JP4989534B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、フレキシブルプリント回路基板(FPC)用、およびフレキシブルフラットケーブル(FFC)用のコネクタに関するコネクタ。
この種の従来のコネクタとして、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。特許文献1のコネクタは、図6、図7に示すように、基板150上に固定されるインシュレータ110と、スライダ120とから構成されている。インシュレータ110には、基板150上の回路にそれぞれが接続されたコンタクト群111が固定されており、このコンタクト群111にFPC130側端子となるランド群131を接触させることで、電気的に接続する。そして、コンタクト群111とランド群131とを圧接保持するために、FPC130とインシュレータ110との間にスライダ120を挿入してランド群131をコンタクト群111に押付ける構成となっている。
特開2002−231346号公報
しかしながら、特許文献1のコネクタ100の構造は、インシュレータ110内にコンタクト群とFPC130とスライダ120とを重ねる構造となるため、厚さ方向の寸法が大きくなる問題がある。
また、FPC130は、薄く柔軟性が高いため、インシュレータ110内のコンタクト群とFPC130のランド群とを正しい位置で接触させつつ、スライダ120を組付けるにはノウハウや経験が必要である。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、厚さ方向の寸法を大きくすることなく、FPC/FFCの接続作業を容易にできるコネクタを提供することを目的とする。
請求項1の発明は、端末部の一面側に硬質な補強板と、この補強板に係止部とを備えたFPC/FFCと、箱形状を有する本体の正面側に開口する端末収容部と、可撓性を有し、係合位置と係合解除位置との間を揺動可能に形成されたロックアームと、端末収容部にFPC/FFCの端末が収容された状態で、補強板の係止部と対向するロックアーム上の部位に、係止部と係合可能に配置された係合部と、ロックアームの正面側に端末収容部に端末部を挿入する方向に対して斜めに形成された係合斜面と、ロックアームに形成される解除受部と、を備えたコネクタハウジングと、コネクタハウジングにスライド自在に配置され、係合解除部を具備するロック解除部材とからなり、端末部を端末収容部に挿入した際に、ロックアームが弾性変形して、係合部が補強板上を乗越えて係止部と係合し、ロックアームが係合位置へ弾性復帰する際の弾性力によって係止部と係合部とを係合保持するとともに、端末部を端末収容部内面に付勢保持し、係止部と係合部とが係合した状態で、ロック解除部材をスライドさせると、係合解除部が解除受部に押接されて、ロックアームが係合位置から係合解除位置に変位し、係止部と係合部との係合が解除されることを特徴とする。
以上説明したように、請求項1の発明によれば、FPC/FFCの端末部が硬質な補強板によって補強されたことで、FPC/FFCの端末部をコネクタハウジングの端末収容部へ正確に挿入することが容易になる。
また、ロックアームを撓ませて、補強板の係止部とロックアームの係合部とを係合保持するので、接続作業が簡潔になるとともに、ロック解除部材をスライドさせることで、係止部と係合部との係合が解除されるので、接続解除作業も簡潔にできる。
端末部とコネクタハウジングとの電気的接触を保持するために別部材を必要としないため、厚さ方向の寸法を小さくすることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜図5は本発明の一実施形態を示し、図1はコネクタを分離した状態を示す斜視図、図2は端末部とコネクタハウジングから分離した状態を示す図1のA−A線に沿った断面図、図3は端末部をコネクタハウジングに挿入する様子を示す図1のA−A線に沿った断面図、図4は端末部がコネクタハウジングに挿入完了した状態を示す図1のA−A線に沿った断面図、図5はロック解除部材を操作した様子を示す図1のA−A線に沿った断面図である。
本願のコネクタ1は、図1に示すように、フレキシブルプリント回路基板(FPC)10、またはフレキシブルフラットケーブル(FFC)の端末部11と、さまざまな装置本体の基板(図示せず)上に配置されるコネクタハウジング20と、コネクタハウジング20にスライド自在に配置されるロック解除部材40とから構成されている。
FPC10、およびFFCは、フィルム状の柔軟性を有する絶縁体上に電気回路、および配線が配索されている。そして、これらFPC/FFC10のコネクタハウジング20に接続される端末部11には、その一面側に硬質な補強板12が配置されている。また、補強板12には、矩形状の凹部からなる係止部13が形成されている。
コネクタハウジング20は、箱形状を有する本体21を備えるとともに、本体21の正面側に開口し、複数のコンタクト23が収容される端末収容部22が形成されている。また、本体21には、ロックアーム30とロック解除部材40が配設されるスライド部24が設けられている。
ロックアーム30は、本体21上面の幅方向両端部に配置され、背面側から正面側に延びる可撓腕部31と、こらら可撓腕部31の端部を連結する連結部32とから構成されている。可撓腕部31は、可撓性を有し、係合位置と係合解除位置との間を揺動可能に形成されている。また、連結部32には、端末収容部22にFPC/FFC10の端末部11が収容された状態で、補強板12の係止部13と対向する部位に、係止部13と係合可能に係合部33が設けられている。連結部32の正面側には、端末収容部22に端末部11を挿入する方向Xに対して斜めに形成された係合斜面34が形成され、連結部32の背面側には、挿入方向Xに対して斜めに形成された解除受部35とが形成されている。
スライド部24は、本体21の端末収容部22よりも背面側に位置し、挿入方向Xに沿って延びる溝形状に形成されている。
ロック解除部材40は、スライド部24の溝形状内にスライド自在に配置され、ロックアーム30の解除受部35と対向する部位に、解除受部35に向かって係合解除部41が突設されている。
次に、図2〜図5を用いて、FPC/FFC10の端末部11をコネクタハウジング20に接続、解除する手順について説明する。まず、端末部11を端末収容部22に向かって配置する(図2)。端末部11が端末収容部22に挿入されると、端末部先端11aが係合斜面34に当接し、可撓腕部31を弾性変形させて係合解除位置へ押し上げ、係合部33が補強板12に乗上げる(図3)。さらに挿入すると、係合部33が補強板12上を乗越えて、端末部11が端末収容部22に配置され、可撓腕部31が弾性復帰し、係合部33と係止部13とが係合し、接続が完了する(図4)。
接続が完了した状態にあるコネクタ1のロック解除部材40を本体21の正面側にスライドすると、係合解除部41が解除受部35に当接し、可撓腕部31を弾性変形させて係合解除位置へ押し上げ、係合部33が補強板12に乗上げ、係止部13と係合部33との係合が解除される(図5)。この状態のまま、FPC/FFC10の端末部11を引き抜くとコネクタハウジング20とFPC/FFC10の端末部11とが分離し、接続が解除される。
上記構成のコネクタでは、FPC/FFCの端末部が硬質な補強板によって補強されたことで、FPC/FFCの端末部をコネクタハウジングの端末収容部へ正確に挿入することが容易になる。
また、ロックアームを撓ませて、補強板の係止部とロックアームの係合部とを係合保持するので、接続作業が簡潔になるとともに、ロック解除部材をスライドさせることで、係止部と係合部との係合が解除されるので、接続解除作業も簡潔にできる。
端末部とコネクタハウジングとの電気的接触を保持するために別部材を必要としないため、厚さ方向の寸法を小さくすることができる。
なお、本実施形態では、ロック解除部材をコネクタハウジングの正面側へスライドさせることで係止部と係合部との係合を解除させる構成としたが、コネクタハウジングの幅方向にロック解除部材をスライドさせることで係止部と係合部との係合を解除させる構成としても同様の作用効果が得られる。
また、本実施形態では、補強板に形成した矩形状の凹部を係止部とする構成としたが、このような凹部を形成せずに、補強板の後端を係止部として、係合部を係合させる構成としても同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態を示し、コネクタを分離した状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、端末部とコネクタハウジングから分離した状態を示す図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、端末部をコネクタハウジングに挿入する様子を示す図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、端末部がコネクタハウジングに挿入完了した状態を示す図1のA−A線に沿った断面図である。 本発明の一実施形態を示し、ロック解除部材を操作した様子を示す図1のA−A線に沿った断面図である。 従来例のコネクタを示す分解斜視図である。 従来例のコネクタを組立てた状態で、図6のB−B線に沿った断面図である。
符号の説明
1…コネクタ
10…FPC/FFC
11…端末部
12…補強板
13…係止部
20…コネクタハウジング
21…本体
22…端末収容部
23…コンタクト
30…ロックアーム
33…係合部
34…係合斜面
35…解除受部
40…ロック解除部材
41…係合解除部

Claims (1)

  1. 端末部の一面側に硬質な補強板と、この補強板に係止部とを備えたFPC/FFCと、
    箱形状を有する本体の正面側に開口する端末収容部と、
    可撓性を有し、係合位置と係合解除位置との間を揺動可能に形成されたロックアームと、
    端末収容部にFPC/FFCの端末部が収容された状態で、補強板の係止部と対向するロックアーム上の部位に、係止部と係合可能に配置された係合部と、
    ロックアームの正面側に端末収容部に端末部を挿入する方向に対して斜めに形成された係合斜面と、
    ロックアームに形成される解除受部と、を備えたコネクタハウジングと、
    コネクタハウジングにスライド自在に配置され、係合解除部を具備するロック解除部材とからなり、
    端末部を端末収容部に挿入した際に、ロックアームが弾性変形して、係合部が補強板上を乗越えて係止部と係合し、
    ロックアームが係合位置へ弾性復帰する際の弾性力によって係止部と係合部とを係合保持するとともに、端末部を端末収容部内面に付勢保持し、
    係止部と係合部とが係合した状態で、ロック解除部材をスライドさせると、係合解除部が解除受部に押接されて、ロックアームが係合位置から係合解除位置に変位し、係止部と係合部との係合が解除されることを特徴とするコネクタ。
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