JP4993638B2 - ガスミスト圧浴装置 - Google Patents

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Description

本発明は、炭酸ガス、酸素、又は炭酸ガスと酸素の混合ガスと液体とを粉砕溶解したガスミストを生体の皮膚又は粘膜に直接接触させて血液循環を改善させるためのガスミスト圧浴装置に関する。
従来から、炭酸ガス(二酸化炭素:CO2)は、水に溶けやすい(水溶性)だけでなく油にも溶けやすい(脂溶性)という性質を双方併せ持つおかげで、水と油の混じったような生体の皮膚及び粘膜に触れるだけでその皮下に浸透し、浸透部位の血管を拡張させて血液循環を改善する作用があることが知られている。そしてこの血行促進作用により、血圧降下、代謝の改善、疼痛物質や老廃物の排除促進等、様々な生理的効果を発揮する。また、抗炎症、抗菌作用も有している。このため、近年、炭酸ガスは医療目的のほか、健康増進、美容促進といった点からも注目を集めている。
生体の組織中で二酸化炭素は、赤血球内のヘモグロビンに結合して運ばれた酸素を放出させる働きがある。二酸化炭素濃度の高いところでは、赤血球はより多くの酸素を放出する。このように、赤血球による細胞への酸素の供給は、主に二酸化炭素がコントロールしている。つまり、二酸化炭素なしでは、ヘモグロビンは酸素が結合したままの状態となり、細胞は酸素を受け取ることができなくなってしまう。このように、二酸化炭素は、細胞の活動の結果出てくる老廃物のように思われがちだが、実は体の中で非常に重要な役割を果たしている。
また、近年では、高濃度酸素も、新陳代謝の活性、疲労回復、血圧の安定等に効果があることが広く知られている。
炭酸ガスを生体の比較的狭い局所において吸収させるための技術としては、これまでに、以下のようなものが開示されている。
(1)密閉可能な簡易カバーを人体の局所に装着し、その簡易カバー内に炭酸ガスを導入して炭酸ガス浴を行う装置(例えば、特許文献1参照)。
(2)密閉可能な容器に人体の局所を挿入(あるいは、密閉可能な容器を人体の局所に装着)し、その容器内に炭酸ガスを導入して炭酸ガス浴を行う装置(例えば、特許文献2参照)。
(3)袋体や筒状体、一部開口を有する容器等からなる密閉包囲材を人体の局所に装着し、炭酸ガスの経皮吸収を助ける吸収補助材を封入して密閉包囲材内を密閉し、その密閉包囲材内に炭酸ガスを導入して炭酸ガス浴を行う装置(例えば、特許文献3参照)。
なお、ガスミスト生成手段と、加圧手段と、生体の皮膚又は粘膜を覆い炭酸ガスを所定の圧力値以上で生体の皮膚又は粘膜に接触させるための1層又は2層構造の被覆部材とを少なくとも備える炭酸ガス圧浴装置が、本発明者によりこれまでに提案されている。
特開平07−171189号公報 特開2007−252871号公報 再公表特許WO2004/002393号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至3に記載された従来の炭酸ガス浴のための装置では、炭酸ガスを封入する容器やカバー、袋体の容積が大きく、全体に充満させると炭酸ガスを大量に消費してしまうという問題があった。しかし、装置を実用化するためには使用者の様々な体型に対応できるように、容器やカバー、袋体にある程度余裕を持たせることは不可欠である。そのため炭酸ガスの密閉空間をコンパクトにするのは難しく、結果として炭酸ガスの消費量を抑えることは困難だった。
一方、本発明者により既に提案されている炭酸ガス圧浴装置では、加圧手段によって所定の圧力値以上で炭酸ガスを皮膚又は粘膜に接触させることにより、炭酸ガスの皮膚又は粘膜からの吸収率を大幅に向上させることができるが、一方で、加圧手段としてコンプレッサ等の装置が必要となる。そのため、コストの増加を招くとともに装置が大掛かりとなり、家庭などでの日常的な使用には適さないという問題を有していた。また、被覆部材の構造が複雑であるため、製造コストが上昇してしまう。
さらに、炭酸ガスだけでなく、酸素や、又炭酸ガスと酸素の混合ガスを高効率に経皮吸収できる装置はこれまでになかった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みて、少量のガスでも効率的に生体の皮膚又は粘膜から吸収させることが可能であるとともに、装置のコンパクト化及び低コスト化を図ることができるガスミスト圧浴装置を提供することを目的とする。
このため、本発明は、所定値以上の濃度の炭酸ガスを生体の皮膚及び粘膜に接触させることにより、血管を拡張させ血液循環を改善させるための装置であって、炭酸ガスを供給する炭酸ガス供給手段と、水供給源から供給される水及び前記炭酸ガス供給手段から供給される炭酸ガスから炭酸ガスミストを生成し、当該炭酸ガスミストを供給するガスミスト発生装置と、前記生体の皮膚又は粘膜を覆い、前記ガスミスト発生装置から供給される前記炭酸ガスミストを内部に封入して前記生体の皮膚に直接接触させる袋状の生体カバー部材と、前記炭酸ガスミストが充填された前記生体カバー部材内の炭酸ガスミストを加圧する生体カバー部材加圧手段と、から構成され、前記生体カバー部材加圧手段は、前記生体カバー部材の端部を狭窄する手段を備え、これにより前記炭酸ガスミストが充填されて膨らんだ前記カバー部材内の容積を減少させ、前記生体カバー部材内に封入された前記炭酸ガスミストを所定の圧力値以上に加圧した状態で生体の皮膚及び粘膜に接触させることを特徴とするガスミスト圧浴装置を提供する。
尚、本願においては、液体を粉砕し微細な液滴にして気体(炭酸ガス、酸素、又は炭酸ガスと酸素の混合ガス)と接触混合させることを、粉砕溶解という。
本発明のガスミスト圧浴装置は、具体的には、前記生体カバー部材加圧手段をリング部材から構成し、このリング部材の中央孔に、前記袋状の生体カバー部材の端部を通し、この生体カバー部材の端部のガスミストを抜きながら、前記リング部材を前記生体カバー部材の生体の挿入側にスライドさせて前記生体カバー部材内の容積を小さくすることにより加圧を行う。このとき、前記生体カバー部材には、前記リング部材のスライド方向に略平行な筋を形成しておくのが良い。
あるいは、前記生体カバー部材加圧手段を、前記袋状の生体カバー部材に連設された中空のガス溜部から構成し、このガス溜部を押圧してガス溜部内のガスミストを前記生体の挿入部側に排出することにより加圧を行う。この場合、前記ガス溜部を覆う被覆部材をさらに備えるようにしても良い。
又は、前記生体カバー部材加圧手段を、弾性を有するリング部材から構成し、このリング部材の内周により前記生体カバー部材の外周を押圧することにより加圧する。
あるいは、前記生体カバー部材加圧手段を、前記生体カバー部材を生体の挿入部と加圧部とに画成する弾性部材からなる遮蔽膜と、前記加圧部に接続されるポンプと、から構成し、前記ポンプから前記加圧部内に気体を送出することで前記遮蔽膜を前記加圧部から前記生体の挿入部側に膨張させることにより加圧を行う。
又は、前記生体カバー部材加圧手段が、前記袋状の生体カバー部材と連通して設けられる中空の送気部から構成され、この送気部には、前記ガスミスト生成手段からのガスミストを前記送気部内に導入するガスミスト供給口と、前記ガスミスト生成手段から供給されたガスミストの逆流を防止する第一の逆止弁と、前記送気部から前記生体カバー部材へ送気されるガスミストの逆流を防止する第二の逆止弁と、が形成され、前記送気部を押圧してこの送気部内のガスミストを、前記生体カバー部材の生体の挿入部側に排出することにより加圧を行う。
一方、前記生体カバー部材には、その開口部にゴム、紐、又は面ファスナーのうち何れか一つ又は複数の組み合わせにより形成される締付手段が設けられており、これにより前記ガスミストの大気中への放散を防止する。そして、この生体カバー部材の、生体の皮膚又は粘膜に接触する面には、その生体の皮膚又は粘膜に対して粘着性を有する貼着手段を一つ又は複数設けるのが好ましい。
そして、前記液体は、水、イオン水、生理食塩水、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、又は抗インフルエンザウィルス剤のうち何れか一つ又は複数の組み合わせを用いるのが好適である。又は、前記液体は、メンソール、ビタミンE、ビタミンC誘導体、レチノール、麻酔薬、シクロデキストリン、光触媒とアパタイトの複合体、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、シードオイル、プロポリス、高濃度炭酸泉剤のうち、何れか一つ又は複数の薬剤が含有された水、イオン水、生理食塩水、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、又は抗インフルエンザウィルス剤の何れかであるのが良い。
ここで前記ガスミスト生成手段から前記生体カバー部材に供給される前記ガスミストの粒径は、10μm以下であるのが好ましい。
また、前記生体カバー部材加圧手段による加圧は1.02乃至2.5気圧が最適である。なお、前記生体カバー部材加圧手段により、インターバル加圧(パルス加圧)を行うのが好適である。
前記生体カバー部材は天然ゴム、シリコンゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、織布又は不織布のうち何れか一つ又は複数の組み合わせにより形成されるのが好ましい。
また、前記生体カバー部材は、前記ガスミスト生成手段から供給されるガスミストを前記生体カバー部材内に導入するためのガスミスト供給口を有し、このガスミスト供給口内部には逆止弁が設けられるのが好適である。
また、前記ガスミスト生成手段が、前記生体カバー部材内へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、このガスミスト供給管が、管内に付着する液滴を除去するためのフィルターを備えるようにするのが良い。さらにこのガスミスト供給管の全部又は一部は、ジャバラ状の管から構成されるのが好適である。また、このガスミスト供給管には、逆止弁を設けるのが良い。
本発明のガスミスト圧浴装置によれば、ガスを生体圧浴カバー全体に充満させる必要がなく、挿入される生体の部位に合わせてその都度調整できるため、ガスの使用量を最小限に抑えながら効果の高いガスミスト圧浴を行うことができる。
また、非常にシンプルな構造を有しているため、誰でも簡単に使用できる上に、大掛かりな設備を必要とせず使用の場所を選ぶこともない。従来に比べて製造コストも低減させることができる。
本発明の第1の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の使用方法を説明するための模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るガスミスト圧浴装置におけるリブの例を示す模式図である。 本発明の第2の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の変形例を示す全体概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。 本発明の第4の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。 本発明の第5の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。 本発明のガスミスト圧浴装置のガスミスト供給口を示す模式図である。 本発明のガスミスト圧浴装置に用いられるガスミスト供給管の一例を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
〔第1の実施形態〕
図1は、本発明の第1の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図、図2は、そのガスミスト圧浴装置の使用方法を説明するための模式図である。
本実施形態に係るガスミスト圧浴装置10は、図1に示すように、ガスミストを生成、供給するガスミスト生成装置11と、生体の局所(ここでは例として、人体の手部)を覆ってその部位の皮膚又は粘膜にガスミストを直接接触、吸収させるための生体圧浴カバー(生体カバー部材)12と、この生体圧浴カバー12内に封入されたガスミストを加圧するための狭窄リング(生体カバー部材加圧手段)13とから構成される。
ガスミスト生成装置11は、液体とガスボンベ等のガス供給手段を内部に備え、あるいは、外部の液体供給手段とガスボンベ等のガス供給手段に接続され、液体とガスとを粉砕溶解したミスト(ガスミスト)を生成し、生体圧浴カバー12内に供給する装置である。例えば、流体ノズルを備え、ガス供給手段から供給されるガスの高速流を利用して液体を粉砕溶解させてガスミストを生成する装置のほか、液体中にガスを高圧で噴射することによりガスミストを生成する装置等、様々な方式のガスミスト生成装置を用いることができる。この際、生成されるミストの粒径は10μm以下であるのが最適である。
なお、ガスミストの生成に用いられる液体は、水、イオン水、生理食塩水のほか、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、抗インフルエンザウィルス剤等の、使用者の疾患、症状等に有効な薬液を用いるのが良い。この液体にはさらに、清涼作用のあるメンソールや、血行を促進させるビタミンE、皮膚組織に吸収されやすく美肌効果の高いビタミンC誘導体、皮膚の角化作用を正常にし粘膜を保護するレチノール、粘膜への刺激を和らげるための麻酔薬、臭気を除去するためのシクロデキストリン、殺菌、消炎効果のある光触媒とアパタイトの複合体、保水力に優れ肌の保湿効果を有するヒアルロン酸、細胞を活性化し免疫力を向上させるコエンザイムQ10、抗酸化物質や多量の栄養素を含むシードオイル、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛・麻酔作用、免疫作用等を有するプロポリス等を単独あるいは複数組み合わせて混合して、ガスの生理作用との相乗効果を生じさせることも可能である。さらに、炭酸塩と有機酸を主成分とする高濃度炭酸泉剤(有効成分の一例としては、硫酸塩、炭酸塩、有機酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)を添加しても良い。
生成されたガスミストは、ガスミスト生成装置11と接続されたガスミスト供給管14により生体圧浴カバー12内に供給される。このガスミスト供給管14の内部には、ガスミストの逆流を防ぐための逆止弁が設けられている。また、ガスミスト供給管14には、図示しないが管内に付着する余分な液滴を取り除くための液滴除去フィルターが設けられている。
さらに、ガスミスト供給管14は、図10に示すように、その全部又は一部が管径の太い柔軟なジャバラ状の管14Aから構成されるのが好適である。このようにジャバラ状の管14Aで構成すれば、自在に曲がり、伸縮させることもできるため、使用者の動きを制限することもない。また、ガスミスト供給管14を流れるガスミストが次第に液化してもジャバラの凹凸部にその液体を取り除くことが可能となる。
生体圧浴カバー12は、生体の局所(ここでは例として、人体の手部)を被覆できる程度の大きさの袋体から構成される。この袋体の開口部にはガスミストの漏出を防ぐための止着部15が設けられている。止着部15は、例えば、伸縮性のある面ファスナーにより構成されるのが好適である。あるいは紐やゴム、マグネット等を単独、あるいは組み合わせて用いても良い。さらに、生体圧浴カバー12内の密閉性を高めるために、止着部15の内側面や生体圧浴カバー12の内側面等、使用者の皮膚又は粘膜の接触する面に、皮膚又は粘膜に粘着する素材を配置しても良い。この粘着素材は、例えばポリウレタンやシリコンゴム等からなる粘弾性ゲルであるのが好ましい。またこの粘着素材は取り外し可能なものを用いて、使用の都度あるいは粘性が弱くなれば交換できる構成とするのが最適である。
生体圧浴カバー12は、非膨張性かつ非通気非透湿性素材の織布又は不織布等から構成される。例えば、天然ゴム、シリコンゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン等からなるのが好適である。
なお、生体圧浴カバー12を構成する袋体の端部12a近傍には、端部12aを窄めやすくまた狭窄リング13をスライドしやすくするため、狭窄リング13のスライド方向に略平行なリブ(筋)12bが形成されているのが好ましい。図3にリブ12bの例を示す。このように、リブ12bは直線状のリブ12b−1であっても良いし、曲線状のリブ12b−2であっても良い。
狭窄リング13は、その中央の孔に生体圧浴カバー12の端部12aを通し、さらに使用者の局所挿入側にスライドさせ、端部12aに溜まるガスミストを局所挿入側に抜きながら生体圧浴カバー12内を加圧(約1.02気圧〜2.5気圧)するための生体カバー部材加圧手段である。そのため狭窄リング13は、生体圧浴カバー12への装着の際には端部12aを中央孔に通すために伸長し、その後は端部12aに溜まるガスミストを局所挿入側に抜くために縮小する弾性部材(例えばゴム等)からなるのが好ましい。
以下、図2を用いて本実施形態に係るガスミスト圧浴装置を用いたガスミスト圧浴の方法を具体的に説明する。まず、図2(a)に示すように、袋状の生体圧浴カバー12を広げ、ガスミスト圧浴を行う使用者の局所(ここでは例として、人体の手部)を生体圧浴カバー12内に挿入する。さらに、一端がガスミスト生成装置11に接続されたガスミスト供給管14の他端も生体圧浴カバー12内に挿入する。
次に、生体圧浴カバー12内の空気をできるだけ抜いた状態で図2(b)に示すように止着部15を止着し、生体圧浴カバー12内を略密閉状態とする。次いでガスミスト生成装置11からのガスミストをガスミスト供給管14によって供給し、ガスミスト貯留部16を形成する。このとき、生体圧浴カバー12全体を満杯にするほどガスミストを充満させる必要はない。必要最小限のガスミストが生体圧浴カバー12内に溜まったところで、ガスミスト生成装置11からのガスミストの供給を停止する。
次に、図2(c)に示すように、生体圧浴カバー12の端部12aを狭窄リング13の中央孔に通し、端部12a側から生体圧浴カバー12を窄め、狭窄リング13の狭窄した中央孔によって端部12a側のガスミストを抜きつつ狭窄リング13をガスミスト貯留部16側にスライドさせる。これによりガスミスト貯留部16の容積は徐々に狭まり、生体圧浴カバー12内は加圧される。狭窄リング13は、適度な加圧状態になる位置までスライドさせた後はその位置に停止、固定する。そしてその状態を保持して使用者の局所に対するガスミスト圧浴を行う。このように、生体圧浴カバー内を適度な加圧状態に置くことで、生体圧浴カバー内に充填されたガスミストを効率よく皮膚又は粘膜から吸収させることができる。
なお、本実施形態では、生体カバー部材加圧手段として、上記の狭窄リングに代えてクリップ等を用いることもできる。つまり、生体圧浴カバーの端部はガスミストを抜いた状態に保ち、ガスミスト貯留部では適度な加圧状態を保持できるものであれば、何を使用しても良い。また、上記実施形態では、生体カバー部材加圧手段(狭窄リング)を手動でスライド、固定させる構成としたが、例えば駆動装置等でこれらの動作を機械的に行うものであっても良い。さらに、ガスミスト圧浴における加圧は、所定のインターバルでパルス状に行うことにより効果が高まるため、生体カバー部材加圧手段(狭窄リング)を一定のリズムで間歇的にスライドさせても良い。その際の加圧の間隔は、脈の拍動にほぼ同期させると効果がさらに高くなる。
また、本実施形態ではガスミスト圧浴を行う生体の局所として人体の手部を例に挙げて説明したが、このほか足などの様々な部位に適用することができる。特に本実施形態によれば、生体カバー部材加圧手段(狭窄リング)をスライドさせてガスミスト貯留部の大きさをその都度変更できるため、大きめの生体圧浴カバーを用意しておけば大きさの異なる各部位ごとに生体圧浴カバーを用意する必要もなく、また、大人と子供等、使用者の体型が異なっても兼用できる。
〔第2の実施形態〕
図4は、本発明の第2の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。なお、本実施形態のガスミスト圧浴装置は、生体圧浴カバーの形状との構成以外は第1の実施形態と同様の構成を有するものであり、以下ではその説明は省略する。
本実施形態に係るガスミスト圧浴装置20は、図4に示すように、ガスミストを供給するガスミスト生成装置21と、使用者の局所(ここでは例として、人体の手部)を覆ってその部位の皮膚又は粘膜にガスミストを直接接触、吸収させるための袋状の生体圧浴カバー22とから構成される。この生体圧浴カバー22は、その端部近傍に縊れ部22aを有しており、この縊れ部22aより端部側には生体カバー部材加圧手段としての略球状の加圧部(ガス溜)23が形成されている。
そこで、ガスミスト圧浴を行う際には、袋状の生体圧浴カバー22を広げ、ガスミスト圧浴を行う使用者の局所とともに、一端がガスミスト生成装置21に接続されたガスミスト供給管24を挿入する。そして生体圧浴カバー22内の空気をできるだけ抜いた状態で止着部25を止着し、生体圧浴カバー22内を略密閉状態とする。次いでガスミスト生成装置21からのガスミストをガスミスト供給管24から供給し、必要最小限のガスミストが生体圧浴カバー22内に溜まったところでガスミスト生成装置21からのガスミストの供給を停止する。そして、生体圧浴カバー22の加圧部23を押し潰すように押圧することで加圧部23内のガスミストをガスミスト貯留部26側に排出し、生体圧浴カバー22内を適度(約1.02気圧〜2.5気圧)に加圧する。これにより、生体圧浴カバー22内に充填されたガスミストを効率よく皮膚又は粘膜から吸収させることができる。
なお、加圧部23には専用のカバーを設けるようにしても良い。図5は、本発明の第2の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の変形例を示す全体概略図である。図5に示すように、加圧部23にゴム等の可撓性及び弾性を有する略球状の加圧部用カバー23aを被せる。このように構成することで、加圧部23の強度の向上と使用感の向上を図ることができる。この加圧部用カバー23aは、加圧部用カバー23aのみ、あるいは加圧部23ごと、生体圧浴カバー22から取り外すことができる構造であっても良い。
上述した本実施形態では、手動で加圧部23を押圧する構成としたが、例えば駆動装置等でこれらを機械的に行うものであっても良い。さらに、ガスミスト圧浴における加圧は、所定のインターバルでパルス状に行うことにより効果が高まるため、加圧部23を一定のリズムで間歇的に押圧させても良い。その際の加圧の間隔は、脈の拍動にほぼ同期させると効果が高くなる。
〔第3の実施形態〕
図6は、本発明の第3の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。なお、本実施形態のガスミスト圧浴装置は、生体圧浴カバーの形状と生体カバー部材加圧手段の構成以外は第1の実施形態と同様の構成を有するものであり、以下ではその説明は省略する。
本実施形態に係るガスミスト圧浴装置30は、図6に示すように、ガスミストを供給するガスミスト生成装置31と、使用者の局所(ここでは例として、人体の手部)を覆ってその部位の皮膚又は粘膜にガスミストを直接接触、吸収させるための袋状の生体圧浴カバー32と、生体圧浴カバー32内に封入されたガスミストを加圧(約1.02気圧〜2.5気圧)する生体カバー部材加圧手段としての押圧リング33とから構成される。
生体圧浴カバー32は、端部32a近傍に押圧リング33を掛けやすいよう、縊れ部32bを有している。押圧リング33は、例えばコイルばねが内蔵されたリングやゴムリング等の弾性部材から構成され、縊れ部32bに掛けられて、生体圧浴カバー32を押圧し、程よく加圧(約1.02気圧〜2.5気圧)する。
そこで、ガスミスト圧浴を行う際には、袋状の生体圧浴カバー32を広げ、ガスミスト圧浴を行う使用者の局所とともに、一端がガスミスト生成装置31に接続されたガスミスト供給管34を挿入する。そして生体圧浴カバー32内の空気をできるだけ抜いた状態で止着部35を止着し、生体圧浴カバー32内を略密閉状態とする。次いでガスミスト生成装置31からのガスミストをガスミスト供給管34から供給し、必要最小限のガスミストがガスミスト貯留部36内に溜まったところでガスミスト生成装置31からのガスミストの供給を停止する。そして、生体圧浴カバー32の縊れ部32bに押圧リング33を掛ける。生体圧浴カバー32内はこの押圧リング33の収縮力により適度に加圧される。これにより、生体圧浴カバー32内に充填されたガスミストを効率よく皮膚又は粘膜から吸収させることができる。
〔第4の実施形態〕
図7は、本発明の第4の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。なお、本実施形態のガスミスト圧浴装置は、生体圧浴カバーの形状と生体カバー部材加圧手段の構成以外は第1の実施形態と同様の構成を有するものであり、以下ではその説明は省略する。
本実施形態に係るガスミスト圧浴装置40は、図7に示すように、ガスミストを供給するガスミスト生成装置41と、使用者の局所(ここでは例として、人体の手部)を覆ってその部位の皮膚又は粘膜にガスミストを直接接触、吸収させるための袋状の生体圧浴カバー42と、生体圧浴カバー42内に封入されたガスミストを加圧(約1.02気圧〜2.5気圧)するためのポンプ(シリンジ)43からなる。また、生体圧浴カバー42の内部には、生体圧浴カバー42内をガスミスト貯留部46(使用者の局所を挿入した側)と加圧部47とに分割するための遮蔽膜42aが設けられている。前述のシリンジ43は、加圧部47に接続する。
遮蔽膜42aは弾性、及び非通気非透湿性を有する素材から構成する。例えばシリコンゴム、ラテックスゴム等が好適である。遮蔽膜42aで区切られたガスミスト貯留部46には使用者の局所を挿入するとともにガスミストを導入し、同じく遮蔽膜42aで区切られた加圧部47にはシリンジ43内の気体が送気される。
そこで、ガスミスト圧浴を行う際には、袋状の生体圧浴カバー42を広げ、ガスミスト貯留部46側にガスミスト圧浴を行う使用者の局所とともに、一端がガスミスト生成装置41に接続されたガスミスト供給管44を挿入する。そしてガスミスト貯留部46内の空気をできるだけ抜いた状態で止着部45を止着し、ガスミスト貯留部46内を略密閉状態とする。また、加圧部47に設けられた接続部47aにシリンジ43の先端を接続し、シリンジ43のシリンダ内の空気を加圧部に送気できるようにする。このとき、加圧部47には予めある程度(遮蔽膜42aがガスミスト貯留部46側に膨張しない程度に)空気を充満させておく。
次いで、ガスミスト生成装置41からのガスミストをガスミスト供給管44からガスミスト貯留部46内に供給し、必要最小限のガスミストが溜まったところでその供給を停止する。そして、シリンジ43のシリンダ内の空気をピストンにより加圧部47内に押し出す。加圧部47内には既に空気が充満しているため、さらにシリンジ43から空気を送出されると加圧状態となり、弾性素材からなる遮蔽膜42aがガスミスト貯留部46側に風船状に膨張する。遮蔽膜42aがガスミスト貯留部46側に膨張すると、ガスミスト貯留部46側の容積が狭められることとなり、ガスミスト貯留部46が加圧状態(約1.02気圧〜2.5気圧)となる。これにより、生体圧浴カバー42内に充填されたガスミストを効率よく皮膚又は粘膜から吸収させることができる。
上述した本実施形態では、手動でシリンジ43から加圧部47に空気を送出する構成としたが、例えば駆動装置等でこれらを機械的に行うものであってもよい。さらに、ガスミスト圧浴における加圧は、所定のインターバルでパルス状に行うことにより効果が高まるため、シリンジ43から一定のリズムで間歇的に加圧部47に送気させても良い。その際の加圧の間隔は、脈の拍動にほぼ同期させると効果が高くなる。
〔第5の実施形態〕
図8は、本発明の第5の実施形態に係るガスミスト圧浴装置の全体概略図である。なお、本実施形態のガスミスト圧浴装置は、生体圧浴カバーの形状とガスミスト生成装置、生体カバー部材加圧手段の構成以外は第1の実施形態と同様の構成を有するものであり、以下ではその説明は省略する。
本実施形態に係るガスミスト圧浴装置50は、図8に示すように、ガスミストを供給するガスミスト生成装置51と、使用者の局所(ここでは例として、人体の手部)を覆ってその部位の皮膚又は粘膜にガスミストを直接接触、吸収させるための袋状の生体圧浴カバー52と、この生体圧浴カバー52と接続部53aを介して接続される生体カバー部材加圧手段としての送気部53とから構成される。本実施形態の袋状の生体圧浴カバー52には、送気部53と連通する開口が設けられており、その開口は接続部53aにより送気部53と接続されている。
送気部53にはガスミスト供給口53bが形成されている。このガスミスト供給口53bには、ガスミスト生成装置51が直接接続されている。このガスミスト生成装置51は、例えば、二流体ノズルから構成される。二流体ノズルは、液体と気体(ここでは、炭酸ガス、酸素、又は炭酸ガスと酸素の混合ガス)とを混合し、液体を微細なミスト状にして気体とともに噴霧するノズルである。図8に示すように、本実施形態のガスミスト生成装置51は、ガス供給手段59Aと液体供給手段59Bとが接続されている。このとき供給される液体は、約40〜70℃であるのが好適である。
また、上述のようにガスミストの生成に用いられる液体は、水、イオン水、生理食塩水のほか、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、抗インフルエンザウィルス剤等の、使用者の疾患、症状等に有効な薬液を用いるのが良い。この液体にはさらに、清涼作用のあるメンソールや、血行を促進させるビタミンE、皮膚組織に吸収されやすく美肌効果の高いビタミンC誘導体、皮膚の角化作用を正常にし粘膜を保護するレチノール、粘膜への刺激を和らげるための麻酔薬、臭気を除去するためのシクロデキストリン、殺菌、消炎効果のある光触媒とアパタイトの複合体、保水力に優れ肌の保湿効果を有するヒアルロン酸、細胞を活性化し免疫力を向上させるコエンザイムQ10、抗酸化物質や多量の栄養素を含むシードオイル、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用、鎮痛・麻酔作用、免疫作用等を有するプロポリス等を単独あるいは複数組み合わせて混合して、ガスの生理作用との相乗効果を生じさせることも可能である。さらに、炭酸塩と有機酸を主成分とする高濃度炭酸泉剤(有効成分の一例としては、硫酸塩、炭酸塩、有機酸、ジクロロイソシアヌル酸ナトリウム)を添加しても良い。
生体圧浴カバー52と送気部53の接続部53a、及び、ガスミスト供給口53bには、ガスミストの逆流を防ぐための逆止弁58a、58bが形成されている。
そこで、ガスミスト圧浴を行う際には、ガス供給手段59A及び液体供給手段59Bとが接続されたガスミスト生成装置51を送気部53のガスミスト供給口53bに接続する。次いで、送気部53の接続部53aに生体圧浴カバー52を接続する。このとき、送気部53内の空気はできるだけ抜いておく。次に、袋状の生体圧浴カバー52を広げ、ガスミスト圧浴を行う使用者の局所を挿入する。そして生体圧浴カバー52内の空気をできるだけ抜いた状態で止着部55を止着し、生体圧浴カバー52内を略密閉状態とする。次に、ガス供給手段59Aと液体供給手段59Bからガスと液体をガスミスト生成装置51に供給する。ガスミスト生成装置51はガスミストを送気部53内に噴霧する。次いで送気部53を押圧することによりガスミストを適度に生体圧浴カバー52内のガスミスト貯留部56へ送り、必要最小限のガスミストがガスミスト貯留部56及び送気部53に溜まったところで、ガス供給手段59Aと液体供給手段59Bからのガスと液体の供給を停止する。そして、送気部53を押し潰すように押圧することで押圧部53内の炭酸ガスとミストをガスミスト貯留部56側に排出し、生体圧浴カバー52内を適度(約1.02気圧〜2.5気圧)に加圧する。これにより、生体圧浴カバー52内に充填されたガスミストを効率よく皮膚又は粘膜から吸収させることができる。
なお、生体圧浴カバー52と送気部53とは、一体に形成されたものであっても良い。
上述した実施形態では、手動で送気部53を押圧する構成としたが、例えば駆動装置等でこれらを機械的に行うものであっても良い、さらに、ガスミスト圧浴における加圧は、所定のインターバルでパルス状に行うことにより効果が高まるため、送気部53を良い。その際の加圧の間隔は、脈の拍動にほぼ同期させると効果が高くなる。
上記第1乃至第4の実施形態では、ガスミストを供給するための管を生体圧浴カバーの開口から挿入して止着部で固定しガスミストを生体圧浴カバー内に導入する構成としたが、本発明はこれに限定されず、例えば図8のように予め生体圧浴カバー(ガスミスト貯留部)にガスミスト供給口61を設けておき、ここにガスミスト供給管を接続するような構成としても良い。このときガスミスト供給口61には内部に逆止弁を設けるようにする。
また、上記実施形態では図示を省略したが、生体圧浴カバーや生体カバー部材加圧手段内には、ガスの濃度計(炭酸ガス濃度計、酸素濃度計等)や圧力計を挿入するようにしても良い。
以上のように構成したため、本発明のガスミスト圧浴装置は、ガスミストを生体圧浴カバー全体に充満させる必要がなく、挿入される生体の部位に合わせてその都度調整できるため、ガスの使用量を最小限に抑えながら効果の高いガスミスト圧浴を行うことができる。
また、非常にシンプルな構造を有しているため、誰でも簡単に使用できる上に、大掛かりな設備を必要とせず使用の場所を選ぶこともない。従来に比べて製造コストも低減させることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明は、炭酸ガス、酸素、又は炭酸ガスと酸素の混合ガスと液体とを粉砕溶解したガスミストを生体の皮膚又は粘膜に直接接触させて血液循環を改善させるためのガスミスト圧浴装置に関し、産業上の利用可能性を有する。
10、20、30、40、50 ガスミスト圧浴装置
11、21、31、41、51 ガスミスト生成装置
12、22、32、42、52 生体圧浴カバー
12a、32a 端部
12b、12b−1、12b−2 リブ
13 狭窄リング
14、24、34、44 ガスミスト供給管
14B ジャバラ状の管
15、25、35、45、55 止着部
16、26、36、46、56 ガスミスト貯留部
22a、32b 縊れ部
23、47 加圧部
23a 加圧部用カバー
33 押圧リング
42a 遮蔽膜
43 シリンジ
47a、53a 接続部
53 送気部
53b ガスミスト供給口
58a、58b 逆止弁
59A ガス供給手段
59B 液体供給手段
61 ガスミスト供給口

Claims (19)

  1. 所定値以上の濃度の炭酸ガスを生体の皮膚及び粘膜に接触させることにより、血管を拡張させ血液循環を改善させるための装置であって、
    炭酸ガスを供給する炭酸ガス供給手段と、
    水供給源から供給される水及び前記炭酸ガス供給手段から供給される炭酸ガスから炭酸ガスミストを生成し、当該炭酸ガスミストを供給するガスミスト発生装置と、
    前記生体の皮膚又は粘膜を覆い、前記ガスミスト発生装置から供給される前記炭酸ガスミストを内部に封入して前記生体の皮膚に直接接触させる袋状の生体カバー部材と、
    前記炭酸ガスミストが充填された前記生体カバー部材内の炭酸ガスミストを加圧する生体カバー部材加圧手段と、
    から構成され、
    前記生体カバー部材加圧手段は、前記生体カバー部材の端部を狭窄する手段を備え、これにより前記炭酸ガスミストが充填されて膨らんだ前記カバー部材内の容積を減少させ、前記生体カバー部材内に封入された前記炭酸ガスミストを所定の圧力値以上に加圧した状態で生体の皮膚及び粘膜に接触させることを特徴とするガスミスト圧浴装置。
  2. 前記生体カバー部材加圧手段がリング部材から構成され、
    該リング部材の中央孔に、前記袋状の生体カバー部材の端部を通し、該生体カバー部材の端部のガスミストを抜きながら、前記リング部材を前記生体カバー部材の生体の挿入部側にスライドさせて前記生体カバー部材内の容積を小さくすることにより加圧を行うことを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  3. 前記生体カバー部材には、前記リング部材のスライド方向に略平行な筋が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のガスミスト圧浴装置。
  4. 前記生体カバー部材加圧手段が、前記袋状の生体カバー部材に連設された中空のガス溜部から構成され、
    該ガス溜部を押圧して該ガス溜部内のガスミストを、前記生体カバー部材の生体の挿入部側に排出することにより加圧を行うことを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  5. 前記ガス溜部を覆う被覆部材をさらに備えることを特徴とする請求項4に記載のガスミスト圧浴装置。
  6. 前記生体カバー部材加圧手段が弾性を有するリング部材から構成され、
    該リング部材の内周により前記生体カバー部材の外周を押圧することにより加圧することを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  7. 前記生体カバー部材加圧手段が、前記袋状の生体カバー部材と連通して設けられる中空の送気部から構成され、
    該送気部には、前記ガスミスト生成手段からのガスミストを前記送気部内に導入するガスミスト供給口と、前記ガスミスト生成手段から供給されたガスミストの逆流を防止する第一の逆止弁と、前記送気部から前記生体カバー部材へ送気されるガスミストの逆流を防止する第二の逆止弁と、が形成され、
    前記送気部を押圧して該送気部内のガスミストを、前記生体カバー部材の生体の挿入部側に排出することにより加圧を行うことを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  8. 前記生体カバー部材には、その開口部にゴム、紐、又は面ファスナーのうち何れか一つ又は複数の組み合わせにより形成される締付手段が設けられており、これにより前記ガスミストの大気中への放散を防止することを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  9. 前記生体カバー部材の、生体の皮膚又は粘膜に接触する面に、該生体の皮膚又は粘膜に対して粘着性を有する貼着手段を一つ又は複数設けることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  10. 前記液体は、水、イオン水、生理食塩水、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、又は抗インフルエンザウィルス剤のうち何れか一つ又は複数の組み合わせであることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  11. 前記液体は、メンソール、ビタミンE、ビタミンC誘導体、レチノール、麻酔薬、シクロデキストリン、光触媒とアパタイトの複合体、ヒアルロン酸、コエンザイムQ10、シードオイル、プロポリス、高濃度炭酸泉剤のうち、何れか一つ又は複数の薬剤が含有された水、イオン水、生理食塩水、抗アレルギー剤、抗炎症剤、解熱鎮痛剤、抗真菌剤、又は抗インフルエンザウィルス剤の何れかであることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  12. 前記ガスミスト生成手段から前記生体カバー部材に供給される前記ガスミストの粒径は、10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  13. 前記生体カバー部材加圧手段による加圧が1.02乃至2.5気圧であることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  14. 前記生体カバー部材加圧手段により、インターバル加圧を行うことを特徴とする請求項1乃至の何れか一項に記載のガスミスト圧浴装置。
  15. 前記生体カバー部材は天然ゴム、シリコンゴム、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、ポリアミド系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン、織布又は不織布のうち何れか一つ又は複数の組み合わせにより形成されることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  16. 前記生体カバー部材は、前記ガスミスト生成手段から供給されるガスミストを前記生体カバー部材内に導入するためのガスミスト供給口を有し、
    該ガスミスト供給口内部には逆止弁が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  17. 前記ガスミスト生成手段が、前記生体カバー部材内へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管が、管内に付着する液滴を除去するためのフィルターを備えることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  18. 前記ガスミスト生成手段が、前記生体カバー部材内へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管の全部又は一部がジャバラ状の管から構成されることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
  19. 前記ガスミスト生成手段が、前記生体カバー部材内へガスミストを供給するためのガスミスト供給管を有し、
    該ガスミスト供給管に、逆止弁を設けることを特徴とする請求項1に記載のガスミスト圧浴装置。
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