JP4999614B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、階層的に表示された検索フォルダを編集するための情報処理技術に関するものである。
従来より、データをその格納体系に依存せずに表示させるための機能として、検索フォルダが知られている。検索フォルダとは、あらかじめユーザにより検索条件が設定された仮想的なフォルダである。
検索フォルダは、ユーザより該検索フォルダを開く旨の指示が入力された場合に、データ管理システム下に管理されている全データに対して、該検索フォルダに設定された検索条件に基づく検索を実行する。そして、検索時点で、検索条件にヒットする全データを、その格納場所に関わらず仮想的に同一フォルダ内に存在しているように表示する。
当該機能は、Windows Vista(登録商標)や、Mac OS X、Mozilla Foundationが開発・公開しているオープンソースの電子メールソフトThunderbird等に導入されている。
更に、最近では、検索フォルダを階層的に配置することで絞り込み検索を実現するものも提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−250798号公報
しかしながら、上述のように仮想的なフォルダの階層化が一般的になってくると、種々の問題が生じてくる。
例えば、検索フォルダを展開した状態から、上位に存在する階層の検索フォルダの検索条件を変更しようとした場合、ユーザは、まず、変更対象となる上位の階層まで階層構造を辿り、変更対象となる階層の検索フォルダの検索条件を選択しなければならない。そして、当該検索フォルダの検索条件を変更した後、該検索フォルダより下位の階層を再度展開していく操作が必要である。
図29を用いて、具体的に説明する。例えば、図29の検索フォルダ2907まで展開させた状態から、下記4つの検索フォルダの検索条件は変更せずに、上位の検索フォルダ2903の検索条件「被写体=“お姉ちゃん”」のみを変更する場合について考える。
・検索フォルダ2904:検索条件「ジャンル=“旅行”」
・検索フォルダ2905:検索条件「日付=“2005年”」
・検索フォルダ2906:検索条件「場所=“沖縄”」
・検索フォルダ2907:検索条件「種類=“静止画”」
従来の方法によれば、ユーザは、まず、最下位の階層にある検索フォルダ2907から変更対象の検索フォルダ2903がある階層まで、階層構造を上に辿る。そして変更対象の検索フォルダ2903がある階層に到達した後は、該階層にある下記検索フォルダのうち、変更先の検索フォルダ3003を選択する。
・検索フォルダ2901:検索条件「被写体=“パパ”」
・検索フォルダ2902:検索条件「被写体=“ママ”」
これにより、変更対象の検索フォルダ2903の検索条件が変更されたことになる。このとき、検索フォルダ2903より下位の階層の検索フォルダ2904〜2907に変更がない場合でも、各検索フォルダに再検索させるために、ユーザは、再度、検索フォルダ2904〜2907を展開していく必要がある。つまり、変更先の検索フォルダ2901または2902から順次、検索フォルダを展開していき検索を実行させるという操作が必要である。
このため、従来の階層構造の場合、上位の検索フォルダを編集した場合の、ユーザの負荷が非常に大きいという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、階層的に表示された検索フォルダを編集する場合のユーザの操作負荷を軽減させることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
階層的に表示された検索フォルダを用いてデータを検索する情報処理装置であって、
前記階層的に表示された検索フォルダのうち、移動対象となる検索フォルダの指定を受け付ける受付手段と、
前記指定された検索フォルダの上位または下位に表示されている検索フォルダの位置を移動先として、該指定された検索フォルダを移動させる移動手段と、
前記移動先に移動された前記指定された検索フォルダを、該移動先における上位または下位の検索フォルダとともに階層的に表示する表示手段と、
前記表示手段により階層的に表示された検索フォルダに設定された検索条件と、該検索フォルダより上位に表示された各検索フォルダに設定された検索条件との論理積を満たすデータを検索する検索手段とを備える。
本発明によれば、階層的に表示された検索フォルダを編集する場合のユーザの操作負荷を軽減させることが可能となる。
以下、図面を参照しながら各実施形態の詳細について説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、階層化された検索フォルダを表示する場合の表現形式として、「属性項目=“属性値”」という表現形式(検索フォルダの名称と検索条件とを一致させる表現形式)は採らないこととする。代わりに、属性項目と属性値とをそれぞれ別の階層として表現する表現形式を採ることとする。ただし、本発明にかかる情報処理装置は、いずれの表現形式であってもよいものとする。
1.情報処理装置の構成
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。図1において、101は中央処理装置、102は主記憶装置、103は表示装置、104は入力装置、105は外部記憶装置(コンピュータ読取可能な記憶媒体)、106はバスである。本実施形態にかかる情報処理方法を実現するための制御プログラム(データ管理プログラム)107やその制御プログラムで用いるデータ108や各種テーブル(109〜114)は、外部記憶装置105に記憶される。これらのデータ管理プログラム107やデータ108、各種テーブル(109〜114)は、中央処理装置101の制御のもと、バス106を通じて適宜主記憶装置102に取り込まれ、中央処理装置101によって実行される。
なお、入力装置104には、キーボードやマウス等のほか、所定のリモコン装置が含まれ、本実施形態では、データ管理プログラム107の実行は、入力装置104を介してユーザより入力された各種指示に基づいて行われるものとする。
2.データ管理プログラム107の機能構成
図2は、データ管理プログラム107が実行されることにより実現される各機能を示す機能構成図である。
図2において、201はデータ管理プログラム107が管理対象とするデータ108の本体データおよびその属性データを外部記憶装置105に格納する処理を行うデータ格納部である。なお、データ格納部201は、属性データごとに定義された固有のIDと、属性項目ごと分類された属性値とを対応付けて格納データ情報テーブル109(詳細は後述)に記載する。
更に、本体データごとに定義された固有のIDと、本体データの格納場所とを対応付けて格納場所情報テーブル110(詳細は後述)に記載したうえで、本体データを外部記憶装置105の所定の領域に格納する。
202はデータ格納部201により格納されたデータ108を、表示装置103に表示するための各検索フォルダの検索条件を管理する検索条件管理部である。検索条件管理部202では、属性テーブル111と選択済み条件管理テーブル112とを用いて、検索条件を管理する。なお、属性テーブル111は、各検索フォルダの検索条件として設定可能な属性項目及び属性値が記載されたテーブルであり、選択済み条件管理テーブル112は、ユーザにより選択された検索フォルダの検索条件を記載するテーブルであり、詳細は後述する。
また、検索フォルダの階層構造を管理するために、各検索フォルダに設定された検索条件の階層内における表示順序を記載した表示順管理テーブル113ならびに、階層数が記載された階層数管理テーブル114(いずれも詳細は後述)を管理する。
203は、検索フォルダが検索を実行した場合に、データ管理プログラム107が管理対象とするデータ108の中から、検索フォルダに設定された検索条件を満たすデータを取得する取得処理部である。
取得処理部203では、検索フォルダの実行指示をうけると、該検索フォルダに設定された検索条件と該検索フォルダより上位に表示された各検索フォルダに設定された検索条件との論理積を満たすデータを検索する。
204はデータ表示部であり、生成された検索フォルダを階層的に表示したり、検索フォルダが検索を実行することで取得処理部203が取得したデータの一覧を表示したりする。また、検索フォルダが編集された場合にあっては、編集後の検索フォルダを階層的に表示する。
205は、階層的に表示された検索フォルダのうち、ユーザにより選択された検索フォルダを、他の階層に移動させる場合の、該検索フォルダの指定ならびに移動先の階層の指定を受け付ける表示順変更指示入力部(受付手段)である。
206は表示順変更指示入力部205で受け付けた検索フォルダならびにその移動先の階層の指定に基づいて、指定された検索フォルダ及びその上位ならびに下位の検索フォルダ群を移動させる表示順変更部である。なお、表示順変更部206において各検索フォルダの階層が変更された場合には、取得処理部203が動作し、変更後の各階層の検索フォルダの検索条件に基づいて検索が行われ、データが取得される。
3.各種テーブルの構成
3.1 格納データ情報テーブルの構成
図3は、データ格納部201により属性データが格納される格納データ情報テーブル109の一例を示す図である。
図3に示すように、格納データ情報テーブル109では、属性データを、302〜307等に示す属性項目と、該属性項目に該当する値(属性値)とに分けてリスト形式で管理する。
データ格納部201によりデータ108が外部記憶装置105に新規に格納されると、データ108の属性データは格納データ情報テーブル109に追加され、データ108が削除されると、その属性データが格納データ情報テーブル109から削除される。
なお、データ108の属性データのうち、属性値が付与されていない属性項目がある場合には、格納データ情報テーブル109上の該当する属性項目に対応する属性値には何も入力されない。
ID301は、データ格納部201がデータ108を外部記憶装置105に格納する順番に対応して、一意に割り振られる整数値である。
3.2 格納場所情報テーブルの構成
図4は、格納場所情報テーブル110の一例を示す図である。格納場所情報テーブル110には、データ格納部201で管理するIDと各データ108の本体データの格納場所を示すポインタとが関連付けて格納される。図4において、401はIDを、402は各データの本体データの格納場所を示すポインタを表す。
3.3 属性テーブルの構成
図5は、データ管理プログラム107が管理対象とするデータ108に含まれる属性データを、属性項目と属性値とに分けて記載した属性テーブル111の一例を示す図である。501は各属性項目を表し、502は各属性項目に対応する属性値を表す。属性テーブル111を用いて、データ管理プログラム107が管理対象とするデータ108に含まれる各属性項目の全ての属性値を管理する。
3.4 選択済み条件管理テーブルの構成
図6は、検索条件管理部202で管理する選択済み条件管理テーブル112の一例を示す図である。選択済み条件管理テーブル112では、ユーザにより選択済みの検索フォルダの検索条件を管理する。601は選択された検索フォルダの検索条件の属性項目を表し、602は属性項目601に対応する属性値を表す。図6では、検索条件として、
・属性項目=「被写体」、属性値=“お姉ちゃん”
・属性項目=「ジャンル」、属性値=“旅行”
の2つの検索条件が既に検索フォルダに設定されている。さらに検索条件として他の属性項目、属性値が設定された下位の検索フォルダがユーザにより選択されると、該選択された検索フォルダに設定された属性項目、属性値が選択済み条件管理テーブルに追加される。取得処理部203がデータを取得する際には、選択済み条件管理テーブル112に管理されている情報を検索条件として使用する。
3.5 表示順管理テーブルの構成
図7は、生成された検索フォルダの階層構造を管理するために、各検索フォルダに設定された検索条件の階層内における表示順序を記載した表示順管理テーブル113の一例を示す図である。
図7に示すように、表示順管理テーブルは、階層的に表示された各検索フォルダの検索条件に設定された各属性項目(701)と、その表示順序(702)とから構成される。図7の例では、検索条件として属性項目=“被写体”の検索フォルダが最上位に、以下、属性項目=“ジャンル”→“日付”→“場所”の順で階層が下がっていき、最下位の階層には、属性項目=“種類”の検索フォルダが表示されていることを示している。
3.6 階層数管理テーブルの構成
図8は、階層的に検索フォルダが表示された場合の階層数、即ち、選択済み条件管理テーブル112に格納されている属性項目の数(802)が格納される階層数管理テーブル114の一例を示す図である。
4.データ管理プログラムの処理の流れ
以下、データ管理プログラム107による処理の流れについて説明する。なお、データ管理プログラム107は、生成された検索フォルダに対する実行指示に基づいて、該検索フォルダに設定された検索条件を満たすデータを取得し、表示する処理と、生成された検索フォルダを編集する処理とに大別することができる。本実施形態では、前者を検索処理、後者を編集・再検索処理と称することとし、以下、分けて説明することとする。
4.1 検索処理の流れ
図9は、データ管理プログラム107による検索処理の流れを示す図である。図9に示す検索処理の流れを、検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した図10〜14を参照しながら説明する。
初期状態として、検索条件管理部202において生成された属性テーブル111(図5)に記載の各属性項目501が、ツリー形式の最上位の階層の検索フォルダとして表示される。図10は、属性テーブル111の各属性項目501が検索フォルダとして表示された様子を示している(1001〜1005)。かかる状態のもと、ユーザが検索フォルダ1001〜1005のいずれかを選択すると、選択済み条件管理テーブル112に該選択された検索フォルダに設定されている属性項目が登録される。そして、ユーザが、該選択した検索フォルダを開く旨の指示を入力することにより、図9の検索処理が開始される。
ステップS901では、検索条件管理部202が、絞り込みたい属性項目として、表示された検索フォルダからユーザが選択した検索フォルダの属性項目を、選択済み条件管理テーブル112に基づいて判定する。
ステップS901において、ユーザにより選択された検索フォルダに設定されている属性項目を判定した後は、ステップS902に進む。ステップS902では、取得処理部203が、ユーザにより選択された検索フォルダに設定されている属性項目に対応する属性値を、属性テーブル111を参照することにより抽出する。更に、抽出した属性値をデータ表示部204を介して表示装置103に表示する。
図11は、検索フォルダとして属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダ1001が選択され、検索フォルダ1001を開く旨の指示が入力された場合の表示装置103の表示の一例を示している。
属性テーブル111(図5)によれば、属性項目=“被写体”に対応する属性値としては、“パパ”、“ママ”、“お姉ちゃん”の3つの属性値が抽出されることとなる。このため、検索フォルダ1001の1つ下位の階層には、検索条件として属性値=“パパ”が設定された検索フォルダ1102と、属性値=“ママ”が設定された検索フォルダ1103と、属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダ1104が表示される。
ユーザは、更に検索フォルダ1102〜1104のいずれかを選択する。選択された検索フォルダに設定された属性値は選択済み条件管理テーブル112に登録される。
そこでステップS903では、検索条件管理部202が、絞り込みたい属性値として、表示された検索フォルダからユーザが選択した検索フォルダの属性値を、選択済み条件管理テーブル112に基づいて判定する。
ユーザにより所定の属性値が設定された検索フォルダが選択されると、ステップS904では、取得処理部203が、選択された検索フォルダに設定された属性値を有するデータの一覧を格納データ情報テーブル109に基づいて取得する。そして取得したデータの一覧をデータ表示部204を介して表示装置103に表示する。
図12は、属性値=“お姉ちゃん”が検索条件として設定された検索フォルダ1104が選択されることで、属性項目=“被写体”で属性値=“お姉ちゃん”の属性データを有するデータの一覧が表示された様子を示す図である。
また、ステップS904では、更に、検索条件管理部202が、属性テーブル111と選択済み条件管理テーブル112とに基づいて、まだ表示されていない属性項目(この場合、“被写体”以外の属性項目)を判定する。そして、判定の結果得られた属性項目を設定した検索フォルダを、下位の階層に表示する。
図13は、判定の結果得られた属性項目を設定した検索フォルダを下位の階層に表示した様子を示す図である。
属性テーブル111(図5)によれば、属性項目501としては、“被写体”、“場所”、“ジャンル”、“日付”、“種類”があり、このうち、“被写体”については既に選択されている。このため、属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダ1104の下位の階層には、属性項目=“ジャンル”、“日付”、“場所”、“種類”がそれぞれ設定された検索フォルダ1302〜1305が表示されることとなる(図13参照)。
ステップS905では、ユーザにより更に検索フォルダの選択がなされたか否かを判定する。図13の例では、ユーザは属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダ1104の下位の階層の検索フォルダ1302〜1305のいずれかの検索フォルダを選択することができる。
ユーザにより更に検索フォルダの選択がなされたと判定された場合には、ステップS901に戻り、同様の処理を繰り返す。
図14は、検索処理が繰り返されることで、複数の検索フォルダが階層的に表示された様子を示している。図14の例では、属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダ1104の下位の階層に表示された検索フォルダ1302〜1305のうち、属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダが選択されたことを示している。更に、属性項目=“ジャンル”の属性値として“旅行”が、属性項目=“日付”の属性値として“2005年”が、属性項目=“場所”の属性値として“沖縄”が、属性項目=“種類”の属性値として“静止画”が選択されたことを示している。
一方、ステップS905において、ユーザにより更なる検索フォルダの選択がなされなかったと判定された場合には、検索処理を終了する。
4.2 編集・再検索処理の流れ
図15は、データ管理プログラム107による編集・再検索処理の流れを示すフローチャートである。図15のフローチャートにより示される編集・再検索処理の流れを、図16〜図20を参照しながら説明する。なお、図16(A)は、上記検索処理が完了した状態を示している。
具体的には、下記検索条件を満たすデータが取得されて表示装置103上に階層的に表示された様子を示している。
・属性項目=“被写体”で属性値=“お姉ちゃん”
・属性項目=“ジャンル”で属性値=“旅行”
・属性項目=“日付”で属性値=“2005年”
・属性項目=“場所”で属性値=“沖縄”
・属性項目=“種類”で属性値=“静止画”
ここで、図16(A)の状態から、以下の要件を満たす変更を行う。
・検索フォルダに検索条件として設定された“ジャンル”、“日付”、“場所”、“種類”の4つの属性項目に対応して設定した“旅行”、“2005年”、“沖縄”、“静止画”は変更しない。
・属性項目=“被写体”に対応して設定した属性値“お姉ちゃん”を、“パパ”または“ママ”に変更する。
従来、このような変更を行うにあたっては、次のような操作を行っていた。
まず、検索条件として属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダ1001の下位の階層に表示された検索フォルダのうち、属性値=“パパ”または“ママ”が設定された検索フォルダを選択する。
続いて、属性値=“パパ”または“ママ”が設定された検索フォルダを開くことで表示される検索フォルダの中から、属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダを選択する。さらに属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダを開くことで表示される検索フォルダの中から、属性値=“旅行”が設定された検索フォルダを選択する。
以下、同様に、属性項目=“日付”、属性値“2005年”、属性項目=“場所”、属性値=“沖縄”、属性項目=“種類”、属性値=“静止画”が検索条件としてそれぞれ設定された検索フォルダを選択し、各検索フォルダを開いていく。
つまり、変更しようとする属性値が設定された検索フォルダより、下位の階層の検索フォルダについては、再度、展開しなおさなければならなかった。
一方、本実施形態にかかる情報処理装置では、このようなケースにおいて上述のような操作を行う必要がない。つまり、検索条件を変更しようとする検索フォルダの1つ上位の検索フォルダを、最下位の階層の検索フォルダの更に下位の階層に移動させることで、上記要求に簡単に対応することができる。
具体的には、変更対象の検索フォルダ(属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダ)の1つ上位の検索フォルダ(属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダ)を、最下位の階層の検索フォルダの下の階層に移動させる。図16(B)は移動後の様子を示している。
この状態で、属性値=“パパ”または““ママ”が設定された検索フォルダを開くことで、下記検索条件を満たすデータが取得されて表示装置103上に表示させることが可能となる。
・属性項目=“ジャンル”で属性値=“旅行”
・属性項目=“日付”で属性値=“2005年”
・属性項目=“場所”で属性値=“沖縄”
・属性項目=“種類”で属性値=“静止画”
・属性項目=“被写体”で属性値=“パパ”(または“ママ”)
つまり、検索フォルダに検索条件として設定された“ジャンル”、“日付”、“場所”、“種類”の4つの属性項目に対応して設定した“旅行”、“2005年”、“沖縄”、“静止画”は変更されない。そして、属性項目=“被写体”(1600)に対応して設定した属性値“お姉ちゃん”を、“パパ”または“ママ”に変更させたこととなる。
なお、本実施形態では、上述のように変更対象となる検索フォルダの1つ上位の検索フォルダを移動させる操作を行うにあたり、リモコン装置を用いて、階層的に表示された検索フォルダ群全体を回転させる。つまり、検索フォルダ群の最上位の検索フォルダと最下位の検索フォルダとが連結された無端の環状路(仮想)に沿って、変更対象となる検索フォルダの移動に連動して、検索フォルダ群全体を回転させる。
図17は、リモコン装置の外観構成を示す図である。図17に示すように、リモコン装置は、右回転ボタン1701、左回転ボタン1702を備える。図16(A)から図16(B)の状態への遷移は、左回転ボタン1702を1回押下することで実行可能である。
ここで言う左回転とは、図16(A)に記載の矢印で示すように、最上位の階層以外の階層に位置する検索フォルダに関しては下から上の階層へ1階層ずつ移動し、最上位の階層に位置する検索フォルダに関しては最下位の階層へ移動する動作をいう。
また、右回転とは、最下位の階層以外の階層に位置する検索フォルダに関しては、上から下の階層へ1階層ずつ移動し、最下位の階層に位置する検索フォルダに関しては最上位の階層へ移動する動作をいう。
したがって、編集・再検索処理が開始されると、ステップS1501では、表示順変更指示入力部205が、移動させるべき検索フォルダの選択ならびに回転方向(移動方向)の指示をユーザから受け付ける。
ステップS1502では、表示順変更指示入力部205において受け付けた検索フォルダの選択および回転方向の指示に基づいて、移動させるべき検索フォルダ群および回転方向を認識する。なお、移動させるべき検索フォルダ群とは、選択された検索フォルダ及びその上位ならびに下位に表示されている検索フォルダである。
図16(A)の例では、属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダ1001が選択されている。このため、当該検索フォルダ1001の下位の階層に展開された下記の検索フォルダが移動させるべき検索フォルダ群として認識される。
・属性項目=“被写体”
・属性項目=“ジャンル”
・属性項目=“日付”
・属性項目=“場所”
・属性項目=“種類”
また、回転方向として左回転が認識される。
ステップS1503では、表示順変更部206が、ステップS1502において認識された検索フォルダ群を、認識された回転方向に移動させる処理を行う。
なお、検索フォルダ群の移動には、検索条件管理部202で管理する表示順管理テーブル113が使用される。
図16(A)の例では、表示順管理テーブル113に格納される各属性項目の表示順は、図7の702に示す通りとなっている。
これに対して、図16(A)の状態から図16(B)の状態に遷移するために、リモコン装置の左回転ボタン1702が押下されると、表示順管理テーブル113は、図18のようになる。つまり、最上位の検索フォルダに検索条件として設定された属性項目=“被写体”以外の各属性項目に対応する表示順の値が1ずつ減算される。一方、最上位の検索フォルダに検索条件として設定された属性項目=“被写体”の値は、図8に示す階層数管理テーブル114で管理される階層数の値に変更される。階層数管理テーブル114には、それまでに検索フォルダを展開することにより表示された階層の数、即ち選択済み条件管理テーブル112に格納されている属性項目および属性値の数が格納されている。
また、選択済み条件管理テーブル112は、図16(A)の状態では図19に示す値を保持し、図16(B)の状態に遷移した場合には、図20に示す値を保持することとなる。
つまり、図18の表示順管理テーブル113において表示順が最下位となった検索フォルダに設定された属性項目=“被写体”がないテーブルとなる(図19)。表示順変更部206では、図16に示す表示順管理テーブル113と、図19に示す選択済み条件管理テーブル112の2つのテーブルに基づいて、検索フォルダを階層化することで、検索フォルダ群の回転を実現する。
ステップS1504では、回転後の検索フォルダ群を階層的に表示する。階層的に表示した後は、ステップS1501に戻り、ユーザからの検索フォルダの選択および回転方向の指示を受け付ける。
かかる処理を繰り返すことにより、ボタン1つの操作で、変更対象の属性値が設定された検索フォルダの1つ上位の階層の検索フォルダを最下位の階層に移動させることができる。移動後、変更対象の属性値が設定された検索フォルダを選択することで、所望のデータを容易に取得することができる。
以上の説明から明らかなように、本実施形態によれば、ユーザが検索フォルダを展開した状態において、上位の検索フォルダに設定された検索条件を変更する場合でも、ユーザは簡易な操作のみで、データの絞り込みを行うことが可能となる。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、選択した最上位の検索フォルダを左回転させることで最下位の階層に移動させる場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、最下位の階層に移動させるべき検索フォルダを選択するだけで、当該選択された検索フォルダを最下位の階層に移動させることができるように構成してもよい。
なお、本発明の第2の実施形態にかかる情報処理装置の構成は、上記第1の実施形態にかかる情報処理装置と同様であるため、ここでは説明を省略し、以下では、上記第1の実施形態との差異点を中心に説明する。
図21は、本実施形態にかかる情報処理装置が検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
図21(A)の検索フォルダ2101を選択した状態で、図17に示すリモコン装置のメニューボタン1703を押下すると、最下位の階層に移動すべき対象となる検索フォルダにそれぞれ設定された属性項目のリスト2102が表示される。ここで、最下位の階層に移動すべき検索フォルダに設定された属性項目とは、現在選択している検索フォルダ2101が属する検索フォルダよりも上位の検索フォルダに設定された属性項目である。
図21(A)の例では、属性項目=“場所”、属性項目=“日付”、属性項目=“ジャンル”、属性項目=“被写体”がリスト2102に表示される。
ユーザが、リモコン装置の上ボタン1704と下ボタン1706を用いて移動対象の属性項目を選択し、決定ボタン1705を押下すると、選択された属性項目が設定された検索フォルダが最下位の階層に移動する(図21(B))。
なお、リモコン装置により選択された属性項目以外の属性項目が設定された検索フォルダは、選択された属性項目が設定された検索フォルダが最下位の階層に移動するのに要する階層数分、右または左に回転するように構成しても良い。
例えば、図21(A)において、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダが選択された場合、該検索フォルダを最下位の階層に移動させるのに、左回転の場合、3階層分移動させる必要がある。このため、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダ以外の検索フォルダもそれぞれ3階層分移動することとなる。
リモコン装置により選択された属性項目以外の属性項目が設定された検索フォルダは、選択された属性項目が設定された検索フォルダが移動することによって、移動元の階層(移動により空いた階層)をつめる形で1階層分、上位に移動させるようにしても良い。
例えば、図21(A)において、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダが選択された場合、該検索フォルダが最下位の階層に移動することにより空いた階層に対して、それより下位の検索フォルダがそれぞれ1つずつ上位の階層に移動することとなる。
[第3の実施形態]
上記第2の実施形態では、最下位の階層に移動させることを前提として、移動すべき検索フォルダを選択する構成としたが、本発明は、これに限られない。例えば、移動すべき検索フォルダと、その移動先とを選択することで検索フォルダの移動を実現する構成としても良い。
図22は、本実施形態にかかる情報処理装置が検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
図22(A)の検索フォルダ2201から、最下位の階層に移動すべき対象となる検索フォルダの階層まで、図17に示すリモコンの上ボタン1704と下ボタン1706を用いて移動する。
最下位の階層に移動すべき対象となる検索フォルダに操作対象を移した状態で、メニューボタン1703を押下すると、“最下層に移動”がリスト2202に表示される。決定ボタン1705を押下すると、操作対象の検索フォルダが最下位の階層に移動する(図22(B))。なお、当該検索フォルダの上位ならびに下位の検索フォルダの動作は、上記第2の実施形態と同様であるため、ここでは、説明を省略する。
[第4の実施形態]
上記第2の実施形態では、リモコン装置により選択された属性項目以外の属性項目が設定された検索フォルダは、選択された属性項目が設定された検索フォルダが最下位の階層に移動するのに要する階層数分、右または左に回転するように構成した。あるいは、選択された属性項目が設定された検索フォルダが移動することによって、移動元の階層(移動により空いた階層)をつめる形式で1階層ずつ上位に移動させるように構成した。
しかしながら、本発明はこれに限られず、選択された属性項目が設定された検索フォルダが最下位の階層に移動した場合、もともと最下位の階層に位置していた検索フォルダを、移動元の階層(移動により空いた階層)に移動させるように構成してもよい。つまり、選択された属性項目が設定された検索フォルダと、最下位の階層に位置している検索フォルダとを入れ替えるように構成してもよい。
[第5の実施形態]
上記第1の実施形態では、検索フォルダを階層的に表示するにあたり、同一階層の全ての検索フォルダを表示させることとしたが、本発明はこれに限られず、同一階層の1つの検索フォルダのみを表示させるようにしてもよい。
図23は、本実施形態にかかる情報処理装置が検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
図23(A)では、検索フォルダ2305(属性項目=“被写体”で属性値=“お姉ちゃん”)が実行されることにより取得されたデータ一覧が表示欄2306に表示される。また、検索フォルダ2305の上位の検索フォルダに設定された属性項目および属性値が、2301〜2305に表示される。
なお、図23(A)に示す状態で、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダ2301が、最下位の階層に移動すべき検索フォルダとして選択されると、移動後の表示は、図23(B)のようになる。
すなわち、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダが最下位の階層に移動し、属性項目=“日付”の属性値である“2000年”、“2004年”、“2005年”が表示欄2308に表示されることとなる。
[第6の実施形態]
上記第1の実施形態では、検索フォルダ群が回転により移動した場合に、移動後の各階層の検索フォルダを全て表示する構成としたが、本発明は特にこれに限定されない。
例えば、属性値が設定された検索フォルダについては、更に下位の階層に検索フォルダが展開されたもののみを表示するようにしてもよい。
図24を参照しながら具体的に説明する。図24(A)、(B)は、検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。当該図は、上記第1の実施形態で説明した図16(A)、(B)と同じである。
一方、図24(C)は、本実施形態にかかる情報処理装置において、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
上記第1の実施形態の場合、図24(A)の状態から、検索フォルダ群を左回転させ、図24(B)の状態に遷移させると、移動後の各階層の検索フォルダでは、階層の変化に伴って、それぞれの階層の検索フォルダに変化がないかを確認する必要がある。
図24(B)の例では、属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダの下位の階層の検索フォルダとして、図24(A)の状態では存在しなかった検索フォルダ2401(属性値=“結婚式”が設定された検索フォルダ)が存在している。また、属性項目=“日付”が設定された検索フォルダの下位の階層の検索フォルダとして、図24(A)の状態では存在しなかった検索フォルダ2404(属性値=“2000年”が設定された検索フォルダ)が存在している。
このように、図24(A)から(B)の状態に遷移するにあたり、それぞれの階層の検索フォルダに変化がないかを確認する構成とすると、データ管理プログラムが管理するデータの数に比例して、編集・再検索処理に時間を要することとなる。その結果、編集・再検索処理の結果をユーザに表示するまでの表示時間がかかることとなる。
本実施形態にかかる情報処理装置では、移動後の各階層の検索フォルダに変化がないか否かの確認に要する時間を短縮すべく、属性値が設定された検索フォルダについては、更に下位の階層に検索フォルダが展開されたもののみを表示するように構成している。
図24(C)を参照しながら具体的に説明する。図24(C)において、2405は属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダである。図24(A)の状態では、属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダの下位の階層には、属性値=“学校行事”が設定された検索フォルダと、属性値=“旅行”が設定された検索フォルダの2つの検索フォルダが表示されていた。ここで、当該2つの検索フォルダのうち、属性値=“旅行”が設定された検索フォルダは、更に下位の階層に検索フォルダ(属性項目=“日付”が設定された検索フォルダ)が展開されている。一方、属性値=“学校行事”が設定された検索フォルダは、下位の階層に検索フォルダが展開されていない。
そこで、図24(C)では、属性項目=“ジャンル”が設定された検索フォルダ2405の下位の階層の検索フォルダとして、属性値=“旅行”が設定された検索フォルダのみを表示し、属性値=“学校行事”が設定された検索フォルダについては表示しない。
同様に、属性項目=“日付”、属性項目=“場所”、属性項目=“種類”が設定された検索フォルダについても、それぞれの属性項目に対応する属性値が設定された検索フォルダのうち、1つの検索フォルダのみを表示することとする。
ただし、最下位の階層の検索フォルダについては、該全ての検索フォルダを表示することとする。
なお、本実施形態では、属性項目が設定された検索フォルダのうち、該属性項目に対応する属性値が設定された検索フォルダの表示が省略された検索フォルダについては、網掛け表示するなど表示形式を変更する。これにより、ユーザに対して、検索フォルダが省略されていることを明示する。検索フォルダ2405〜2408は、網掛け表示された検索フォルダを示している。
[第7の実施形態]
上記第1の実施形態では、編集・再検索処理を実行させるにあたり、図17に示すリモコン装置を用いることとしたが、本発明はこれに限定されず、図17に示すリモコン装置以外の入力装置を用いるようにしてもよい。
[第8の実施形態]
上記第1の実施形態では、階層的に表示された検索フォルダのうち、いずれかの検索フォルダの設定を変更する場合に、該変更しようとする検索フォルダの1つ上位の階層の検索フォルダを、最下位の階層に移動させることで対応することとした。
しかしながら、本発明はこれに限定されず、変更しようとする検索フォルダを指定するとともに、変更内容を指示することにより対応できるように構成してもよい。
図25を用いて具体的に説明する。図25は、本実施形態にかかる情報処理装置が検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
図25(A)は、属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダの下位の階層に位置する検索フォルダのうち、属性値=“お姉ちゃん”が設定された検索フォルダが選択され、以下展開された様子を示している。
ここで、ユーザが、属性項目=“被写体”が設定された検索フォルダの下位の階層に位置する検索フォルダのうち、属性値=“ママ”が設定された検索フォルダを選択しなおす場合について説明する。
本実施形態にかかる情報処理装置では、メニュー画面2503を表示させ、ユーザに、該メニュー画面2503にリスト表示された各種メニューの中から、“この階層のみ変更”を選択させる。当該メニューが選択されると、属性値=“ママ”が設定された検索フォルダが選択される。
更に、属性値=“ママ”が設定された検索フォルダの下位の階層の検索フォルダは、現状と同じ検索フォルダが自動的に展開されることとなる(図25(B))。
[第9の実施形態]
上記第1の実施形態では、属性項目が設定される検索フォルダと、属性値が設定される検索フォルダとを分けて表示する構成としたが、本発明はこれに限られず、検索フォルダに設定する検索条件を、「属性項目=属性値」という表現形式としてもよい。
図26を参照しながら具体的に説明する。なお、図26の例では、メールソフトにおける受信メールの検索フォルダを示しており、検索フォルダとして、2601〜2605の5つの検索フォルダが展開されている。
表示欄2606は選択した検索フォルダ内のメールをリスト形式で表示する領域であり、2607は2606で選択されたメールの本文を表示する領域である。検索フォルダを階層的に構成すると、最上位の階層から下位の階層に向かって順番に検索条件の論理積をとることになる。図26を例にとると、検索条件は以下になる。
・検索フォルダ2601により抽出されるデータ:
検索フォルダ2601に設定された検索条件を満たすデータ
・検索フォルダ2602により抽出されるデータ:
検索フォルダ2601と2602に設定された検索条件の論理積を満たすデータ
・検索フォルダ2603により抽出されるデータ:
検索フォルダ2601〜2603に設定された検索条件の論理積を満たすデータ
・検索フォルダ2604により抽出されるデータ:
検索フォルダ2601〜2604に設定された検索条件の論理積を満たすデータ
・検索フォルダ2605により抽出されるデータ:
検索フォルダ2601〜2605に設定された検索条件の論理積を満たすデータ
上位の階層から順番に論理積をとっていくため、特定の階層の検索条件のみを削除したい場合には、該当する検索フォルダを最下位の階層に移動させ、その1つ上のフォルダを選択すればよい。これにより、検索フォルダの削除や検索条件の変更をせずに、所望の検索を実現することができる。
例えば、検索フォルダ2602〜2605に設定された検索条件はそのままで、検索フォルダ2601の検索条件のみ解除させたい場合について説明する。この場合、検索フォルダ2601の検索条件を最下位の階層(2609)に移動させ、移動した検索フォルダの1つ上の検索フォルダ2608を選択することで、この検索条件を除いた4つの検索条件によるメールの絞り込みを行うことが可能となる。
また、検索フォルダ2609と同じ階層に異なる検索条件の検索フォルダを作成して、さらに検索を行うようにしても良い。
なお、検索フォルダの作成は、従来システムと同様である。図27に一例を示す。検索フォルダを作成したいフォルダを選択した状態で、メールソフトのメニューから“検索フォルダの作成”2701を選択する。すると検索条件設定ウィンドウ(図27(B))が起動されるので、そのウィンドウ上から検索条件として検索対象フォルダ、検索項目、検索する文字列を入力する(2702〜2704)。検索フォルダの削除も同様に、削除したい検索対象フォルダを選択した状態で、メニューから“検索フォルダの削除”を選択することで実現できる。
[第10の実施形態]
上記第1の実施形態では、階層的に表示された検索フォルダと、該各検索フォルダによる検索が実行されることにより取得されるデータの一覧とを、別々に表示する構成としたが、本発明はこれに限定されない。
例えば、検索フォルダによる検索が実行されることにより取得されるデータの一覧を、階層的に表示された検索フォルダとともに表示するように構成してもよい。
図28は、本実施形態にかかる情報処理装置が検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。
図28に示すように、本実施形態によれば、階層的に表示された検索フォルダのうち、最下位の階層の検索フォルダによる検索が実行されることにより取得されるデータ(2801〜2803)のアイコンが、階層構造内の対応する位置に表示される。
なお、図28の例では、最下位の階層の検索フォルダによる検索が実行されることにより取得されたデータ2801〜2803のアイコンのみを、階層構造内に表示することとしているが、本発明はこれに限定されるものではない。他の検索フォルダによる検索が実行されることにより取得されるデータのアイコンを、対応する位置に表示するようにしてもよい。
[他の実施形態]
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記録媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記録媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施形態にかかる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 データ管理プログラム107が実行されることにより実現される各機能を示す機能構成図である。 データ格納部201により属性データが格納される格納データ情報テーブル109の一例を示す図である。 格納場所情報テーブル110の一構成例を示す図である。 属性テーブル111の一例を示す図である。 選択済み条件管理テーブル112の一例を示す図である。 表示順管理テーブル113の一例を示す図である。 階層数管理テーブル114の一例を示す図である。 データ管理プログラム107による検索処理の流れを示す図である。 検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した様子を示す図である。 検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した様子を示す図である。 データの一覧が表示された様子を示す図である。 検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した様子を示す図である。 検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した様子を示す図である。 データ管理プログラム107による編集・再検索処理の流れを示すフローチャートである。 検索フォルダを編集する様子を示した図である。 リモコン装置の外観構成を示す図である。 検索フォルダを編集した後の表示順管理テーブル113の一例を示す図である。 検索フォルダを編集する前の選択済み条件管理テーブル112の一例を示す図である。 検索フォルダを編集した後の選択済み条件管理テーブル112の一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダ、ならびに、編集・再検索処理を行うことにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索フォルダを作成する様子を示した図である。 検索処理することにより表示された階層化された検索フォルダの一例を示す図である。 検索フォルダをツリー形式で階層化して表示した様子を示す図である。

Claims (9)

  1. 階層的に表示された検索フォルダを用いてデータを検索する情報処理装置であって、
    前記階層的に表示された検索フォルダのうち、移動対象となる検索フォルダの指定を受け付ける受付手段と、
    前記指定された検索フォルダの上位または下位に表示されている検索フォルダの位置を移動先として、該指定された検索フォルダを移動させる移動手段と、
    前記移動先に移動された前記指定された検索フォルダを、該移動先における上位または下位の検索フォルダとともに階層的に表示する表示手段と、
    前記表示手段により階層的に表示された検索フォルダに設定された検索条件と、該検索フォルダより上位に表示された各検索フォルダに設定された検索条件との論理積を満たすデータを検索する検索手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記移動手段
    前記指定された検索フォルダを、最下位の階層を移動先として移動させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記移動手段
    前記指定された検索フォルダを、最下位の階層を移動先として移動させた場合、該指定された検索フォルダの上位及び下位に表示されていた検索フォルダを、最上位の検索フォルダと最下位の検索フォルダと連結した場合の無端の環状路に沿って、該指定された検索フォルダの移動に連動して移動させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記移動手段
    前記指定された検索フォルダを、最下位の階層を移動先として移動させた場合、該指定された検索フォルダの下位に表示されていた検索フォルダを、1階層ずつ上位の階層に移動させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記移動手段
    前記指定された検索フォルダを、最下位の階層を移動先として移動させた場合、該最下位の階層に表示されていた検索フォルダを、該指定された検索フォルダの移動元の階層に移動させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示手段
    前記移動先における上位または下位に表示された検索フォルダと同一の階層内に他の検索フォルダがある場合でも、該移動先における上位または下位の検索フォルダのみを表示し、該他の検索フォルダが存在しない場合とは異なる表示形式で、該検索フォルダを表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記受付手段、更に、
    前記移動手段により前記指定された検索フォルダを移動させる際の、移動方向の指定を受け付け、
    前記移動手段、前記指定された移動方向に基づいて、前記検索フォルダを移動させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  8. 階層的に表示された検索フォルダを用いてデータを検索する情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の受付手段が、前記階層的に表示された検索フォルダのうち、移動対象となる検索フォルダの指定を受け付ける受付工程と、
    前記情報処理装置の移動手段が、前記指定された検索フォルダの上位または下位に表示されている検索フォルダの位置を移動先として、該指定された検索フォルダを移動させる移動工程と、
    前記情報処理装置の表示手段が、前記移動先に移動された前記指定された検索フォルダを、該移動先においての上位または下位の検索フォルダとともに階層的に表示する表示工程と、
    前記情報処理装置の検索手段が、前記表示工程において階層的に表示された検索フォルダに設定された検索条件と、該検索フォルダより上位に表示された各検索フォルダに設定された検索条件との論理積を満たすデータを検索する検索工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  9. 請求項8に記載の情報処理方法の各工程をコンピュータによって実行させるための制御プログラム。
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