JP4997303B2 - 粘着性被覆体の製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は、被貼付物を製品セパレータに剥離可能に貼付した粘着性被覆体を製造するための粘着性被覆体の製造装置に関し、詳しくは、被貼付物原反や製品セパレータ原反から製造する粘着性被覆体の製造装置に関する。
粘着性被覆体の一例として、被貼付物を製品セパレータ(剥離体)に剥離可能に貼付した生体用粘着テープが提供されている。被貼付物は、支持体(基材フィルム)の片側全面に薬剤を含んだ粘着層を積層したものとされている。そして、本出願人は、被貼付物の廃棄ロスをなくして生体用粘着テープを製造することができるようにした粘着性被覆体の製造装置についての発明を特許文献1に出願している。
この粘着性被覆体の製造装置は、図4及び図5に示すように、粘着テープ原反101、被貼付物原反102、製品剥離テープ原反103、上包装材原反104、下包装材原反105から粘着性被覆体を製造し、この粘着性被覆体を包装シートによって包装した最終製品とするまでの機能を含んでいる。そして、粘着テープ原反101は、片面全面に粘着面101aを有している。
また、被貼付物原反102は、図5に示すように、帯状のセパレータ102aの片面全面にゲル状の粘着層(被貼付剤)102bが積層され、この粘着層102b上に帯状の支持体102dが積層されている。帯状のセパレータ102aは粘着層102bから剥離し、帯状の支持体102dは粘着層102bから剥離しないようにされている。また、帯状の支持体102dによって、粘着層102bが脆かったり、粘りすぎていたりしても、粘着テープ原反101をロール状に巻回した状態で保管することができる。
そして、この粘着性被覆体の製造装置は、図4に示すように、上流側から下流側に、粘着テープ原反の供給手段110、剥離手段120、メインドラム130、被貼付物の供給手段140、製品剥離テープ原反の供給手段150、成形手段160、包装手段170が配置されている。
被貼付物の供給手段140は、ロール状に巻回された被貼付物原反102を繰り出し、図5に示すように、間歇的に進行させる移送手段141と、この移送手段141の下流側で、被貼付物原反102の支持体102d及び粘着層102bに切り目102eを入れることによって個別に直列した状態の被貼付物102f,102f,…を形成するハーフカット手段143と、被貼付物102fからセパレータ102aを剥離し、かつ、メインドラム130上で進行している粘着テープ原反101の貼着面に被貼付物102fを貼付するガイド手段144とを備えている。
そして、被貼付物102fは、ガイド手段144によってセパレータ102aから剥離されながらメインドラム130上の粘着テープ原反101の粘着面101aに貼付される。被貼付物102fは、移送手段141によって間歇的に進行することにより、粘着テープ原反101の粘着面101a上に一定の間隔を空けて次々と貼付される。
そして、製品剥離テープ原反103の供給手段150によって、この粘着テープ原反101の粘着面101a上の被貼付物102f及び粘着テープ原反101の粘着面101a上に製品剥離テープ原反103が重ね合わされる。そして、成形手段160によって粘着テープ原反101及び製品剥離テープ原反103が切断されることにより、所定形状の粘着性被覆体が形成される。この粘着性被覆体は、包装手段170によって包装体に包装される。
特開2009−219583号公報
粘着性被覆体には、図6に示すように、被貼付物2上に硬質プラスチック製の製品セパレータ3上を剥離可能に積層したものがある。被貼付物2は、支持体2aの片面全面に薬剤を含んだ粘着層2bを積層したものとされ、粘着層2bと製品セパレータ3とが重ね合わされている。この製品セパレータ3には、剥離しやすいように1本又は図示しないが2本の背割り3aが波形に入れられている。この背割り3aは、従来、製品セパレータ原反と支持体原反との間に被貼付物2が挟まれた状態において、刃が製品セパレータ原反にハーフカットすることによって入れられていた。
しかし、粘着性被覆体も薄肉化の要請があり、製品セパレータ原反が15〜20μm程度に極薄に形成されることがある。このような製品セパレータ原反に刃によって背割りが入れられると、刃が支持体原反にダメージを与えて損傷させてしまい、製品セパレータ原反と支持体原反との間に粘着層を挟んだ状態で、下流側へ搬送して製造することができないことや、製造できたとしても、粘着性被覆体の支持体が損傷した状態とされていることから、使用に際して支持体2aが裂けるという不良品になることがあった。このことは、特願文献1に記載された粘着性被覆体の製造装置によっても解決することができない。
そこで、本発明は、製品セパレータ原反に背割りを入れても粘着性被覆体を製造することができるようにした粘着性被覆体の製造装置を提供することを課題とする。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置は、帯状の支持体の片面全面に粘着層を積層した被貼付物原反が粘着層を外側にして部分的に巻き付く第1のバキュームドラムと、該第1のバキュームドラムに部分的に巻き付いている被貼付物原反の粘着層及び支持体に切り目を入れて個々に直列された状態の被貼付物を形成する第1のダイロールと、帯状の製品セパレータ原反が部分的に巻き付く第2のバキュームドラムと、該第2のバキュームドラムに部分的に巻き付いている帯状の製品セパレータ原反に長さ方向の背割を入れるための第2のダイロールとが備えられ、前記第1のバキュームドラムと第2のバキュームドラムとが前記被貼付物と背割りされた製品セパレータ原反とを挟んで接するように配置され、前記第1のバキュームドラムが被貼付物を落下させない程度の弱い吸引力で吸着しつつ一方向に回転し、前記第2のバキュームドラムが前記第1のバキュームドラムよりもわずかに速い速度で、かつ、第1のバキュームドラムと反対方向に回転し、被貼付物が製品セパレータに一定の間隔を空けて移載するようにされていることを特徴としている。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、第1のダイロールによって被貼付物原反から個々に直列され、しかもダメージを受けていない状態の被貼付物が形成され、この被貼付物が第1のバキュームドラムに吸着されながら進行し、一方、製品セパレータ原反が第2のダイロールによって背割りを入れたものとされて進行し、第1のバキュームドラムと第2のバキュームドラムとが接している位置で、被貼付物が背割りされた製品セパレータ原反に移載される。
被貼付物は、粘着層が外向きとされ、しかも、落下しない程度の弱い吸引力で第1のバキュームドラムに吸着されているため、第1のバキュームドラムと第2のバキュームドラムとが接している位置において、背割りされた製品セパレータ原反に接触すると、粘着層の粘着力によって背割りされた製品セパレータ原反に移載する。
一方、製品セパレータ原反は、第2のバキュームドラムに吸着されるため、背割りが入れられていても第2のバキュームドラムに部分的に巻き付いて進行する。そして、第2のバキュームドラムが第1のバキュームドラムよりもわずかに速く回転することにより、被貼付物は、製品セパレータ原反に引っ張られるように移載されるため、一定の間隔が空けられて製品セパレータ原反に貼付される。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記第1のバキュームドラムは、被貼付物が製品セパレータ原反に移載する位置で、被貼付物を製品セパレータに押し付けるエアーを吹き出すようにされていることが好ましい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、第1のバキュームドラムに吸着されている被貼付物が製品セパレータ原反に移載する位置でエアーによって製品セパレータ原反に押し付けるため、被貼付物が第1のバキュームドラムに付着したまま進行することなく、確実に製品セパレータ原反に移載することができる。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記貼付物原反が支持体の片面全面に積層された粘着層上にリリースセパレータを積層したものである場合に、リリースセパレータを被貼付剤から剥離するための剥離手段が前記第1のダイロールよりも上流側で被貼付物原反を挟んで第1のバキュームドラムと接するように配置されていることが好ましい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、貼付物原反がリリースセパレータを積層したものである場合に、剥離手段がリリースセパレータを粘着層から剥離し、粘着層を露出させることができる。なお、リリースセパレータを積層した貼付物原反は、粘着層が脆かったり粘りすぎたりしていても、ロール状に保管し、ロールから繰り出すことができるものとされている。
また、前記本発明に係る粘着性被覆体の製造装置において、前記被貼付物が移載された製品セパレータ原反を所定の形状に切断する切断手段が配備されていることが好ましい。
この粘着性被覆体の製造装置によれば、切断手段が製品セパレータ原反を切断することによって、最終製品を製造することができる。
本発明によれば、背割りした製品セパレータ原反に被貼付物を移載する粘着性被覆体の製造装置が提供されることにより、支持体が損傷していない粘着性被覆体を製造することが可能となる。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態を示す概略正面図である。 本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態の要部を示す概略正面図である。 本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態の要部を拡大した部分を示す概略平面図である。 従来の粘着性被覆体の製造装置の一例を示す概略正面図である。 従来の粘着性被覆体の製造装置の要部を示す概略正面図である。 粘着性被覆体の概略斜視図及び一部拡大断面図である。
本発明に係る粘着性被覆体の製造装置の一実施形態について図1乃至図3を参照しながら説明する。この粘着性被覆体の製造装置は、被貼付物原反200と製品セパレータ原反300とから図6に示すような粘着性被覆体を製造するもので、第1のバキュームドラム10、第1のダイロール20、第2のバキュームドラム30、第2のダイロール40を備えている。
被貼付物原反200は、図2の一部拡大断面図に示すように、帯状の支持体201の片面全面に粘着層202を積層し、この粘着層202上にリリースセパレータ203を積層した3層構造とされ、ロールから繰り出される。また、製品セパレータ原反300は、可撓性を有する硬質プラスチックで形成され、ロールから繰り出される。
そして、第1のバキュームドラム10と第1のダイロール20とは、被貼付物原反200(正確には、リリースセパレータ203を剥離した支持体201及び粘着層202)を挟んで接するように配置されている。
また、第2のバキュームドラム30と第2のダイロール40とは製品セパレータ原反300を挟んで接するように配置されている。また、第1のバキュームドラム10と第2のバキュームドラム30とは、被貼付物原反200(正確には後記する被貼付物204)と製品セパレータ原反300を挟んで接するように配置されている。
そして、第1のバキュームドラム10は、被貼付物原反200が部分的に(図面では時計の文字盤で10時の位置から3時の位置まで)巻き付いて、一方向(図面では反時計方向)に回転する。被貼付物原反200は、支持体201が第1のバキュームドラム10の側面に重なり、リリースセパレータ203が外側に向くように第1のバキュームドラム10に部分的に巻き付く。
また、第1のバキュームドラム10には、側面に多数の通気孔(図示せず)が形成され、両端面に真空引きする吸気手段(図示せず)に接続されたフード11が固定され、内部に前記通気孔とフード11とを連通する多数の連通孔12,12,…が設けられている。ただし、フード11は、第1のバキュームドラム10の側面と重なっている被貼付物原反200の一部(図面では時計の文字盤で10時の位置から4時の位置)のみ吸着するように正面視「上向き(」字形に設けられている。
したがって、この第1のバキュームドラム10は、回転していても、固定されているフード11と連通している連通孔(図面では時計の文字盤で10時の位置から4時の位置までの連通孔)12,12,…のみが吸気され、この部分で重なっている被貼付物原反200が通気孔から吸着される。ただし、この通気孔からの吸引力は、後記する被貼付物204が第1のバキュームドラム10から落下しない弱い程度とされる。
また、第1のバキュームドラム10は、第2のバキュームドラム30と接する位置(図面では時計の文字盤で3時の位置)(以下、「移載位置」という。)Pにおいて、通気孔からエアーを吹き出すようにされている。そのため、第1のバキュームドラム10には、移載位置Pで連通孔にエアーを吹き込む給気手段(図示せず)が両側面に設けられている。
そして、被貼付物原反200のリリースセパレータ203を粘着層202から剥離するための剥離手段50が第1のダイロール20の上流側、例えば、第1のバキュームドラム10に巻き付き始めた位置(図面では時計の文字盤で9時の位置)で被貼付物原反200を挟んで接するように配置されている。この剥離手段50は、ナイフエッジで構成され、リリースセパレータ203が被貼付物原反200の進行方向と反対方向に引き戻されることによって、粘着層202から剥離するようにされている。
そして、第1のダイロール20は、リリースセパレータ203を剥離して第1のバキュームドラム10の側面に重なっている被貼付物原反200、すなわち、粘着層202と支持体201とに切り目を入れて個々に直列された状態の被貼付物204を形成するもので周囲に梯子形の刃(図示せず)が突設されている。なお、被貼付物204の両側は、スクラップ205として廃棄される。
そして、第1のダイロール20は、位置調整手段21に取り付けられ、刃が粘着層202と支持体201とに切り目を入れる状態を微調整することができるようにされている。
そして、第2のダイロール40は、第2のバキュームドラム30とによって挟んだ状態の製品セパレータ原反300に長さ方向の背割り301を入れるためのもので、外周面の全周に亘って刃(図示せず)が突設されている。2本の背割り301を入れる場合は、刃も当然、2本突設され、波形の背割り301を入れる場合は、刃も当然、波形に突設される。
いずれにしても、第2のダイロール40の刃が、第2のバキュームドラム30の外周面に当接しながら第2のバキュームドラム30と反対方向に回転することにより、製品セパレータ原反300を完全が切断され、背割り301が入れられる。
そして、第2のダイロール40も、位置調整手段41に取り付けられ、刃が製品セパレータに背割り301を入れる状態を微調整することができるようにされている。
そして、第2のバキュームドラム30は、製品セパレータ原反300が部分的に(図面では時計の文字盤で4時から12時の位置まで)巻き付いて、第1のバキュームドラム10と反対方向(図面では時計方向)に、かつ、第1のバキュームドラム10よりもわずかに速く回転する。
また、第2のダイロール40によって背割り301を入れられた製品セパレータ原反300が第2のバキュームドラム30に巻き付いた状態を維持しつつ進行するように、第2のバキュームドラム30には、背割り301を入れられた製品セパレータを吸着するようにされている。
そのため、第2のバキュームドラム30も、第1のバキュームドラム10と同様、側面に多数の通気孔(図示せず)が形成され、両端面に真空引きする吸気手段(図示せず)に接続されたフード31が固定され、内部に前記通気孔とフード31とを連通する多数の連通孔32,32,…が設けられている。ただし、フード31は、第2のバキュームドラム30の側面と重なっている製品セパレータ原反300の一部(図面では時計の文字盤で6時の位置から12時の位置まで)のみ吸着するように正面視「(」字形に設けられている。
したがって、この第2のバキュームドラム30は、回転していても、固定されているフード31と連通している連通孔(図面では時計の文字盤で6時の位置から12時の位置までの連通孔)32,32,…のみが吸気され、この部分で重なっている製品セパレータ原反300が通気孔から吸着される。
そして、第2のバキュームドラム30よりも下流側には、図1に示すように、製品セパレータ原反300を所定の形状に切断するための切断手段60が配置されている。
本実施形態における粘着性被覆体の製造装置は、以上のように構成され、次に動作について説明する。
被貼付物原反200がロールから繰り出され、第1のバキュームドラム10に部分的に巻き付く。被貼付物原反200は、剥離手段50によってリリースセパレータ203が粘着層202から剥離し、支持体201が第1のバキュームドラム10に重なり、粘着層202が外向きに露出した状態で第1のバキュームドラム10の回転に追従して進行する。
そして、第1のダイロール20が粘着層202及び支持体201に切り目を入れることにより、個々に直列された状態の被貼付物204を形成する。この被貼付物204には、背割りが入れられる部位において、製品セパレータ原反300に背割り301を入れるための刃が当てられていないことから、ダメージが与えられていない。そして、この被粘着物204は、第1のバキュームドラム10に吸着されるため、落下することなく進行する。なお、被貼付物204の両側の粘着層202及び支持体201はスクラップ205となって、廃棄ロールに巻回される。
他方、製品セパレータ原反300がロールから繰り出され、第2のダイロール40によって背割り301を入れた状態とされる。この背割り301を入れた製品セパレータ原反300は、第2のバキュームドラム30に吸着され、第2のバキュームドラム30の回転に追従して進行する。
そして、第1のバキュームドラム10と第2のバキュームドラム30とが接している移載位置Pにおいて、被貼付物204が第1のバキュームドラム10から背割り301された製品セパレータ原反300に移載する。この移載位置Pにおいて、第1のバキュームドラム10では、通気孔からエアーが吹き出されているため、被貼付物204が製品セパレータ原反300に押し付けられる。また、被貼付物204は、粘着性を有している粘着層202が外向きとされ、製品セパレータ原反300に押し付けられるため、被貼付物204は確実に製品セパレータ原反300に移載し、貼付された状態となる。
そして、第2のバキュームドラム30が第1のバキュームドラム10よりもわずかに速く回転していることから、被貼付物204が製品セパレータ原反300に引っ張られる状態となって製品セパレータ原反300に移載する。したがって、第1のバキュームドラム10上で隣り合っている被貼付物204は、図3に示すように、間隔を空けた状態で製品セパレータ原反300に貼付される。
そして、ダメージが与えられていない被貼付物204を貼付した製品セパレータは、第2のバキュームドラム30から離れて下流側へ搬送される。そして、切断手段60が被貼付物204と被貼付物204との間で製品セパレータ原反300を幅方向に切断し、あるいは、被貼付物204を囲むように製品セパレータ原反300を切断することにより、粘着性被覆体が完成する。この粘着性被覆体は、さらに下流へ搬送され、包装手段(図示せず)によって包装材に包装されることで、最終製品が完成する。
なお、本発明は、前記実施の形態に限定することなく種々変更することができる。例えば、被貼付物原反200がリリースセパレータ203を積層していないものを使用する場合は、剥離手段50は当然、備えなくてもよい。
また、第2のバキュームドラム30が第1のバキュームドラム10よりもわずかに速く回転するようにするため、同じ速度で回転するモータを使用し、第2のバキュームドラム30の外径を第1のバキュームドラム10の外径よりも大きなものを使用してもよいし、第1のバキュームドラム10と第2のバキュームドラム30とを同じ外径とし、第2のバキュームドラム30を回転させるモータを第1のバキュームドラム10を回転させるモータよりも速く回転させてもよい。
また、第1のバキュームドラム10は、吹付け口が設けられていることが好ましいが、必ずしも設けられていなくてもよい。
また、本発明に係る装置は、医療用の粘着性被覆体を好適に製造することができるが、ステッカーなど日用品、工業用品の粘着性被覆体を製造することもできる。
10……第1のバキュームドラム
20……第1のダイロール
30……第2のバキュームドラム
40……第2のダイロール
60……切断手段
200…被貼付物原反
201…支持体
202…粘着層
203…リリースセパレータ
204…被貼付物
300…製品セパレータ原反
P………被貼付物が製品セパレータ原反に移載する位置

Claims (4)

  1. 帯状の支持体の片面全面に粘着層を積層した被貼付物原反が粘着層を外側にして部分的に巻き付く第1のバキュームドラムと、該第1のバキュームドラムに部分的に巻き付いている被貼付物原反の粘着層及び支持体に切り目を入れて個々に直列された状態の被貼付物を形成する第1のダイロールと、帯状の製品セパレータ原反が部分的に巻き付く第2のバキュームドラムと、該第2のバキュームドラムに部分的に巻き付いている帯状の製品セパレータ原反に長さ方向の背割を入れるための第2のダイロールとが備えられ、
    前記第1のバキュームドラムと第2のバキュームドラムとが前記被貼付物と背割りされた製品セパレータ原反とを挟んで接するように配置され、前記第1のバキュームドラムが被貼付物を落下させない程度の弱い吸引力で吸着しつつ一方向に回転し、前記第2のバキュームドラムが前記第1のバキュームドラムよりもわずかに速い速度で、かつ、第1のバキュームドラムと反対方向に回転し、被貼付物が製品セパレータに一定の間隔を空けて移載するようにされていることを特徴とする粘着性被覆体の製造装置。
  2. 前記第1のバキュームドラムは、被貼付物が製品セパレータ原反に移載する位置で、被貼付物を製品セパレータに押し付けるエアーを吹き出すようにされていることを特徴とする請求項1に記載の粘着性被覆体の製造装置。
  3. 前記貼付物原反が支持体の片面全面に積層された粘着層上にリリースセパレータを積層したものである場合に、リリースセパレータを被貼付剤から剥離するための剥離手段が前記第1のダイロールよりも上流側で被貼付物原反を挟んで第1のバキュームドラムと接するように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の粘着性被覆体の製造装置。
  4. 前記被貼付物が移載された製品セパレータ原反を所定の形状に切断する切断手段が配備されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の粘着性被覆体の製造装置。
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