JP4999090B2 - フロアカバー - Google Patents

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本発明は、車両の床部に設けられるパネルの開口部を閉鎖するとともに、その開口部を通過するワイヤハーネスを保護するフロアカバーに関する。
ワイヤハーネスを通過させるための開口部を自動車の床部のパネルに設ける場合、防水及びグロメットの保護のために、前記開口部をフロアカバーによって塞ぐ構成が知られている。
例えば特許文献1は、ワイヤハーネスを貫通させる開口を設けた車体パネルと、前記開口を覆いつつ該開口に連なるトンネル部を車体パネルとの間に形成するプロテクタ(フロアカバー)と、を備え、弾性材からなるグロメットを前記トンネル部に挟設するワイヤハーネスの車体貫通構造を開示する。この特許文献1の構成では、車体パネルの表面とプロテクタの裏面の間にシール材を挟み込んだ状態でプロテクタを車体パネルにビスにより固定しており、両者の間のシール性を確保している。
特開平8−331732号公報
特許文献1に開示される開口閉鎖構造において、前記プロテクタは、金属板をプレス成形することで構成されるのが一般的である。しかしながら、この金属板によるプロテクタは、トンネル部を含めたプロテクタの形状を自由に設計することが難しく、このためにグロメットの形状の設計自由度が低くなり、更にシール性能の確保も困難であった。
また、車体パネル(グロメット)の表面とプロテクタの裏面との距離が一定になりにくいため、シール性能を良好に発揮させるためには、例えば発泡ゴム等からなるシール材を使用して、潰しシロを大きくしてプロテクタを車体パネルに取り付ける必要があった。更に、プロテクタをパネルに取り付ける際は、シール材の復元力に抗するようにプロテクタを手で押さえてパネルに対する位置が動かないように押し付けながら、プロテクタをビスで固定する必要があった。従って、車体パネルに対する取付作業が煩雑であり、作業工数の点で改善の余地が残されていた。また、金属板からなるプロテクタは軽量化が困難であった。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、シール性能が良好で、パネルに対する取付作業が容易なフロアカバーを提供することにある。
課題を解決するための手段及び効果
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の、車両の床部に設けられるパネルの開口部を閉鎖するフロアカバーが提供される。即ち、このフロアカバーは硬質の樹脂によって成形され、前記開口部の周囲に対応する部分には、エラストマによって成形された防水パッキンが設けられる。また、前記開口部の周囲の少なくとも一箇所に対応する部分に、ワイヤハーネスのグロメットを通過させるグロメット開口を備える。前記パネルに対する取付方向と反対側を向く面に肉抜き部が形成される。この肉抜き部には、前記防水パッキンと一体に成形されたエラストマが充填されている。
この構成により、フロアカバー及び防水パッキンを型により成形することで自由度の高い形状設計が可能になり、形状の最適化により開口部のシール性能を容易に向上させることができる。また、グロメット開口の部分においてフロアカバー及び防水パッキンの形状をグロメットに対応させて適切に設計することで、グロメット部分も良好にシールすることができる。また、肉抜き部に水やゴミ等の異物が溜まることを防止できる。また、肉抜き部がエラストマによって埋められるので、耐踏性を向上でき、肉抜き部の破損を防止できる。更に、防水パッキンを成形するためのエラストマが肉抜き部の充填にも用いられるので、フロアカバーの製造工数を低減することができる。
前記のフロアカバーにおいては、前記防水パッキンは、前記硬質の樹脂によって成形された一次成形品が有している凹状の充填溝に前記エラストマを充填しつつ、当該エラストマを金型により防水パッキンの形に成形する二色成形によって、フロアカバーに一体化されていることが好ましい。
前記のフロアカバーにおいては、前記パネルに対する取付方向を向く面に、前記開口部に嵌合可能な凸部が一体的に形成されていることが好ましい。
この構成により、凸部を開口部に嵌合させて位置決めした状態でフロアカバーをパネルに固定することができる。従って、フロアカバーの位置ズレの心配がなく、取付作業が簡単になる。
前記のフロアカバーにおいては、前記凸部には、前記開口部の縁部に係止可能な止め部が一体的に形成されていることが好ましい。
この構成により、止め部を開口部に係止することで凸部の抜止めがされて、フロアカバーのパネルからの浮き上がりを防止できる。従って、フロアカバーを取り付ける作業が一層容易になる。
前記のフロアカバーにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、フロアカバーの前記パネルに対する取付方向と反対側を向く面に固定部が一体的に形成される。この固定部にワイヤハーネスのコネクタを係合可能である。
この構成により、コネクタを固定して保持する機能を有するフロアカバーを提供できる。また、固定部はフロアカバーに一体的に形成されているので、部品点数を低減できる。
前記のフロアカバーにおいては、ワイヤハーネスのコネクタを前記固定部に係合させて備えることが好ましい。
この構成により、コネクタとフロアカバーを1つにまとめることができ、構造を小型化できる。また、コネクタと前記グロメットに関するワイヤハーネスの配索の自由度を高めることができ、かつ、配索をコンパクトなスペースに容易に収めることができる。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るフロアカバーの全体的な構成を示す斜視図である。図2はフロアカバーをパネルに組み付ける様子を示す分解組立斜視図である。
図1に示すフロアカバー11は、自動車(車両)の床部のパネル51に形成された配線用の開口部52を覆うように設けられている。パネル51は、例えば自動車の乗員室の床部に備えられるものであり、所定の厚みの鋼板で構成されている。パネル51は水平に設置され、このパネル51によって乗員室と床下空間とが区画されている。
このパネル51には、図略のワイヤハーネスを通過させるための前記開口部52が貫通状に形成されている。この開口部52は略楕円状に形成されており、この開口部52を介して乗員室と床下空間とが連通している。この開口部52は、乗員室のシートに座る乗員の足元近傍に位置している。前記フロアカバー11は前記開口部52を上側から覆うように配置され、パネル51の床上側の面に取り付けられている。
図2に示すように、パネル51には3つの貫通状の角孔53が形成されている。更に、パネル51にはグロメット取付孔54が形成されている。これら角孔53及びグロメット取付孔54は、前記開口部52の周囲に配置されている。
前記開口部52の周囲の一箇所にはグロメット60が設置されている。このグロメット60は、硬質樹脂製のインナー部材61と、このインナー部材61の一部を覆うエラストマからなるアウター部材62と、により構成されている。
インナー部材61は筒状に成形されており、その内部に前記ワイヤハーネスを挿通できるように構成されている。また、このインナー部材61の一端は前記アウター部材62により被覆されている。この被覆部分において、インナー部材61及びアウター部材62は、断面が略三角形状となるよう形成されている(図1のA−A断面図としての図3を参照)。このアウター部材62は中空状に成形されており、内部にワイヤハーネスを挿通することができる。
グロメット60の下面には、スナップフィット付きの図略の凸部が形成されている。この凸部を前記グロメット取付孔54(図2)に床上側から挿入することにより、グロメット60がパネル51に取り付けられる。グロメット60はパネル51の床上側の面に取り付けられるとともに、前記開口部52の縁部に配置される。また、前記アウター部材62の一端は前記開口部52を通過して、パネル51の床下側に延出している。
図2に示すように、前記角孔53のそれぞれには、合成樹脂製のスクリューグロメット71が床上側から嵌め込まれている。このスクリューグロメット71には、後述するタッピングネジ72を捩じ込んで固定することができる。
フロアカバー11は、硬質の樹脂(本実施形態では、タルク粉末を混合したポリプロピレン)を使用して射出成形することにより製造されている。フロアカバー11の形状は、前記開口部52を全体にわたって覆うことが可能な略平板状の部分を有している。このフロアカバー11は、前記グロメット60の一部に跨って覆うように、パネル51に対し床上側から取り付けられる。
前記角孔53に対応する位置において、前記フロアカバー11には挿通孔21が形成される。この挿通孔21にタッピングネジ(取付部材)72の軸部を床上側から挿通し、下側の前記スクリューグロメット71に固定することで、フロアカバー11をパネル51に固定することができる。
フロアカバー11の上面には、ワイヤハーネスのコネクタ12を設置するための平坦な設置面22が形成されている。また、フロアカバー11には、コネクタ12を取り付けるための係止体(固定部)23が一体形成されている。
前記コネクタ12は、前記グロメット60に挿通されたワイヤハーネスの図示しない電線を接続可能に構成されている。このコネクタ12には、スナップフィットを備えた第1係止具41及び第2係止具42が一体形成されており、第1係止具41が前記係止体23に、第2係止具42が前記係止孔24に、それぞれ係合可能になっている。
前記フロアカバー11を床下側から見た様子が図4に示される。この図4に示すように、フロアカバー11の下面には凸部25が一体形成されている。この凸部25は楕円を一部切り欠いたような輪郭を有しており、パネル51の前記開口部52に嵌合可能に構成されている。
前記凸部25の側面には複数の仮止め体(止め部)26が一体形成されており、仮止め体26のそれぞれはスナップフィットを有している。この構成で、前記開口部52に前記凸部25を挿入すると、この仮止め体26のスナップフィットが開口部52の縁部に係止し、凸部25が開口部52から抜けるのを規制することができる。
この構成で、フロアカバー11をパネル51に固定するときは、前記凸部25を開口部52に差し込んで嵌合し、更に前記仮止め体26を開口部52に係止させる。これにより、フロアカバー11をパネル51に対し位置決めできるとともに、フロアカバー11のパネル51からの浮き上がりも防止できる。従って、フロアカバー11の位置を合わせたり手で押さえる必要なしに、タッピングネジ72を用いてフロアカバー11を簡単に固定することができる。
フロアカバー11の下面において、前記開口部52の周囲の一箇所に対応する部分には、床上側に凹となるV字状の凹部27が形成されている。この凹部27はフロアカバー11の端部まで延びて、当該フロアカバー11の側壁にグロメット開口28を形成している。図1に示すように、このグロメット開口28は、前記グロメット60のアウター部材62被覆部分の形状に対応して、略三角形状に形成されている。
そして、フロアカバー11をパネル51に取り付けるときは、図2に示すように、前記凹部27をグロメット60の一部(アウター部材62で被覆された部分)にかぶせるように配置する。これにより、グロメット60は図1に示すように、一部は外部に露出し、残りの部分は前記グロメット開口28を通過してフロアカバー11内に収容される。
図4に示すように、前記開口部52の周囲に対応する位置において、フロアカバー11の下面には防水パッキン29が備えられる。この防水パッキン29は無端状に形成されており、前記凸部25の周囲を取り囲むように略楕円弧状に配置される部分と、前記凹部27の内壁に沿って略V字状に配置される部分と、を有している。
防水パッキン29は、下方へ突出した二重の薄いリップ部30を長手方向に沿って備えるように成形される。このリップ部30は容易に変形しながら、前記パネル51の上面(開口部52の周囲)又はグロメット60の上面に良好に密着可能になっている。
前記防水パッキン29は熱可塑性エラストマによりなり、いわゆる二色成形を行うことによりフロアカバー11に一体化されている。
このフロアカバー11は、例えば以下のように製造することができる。即ち、最初に一次成形品を、タルクを混合したポリプロピレン樹脂により成形する。この一次成形品は、図3に示すように、前記防水パッキン29に対応する位置に凹状の充填溝31を有する形状とする。次に、型開きして一次成形品をコア側に保持したままキャビティ型を交換し、今度はエラストマを前記充填溝31に充填するとともに前記防水パッキン29の形に成形し、固化させる。こうして、二次成形品(複合成形体)としてのフロアカバー11を得ることができる。
上記のように、本実施形態のフロアカバー11は、当該フロアカバー11及び防水パッキン29の形状を金型により成形することとしている。従って、自由度の高い成形が可能であり、シール性能を良好に発揮させるように形状を設計できる。例えば前記凹部27の部分では、図3に示すように、グロメット60の断面三角形の部分に隙間なく密着するように防水パッキン29の形状が設計されている。従って、シール性能に優れたフロアカバー11とすることができる。また、前述のように二色成形を行うことにより、防水パッキン29をフロアカバー11と隙間なく一体化させることができ、この意味でもシール性能を向上させることができる。更に、フロアカバー11は硬質樹脂で成形されるので、金属板のフロアカバーと比較して軽量化が容易である。
なお、図2等に示すように、フロアカバー11の例えば前記凹部27を形成した部分の上面には、複数の肉抜き部32が並べて設けられ、前記の射出成形時にヒケが上面に形成されるのを防止している。この肉抜き部32は、上側を開放させた中空状に形成されている。
そして図3に示すように、上方開放状の肉抜き部32の底面には貫通状の連通孔33が形成され、この連通孔33を介して充填溝31と肉抜き部32とが連通している。従って、防水パッキン29の成形のためのエラストマを前記充填溝31に充填する際に、当該エラストマは肉抜き部32内にも流入し、エラストマ充填部34が構成される。これにより、肉抜き部32の内部に異物や水が溜まることを防止できる。
図1及び図3に示すように、エラストマは肉抜き部32の上端まで充填されており、この結果、当該肉抜き部32を塞ぐように平坦面が形成されている。また、図1に示すように、この平坦面の高さは、フロアカバー11に取り付けられたコネクタ12の上面とほぼ同じ高さとなっている。これにより、例えば乗員の踏付けによる圧力を均等に分散でき、耐踏性を向上できる。
以上に説明したように、本実施形態においてパネル51の開口部52を閉鎖するフロアカバー11は、硬質の樹脂によって成形される。また、前記開口部52の周囲に対応する位置において、前記フロアカバー11には、エラストマによって成形された防水パッキン29が設けられる。そして、フロアカバー11は、前記開口部52の周囲の一箇所に対応する位置に、ワイヤハーネスのグロメット60を通過させるグロメット開口28を備えている。
これにより、フロアカバー11及び防水パッキン29を型により成形することで、その形状を自由に設計でき、開口部52のシール性能を容易に向上させることができる。また、グロメット60を通過させるグロメット開口28の部分において、フロアカバー11及び防水パッキン29の形状を当該グロメット60の形状に対応して適切に設計することで、シール性能を更に向上することができる。
また、フロアカバー11は、そのパネル51に対する取付方向を向く面(下面)に、前記開口部52に嵌合可能な凸部25が一体的に形成されている。
これにより、凸部25を開口部52に嵌合させて位置決めした状態でフロアカバー11をパネル51に固定することができる。従って、フロアカバー11の位置ズレの心配がなく、タッピングネジ72を用いた取付作業が簡単になる。
また、前記凸部25には、前記開口部52の縁部に係止可能な仮止め体26が一体的に形成されている。
これにより、仮止め体26を開口部52に係止することで凸部25の抜止めがされて、フロアカバー11のパネル51からの浮き上がりを防止できる。従って、フロアカバー11をタッピングネジ72で固定する作業が一層容易になる。
また、前記フロアカバー11において、パネル51に対する取付方向と反対側を向く面(即ち、上面)には、係止体23が一体的に形成される。そして、この係止体23に対し、ワイヤハーネスのコネクタ12を係合可能に構成されている。
これにより、コネクタ12を固定して保持する機能を有するフロアカバー11を提供できる。また、係止体23はフロアカバー11に一体的に形成されているので、部品点数を低減できる。
また、本実施形態のフロアカバー11は、ワイヤハーネスのコネクタ12を前記係止体23に係合させて備える。
これにより、コネクタ12とフロアカバー11を1つにまとめることができ、小型化が容易である。また、コネクタ12に接続され前記グロメット60を挿通するワイヤハーネスの配索の自由度を高めることができ、かつ、配索をコンパクトなスペースに容易に収めることができる。
また、前記フロアカバー11には、当該フロアカバー11を開口部52に装着する方向と反対側を向く面(即ち、上面)に肉抜き部32が形成される。この肉抜き部32には、前記防水パッキン29と一体に成形されたエラストマが充填され、エラストマ充填部34が構成されている。
この構成により、肉抜き部32に水やゴミ等の異物が溜まることを防止できる。また、肉抜き部32がエラストマによって埋められるので、乗員の踏付け等により上から外力が加わっても、その圧力を分散させることにより、肉抜き部32の破損を防止できる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、以上の構成は例えば以下のように変更することができる。
フロアカバー11の原料としては、タルクを混合したポリプロプレンに限定されず、硬質の樹脂である限り様々な原料を用いることができる。例えば、ABS樹脂を使用することが考えられる。
ワイヤハーネスのグロメット60を1つだけ備える構成に代えて、2つ以上のグロメットが開口部52を通過する構成に変更することができる。この場合、フロアカバー11において、前記凹部27及びグロメット開口28を2つ以上備えれば良い。
グロメット60の断面形状及びグロメット開口28の形状は、三角形とすることに代えて、例えば半円形、台形等に変更することができる。
本発明の一実施形態に係るフロアカバーの全体的な構成を示す斜視図。 フロアカバーをパネルに組み付ける様子を示す分解組立斜視図。 図1のA−A断面矢視図。 フロアカバーを床下側から見た斜視図。
符号の説明
11 フロアカバー
12 コネクタ
23 係止体(固定部)
25 凸部
26 仮止め体(止め部)
28 グロメット開口
29 防水パッキン
32 肉抜き部
34 エラストマ充填部
51 パネル
52 開口部
60 グロメット

Claims (6)

  1. 車両の床部に設けられるパネルの開口部を閉鎖するフロアカバーであって、
    硬質の樹脂によって成形され、
    前記開口部の周囲に対応する部分には、エラストマによって成形された防水パッキンが設けられ、
    前記開口部の周囲の少なくとも一箇所に対応する部分に、ワイヤハーネスのグロメットを通過させるグロメット開口を備え
    前記パネルに対する取付方向と反対側を向く面に肉抜き部が形成され、
    この肉抜き部には、前記防水パッキンと一体に成形されたエラストマが充填されていることを特徴とするフロアカバー。
  2. 請求項1に記載のフロアカバーであって、
    前記防水パッキンは、前記硬質の樹脂によって成形された一次成形品が有している凹状の充填溝に前記エラストマを充填しつつ、当該エラストマを金型により防水パッキンの形に成形する二色成形によって、フロアカバーに一体化されていることを特徴とするフロアカバー。
  3. 請求項1又は2に記載のフロアカバーであって、
    前記パネルに対する取付方向を向く面に、前記開口部に嵌合可能な凸部が一体的に形成されていることを特徴とするフロアカバー。
  4. 請求項に記載のフロアカバーであって、
    前記凸部には、前記開口部の縁部に係止可能な止め部が一体的に形成されていることを特徴とするフロアカバー。
  5. 請求項1からまでの何れか一項に記載のフロアカバーであって、
    前記パネルに対する取付方向と反対側を向く面に固定部が一体的に形成され、
    この固定部にワイヤハーネスのコネクタを係合可能であることを特徴とするフロアカバー。
  6. 請求項に記載のフロアカバーであって、
    ワイヤハーネスのコネクタを前記固定部に係合させて備えることを特徴とするフロアカバー。
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