JP4998017B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4998017B2
JP4998017B2 JP2007053025A JP2007053025A JP4998017B2 JP 4998017 B2 JP4998017 B2 JP 4998017B2 JP 2007053025 A JP2007053025 A JP 2007053025A JP 2007053025 A JP2007053025 A JP 2007053025A JP 4998017 B2 JP4998017 B2 JP 4998017B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
polarity inversion
liquid crystal
timing controller
circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007053025A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008216574A (ja
Inventor
友宏 田村
正行 高橋
綾 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2007053025A priority Critical patent/JP4998017B2/ja
Publication of JP2008216574A publication Critical patent/JP2008216574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4998017B2 publication Critical patent/JP4998017B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

本発明は、液晶表示装置に関し、特に、極性反転信号の供給方式に特徴を有するものに関する。
液晶表示装置では、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けるために、極性反転駆動(交流駆動)が行われている。この極性反転駆動の原理を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、アクティブマトリクス型の液晶パネルの1画素の等価回路を示す図である。同一の基板上に形成されたデータ線及び走査線が、スイッチング素子であるTFTと液晶分子及び蓄積容量とを介して、対向基板上の共通電極に接続される。
図示しないゲートドライバ(走査線駆動回路)から走査線にパルス電圧を供給してTFTをオンにするとともに、図示しないデータドライバ(データ線駆動回路)からデータ線にデータ電圧を供給すると、データ電圧と共通電極電圧との差分が液晶分子に印加され、その印加電圧が次回のデータ電圧供給時まで蓄積容量に保持される。
共通電極電圧に対するデータ電圧の極性が常に一定であると、液晶分子に直流印加電圧が累積するので、液晶分子の特性が劣化する原因となる。そこで、液晶分子に同じ大きさの電圧を印加する場合でも、図2に示すように、共通電極電圧Vcに対してΔVだけ高い正極性のデータ電圧とΔVだけ低い負極性のデータ電圧とをデータ線に交互に(フレーム毎、ライン毎、さらには水平方向の画素毎に交互に)供給することにより、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けている。
こうした極性反転駆動は、データドライバに極性反転信号を供給することによって行われる。従来の液晶表示装置では、この極性反転信号は、液晶パネル,データドライバ及びゲートドライバと同じモジュール(液晶モジュールと呼ぶことにする)として構成されることの多いタイミングコントローラからのみ、データドライバに供給されていた。(例えば特許文献1参照。なお、特許文献1ではタイミングコントローラは「タイミングジェネレータ」と記載されている。)
図3は、そうした従来の液晶表示装置の回路構成例を示すブロック図である。液晶表示装置の外部から供給されたインタレース方式の60Hzの映像信号が、映像信号処理回路51に入力される。映像信号処理回路51では、このインタレース方式の映像信号に対し、プログレシブ変換や、液晶パネルのサイズに合わせたスケーリングや、垂直同期信号・水平同期信号の検出等の処理が行われる。そして、映像信号処理回路51から液晶モジュール52に映像信号及び垂直同期信号・水平同期信号が供給される。
液晶モジュール52には、タイミングコントローラ53,データドライバ54,ゲートドライバ55及び液晶パネル56が設けられている。映像信号処理回路51から液晶モジュール52に供給された映像信号及び垂直同期信号・水平同期信号は、タイミングコントローラ53に入力される。
タイミングコントローラ53は、データドライバ54に映像信号を供給するとともに、
垂直同期信号・水平同期信号に基づいてタイミング信号(データドライバ54やゲートドライバ55での電圧の供給タイミングを制御する信号)と極性反転信号とを生成し、データドライバ54にタイミング信号及び極性反転信号を供給し、ゲートドライバ55にタイミング信号を供給する。
データドライバ54は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号及び極性反転信号に従い、液晶パネル56の各データ線57にデータ電圧を供給する。ゲートドライバ55は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号に従い、液晶パネル56の各走査線58に順次パルス電圧を供給する。
図4は、タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号を示すタイミングチャートである。1ライン毎にH(ハイ)とL(ロウ)とが切り替わり、且つ、1フレーム毎に同じラインがHとLとに切り替わる極性反転信号を生成する。
図5は、この図4の極性反転信号によって実現される極性反転パターンを示す図である。図の上段には、横方向を画面水平方向とし、縦方向を画面垂直方向とした1フレーム毎の極性反転パターンを示している。図の下段には、横方向を時間軸方向とし、縦軸を画面垂直方向とした複数フレーム分の極性反転パターンを示している。
図6は、図5の極性反転パターンを、1つの画素に着目して示す図である。1フレーム毎に、共通電極電圧Vcに対して正極性のデータ電圧と負極性のデータ電圧とによって交互に画素が駆動される。これにより、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることができる。
特開平8−234702号公報
ところで、液晶パネルを駆動する際の映像信号の方式としては、プログレシブ方式以外に、例えば、インタレース方式の入力映像信号を液晶パネルに忠実に再現することを目的とした擬似インタレース方式も存在する。
図7は、この擬似インタレース方式の映像信号(周波数は60Hzのままのもの)による駆動の様子を示す図である。図の上段には、横方向を画面水平方向とし、縦方向を画面垂直方向とした1フレーム毎の駆動の様子を示している。図の下段には、横方向を時間軸方向とし、縦軸を画面垂直方向とした複数フレーム分の駆動の様子を示している。1フレーム目は本来の映像データを奇数ラインとして偶数ラインに黒信号を補間し、2フレーム目は本来の映像データを偶数ラインとして奇数ラインに黒信号を補間し、…というように、1フレーム毎に、偶数ラインと奇数ラインとに交互に黒信号を補間することにより、奇数フィールドと偶数フィールドとを交互に作成していく。
しかし、この擬似インタレース駆動を行う場合に、プログレシブ駆動の場合と同じ極性反転信号をデータドライバに供給すると、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることはできない。図8は、擬似インタレース60Hz駆動と、図4の極性反転信号による極性反転パターンとの関係を示す図である。また図9は、図8の極性反転パターンを、1つの画素に着目して示す図である。1フレーム毎に本来の映像データによるデータ電圧と黒信号によるデータ電圧とで交互に画素が駆動されることから、本来の映像データによるデータ電圧は常に正極性になる。そのため、液晶分子に直流印加電圧が累積されてしまう。
したがって、擬似インタレース駆動時には、極性反転駆動における極性反転パターンを、プログレシブ駆動時とは変更する必要がある。
極性反転パターンを変更する方法としてまず考えられるのは、擬似インタレース方式の映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラを新たに開発するという方法である。
しかし、タイミングコントローラは、図3にも示したように、データドライバ,ゲートドライバ及び液晶パネルと一緒に液晶モジュールとして開発されることが多い。そのため、タイミングコントローラを新たに開発するには費用と時間とを要してしまう。
また、擬似インタレース方式の映像信号に対応したタイミングコントローラを開発しても、逆にプログレシブ駆動時には、そのタイミングコントローラの極性反転パターンでは液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることができなくなる。
例えば、プログレシブ方式の映像信号に対応した極性反転信号と、擬似インタレース方式の映像信号に対応した極性反転信号とを切り替えて生成する機能を有するタイミングコントローラを新たに開発するということも考えられる、
しかし、プログレシブ方式の映像信号には60Hzのものだけでなく120Hzのものが存在し、擬似インタレース方式の映像信号にも60Hzのものだけでなく120Hzのものが存在しており、それぞれの映像信号毎に、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることのできる極性反転パターンが異なっている。そのような多様な映像信号に対応した極性反転信号の生成機能を有するタイミングコントローラを開発することには、膨大な費用と時間を要してしまう。
本発明は、上述の点に鑑み、極性反転駆動を行う液晶表示装置において、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラを新たに開発することなく、極性反転パターンを容易に切り替えることができるようにすることを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明は、
液晶パネルと、
前記液晶パネルを駆動するデータドライバ及びゲートドライバと、
前記データドライバに映像信号,タイミング信号及び極性反転信号を供給するとともに前記ゲートドライバにタイミング信号を供給するタイミングコントローラと
を設けた液晶モジュールと、
前記液晶モジュール内の前記タイミングコントローラに映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路と
を有する液晶表示装置において、
前記映像信号処理回路内に、前記液晶モジュール内の前記データドライバに供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部を備え、
前記極性反転パターン制御部の出力信号が前記映像信号処理回路から前記液晶モジュールに供給され、
前記液晶モジュール内に、前記極性反転パターン制御部の出力信号と前記タイミングコントローラからの極性反転信号とが入力される論理回路を備え、
前記論理回路の出力信号が前記データドライバに極性反転信号として供給される
ことを特徴とする。
この液晶表示装置では、タイミングコントローラに映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路内に、データドライバに供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部が設けられ、この極性反転パターン制御部の出力信号が映像信号処理回路から液晶モジュールに供給される。
また、液晶モジュール内に、この極性反転パターン制御部の出力信号とタイミングコントローラからの極性反転信号とが入力される論理回路が設けられる。そして、この論理回路の出力信号が、データドライバに極性反転信号として供給される。
このような構成により、液晶モジュール内には簡単な構成の論理回路を追加するだけで、映像信号処理回路側から液晶モジュールに供給する信号を切り替えることによって、データドライバに供給する極性反転信号を切り替えることができる。
これにより、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラを新たに開発することなく、極性反転駆動における極性反転パターンを容易に切り替えることができる。
本発明によれば、極性反転駆動を行う液晶表示装置において、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラを新たに開発することなく、極性反転パターンを容易に切り替えることができるという効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて具体的に説明する。図10は、本発明を適用した液晶表示装置の回路構成例を示すブロック図であり、図3に示した回路と同一構成の部分には同一符号を付している。液晶表示装置の外部から供給されたインタレース方式の60Hzの映像信号が、映像信号処理回路1に入力される。
図11は、この映像信号処理回路1の回路構成のうち、本発明に関連する部分を示すブロック図である。映像信号処理回路1には、インタレース方式の映像信号をプログレシブ変換するためのI/P変換回路11や、フレーム倍速化回路12や、擬似インタレース化回路13や、同期検出回路14が設けられている。また図示は省略しているが、映像信号処理回路1には、液晶パネルのサイズに合わせて映像信号のスケーリングを行う回路も設けられている。
フレーム倍速化回路12は、液晶パネルの表示応答性の改善を目的として映像信号のフレームレートを倍速化するための回路である。図12は、I/P変換回路11でプログレシブ変換された映像信号をフレーム倍速化回路12で倍速化した120Hzの映像信号による駆動の様子を示す図である。図の上段には、横方向を画面水平方向とし、縦方向を画面垂直方向とした1フレーム毎の駆動の様子を示している。図の下段には、横方向を時間軸方向とし、縦軸を画面垂直方向とした複数フレーム分の駆動の様子を示している。本来の映像データのフレームの間に、1つずつ黒信号のフレームを挿入していく。
図11において、擬似インタレース化回路13は、インタレース方式の入力映像信号を液晶パネルに忠実に再現することを目的として映像信号の擬似インタレース化を行うための回路である。擬似インタレース化を行う場合には、I/P変換回路11ではプログレシブ変換を行わない。
周波数は60Hzのまま擬似インタレース化を行う場合には、フレーム倍速化回路12では倍速化を行わない。この擬似インタレース60Hz駆動の様子は、図7に示したとおりである。
また、フレーム倍速化回路12で倍速化を行った後擬似インタレース化回路13で擬似インタレース化を行うことにより、擬似インタレース120Hz駆動を行うことができる。図13は、この擬似インタレース120Hz駆動の様子を示す図である。
なお、インタレース方式の60Hzの映像信号を60Hzのままプログレシブ変換する場合には、フレーム倍速化回路12での倍速化や擬似インタレース化回路13での擬似インタレース化は行われない。
図11に示すように、映像信号処理回路1には、さらに極性反転パターン制御部15が設けられている。極性反転パターン制御部15には、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13から、それぞれ現在プログレシブ変換,倍速化,擬似インタレース化が行われているか否かを示すステータス信号が供給される、また極性反転パターン制御部15には、同期検出回路14によって映像信号から検出された垂直同期信号・水平同期信号が供給される。
極性反転パターン制御部15は、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13からのステータス信号に基づいて、現在擬似インタレース60Hz駆動,プログレシブ120Hz駆動,擬似インタレース120Hz駆動,プログレシブ60Hz駆動のうちのいずれが行われるモードであるかを判別し、現在のモードに合わせた極性反転信号を垂直同期信号・水平同期信号に同期して生成するとともに、現在のモードに合わせた選択制御信号を生成する回路である。
映像信号処理回路1からは、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13や図示しないスケーリング回路を経由した映像信号と、同期検出回路14で検出された垂直同期信号・水平同期信号と、極性反転パターン制御部15で生成された極性反転信号及び選択制御信号とが出力されて、図10に示すようにこれらの信号が
液晶モジュール2に供給される。
液晶モジュール2には、図3に示した従来の液晶モジュール52と同一構成のタイミングコントローラ53,データドライバ54,ゲートドライバ55及び液晶パネル56が設けられている以外に、2入力1出力のセレクタ3が設けられている。
映像信号処理回路1から液晶モジュール2に供給された映像信号及び垂直同期信号・水平同期信号は、タイミングコントローラ53に入力される。タイミングコントローラ53は、データドライバ54に映像信号を供給するとともに、垂直同期信号・水平同期信号に基づいてタイミング信号(データドライバ54やゲートドライバ55での電圧の供給タイミングを制御する信号)と極性反転信号とを生成する。タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号は、図4に示したような、プログレシブ60Hz駆動に対応した極性反転信号である。
タイミングコントローラ53で生成されたタイミング信号は、図3の液晶モジュール52と同じく、データドライバ54及びゲートドライバ55に供給される。これに対し、タイミングコントローラ53で生成された極性反転信号は、セレクタ3の一方の選択入力端子に入力される。
また、映像信号処理回路1から液晶モジュール2に供給された極性反転信号がセレクタ3のもう一方の選択入力端子に入力されるとともに、映像信号処理回路1から液晶モジュール2に供給された選択制御信号がセレクタ3の制御入力端子に入力される。そして、セレクタ3で選択された極性反転信号が、データドライバ54に供給される。
データドライバ54は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号とセレクタ3からの極性反転信号とに従い、液晶パネル56の各データ線57にデータ電圧を供給する。ゲートドライバ55は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号に従い、液晶パネル56の各走査線58に順次パルス電圧を供給する。
次に、映像信号処理回路1内の極性反転パターン制御部15が生成する極性反転信号及び選択制御信号について説明する。図14は、擬似インタレース60Hz駆動時に極性反転パターン制御部15が生成する極性反転信号を示すタイミングチャートである。1フレームを1/60secとして、同じフレームでは1ライン毎にH(ハイ)とL(ロウ)とが切り替わり、且つ、2フレーム毎に同じラインがHとLとに切り替わる極性反転信号が生成される。
また、擬似インタレース60Hz駆動時には、極性反転パターン制御部15は、極性反転パターン制御部15が生成した図14の極性反転信号のほうを選択させる選択制御信号を生成する。したがって、擬似インタレース60Hz駆動時には、図14の極性反転信号がセレクタ3で選択されてデータドライバ54に供給される。
図15は、擬似インタレース60Hz駆動と、図14の極性反転信号によって実現される極性反転パターンとの関係を示す図である。図の上段には、横方向を画面水平方向とし、縦方向を画面垂直方向とした1フレーム毎の極性反転パターンを示している。図の下段には、横方向を時間軸方向とし、縦軸を画面垂直方向とした複数フレーム分の極性反転パターンを示している。
図16は、図15の極性反転パターンを、1つの画素に着目して示す図である。擬似インタレース60Hz駆動では1フレーム毎に本来の映像データによるデータ電圧と黒信号によるデータ電圧とで交互に画素が駆動されるが、本来の映像データによるデータ電圧は共通電極電圧Vcに対して交互に正極性と負極性とを繰り返すようになる。これにより、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることができる。
図17(a)は、プログレシブ120Hz駆動時に極性反転パターン制御部15が生成する極性反転信号を、図15の下段と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。この極性反転信号は、1フレームを1/120secとして、同じフレームでは1ライン毎に正極性と負極性とが切り替わり、且つ、2フレーム毎に同じラインが正極性と負極性とに切り替わる極性反転信号である。この極性反転信号による極性反転パターンは、プログレシブ120Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることのできるパターンである。
図17(b)は、擬似インタレース120Hz駆動時に極性反転パターン制御部15が生成する極性反転信号を、図15の下段と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。この極性反転信号は、1フレームを1/120secとして、同じフレームでは1ライン毎に正極性と負極性とが切り替わり、且つ、8フレーム単位で、1〜4フレーム目と5〜8フレーム目とで切り替わりかたが対称になるようにして、同じラインが正極性と負極性とに切り替わる極性反転信号である。この極性反転パターンは、擬似インタレース120Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることのできるパターンである。
プログレシブ120Hz駆動時,擬似インタレース120Hz駆動時にも、極性反転パターン制御部15は、極性反転パターン制御部15が生成した極性反転信号を選択させる選択制御信号を生成する。したがって、プログレシブ120Hz駆動時,擬似インタレース120Hz駆動時には、それぞれ図17(a),図17(b)の極性反転パターンを実現する極性反転信号がデータドライバ54に供給される。
なお、プログレシブ60Hz駆動時には、極性反転パターン制御部15は、タイミングコントローラ53が生成した極性反転信号のほうを選択させる選択制御信号を生成する。このとき、極性反転パターン制御部15は、極性反転信号を生成しない(あるいは、それまでと同じ極性反転信号を生成したままにしても、セレクタ3で選択されなくなるので支障はない)。
これにより、タイミングコントローラ53が生成した極性反転信号がデータドライバ54に供給されるので、図6に示したように、液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることができる。
このように、この液晶表示装置では、タイミングコントローラ53に映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路1内に、データドライバ54に供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部15が設けられ、この極性反転パターン制御部15の出力信号が映像信号処理回路1から液晶モジュール2に供給される。
また、液晶モジュール2内に、この極性反転パターン制御部15の出力信号とタイミングコントローラ53からの極性反転信号とが入力される論理回路であるセレクタ3が設けられる。そして、このセレクタ3の出力信号が、データドライバ54に極性反転信号として供給される。
このような構成により、液晶モジュール22内には従来と同じ構成のタイミングコントローラ53を設けるとともに簡単な構成の論理回路であるセレクタ3を追加するだけで、映像信号処理回路1側から液晶モジュール2に供給する信号(極性反転信号及び選択制御信号)を現在のモード(擬似インタレース60Hz駆動,プログレシブ120Hz駆動,擬似インタレース120Hz駆動,プログレシブ60Hz駆動のいずれであるか)に応じて切り替えることにより、データドライバ54に供給する極性反転信号を、現在のモードに対応した極性反転信号に切り替えることができる。
これにより、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラや、そうしたタイミングコントローラを設けた液晶モジュールを新たに開発することなく、極性反転駆動における極性反転パターンを容易且つ柔軟に切り替えることができる。
次に、図18は、本発明を適用した液晶表示装置の回路構成例を示すブロック図であり、図3に示した回路と同一構成の部分には同一符号を付している。液晶表示装置の外部から供給されたインタレース方式の60Hzの映像信号が、映像信号処理回路21に入力される。
図19は、この映像信号処理回路21の回路構成のうち、本発明に関連する部分を示すブロック図であり、図11に示した映像信号処理回路1と同一構成の部分には同一符号を付している。映像信号処理回路21には、インタレース方式の映像信号をプログレシブ変換するためのI/P変換回路11や、フレーム倍速化回路12や、擬似インタレース化回路13や、同期検出回路14が設けられている。また図示は省略しているが、映像信号処理回路1には、液晶パネルのサイズに合わせて映像信号のスケーリングを行う回路も設けられている。
フレーム倍速化回路12は、液晶パネルの表示応答性の改善を目的として映像信号のフレームレートを倍速化するための回路である。I/P変換回路11及びフレーム倍速化回路12によるプログレシブ120Hz駆動の様子は、図12に示したとおりである。
擬似インタレース化回路13は、インタレース方式の入力映像信号を液晶パネルに忠実に再現することを目的として映像信号の擬似インタレース化を行うための回路である。擬似インタレース化回路13による擬似インタレース60Hz駆動の様子は、図7に示したとおりである。また、フレーム倍速化回路12及び擬似インタレース化回路13による擬似インタレース120Hz駆動の様子は、図13に示したとおりである。
映像信号処理回路21には、さらに極性反転パターン制御部31が設けられている。極性反転パターン制御部31には、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13から、それぞれ現在プログレシブ変換,倍速化,擬似インタレース化が行われているか否かを示すステータス信号が供給される、また極性反転パターン制御部31には、同期検出回路14によって映像信号から検出された垂直同期信号・水平同期信号が供給される。
極性反転パターン制御部31は、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13からのステータス信号に基づいて、現在擬似インタレース60Hz駆動,プログレシブ120Hz駆動,擬似インタレース120Hz駆動,プログレシブ60Hz駆動のうちのいずれが行われるモードであるかを判別し、現在のモードに合わせた極性制御信号を垂直同期信号・水平同期信号に同期して生成する回路である。
映像信号処理回路21からは、I/P変換回路11,フレーム倍速化回路12,擬似インタレース化回路13や図示しないスケーリング回路を経由した映像信号と、同期検出回路14で検出された垂直同期信号・水平同期信号と、極性反転パターン制御部31で生成された極性制御信号とが出力されて、図18に示すようにこれらの信号が液晶モジュール22に供給される。
液晶モジュール22には、図3に示した従来の液晶モジュール52と同一構成のタイミングコントローラ53,データドライバ54,ゲートドライバ55及び液晶パネル56が設けられている以外に、XOR(排他的論理和)回路23が設けられている。
映像信号処理回路21から液晶モジュール22に供給された映像信号及び垂直同期信号・水平同期信号は、タイミングコントローラ53に入力される。タイミングコントローラ53は、データドライバ54に映像信号を供給するとともに、垂直同期信号・水平同期信号に基づいてタイミング信号(データドライバ54やゲートドライバ55での電圧の供給タイミングを制御する信号)と極性反転信号とを生成する。タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号は、図4に示したような、プログレシブ60Hz駆動に対応した極性反転信号である。
タイミングコントローラ53で生成されたタイミング信号は、図3の液晶モジュール52と同じく、データドライバ54及びゲートドライバ55に供給される。これに対し、タイミングコントローラ53で生成された極性反転信号は、XOR回路23の一方の入力端子に入力される。
また、映像信号処理回路21から液晶モジュール22に供給された極性制御信号が、XOR回路23のもう一方の入力端子に入力される。そして、XOR回路23でこの極性制御信号とタイミングコントローラ53からの極性反転信号との排他的論理和をとった信号が、データドライバ54に極性反転信号として供給される。
データドライバ54は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号とXOR回路23からの極性反転信号とに従い、液晶パネル56の各データ線57にデータ電圧を供給する。ゲートドライバ55は、タイミングコントローラ53からのタイミング信号に従い、液晶パネル56の各走査線58に順次パルス電圧を供給する。
次に、映像信号処理回路21内の極性反転パターン制御部31が生成する極性制御信号について説明する。図20は、擬似インタレース60Hz駆動時に極性反転パターン制御部31が生成する極性制御信号を、タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号と、XOR回路23から出力される極性反転信号とともに示すタイミングチャートである。
擬似インタレース60Hz駆動時には、極性制御信号は、1フレームを1/60Hzとして、同じフレームは全ラインでH(ハイ)またはL(ロウ)の一方のみになり、且つ、4フレーム単位で、1〜2フレーム目と3〜4フレーム目とで切り替わりかたが対称になるようにしてLとHとが切り替わる信号になる。
その結果、擬似インタレース60Hz駆動時には、XOR回路23から出力される極性反転信号は、1ライン毎にHとLとが切り替わり、且つ、2フレーム毎に同じラインがHとLとに切り替わる極性反転信号になる。
図21は、擬似インタレース60Hz駆動と、図20のXOR回路23からの極性反転信号によって実現される極性反転パターンとの関係を示す図である。図の上段には、横方向を画面水平方向とし、縦方向を画面垂直方向とした1フレーム毎の極性反転パターンを示している。図の下段には、横方向を時間軸方向とし、縦軸を画面垂直方向とした複数フレーム分の極性反転パターンを示している。
この図21の極性反転パターンは、図15に示した極性反転パターンと同じである。したがって、1つの画素に着目すると、図16に示したように、本来の映像データによるデータ電圧は共通電極電圧Vcに対して交互に正極性と負極性とを繰り返すようになる。これにより、擬似インタレース60Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けることができる。
図22は、図20に示した極性制御信号及び各極性反転信号を、図17と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。図の左端には、擬似インタレース60Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けるために必要な極性反転パターンを示しており、この極性反転パターンとXOR回路23からの極性反転信号(図の右端)による極性反転パターンとが一致している。
図23は、プログレシブ60Hz駆動時に極性反転パターン制御部31が生成する極性制御信号(図の左から3番目)と、タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号(図の左から2番目)と、XOR回路23から出力される極性反転信号(図の右端)とを、図22と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。
プログレシブ60Hz駆動時には、極性制御信号は、1フレームを1/60Hzとして、全フレームの全ラインでLになる。その結果、プログレシブ60Hz駆動時には、XOR回路23から出力される極性反転信号は、タイミングコントローラ53からの極性反転信号と同じになる。
図の左端には、プログレシブ60Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けるために必要な極性反転パターンを示しており、この極性反転パターンとXOR回路23からの極性反転信号による極性反転パターンとが一致している。
図24は、プログレシブ120Hz駆動時に極性反転パターン制御部31が生成する極性制御信号(図の左から3番目)と、タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号(図の左から2番目)と、XOR回路23から出力される極性反転信号(図の右端)とを、図22と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。
プログレシブ120Hz駆動時には、極性制御信号は、1フレームを1/120Hzとして、同じフレームでは全ラインでHまたはLの一方のみになり、且つ、4フレーム単位で、1〜2フレーム目と3〜4フレーム目とで切り替わりかたが対称になるようにして各フレームがLとHとに切り替わる信号になる。
その結果、プログレシブ120Hz駆動時には、XOR回路23から出力される極性反転信号は、同じフレームでは1ライン毎にHとLとが切り替わり、且つ、2フレーム毎に同じラインがHとLとに切り替わる極性反転信号(図17(a)に示したのと同じ極性反転信号)になる。
図の左端には、プログレシブ120Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けるために必要な極性反転パターンを示しており、この極性反転パターンとXOR回路23からの極性反転信号による極性反転パターンとが一致している。
図25は、擬似インタレース120Hz駆動時に極性反転パターン制御部31が生成する極性制御信号(図の左から3番目)と、タイミングコントローラ53が生成する極性反転信号(図の左から2番目)と、XOR回路23から出力される極性反転信号(図の右端)とを、図22と同様に横方向を時間軸方向とし縦軸を画面垂直方向とした極性反転パターンとして示す図である。
擬似インタレース120Hz駆動時には、極性制御信号は、1フレームを1/120Hzとして、同じフレームでは全ラインでLまたはHの一方のみになり、且つ、4フレーム毎にLとHとが切り替わる信号になる。
その結果、擬似インタレース120Hz駆動時には、XOR回路23から出力される極性反転信号は、同じフレームでは1ライン毎にHとLとが切り替わり、且つ、8フレーム単位で、1〜4フレーム目と5〜8フレーム目とで切り替わりかたが対称になるようにして同じラインがHとLとに切り替わる極性反転信号(図17(b)に示したのと同じ極性反転信号)になる。
図の左端には、擬似インタレース120Hz駆動時に液晶分子への直流印加電圧の累積を避けるために必要な極性反転パターンを示しており、この極性反転パターンとXOR回路23からの極性反転信号による極性反転パターンとが一致している。
このように、この液晶表示装置では、タイミングコントローラ53に映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路21内に、データドライバ54に供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部31が設けられ、この極性反転パターン制御部31の出力信号が映像信号処理回路21から液晶モジュール22に供給される。
また、液晶モジュール22内に、この極性反転パターン制御部31の出力信号とタイミングコントローラ53からの極性反転信号とが入力される論理回路であるXOR回路23が設けられる。そして、このXOR回路23の出力信号が、データドライバ54に極性反転信号として供給される。
このような構成により、液晶モジュール22内には従来と同じ構成のタイミングコントローラ53を設けるとともに簡単な構成の論理演算回路であるXOR回路23を追加するだけで、映像信号処理回路21側から液晶モジュール22に供給する信号(極性制御信号)を現在のモード(擬似インタレース60Hz駆動,プログレシブ120Hz駆動,擬似インタレース120Hz駆動,プログレシブ60Hz駆動のいずれであるか)に応じて切り替えることにより、データドライバ54に供給する極性反転信号を、現在のモードに対応した極性反転信号に切り替えることができる。
これにより、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラや、そうしたタイミングコントローラを設けた液晶モジュールを新たに開発することなく、極性反転駆動における極性反転パターンを容易且つ柔軟に切り替えることができる。
また、この液晶表示装置では、XOR回路23の存在により、映像信号処理回路21側から供給する極性制御信号がLまたはHに固定されている場合にも、図23に示したようにタイミングコントローラ53からの極性反転信号をそのまま用いて極性反転駆動が行われる。したがって、例えば映像信号処理回路21の初期化時等の回路未動作時や回路停止等の不具合時に極性制御信号がLまたはHに固定されていても、極性反転駆動が行われるので液晶パネル56を保護することが可能である。
なお、図18の例では液晶モジュール22内には論理回路としてXOR回路23を追加しているが、XOR回路23以外の論理演算回路を追加し、映像信号処理回路21からの極性制御信号とタイミングコントローラ53からの極性反転信号とをその論理演算回路に入力させて、その論理演算回路での論理演算結果の信号をデータドライバ54に極性反転信号として供給するようにしてもよい。その場合にも、その論理演算回路での論理演算結果が図22〜図25の右端のようになる極性制御信号を映像信号処理回路21内の極性反転パターン制御部31で生成すれば、データドライバ54に供給する極性反転信号を、現在のモードに対応した極性反転信号に切り替えることができる。
また、図18の例では液晶モジュール22内にタイミングコントローラ53とは別にXOR回路23を追加しているが、変更例として、タイミングコントローラ53とXOR回路23のような論理演算回路との両方を内蔵した構成のタイミングコントローラを液晶モジュール内に設けるようにしてもよい。図26は、そのようなタイミングコントローラ42を設けた液晶モジュール41の例を示しており、タイミングコントローラ42以外の部分の構成は図18と同じなので同一符号を付して重複説明を省略する。
この図26の例では、タイミングコントローラ42において、内部で生成した図4のような極性反転信号と、映像信号処理回路21からの極性制御信号とが、内部の論理演算回路に入力される。そして、その論理演算回路の出力信号が、タイミングコントローラ42からデータドライバ54に極性反転信号として供給される。
この図26の例でも、タイミングコントローラ42は、従来のように1種類だけの極性反転信号を生成するタイミングコントローラに簡単な構成の論理演算回路を追加しただけのものなので、様々な映像信号に対応した極性反転信号を生成するタイミングコントローラを新たに開発する場合と違って、費用や時間を要しない。
アクティブマトリクス型の液晶パネルの1画素の等価回路を示す図である。 極性反転駆動の様子を示す図である。 従来の液晶表示装置の回路構成例を示すブロック図である。 図3のタイミングコントローラから供給される極性反転信号を示すタイミングチャートである。 図4の極性反転信号によって実現される極性反転パターンを示す図である。 図5の極性反転パターンを1画素に着目して示す図である。 擬似インタレース60Hz駆動の様子を示す図である。 擬似インタレース60Hz駆動と、図4の極性反転信号によって実現される極性反転パターンとの関係を示す図である。 図8の極性反転パターンを1画素に着目して示す図である。 本発明を適用した液晶表示装置の回路構成例を示すブロック図である。 図10の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 プログレシブ120Hz駆動の様子を示す図である。 擬似インタレース120Hz駆動の様子を示す図である。 擬似インタレース60Hz駆動時に図11の極性反転パターン制御部から出力される極性反転信号を示すタイミングチャートである。 擬似インタレース60Hz駆動と、図14の極性反転信号によって実現される極性反転パターンとの関係を示す図である。 図15の極性反転パターンを1画素に着目して示す図である。 プログレシブ120Hz駆動,擬似インタレース120Hz駆動時に図11の極性反転パターン制御部から出力される極性反転信号を示す図である。 本発明を適用した液晶表示装置の別の回路構成例を示すブロック図である。 図18の映像信号処理回路の構成を示すブロック図である。 擬似インタレース60Hz駆動時の図19の極性反転パターン制御部の極性制御信号及びXOR回路からの極性反転信号等を示すタイミングチャートである。 擬似インタレース60Hz駆動と、XOR回路からの極性反転信号によって実現される極性反転パターンとの関係を示す図である。 擬似インタレース60Hz駆動時の図19の極性反転パターン制御部の極性制御信号及びXOR回路からの極性反転信号等を示す図である。 プログレシブ60Hz駆動時の図19の極性反転パターン制御部の極性制御信号及びXOR回路からの極性反転信号等を示す図である。 プログレシブ120Hz駆動時の図19の極性反転パターン制御部の極性制御信号及びXOR回路からの極性反転信号等を示す図である。 擬似インタレース120Hz駆動時の図19の極性反転パターン制御部の極性制御信号及びXOR回路からの極性反転信号等を示す図である。 図18の液晶表示装置の構成の変更例を示すブロック図である。
符号の説明
1 映像信号処理回路、 2 液晶モジュール、 3 セレクタ、 11 I/P変換回路、 12 フレーム倍速化回路、 13 擬似インタレース化回路、 14 同期検出回路、 15 極性反転パターン制御部、 21 映像信号処理回路、 22 液晶モジュール、 23 XOR回路、 31 極性反転パターン制御部、 42 タイミングコントローラ、 53 タイミングコントローラ、 54 データドライバ、 55 ゲートドライバ、 56 液晶パネル

Claims (9)

  1. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルを駆動するデータドライバ及びゲートドライバと、
    前記データドライバに映像信号,タイミング信号及び極性反転信号を供給するとともに前記ゲートドライバにタイミング信号を供給するタイミングコントローラと
    を設けた液晶モジュールと、
    前記液晶モジュール内の前記タイミングコントローラに映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路と
    を有する液晶表示装置において、
    前記映像信号処理回路内に、前記液晶モジュール内の前記データドライバに供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部を備え、
    前記極性反転パターン制御部の出力信号が前記映像信号処理回路から前記液晶モジュールに供給され、
    前記液晶モジュール内に、前記極性反転パターン制御部の出力信号と前記タイミングコントローラからの極性反転信号とが入力され、前記極性反転パターン制御部の出力信号か前記タイミングコントローラからの極性反転信号かのいずれか一方を選択して出力する論理回路を備え、
    前記極性反転パターン制御部は、極性反転信号と、前記論理回路を制御する選択制御信号とを出力し、前記論理回路の出力信号が前記データドライバに極性反転信号として供給され
    晶表示装置。
  2. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換するか擬似インタレース化するかを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路で擬似インタレース化が行われた際に、擬似インタレース駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号と、該極性反転信号を選択させる選択制御信号とを出力す
    晶表示装置。
  3. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換した後フレームレートを倍速化するか否かを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路でフレームレートが倍速化された際に、フレームレートを倍速化した駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号と、該極性反転信号を選択させる選択制御信号とを出力す
    晶表示装置。
  4. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換するかフレームレートを倍速化して擬似インタレース化するかを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路でフレームレートを倍速化した擬似インタレース化が行われた際に、フレームレートを倍速化した擬似インタレース化駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号と、該極性反転信号を選択させる選択制御信号とを出力す
    晶表示装置。
  5. 液晶パネルと、
    前記液晶パネルを駆動するデータドライバ及びゲートドライバと、
    前記データドライバに映像信号,タイミング信号及び極性反転信号を供給するとともに前記ゲートドライバにタイミング信号を供給するタイミングコントローラと
    を設けた液晶モジュールと、
    前記液晶モジュール内の前記タイミングコントローラに映像信号及び同期信号を供給する映像信号処理回路と
    を有する液晶表示装置において、
    前記映像信号処理回路内に、前記液晶モジュール内の前記データドライバに供給される極性反転信号を変更するための信号を出力する極性反転パターン制御部を備え、
    前記極性反転パターン制御部の出力信号が前記映像信号処理回路から前記液晶モジュールに供給され、
    前記液晶モジュール内に、前記極性反転パターン制御部の出力信号と前記タイミングコントローラからの極性反転信号とが入力される論理回路を備え、
    前記極性反転パターン制御部は、前記タイミングコントローラから出力した極性反転信号を変更させるための信号を出力し、前記論理回路は、前記極性反転パターン制御部の出力信号と前記タイミングコントローラからの極性反転信号とを論理演算した信号を出力し、前記論理回路の出力信号が前記データドライバに極性反転信号として供給され
    晶表示装置。
  6. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記論理回路は、排他的論理和回路であ
    晶表示装置。
  7. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換するか擬似インタレース化するかを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路でプログレシブ変換が行われた際には、前記タイミングコントローラから出力した極性反転信号をそのまま前期論理回路から出力させるパターンの信号を出力し、前記変換回路で擬似インタレース化が行われた際には、前記タイミングコントローラからの極性反転信号を、擬似インタレース駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号に変更させるパターンの信号を出力す
    晶表示装置。
  8. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換した後フレームレートを倍速化するか否かを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路でフレームレートが倍速化されなかった際には、前記タイミングコントローラから出力した極性反転信号をそのまま前期論理回路から出力させるパターンの信号を出力し、前記変換回路でフレームレートが倍速化された際には、前記タイミングコントローラからの極性反転信号を、フレームレートを倍速化した駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号に変更させるパターンの信号を出力す
    晶表示装置。
  9. 請求項に記載の液晶表示装置において、
    前記タイミングコントローラは、プログレシブ駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号を出力し、
    前記映像信号処理回路内に、インタレース方式の入力映像信号をプログレシブ変換するかフレームレートを倍速化して擬似インタレース化するかを切り替える変換回路を備えており、
    前記極性反転パターン制御部は、前記変換回路でプログレシブ変換が行われた際には、前記タイミングコントローラから出力した極性反転信号をそのまま前期論理回路から出力させるパターンの信号を出力し、前記変換回路でフレームレートを倍速化した擬似インタレース化が行われた際には、前記タイミングコントローラからの極性反転信号を、フレームレートを倍速化した擬似インタレース駆動時における液晶分子への直流印加電圧の累積を避ける極性反転信号に変更させるパターンの信号を出力す
    晶表示装置。
JP2007053025A 2007-03-02 2007-03-02 液晶表示装置 Expired - Fee Related JP4998017B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053025A JP4998017B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 液晶表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007053025A JP4998017B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 液晶表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008216574A JP2008216574A (ja) 2008-09-18
JP4998017B2 true JP4998017B2 (ja) 2012-08-15

Family

ID=39836698

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007053025A Expired - Fee Related JP4998017B2 (ja) 2007-03-02 2007-03-02 液晶表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4998017B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI469120B (zh) * 2012-10-12 2015-01-11 Raydium Semiconductor Corp 驅動電路

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6374036A (ja) * 1986-09-18 1988-04-04 Fujitsu Ltd アクテイブマトリクス型液晶パネルの駆動方法
JPS6422182A (en) * 1987-07-17 1989-01-25 Fujitsu Ltd Method for driving active matrix type display
JP3519514B2 (ja) * 1995-08-24 2004-04-19 松下電器産業株式会社 液晶表示装置とその駆動方法
JP3760743B2 (ja) * 2000-09-11 2006-03-29 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JP4449556B2 (ja) * 2004-04-26 2010-04-14 三菱電機株式会社 液晶表示装置
JP2007093660A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Hitachi Displays Ltd 表示装置
US7932884B2 (en) * 2007-01-15 2011-04-26 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display and driving method thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008216574A (ja) 2008-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8581823B2 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof
US9922607B2 (en) Liquid crystal display device and driving method thereof
JP5335293B2 (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP2007093660A (ja) 表示装置
CN100437733C (zh) 显示面板驱动电路
JP4367100B2 (ja) 画像表示装置
JP4902185B2 (ja) 表示装置
JP3644672B2 (ja) 表示装置およびその駆動方法
JP4449556B2 (ja) 液晶表示装置
JP2008164952A (ja) 液晶表示装置
JPH08221039A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP3602355B2 (ja) 表示装置
JP2007047476A (ja) 液晶表示装置および液晶表示装置の駆動方法
JP4998017B2 (ja) 液晶表示装置
JP3602343B2 (ja) 表示装置
JPH06175619A (ja) 液晶パネルの駆動方法
JPH0432383A (ja) 液晶表示装置
CN101661714B (zh) 液晶显示装置及其驱动方法
KR101108756B1 (ko) 액정표시장치 및 그 구동방법
JP2664780B2 (ja) 液晶表示装置
JP2003208133A (ja) 液晶表示装置及びその駆動方法
JP4556198B2 (ja) 画像表示装置
JP5226115B2 (ja) 表示装置
JP2006030831A (ja) 液晶表示装置およびその駆動方法
JP3897462B2 (ja) 表示装置の駆動回路およびその駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120417

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120430

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150525

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees