JP4998206B2 - 無線通信装置、無線通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置及び制御方法に関する。本発明は、移動通信システムにおいて、移動局における間欠受信を行うタイミングを特定するための法則が変更し得る場合に用いると特に好適である。
間欠的な受信を行う無線通信システムの典型的な例としての移動通信システムが挙げられる。
移動通信システムは、一般に、基地局と移動局とを含み、基地局と移動局との間で無線通信が行われる。移動局は、基地局から何らかの通知がなされることを期待して常時受信処理を試みることもできるが、受信処理負荷の低減等を目的として、間欠的な受信を行う場合がある。即ち、移動局は、所定の法則で特定されるタイミング(例えば、所定の周期)で間欠的な受信処理を実行する。一方、基地局は、移動局が所定の法則で特定可能なタイミング(所定の周期)で間欠的な受信処理を実行することを認識しており、移動局に対して何らかの通知を行う場合は、移動局が受信処理を実行するであろうタイミングで通知(送信)を実行する。
これによれば、移動局は間欠的な受信処理を実行することにより、基地局からの通知を受信することができ、突発的な通知を受信するために常時受信処理を実行しなければならないという負荷から開放されることとなる。
尚、基地局は、その所定の周期を報知情報により移動局に通知することができる。周期自体を通知することもできるが、周期を特定するために必要となる1又は複数のパラメータを報知情報として送信することで、移動局が、それぞれ所定の周期を特定できるようにしてもよい。
W-CDMAを例に挙げて、周期の特定方法の具体的な例について説明する。
W-CDMAでは、無線フレームに対して、フレーム番号(SFN:system frame number)が付与されており、移動局は、以下の式で定まるフレーム番号が付与された無線フレームについて間欠的な受信処理を実行する。
Cell SFN = [IMSI mod (DRX cycle length div PBP)] * PBP + n * DRX cycle length + Frame Offset
= [IMSI mod (DRX cycle length )] + n * DRX cycle length
(n = 0,1,2…(但し、SFNは最大値以下となる範囲))
尚、式中においてIMSI(International Mobile Subscriber Identity)は、各端間固有のIDであり、各端末は、端末固有の情報として記憶している。また、PBP(Paging Block Periodicity)は、モードにより異なる値をとり得るが、FDDモード(ここではFDDモードとする)の場合は1である。NpとDRX cycle lengthは、基地局からBCHを介して報知されるパラメータである。Frame Offsetは、モードにより異なる値をとり得るが、FDDモード(ここではFDDモードとする)の場合は0である。
従って、移動局は、上記式によって定まるSFNを持つ無線フレームの受信を試みる。但し、W-CDMAの場合は、まず、PICH(Paging Indicator Channel)の受信を行って、呼び出し信号の有り、無しを判定し、呼び出し信号有りを検出した場合に、所定フレーム遅れて送信されるPCHの受信(着信を通知するための呼び出し信号や周期変更の通知の受信)を行う。ここで、PICHは、無線フレーム内に複数含まれるため、移動局は、何番目のPICHを受信するかを特定する。
具体的には、無線フレーム内に配置される複数のPICHのうち、以下の式で定まるP番目のPICHを移動局は受信する。
PI = DRX Index mod Np = (IMSI div 8192)mod Np
Figure 0004998206
式からも明らかなように、Pは、SFNに応じて変化するため、無線フレーム内で受信すべきPICHは、受信する無線フレーム番号に応じて変化する。
3GPP TS 25.304 3GPP TS 25.331 3GPP TS 25.211
上述したように、移動局は、所定の法則で特定されるタイミング(例えば、所定の周期)で間欠受信を行うことができるが、基地局側の都合でその法則(例えば、周期)の変更が必要となる場合が想定される。例えば、着信のトラフィックに応じて周期の変更が必要となる場合がある。着信トラフィックが所定の基準より高い場合は、移動局への通知機会を増大させるべく、周期を短くし、着信トラフィックが所定の基準より低い場合は、移動局への通知機会を低下させ、移動局の受信処理負荷を低減させるのでる。
図1に、法則(例えば、周期)を変更する場合の処理の流れを示す。
移動局は、まず、基地局が送信する同期信号を受信して同期を確立し、この基地局が送信する報知情報(BCH)を受信することで、間欠的な受信(ここではPCHの間欠受信)を行うタイミングを特定するために必要な法則を特定するためのパラメータ(法則データ)を取得(W-CDMAでは、NpやDRX cycle lengthである)する。
図の例では、周期T1が間欠的な受信を行う周期としてこれらのパラメータによって特定され、無線フレームの先頭から所定のオフセットずれたタイミングで、周期T1で移動局は間欠受信を行っている。尚、この例では、移動局は、その周期に合わせて電源をONすることで消費電力の削減を行っている。
ここで、基地局が、移動局が行う間欠受信の周期を変更する場合について検討する。
基地局は、法則(周期)の変更前は、変更前の第1の法則(周期T1)を特定可能とするパラメータ(第1法則データ)を移動局に送信しているが、周期の変更後は、変更後の第2の法則(周期T2)(ここでは、T2>T1)を特定可能とするパラメータ(第2法則データ)を移動局に送信するため、図のように、周期の変更前後で、報知情報の内容を変えている。
一方、移動局は、第1の法則(周期T1)で間欠受信動作しているため、基地局が第2の法則(周期T2)に切替えたことを認識する必要がある。
そこで、基地局は、法則(周期)を変更する前に、移動局が第1の法則(周期T1)で間欠受信しているPCHにより、その移動局に対して法則(周期)が変更される旨(BCHを受信すべき旨)通知し、移動局は、PCHを受信することで、BCHを受信すべきことを検出する。移動局が、その通知により、BCHの受信を行うと、新たな第2の法則(周期)を特定するために必要なパラメータ(第2法則データ)を受信するため、移動局は、新たな第2の法則(周期T2)を特定することができる。従って、基地局における周期の切り替えに合わせて、間欠受信周期をT2に切り替え、その後も基地局からの通知を間欠受信期間内で受信することができる。
しかし、図2のように、移動局が法則(周期)が変更される旨(BCHを受信すべき旨)の通知の受信に失敗した場合は、移動局は、法則(周期)が変更されたことを検出しないため、基地局による法則(周期)切替え後も、変更前の第1の法則(周期T1)で間欠受信処理を続行するため、新たな第2の法則(周期T2)で基地局から送信されるPCHを受信できず、基地局からの通知を受信できない状態に陥ってしまうこととなる。
そこで、本発明は、間欠受信の周期の変更がなされた場合に生じえる問題を少しでも低減することを目的とする。
本発明においては、第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を送信する無線通信装置において、前記ある無線通信装置に対して無線信号を送信する送信部と、該所定の信号の送信の後、呼び出し信号を送信する際に、前記第1の法則によって定まるタイミング及び前記第2の法則によって定まるタイミングの双方で該呼び出し信号を送信するように前記送信部を制御する制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
好ましくは、前記制御部は、前記所定の信号の送信の後、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記ある無線通信装置に対して前記所定の信号を再度送信するように前記送信部を制御する。
好ましくは、前記所定の信号の送信の後に行う前記所定の信号の再度の送信は、前記呼び出し信号を送信しない場合に実行される。
また、本発明においては、第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を無線通信装置から送信する無線通信システムにおける制御方法において、前記無線通信装置は、該所定の信号の送信の後、呼び出し信号を送信する際に、前記第1の法則によって定まるタイミング及び前記第2の法則によって定まるタイミングの双方で該呼び出し信号を送信し、前記ある無線通信装置は、前記所定の信号を受信できなかった場合に、その後、前記第1の法則によって定まるタイミングで前記呼び出し信号を受信する、ことを特徴とする制御方法を用いる。
本発明においては、第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を送信し得る無線通信装置において、前記ある無線通信装置に対して無線信号を送信する送信部と、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記ある無線通信装置が、前記法則の変更が発生していないことを検出可能とする信号を前記送信部から送信させる制御部と、を備えたことを特徴とする無線通信装置を用いる。
また、本発明においては、第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を送信する第1無線通信装置から送信される無線信号を該第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠的に受信する、第2無線通信装置において、前記第1無線通信装置から送信される信号を受信する受信部と、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記第1無線通信装置が送信する、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号を前記受信部により受信させ、該所定の信号の受信状況に応じて、前記第1の無線通信装置が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報を前記受信部により受信させる制御部と、を備えたことを特徴とする第2の無線通信装置を用いる。
また、本発明においては、第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を送信する第1無線通信装置から送信される無線信号を、第2無線通信装置が該第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠的に受信する無線通信システムにおける制御方法において、該第2無線通信装置は、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記第1無線通信装置が送信する、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号を受信し、該所定の信号の受信状況に応じて、前記第1無線通信装置が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報を受信する、ことを特徴とする制御方法を用いる。
本発明によれば、間欠受信の周期の変更がなされた場合に生じえる問題を低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
〔a〕第1実施形態の説明
この実施例では、第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う無線通信装置(例えば移動局)に対して、無線通信装置(例えば移動局)が、第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を無線通信装置(例えば基地局)から送信する無線通信システムにおいて、無線通信装置(例えば基地局)は、所定の信号の送信の後、呼び出し信号を送信する際に、第1の法則によって定まるタイミング及び第2の法則によって定まるタイミングの双方で呼び出し信号を送信し、無線通信装置(例えば移動局)は、所定の信号を受信できなかった場合であっても第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を受信する。
これによれば、無線通信装置(例えば移動局)は、所定の信号の受信に失敗した場合であっても、変更前の法則に従うことで呼び出し信号を受信することができる。
以下、図3〜5を用いて第1実施形態について詳細に説明する。
・無線通信装置(例えば基地局)
図3は、移動通信システムにおける基地局1を無線通信装置(第1無線通信装置)として用いる場合の無線通信装置の構成を示している。
基地局1は、カウンタ10、法則データバッファ11、符号化部12、変調部13、送信部14、タイミング制御部15、旧法則データバッファ16、呼び出し信号バッファ17、符号化部18、変調部19を備える。
基地局1は、タイミングの基準として用いるカウンタ10を備え、カウンタ10から与えられるタイミング信号に基づいて、法則データバッファ11に格納している法則データ、呼び出し信号バッファ17に格納している呼び出し信号の送信を行う。
即ち、基地局1は、現在適用している法則を特定可能な情報である法則データを符号化部12により符号化(例えば、誤り訂正符号化)し、変調部13でQPSK、QAM等の変調処理を施してから送信部14において増幅等の無線信号の送信に必要とされる処理を施してアンテナから送信する。
法則データは、基地局1が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報である。法則データの例としては、呼び出し信号の送信タイミングを直接示す情報(例えば、無線フレーム番号)、呼び出し信号の送信タイミングを求める演算に用いる1又は複数のパラメータ(例えば、W-CDMAの場合はNpとDRX cycle length等)、呼び出し信号の送信周期・オフセット情報等が挙げられる。
尚、送信部14は、好ましくは現在適用している法則を特定可能な法則データを(所定の周期で)繰り返し送信する。そして、新たな法則データに切り替えられた場合は、新たな法則データ(第2法則データ)が送信データバッファ11に格納され、以降、新たな法則データが基地局1から送信されることとなる。
一方、タイミング制御部15は、適用している法則(送信している法則データにより特定される法則)に従って特定される、移動局に呼び出し信号を送信可能なタイミングで、呼び出し信号バッファ部17に格納している呼び出し信号を送信するように、呼び出し信号バッファ部17、符号化部18、変調部19、送信部14等を制御する。
ここで、呼び出し信号バッファ部17には、移動局に対する着信があったことを移動局に通知するための呼び出し信号が格納されており、この呼び出し信号は着信に応じて上位網側から与えられる。
例えば、ある移動局について呼び出し信号を送信可能なタイミグが第1の法則により、偶数番号のフレームであった場合、その移動局に対する呼び出し信号は、タイミグ制御部15の制御の下、送信部14から偶数番号のフレームで送信される。もちろん、呼び出し信号がない場合は、呼び出し信号を送信可能なタイミングであったとしても呼び出し信号を送信する必要はない。尚、法則データの変更を行う場合は、法則データバッファ11からタイミング制御部15に変更通知が与えられ、タイミング制御部15は、呼び出し信号バッファに、所定の信号(C)を格納する。
所定の信号(C)としては、例えば、法則の変更があったことを移動局に通知する信号、変更後の法則データ、報知情報の受信指示等のように、移動局が法則の変更を検出する契機となる信号が挙げられる。尚、この所定の信号(C)は、報知される法則データが変更される前に、基地局の無線エリア内の各移動局に対して、それぞれの間欠受信タイミングで送信することが望ましい。
基地局1は、新法則データを法則データバッファ11に設定することで、報知する法則データを新しい法則データに切り変えるが、その際、以前に適用していた法則データは、旧法則データバッファ16に格納される。
そして、上記のように、法則データの変更に応じて所定の信号(C)を移動局に対して送信するが、その後、呼び出し信号を送信する際に、タイミング制御部15は、新法則データにより特定される送信タイミングだけでなく、旧送信データにより特定される送信タイミングでも呼び出し信号の送信を行うように、各部(呼び出し信号バッファ17、送信部14等)の制御を行う。
また、所定の信号(C)の送信後、移動局に対して着信がなく、呼び出し信号を送信する必要がない場合、旧法則によって定まるタイミングでは、所定の信号(C)を再度送信する。尚、先に送信した所定の信号(C)と全く同一の内容の信号でなくとも、移動局が法則の変更があったことを検出する契機となる信号であれば内容が異なってもよい。
尚、所定の信号(C)の送信後、移動局に対して着信がなく、呼び出し信号を送信する必要がない場合、新法則によって定まるタイミングでは、移動局2に対して特段信号を送信しないようにすることもできる。
・無線通信装置(例えば移動局)
図4は、移動通信システムにおける移動局2を、ある無線通信装置(第2無線通信装置)として用いる場合の無線通信装置の構成を示している。
移動局2は、カウンタ20、受信制御部21、受信部22、復調部23、復号化部24、法則データ受信処理部25、呼び出し信号受信処理部26、着信処理部27を備える。
移動局2は、タイミングの規準として用いるカウンタ20を備え、カウンタ20から与えられるタイミング信号に基づいて、受信制御部21は、受信部22を制御して、間欠的な受信処理を実行する。尚、受信タイミングは、法則データ受信処理部25により基地局1から取得した法則データによって特定されるタイミングである。尚、法則データは、基地局1から報知情報として送信されることができる。
受信制御部21により受信処理を制御される受信部22は、基地局1から送信された無線信号を間欠的に受信し、受信結果を復調部23に与える。復調部23は、与えられた受信結果に対して復調処理を施し、復調結果を復号化部24に与える。復号化部24で復号され、誤り訂正等の処理が施されたデータは、データ種別に応じて法則データ受信処理部25、呼び出し信号受信処理部26にそれぞれ与えられる。
即ち、基地局1から法則データを受信した場合は、法則データ受信処理部25に与えられ、適用されている法則が特定される。例えば、周期、オフセット等の間欠受信を行うべきタイミングを特定する演算式で使用するパラメータが法則データとして法則データ受信処理部25に与えられる。
間欠受信により受信したデータは、呼び出し信号受信処理部26に与えられ、呼び出し信号である場合は、着信処理部27に与えられ、着信処理に必要とされる基地局1との通信を実行する。
間欠受信により受信したデータが、所定の信号(C)である場合は、受信処理部21を制御して、法則データが送信されるチャネル(例えばBCH)の受信を行うように、受信制御部21に指示する。例えば、基地局1が、所定の無線フレームで法則データを送信する場合は、その無線フレームを受信すべく受信部22等を制御し、受信した新しい法則データを法則データ受信処理部25に与える。これにより、以降、新たらしい法則データに基づいて特定された新しい法則により特定されるタイミングで、呼び出し信号の受信が実行される。
・法則変更に関わる制御方法
次に、図5を用いて、適用される法則が旧法則(第1の法則データにより特定)から新法則(第2の法則データにより特定)に変更された場合における、基地局1と移動局2との間の送受信処理について説明する。
まず、基地局1の送信部14は、法則データバッファ11に設定された第1の法則データを送信している。ここでは、基地局1が形成する無線エリア内の移動局に対して報知すべく、報知チャネル(BCH)を用いて、法則データを送信している。
ここでは、ある移動局について呼び出し信号を送信する可能性のあるタイミングは、第1の法則により、周期T1毎におとずれ、図のようなオフセットを持つタイミングであるとする。
移動局2は、この基地局1との間で同期を確立し、BCHを介して第1の法則データを法則データ受信処理部25で受信すると、受信制御部21に、第1の法則データに従ったタイミングを指示する。従って、受信制御部21は、図のように、呼び出し信号(PCH)の間欠送信タイミングに合わせて受信部22を制御することで、間欠受信を実行する。
この例では、受信を行う期間におい受信部(復調部、復号化部を含めてもよい)に対する電力の供給し、その他の期間(BCHの受信期間等特別な受信期間は除く)では、電力の供給を停止している。もちろ、本実施例における無線通信システムが、セルラー方式に対応した移動通信システムに対応する場合には、間欠的な受信を行わない期間において、他の基地局からの無線信号を受信するように受信部22を制御することもできる。
尚、図において、PCHの送信において、点線で示したタイミングは、実際に呼び出し信号、所定の信号(C)が送信されることを示している。
さて、図のように、第1の法則によって定まるPCHの送信タイミングのうち、第1のタイミングと、第2のタイミングは、移動局2に対して着信がないため、呼び出し信号が送信されていない。
ここで、基地局1において、法則を変更する必要が発生したとする。すると、法則データバッファ11には、新法則データ(第2の法則データ)が格納され、古い法則データ(第1の法則データ)は旧法則データバッファ16に格納されることとなる。
そして、タイミング制御部15は、呼び出し信号バッファ17に対して、所定の信号(C)を与え、符号化部18、変調部19、送信部14を介して、この所定の信号(C)を送信させる。尚、所定の信号(C)の送信タイミングは、第1の法則に従った呼び出し信号の送信タイミングに対応する。
通常であれば、移動局2の受信制御部21によってなされる間欠受信制御により、この所定の信号(C)は、受信部22によって受信され、呼び出し信号受信処理部26により検出されるため、受信制御部21は、法則データの受信を行うべくBCHの受信処理を受信部22に実行させる。
しかし、このケースにおいては、受信部22は、無線環境の影響等によって、所定の信号(C)の受信に失敗したとする。即ち、PCHの第3のタイミングにおける無線信号の受信に失敗したとする。
その後、基地局1は、法則データバッファ11に格納された新たな法則データ(第2の法則データ)の送信を開始するとともに、タイミング制御部15は、呼び出し信号バッファ17から呼び出し信号を第2の法則データに従ったタイミングで送信するように送信部14等を制御する。図5における第5、7、8、9番目のPCHがそのタイミングに対応する。
但し、この実施例においては、第1の法則によって定まる第4、第6のPCHにおいても移動局2に対して送信が行われる。
この例では、法則変更後、移動局2に対する着信があったため、第4、第5のPCHの双方において呼び出し信号が移動局2に対して送信される。
従って、移動局2は、所定の信号(C)の受信に失敗した場合であっても、法則変更前の第1のタイミングで送信される呼び出し信号を受信することで着信処理を実行することができる。もちろん、所定の信号(C)の受信に成功した場合であっても、法則変更後の第2のタイミングで送信される呼び出し信号を受信することで着信処理を実行することができる。尚、このような、新旧双方の法則に従った呼び出し信号の送信は、法則変更後、所定期間、所定回数(1回又は2回以上)等に渡って実行することもできる。
この例では、移動局2は、第4のPCHのタイミングで送信された呼び出し信号の受信に成功している。
そして、基地局1は、移動局2に対する着信がなく、呼び出し信号の送信を行う必要がない場合は、図の第6のPCHのように、所定の信号(C)を再度送信する。これにより、法則変更の検出契機を逸した移動局2に対して、更なる法則変更の検出契機を与えることができるからである。
従って、再度送信された所定の信号(C)を受信した移動局2の呼び出し信号受信処理部26は、法則変更があったことを認識し、法則変更後における3番目の無線フレームにおいて、BCHを受信するように、受信部22を制御する。これにより、新法則(第2の法則)の特定に必要なパラメータ(第2の法則データ)を受信し、法則データ受信処理部25に与えることができる。
その後、移動局2の受信制御部21は、第2の法則データによって特定される呼び出し信号の送信タイミングに合わせて間欠受信を実行し、第1の法則データによって特定される呼び出し信号の送信タイミングに合わせて間欠受信は行わない。
従って、図における9番目のPCHのタイミング(第2の法則に従ったタイミング)において呼び出し信号を受信することができることとなる。
以上のように、この実施例によれば、間欠受信の周期の変更がなされた場合に生じえる問題(呼び出し信号を受信できない等といった問題)の低減が図られる。
尚、4番目のPCHのタイミングで送信する呼び出し信号に所定の信号(C)を含めることで、呼び出し信号を送信する場合においても、移動局2に法則の変更があり、BCHを受信する必要性が生じたことを通知することもできる。
〔b〕第2実施形態の説明
この実施例では、第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を送信する第1無線通信装置(例えば基地局)から送信される無線信号を、第2無線通信装置(例えば移動局)が第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠的に受信する場合に、第2無線通信装置(例えば移動局)は、第1の法則によって定まるタイミングで、第1無線通信装置(例えば基地局)が送信する、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号(M)を受信し、所定の信号(M)の受信状況に応じて、第1無線通信装置(例えば基地局)が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報を受信するようにする。
これによれば、第1の無線通信装置(例えば移動局)が、呼び出し信号の送信を行うタイミングを定める法則を変更した場合に、所定の信号(M)が受信できなくなるため、第2の無線通信装置(例えば基地局)は、法則変更があったものと推定して、第1無線通信装置(例えば基地局)が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能となる。
以下、図6〜8を用いて第2実施形態について詳細に説明する。
・無線通信装置(例えば基地局)
図6は、移動通信システムにおける基地局3を無線通信装置(第1無線通信装置)として用いる場合の無線通信装置の構成を示している。
基地局3は、カウンタ30、法則データバッファ31、符号化部32、変調部33、送信部34、タイミング制御部35、確認信号生成部36、呼び出し信号バッファ37、符号化部38、変調部39を備える。
基地局3は、タイミングの基準として用いるカウンタ30を備え、カウンタ30から与えられるタイミング信号に基づいて、法則データバッファ31に格納している適用中の法則データ、呼び出し信号バッファ37に格納している呼び出し信号の送信を行う。
即ち、基地局3は、現在適用している法則を特定可能な情報である法則データを符号化部32により符号化(例えば、誤り訂正符号化)し、変調部33でQPSK、QAM等の変調処理を施してから送信部34において増幅処理等を施してアンテナから送信する。
法則データは、基地局が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報である。法則データの例としては、呼び出し信号の送信タイミングを直接示す情報(例えば、無線フレーム番号)、呼び出し信号の送信タイミングを求める演算に持ちる1又は複数のパラメータ(例えば、W-CDMAの場合はNpとDRX cycle length等)、呼び出し信号の送信周期・オフセット情報等が挙げられる。
尚、送信部34は、好ましくは、現在適用している法則を特定可能な法則データを(所定の周期で)繰り返し送信する。そして、新たな法則データに切り替えられた場合は、新たな法則データ(第2法則データ)が送信データバッファ31に格納され、以降、新たな法則データが基地局3から送信されることとなる。
一方、タイミング制御部35は、適用している法則(送信している法則データにより特定される法則)に従って特定される、移動局に呼び出し信号を送信可能なタイミングで、呼び出し信号バッファ部37に格納している呼び出し信号を送信するように、呼び出し信号バッファ部37、符号化部38、変調部39、送信部34等を制御する。
ここで、呼び出し信号バッファ部37には、移動局に対する着信があったことを移動局に通知するための呼び出し信号が格納されており、この呼び出し信号は着信に応じて上位網側から与えられる。
例えば、ある移動局について呼び出し信号を送信可能なタイミグが第1の法則により、偶数番号のフレームであった場合、その移動局に対する呼び出し信号は、タイミグ制御部35の制御の下、送信部31から偶数番号のフレームで送信される。もちろん、呼び出し信号がない場合は、呼び出し信号を送信可能なタイミングであったとしても呼び出し信号を送信する必要はない。尚、法則データの変更を行う場合は、法則データバッファ31からタイミング制御部35に変更通知が与えられ、タイミング制御部35は、呼び出し信号バッファに、所定の信号(C)を格納する。
所定の信号としては、例えば、法則の変更があったことを移動局に通知する信号、変更後の法則データ、報知情報の受信指示等のように、移動局が法則の変更を検出する契機となる信号が挙げられる。尚、この所定の信号(C)は、報知される法則データが変更される前に、基地局の無線エリア内の各移動局に対して、それぞれの間欠受信タイミングで送信することが望ましい。
基地局3は、新法則データを法則データバッファ31に設定することで、報知する法則データを新しい法則データに切り変える。
そして、上記のように、法則データの変更に応じて所定の信号(C)を移動局に対して送信し、その後、呼び出し信号を送信する際に、タイミング制御部35は、新法則データにより特定される送信タイミングで呼び出し信号の送信を行う(旧法則データにより特定される送信タイミングでは呼び出し信号の送信を行わない)ように、各部(呼び出し信号バッファ37、送信部34等)の制御を行う。
また、基地局3は、確認信号生成部36を備えており、呼び出し信号を送信しない場合であっても、現在適用している法則によって定まるタイミングで、移動局が、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号(M)(確認信号)を送信する。
基地局3は、法則を切り替えた場合は、所定の信号M(確認信号)の送信タイミングは、法則切り替え後の呼び出し信号の送信タイミングで送信するようにする。
尚、所定の信号Mは、所定の周期L又はM(Mは1又は複数)回の呼び出し信号の送信タイミングのうち1回送信すればよい。ここでは、所定の周期Lを適用することとする。尚、呼び出し信号と競合する場合は、呼び出し信号を優先し、所定の信号Mの送信は行わないこととしてもよい。もちろん、所定の信号Mの送信を優先し、所定の信号Mを送信しない場合に、呼び出し信号を送信することもできる。
・無線通信装置(例えば移動局)
図7は、移動通信システムにおける移動局4を、ある無線通信装置(第2無線通信装置)として用いる場合の無線通信装置の構成を示している。
移動局4は、カウンタ40、受信制御部41、受信部42、復調部43、復号化部44、法則データ受信処理部45、呼び出し信号受信処理部46、着呼処理部47、確認信号処理部48を備える。
移動局4は、タイミングの規準として用いるカウンタ40を備え、カウンタ40から与えられるタイミング信号に基づいて、受信制御部41は、受信部42を制御して、間欠的な受信処理を実行する。尚、受信タイミングは、法則データ受信処理部45により取得した法則データによって特定されるタイミングである。
受信制御部41により受信処理を制御される受信部42は、基地局3から送信された無線信号を間欠的に受信し、受信結果を復調部43に与える。復調部43は、与えられた受信結果に対して復調処理を施し、復調結果を復号化部44に与える。復号化部44で復号され、誤り訂正等の処理が施されたデータは、データ種別に応じて法則データ受信処理部45、呼び出し信号受信処理部46にそれぞれ与えられる。
即ち、基地局3から法則データを受信した場合は、法則データが法則データ受信処理部45に与えられ、適用されている法則を特定する。例えば、周期、オフセット等の間欠受信を行うべきタイミングを特定する演算式で使用するパラメータが法則データとして法則データ受信処理部25に与えられる。
間欠受信により受信したデータは、呼び出し信号受信処理部46に与えられ、呼び出し信号である場合は、更に、着信処理部47に与えられ、移動局4は、着信処理に必要とされる基地局3との通信を実行する。
間欠受信により受信したデータが、所定の信号(C)である場合は、受信処理部41を制御して、法則データが送信されるチャネルの受信を行うように、受信制御部21を制御する。例えば、基地局3が、所定の無線フレームで法則データを送信する場合は、その無線フレームを受信すべく受信部42等を制御し、受信した新しい法則データを法則データ受信処理部45に与える。
また、呼び出し信号受信処理部46は、呼び出し信号、所定の信号Mを取得した場合は、確認信号処理部48にそれらの信号を与える。
確認信号処理部48は、所定の信号Mが所定の周期(又はM(Mは1又は複数)回の呼び出し信号の送信タイミングのうち1回)で受信できているかどうかを検出する。例えば周期Lで基地局3が送信することを認識しており、周期Lで所定の信号Mを受信できないことを検出した場合は受信制御部41を制御して法則データの受信を行わせる。法則データ受信処理部45は、適用中の法則データと、新たに受信した法則データとが異なる場合は、新たに受信した法則データに従ったタイミングで呼び出し信号を受信するように受信制御部41を制御する。
尚、周期Lで所定の信号Mを複数回連続して受信できなくなったことを法則データの受信条件とすることもできる。
・法則変更に関わる制御方法
図8を用いて法則が変更された場合の基地局、移動局の動作について説明する。
図のように、法則変更前においては、基地局3は、第1の法則にしたがって周期T1で到来する呼び出し信号の送信タイミングを認識し、移動局4に対する着信があれば、呼び出し信号をそのタイミングで送信する。この場合は、法則切り替え前において呼び出し信号が送信されない例を示している。
移動局4は、法則1に従って、間欠受信を行っているが、基地局3は、呼び出し信号を送信しない場合であっても、所定の周期(この場合は2×T1)で、確認信号生成部36で生成した所定の信号Mを送信している(図における第1、第3のPCHの送信タイミング参照)。
従って、移動局4は、所定の信号Mを法則1に従った間欠受により受信し、確認信号処理部48で処理する。即ち、所定の周期(2T1)で所定の信号Mを受信できているかどうか判定する。
この例では、第1、第3のPCHの送信タイミングで所定の信号Mを受信できているため、確認信号処理部48は、BCHを特別に受信する処理は行わず、法則1に従った間欠受信を実行する。
ここで、基地局3は、法則を変更すべく、第4のPCHの送信タイミングで所定の信号(C)を送信するが、移動局4の受信部42は、無線環境の影響によりこの所定の信号(C)を受信できなかったものとする。
すると、移動局4は、基地局3が呼び出し信号を送信するタイミングを切り変えた後も、第1の法則に従って間欠受信動作を行うこととなる。
しかし、所定の信号M(又は呼び出し信号)を受信すべきタイミングで所定の信号Mを受信できない(この場合、2回連続して受信できない)ことを、確認信号処理部48は検出する。
すると、確認信号処理部48は、法則データの確認条件を満たしたと判定し、受信制御部41に受信部42を制御させ、BCHを受信させる。
移動局4は、BCHの受信により、第2の法則データを受信し、第2の法則データは、法則データ受信処理部45に入力される。
法則データ受信処理部45は、記憶している現在適用中の法則と、受信した第2の法則データにより特定される第2の法則とが相異することを検出し、受信した第2の法則データによって定まるタイミングで呼び出し信号を受信するように、受信制御部41に指示する。
従って、その後は、第2の法則に従って呼び出し信号の間欠受信を行うとともに、所定の周期Lで送信される所定信号Mを用いた、確認信号処理部48による確認処理が実行される。
尚、法則変更後は、周期Lは、異なる周期L'に変更することもできる。新たな周期L'は、BCHで送信することが好ましい。移動局4は、BCHの受信により、第2の法則データ及び周期L'の双方を受信し、法則変更後における所定の信号Mの受信確認に適用する周期をL'に変更する。
以上の例では、W-CDMAにおけるPICHによる呼び出し信号の有、無情報の送信ついて言及していないが、呼び出し信号を送信する場合には、PICHにより呼び出し信号有りを事前に通知し、呼び出し信号を送信しない場合には、PICHにより呼び出し信号無しを事前に通知してもよい。
法則を変更する場合の処理の流れを示す。 移動局が法則の変更の検出契機を逸した場合の処理の流れを示す。 無線通信装置の例としての基地局の構成を示す。 無線通信装置の例としての移動局の構成を示す。 法則が変更された場合における基地局と移動局との間の送受信処理を示す。 無線通信装置の例としての基地局の構成を示す。 無線通信装置の例としての移動局の構成を示す。 法則が変更された場合における基地局と移動局との間の送受信処理を示す。
符号の説明
1 基地局
2 移動局
3 基地局
4 移動局
10 カウンタ
11 法則データバッファ(記憶部)
12 符号化部(符号化装置)
13 変調部(変調器)
14 送信部(トランスミッタ)
15 タイミング制御部(制御装置)
16 旧法則データバッファ(記憶部)
17 呼び出し信号バッファ(記憶部)
18 符号化部(符号化装置)
19 変調部(変調器)
20 カウンタ
21 受信制御部(制御装置)
22 受信部(レシーバ)
23 復調部(復調器)
24 復号部(復号化装置)
25 法則データ受信処理部(制御装置)
26 呼び出し信号処理部(制御装置)
27 着信処理部
30 カウンタ
31 法則データバッファ(記憶部)
32 符号化部(符号化装置)
33 変調部(変調器)
34 送信部(トランスミッタ)
35 タイミング制御部(制御装置)
36 確認信号生成部(信号ジェネレータ)
37 呼び出し信号バッファ(記憶部)
38 符号化部(符号化装置)
39 変調部(変調器)
40 カウンタ
41 受信制御部(制御装置)
42 受信部(レシーバ)
43 復調部(復調器)
44 復号部(復号化装置)
45 法則データ受信処理部(制御装置)
46 呼び出し信号処理部(制御装置)
47 着信処理部
48 確認信号処理部(制御装置)

Claims (7)

  1. 第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を送信する無線通信装置において、
    前記ある無線通信装置に対して無線信号を送信する送信部と、
    該所定の信号の送信の後、呼び出し信号を送信する際に、前記第1の法則によって定まるタイミング及び前記第2の法則によって定まるタイミングの双方で該呼び出し信号を送信するように前記送信部を制御する制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記制御部は、前記所定の信号の送信の後、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記ある無線通信装置に対して前記所定の信号を再度送信するように前記送信部を制御する、
    ことを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記所定の信号の送信の後に行う前記所定の信号の再度の送信は、前記呼び出し信号を送信しない場合に実行される、
    ことを特徴とする請求項2記載の無線通信装置。
  4. 第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を無線通信装置から送信する無線通信システムにおける制御方法において、
    前記無線通信装置は、該所定の信号の送信の後、呼び出し信号を送信する際に、前記第1の法則によって定まるタイミング及び前記第2の法則によって定まるタイミングの双方で該呼び出し信号を送信し、
    前記ある無線通信装置は、前記所定の信号を受信できなかった場合に、その後、前記第1の法則によって定まるタイミングで前記呼び出し信号を受信する、
    ことを特徴とする制御方法。
  5. 第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠受信を行う、ある無線通信装置に対して、該ある無線通信装置が、該第1の法則から第2の法則への適用すべき法則の変更を検出する契機となる所定の信号を送信し得る無線通信装置において、
    前記ある無線通信装置に対して無線信号を送信する送信部と、
    前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記ある無線通信装置が、前記法則の変更が発生していないことを検出可能とする信号を前記送信部から送信させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする無線通信装置。
  6. 第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を送信する第1無線通信装置から送信される無線信号を該第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠的に受信する、第2無線通信装置において、
    前記第1無線通信装置から送信される信号を受信する受信部と、
    前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記第1無線通信装置が送信する、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号を前記受信部により受信させ、該所定の信号の受信状況に応じて、前記第1の無線通信装置が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報を前記受信部により受信させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする第2の無線通信装置。
  7. 第1の法則によって定まるタイミングで呼び出し信号を送信する第1無線通信装置から送信される無線信号を、第2無線通信装置が該第1の法則によって定まるタイミングに従って間欠的に受信する無線通信システムにおける制御方法において、
    該第2無線通信装置は、前記第1の法則によって定まるタイミングで、前記第1無線通信装置が送信する、法則の変更が発生していないことを検出可能とする所定の信号を受信し、
    該所定の信号の受信状況に応じて、前記第1無線通信装置が呼び出し信号の送信タイミングとして適用している法則を特定可能な情報を受信する、
    ことを特徴とする制御方法。
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