JP4990097B2 - 面付錠のハンドル付勢機構 - Google Patents
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Description
本発明の請求項1記載の面付錠100のハンドル付勢機構は、扉面37に固定された錠ケース21bから進退するラッチ25の先端を扉開閉端32から突出させて被係止体17に係止することで扉11を開扉規制する面付錠100のハンドル付勢機構であって、
前記錠ケース21bを軸部35が貫通して回動自在となる開閉操作部材23A,23Bと、
前記錠ケース21b内における前記軸部35に固定されるカム板41と、
該カム板41と前記錠ケース21bとに渡って配設され該カム板41を前記軸部35の回転操作方向と反対方向に付勢するカム板用捩りコイルバネ57と、
前記錠ケース21b内に前記軸部35と同方向で立設される揺動軸75に基端が回動自在に支持され揺動先端で前記ラッチ25を錠ケース21b内後退方向へ引き込む増幅揺動アーム77と、
基端が前記カム板41に回動自在に固定されるとともに先端が該増幅揺動アーム77に回動自在に固定され前記カム板41と同方向に該増幅揺動アーム77を回転させる連結アーム83と、
前記増幅揺動アーム77と前記錠ケース21bとに渡って配設され前記増幅揺動アーム77を、前記カム板用捩りコイルバネ57の回転付勢方向と同方向で付勢する揺動アーム用捩りコイルバネ79と、
を具備したことを特徴とする。
図1は本発明に係るハンドル付勢機構を備えた面付錠の室内側から視た斜視図、図2は図1に示した面付錠の取り付けられた全面ガラス扉を室外側から視た正面図、図3は図1に示した面付錠を室外側から視た斜視図である。
本実施の形態による面付錠のハンドル付勢機構は、開閉体である例えば両開きの全面ガラス扉に好適に用いることができる。この他、当該ハンドル付勢機構は、片開きの全面ガラス扉、両開き・片開きのスチール扉等に用いても好適なものである。本実施の形態では、当該ハンドル付勢機構を備えた図1に示す面付錠100が両開きの全面ガラス扉11(11a,11b)に設けられる例を説明する。
室内側ケース21b内には開口53を介して軸部35が挿通され、挿通された軸部35にはカムボス55が外挿される。カムボス55の外周にはカム板41の貫通穴43が外挿される。カム板41は、後述する増幅揺動アーム77と連結アーム83とで連動機構部40を構成している。このカム板41は、板金材よりなる一対の板材を平行に折り曲げて形成される。また、カム板41にはカム板用捩りコイルバネ57が内設され、カム板用捩りコイルバネ57はカムボス55に外挿され、一端が起立ピン51に支持されるとともに、他端がカム板41の切欠41aに支持され、カム板41を図4の時計回りに付勢している。カム板41の外周には凹所を挟んで回転規制突起45とストッパ47とが形成され、回転規制突起45とストッパ47とはカム板41が正逆回転することで、室内側ケース21bの内壁49に立設された起立ピン51にそれぞれが当接してカム板41の所定回転角度範囲外の回転を阻止するようになっている。また、起立ピン51には図5に示す消音カラー63が外挿され、消音カラー63はカム板41との接触音を軽減可能としている。
図6は図4に示した面付錠の閉扉状態における内部構成を表す正面図、図7は閉扉直前のラッチ後退途中の被係止体及び面付錠の概略水平断面図、図8は図7の状態における内部構成を表す正面図、図9は閉扉状態における開閉操作部材回転(開放操作)時の内部構成を表す正面図である。
図6に示すように、開扉時にはトリガー31が突出され、このトリガー31の突出によってストッパ突起171aがクリックカム151の回動を規制する。したがって、開扉時にはクリックカム151に連結される施解錠操作部材、すなわちサムターン27や、シリンダ錠29の操作が不能となり、デッドボルトとして働くラッチ25の、開扉時における無用なロック状態での突出が規制されるようになっている。すなわち、開扉時にはラッチ25の後退を規制できなくしている。これにより、全面ガラス扉11bが閉められれば、ラッチ25は常に室内側ケース21b内へと後退することとなる。
また、増幅機構を構成していることから、ラッチ後退のための直線移動距離と、ハンドルの揺動角度分の距離とが異なることから、バネの作用長さが短いので、複数のバネを同軸に組み合わせてバネ性を高めても良い。
17…被係止体
21…錠ケース
23A,23B…開閉操作部材(レバーハンドル)
25…ラッチ
32…扉開閉端
35…軸部
37…扉面
41…カム板
57…カム板用捩りコイルバネ
69…圧縮コイルバネ
75…揺動軸
77…増幅揺動アーム
79…揺動アーム用捩りコイルバネ
83…連結アーム
100…面付錠
Claims (2)
- 扉面に固定された錠ケースから進退するラッチの先端を扉開閉端から突出させて被係止体に係止することで扉を開扉規制する面付錠のハンドル付勢機構であって、
前記錠ケースを軸部が貫通して回動自在となる開閉操作部材と、
前記錠ケース内における前記軸部に固定されるカム板と、
該カム板と前記錠ケースとに渡って配設され該カム板を前記軸部の回転操作方向と反対方向に付勢するカム板用捩りコイルバネと、
前記錠ケース内に前記軸部と同方向で立設される揺動軸に基端が回動自在に支持され揺動先端で前記ラッチを錠ケース内後退方向へ引き込む増幅揺動アームと、
基端が前記カム板に回動自在に固定されるとともに先端が該増幅揺動アームに回動自在に固定され前記カム板と同方向に該増幅揺動アームを回転させる連結アームと、
前記増幅揺動アームと前記錠ケースとに渡って配設され前記増幅揺動アームを、前記カム板用捩りコイルバネの回転付勢方向と同方向で付勢する揺動アーム用捩りコイルバネと、
を具備したことを特徴とする面付錠のハンドル付勢機構。 - 前記ラッチが、該ラッチと前記錠ケースとに渡って配設された圧縮コイルバネによって前記錠ケースから突出する方向に付勢されることを特徴とする請求項1記載の面付錠のハンドル付勢機構。
Priority Applications (1)
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JP2007281949A JP4990097B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 面付錠のハンドル付勢機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007281949A JP4990097B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 面付錠のハンドル付勢機構 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2009108598A JP2009108598A (ja) | 2009-05-21 |
JP4990097B2 true JP4990097B2 (ja) | 2012-08-01 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007281949A Expired - Fee Related JP4990097B2 (ja) | 2007-10-30 | 2007-10-30 | 面付錠のハンドル付勢機構 |
Country Status (1)
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- 2007-10-30 JP JP2007281949A patent/JP4990097B2/ja not_active Expired - Fee Related
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