JP4998055B2 - 露光装置、画像形成装置 - Google Patents
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ただし、このような構成を採用した場合、各感光体ドラム上において結像される光の走査線の傾きに違いが生じ、その結果、各色感光体ドラム上に形成されたトナー像を重ね合わせた際に色ずれが生じてしまうことがあった。このため、例えば走査線の傾きを吸収できるように結像レンズのレンズ形状を設定しておく技術が開示されている(例えば特許文献1参照)。
請求項2記載の発明は、前記保持部材は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記一端側を保持し、前記固定手段は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記他端側を固定することを特徴とする請求項1記載の露光装置である。
請求項3記載の発明は、前記保持部材には、4つの前記個別レンズが前記副走査方向に並べて保持されるとともに、4つの当該個別レンズには、当該副走査方向に対して対称な複数の前記光が入射するように構成され、前記副走査方向に並べて配置される4つの前記個別レンズのうち、当該副走査方向において1番目に配置される個別レンズおよび4番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに前記主走査方向に対する向きを反転させた状態で前記保持部材に保持され、当該副走査方向において2番目に配置される個別レンズおよび3番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに当該主走査方向に対する向きを反転させた状態で当該保持部材に保持されることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置である。
請求項4記載の発明は、前記偏向部材にて偏向された複数の前記光が入射し、複数の前記個別レンズに向けて複数の当該光を出射する単一の共通レンズをさらに含み、前記共通レンズにおける光の入射面はアナモルフィック非球面で構成されるとともに、当該共通レンズにおける光の出射面はyトーリック面で構成され、複数の前記個別レンズのそれぞれにおける光の入射面はyトーリック面で構成され、複数の当該個別レンズのそれぞれにおける光の出射面は前記副走査方向の曲率が前記主走査方向に沿って変化する面で構成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の露光装置である。
請求項6記載の発明は、前記保持部材は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記一端側を保持し、前記固定手段は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記他端側を固定することを特徴とする請求項5記載の画像形成装置である。
請求項7記載の発明は、前記保持部材には、4つの前記個別レンズが前記副走査方向に並べて保持されるとともに、4つの当該個別レンズには、当該副走査方向に対して対称な複数の前記光が入射するように構成され、前記副走査方向に並べて配置される4つの前記個別レンズのうち、当該副走査方向において1番目に配置される個別レンズおよび4番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに前記主走査方向に対する向きを反転させた状態で前記保持部材に保持され、当該副走査方向において2番目に配置される個別レンズおよび3番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに当該主走査方向に対する向きを反転させた状態で当該保持部材に保持されることを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置である。
請求項2記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、保持部材および保持部材にて保持される個別レンズによって光の光路が妨げられるという事態を回避することおよび各個別レンズの位置の調整範囲を広く確保することができる。
請求項3記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、4つの光路を形成するために必要な個別レンズの種類(形状)を、光路の数の半分となる2つで実現することができる。
請求項4記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、各個別レンズの面形状を簡易なものとすることができる。
請求項5記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、例えば隣接する2つの個別レンズの位置ずれを調整する場合に、一方の個別レンズの調整と他方の個別レンズの調整とを併行して行うことが可能になる。
請求項6記載の発明によれば、保持部材および保持部材にて保持される個別レンズによって光の光路が妨げられるという事態を回避することおよび各個別レンズの位置の調整範囲を広く確保することができる。
請求項7記載の発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、4つの光路を形成するために必要な個別レンズの種類(形状)を、光路の数の半分となる2つで実現することができる。
<実施の形態1>
図1は、本実施の形態が適用される画像形成装置1の構成の一例を示した図である。図1に示す画像形成装置1は、電子写真方式を用いた所謂タンデム型のデジタルカラープリンタであって、各色の画像データに対応して画像形成を行う画像形成プロセス部70、画像形成装置1全体の動作を制御する制御部80、例えばパーソナルコンピュータ(PC)3やスキャナ等の画像読取装置4等から受信した画像データに所定の画像処理を施す画像処理部81、処理プログラムや画像データ等が記憶される例えばハードディスク(Hard Disk Drive)にて実現される主記憶部82を備えている。
そして、各画像形成ユニット10は、画像形成装置1本体に対して着脱自在に構成され、例えば現像器13内のトナーが消費されたり、感光体ドラム11が寿命に達した場合等には、画像形成ユニット10単位で交換される。
現像器13は、画像形成ユニット10それぞれにおいて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色トナーと磁性キャリアとからなる二成分現像剤を保持して、感光体ドラム11上に形成された静電潜像を各色トナーで現像する。
ドラムクリーナ14は、ウレタンゴム等のゴム材料により形成された板状部材を感光体ドラム11表面に接触させて、感光体ドラム11上に付着したトナーや紙粉等を除去する。
さらに、各画像形成ユニット10の感光体ドラム11と接触しながら移動するように、記録材である用紙Pを搬送する用紙搬送ベルト30が配置されている。用紙搬送ベルト30は、用紙Pを静電吸着するフィルム状の無端ベルトで形成されている。そして、駆動ロール32とアイドルロール33とに掛け渡されて循環移動し、感光体ドラム11との間に用紙Pが略鉛直方向下方から上方に向けて搬送される用紙搬送路M1を形成している。
用紙搬送ベルト30の感光体ドラム11側の最上流部には、用紙搬送ベルト30を帯電する吸着ロール34が配置されている。用紙搬送ベルト30は、表面が吸着ロール34により所定電位に帯電されることで、用紙Pを安定的に静電吸着させる。
また、用紙搬送路M1に沿って用紙搬送ベルト30の下流側には、用紙P上の未定着トナー像に対して熱および圧力による定着処理を施す定着器40が設けられている。
一方、排紙側には、定着器40にて定着処理された用紙Pを搬送する排紙ロール54、片面プリントの場合には用紙Pを装置本体上部に設けられた排紙積載部90に向けて排出し、両面プリントの場合には所定のタイミングで排紙積載部90に向けた回転方向から逆方向に反転することで、定着器40にて片面が定着された用紙Pを両面搬送路M2に向けて送り出す反転ロール55が配設されている。加えて、両面搬送路M2には、両面搬送路M2に沿って複数の搬送ロール56が設けられている。
各色トナー像が静電転写された用紙Pは、画像形成ユニット10Kの下流で用紙搬送ベルト30から剥離され、定着器40に搬送される。用紙Pが定着器40に搬送されると、用紙P上の未定着トナー像は、熱および圧力による定着処理を受けて用紙Pに定着される。各色トナー像が定着された用紙Pは、画像形成装置1の排出部に設けられた排紙積載部90に積載される。一方、両面プリント時には、両面搬送路M2を経由して再度の同様な画像形成動作が行なわれた後、排紙積載部90に積載されることとなる。
図2は、本実施の形態のレーザ露光器20の概略構成を説明する側断面図である。図2に示したように、レーザ露光器20は、例えば4つの半導体レーザからなる光源21を備えている。さらに、光源21からの各レーザ光に対応して設けられた4つのコリメータレンズ22、シリンダーレンズ23、例えば正六角面体で形成された偏向部材の一例としての回転多面鏡(ポリゴンミラー)24、各レーザ光が共通に通過する共通レンズとしての共通fθレンズ25、複数の折り返しミラー26、各レーザ光が個別に通過する4つの個別fθレンズ27K、27C、27M、27Y(以下の説明では、「個別fθレンズ27」と総称することがある)を備えている。なお、本実施の形態では、共通fθレンズ25と個別fθレンズ27とによってfθレンズが構成される。また、レーザ露光器20は、ハウジング28内に構成され、レーザ光の外部への漏洩や各光学部材への埃等の付着を抑えている。さらにレーザ露光器20には、画像形成装置1内に設置するためのハウジング28と一体的に設けられた支持シャフト28a、複数の個別レンズの一例としての個別fθレンズ27K、27C、27M、27Yを固定する保持部材としてのレンズ固定フレーム29が備えられている。
ただし、本実施の形態では、各光源21から出射されるレーザ光LK、LC、LM、LYの発光波長が同一であるため、各光源21から出射されるレーザ光LK、LC、LM、LYを各感光体ドラム11上に導くためには、各レーザ光LK、LC、LM、LYを空間分離することが必要となる。例えば偏向反射面24aに対し副走査断面内で斜め方向からレーザ光LK、LC、LM、LYを入射させると、目的の空間分離が可能となるが、レーザ露光器20を小型化すれば空間分離のための光路長が短くなるために偏向反射面24aに対する入射角度を大きくせざるを得ず、感光体ドラム11上での走査線曲がりや結像成能の劣化という問題が発生する。これに対応するため、本実施の形態では後述するように共通fθレンズ25および各個別fθレンズ27の面形状の設定を行っている。
また、上記した線像は、ポリゴンミラー24の偏向反射面24aの近傍に結像し、fθレンズは副走査方向に関して偏向反射面24aを物点として光スポットを感光体ドラム11の表面上に結像させるので、この走査光学系は、偏向反射面24aの面倒れを補正する機能を有している。
ただし、露光位置の主走査方向ずれを改善するための調整を行った際に副走査方向ずれが大きくなったり、逆に露光位置の副走査方向ずれを改善するための調整を行った際に主走査方向ずれが大きくなったりすることは好ましくない。
そこで、本実施の形態では、個別fθレンズ27を調整対象として選択するとともに、副走査方向の特性を調整するための面には主走査方向の性能に影響する特性を持たせない面形状とし、また、主走査方向の特性を調整するための面には副走査方向の性能に影響する特性を持たせない面形状としている。
共通fθレンズ25にレーザ光が入射する面を入射面S1、出射する面を出射面S2とするとき、入射面S1はアナモルフィック非球面となっており、出射面S2はyトーリック面となっている。
ここで、yトーリック面である出射面S2はx方向、つまり副走査方向の曲率が常に一定であり、下記z(y)で表される形状をy軸の周りに回転してできる面形状となっている。
すなわち、
CUY:光軸原点の主走査方向曲率
K:コーニック定数
A,B,C,D:y軸方向の高次の係数
とすると、
共通fθレンズ25の出射面S2は次の式で表される。
CUX:光軸原点の副走査方向曲率
CUY:光軸原点の主走査方向曲率
Kx:副走査方向コーニック定数
Ky:主走査方向コーニック定数
AR,BR,CR,DR:回転対称の偶数次係数
AP,BP,CP,DP:回転対称の奇数次係数
とすると、
共通fθレンズ25の入射面S1は次の式で表される。
個別fθレンズ27にレーザ光が入射する面を入射面S3、出射する面を出射面S4とするとき、入射面S3はyトーリック面となっており、出射面S4はxy面上でx1(y)で作られる母線を頂点とし、曲率半径R(y)が主走査方向の位置yで決まる円弧を連ねて作られる面となっている。この出射面S4は母線が湾曲し副走査方向の曲率が主走査方向に沿って変化する面である。
入射面S3は前述の共通fθレンズ25の出射面S2と同様の式で表される。
これに対して個別fθレンズ27の出射面S4は次の式で表される。
上記のように、出射面S4の面形状を規定することで、主走査方向の特性を調整すれば副走査方向の性能にも影響が出てしまう、あるいは副走査方向の特性を調整すれば主走査方向の性能にも影響が出てしまうといった事態が生じにくくなっている。
すなわち副走査方向の特性(例えばサジタル・オフセット時の走査線湾曲補正と副走査方向の像面湾曲補正)を満たすための面すなわち個別fθレンズ27の出射面S4には、主走査方向の性能に影響する特性を持たせない面形状を設定し、また逆に主走査方向の特性(リニアリティ補正、主走査方向の像面湾曲補正)を満たすための面すなわち個別fθレンズ27の入射面S3には、副走査方向の性能に影響する特性を持たせない面形状を設定することで、主走査方向/副走査方向独立にレンズの性能を追い込んで行くことが可能となっている。
図5は、このようなスキューの発生要因を説明するための図である。
図5(a)は、回転するポリゴンミラー24にて偏向されるレーザ光を、ポリゴンミラー24の回転方向に直交する方向から見た図である。なお、ポリゴンミラー24は、回転軸24bを中心として図中矢印方向に回転しているものとする。また、ポリゴンミラー24の偏向反射面24aには、入射光(レーザ光)LIが照射される。
この例では、回転するポリゴンミラー24が図中実線で示す位置に到達したときに主走査方向1ライン分の走査を開始し、この偏向反射面24aが図中破線で示す状態に到達したときにその走査を完了する。なお、図中に示す偏向反射面24a(S)は走査開始時における偏向反射面24aの位置を、偏向反射面24a(E)は走査完了時における偏向反射面24aの位置を、それぞれ示している。
ここで、図5(a)を参照すると、走査開始時と走査完了時とで入力光LIに対する偏向反射面24aの反射位置が異なっていることがわかる。具体的に説明すると、走査完了時における反射位置は、走査開始時における反射位置よりも感光体ドラム11から遠ざかる。
本実施の形態では、上述したように、ポリゴンミラー24に対する各レーザ光の入射角度を副走査方向に異ならせたサジタル・オフセット入射方式を採用している。このため、入射光LIは、図中に示すように偏向反射面24aに対して副走査方向に傾いた状態で入射されてくる。すると、上述したように走査開始時と走査完了時とで偏向反射面24aの位置が異なっているために、走査開始時の反射光LR(S)の感光体ドラム11上での露光位置と、走査完了時の反射光LR(E)の感光体ドラム11上での露光位置とが副走査方向にずれる。
その結果、図5(c)に示すように、主走査方向1ライン分の光書き込みを行った際に、そのラインの始点と終点とが副走査方向にΔだけずれる、いわゆるスキューが生じてしまうことになる。
本実施の形態におけるレンズ部271は、図6(b)および図4に示したように、長手方向すなわち主走査方向に対称なレンズ形状を有している。また、レンズ部271は、主走査方向と直交する副走査方向にパワーすなわち屈折力を有している。
また、ハウジング28の側壁のうち、各個別fθレンズ27K、27C、27M、27Yの自由端側と対向する部位には、それぞれ2個ずつ貫通口28bが形成されている。ここで、図8は、レーザ露光器20の側部拡大図を示している。図8に示すように、各貫通口28bはそれぞれが長方形の形状を有している。
本実施の形態は、実施の形態1とほぼ同様であるが、実施の形態1では個別fθレンズ27の主走査方向一端部を軸として個別fθレンズ27を回転させていたのに対し、本実施の形態では、個別fθレンズ27の主走査方向中央部を軸として個別fθレンズ27を回転させるようにしたものである。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様のものについては、同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
この個別fθレンズ27は、主走査方向に沿って伸びるレンズ部271と、レンズ部271の周囲を囲う枠部272と、枠部272の短手方向一端側の中央部すなわちレンズ部271の主走査方向中央部から側方に突出して形成される第1凸部278と、枠部272の短手方向逆端側の中央部すなわちレンズ部271の主走査方向中央部から第1凸部278とは逆方向に突出して形成される第2凸部279とを備えている。ここで、第1凸部278および第2凸部279は、それぞれ円弧状の端面形状を有している。
Claims (7)
- 複数の光を出射する光源と、
前記光源から出射される複数の前記光が、副走査方向にそれぞれ異なる角度にて入射されるとともに、複数の当該光を、当該副走査方向と直交する主走査方向に偏向する偏向部材と、
前記偏向部材にて偏向された複数の前記光それぞれに対応して前記副走査方向に並べて設けられ、それぞれが前記主走査方向に沿って延びるとともに、当該主走査方向に対して対称であって当該副走査方向に屈折力を有するレンズ形状を備えた複数の個別レンズと、
前記副走査方向に並べて配置される複数の前記個別レンズのうち、当該副走査方向において奇数番目に配置される個別レンズについては前記主走査方向の一端側を軸とし、当該副走査方向において偶数番目に配置される個別レンズについては当該主走査方向の他端側を軸として、複数の当該個別レンズを透過する前記光の光軸に垂直な面内で複数の当該個別レンズをそれぞれ回転可能に保持する保持部材と、
前記保持部材に回転可能に保持された複数の前記個別レンズを当該保持部材に固定する固定手段と
を含む露光装置。 - 前記保持部材は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記一端側を保持し、
前記固定手段は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記他端側を固定すること
を特徴とする請求項1記載の露光装置。 - 前記保持部材には、4つの前記個別レンズが前記副走査方向に並べて保持されるとともに、4つの当該個別レンズには、当該副走査方向に対して対称な複数の前記光が入射するように構成され、
前記副走査方向に並べて配置される4つの前記個別レンズのうち、当該副走査方向において1番目に配置される個別レンズおよび4番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに前記主走査方向に対する向きを反転させた状態で前記保持部材に保持され、当該副走査方向において2番目に配置される個別レンズおよび3番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに当該主走査方向に対する向きを反転させた状態で当該保持部材に保持されることを特徴とする請求項1または2記載の露光装置。 - 前記偏向部材にて偏向された複数の前記光が入射し、複数の前記個別レンズに向けて複数の当該光を出射する単一の共通レンズをさらに含み、
前記共通レンズにおける光の入射面はアナモルフィック非球面で構成されるとともに、当該共通レンズにおける光の出射面はyトーリック面で構成され、
複数の前記個別レンズのそれぞれにおける光の入射面はyトーリック面で構成され、複数の当該個別レンズのそれぞれにおける光の出射面は前記副走査方向の曲率が前記主走査方向に沿って変化する面で構成されること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の露光装置。 - 複数の像保持体と、
複数の前記像保持体を露光する露光手段とを有し、
前記露光手段は、
複数の前記像保持体に対応する複数の光を出射する光源と、
前記光源から出射される複数の前記光が、副走査方向にそれぞれ異なる角度にて入射されるとともに、複数の当該光を、当該副走査方向と直交する主走査方向に偏向する偏向部材と、
前記偏向部材にて偏向された複数の前記光それぞれに対応して前記副走査方向に並べて設けられ、それぞれが前記主走査方向に沿って延びるとともに、当該主走査方向に対して対称であって当該副走査方向に屈折力を有するレンズ形状を備え、複数の前記像保持体に複数の前記光をそれぞれ結像させる複数の個別レンズと、
前記副走査方向に並べて配置される複数の前記個別レンズのうち、当該副走査方向において奇数番目に配置される個別レンズについては前記主走査方向の一端側を軸とし、当該副走査方向において偶数番目に配置される個別レンズについては当該主走査方向の他端側を軸として、複数の当該個別レンズを透過する前記光の光軸に垂直な面内で複数の当該個別レンズをそれぞれ回転可能に保持する保持部材と、
前記保持部材に回転可能に保持された複数の前記個別レンズを当該保持部材に固定する固定手段と
を含む画像形成装置。 - 前記保持部材は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記一端側を保持し、
前記固定手段は、複数の前記光の走査領域外にて複数の前記個別レンズにおける前記主走査方向の前記他端側を固定すること
を特徴とする請求項5記載の画像形成装置。 - 前記保持部材には、4つの前記個別レンズが前記副走査方向に並べて保持されるとともに、4つの当該個別レンズには、当該副走査方向に対して対称な複数の前記光が入射するように構成され、
前記副走査方向に並べて配置される4つの前記個別レンズのうち、当該副走査方向において1番目に配置される個別レンズおよび4番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに前記主走査方向に対する向きを反転させた状態で前記保持部材に保持され、当該副走査方向において2番目に配置される個別レンズおよび3番目に配置される個別レンズは、共通のレンズ形状を有するとともに当該主走査方向に対する向きを反転させた状態で当該保持部材に保持されることを特徴とする請求項5または6記載の画像形成装置。
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