両・前面ウインドガラスの形状・ボンネットの形状の車を運転する場合、D)左(または右)側車両通行の国で常時運転するものが、逆の右(または左)側通行の国で運転する場合、E)走行路面が見難い視点が低い小柄な運転者の場合、F)前向き駐車の場合、等では、走行車線内の中央を正確かつ安定的に走行し安全な左右側方間隔を保持し運転するのは容易ではなかった。
(2)特に、重大事故になりやすい高速道路を高速で走行する場合、前方を先行する車両との安全な車間距離を判断するのは容易ではなかった。
そこで、この発明は、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し、より正確にかつ安定して運転しやすい前面ウインドガラスを提供することを課題とする。
(2)特に、重大事故になりやすい高速道路を高速で走行する場合、前方を先行する車両との安全な車間距離を判断するのは容易ではなかった。
そこで、この発明は、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し、より正確にかつ安定して運転しやすい前面ウインドガラスを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一発明は、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し、より正確にかつ安定して運転するための支援ガイドとなる図柄をプリントしたことを特徴とする自動車の前面ウインドガラスである。
また、第二発明は、前面ウインドガラス上の運転者の前方視線の真正面に、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し正確かつ安定して運転するガイドとなる図柄をプリントし、この図柄は、運転者から見える走行車線帯の左右の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線と、運転車両の前進方向と直角の上下二本の水平の平行線、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄であることを特徴とする前面ウインドガラスである。
また、第二発明は、前面ウインドガラス上の運転者の前方視線の真正面に、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離を保持し正確かつ安定して運転するガイドとなる図柄をプリントし、この図柄は、運転者から見える走行車線帯の左右の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線と、運転車両の前進方向と直角の上下二本の水平の平行線、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄であることを特徴とする前面ウインドガラスである。
第一発明、または第二発明によれば、図1に示すように安全な運転の支援ガイドとなる図柄をプリントしたので、運転者は前面ウインドガラス上にプリントされた台形の直線1と直線2を左右の走行車線帯の境界線等の内側に沿わせるようにハンドルを保持することにより運転車両を容易に車線帯内中央に走行させたり、危険回避のため安全な左右側方間隔をより正確に保持して運転するのが容易となる。自ら運転する車両の仮想の先行位置すなわち台形の図柄を走行車線帯内の中央に保持し、ハンドルの切り方と車両の運転方向の変化が視覚的に確認し易くなる。また直線3により前方の車両との安全な車間距離を判断しやすくなるため、無意識に安全な車***置を把握・保持できるようになる。サイドミラーによる後方確認に較べて視線の移動距離が格段に短く、サイドミラーは補助的に使い、前方視界に一層集中し安全な運転を実現することが出来る。
この発明の実施形態を、図1(左側車両通行、右ハンドル、セダン乗用車の例)に示す。前面ウインドは曲面ガラス製であり、この曲面ガラスの外側面または内側面に、運転者から見える走行車線帯の左の境界線の内側に沿った左タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線1と、運転者から見える走行車線帯の右の境界線の内側に沿った右タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線2と、運転車両が前進する方向と直角の二本の平行線の上方の直線3と下方の前面ウインドガラス下端の直線4、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄が運転者の視界の真正面にプリントされる。
曲面ガラス上に運転者からの視覚上の正確な台形をプリントするにはNCによる図柄の精密な三次元作図が必要となる。図柄は簡潔で走行路面上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げないこと。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき眼が疲れない色で夜間でも運転者が容易に視認できるような色であること。
ITを活用すれば、例えば、導電性の発色フィルム等を使い、運転者ごと(異なる視点の高さ、前面ウインドガラスからの距離を持つ)に事前入力された情報に基づく最適な台形図柄を電子的に前面ウインドガラス上に表現することも出来る。また、車両通行帯の異なる国に輸出、移動する場合にも適合する台形図柄を即座に電子的に表現することができる。
曲面ガラス上に運転者からの視覚上の正確な台形をプリントするにはNCによる図柄の精密な三次元作図が必要となる。図柄は簡潔で走行路面上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げないこと。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき眼が疲れない色で夜間でも運転者が容易に視認できるような色であること。
ITを活用すれば、例えば、導電性の発色フィルム等を使い、運転者ごと(異なる視点の高さ、前面ウインドガラスからの距離を持つ)に事前入力された情報に基づく最適な台形図柄を電子的に前面ウインドガラス上に表現することも出来る。また、車両通行帯の異なる国に輸出、移動する場合にも適合する台形図柄を即座に電子的に表現することができる。
この実施形態によりこの発明の基本図柄を活用すれば、トラック、バス、ワンボックスカー、ワゴン、セダン、軽自動車、その他の全ての車両に効果があり利用できる。図2のように左ハンドル車にも効果があり利用できる。右側車両通行の国でも左側通行の国でも効果があるので世界の国々で利用できる。よって、この発明の台形図柄が一般化され、国際的なデファクト・スタンダードになれば、世界中で安全運転の実現に大きく貢献する。但し、車両通行帯の異なる国に車両を輸出、移動する場合はその国に適合する台形図柄の前面ウインドガラスに変更する必要がある。この発明の図柄の開発・制作の費用はその大きな効果に較べ微小である。
この発明による安全運転の実現ためには運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さが確保され、タイヤ接地面の進行方向をしめす直線1と直線2が走行車線の境界線を示す直線5と直線6の内側に沿って見えなければならない。車両メーカーは安全運転実現のため、特に小柄な運転者のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲が充分に大きくなければならない。また、車両メーカーが車両モデル別に、正しい運転姿勢及び視点の高さを確保するために、高さ調整用の成型したクッション等を開発・提供することも有効である。
この発明による安全運転の実現ためには運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さが確保され、タイヤ接地面の進行方向をしめす直線1と直線2が走行車線の境界線を示す直線5と直線6の内側に沿って見えなければならない。車両メーカーは安全運転実現のため、特に小柄な運転者のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲が充分に大きくなければならない。また、車両メーカーが車両モデル別に、正しい運転姿勢及び視点の高さを確保するために、高さ調整用の成型したクッション等を開発・提供することも有効である。
この発明の台形図柄の基本を工夫すれば、運転者から見える左右の走行車線の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す直線1と直線2は左右に複数本をプリントしたものでも良い。また、図3の実施形態の他の図柄の例のように、台形の高さにあたる直線3と直線4の視覚上の距離は、前方を先行する車両との安全な車間距離を判断する基準となり、台形の上辺の直線3が上下に複数本をプリントしたものでも良い。
1. 運転者から見える左タイヤ接地面の進行方向を示す直線
2. 運転者から見える右タイヤ接地面の進行方向を示す直線
3. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の前方を示す水平の直線(前進する自らの仮想車両の先頭部)
4. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の後方を示す水平の直線(前進する自らの仮想車両の最後尾)
5. 運転者から見える車両通行帯の左側境界線等
6. 運転者から見える車両通行帯の右側境界線等
7. 運転ハンドル上端部分
2. 運転者から見える右タイヤ接地面の進行方向を示す直線
3. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の前方を示す水平の直線(前進する自らの仮想車両の先頭部)
4. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の後方を示す水平の直線(前進する自らの仮想車両の最後尾)
5. 運転者から見える車両通行帯の左側境界線等
6. 運転者から見える車両通行帯の右側境界線等
7. 運転ハンドル上端部分
この発明の実施形態を、図1(左側車両通行、右ハンドル、セダン乗用車の例)に示す。前面ウインドは曲面ガラス製であり、この曲面ガラスの外側面または内側面に、運転者から見える走行車線帯の左の境界線の内側に沿った左タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線1と、運転者から見える走行車線帯の右の境界線の内側に沿った右タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線2と、運転車両が前進する方向と直角の二本の平行線の上方の直線3と下方の前面ウインドガラス下端の直線4、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄が運転者の視界の真正面にプリントされる。
曲面ガラス上に運転者からの視覚上の正確な台形をプリントするにはNCによる図柄の精密な三次元作図が必要となる。図柄は簡潔で走行路面上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げないこと。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき眼が疲れない色で夜間でも運転者が容易に視認できるような色であること。ITを活用すれば、例えば、導電性の発色フィルム等を使い、運転者ごと(異なる視点の高さ、前面ウインドガラスからの距離を持つ)に事前入力された情報に基づく最適な台形図柄を電子的に前面ウインドガラス上に表現することも出来る。
曲面ガラス上に運転者からの視覚上の正確な台形をプリントするにはNCによる図柄の精密な三次元作図が必要となる。図柄は簡潔で走行路面上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げないこと。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき眼が疲れない色で夜間でも運転者が容易に視認できるような色であること。ITを活用すれば、例えば、導電性の発色フィルム等を使い、運転者ごと(異なる視点の高さ、前面ウインドガラスからの距離を持つ)に事前入力された情報に基づく最適な台形図柄を電子的に前面ウインドガラス上に表現することも出来る。
この実施形態によりこの発明の基本図柄を活用すれば、トラック、バス、ワンボックスカー、ワゴン、セダン、軽自動車、その他の全ての車両に効果があり利用できる。図2のように左ハンドル車にも効果があり利用できる。右側車両通行の国でも左側通行の国でも効果があるので世界の国々で利用できる。よって、この発明の台形図柄が一般化され、国際的なデファクト・スタンダードになれば、世界中で安全運転の実現に大きく貢献する。
この発明の図柄の開発・制作の費用はその大きな効果に較べ微小である。
この発明による安全運転の実現ためには運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さが確保され、タイヤ接地面の進行方向をしめす直線1と直線2が走行車線の境界線を示す直線5と直線6の内側に沿って見えなければならない。車両メーカーは安全運転実現のため、特に小柄な運転者のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲が充分に大きくなければならない。また、車両メーカーが車両モデル別に、正しい運転姿勢及び視点の高さを確保するために、高さ調整用の成型したクッション等を開発・提供することも有効である。
この発明の図柄の開発・制作の費用はその大きな効果に較べ微小である。
この発明による安全運転の実現ためには運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さが確保され、タイヤ接地面の進行方向をしめす直線1と直線2が走行車線の境界線を示す直線5と直線6の内側に沿って見えなければならない。車両メーカーは安全運転実現のため、特に小柄な運転者のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲が充分に大きくなければならない。また、車両メーカーが車両モデル別に、正しい運転姿勢及び視点の高さを確保するために、高さ調整用の成型したクッション等を開発・提供することも有効である。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、安全な運転のための支援ガイドとなる前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄がプリントされていることを特徴とする自動車の前面ウインドガラスである。この台形図柄は、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離の保持のため、運転者から見える走行車線帯の左右の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線(当該車両の車幅を示す)と、運転車両の前進方向と直角の上下二本の上辺と底辺となる水平の平行線から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄であることを特徴とする前面ウインドガラスである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載した発明によれば、図1に示すように、運転者は安全な運転の支援ガイドとなる前面ウインドガラス上にプリントされた台形の直線1と直線2を左右の走行車線帯の境界線等の内側に沿わせるようにハンドルを保持することにより運転車両を容易に車線帯内中央に走行させたり、危険回避のため安全な左右側方間隔をより正確に保持して運転するのが容易となる。自ら運転する車両の仮想の先行位置すなわち台形の図柄を走行車線帯内の中央に保持し、ハンドルの切り方と車両の運転方向の変化が視覚的に確認し易くなる。また直線3により前方の車両との安全な車間距離を判断しやすくなるため、無意識に安全な車***置を把握・保持できるようになる。サイドミラーによる後方確認に較べて視線の移動距離が格段に短く、サイドミラーは補助的に使い、前方視界に一層集中し安全な運転を実現することが出来る。
この発明は、自動車の前面ウインドガラスにおいて、安全運転を支援するために遠近法に厳密に基づいて設けた非等脚台形の図柄に関する。
従来の自動車の前面ウインドガラスは、図4に示すように、自車両と車線の左右境界線との相対的な間隔を正確に保持し、車線の中央部分を直進することによって、安全運転の実現を支援するためのガイドとなる図柄の工夫はなされていない。
しかしながら、上記
の技術によれば、危険回避のための安全な左右側方間隔を保持し、走行車線内中央を正確かつ安定的に直進するためには、左右のサイドミラー内の小さな視覚情報、および、前面ウインドガラスの前方視界により経験的に判断しなければならず、なかなか容易ではない場合が多い。
特に、A)高速道路上、夜間・トンネル内、歩行者・障害物の多い市街地、車幅規制のある車線などを運転する場合、B)右(または左)ハンドル車を常時運転する者が、逆の左(または右)ハンドル車を運転する場合、C)通常に運転している車両の大小及び車種、前面ウインドガラスの形状、ボンネットの形状などの異なる車両を運転する場合、D)左(または右)側車両通行の国で常時運転するものが、逆の右(または左)側通行の国で運転する場合、E)前進駐車の場合、等では、安全な左右側方間隔を保持し、走行車線内の中央を正確かつ安定的に運転するのは容易ではなかった。
そこで、この発明は、走行中に安全な左右側方間隔を保持し、車線の中央部分を直進することより安全運転をしやすい自動車の前面ウインドガラスを提供することを課題とする。
特に、A)高速道路上、夜間・トンネル内、歩行者・障害物の多い市街地、車幅規制のある車線などを運転する場合、B)右(または左)ハンドル車を常時運転する者が、逆の左(または右)ハンドル車を運転する場合、C)通常に運転している車両の大小及び車種、前面ウインドガラスの形状、ボンネットの形状などの異なる車両を運転する場合、D)左(または右)側車両通行の国で常時運転するものが、逆の右(または左)側通行の国で運転する場合、E)前進駐車の場合、等では、安全な左右側方間隔を保持し、走行車線内の中央を正確かつ安定的に運転するのは容易ではなかった。
そこで、この発明は、走行中に安全な左右側方間隔を保持し、車線の中央部分を直進することより安全運転をしやすい自動車の前面ウインドガラスを提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、この発明は、自動車の前面ウインドガラスにおいて、自車両と車線の左右境界線との相対的な間隔を正確に保持し、車線の中央部分を直進することによって、安全運転の実現を支援するためのガイドとなる非等脚台形の図柄を設けたものである。その図柄は、走行中に距離感を表現する遠近法に厳密に基づく非等脚台形であり、運転者の視線の真正面の前面ウインドガラスの下方部分に配置する。その図柄は、自動車の前面ウインドガラスの外側部分、内側部分または安全ガラス内部に、直接印刷したり、刻んだり、フィルムを挿入する、などの場合がある。走行中、運転者の視点から見える後退する左右の車線境界線に対して、非等脚台形の図柄の二本の斜線と二本の水平線が表現する直進する自らの仮想車両の相対的位置を前方視野に透視図法で判断するように構成されている、ことを特徴とする
記載の自動車の前面ウインドガラスである。
に記載の発明によれば、図1、図2に示すように安全な運転の支援ガイドとなる図柄を設けたので、運転者は前面ウインドガラスにおける非等脚台形の図柄の直線1と直線2を左右の走行車線帯の境界線等の内側に沿わせるようにハンドルを操作することにより、危険回避のため安全な左右側方間隔をより正確に保持して、運転車両を容易に車線帯内中央に走行させ、安全な直進運転をするのが容易となる。
自ら運転する車両の仮想の先行位置すなわち非等脚台形の図柄を走行車線帯内の中央に保持し、ハンドルの切り方と車両の運転方向の変化が視覚的に確認し易くなり、無意識に安全な車***置を把握・保持できるようになる。サイドミラーによる左右後方確認に較べて視線の移動距離が格段に短く、サイドミラーは補助的に使い、前方視界に一層集中し安全な直進運転を実現することが出来る。
この発明の非等脚台形の図柄は、軽自動車、小型車、中型車、SUV、大型バス、大型トラック、などの車種、大きさ等が異なる車両の前面ウインドガラスに有効に実施でき、異なる車幅の判断を感覚のみに頼らなくて運転できる。また、左側車両通行国、右側車両通行国、右ハンドル車、左ハンドル車に関係なくこの発明の非等脚台形の図柄は安全運転の実現を支援する。
この発明が安全な直進運転の実現を支援する効果がある運転状況例として、1)高速運転中の車線の安全な中央維持走行、2)走行境界線が不明瞭なトンネル内、地下駐車場、夜間、風雨、などにおける安全な左右間隔を保持した中央維持走行、3)高速道路での狭いトールゲートの安全な通過、4)未舗装路の走行境界線が不明瞭な車線の安全な中央走行の維持、5)市街地、裏道においての狭い車線の安全な中央維持走行、6)左折、直進、右折専用車線への安全な車線変更および進入、7)駐車車両や道路工事等の障害物を避けて安全な車線への変更および進入、8)混雑時の商店街等においての歩行者、自転車、障害物との安全な間隔の確保、安全な前進、9)車幅規制道路、駐車場などの狭い出入口の安全な通過、10)前進による駐車スペース、路肩への安全な駐車、などなどを列挙できる。
自ら運転する車両の仮想の先行位置すなわち非等脚台形の図柄を走行車線帯内の中央に保持し、ハンドルの切り方と車両の運転方向の変化が視覚的に確認し易くなり、無意識に安全な車***置を把握・保持できるようになる。サイドミラーによる左右後方確認に較べて視線の移動距離が格段に短く、サイドミラーは補助的に使い、前方視界に一層集中し安全な直進運転を実現することが出来る。
この発明の非等脚台形の図柄は、軽自動車、小型車、中型車、SUV、大型バス、大型トラック、などの車種、大きさ等が異なる車両の前面ウインドガラスに有効に実施でき、異なる車幅の判断を感覚のみに頼らなくて運転できる。また、左側車両通行国、右側車両通行国、右ハンドル車、左ハンドル車に関係なくこの発明の非等脚台形の図柄は安全運転の実現を支援する。
この発明が安全な直進運転の実現を支援する効果がある運転状況例として、1)高速運転中の車線の安全な中央維持走行、2)走行境界線が不明瞭なトンネル内、地下駐車場、夜間、風雨、などにおける安全な左右間隔を保持した中央維持走行、3)高速道路での狭いトールゲートの安全な通過、4)未舗装路の走行境界線が不明瞭な車線の安全な中央走行の維持、5)市街地、裏道においての狭い車線の安全な中央維持走行、6)左折、直進、右折専用車線への安全な車線変更および進入、7)駐車車両や道路工事等の障害物を避けて安全な車線への変更および進入、8)混雑時の商店街等においての歩行者、自転車、障害物との安全な間隔の確保、安全な前進、9)車幅規制道路、駐車場などの狭い出入口の安全な通過、10)前進による駐車スペース、路肩への安全な駐車、などなどを列挙できる。
この発明の実施形態を、図1(左側車両通行、右ハンドル、セダン乗用車の例)に示す。自動車の前面ウインドガラスは三次元の曲面ガラス製であり、この曲面ガラスの外側面または内側面または内部に、運転者の視点から見える走行車線帯の左の境界線の内側に沿った左タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線1と、運転者の視点から見える走行車線帯の右の境界線の内側に沿った右タイヤ接地面の進行方向を示す斜めの直線2と、運転車両が前進する方向と直角の二本の平行線の上方の直線3と下方の前面ウインドガラス下端の直線4、から構成される直進する自らの仮想車両を示す遠近法に厳密に基づく非等脚台形の図柄を、運転者の前方視線の真正面の前面ウインドガラスの下方に配置する。
その図柄は、自動車の前面ウインドガラスの外側部分、内側部分または安全ガラス内部に、直接印刷したり、刻んだり、フィルムを挿入する、などの場合がある。走行中に運転者の視点から見える後退する左右の車線境界線に対して、直進する自らの仮想車両を表現する非等脚台形の図柄の相対的位置を前面ウインドガラスにおいて透視図法で見て判断するように設ける。非等脚台形の二本の斜線の角度、線幅の太さの変化、上下の二本の水平線の線幅の太さ、また色調の変化、などで表す遠上近下や遠小近大の位置を表現する。
曲面ガラスにおいて、運転者からの視点から見える遠近法に厳密に基づく非等脚台形の図柄を設けるにはNCなどによる図柄の精密な三次元作図、作業が必要となる。図柄は簡潔で道路上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げてはならない。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき、眼が疲れない色で、夜間や照明が不十分な場所でも運転者が容易に視認できるような色である。
その図柄は、自動車の前面ウインドガラスの外側部分、内側部分または安全ガラス内部に、直接印刷したり、刻んだり、フィルムを挿入する、などの場合がある。走行中に運転者の視点から見える後退する左右の車線境界線に対して、直進する自らの仮想車両を表現する非等脚台形の図柄の相対的位置を前面ウインドガラスにおいて透視図法で見て判断するように設ける。非等脚台形の二本の斜線の角度、線幅の太さの変化、上下の二本の水平線の線幅の太さ、また色調の変化、などで表す遠上近下や遠小近大の位置を表現する。
曲面ガラスにおいて、運転者からの視点から見える遠近法に厳密に基づく非等脚台形の図柄を設けるにはNCなどによる図柄の精密な三次元作図、作業が必要となる。図柄は簡潔で道路上の歩行者、車両、標識、障害物等の視覚情報を妨げてはならない。図柄の色は、走行路面上の車線と適度に区別でき、眼が疲れない色で、夜間や照明が不十分な場所でも運転者が容易に視認できるような色である。
この発明の非等脚台形の図柄の基本構成を実施すれば、車社会の先進国においても、また、道路・交通法規・道路標識・運転技術教育などのインフラ未成熟の発展途上国においても一層の安全運転、秩序ある道路交通の実現の緊急性が高い今日、図2のように左ハンドル車にも安全な直進運転の実現に対して効果があり、車両の右側通行国、左側通行国に係わらず全ての国で車両法規上、道路法規上、短期間に且つ容易に実施が可能と考えられる。
に述べたように、この実施形態は軽自動車、小型車、中型車、SUV、大型バス、大型トラック、その他の全ての車両に安全な直進運転の実現に対して支援効果があり利用できる。
この実施形態は、遠近法に基づく非等脚台形の図柄が運転者の視線の真正面の前面ウインドガラスの下方部分に配置されていて、前面ウインドガラスをとおして透視図法で見るように使用できるので、運転技術が低い運転者、運転経験の浅い運転者には特に使用しやすく、安全な運転を支援するのに有効である。
この実施形態は、曲面の前面ウインドガラスにおいて三次元技術を要するとはいえ、製造コストが特に小さく、経営規模の大小を問わずどの経営規模の自動車メーカー、ガラスメーカーでも短期間に且つ容易に実施が可能と考えられる。
この実施形態による安全運転の実現ためには、非等脚台形の図柄が走行車線の境界線の内側に沿って充分見えなければならない。よって運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さを確保するために自動車メーカーは、特に多くの小柄な運転者の利益のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲を充分に確保しなければならない。また、車両モデル別に、適正な運転姿勢及び視点の高さを確保するために、視点の高さ調整用の成型したクッション等を開発・追加提供することも有効である。
この実施形態は、遠近法に基づく非等脚台形の図柄が運転者の視線の真正面の前面ウインドガラスの下方部分に配置されていて、前面ウインドガラスをとおして透視図法で見るように使用できるので、運転技術が低い運転者、運転経験の浅い運転者には特に使用しやすく、安全な運転を支援するのに有効である。
この実施形態は、曲面の前面ウインドガラスにおいて三次元技術を要するとはいえ、製造コストが特に小さく、経営規模の大小を問わずどの経営規模の自動車メーカー、ガラスメーカーでも短期間に且つ容易に実施が可能と考えられる。
この実施形態による安全運転の実現ためには、非等脚台形の図柄が走行車線の境界線の内側に沿って充分見えなければならない。よって運転者の適正な運転姿勢及び視点の高さを確保するために自動車メーカーは、特に多くの小柄な運転者の利益のため、運転座席の上方向の高さ及び前後方向の調節範囲を充分に確保しなければならない。また、車両モデル別に、適正な運転姿勢及び視点の高さを確保するために、視点の高さ調整用の成型したクッション等を開発・追加提供することも有効である。
この発明の遠近法に厳密に基づく非等脚台形の図柄の構成に従えば、運転者から見える左右の走行車線の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す直線1と直線2は左右に複数本を設けるのも良い。
また、図3の実施形態の他の図柄の例のように、前進する自らの仮想車両である非等脚台形の高さにあたる直線3と直線4の運転者の視点から見える距離は、自車両の全長を示唆するものである。全長の特に長い大型バス、大型トラック、トレーラーなどにこの発明を実施する場合、台形の上辺の直線3と下辺の直線4の間に水平線を複数本設け、縦長の非等脚台形の図柄を補助するのも良い。
また、図3の実施形態の他の図柄の例のように、前進する自らの仮想車両である非等脚台形の高さにあたる直線3と直線4の運転者の視点から見える距離は、自車両の全長を示唆するものである。全長の特に長い大型バス、大型トラック、トレーラーなどにこの発明を実施する場合、台形の上辺の直線3と下辺の直線4の間に水平線を複数本設け、縦長の非等脚台形の図柄を補助するのも良い。
1. 運転者から見える左タイヤ接地面の進行方向を示す直線
2. 運転者から見える右タイヤ接地面の進行方向を示す直線
3. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の前方を示す水平の直線(直進する自らの仮想車両の先頭部)
4. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の後方を示す水平の直線(直進する自らの仮想車両の最後尾)
5. 運転者から見える走行車線帯の左側境界線
6. 運転者から見える走行車線帯の右側境界線
7. 運転ハンドル上端部分
2. 運転者から見える右タイヤ接地面の進行方向を示す直線
3. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の前方を示す水平の直線(直進する自らの仮想車両の先頭部)
4. 運転者から見える運転車両が直進する方向と直角の後方を示す水平の直線(直進する自らの仮想車両の最後尾)
5. 運転者から見える走行車線帯の左側境界線
6. 運転者から見える走行車線帯の右側境界線
7. 運転ハンドル上端部分
Claims (2)
- 安全な運転のための支援ガイドとなる図柄をプリントしたことを特徴とする自動車の前面ウインドガラス。
- 前記安全な運転のための支援ガイドとなる図柄は、安全な左右側方間隔及び安全な前方車間距離の保持のため、運転者から見える走行車線帯の左右の境界線等の内側に沿った左右タイヤ接地面の進行方向を示す左右二本の斜めの直線と、運転車両の前進方向と直角の上下二本の水平の平行線、から構成される前進する自らの仮想車両を示す台形の図柄であることを特徴とする請求項1記載の自動車の前面ウインドガラス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213637A JP2006008089A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自動車の前面ウインドガラス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004213637A JP2006008089A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自動車の前面ウインドガラス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006008089A true JP2006008089A (ja) | 2006-01-12 |
Family
ID=35775784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004213637A Pending JP2006008089A (ja) | 2004-06-24 | 2004-06-24 | 自動車の前面ウインドガラス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006008089A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN101086447A (zh) * | 2006-06-05 | 2007-12-12 | 本田技研工业株式会社 | 车辆用目视辅助装置 |
JP2008013163A (ja) * | 2006-06-05 | 2008-01-24 | Honda Motor Co Ltd | 車両用視認補助装置 |
JP2008222204A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-09-25 | Honda Motor Co Ltd | 車両用フロントウィンドウ |
US8405911B2 (en) | 2007-11-20 | 2013-03-26 | Honda Motor Co., Ltd. | In-vehicle information display apparatus |
KR101358572B1 (ko) | 2013-11-10 | 2014-02-04 | 최차희 | 반사표시를 통한 안전운전 방법 및 차선지킴이 |
-
2004
- 2004-06-24 JP JP2004213637A patent/JP2006008089A/ja active Pending
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