JP4992702B2 - ロボットの動作制御装置及びその動作制御方法 - Google Patents

ロボットの動作制御装置及びその動作制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の駆動部毎に指令値を与えて前記複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御するロボットの動作制御装置及びその動作制御方法に関する。
複数の駆動部毎に指令値を与えて複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御する構成がある(例えば特許文献1,2参照)。
特開昭56−76394号公報 特開2002−127053号公報
ところで、上記した構成では、指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として発生する場合がある。この場合、軸毎に発生するサーボ遅れ時間が同じであれば、時間軸での遅れは発生するものの、実際の動作軌跡が目標軌跡から外れることはないが、一方、軸毎に発生するサーボ遅れ時間が異なっていると、時間軸での遅れが発生するのみならず、実際の動作軌跡が目標軌跡から外れてしまうという問題がある。その結果、ロボットの動的精度が低下することになり、ティーチングに要する時間が長期化するという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ロボットの動的精度を向上させることができ、ティーチングに要する時間を短縮することができるロボットの動作制御装置及びその動作制御方法を提供することにある。
請求項1,に記載した発明によれば、複数の駆動部に対応する軸毎に、指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間を比較して軸毎のサーボ遅れ時間が複数の軸の全てで一致するように基準時間を決定し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間と当該決定した基準時間とに基づいて軸毎の補償量を計算し、その決定した軸毎の補償量を反映した指令値を複数の駆動部毎に与えて複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御するようにしたので、軸毎のサーボ遅れ時間が複数の軸の全てで一致するように制御することにより、実際の動作軌跡を目標軌跡に近付けることができ、ロボットの動的精度を向上させることができ、ティーチングに要する時間を短縮することができる。
請求項2,5に記載した発明によれば、決定した軸毎の補償量と計算した軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて軌跡誤差を推定し、その推定した軌跡誤差を判定し、その推定した軌跡誤差が許容値以上であることを判定したときに、ロボットの動作速度を低減させるようにしたので、ロボットの動作を一定範囲内で安定させることができ、周囲設備など対する干渉を極力抑えることができる。
請求項3,6に記載した発明によれば、複数の駆動部に対応する軸毎に、指令値を多項式で補間することで、指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算するようにしたので、サーボ遅れ時間の計算精度を高めることができ、動的精度を確実に向上させることができる。
以下、本発明を、垂直多関節型ロボットの動作を制御する制御装置に適用した一実施形態について、図面を参照して説明する。図1に示すように、産業用ロボット装置としてのロボット装置1は、垂直多関節型ロボット(以下、ロボットと称する)2と、ロボット2の動作を制御する制御装置3(本発明でいう動作制御手段、サーボ遅れ時間計算手段、基準時間決定手段、補償量計算手段、軌跡誤差推定手段、軌跡誤差判定手段、動作速度低下手段)と、制御装置3に接続されているティーチングペンダント4とを備えて構成されている。
ロボット2は、例えば6軸の垂直多関節を有するロボットであり、ベース5と、ベース5に水平方向に旋回可能に支持されているショルダ部6と、ショルダ部6に上下方向に旋回可能に支持されている下アーム7と、下アーム7に上下方向に旋回可能に支持されている第1の上アーム8と、第1の上アーム8の先端部に捻り回転可能に支持されている第2の上アーム9と、第2の上アーム9に上下方向に回転可能に支持されている手首10と、手首10に回転(捻り動作)可能に支持されているフランジ11とを備えて構成されている。
上記したベース5を含め、ショルダ部6、下アーム7、第1の上アーム8、第2の上アーム9、手首10及びフランジ11は、ロボット2におけるリンク(本発明でいう駆動部)として機能し、ベース5を除く各リンクは、下段のリンクに対して回転関節により回転可能に連結されている。最先端のリンクであるフランジ11は、ワークを把持するためのハンド(図示せず)が取付け可能になっている。また、リンク同士を連結する回転関節には前段のリンク側に固定されているモータの回転を減速して次段のリンクに伝達する減速装置が設けられている。
尚、本実施形態では、第1のリンクであるベース5と第2のリンクであるショルダ部6との間を連結する回転関節の関節軸を第1軸、第2のリンクであるショルダ部6と第3のリンクである下アーム7との間を連結する回転関節の関節軸を第2軸、第3のリンクである下アーム7と第4のリンクである第1の上アーム8との間を連結する回転関節の関節軸を第3軸、第4のリンクである第1の上アーム8と第5のリンクである第2の上アーム9との間を連結する回転関節の関節軸を第4軸、第5のリンクである第2の上アーム9と第6のリンクである手首10との間を連結する回転関節の関節軸を第5軸、第6のリンクである手首10と第7のリンクであるフランジ11との間を連結する回転関節の関節軸を第6軸として図示している。
ロボット2の動作を制御する制御装置3は、図2に示すように、CPU12と、駆動回路13と、位置検出回路14とを備えて構成されている。CPU12には、ロボット2全体のシステムプログラムや動作プログラムを作成するためのロボット言語などを記憶するROM15及びロボット2の動作プログラムなどを記憶するRAM16が接続されていると共に、ティーチング作業を行なう際に使用するティーチングペンダント4が接続されている。ティーチングペンダント4は、図1に示すように、各種の操作部4a及び表示器4bを備えて構成されている。
位置検出回路14は、ショルダ部6、各アーム7〜9、手首10及びフランジ11の位置を検出するためのもので、ショルダ部6、各アーム7〜9、手首10及びフランジ11の駆動源であるモータ17に設けられているロータリエンコーダ18が接続されている。位置検出回路14は、ロータリエンコーダ18から入力する検出信号に基づいてベース5に対するショルダ部6の回転角度、ショルダ部6に対する下アーム7の回転角度、下アーム7に対する第1の上アーム8の回転角度、第1の上アーム8に対する第2の上アーム9の回転角度、第2の上アーム9に対する手首10の回転角度、手首10に対するフランジ11の回転角度を検出し、それら検出した位置検出情報をCPU12に出力する。そして、CPU12は、動作プログラムに基づいてショルダ部6、各アーム7〜9、手首10及びフランジ11を動作させる際に、位置検出回路14から入力する位置検出情報をフィードバック信号としてそれらの動作を制御する。
各リンクには、図1に示すように、3次元の座標が規定されている。このうち、床面に据え付けられるベース5の座標系は、不動の座標系としてロボット2の基準座標とされるものであり、ベース5の下端中心を原点とし、水平方向の2つの座標軸Xb,Yb及び垂直方向の1つの座標軸Zbが規定されている。他のリンクの座標系は、各回転関節の回転により基準座標上での位置と向きが変化し、CPU12は、位置検出回路14から入力するショルダ部6、各アーム7〜9、手首10、フランジ11の各回転関節の位置検出情報と予め記憶されている各関節の長さ情報とに基づいて各関節の座標の位置と向きとを座標変換の計算機能により基準座標上での位置と向きとに変換して認識する。
また、上記した各関節の座標系のうちフランジ11の座標系は、フランジ11の先端面の回転中心を原点とし、フランジ11の先端面上で2つの座標軸Xm,Ym及びフランジ11の回転軸上で1つの座標軸Zmが規定されている。尚、これら座標軸Xm,Ym,Zmに対する回転角はヨー角RX、ピッチ角RY、ロール角RZで表される。
次に、上記した構成の作用について、図3及び図4を参照して説明する。
制御装置3において、CPU12は、ロボット2に動作指令を与えるときに、軸毎に指令値を計算し(ステップS1)、その計算した指令値を各軸のサーボ(駆動部)に出力する(ステップS2)。ここで、ロボット2は、制御装置3から指令値を入力すると、その入力した指令値に基づいてショルダ部6、各アーム7〜9、手首10及びフランジ11の駆動源であるモータ17が作動し、それらショルダ部6、各アーム7〜9、手首10及びフランジ11の駆動源であるモータ17が動作する。
制御装置3において、CPU12は、各軸の角度を検出することで実際の動作軌跡を計算し(ステップS3)、各軸について指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算する(ステップS4)。つまり、CPU12は、図4に示すように、例えば第2軸及び第3軸について説明すると、目標速度に対する実速度の遅れ時間を計算し、第2軸については「ta−t2」に相当する時間「T2」を時刻「ta」におけるサーボ遅れ時間として計算し、第3軸については「ta−t3」に相当する時間「T3」を時刻「ta」におけるサーボ遅れ時間として計算する。尚、CPU12は、軸毎に指令値を多項式で補間することで、指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算し、サーボ遅れ時間の計算精度を高めるようにしている。
次いで、CPU12は、それら計算した軸毎のサーボ遅れ時間を比較して軸毎のサーボ遅れ時間が複数の軸の全てで一致するように基準時間(基準値)を決定する(ステップS5)。つまり、CPU12は、上記した例えば第2軸及び第3軸について説明すると、図4に示した状態では、第2軸のサーボ遅れ時間である「T2」と第3軸のサーボ遅れ時間「T3」とを比較し、第2軸のサーボ遅れ時間の方が第3軸のサーボ遅れ時間よりも短いことから、第2軸のサーボ遅れ時間を基準時間として決定する。尚、CPU12は、このように最短のサーボ遅れ時間を基準時間として決定するのではなく、例えば両者の平均に相当する時間などの別の時間を基準時間として決定しても良い。
次いで、CPU12は、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間と当該決定した基準時間とに基づいて軸毎の補償トルク(補償量)を計算する(ステップS6)。そして、CPU12は、計算した軸毎の補償トルクと軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて軌跡誤差を推定し(ステップS7)、その推定した軌跡誤差が予め設定した許容値以上であるか否かを判定する(ステップS8)。
ここで、CPU12は、推定した軌跡誤差が許容値以上でない(許容値未満である)と判定すると(ステップS8にて「NO」)、補償トルクを反映した指令値を各軸のサーボに出力し、サーボ遅れ時間が全ての軸で一致するように、つまり、軸間のサーボ遅れ時間の差が消滅するように、フィードバック制御し(ステップS9)、上記したステップS3に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。尚、CPU12は、フィードバック制御として、P制御(比例制御)、PI制御(比例積分制御)或いはPID制御(比例積分微分制御)を行う。一方、CPU12は、推定した軌跡誤差が許容値以上であると判定すると(ステップS8にて「YES」)、動作速度を低減させ(ステップS10)、上記したステップS3に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。尚、以上は、第2軸と第3軸との2軸について説明したが、他の軸同士についても同様であり、3軸以上についても同様である。
以上に説明したように本実施形態によれば、軸毎に指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間を比較して軸毎のサーボ遅れ時間が複数の軸の全てで一致するように基準時間を決定し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間と当該決定した基準時間とに基づいて軸毎の補償トルクを計算し、その計算した軸毎の補償トルクを反映した指令値を各軸のサーボに出力してロボット2の動作を制御するようにしたので、実際の動作軌跡を目標軌跡に近付けることができ、ロボット2の動的精度を向上させることができ、ティーチングに要する時間を短縮することができる。
また、計算した軸毎のサーボ遅れ時間のうち最短のサーボ遅れ時間を基準時間として決定するようにしたので、時間軸での遅れを極力抑えることができる。また、計算した軸毎の補償トルクと計算した軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて軌跡誤差を推定し、その推定した軌跡誤差が許容値以上であることを判定すると、ロボット2の動作速度を低減させるようにしたので、ロボットの動作を一定範囲内で安定させることができ、周囲設備など対する干渉を極力抑えることができる。
さらに、軸毎に指令値を多項式で補間することで、指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算するようにしたので、サーボ遅れ時間の計算精度を高めることができ、ロボット2の動的精度を確実に向上させることができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形又は拡張することができる。
垂直多関節型ロボットは、6軸のものに限られない。
本発明の一実施形態を示すもので、産業用ロボット装置の斜視図 機能ブロック図 フローチャート サーボ遅れ時間を概略的に示す図
符号の説明
図面中、2は垂直多関節型ロボット(ロボット)、3は制御装置(動作制御手段、サーボ遅れ時間計算手段、基準時間決定手段、補償量計算手段、軌跡誤差推定手段、軌跡誤差判定手段、動作速度低下手段)、6はショルダ部(駆動部)、7〜9はアーム(駆動部)、10は手首(駆動部)、11はフランジ(駆動部)である。

Claims (6)

  1. 複数の駆動部毎に指令値を与えて前記複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御する動作制御手段を備えたロボットの動作制御装置において、
    前記複数の駆動部に対応する軸毎に、前記指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算するサーボ遅れ時間計算手段と、
    前記サーボ遅れ時間計算手段により計算された軸毎のサーボ遅れ時間を比較して軸毎のサーボ遅れ時間が複数の軸の全てで一致するように基準時間を決定する基準時間決定手段と、
    前記サーボ遅れ時間計算手段により計算された軸毎のサーボ遅れ時間と前記基準時間決定手段により決定された基準時間とに基づいて軸毎の補償量を計算する補償量計算手段とを備え、
    前記サーボ遅れ時間計算手段は、時刻taにおける指令値からモデル化して算出される目標速度、及び前記時刻taにおける前記複数の駆動部に対応する軸の実速度に基づいて、前記時刻taと、前記モデル化した目標速度において前記時刻taにおける前記実速度に相当する指令値が出力された時刻tとの差をサーボ遅れ時間として算出し、
    前記補償量計算手段は、前記複数の駆動部に対応する軸の前記サーボ遅れ時間の平均値を基準時間Tとして、この基準時間Tと前記複数の駆動部に対応する軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて前記補償量を算出し、
    前記動作制御手段は、前記補償量計算手段により計算された軸毎の補償量を反映した指令値を前記複数の駆動部毎に与えて前記複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御することを特徴とするロボットの動作制御装置。
  2. 請求項1に記載したロボットの動作制御装置において、
    前記補償量計算手段により計算された軸毎の補償量と前記サーボ遅れ時間計算手段により計算された軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて軌跡誤差を推定する軌跡誤差推定手段と、
    前記軌跡誤差推定手段により推定された軌跡誤差を判定する軌跡誤差判定手段と、
    前記軌跡誤差推定手段により推定された軌跡誤差が許容値以上であることを前記軌跡誤差判定手段が判定したときに、前記ロボットの動作速度を低減させる動作速度低下手段とを備えたことを特徴とするロボットの動作制御装置。
  3. 請求項1又は2に記載したロボットの動作制御装置において、
    前記サーボ遅れ時間計算手段は、前記複数の駆動部に対応する軸毎に、前記指令値を多項式で補間することで、前記指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算することを特徴とするロボットの動作制御装置。
  4. 複数の駆動部毎に指令値を与えて前記複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御する方法において、
    前記複数の駆動部に対応する軸毎に、時刻taにおける前記指令値に対してモデル化して算出される目標速度と前記時刻taにおける前記複数の駆動部に対応する軸の実際の動作速度とに基づいて、前記時刻taと、前記モデル化した目標速度において前記時刻taにおける前記実際の動作速度に相当する指令値が出力された時刻tとの差をサーボ遅れ時間として計算し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間の平均値を基準時間Tとして決定し、その計算した軸毎のサーボ遅れ時間と当該決定した基準時間とに基づいて軸毎の補償量を計算し、その決定した軸毎の補償量を反映した指令値を前記複数の駆動部毎に与えて前記複数の駆動部を連動させることでロボットの動作を制御することを特徴とするロボットの動作制御方法。
  5. 請求項4に記載したロボットの動作制御方法において、
    決定した軸毎の補償量と計算した軸毎のサーボ遅れ時間とに基づいて軌跡誤差を推定し、その推定した軌跡誤差を判定し、その推定した軌跡誤差が許容値以上であることを判定したときに、前記ロボットの動作速度を低減させることを特徴とするロボットの動作制御方法。
  6. 請求項4又は5に記載したロボットの動作制御方法において、
    前記複数の駆動部に対応する軸毎に、前記指令値を多項式で補間することで、前記指令値に対する目標軌跡と実際の動作軌跡との差をサーボ遅れ時間として計算することを特徴とするロボットの動作制御方法。
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